JP7053181B2 - 航空機動き評価システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本開示の諸実施形態は一般に、飛行中に航空機の動きを評価するためのシステムおよび方法に関し、より具体的には、離陸、着陸、および乱気流の期間において体験するような、飛行中の動きの効果を評価するためのシステムおよび方法に関する。
商用航空機は、様々な位置の間で乗客を輸送するために使用される。航空機が離陸し着陸すると、例えば、滑走路に沿って移動する際に航空機の動きに起因して、内部客室の部分が振動し、雑音を生成することがある。さらに、航空機が空中にあるとき、航空機が乱気流を受けるときに、当該内部客室の当該部分が、振動し雑音を生成することがある。
一般に、離陸、着陸、および乱気流の期間における(垂直移動または水平シフトのような)航空機の動きは、加速度計のような搭載された動きセンサの利用を通じて検出される。例えば、航空機に搭載された1つまたは複数の加速度計は、航空機が乱気流を体験すると高度の変化率を検知する。
航空機に搭乗する乗客は、航空機の動きの影響を体験する。例えば、航空機の動きが、内部客室の部分を振動させ、または、雑音を生成させるかもしれない。当該乗客は、当該振動を感じ、当該生成された雑音を聞くかもしれない。
しかし、航空機の異なる部分内の乗客はしばしば、例えば、航空機の他の部分内の乗客と異なって乱気流の影響を体験する。1例として、航空機の前部での乱気流の影響(例えば、内部客室内で生成された振動および雑音)は、航空機の機尾部分でよりもあまり発生しない。さらに、(同一の座席列内のような)航空機の同一の部分内の異なる乗客は、特定の乗客が航空機内の動きに対してより大きなまたは小さい許容度を有しうるので、他の乗客と異なって乱気流の影響を体験するかもしれない。
乱気流の期間の間またはその後に、特定の乗客が当該乱気流の影響に関する自己の心配を乗務員に伝えるかもしれない。しかし、様々な他の乗客は、乱気流の期間中に自分がどのように感じたかを他人に言わないことを選択するかもしれない。それでも、航空機上の乱気流の影響に関する乗客の意見は、乗客満足、航空機保守、将来航空機開発等に関する貴重な情報を提供しうる。
航空機上の動きの乗客評価を効率的に決定するためのシステムおよび方法に対するニーズが存在する。航空機の内部客室の異なる領域内での動き情報を評価するためのシステムおよび方法に対するニーズが存在する。
これらのニーズを念頭において、本開示の特定の実施形態は、航空機の内部客室内の複数のポーリング・デバイスを含む航空機動き評価システムを提供する。当該複数のポーリング・デバイスは航空機の座席に関連付けられる。動き評価制御ユニットは、当該複数のポーリング・デバイスに通信可能に結合される。動き評価制御ユニットは乗客入力動き効果データを当該複数のポーリング・デバイスから受信するように構成される。
少なくとも1つの実施形態では、動き評価制御ユニットは動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成される。当該複数のポーリング・デバイスは当該動き効果ポーリング信号に基づいて乗客に対する動き効果問合せを表示するように構成される。少なくとも1つの実施形態では、動き評価制御ユニットが、航空機の動きの以前のインスタンスを減らすために取られた措置を評価するための後続の動き効果ポーリング信号値を出力するように構成されてもよい。
航空機に搭載された少なくとも1つ動きセンサが動き評価制御ユニットと通信してもよい。動き評価制御ユニットが、当該少なくとも1つ動きセンサから受信された少なくとも1つの動き信号に応答して当該動き効果ポーリング信号を出力してもよい。動き評価制御ユニットが、当該動き信号(複数可)および当該複数のポーリング・デバイスから受信された乗客入力動き効果データを比較してもよい。
動き評価制御ユニットが、当該複数のポーリング・デバイスから受信された乗客入力動き効果データに少なくとも部分的に基づいて当該内部客室の動きマップを生成するように構成されてもよい。当該動き評価制御マップが、増大した動き効果を受けやすい当該動きマップ上の座席を識別するように構成されてもよい。
問合せトリガ・デバイスが、動き評価制御ユニットに当該動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力させるように構成されてもよい。少なくとも1つの実施形態では、当該複数の問合せトリガ・デバイスのうち1つまたは複数は動き評価制御ユニットに当該動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力させるように構成される。
当該複数のポーリング・デバイスのうち少なくとも1つが、乗客の座席に搭載されたスクリーンを含んでもよい。当該複数のポーリング・デバイスのうち少なくとも1つが乗客のハンドヘルド・デバイスであってもよい。
当該動き効果問合せが、振動評価または雑音評価の一方または両方を含んでもよい。
動き評価制御ユニットが、ポーリング認識信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成されてもよい。当該複数のポーリング・デバイスが、当該動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するように構成されてもよい。当該ポーリング認識メッセージは当該動き効果問合せに関するガイダンスを提供する。
特定の本開示の諸実施形態は、航空機の内部客室内の複数のポーリング・デバイスを航空機の座席と関連付けるステップと、動き評価制御ユニットを当該複数のポーリング・デバイスに通信可能に接続するステップと、動き評価制御ユニットにより、乗客入力動き効果データを当該複数のポーリング・デバイスから受信するステップとを含む航空機動き評価方法を提供する。当該方法がまた、動き効果ポーリング信号を動き評価制御ユニットから当該複数のポーリング・デバイスに出力するステップと、当該動き効果ポーリング信号に基づいて、当該複数のポーリング・デバイスに乗客に対する動き効果問合せを表示するステップとを含んでもよい。
特定の本開示の諸実施形態は、内部客室を定義する機体、当該内部客室内の複数の座席、および航空機動き評価システムを含む航空機を提供する。
本開示の1実施形態に従う、航空機に搭載された航空機動き評価システムの略表現の図である。 、本開示の1実施形態に従う航空機の上面斜視図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、航空機の内部客室の上面図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、航空機の内部客室の上面図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、航空機上のポーリング・デバイスの正面図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、航空機上のポーリング・デバイスの正面図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、ポーリング認識メッセージを示すポーリング・デバイスの正面図の図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、乗客入力動き効果データに基づく航空機の内部客室の動きマップの図的表現である。 本開示の1実施形態に従う、航空機上の動きを評価する方法の流れ図である。
上述の要約、ならびに以下の特定の実施形態の詳細な説明は添付図面と関連して読んだとき、よりよく理解される。本明細書で使用する際、「a」または「an」に先行する単数形で記載された要素またはステップは必ずしも当該要素またはステップの複数を排除しないと理解されるべきである。さらに、「1実施形態」への言及は記載された特徴を組み込んだ追加の実施形態の存在を排除するように解釈されない。さらに、特に明記しない限り、特定の条件を有する要素または複数の要素を「備える」かまたは「有する」実施形態が、当該条件を有さない追加の要素を含んでもよい。
特定の本開示の諸実施形態では、(乱気流深刻度のような)航空機に搭乗する乗客により体験された動きを航空機乗務員および製造業者評価できるようにする航空機動き評価システムおよび方法を提供する。このように、本開示の諸実施形態は、航空機に搭載された乱気流を評価するためのシステムおよび方法を提供する。飛行中に、当該システムは、航空機の内部客室内の動きの主観的な体験に関するデータを収集するために乗客に(例えば、座席上のモバイル・デバイス、ディスプレイを介して等)問い合わせる。少なくとも1つの実施形態では、航空機動き評価システムおよび方法は、航空機の動き(航空機に搭載された加速度計により出力された動き信号)の客観的尺度を航空機の動きに関する主観的な乗客データと比較する。航空機内の例えば、振動および雑音に関する乗客入力から収集された乗客動き体験データを、将来航空機を開発するときに参照することができる。例えば、乗客が離陸、着陸、乱気流の期間等における増大されたレベルの振動または雑音を示す航空機(および/または、航空機隊のような複数の航空機)の位置で、将来の航空機を、振動ダンパとともに、例えば、内部パネルの特定の領域で開発することができる。
特定の本開示の諸実施形態はまた、異なる航空機タイプが同様な規模の動きにどのように応答するかを比較するために使用できるシステムおよび方法を提供する。これは、新たに開発される航空機において既存の解決策を再利用することで潜在的な節約につながりうる。(例えば1つまたは複数のオンボード動きセンサを通じて検出された)航空機上の動きの客観的レベルを体験された動きの主観的な乗客データと結合することによって、航空機オペレータは改善された顧客サービスを提供することができる。例えば、動きに対する高い感受性をもつ乗客を、過去の乗客フィードバックに基づいて、乱気流の期間中により少ない振動と雑音を体験する傾向になる内部客室内の領域に移動させることができる。
特定の本開示の諸実施形態は、乱気流の影響に関する主観的な乗客情報を収集し、当該乗客情報を現在の乱気流測定値および予報に相関付けるように構成される航空機動き評価システムを提供する。少なくとも1つの実施形態では、一定の閾値を超えた場合に、乱気流の乗客レポートを航空機乗務員に報告してもよい。乗客を、例えば乱気流の期間中に、航空機の動きに関してポーリング(例えば、質問)してもよい。乗客フィードバックを使用して、乱気流に敏感な航空機の領域を識別してもよい。
図1は、本開示の1実施形態に従う航空機102に搭載された航空機動き評価システム100の略表現である。航空機動き評価システム100は、例えば1つまたは複数の有線または無線接続を介してメモリ106、に結合された動き評価制御ユニット104を備える。示したように、動き評価制御ユニット104およびメモリ106は航空機102に搭載されている。少なくとも1つの他の実施形態では、動き評価制御ユニット104およびメモリ106を、航空機102から遠隔に(例えば地上ベースの監視局に)配置し、無線ユニット、送受信機等のような1つまたは複数の通信デバイスを介して航空機102と通信してもよい。少なくとも1つの他の実施形態では、動き評価制御ユニット104を航空機102に搭載してもよく、メモリ106が航空機102からリモートに配置される。
航空機102は、航空機102の動きを検出するように構成される1つまたは複数の動きセンサ108を備える。例えば、動きセンサ108が、例えば乱気流の期間中に航空機102の動きを客観的に検出するように構成された加速度計を備えてもよい。動きセンサ108が、例えば1つまたは複数の有線または無線接続を介して動き評価制御ユニット104に通信可能に結合されてもよい。動きセンサ108は、動き評価制御ユニット104により受信された(乱気流を示しうるような)動き信号を出力する。動きセンサ108により出力された当該動き信号は、主観的な人間の意見と反対に、実際のセンサ出力である動き信号の形で客観的な動きデータを提供する。あるいは、動き評価制御ユニット104は動きセンサ108に通信可能に結合されない。例えば、動き評価制御ユニット104が航空機102のオンボード飛行コンピュータと通信してもよく、当該オンボード飛行コンピュータは動きセンサ108に通信可能に結合される。少なくとも1つの他の実施形態では、乱気流に関する客観的なデータが天気サービス、大気サービス等から受信されてもよい。
動き評価制御ユニット104はまた、航空機102に搭載された複数の乗客ポーリング・デバイス110と通信する。少なくとも1つの実施形態では、ポーリング・デバイス110が、座席ヘッドレストの後面に搭載されたディスプレイ・スクリーンを有する機内娯楽システムのように、座席に搭載される。少なくとも1つの他の実施形態では、ポーリング・デバイス110が、ディスプレイ・スクリーンを有する乗客のモバイル・デバイスであってもよい。例えば、飛行中に、動き評価制御ユニット104が、例えば1つまたは複数の有線または無線(例えば、WiFi)接続を介して乗客のハンドヘルド携帯電話またはスマート・デバイスと通信してもよい。少なくとも1つの実施形態では、ポーリング・デバイス110は、(機内娯楽システムのような)内部客室内の航空機の部分に搭載されたモニタと乗客のモバイル・デバイスとを備える。ポーリング・デバイス110の各々が1つまたは複数の動きセンサを含んでもよい。
航空機動き評価システム100がまた、動き評価制御ユニット104および/またはポーリング・デバイス110に通信可能に結合されうる問合せトリガ・デバイス112を含んでもよい。問合せトリガ・デバイス112が、動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力するための、パイロット、フライト・アテンダント、または他のかかる搭乗員のような航空機の搭乗員により関与されるように構成された、航空機102に搭載されたコンピュータ、ワークステーション、タッチスクリーン、(スマートフォンのような)ハンドヘルドコンピューティング・デバイス等であってもよい。あるいは、航空機動き評価システム100が当該問合せトリガ・デバイスを含まなくてもよい。
動作において、飛行中に、動き評価制御ユニット104は動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力する。少なくとも1つの実施形態では、動きセンサ108が(例えば出力された動き信号を介して)乱気流を検出したとき、動き評価制御ユニット104は当該動き信号を動きセンサ108から受信する。動きセンサ108からの受信された動き信号が所定の乱気流閾値を超過したとき、乱気流が決定されてもよい。動き評価制御ユニット104が乱気流を検出したとき、動き評価制御ユニット104は当該動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力する。即ち、当該動き信号を動きセンサ(複数可)108から受信したことに応答して(例えば、当該動き信号が所定の乱気流閾値を超過したとき)、動き評価制御ユニット104が、当該動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力してもよい。
当該動き効果問合せ信号を動き評価制御ユニット104から受信する際、ポーリング・デバイス110は動き効果問合せを表示する。当該動き効果問合せは、航空機の動きに関するそれらの意見を入力するように、ポーリング・デバイス110の位置に居る乗客および/またはポーリング・デバイス110の近くに居るポーリング・デバイス110を促す。少なくとも1つの実施形態では、当該動き効果問合せが、航空機内の振動および/または雑音のレベルに関して乗客を問い合わせてもよい。
説明したように、当該動き効果問合せを、動きセンサ108により検出された動きに基づいてポーリング・デバイス110に表示してもよい。即ち、当該動き効果問合せを、動きセンサ108により検出された特定のレベルの動きに応答してポーリング・デバイス110に自動的に表示してもよい。
当該動き効果問合せは、航空機内の1つまたは複数の動き効果に対する深刻度オプションを提供する。例えば、当該動き効果問合せが、1乃至5のスケールで、1を低レベルとし5を高レベルとして、振動のレベルおよび/または雑音のレベルを評価するように乗客に問い合わせてもよい。別の例として、当該動き効果問合せが、例えば緑色が低レベルを示し、赤色が高レベルを示すカラー・スペクトルに基づいて深刻度レベルを評価するように乗客を問い合わせてもよい。別の例として、当該動き効果問合せが、低から高の範囲を有するスケール、ダイヤル、スライダ・バー等であってもよい。
少なくとも1つの実施形態では、問合せトリガ・デバイス112を使用して、当該動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力してもよい。例えば、搭乗員が、例えば1つまたは複数の入力デバイス(例えば、タッチスクリーン、ボタン、マウス、キーボード等)を介して問合せトリガ・デバイス112と関与して、動き評価制御ユニット104に当該動き効果問合せ信号をポーリング・デバイス110に出力させてもよい。このように、当該動き効果問合せを、搭乗員が開始したコマンドに基づいてポーリング・デバイス110に示してもよい。
少なくとも1つの実施形態では、航空機102に搭乗する乗客が、当該動き効果問合せを示すようにポーリング・デバイス110のうち1つまたは複数に促してもよい。例えば、ポーリング・デバイス110が、乗客が(動き評価制御ユニット104に当該動き効果問合せ信号を出力させることで)当該動き効果問合せを開始できるようにするタッチスクリーン、キーパッド等を備えてもよい。このように、当該動き効果問合せを、乗客が開始したコマンドに基づいてポーリング・デバイス110に示してもよい。
当該動き効果問合せを、当該動き効果問合せの対象である航空機102の動きの間に(例えば離陸、着陸、または乱気流の期間中に)、および/またはかかる動きの後に、ポーリング・デバイス110に示してもよい。航空機動きの期間中に、特定の乗客が、ポーリング・デバイス110と関与するのを好まないかもしれない。したがって、乗客が、かかる動きの後にポーリング・デバイス110と関与してもよい。
乗客は、ポーリング・デバイス110に示された当該動き効果問合せを介して航空機102の動きに関するそれらの意見を入力する。ポーリング・デバイス110を通じて入力された(動き深刻度情報のような)乗客入力動き効果データが、動き評価制御ユニット104により受信される。動き評価制御ユニット104は、メモリ106内に当該データを格納してもよい。乗客入力動き効果データをメモリ106に格納してもよく、航空機動きの時刻、乗客位置等を相関付けてもよい。さらに、動き評価制御ユニット104が、例えば動きセンサ108により検出された航空機102の動きに関する客観的なデータに乗客入力動き効果データを相関付けてもよい。
動き評価制御ユニット104が、乗客入力動き効果データを集計して、当該受信した乗客入力動き効果データに基づいて航空機102内の動きのレベルを決定してもよい。例えば、ポーリング・デバイス110を通じて入力された当該受信した乗客入力動き効果データを通じて、動き評価制御ユニット104が、航空機102の様々な部分における動きの効果を決定してもよい。動き評価制御ユニット104が、かかるデータをメモリ106内に格納してもよい。当該データを分析して、保守検査に対してフラグ付けされた航空機102の領域を決定してもよい(例えば、1つまたは複数の壁パネルが振動ダンパで検査または補強されてもよい)。少なくとも1つの他の実施形態では、当該動き効果データを他の航空機からの同様なデータと比較してもよく、当該データを将来の航空機開発に使用してもよい。
異なる個人が他人と異なって動きを体験するので、動き評価制御ユニット104が、航空機102の同様な領域から収集された乗客入力動き効果データを平均してもよい。少なくとも1つの実施形態では、動き評価制御ユニット104が、航空機102の同様な領域からの統計的外れ値(高または低)を無視してもよい。
上述のように、航空機動き評価システム100が、動きセンサ108から受信されたような航空機動きに関する客観的なデータを、ポーリング・デバイス110を介して入力された主観的な乗客入力動き効果データと比較してもよい。乗客入力動き効果データは、航空機の動きの影響に関する主観的な乗客の意見を提供し、飛行中に航空機に搭乗する実際の乗客からの貴重なフィードバックを提供する。
少なくとも1つの他の実施形態では、ポーリング・デバイス110のうち1つまたは複数が、加速度計のような1つまたは複数の動きセンサを含んでもよい。例えば、ポーリング・デバイス110のうち1つまたは複数が、加速度計を含む(スマートフォンのような)ハンドヘルドスマート・デバイスであってもよい。乗客が乗客入力動き効果データを入力したとき、ポーリング・デバイス110がまた、当該動きセンサにより検出された対象の動きデータを動き評価制御ユニット104に出力してもよい。このように、動き評価制御ユニット104が、乗客入力動き効果データのような乗客からの主観的な動きデータ、航空機に搭載された動きセンサ108からの客観的な動きデータ、およびポーリング・デバイス110の当該動きセンサからの客観的な動きデータを分析してもよい。
示したように、複数のポーリング・デバイス110が航空機102に搭載されてもよい。航空機102に搭乗した各乗客が、例えばそれらの座席割当てを介してポーリング・デバイス110を割り当てられてもよい。このように、各ポーリング・デバイス110がそれぞれの座席に関連付けられてもよい。場合によっては、航空機102の座席のすべてがポーリング・デバイス110に関連付けられなくてもよい。
航空機102が乱気流を体験しているか否かに関わらず、動き評価制御ユニット104が、定期的に動きポーリング信号をポーリング・デバイス110に出力してもよい。例えば、動き評価制御ユニット104が、航空機の動き効果を様々な時点で分析するために、離陸、着陸、上昇、下降中に、クルージング中の特定の時点等に当該動きポーリング信号を出力してもよい
飛行前(例えば、航空機102がゲートに駐機されているとき)または飛行中に、動き評価制御ユニット104が、ポーリング認識信号をポーリング・デバイスに出力してもよい。当該ポーリング・デバイスが、(グラフィック、テキスト、ビデオ、および/またはオーディオメッセージのような)ポーリング認識メッセージを表示してもよい。当該ポーリング認識メッセージは、乗客が飛行中に考慮するためのガイダンス(例えば、ポーリング・デバイス110とどのように対話するかに関する指示)、当該飛行中に認識すべき因子、問合わせのためのトピックス等を提供する。例えば、当該ポーリング認識メッセージが、「あなたの飛行体験を高めるために、あなたは、飛行中にあなたが体験した雑音または振動を評価するのを求められるかもしれません」と述べてもよい。当該ポーリング認識メッセージがついで、サンプルの動き効果問合せ、および/または乗客入力動き効果データを入力するための命令をポーリング・デバイス110に表示してもよい。
少なくとも1つの実施形態では、乱気流の少ないまたは乱気流がない領域に飛行した後に、動き評価制御ユニット104が後続の問合せをポーリング・デバイス110に出力してもよい。例えば、航空機102が、増大された乱気流の領域を以前に通過したかもしれず、その時点で、上述のように乗客はポーリング・デバイス110を通じて当該乱気流の影響を評価した。航空機102が、引き続き乱気流の少ないまたは乱気流がない領域を飛行するかもしれず、その時点で、乗客は任意の動き効果に関して再度問い合わせられる。パイロットが、航空機102に乱気流の少ない領域を飛行させてもよく、その時点で、顧客フィードバックは過去の乱気流の影響を軽減するためにとられた措置を評価するために使用される。即ち、初期および後続のポーリングを使用して、乱気流の影響を軽減するかまたは減らすための措置を評価してもよい。
さらに、乗客体験および航空機地図に関して収集されたデータを使用して、将来の顧客体験を改善してもよい。例えば、かかるデータを使用して、航空機の特にうるさい領域を決定してもよい。また、特定の航空機に固有な乱気流または動きマップを使用して、1つの特定の航空機が同一のタイプのおよび/または同一の機隊内のその他の航空機と比較して特にうるさいかどうかを判定してもよい。かかる情報を使用して、保守の目的のために特定の航空機を識別してもよい。また、乱気流または動きマップ情報を使用して、乱気流に対してセンシティブでありうる乗客に対して好適な利用可能な座席を示唆してもよい。
本明細書で使用する際、「制御ユニット」、「中央演算装置」、「CPU」、「コンピュータ」等の用語が、本明細書で説明する機能を実行できるハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを含むマイクロコントローラ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)、特殊用途向け集積回路(ASIC)、論理回路、および任意の他の回路またはプロセッサを用いたシステムを含む任意のプロセッサベースのまたはマイクロプロセッサベースのシステムを含んでもよい。かかるは例示的なものにすぎず、したがって、かかる用語の定義および/または意味を決して限定する意図はない。例えば、動き評価制御ユニット104は、上述のように航空機動き評価システム100の動作を制御するように構成される1つまたは複数のプロセッサであってもよく、または、それらを含んでもよい。
動き評価制御ユニット104は、(1つまたは複数のメモリのような)1つまたは複数のデータ記憶ユニットまたは要素に格納される1組の命令を実行してデータを処理するように構成される。例えば、動き評価制御ユニット104が、メモリ106のような1つまたは複数のメモリを含むかまたはそれに結合されてもよい。当該データ記憶ユニットが、必要に応じてデータまたは他の情報を格納してもよい。当該データ記憶ユニットが処理マシン内の情報ソースまたは物理メモリ要素の形であってもよい。
当該1組の命令が、本明細書で説明された主題の様々な実施形態の方法およびプロセスのような特定の動作を実施するように処理マシンとしての動き評価制御ユニット104に指示する様々なコマンドを含んでもよい。当該1組の命令がソフトウェアプログラムの形であってもよい。当該ソフトウェアがシステムソフトウェアまたはアプリケーションソフトウェアのような様々な形態であってもよい。さらに、当該ソフトウェアが、大規模プログラムまたはプログラムの一部内の別々のプログラム、プログラムサブセットのコレクションの形であってもよい。当該ソフトウェアがまた、オブジェクト指向プログラミングの形のモジュラプログラミングを含んでもよい。当該処理マシンによる入力データの処理が、ユーザコマンドに応答して、または以前の処理の結果に応答して、または別の処理マシンにより行われた要求に応答してもよい。
本明細書の実施形態の図は、動き評価制御ユニット104のような1つまたは複数の制御または処理ユニットを例示してもよい。ことは理解される当該処理または制御ユニットが、関連する命令(例えば、本明細書で説明した動作を実施するコンピュータハードドライブ、ROM、RAM、等のような有形のおよび非一時的コンピュータ可読記憶媒体に格納されたソフトウェア)を用いてハードウェアとして実装してもよい回路、回路、またはそれらの部分を表してもよい。当該ハードウェアが、本明細書で説明する機能を実施するための配線されたステート・マシン回路を含んでもよい。場合によっては、当該ハードウェアが、マイクロプロセッサ、プロセッサ、コントローラ等のような1つまたは複数の論理ベースのデバイスを含み、かつ/または、それらに接続される電子回路を含んでもよい。場合によっては、動き評価制御ユニット104が、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、特殊用途向け集積回路(ASIC)、マイクロプロセッサ(複数可)等のうち1つまたは複数のような処理回路を表してもよい。様々な実施形態における回路が、1つまたは複数のアルゴリズムを実行して本明細書で説明された機能を実施するように構成されてもよい。当該1つまたは複数のアルゴリズムが、流れ図または方法で明示的に識別されるか否かに関わらず、本明細書で開示した諸実施形態の態様を含んでもよい。
本明細書で使用する際、用語「ソフトウェア」および「ファームウェア」は交換可能であり、RAMメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、および不揮発性RAM(NVRAM)メモリを含む、コンピュータにより実行するためにデータ記憶ユニット(例えば、1つまたは複数のメモリ)に格納された任意のコンピュータ・プログラムを含む。上述のデータ記憶ユニットのタイプは例示的なものにすぎず、したがって、コンピュータ・プログラムの記憶のために利用可能なメモリのタイプに対する限定ではない。
図2は、本開示の1実施形態に従う航空機102の上面斜視図を示す。航空機102は、図1に関して上述したように航空機動き評価システム100を含む。航空機102は例えば、2つのターボファンエンジン214を含みうる推進システム212を含む。場合によっては、推進システム212が、示したものよりも多くのエンジン214を含んでもよい。エンジン214は航空機102の翼216により運搬される。他の実施形態では、エンジン214が機体218および/または尾部220により運搬されてもよい。尾部220がまた、水平スタビライザ222および垂直スタビライザ224をサポートしてもよい。
航空機102の機体218は内部客室を定義する。当該内部客室が、コックピット、1つまたは複数の作業場(例えば、調理室、乗員機内持ち込み手荷物領域等)、1つまたは複数の客室部分(例えば、ファースト・クラス、ビジネス・クラス、およびコーチ・セクション)、および機尾休憩施設アセンブリが配置されうる後部を含んでもよい。当該セクションの各々が客室移行地域により分離されてもよい。当該客室移行地域が、1つまたは複数のクラス隔離センブリを含んでもよい。頭上収納棚アセンブリが当該内部客室にわたって配置されてもよい。
当該内部客室内の座席の各々が(図1に示された)それぞれのポーリング・デバイス110に関連付けられてもよい。例えば、ポーリング・デバイス110を、各座席の前面のように各座席の近くに取り付けてもよく(例えば、即座前方座席(an immediately forward passenger seat)のヘッドレストの後面に取り付けられる)、かつ/または、当該座席内の乗客に取り付けてもよい(例えば、乗客のモバイル・デバイス)。
図3Aは、本開示の1実施形態に従う、航空機の内部客室330の上面図を示す。内部客室330が航空機の機体332内にあってもよい。例えば、1つまたは複数の機体壁が、内部客室330を定義してもよい。内部客室330は、前部333、ファースト・クラス部分334(または例えば、ファースト・クラス・スイート、客室)、ビジネス・クラス部分336、フロント調理ステーション338、拡張エコノミーまたはコーチ・セクション340、標準エコノミーまたはコーチ・セクション342、および手洗いおよび調理ステーションのような複数のチャンバ304を含みうる後部344を含む複数のセクションを含む。座席360が内部客室330内で安全確保されてもよい。(図1に示された)ポーリング・デバイス110は複数の座席360に関連付けられる。例えば、内部客室330内の各座席360がポーリング・デバイス110に関連付けられてもよい。内部客室330が、示したものよりも多くのまたは少ないセクションを含んでもよいことは理解される。例えば、内部客室330が、ファースト・クラス部分を含まなくてもよく、示したものよりも多くのまたは少ない調理ステーションを含んでもよい。当該セクションの各々が客室移行地域346により分離されてもよい。客室移行地域346が、通路348、350、および/または352の間のクラス隔離センブリを含んでもよい。
図3Aに示したように、内部客室330は後部344に繋がる2つの通路350および352を含む。場合によっては、内部客室330が、示したよりも少ないかまたは多い通路を有してもよい。例えば、内部客室330が、後部344に繋がる内部客室330の中央を通じて延伸する単一の通路を含んでもよい(例えば、図3Bを参照)。
図3Bは、本開示の1実施形態に従う航空機の内部客室380の上面図を示す。内部客室380が航空機の機体381内にあってもよい。例えば、1つまたは複数の機体壁が、内部客室380を定義してもよい。内部客室380は、座席383を有するメイン客室382、および当該メイン客室382の後ろの後部385を含む複数のセクションを含む。内部客室380が、示したよりも多くのまたは少ないセクションを含んでもよいことは理解される。
内部客室380が、後部385に繋がる単一の通路384を含んでもよい。当該単一の通路384は、後部385に繋がる内部客室380の中央を通じて延伸する。例えば、当該単一の通路384が、内部客室380の中央長手方向面に同軸に整列してもよい。
ポーリング・デバイス110(図1に示された)は複数の座席38に関連付けられる3。例えば、内部客室380内の各座席383がそれぞれのポーリング・デバイス110に関連付けられてもよい。
図4は、本開示の1実施形態に従う、航空機に搭載されたポーリング・デバイス110の正面図の図的表現である。ポーリング・デバイス110が、(航空機に搭載された機内娯楽システムのタッチスクリーンモニタ、ディスプレイ等のような)スクリーン400を含んでもよい。示したように、ビデオスクリーン400を、ポーリング・デバイス110に関連付けられた座席(図4に示さず)前面の即座前方座席406(an immediately forward passenger seat)のヘッドレスト404の後面402に取り付けてもよい。少なくとも1つの他の実施形態では、ポーリング・デバイス110を、即座前方座席406(an immediately forward passenger seat)の他の部分、当該座席(図示せず)、航空機内の隔壁等に取り付けてもよい。
図4に示されたポーリング・デバイス110は、動き効果問合せ408を当該スクリーン400に表示している。動き効果問合せ408は「最新の乱気流の深刻度を評価してください」のようなクエリメッセージ410、振動評価412、および雑音評価414を含む。評価412および414が仮想スケール、ダイヤル、スライダ等であってもよい。各評価412および414が、ポーリング・デバイス110を通じて乗客入力動き効果データを乗客が入力できるようにする数値範囲および/またはカラー・コーディングを含んでもよい。少なくとも1つの実施形態では、当該入力媒体が、スクリーン400のタッチスクリーンインタフェース、および/またはポーリング・デバイス110の1つまたは複数のボタン、キー、スイッチであってもよい。
図5は、本開示の1実施形態に従う、航空機に搭載されたポーリング・デバイス110の正面図の図的表現である。ポーリング・デバイス110が、乗客に割り当てられるかまたは関連付けられたスマートフォン、タブレット、パッド等のようなハンドヘルドスマート・デバイスであってもよい。ポーリング・デバイス110は、当該ハンドヘルドスマート・デバイスの(タッチスクリーンモニタ、ディスプレイ等のような)スクリーン500を含む。
図5に示されたポーリング・デバイス110は動き効果問合せ408をスクリーン500に表示している。動き効果問合せ408は、「最新の乱気流の深刻度を評価してください」のようなクエリメッセージ410、振動評価412、および雑音評価414を含む。評価412および414が、ポーリング・デバイス110を通じて乗客入力動き効果データを乗客が入力できるようにする数値範囲および/またはカラー・コーディングを含んでもよい。少なくとも1つの実施形態では、当該入力媒体が、スクリーン400のタッチスクリーンインタフェース、および/またはポーリング・デバイス110の1つまたは複数のボタン、キー、スイッチであってもよい。
図6は、本開示の1実施形態に従う、ポーリング認識メッセージ600を示す(図1、4、または5に示されたもののような)ポーリング・デバイス110の正面図の図的表現である。ポーリング認識メッセージ600は、当該飛行中の可能な動き効果ポーリングの認識を乗客に提供する。
図7は、本開示の1実施形態に従う、乗客入力動き効果データに基づいて航空機704の内部客室702の動きマップ700(または乱気流マップ)の図的表現である。図1および7を参照すると、動き評価制御ユニット104が、当該受信した乗客入力動き効果データ、および動きセンサ108から受信された対象の動きデータに基づいて動きマップ700を生成してもよい。動きマップ700が、多い動き706、多くなった動き708、中間の動き710、少ない動き712、および/または少ないかまたは無い動き714の領域のような動き差分領域を含んでもよい。当該動き差分領域を、(例えばシェーディング、クロスハッチング、数値またはアルファベットの印等を介して)カラー・コーディングするかまたはグラフィカルに区別してもよい。動きマップ700を使用して、保守検査に対する潜在的な領域、将来の航空機開発(例えば、強化された絶縁、湿気等に対する領域)、動きに対する高い感度をもつ乗客に対する好適な領域等を決定してもよい。動きマップ700が航空機704の飛行ごとに生成されてもよい。少なくとも1つの実施形態では、動きマップ700を、各飛行の後に集計および/または更新して、複数の飛行に対する動き情報を提供してもよい。
図8は、本開示の1実施形態に従う、航空機102上の動きを評価する方法の流れ図を示す。図1および8を参照すると、当該方法は800で開始し、そこで、動き評価制御ユニット104はポーリング認識メッセージ信号を航空機102に搭載されたポーリング・デバイス110に出力する。ポーリング・デバイス110が、当該ポーリング認識メッセージを表示してもよい。場合によっては、当該方法が800を含まなくてもよい。
802で、動き評価制御ユニット104が、動き効果条件が満たされているかどうかを判定する。当該動き効果条件が、動きセンサ108が所定の乱気流閾値を超過することで出力された動き信号、(動き評価制御ユニット104に通信可能に結合された)飛行コンピュータにより出力された航空機離陸または着陸信号、または搭乗員メンバにより関与される問合せトリガ・デバイス112による出力、ポーリング・デバイス(複数可)110に関与する乗客(複数可)等により検出された、所定のレベルの乱気流であってもよい。当該動き効果条件が満たされていない場合、当該方法は804に進み、そこで、動き評価制御ユニット104は動き効果ポーリング信号の出力を控える。
しかし、当該動き効果条件が802で満たされている場合、当該方法は806に進み、そこで、動き評価制御ユニット104は当該動き効果ポーリング信号をポーリング・デバイス110のうち1つまたは複数に出力する。808で、(当該動き効果ポーリング信号により決定される)動き効果問合せがポーリング・デバイス110のうち1つまたは複数に表示される。ポーリング・デバイス110に関連付けられた座席にいる乗客はついで、航空機102の当該内部客室内で当該動き効果のそれらの評価を入力する。
810で、動き評価制御ユニット104乗客入力動き効果データをポーリング・デバイス110から受信する。812で、動き評価制御ユニット104は乗客入力動き効果データを航空機102に搭載された動きセンサ108のうち1つまたは複数からの対象の動きデータに相関付ける。あるいは、当該方法が、812を含まなくてもよい。
814で、動き評価制御ユニット814が、図7に示されたもののような動きマップを生成し出力してもよい。当該方法はついで816で終了する。
上述のように、本開示の諸実施形態は、航空機上の動きの乗客評価を効率的に決定するためのシステムおよび方法を提供する。本開示の諸実施形態は、航空機の内部客室の異なる領域内の動き情報を評価するためのシステムおよび方法を提供する。
上、底、下部、中央、水平、水平、垂直、前面等のような様々な空間および方向性の用語を使用して、本開示の諸実施形態を説明しうるが、かかる用語は添付図面で示した方位に関して使用したにすぎないことは理解される。当該方位を、上部が下部になり、水平が垂直になり、またその逆になる等のように、反転し、回転し、または変更してもよい。
本明細書で使用する際、タスクまたは動作を実施「するように構成された」構造、限定、または要素は、当該タスクまたは動作に対応するように特に構造的に形成され、構築され、または適合されている。明確性のためおよび疑義を避けるため、単に当該タスクまたは動作を実施するように修正できるオブジェクトは本明細書で使用する際当該タスクまたは動作を実施する「ように構成され」ない。
上述の記述は例示的であり、限定的ではないことが意図されることは理解される。例えば、当該上述の実施形態(および/またはそれらの態様)を互いとの組み合わせで使用してもよい。さらに、多くの修正を、本開示の様々な実施形態の教示事項に対して、それらの範囲から逸脱することなく特定の状況または材料を適合させるように行ってもよい。本明細書で説明された材料の大きさおよびタイプは本開示の様々な実施形態のパラメータを定義しようとするものであるが、当該実施形態は決して限定的ではなく、例示的な実施形態である。多数の他の実施形態は上述の説明を参酌すれば当業者には明らかであろう。様々な本開示の諸実施形態の範囲はしたがって、かかるクレームが権利をもつものに対する均等物の完全な範囲に沿って添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。添付の特許請求の範囲では、「including」および「in which」という用語はそれぞれ、「comprising」および「wherein」という用語の平易な英語の均等物として使用される。さらに、用語「第1の」、「第2の」、および「第3の」等はラベルとして使用されるにすぎず、それらのオブジェクトに対する数値要件を課すものではない。さらに、添付の特許請求の範囲の限定は、ミーンズ・プラス・ファンクション形式で書かれておらず、かかるクレーム限定がさらなる構造の欠如した機能の記述が続く「means for」というフレーズを明示的に使用しない限り、かつ、明示的に使用するまで合衆国法典第35巻第112(f)条に基づいて解釈されるものではない。
さらに、本開示は以下の項に従う諸実施形態を含む。
項1:航空機の内部客室内の複数のポーリング・デバイスであって、当該複数のポーリング・デバイスは航空機の座席に関連付けられる、複数のポーリング・デバイスと、
当該複数のポーリング・デバイスに通信可能に結合された動き評価制御ユニットであって、動き評価制御ユニットは乗客入力動き効果データを当該複数のポーリング・デバイスから受信するように構成される、動き評価制御ユニットと、
を備える、航空機動き評価システム。
項2:動き評価制御ユニットは動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成され、当該複数のポーリング・デバイスは当該動き効果ポーリング信号に基づいて乗客に対する動き効果問合せを表示するように構成される、項1に記載の航空機動き評価システム。
項3:動き評価制御ユニットは、航空機の動きの以前のインスタンスを減らすために取られた措置を評価するための後続の動き効果ポーリング信号値を出力するように構成される、項1または2に記載の航空機動き評価システム。
項4:航空機に搭載され動き評価制御ユニットと通信する少なくとも1つ動きセンサをさらに含む、項1乃至3の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項5:動き評価制御ユニットは当該少なくとも1つ動きセンサから受信された少なくとも1つの動き信号に応答して動き効果ポーリング信号を出力する、項4に記載の航空機動き評価システム。
項6:動き評価制御ユニットは、当該複数のポーリング・デバイスから受信された当該少なくとも1つの動き信号および乗客入力動き効果データを比較する、項5に記載の航空機動き評価システム。
項7:動き評価制御ユニットは、当該複数のポーリング・デバイスから受信された乗客入力動き効果データに少なくとも部分的に基づいて当該内部客室の動きマップを生成するように構成される、項1乃至6の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項8:当該動き評価制御マップは、増大した動き効果を受けやすい当該動きマップ上の座席を識別するように構成される、項7に記載の航空機動き評価システム。
項9:問合せトリガ・デバイスをさらに備え、当該問合せトリガ・デバイスは動き評価制御ユニットに動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力させるように構成される、項1乃至8の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項10:当該複数の問合せトリガ・デバイスのうち1つまたは複数は動き評価制御ユニットに動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力させるように構成される、項1乃至9の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項11:当該複数のポーリング・デバイスのうち少なくとも1つは乗客の座席に搭載されたスクリーンを含む、項1乃至10の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項12:当該複数のポーリング・デバイスのうち少なくとも1つは乗客のハンドヘルド・デバイスである、項1乃至11の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項13:当該動き効果問合せは振動評価または雑音評価の一方または両方を含む、項1乃至12の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項14:動き評価制御ユニットはポーリング認識信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成され、当該複数のポーリング・デバイスは当該動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するように構成され、当該ポーリング認識メッセージは当該動き効果問合せに関するガイダンスを提供する、項1乃至13の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項15:航空機の内部客室内の複数のポーリング・デバイスを航空機の座席と関連付けるステップと、
動き評価制御ユニットを当該複数のポーリング・デバイスに通信可能に接続するステップと、
動き評価制御ユニットにより、乗客入力動き効果データを当該複数のポーリング・デバイスから受信するステップと、
を含む、航空機動き評価方法。
項16:動き効果ポーリング信号を動き評価制御ユニットから当該複数のポーリング・デバイスに出力するステップと、
当該動き効果ポーリング信号に基づいて、当該複数のポーリング・デバイスに乗客に対する動き効果問合せを表示するステップと、
をさらに含む、項15に記載の航空機動き評価方法。
項17:航空機に搭載された少なくとも1つ動きセンサを動き評価制御ユニットに通信可能に接続するステップであって、当該出力は当該少なくとも1つ動きセンサから受信された少なくとも1つの動き信号に応答して当該動き効果ポーリング信号を出力するステップを含む、ステップと、
動き評価制御ユニットにより、当該複数のポーリング・デバイスから受信された当該少なくとも1つの動き信号および乗客入力動き効果データを比較するステップと、
をさらに含む、項16に記載の航空機動き評価方法。
項18:動き評価制御ユニットにより、当該複数のポーリング・デバイスから受信された当該乗客入力動き効果データに少なくとも部分的に基づいて当該内部客室の動きマップを生成するステップをさらに含む、項15乃至17の何れか1項に記載の航空機動き評価方法。
項19:問合せトリガ・デバイスに当該出力を行わせるステップをさらに含む、項16乃至18の何れか1項に記載の航空機動き評価方法。
項20:当該複数の問合せトリガ・デバイスのうち1つまたは複数に当該出力を行わせるステップをさらに含む、項16乃至19の何れか1項に記載の航空機動き評価システム。
項21:動き評価制御ユニットにより、ポーリング認識信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するステップと、
当該複数のポーリング・デバイス上の当該動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するステップであって、当該ポーリング認識メッセージは当該動き効果問合せに関するガイダンスを提供する、ステップと、
をさらに含む、項15乃至20の何れか1項に記載の航空機動き評価方法。
項22:
内部客室を定義する機体と、
当該内部客室内の複数の座席と、
当該内部客室内の複数のポーリング・デバイスであって、当該複数のポーリング・デバイスは当該座席に関連付けられ、少なくとも当該複数のポーリング・デバイスの最初のものは当該複数の座席の1つにマウントされたスクリーンを含み、当該複数のポーリング・デバイスのうち少なくとも第2のものは乗客のハンドヘルド・デバイスである、複数のポーリング・デバイスと、
当該複数のポーリング・デバイスに通信可能に結合された動き評価制御ユニットであって、動き評価制御ユニットはポーリング認識信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成され、当該複数のポーリング・デバイスは当該動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するように構成され、当該ポーリング認識メッセージは動き効果問合せに関するガイダンスを提供し、動き評価制御ユニットはさらに、動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力するように構成され、当該複数のポーリング・デバイスは当該動き効果ポーリング信号に基づいて当該動き効果問合せを表示するように構成され、当該動き効果問合せは振動評価または雑音評価の一方または両方を含み、動き評価制御ユニットは乗客入力動き効果データを当該複数のポーリング・デバイスから受信するように構成され、動き評価制御ユニットは当該複数のポーリング・デバイスから受信された当該乗客入力動き効果データに少なくとも部分的に基づいて当該内部客室の動きマップを生成するように構成される、動き評価制御ユニットと、
航空機に搭載され動き評価制御ユニットと通信する少なくとも1つ動きセンサであって、動き評価制御ユニットは、当該少なくとも1つ動きセンサから受信された少なくとも1つの動き信号に応答して当該動き効果ポーリング信号を出力するように構成され、動き評価制御ユニットは、当該複数のポーリング・デバイスから受信された当該少なくとも1つの動き信号および乗客入力動き効果データを比較する、少なくとも1つ動きセンサと、
動き評価制御ユニットに当該動き効果ポーリング信号を当該複数のポーリング・デバイスに出力させるように構成される、問合せトリガ・デバイスと、
を備えた、航空機動き評価システムと、
を備える、航空機。
この説明では、ベストモードを含む様々な本開示の諸実施形態を開示するための、および、任意のデバイスまたはシステムを作成し利用し任意の組み込まれた方法を実施することを含めて、様々な本開示の諸実施形態を当業者が実施できるようにするための例を使用した。本開示の様々な実施形態の特許可能な範囲は特許請求の範囲により定義され、当業者に想到する他の例を含んでもよい。かかる他の例は、当該例が特許請求の範囲の文字通りの言葉と相違しない構造的要素を有する場合、または当該例が特許請求の範囲の文字通りの言葉との差異が重要でない均等な構造的要素を含む場合に、特許請求の範囲の範囲内にあると意図されている。
102航空機
104動き評価制御ユニット
106メモリ
108動きセンサ
110ポーリング・デバイス
112問合せトリガ・デバイス

Claims (17)

  1. 航空機(102)の内部客室(330)内の複数のポーリング・デバイス(110)であって、前記複数のポーリング・デバイス(110)は前記航空機(102)に搭載された座席(360)に関連付けられた、複数のポーリング・デバイス(110)と、
    前記複数のポーリング・デバイス(110)に通信可能に結合された動き評価制御ユニット(104)であって、前記動き評価制御ユニット(104)は前記航空機の振動及び/または雑音を生成する動きに関する乗客入力動き影響データを前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信するように構成される、動き評価制御ユニット(104)と、
    を備え
    前記動き評価制御ユニット(104)は、前記航空機(102)に搭載された少なくとも1つの動きセンサから受信した少なくとも1つの動き信号と前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信された乗客入力動き影響データとを比較する、航空機動き評価システム(100)。
  2. 前記動き評価制御ユニット(104)は動き影響ポーリング信号を前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力するように構成され、前記複数のポーリング・デバイス(110)は前記動き影響ポーリング信号に基づいて乗客に対する動き影響問合せを表示するように構成される、請求項1に記載の航空機動き評価システム(100)。
  3. 前記動き影響問合せは振動評価または雑音評価の一方または両方を含む、請求項2に記載の航空機動き評価システム(100)。
  4. 前記動き評価制御ユニット(104)は動きポーリング認識信号を前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力するように構成され、前記複数のポーリング・デバイス(110)は前記動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するように構成され、前記ポーリング認識メッセージは前記動き影響問合せに関するガイダンスを提供する、請求項2または3に記載の航空機動き評価システム(100)。
  5. 前記動き評価制御ユニット(104)は、前記航空機(102)の以前の動きの影響を減らすために取られた措置を評価するための後続の動き影響ポーリング信号値を出力するように構成される、請求項1乃至4の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  6. 前記航空機(102)に搭載され前記動き評価制御ユニット(104)と通信する少なくとも1つ加速度計をさらに備える、請求項1乃至5の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  7. 前記動き評価制御ユニット(104)は前記少なくとも1つ加速度計から受信された前記少なくとも1つの動き信号に応答して動き影響ポーリング信号を出力する、請求項6に記載の航空機動き評価システム(100)。
  8. 前記動き評価制御ユニット(104)は、前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信された乗客入力動き影響データに少なくとも部分的に基づいて前記内部客室(330)の動き評価制御マップを生成するように構成される、請求項1乃至7の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  9. 前記動き評価制御マップは、増大した動き影響を受けやすい前記動き評価制御マップ上の座席を識別するように構成される、請求項8に記載の航空機動き評価システム(100)。
  10. 問合せトリガ・デバイス(112)をさらに備え、前記問合せトリガ・デバイス(112)は、前記動き評価制御ユニット(104)に動き影響ポーリング信号を前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力させるように構成される、請求項1乃至9の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  11. 前記複数の問合せトリガ・デバイス(112)のうち1つまたは複数は、前記動き評価制御ユニット(104)に動き影響ポーリング信号を前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力させるように構成される、請求項10に記載の航空機動き評価システム(100)。
  12. 前記複数のポーリング・デバイス(110)のうち少なくとも1つは乗客の座席に搭載されたスクリーンを含む、請求項1乃至11の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  13. 前記複数のポーリング・デバイス(110)のうち少なくとも1つは乗客のハンドヘルド・デバイスである、請求項1乃至12の何れか1項に記載の航空機動き評価システム(100)。
  14. 航空機(102)の内部客室(330)内の複数のポーリング・デバイス(110)を前記航空機(102)に搭載された座席(360)に関連付けるステップと、
    動き評価制御ユニット(104)を前記複数のポーリング・デバイス(110)に通信可能に接続するステップと、
    前記動き評価制御ユニット(104)により、前記航空機の振動及び/または雑音を生成する動きに関する乗客入力動き影響データを前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信するステップと、
    前記動き評価制御ユニット(104)により、前記航空機(102)に搭載された少なくとも1つの動きセンサから受信した少なくとも1つの動き信号と前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信された乗客入力動き影響データとを比較するステップと、
    を含む、航空機動き評価方法。
  15. 動き影響ポーリング信号を前記動き評価制御ユニット(104)から前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力するステップと、
    前記動き影響ポーリング信号に基づいて、前記複数のポーリング・デバイスに乗客に対する動き影響問合せを表示するステップと、
    をさらに含む、請求項14に記載の航空機動き評価方法。
  16. 前記動き評価制御ユニット(104)により、動きポーリング認識信号を前記複数のポーリング・デバイス(110)に出力するステップと、
    前記複数のポーリング・デバイス(110)上の前記動きポーリング認識信号に基づいてポーリング認識メッセージを表示するステップであって、前記ポーリング認識メッセージは前記動き影響問合せに関するガイダンスを提供する、ステップと、
    をさらに含む、請求項15に記載の航空機動き評価方法。
  17. 前記複数のポーリング・デバイス(110)から受信された前記乗客入力動き影響データに少なくとも部分的に基づいて、前記動き評価制御ユニット(104)により、前記内部客室の動きマップ(330)を生成するステップをさらに含む、請求項14乃至16の何れか1項に記載の航空機動き評価方法。
JP2017136049A 2016-09-08 2017-07-12 航空機動き評価システムおよび方法 Active JP7053181B2 (ja)

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