JP7048876B2 - シート - Google Patents
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Description
また、上記の構成では、足乗せ台と解除操作部が干渉してしまうことが回避される。
上記の構成では、足乗せ部とシートクッションが連動して同時に折り畳まれるため、折り畳みの際の操作性が向上する。
上記の構成では、一つの挙動でロックを解除して足乗せ部を折り畳む方向に倒すことが可能となる。
上記の構成では、解除操作部が凹部に配置されていることで、意図しないロック解除操作が行われてしまうことを回避することが可能となる。
上記のシートにおいて、前記板状部を有するフットカバーが前記足乗せ台の下側に位置するとよい。
上記の構成では、異物が凹部に入ることが抑制される。
上記の構成では、解除操作部を回転式とすることで、狭い箇所であっても操作に必要なストロークを確保することが可能となる。
上記の構成では、ロック機構に連結された箇所においても乗員の荷重を受けることが可能となる。
上記の構成では、ロック機構をシート幅方向の両側に配置することで、ロック解除操作部をバランスよく回動させることが可能となる。
上記の構成では、ロック機構と足乗せ部が干渉することが回避される。
また、本発明のシートによれば、足乗せ台と解除操作部が干渉してしまうことが回避される。
また、本発明のシートによれば、足乗せ部とシートクッションが同時に折り畳まれるため、折り畳みの際の操作性が向上する。
また、本発明のシートによれば、一つの挙動でロックを解除して足乗せ部を折り畳む方向に倒すことが可能となる。
また、本発明のシートによれば、解除操作部が凹部に配置されていることで、意図しないロック解除操作が行われてしまうことを回避することが可能となる。
また、本発明のシートによれば、異物が凹部に入ることが抑制される。
また、本発明のシートによれば、解除操作部を回転式とすることで、狭い箇所であっても操作に必要なストロークを確保することが可能となる。
また、本発明のシートによれば、ロック機構に連結された箇所においても乗員の荷重を受けることが可能となる。
また、本発明のシートによれば、ロック機構をシート幅方向の両側に配置することで、ロック解除操作部をバランスよく回動させることが可能となる。
また、本発明のシートによれば、ロック機構と足乗せ部が干渉することが回避される。
本実施形態に係る乗物用シート1は、図1に示す外観を有している。図2は、乗物用シート1の正面図である。図3は説明のために乗物用シート1の一部構成を除いた状態を示す斜視図である。
固定サイドフレーム2及び固定架橋フレーム3は、乗物に固定された固定フレームであり、例えば鉄等の金属により構成される。以下、固定サイドフレーム2及び固定架橋フレーム3を総称して固定フレームとも呼ぶ。図1乃至3に示すように、乗物用シート1において、固定サイドフレーム2は平行に離間して2本設けられており、固定架橋フレーム3は固定サイドフレーム2と直交するように設けられている。本実施形態では、2本の固定サイドフレーム2の上下の端部を固定架橋フレーム3によって連結をすることで、フレームの剛性を高めている。また、固定サイドフレーム2のヘッドレスト10とシートバック20の間に対応する位置にも固定架橋フレーム3を配置することで、乗員の頭部付近におけるフレームの剛性を高めている。
ヘッドレスト10は、乗員の頭部を支持する部材であり、例えばCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)等のカーボン樹脂により構成されるヘッドレストフレーム11と、ヘッドレストフレーム11に載置されたパッド部材を備えている。本実施形態では、ヘッドレスト10のヘッドレストフレーム11は、図3に示すようにヘッドレスト支持部材16を介して固定サイドフレーム2に取り付けられている。すなわち、ヘッドレスト支持部材16は、一端が固定サイドフレーム2に固定されているとともに、他端がヘッドレストフレーム11に固定されている。なお、ヘッドレスト支持部材16は、例えばアルミ等の金属により構成されることとしてよい。
シートバック20は、乗員の背部及び腰部を支持する部材であり、例えばCFRP等のカーボン樹脂により構成されるシートバックフレーム21と、シートバックフレーム21に載置されたパッド部材を備えている。シートバック20のシートバックフレーム21は、ヘッドレスト10側に湾曲した上部においてヘッドレストフレーム11と連続して形成されている。また、シートバックフレーム21下側の縁部21bは、ベース部材6、グリップ7及びシートベルト取り付け部8とともに固定サイドフレーム2に固定されている。なお、シートバックフレーム21は、パッド部材22とパッド部材24の裏側に対応する上側の位置において、固定サイドフレーム2に固定されている。
シートクッション30は、乗員臀部を支持する部材である。シートクッション30は、クッションフレーム31と、クッションパッド32を備える。
足乗せ部40は、乗員の脚部を支持する部材であり、フットレスト41と、フットカバー42と、足乗せ台43と、踵当て部44を主要構成要素として備えている。フットレスト41は、板状体の部材であり、シート左右方向に平行に離間して配置された2つ設けられている。フットレスト41は、例えばCFRP等のカーボン樹脂により構成される。本実施形態では、フットレスト41の前端部には、乗員が足を乗せる足乗せ台43と乗員が踵を当てる踵当て部44がそれぞれ取り付けられている。
ここで、シートクッション30と足乗せ部40の回動を連動させるための機構について説明する。本実施形態に係る乗物用シート1は、シートクッション30と足乗せ部40の回動を連動させるように接続する連結部材50を備えている。
図1乃至図3に示されるように、乗物用シート1には、シートクッション30と足乗せ部40とを連結する連結部材50が設けられる。連結部材50は、上下方向(長手方向)に延出した部材であり、例えばアルミ等の金属により構成される。
以下、乗物用シート1のシートクッション30及び足乗せ部40を展開状態から折り畳み状態に回動させるときの両者の動きについて説明する。
本実施形態に係る乗物用シート1は、シートクッション30及び足乗せ部40の回動状態をロックするロック機構(ロック部)と、ロックを解除するためのロック解除機構(ロック解除部)を備えている。以下、ロック機構及びロック解除機構について詳細に説明する。
本実施形態に係る乗物用シート1が備えるロック機構R(ロック部)について、図10及び11を参照して説明する。ロック機構Rは、シート幅方向における両側に設けられており、シートクッション30(クッションフレーム31)の裏面30aに設けられたストライカ70と、ストライカ70に係合するロック部材73と、ロック部材73を付勢する付勢部材72と、ロック解除機構のハーネス68と付勢部材72を接続するリンク機構71と、を主構成要素とする。ロック機構Rは、図3に示すように、ロック部カバー69によって覆われている。なお、図11では、説明のために、一方のロック機構Rのみを図示している。
次に、本実施形態に係る乗物用シート1が備えるロック解除機構(ロック解除部)について、図6乃至8及び図12乃至14を参照して説明する。ロック解除機構は、足乗せ部40のフットカバー42の裏面に設けられた解除レバー60(解除操作部)と、ハーネス68とを主構成要素とする。
ロック機構は、シートクッション30及び足乗せ部40が着座可能な展開状態である場合、折り畳み状態である場合において作動するものとしてよい。こうすることで、意図しない場合にシートクッション30及び足乗せ部40が回動してしまうことが抑制される。
2 固定サイドフレーム(サイドフレーム)
3 固定架橋フレーム
4 上部足入れ抑制部材
5 下部足入れ抑制部材
6 ベース部材
6a 開口
6b 開口
7 グリップ
7a グリップ基部
8 シートベルト取り付け部
10 ヘッドレスト
11 ヘッドレストフレーム
12,13,14 パッド部材
15 シートベルト挿通孔
16 ヘッドレスト支持部材
20 シートバック
21 シートバックフレーム
21a 凹部
21b 縁部
22,23,24,25 パッド部材
30 シートクッション
30a 裏面
31 クッションフレーム
32 クッションパッド
33 シートベルト挿通孔
34 第1軸部材
35 第1連結部材
36 軸部材
40 足乗せ部
41 フットレスト
42 フットカバー
42a 板状部
42b 凹部
42c 湾曲部
42d リベット
43 足乗せ台
44 踵当て部
44a 軸部
44b プレート
45 第2軸部材
46 シートベルト取り付け部
47 第2連結部材
50 連結部材
51 第1端部
52 第2端部
60 解除レバー(解除操作部)
61 操作部
62 凹部
63 異物侵入抑制部
64a ワイヤ係止部
64b ワイヤ挿通孔
65a 回動軸孔
65b 回動軸
66 巻きバネ
67 ベース部材
67a 先端部
68 ハーネス
R ロック機構(ロック部)
70 ストライカ
71 リンク機構
72 付勢部材
73 ロック部材
74 回動軸
75 係止部
76 ストライカ係合凹部
77 ロック部カバー
Claims (10)
- シートクッション及び足乗せ部を備えるシートであって、
前記足乗せ部は回動可能に構成されており、
前記足乗せ部の回動をロックするロック部と、
前記足乗せ部のロックを解除するロック解除部と、を備え、
前記ロック解除部は、前記足乗せ部に配置された解除操作部を備えており、
前記足乗せ部は、着座者が足を乗せるための足乗せ台を複数備え、
前記解除操作部は、前記複数の足乗せ台の間に配置されていることを特徴とするシート。 - 前記シートクッションは回動可能に構成され、
前記足乗せ部と前記シートクッションを連結していて上下方向に延出した連結部材を備え、
前記シートクッションと前記足乗せ部は、いずれか一方を操作することにより、同時に回動することを特徴とする請求項1に記載のシート。 - 前記解除操作部の操作方向と、前記足乗せ部の回動方向が同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート。
- 前記足乗せ部は、凹部を有する板状部を備え、
前記解除操作部は、前記凹部に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のシート。 - 前記板状部を有するフットカバーが前記足乗せ台の下側に位置することを特徴とする請求項4に記載のシート。
- 前記解除操作部は、異物の侵入を抑制するために開口を一部塞ぐように設けられた異物侵入抑制部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のシート。
- 前記解除操作部は、操作部と軸を備える回転式レバーであることを特徴とする請求項4に記載のシート。
- シートクッション及び足乗せ部を備えるシートであって、
前記足乗せ部は回動可能に構成されており、
前記足乗せ部の回動をロックするロック部と、
前記足乗せ部のロックを解除するロック解除部と、を備え、
前記ロック解除部は、前記足乗せ部に配置された解除操作部を備えており、
前記シートの幅方向に設けられた一対のサイドフレームを備え、
前記シートクッションは、前記一対のサイドフレームに取り付けられており、
前記ロック部は、前記シートクッションの裏面と、前記サイドフレームに取り付けられていることを特徴とするシート。 - シートクッション及び足乗せ部を備えるシートであって、
前記足乗せ部は回動可能に構成されており、
前記足乗せ部の回動をロックするロック部と、
前記足乗せ部のロックを解除するロック解除部と、を備え、
前記ロック解除部は、前記足乗せ部に配置された解除操作部を備えており、
前記ロック部は、前記シートの幅方向において両側に配置されていることを特徴とするシート。 - シート幅方向における両側の前記ロック部の間の距離は、前記シートの幅方向における足乗せ部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項9に記載のシート。
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