JP7053520B2 - 原子力発電プラント及び原子力発電プラントの制御方法 - Google Patents
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Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
まず、本発明の原子力発電プラントの一実施の形態の構成について図1を用いて説明する。図1は本発明の原子力発電プラントの一実施の形態の概略構成を示す系統図である。なお、図1中、破線は電気油圧式制御装置の信号線を示している。
なお、本発明は上述した一実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施形態は本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
Claims (5)
- 蒸気を発生させる原子炉と、
前記原子炉で発生した蒸気により駆動する蒸気タービンと、
前記蒸気タービンに連結された発電機と、
前記原子炉と前記蒸気タービンとを接続する主蒸気配管と、
前記主蒸気配管に設けられた蒸気加減弁と、
前記主蒸気配管における前記蒸気加減弁よりも上流側から分岐して前記蒸気タービンを迂回するタービンバイパス配管と、
前記タービンバイパス配管に設けられたバイパス弁と、
前記主蒸気配管における前記蒸気加減弁よりも上流側から分岐した入口配管と前記入口配管から二股に分岐して前記主蒸気配管における前記蒸気加減弁よりも下流側の部分及び前記タービンバイパス配管における前記バイパス弁よりも下流側の部分にそれぞれ接続された第1出口配管及び第2出口配管とで構成された分流配管と、
前記分流配管の分岐部に設けられた三方弁とを備え、
前記三方弁は、前記入口配管から前記第1出口配管へ分流する蒸気流量と前記第2出口配管へ分流する蒸気流量の分配比率を調整するように構成されている
ことを特徴とする原子力発電プラント。 - 請求項1に記載の原子力発電プラントにおいて、
前記蒸気タービンの回転速度を検出する速度検出器と、
前記原子炉内の圧力に対応する圧力を検出する圧力検出器と、
前記蒸気加減弁及び前記バイパス弁の開度を制御すると共に、前記三方弁における前記第1出口配管側と前記第2出口配管側の開口比率を制御する制御装置とを更に備え、
前記制御装置は、運転モードが前記発電機の出力を負荷変動に応じて追従させる負荷追従運転の場合、
前記蒸気加減弁の開度を予め設定された開度に固定し、
前記三方弁における前記第1出口配管側と前記第2出口配管側の開口比率を、前記速度検出器が検出した速度検出値と予め設定された速度設定値との偏差に基づき調整し、
前記圧力検出器が検出した圧力検出値と予め設定された圧力設定値との偏差に基づき前記バイパス弁の開度を調整する
ことを特徴とする原子力発電プラント。 - 請求項2に記載の原子力発電プラントにおいて、
前記制御装置は、運転モードが前記原子炉内の圧力を一定に維持することを優先する通常運転の場合、
前記バイパス弁の開度を予め設定された開度に固定し、
前記三方弁における前記第1出口配管側と前記第2出口配管側の開口比率を予め設定された開口比率に固定し、
前記圧力検出器が検出した圧力検出値と予め設定された圧力設定値との偏差に基づき前記蒸気加減弁の開度を調整する
ことを特徴とする原子力発電プラント。 - 原子炉で発生した蒸気を蒸気タービンに導く主蒸気配管に設けられた蒸気加減弁と、
前記主蒸気配管における前記蒸気加減弁よりも上流側から分岐して前記蒸気タービンを迂回するタービンバイパス配管に設けられたバイパス弁と、
前記主蒸気配管の前記蒸気加減弁よりも上流側を流れる蒸気の一部を前記蒸気加減弁及び前記バイパス弁を介さずに前記主蒸気配管の前記蒸気加減弁よりも下流側と前記タービンバイパス配管の前記バイパス弁よりも下流側とに分流させる分流配管の分岐部に設けられた三方弁とを備える原子力発電プラントの制御方法であって、
運転モードが発電機出力を負荷変動に応じて追従させる負荷追従運転である場合、
前記蒸気加減弁の開度を予め設定された開度に固定することで、前記蒸気加減弁を通過して前記蒸気タービンに導入される蒸気流量を一定とし、
前記三方弁を介して前記主蒸気配管と前記タービンバイパス配管とに分流する蒸気流量の分配比率を調整することで、前記分流配管を介して前記主蒸気配管に合流して前記蒸気タービンに導入される蒸気流量を変動させて前記蒸気タービンの回転速度に応じたタービン出力に制御し、
前記バイパス弁の開度を調整することで、前記バイパス弁を通過して前記蒸気タービンを迂回する蒸気流量を変動させて前記原子炉内の圧力を一定に維持する
ことを特徴とする原子力発電プラントの制御方法。 - 請求項4に記載の原子力発電プラントの制御方法において、
運転モードが前記原子炉内の圧力を一定に維持することを優先する通常運転の場合、
前記バイパス弁の開度を予め設定された開度に固定することで、前記バイパス弁を通過して前記蒸気タービンを迂回する蒸気流量を一定とし、
前記三方弁を介して前記主蒸気配管と前記タービンバイパス配管とに分流する蒸気流量の分配比率を固定することで、前記分流配管を介して前記主蒸気配管に合流して前記蒸気タービンに導入される蒸気流量及び前記タービンバイパス配管に合流して前記蒸気タービンを迂回する蒸気流量を一定とし、
前記蒸気加減弁の開度を調整することで、前記蒸気加減弁を通過して前記蒸気タービンに導入される蒸気流量を変動させて前記原子炉内の圧力を一定に維持する
ことを特徴とする原子力発電プラントの制御方法。
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JP2019028762A JP7053520B2 (ja) | 2019-02-20 | 2019-02-20 | 原子力発電プラント及び原子力発電プラントの制御方法 |
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