JP7052971B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7052971B2 JP7052971B2 JP2018078526A JP2018078526A JP7052971B2 JP 7052971 B2 JP7052971 B2 JP 7052971B2 JP 2018078526 A JP2018078526 A JP 2018078526A JP 2018078526 A JP2018078526 A JP 2018078526A JP 7052971 B2 JP7052971 B2 JP 7052971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- clock
- flip
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1および図2を参照して、本実施の形態に係るフリップフロップ回路10について説明する。図1はフリップフロップ回路10の一例を示す回路図、図2は、フリップフロップ回路10の回路動作を示すタイミングチャートである。フリップフロップ回路10は、一例として、リセット機能を備え、立ち上がりエッジをトリガとし、スキャン(Scan)テスト機能を備え、q/qn両出力とされている。むろん本実施の形態に係るフリップフロップ回路10は一例であって、上記の機能の一部を備えない形態、あるいは他の機能が付加された形態としてもよい。
リセット端子rnのリセット信号がLからHに遷移してリセットが解除されている。また、制御端子seがLなのでシステム動作に制御されている。したがって、セレクタ回路12はデータ端子dから入力されたデータ信号(H)を出力する。このとき、C=L、CN=Hなので、マスタ側ではデータ信号(H)をスルーし、マスタ側の値を更新し、ノードPMをHからL(「PM=H→L」と表記)に、ノードMをLからH(「M=L→H」と表記)にする。また、C=L、CN=Hであるためスイッチ回路18はオフかつ、インバータ回路16がスルーなので、スレーブ側では値(L)を保持する。
C=H、CN=Lなので、セレクタ回路12はオフ、NAND回路14はスルーである。従って、マスタ側は値を保持する(PM=L、M=H)。C=H、CN=Lなので、スイッチ回路18はスルー、かつインバータ回路16はオフとなり、スレーブ側は値を更新する(PS=L→H)。
タイミングP1においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP1の動作に準ずる。
<タイミングP4>
タイミングP2においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP2の動作に準ずる。
制御端子seの制御信号がHに遷移しスキャン動作となっている。従って、セレクタ回路12は、スキャン端子siに入力されるスキャンテスト信号を出力し、フリップフロップ回路100は、スキャンデータ信号を読み込む。図6では、データ信号がスキャンデータ信号に変わっただけで具体的な動作は上記タイミングP1からP4までと同様である。従って、詳細な動作の説明を省略する。
リセット端子rnのリセット信号がLからHに遷移してリセットが解除されている。また、制御端子seがLなのでシステム動作に制御されている。したがって、セレクタ回路12はデータ端子dから入力されたデータ信号(H)を出力する。このとき、C_dly=L、CN_dly=Hなので、マスタ側ではデータ信号(H)をスルーし、マスタ側の値を更新し、ノードPMをHからL(PM=H→L)に、ノードMをLからH(M=L→H)にする。また、C=L、CN=Hであるためスイッチ回路18はオフかつ、インバータ回路16がスルーなので、スレーブ側では値(L)を保持する。図2に示すように、本実施の形態に係るフリップフロップ回路10では、クロック信号C_dly、CN_dlyのデューティ比を変更したことにより、ノードPMの波形が示すように、マスタ側のデータスルーの期間が延長されていることがわかる。
C_dly=H、CN_dly=Lなので、セレクタ回路12はオフ、NAND回路14はスルーである。従って、マスタ側は値を保持する(PM=L、M=H)。C=H、CN=Lなので、スイッチ回路18はスルー、かつインバータ回路16はオフとなり、スレーブ側は値を更新する(PS=L→H)。
タイミングP1においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP1の動作に準ずる。
<タイミングP4>
タイミングP2においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP2の動作に準ずる。
制御端子seの制御信号がHに遷移しスキャン動作となっている。従って、セレクタ回路12は、スキャン端子siに入力されるスキャンテスト信号を出力し、フリップフロップ回路10は、スキャンデータ信号を読み込む。図2では、データ信号がスキャンデータ信号に変わっただけで具体的な動作は上記タイミングP1からP4までと同様である。従って、詳細な動作の説明を省略する。
図3および図4を参照して、本実施の形態に係るフリップフロップ回路10Aについて説明する。フリップフロップ回路10Aは、上述したフリップフロップ回路10において、デューティ比調整回路26をデューティ比調整回路26Aに置き換えた形態である。従って、同様の構成には同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
リセット端子rnのリセット信号がLからHに遷移してリセットが解除されている。また、制御端子seがLなのでシステム動作に制御されている。したがって、セレクタ回路12はデータ端子dから入力されたデータ信号(H)を出力する。このとき、C_dly=L、CN_dly=Hなので、マスタ側ではデータ信号(H)をスルーし、マスタ側の値を更新し、ノードPMをHからL(PM=H→L)に、ノードMをLからH(M=L→H)にする。また、C=L、CN=Hであるためスイッチ回路18はオフかつ、インバータ回路16がスルーなので、スレーブ側では値(L)を保持する。図4に示すように、本実施の形態に係るフリップフロップ回路10Aでは、クロック信号C_dly、CN_dlyのデューティ比を変更したことにより、ノードPMの波形が示すように、マスタ側のデータスルーの期間が延長されていることがわかる。
C_dly=H、CN_dly=Lなので、セレクタ回路12はオフ、NAND回路14はスルーである。従って、マスタ側は値を保持する(PM=L、M=H)。C=H、CN=Lなので、スイッチ回路18はスルー、かつインバータ回路16はオフとなり、スレーブ側は値を更新する(PS=L→H)。
タイミングP1においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP1の動作に準ずる。
<タイミングP4>
タイミングP2においてデータ信号がLの場合であり、動作は上記タイミングP2の動作に準ずる。
制御端子seの制御信号がHに遷移しスキャン動作となっている。従って、セレクタ回路12は、スキャン端子siに入力されるスキャンテスト信号を出力し、フリップフロップ回路10Aは、スキャンデータ信号を読み込む。図4では、データ信号がスキャンデータ信号に変わっただけで具体的な動作は上記タイミングP1からP4までと同様である。従って、詳細な動作の説明を省略する。
12 セレクタ回路
14 NAND回路
16 インバータ回路
18 スイッチ回路
20 出力回路
22 クロック回路
24 クロック回路
26、26A デューティ比調整回路
54 インバータ回路
60 NAND回路
62、64、66、68、70、72、74、78 インバータ回路
76 NAND回路
80 抵抗器
100 フリップフロップ回路
d データ端子
si スキャン端子
se 制御端子
ck クロック端子
q 正転出力端子
qn 反転出力端子
rn リセット端子
PM、M、PS ノード
Claims (7)
- 第1のクロック信号に基づいて入力されたデータ信号を保持またはスルーするマスタラッチ部と、
第2のクロック信号に基づいて、前記マスタラッチ部から受け取ったデータ信号を前記マスタラッチ部とは相補的に保持またはスルーするスレーブラッチ部と、
前記マスタラッチ部において前記データ信号のスルーする期間を延長する透過期間可変部と、を含み、
前記透過期間可変部は、前記第2のクロック信号のデューティ比を変えたクロック信号を前記第1のクロック信号として出力するデューティ比調整部、および前記第1のクロック信号により制御されるとともに入力された前記データ信号のパルス幅を広げて出力するクロックドセレクタ部を備える
半導体集積回路。 - 前記クロックドセレクタ部には、さらにスキャンテスト信号が入力される入力端子、および前記データ信号と前記スキャンテスト信号とを切り替える制御信号が入力される入力端子を備え、
前記制御信号により前記スキャンテスト信号が選択された場合には、前記クロックドセレクタ部は前記スキャンテスト信号のパルス幅を広げて出力する
請求項1に記載の半導体集積回路。 - 前記クロックドセレクタ部の出力を反転させる第1のインバータ回路と、
前記第1のインバータ回路の出力を入力信号とする第1のNAND回路と、をさらに含み、
前記第1のインバータ回路と前記第1のNAND回路によって前記マスタラッチ部が構成される
請求項1または請求項2に記載の半導体集積回路。 - 前記第1のNAND回路が前記第1のクロック信号によって制御されるクロックドNAND回路である
請求項3に記載の半導体集積回路。 - 前記第1のNAND回路の他方の入力端子にリセット信号が入力される
請求項3または請求項4に記載の半導体集積回路。 - 前記デューティ比調整部が、2分岐された前記第2のクロック信号の一方を入力する第1の入力端子、および2分岐された前記第2のクロック信号の他方を複数個の第2のインバータ回路を介して入力する第2の入力端子を備えた第2のNAND回路を含む
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。 - 前記デューティ比調整部が、2分岐された前記第2のクロック信号の一方を入力する第1の入力端子、および2分岐された前記第1のクロック信号の他方を抵抗器を介して入力する第2の入力端子を備えた第2のNAND回路を含む
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018078526A JP7052971B2 (ja) | 2018-04-16 | 2018-04-16 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018078526A JP7052971B2 (ja) | 2018-04-16 | 2018-04-16 | 半導体集積回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019186854A JP2019186854A (ja) | 2019-10-24 |
JP7052971B2 true JP7052971B2 (ja) | 2022-04-12 |
Family
ID=68337730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018078526A Active JP7052971B2 (ja) | 2018-04-16 | 2018-04-16 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7052971B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004012399A (ja) | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Sharp Corp | スキャン機能付きフリップフロップ回路、スキャンテスト回路および半導体集積回路 |
JP2009021650A (ja) | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Seiko Epson Corp | マスタスレーブ型フリップフロップ回路 |
JP2015080202A (ja) | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 半導体回路および半導体システム |
JP2015142192A (ja) | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 公立大学法人首都大学東京 | マスタースレーブ型のフリップフロップ装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0998082A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Nec Kansai Ltd | 相補型mosfet出力回路 |
JP3478033B2 (ja) * | 1996-12-30 | 2003-12-10 | ソニー株式会社 | フリップフロップ回路 |
JPH11154848A (ja) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Nec Corp | フリップフロップ |
-
2018
- 2018-04-16 JP JP2018078526A patent/JP7052971B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004012399A (ja) | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Sharp Corp | スキャン機能付きフリップフロップ回路、スキャンテスト回路および半導体集積回路 |
JP2009021650A (ja) | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Seiko Epson Corp | マスタスレーブ型フリップフロップ回路 |
JP2015080202A (ja) | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 半導体回路および半導体システム |
JP2015142192A (ja) | 2014-01-28 | 2015-08-03 | 公立大学法人首都大学東京 | マスタースレーブ型のフリップフロップ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019186854A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6711724B2 (en) | Semiconductor integrated circuit device having pipeline stage and designing method therefor | |
US8188780B2 (en) | Pulsed static flip-flop | |
US8253463B1 (en) | Pulse width control circuitry | |
US6798249B2 (en) | Circuit for asynchronous reset in current mode logic circuits | |
KR20050112972A (ko) | 스캔 플립-플롭 회로 및 그를 포함한 반도체 집적 회로 장치 | |
EP1460760A1 (en) | Dual-edge triggered flip-flop circuit with asynchronous programmable reset | |
US7821850B2 (en) | Semiconductor digital circuit, FIFO buffer circuit, and data transferring method | |
KR100612417B1 (ko) | 펄스-기반 고속 저전력 게이티드 플롭플롭 회로 | |
US20140210526A1 (en) | Rotational Synchronizer Circuit for Metastablity Resolution | |
US7492205B2 (en) | Clock generator | |
JP3644853B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2003043108A (ja) | フリップフロップ及びスキャンパス回路 | |
US20190173458A1 (en) | Shift register utilizing latches controlled by dual non-overlapping clocks | |
US7528630B2 (en) | High speed flip-flop | |
JP2004064557A (ja) | フリップフロップ回路およびシフトレジスタ | |
JP7052971B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
KR101629231B1 (ko) | 데이터 홀드 기능을 갖는 도미노 로직 블록 및 그것을 구비한 도미노 로직 | |
WO2017199790A1 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP5372613B2 (ja) | フリップフロップ、半導体集積回路、半導体デバイスおよびブレードサーバ | |
JP2006287163A (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2012239185A (ja) | セル・ライブラリから選択された信号スキュー調整セルを備えた集積回路 | |
US7117412B2 (en) | Flip-flop circuit for capturing input signals in priority order | |
JP4713130B2 (ja) | スキャン付きフリップフロップ、半導体装置及び半導体装置の製造方法 | |
KR100551898B1 (ko) | 시프트 레지스터 및 d플립플롭 | |
JP5223704B2 (ja) | デュアルモジュラスプリスケーラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7052971 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |