JP7048526B2 - 通話装置および自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通話装置および自動取引装置に関する。
金融機関等で使用される自動取引装置には、操作ボタンやディスプレイ画面等の他に、ハンドセット(受話器)を有する通話装置が備えられているものがある。
ハンドセットが顧客によって持ち上げられると、ハンドセットに内蔵されたスピーカから音声ガイダンスが流れたり、またはハンドセットを通じて職員と会話したりすることができる。ハンドセットが使用されることで、例えば、入力操作がわからない顧客に対して音声を通じて操作ガイダンスを行うことができ、取引を円滑に進めることができる。
ハンドセットの保持構造に関連した従来技術としては、例えば、送受器コード巻き取り部による送受器コードの引き込みに連動して送受器に設けられたコード接続器を収容するコード接続器収容部を送受器載置部に備えて送受器を収納する技術が提案されている(特許文献1)。
また、ハンドセットと載置台とを繋ぐケーブルの接続部に磁石が組み込まれ、磁石による磁界を検出してハンドセットの載置台の位置を検出する技術が提案されている(特許文献2)。
特開2001-24765号公報 特開2014-78205号公報
ハンドセットが保持される構造の代表的なものには、水平に位置する載置台にハンドセットを置いて保持する水平面での保持構造と、垂直に位置する載置台にハンドセットを置いて保持する垂直面での保持構造がある。
また、垂直面での保持構造では、載置台に突起が設けられ、ハンドセットにはその突起が嵌合できる孔が設けられており、載置台にハンドセットを引掛けて固定できる構造になっている。
しかし、斜面に設けられた載置台にハンドセットを保持させる斜面保持に対して水平面での保持構造を適用した場合、水平面での構造では上述のような引掛け機構が設けられていないために、振動等が生じるとハンドセットが載置台から容易に外れて落下してしまうという問題がある。
また、斜面保持に対して垂直面での保持構造を適用した場合、顧客がハンドセットを載置台に置こうとしたときにハンドセットの壁面が載置台の上述の突起にぶつかってしまう。この場合、ハンドセットの孔に突起が正しく嵌合しないため、ハンドセットが適正な位置から外れた状態で置かれてしまうという問題がある。
1つの側面では、本発明は、ハンドセットを適正な位置に安定して保持することができる通話装置および自動取引装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、通話装置が提供される。通話装置は、コードが接続されたコード接続部の一端が取り付けられたハンドセットと、コードが引き込まれることでコード接続部を収容する収容部が設けられてハンドセットが載置されるハンドセット載置部と、収容部に収容されたコード接続部を保持する複数の段差が設けられたハンドセット保持具とを有する。
また、上記課題を解決するために、上記通話装置を備えた自動取引装置が提供される。
1側面によれば、ハンドセットを適正な位置に安定して保持することができる。
通話装置の構成例を示す図である。 通話装置の構成例を示す図である。 自動取引装置の外観の一例を示す図である。 ハンドセットの水平面での保持構造の一例を示す図である。 ハンドセットの垂直面での保持構造の一例を示す図である。 水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。 水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。 水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。 垂直面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。 垂直面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。 ハンドセット保持具の構成要素を示す図である。 構成要素Aに関連した機構を説明するための図である。 構成要素Bに関連した機構を説明するための図である。 構成要素Cに関連した機構を説明するための図である。 構成要素Dに関連した機構を説明するための図である。 ハンドセットがハンドセット載置部の引掛け突起に掛かるときの動作の流れを示す図である。 ハンドセット保持具の取り付け例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
図1、図2は通話装置の構成例を示す図である。通話装置1は、ハンドセット10、ハンドセット載置部20およびハンドセット保持具30を備える。ハンドセット載置部20は、水平面に対して傾斜した載置面を有しており、ハンドセット載置部20に対してハンドセット10は斜面保持される。
図1はハンドセット載置部20からハンドセット10がユーザにより持ち上げられた状態を示しており、図2はハンドセット載置部20にハンドセット10がユーザにより置かれて保持されている状態を示している。
(ハンドセット10の構成)
ハンドセット10は、ユーザの耳元に近接される耳元部11、ユーザの口元に近接される口元部12、耳元部11および口元部12を連接してユーザに把持される把持部13を有する。
ハンドセット10は、ユーザに把持された際に耳元に近接する耳元部11が把持部13よりも突出するように形成されている(口元部12も同様に突出形状にして形成してもよい)。
耳元部11には、内部にスピーカ11aが組み込まれており、スピーカ11aから音声が出力される。また、突出形状になっている耳元部11の下方壁面には、ハンドセット10がハンドセット載置部20に置かれた際に、ハンドセット載置部20に設けられている引掛け突起21aに嵌合するための引掛け孔11bが形成されている。
このような引掛け突起21aおよび引掛け孔11bを含む引掛け機構が設けられることにより、ハンドセット10をハンドセット載置部20に固定して保持することができる。
口元部12には、内部にマイクロフォン12aが組み込まれており、マイクロフォン12aによりユーザの音声が収音されて音声信号に変換される。また、口元部12には、コード接続部14が設けられており、コード接続部14には音声信号を伝達するコード15が接続されている。
コード接続部14は、コード15とハンドセット10とを接続し、コード接続部14の一端からコード15が引き出されると共に、コード接続部14の他端は口元部12に形成された溝12bに収まって、溝12b内において回動軸X0を中心に回動(正逆の回転)が可能なように支持されている。これにより、ハンドセット10に対してコード接続部14を自在に回動させることができる。
(ハンドセット載置部20の構成)
ハンドセット載置部20は、ハンドセット10の耳元部11に対応する耳元窪み部21と、口元部12に接続されているコード接続部14に対応する収容部22とを備え、耳元窪み部21と収容部22とを連接させて、ハンドセット10を斜めに載置させ得るような形状で形成されている。
ハンドセット10がハンドセット載置部20に置かれる場合、コード15の引き込み力によって最初にコード接続部14が収容部22に嵌め込まれ、次に耳元部11が耳元窪み部21に嵌め込まれる。
このとき、耳元窪み部21の窪み内部の下方壁面に設けられた引掛け突起21aが、ハンドセット10に設けられている引掛け孔11bに嵌合してハンドセット10とハンドセット載置部20が固定される(このようにしてハンドセット10がハンドセット載置部20に置かれた位置を適正位置と呼ぶ)。
耳元窪み部21の中央部分には、ハンドセット載置部20の斜面に対して上下方向に貫通するフック孔21bが穿設され、耳元窪み部21の下方には、フックスイッチ23と、フックスイッチ支持部24とが設けられている。
フックスイッチ23は、斜面に対して前後方向に細長く形成されており、フックスイッチ支持部24との接続部分を中心にして、耳元窪み部21から上方向に突出した突出部23aを上下方向へ動かすように回動する。
フックスイッチ支持部24は、フックスイッチ23の下側に配置されて、フックスイッチ23を回動可能に支持すると共に、フックスイッチ支持部24の内部に設けられたスプリングにより上方向へフックスイッチ23を付勢する。
さらに、フックスイッチ支持部24は、フックスイッチ23が押下されないときにはフックオフ状態になり、このとき、コード15を通じて音声信号が送信されて、ハンドセット10のマイクロフォン12aから音声が出力し、フックスイッチ23が押下されたときにはフックオン状態になって、音声出力が停止する。
一方、収容部22は、コード接続部14よりも一回り大きな収容空間を形成しており、収容空間内にコード接続部14を円滑に収容し得るような形状になっている。収容部22の底部には、上下に貫通された孔部22aが穿設され、収容部22の窪み下方には、コード15を巻き取るための巻取部25が設けられている。
巻取部25は、外力が加えられないときにはコード15を巻き取ることによりコード15を収容部22へ引き込み、ハンドセット10の口元部12を引き寄せて、コード接続部14を収容部22へ落とし込む。
また、巻取部25は、ハンドセット10がユーザに持ち上げられると、コード接続部14を介して接続されているコード15が引っ張られるため、コード15をその引っ張り量に応じて引き出す。
(ハンドセット保持具30の構成)
ハンドセット保持具30は、図の例ではL字型に形成された部品であり、L字型の各辺をなす第1辺部31と第2辺部32を有する。第1辺部31の接触面31-1は、収容部22の内部の下方壁面に接触し、第2辺部32はハンドセット載置部20の外側壁面に接触する。
また、第1辺部31の接触面31-1の反対面であって、コード接続部14またはコード15に近接する側の面31-2には、収容部22の底部側から順に端面31a(第1の端面)と、端面31aより高さが低い端面31b(第2の端面)と、端面31bより高さが低い端面31c(第3の端面)とが階段状に設けられている。端面31a、31b、31cにより2つの段差が形成されて、ハンドセット10の保持位置および保持角度が調整される。
コード15が巻取部25で巻き取られてコード接続部14が収容部22に収容される際、端面31aと端面31bとで形成される段差(第1の段差)によって、コード接続部14の底面が嵌ることでコード15の引き込みが止まり、コード接続部14に繋がるハンドセット10の保持位置が決まる。
また、端面31bと端面31cとで形成される段差(第2の段差)によって、コード接続部14が収容部22内で傾いて保持され、コード接続部14に繋がるハンドセット10の保持角度が決まる。
なお、ハンドセット保持具30の材質は、例えば、ABS樹脂やステンレス鋼等である。また、ハンドセット保持具30は、ハンドセット載置部20に一体化された構造でもよいし、またはハンドセット載置部20に対して取り外し/取り付けが可能な構造にすることもできる。
<通話装置1が適用された自動取引装置の外観>
図1、図2に示した通話装置1は、例えば、自動取引装置に適用される。図3は自動取引装置の外観の一例を示す図である。自動取引装置100は、例えば、前面上部にディスプレイ画面101が備えられ、前面下部にはカード受付/排出口102、現金受付/排出口103および操作ボタン104が備えられている。また、前面下部の左側には、通話装置1が備えられ、通話装置1のうちのハンドセット10は斜面で保持されている。
<水平面での保持構造>
次に本発明の詳細を説明する前に、通常のハンドセットの水平面および垂直面での構造と、水平面および垂直面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題について説明する。
図4はハンドセットの水平面での保持構造の一例を示す図である。ハンドセット載置部20-1は水平に位置している。ハンドセット載置部20-1に対してハンドセット10-1が置かれることでハンドセット10-1が水平面に保持される。
<垂直面での保持構造>
図5はハンドセットの垂直面での保持構造の一例を示す図である。ハンドセット載置部20-2は垂直に位置している。ハンドセット載置部20-2には、耳元窪み部21の一部の面に突出した引掛け突起21aが設けられている。ハンドセット10-2の耳元部11には、引掛け孔11bが設けられている。引掛け突起21aが引掛け孔11bに嵌合して、ハンドセット10-2がハンドセット載置部20-2に掛けられた状態になることで、ハンドセット10-2がハンドセット載置部20-2に対して垂直面で保持される。
<水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題>
図6、図7は水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。ハンドセット10-1およびハンドセット載置部20-1は、図4に示したような水平面での保持構造(引掛け機構を持たない保持構造)を有している。また、ハンドセット載置部20-1の載置面は斜面になっており、ハンドセット10-1は斜面で保持されている。
〔状態St1〕ハンドセット10-1をハンドセット載置部20-1に置く場合、巻取部25によってコード15が巻き取られてコード15に張力がかかる。このため、ハンドセット10-1の耳元部11がハンドセット載置部20-1の耳元窪み部21に収容されるよりも先に、ハンドセット10-1のコード接続部14がハンドセット載置部20-1の収容部22に収容される。
〔状態St2〕ハンドセット10-1の自重によりコード接続部14が収容部22に収容された状態で、ハンドセット10-1の耳元部11は、ユーザによって耳元窪み部21に押し込まれて収容される。
〔状態St3〕載置面が斜面のハンドセット載置部20-1に対してハンドセット10が置かれて保持されているときに、ハンドセット載置部20-1に振動が生じたとする。
〔状態St4〕ハンドセット10-1は、ハンドセット載置部20-1に固定されていないため(引掛け機構を有していないため)、振動の影響でハンドセット載置部20-1から外れて落下してしまう。
〔状態St5〕ハンドセット10-1がハンドセット載置部20-1から外れるために、フックスイッチ23が押下されていない状態(フックオフ状態)になる。フックスイッチ23が押下されていなければ、例えば、自動取引装置100は、ユーザによりハンドセット10-1が持ち上げられてハンドセット10-1の使用意思があるものと誤認識してしまい、正常な音声サービスを提供できなくなる。
図8は水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。上述の図6、図7では、ハンドセット10-1が落下することでフックスイッチ23がフックオフ状態になる場合を示した。これに対し、図8ではハンドセット10-1がハンドセット載置部20-1に置かれた状態でもフックオフ状態になってしまう場合を示している。
ハンドセット10-1の重心をP0とし、ハンドセット10-1の質量をmとする。斜面保持の場合、ハンドセット10-1の重力であるmgは、図中の点線のように分散される。また、水平面での保持構造には上述した引掛け機構が備えられていない。
このため、フックスイッチ23が斜面に対して上方向に上がる力(付勢力)をF1、フックスイッチ23をフックオンさせるのに要する力をF1aとした場合、水平面での保持構造を斜面保持に適用した場合では、F1a<F1となる可能性がある。すなわち、水平面での保持構造では、フックスイッチ23を押すのに必要な力が弱く、フックスイッチ23を十分に押し込めずにフックオフ状態になってしまう可能性がある。
<垂直面での保持構造を斜面に適用した場合の課題>
図9、図10は垂直面での保持構造を斜面保持に適用した場合の課題を説明するための図である。ハンドセット10-2およびハンドセット載置部20-2は、図5に示したような垂直面での保持構造(引掛け機構を持つ保持構造)を有している。また、ハンドセット載置部20-2の載置面は斜面になっており、ハンドセット10-2は斜面で保持されている。
〔状態St11〕ハンドセット10-2をハンドセット載置部20-2に置く場合、巻取部25によってコード15が巻き取られてコード15に張力がかかる。このため、ハンドセット10-2の耳元部11がハンドセット載置部20-2の耳元窪み部21に収容されるよりも先に、ハンドセット10-2のコード接続部14がハンドセット載置部20-2の収容部22に収容される。
〔状態St12〕ハンドセット10-2の自重によりコード接続部14が収容部22に収容された状態で、ハンドセット10-2の耳元部11は、ユーザによって耳元窪み部21に押し込まれて収容される。
〔状態St13〕耳元部11が耳元窪み部21に収容される際、耳元窪み部21の下端に設けられている引掛け突起21aが、ハンドセット10-2の耳元部11に干渉してしまう(ぶつかってしまう)。
〔状態St14〕ハンドセット10-2がハンドセット載置部20-2の適正位置から外れて置かれるために、フックスイッチ23が押下されていないフックオフ状態になる。このため上記と同様に、自動取引装置100は、ユーザによりハンドセット10-2が持ち上げられてハンドセット10-2の使用意思があるものと誤認識してしまい、正常な音声サービスを提供できなくなる。
以上説明したように、水平面での保持構造では、ハンドセット10-1はハンドセット載置部20-1に固定されずに保持されるために、ハンドセット10-1が外れやすくなっている。したがって、水平面での保持構造を斜面に適用した場合、振動が生じたり、または物体(かばん等)がハンドセット10-1に衝突したりすると、ハンドセット10-1がハンドセット載置部20-1から外れてしまい、本来の目的とは異なる誤ったフックオフ状態になってしまう。また、ハンドセット10-1が外れなくても、水平面での構造は引掛け機構を持たないため、フックスイッチ23を押し込む力が弱く、この場合も誤ったフックオフ状態になりやすい。
さらに、垂直面での保持構造は、引掛け機構を持つためにハンドセット10-2はハンドセット載置部20-2に固定されて保持されるので、水平面での保持構造に比べれば安定性はある。しかし、垂直面での保持構造を斜面に適用した場合、固定保持するための引掛け突起21aがハンドセット10-2に干渉して、ハンドセット10-2がハンドセット載置部20-2の適正位置に収容されない可能性があり、この場合も誤ったフックオフ状態が発生してしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、水平面、垂直面および斜面のいずれに対してもハンドセットを安定して保持し、かつ誤ったフックオフ状態が発生することを防止した通話装置および自動取引装置を提供するものである。
<ハンドセット保持具の構成要素>
以降、本発明のハンドセット保持具30について詳しく説明する。図11はハンドセット保持具の構成要素を示す図である。通話装置1に備えられるハンドセット保持具30は、構成要素A、B、C、Dを有している。
構成要素Aは、ハンドセット保持具30の接触面31-1から端面31bまでの高さである。構成要素Bは、端面31aの長さである。構成要素Cは、端面31bの長さである。構成要素Dは、端面31cから端面31bまでの高さである。
(構成要素A)
図12は構成要素Aに関連した機構を説明するための図である。ハンドセット10のコード接続部14が収容部22に引き込まれるとき、コード接続部14にコード15が接続されている側の底面14aの一部が側面31a-1に当たる。
そして、コード接続部14の底面14aが、端面31a、31bで形成される段差に嵌ってコード接続部14の引き込みが停止する。また、ハンドセット10をハンドセット載置部20に置く場合、端面31bの高さだけハンドセット10が斜面上方向へ移動する。
ここで、ハンドセット保持具30の接触面31-1から端面31bまでの高さをL1とし、ハンドセット載置部20に設けられている引掛け突起21aの高さをd0とする。このとき、端面31bの接触面31-1からの高さL1は、引掛け突起21aの高さd0よりも大きく設定される(d0<L1)。
これにより、端面31bは、ハンドセット10の回動軸X0の位置を、接触面31-1から引掛け突起21aの高さ以上、斜面上方向に移動させることになる。したがって、構成要素Aにもとづく機構によって、ハンドセット10がハンドセット載置部20に置かれる場合、ハンドセット10の耳元部11の壁面がハンドセット載置部20の引掛け突起21aにぶつかることを防止することができる。
(構成要素B)
図13は構成要素Bに関連した機構を説明するための図である。ハンドセット10の重心をP0とし、ハンドセット10の質量をmとすると、重心P0から垂直下方向にハンドセット10の重力mgがかかる。また、回動軸X0を通る水平ラインをLx、回動軸X0と重心P0を通り載置面と平行なラインをLs、回動軸X0を通り載置面と垂直なラインをLvとする。
さらに、回動軸X0からフックスイッチ23の接点までの距離をd1(第1の距離)、回動軸X0から重心P0までの距離をd2(第2の距離)、側面31a-1がある段差点(第1の段差点)P1から回動軸X0までの距離をd3(第3の距離)、端面31aの長さをL2とする。そして、ラインLxとラインLsとがなす角度をθ、ラインLvとラインLxとがなす角度をθとする。
ここで、フックスイッチ23が斜面に対して垂直上方向に上がる付勢力である力F1(第1の力)において、回動軸X0からフックスイッチ23の接点までの距離がd1である。よって、回動軸X0を支点としたときのフックスイッチ23を付勢する力F1のモーメントM1(第1のモーメント)は、以下の式(1a)で表せる。
M1=F1×d1・・・(1a)
さらに、重力mgのラインLsに対する垂直方向成分の力F2(第2の力)は、mg×cosθであり、回動軸X0から重心P0までの距離がd2である。よって、回動軸X0を支点としたときの力F2のモーメントM2(第2のモーメント)は、以下の式(1b)で表せる。
M2=F2×d2=mg×cosθ×d2・・・(1b)
ハンドセット10をハンドセット載置部20に置く際に、フックスイッチ23を確実にフックオンさせるためには、回動軸X0を支点とする力F1のモーメントM1よりも、回動軸X0を支点とする力F2のモーメントM2が大きくなればよい。すなわち、M1<M2となればよいので、式(1a)、(1b)にもとづき以下の式(1c)が成り立つ。
F1<(F2×d2)/d1=(mg×cosθ×d2)/d1・・・(1c)
一方、上記のパラメータのうちのθ、θ、d1、d3、L2に関して、以下の式(1d)が成り立つ。
(L2+d3)=cos(θ+θ)×d1・・・(1d)
よって、上記の式(1c)、(1d)を満たすように、端面31aの長さL2が調整されることで、ハンドセット10がハンドセット載置部20に保持されているときの保持角度θが調整される。
すなわち、端面31aの長さL2の調整により、ハンドセット10の回動軸X0の位置を移動させ、フックスイッチ23を十分に押し込めるようなハンドセット10の保持角度θが設定される。
これにより、フックスイッチ23を押す方向にかかるハンドセット10の自重による力F2が増加し、フックスイッチ23が斜面に対して上方向に上がる力F1を上回る。したがって、ハンドセット10がハンドセット載置部20に保持されている状態において確実にフックスイッチ23をフックオンさせることが可能になる。
(構成要素C)
図14は構成要素Cに関連した機構を説明するための図である。巻取部25によってコード15が巻き取られるときのコード張力をFcとし、コード張力FcとラインLsとがなす角度をθとする。また、端面31bの長さをL3とする。なお、側面31b-1がある段差点(第2の段差点)をP2とすれば、段差点P1から段差点P2までの距離がL3である。
ここで、コード張力FcのラインLs方向成分の力F3(第3の力)は、Fc×cosθであり、段差点P1から段差点P2までの距離である端面31bの長さがL3である。よって、段差点P2を支点としたときの力F3のモーメントM3(第3のモーメント)は、以下の式(2a)で表せる。
M3=F3×L3=Fc×cosθ×L3・・・(2a)
また、段差点P2から回動軸X0までの距離をd4(第4の距離)とする。重力mgのラインLsに対する水平方向成分の力F4(第4の力)は、mg×sinθであり、段差点P2から回動軸X0までの長さがd4である。よって、段差点P2を支点としたときの力F4のモーメントM4(第4のモーメント)は、以下の式(2b)で表せる。
M4=F4×d4=mg×sinθ×d4・・・(2b)
さらに、ハンドセット10がユーザによってハンドセット載置部20に置かれるときにハンドセット10が押される斜面下方の押し込み力をFbとする。コード張力FcのラインLs方向成分の力F3に力Fbが加わった力をF5とすると、力F5(第5の力)は、(mg×sinθ+Fb)であり、段差点P2から回動軸X0までの長さがd4である。よって、段差点P2を支点としたときの力F5のモーメントM5(第5のモーメント)は、以下の式(2c)で表せる。
M5=(F3+Fb)×d4=(mg×sinθ+Fb)×d4・・・(2c)
ここで、段差点P2の位置でハンドセット10が自重のみで傾かないためには、力F3のモーメントM3が、力F4のモーメントM4よりも大きければよい(M4<M3)。すなわち、式(2a)、(2b)にもとづいて、以下の式(2d)が成り立てばよい。
mg×sinθ×d4<Fc×cosθ×L3・・・(2d)
また、ハンドセット10をハンドセット載置部20に押し込むときの力Fbによって、コード接続部14が傾くためには、力F5のモーメントM5が、力F3のモーメントM3よりも大きければよい(M3<M5)。すなわち、式(2a)、(2c)にもとづいて、以下の式(2e)が成り立てばよい。
Fc×cosθ×L3<(mg×sinθ+Fb)×d4・・・(2e)
したがって、式(2d)、(2e)から、端面31bの長さL3は、以下の式(2f)の範囲を満たせばよい。
(mg×sinθ×d4)/(Fc×cosθ)<L3<((mg×sinθ+Fb)×d4)/(Fc×cosθ)・・・(2f)
式(2f)の関係が成り立つことで、コード接続部14がハンドセット10の自重では段差点P2で傾かず、ハンドセット10をハンドセット載置部20に押し込む際の力Fbによって、コード接続部14が段差点P2で傾く。そして、その傾きに合わせてハンドセット10が移動して、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aに、ハンドセット10の引掛け孔11bを掛けることが可能になる。
(構成要素D)
図15は構成要素Dに関連した機構を説明するための図である。ハンドセット10をハンドセット載置部20に置いたときに、ハンドセット載置部20の傾きによる斜面下方向へのハンドセット10の移動量をd5とする。また、ハンドセット保持具30の端面31cの長さをd6とする。また、ハンドセット保持具30の端面31cから端面31bまでの高さをL4とする。
このとき、ハンドセット10の移動量d5は、以下の式(3a)になる。
d5=(L4×d4)/d6・・・(3a)
また、ハンドセット10の移動量d5は、0よりも大きくかつ引掛け突起21aの高さd0よりも小さく設定される。すなわち、以下の式(3b)が成り立つ。
0<d5<d0・・・(3b)
したがって、式(3a)、(3b)にもとづいて、高さL4の調整範囲は、以下の式(3c)で算出される。
0<L4<(d0×d6)/d4・・・(3c)
式(3c)に示す範囲で端面31cから端面31bまでの高さL4を調整することで、ハンドセット10をハンドセット載置部20に置く場合、引掛け突起21aが引掛け孔11bに対して精度よく嵌合することができる。
図16はハンドセットがハンドセット載置部の引掛け突起に掛かるときの動作の流れを示す図である。ハンドセット10のユーザによる押し込む際の力により、コード接続部14が段差の隙間分傾く(ステップS1)。コード接続部14の傾きに合わせて、ハンドセット10が載置面に対して水平下方向に移動する(ステップS2)。ハンドセット10が移動することで、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aがハンドセット10の引掛け孔11bに嵌合する(ステップS3)。
このように、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aの高さに関係した段差の隙間(L4)を設けることで、その段差の隙間(L4)によって、コード接続部14を傾けることができ、コード接続部14と繋がっているハンドセット10がコード接続部14の傾き分移動する。これにより、ハンドセット10が傾き分移動することで、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aにハンドセット10の引掛け孔11bを精度よく嵌合させることができる。
<ハンドセット保持具30の取り付け例>
図17はハンドセット保持具の取り付け例を示す図である。ハンドセット取付モールド40にハンドセット保持具30が取り付けられている例を示している。ハンドセット取付モールド40は、ハンドセット10が置かれた場合に、ハンドセット10の全体が収容されるような窪み形状で形成されている。
また、ハンドセット取付モールド40の内部の下方壁面に対して、ハンドセット保持具30の階段状の端面31a、31b、31cが形成されている。ハンドセット取付モールド40にハンドセット10が置かれる際に、端面31a、31b、31cによって形成される段差によって、ハンドセット10の保持位置および保持角度が調整される。
以上説明したように、本発明によれば、階段状の端面31a、31b、31cを有したハンドセット保持具30を備えることにより、ハンドセット10をハンドセット載置部20に置く場合に、ハンドセット10の保持位置および保持角度を調整して、ハンドセット10を適正位置に載置することが可能になる。また、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aにハンドセット10が干渉せず、ハンドセット10の自重でフックスイッチ23を確実に押下することができる。
さらに、ハンドセット10をハンドセット載置部20に押し込む際の自重以上の力がかかると、コード接続部14が端面31bと端面31cで形成される段差の深さ分傾いてハンドセット10が追従して下がり、また端面31aと端面31bで生成される段差に当ることで移動量を調整することができる。これにより、ハンドセット載置部20の引掛け突起21aをハンドセット10の引掛け孔11bに精度よく嵌合させることができる。
なお、上記では、ハンドセット10の斜面保持を例に挙げて説明したが、本発明は、斜面保持だけでなく、水平面および垂直面にハンドセット10を保持する場合にも、斜面保持と同様にして適正位置に保持することが可能である。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。
1 通話装置
10 ハンドセット
11 耳元部
11a スピーカ
11b 引掛け孔
12 口元部
12a マイクロフォン
12b 溝
13 把持部
14 コード接続部
15 コード
20 ハンドセット載置部
21 耳元窪み部
21a 引掛け突起
21b フック孔
22 収容部
22a 孔部
23 フックスイッチ
23a 突出部
24 フックスイッチ支持部
25 巻取部
30 ハンドセット保持具
31 第1辺部
31-1 接触面
31-2 面
31a、31b、31c 端面
32 第2辺部
X0 回動軸

Claims (9)

  1. コードが接続されたコード接続部の一端が回動軸を中心に回動可能に取り付けられたハンドセットと、
    水平面に対して傾斜した載置面の一部に設けられた引掛け突起を有し、前記コードが引き込まれることで前記コード接続部を収容する収容部が設けられて前記ハンドセットが載置され、前記載置面に前記ハンドセットが載置された場合、前記ハンドセットの耳元部に設けられた引掛け孔に前記引掛け突起が嵌合するハンドセット載置部と、
    前記収容部に収容された前記コード接続部を保持する複数の段差が設けられ、前記ハンドセット載置部に取り付けられ、前記コード接続部に近接する側に、第1の端面と、前記第1の端面より高さが低い第2の端面と、前記第2の端面より高さが低い第3の端面とが階段状に設けられ、前記第1の端面と前記第2の端面とで形成される第1の段差によって前記コード接続部に繋がる前記ハンドセットの保持位置を決め、前記第2の端面と前記第3の端面とで形成される第2の段差によって前記コード接続部に繋がる前記ハンドセットの保持角度を決めるハンドセット保持具と、
    を有する通話装置。
  2. 前記収容部の内部壁に接触する前記ハンドセット保持具の接触面から前記第2の端面までの高さは、前記引掛け突起の高さよりも大きく設定される請求項記載の通話装置。
  3. 前記ハンドセット載置部に設けられているフックスイッチを付勢する第1の力と、前記回動軸から前記フックスイッチの接点までの第1の距離とにもとづく第1のモーメントと、
    前記ハンドセットの重心にかかる前記ハンドセットの重力の前記載置面に対する垂直方向成分の第2の力と、前記回動軸から前記重心までの第2の距離にもとづく第2のモーメントと、
    に対して、前記第2のモーメントは、前記第1のモーメントよりも大きく設定される請求項記載の通話装置。
  4. 前記第1の力をF1、前記ハンドセットの質量をm、重力加速度をg、前記回動軸を通る水平ラインと前記載置面と平行なラインとがなす角度をθ、前記水平ラインと前記載置面と垂直なラインとがなす角度をθ、前記第1の距離をd1、前記第2の距離をd2、前記第1の端面の長さをL2、前記第1の段差が位置する第1の段差点から前記回動軸までの第3の距離をd3とした場合、
    F1<(mg×cosθ×d2)/d1
    (L2+d3)=cos(θ+θ)×d1
    が成り立つように、前記第1の端面の長さL2が設定される請求項記載の通話装置。
  5. 前記ハンドセット載置部に設けられているコード巻取部によって前記コードが引き込まれるときのコード張力の前記載置面に対する水平方向成分の第3の力と、前記第2の端面の長さとにもとづく第3のモーメントと、
    前記ハンドセットの重心にかかる前記ハンドセットの重力の前記載置面に対する水平方向成分の第4の力と、前記第2の段差が位置する第2の段差点から前記回動軸までの第4の距離にもとづく第4のモーメントと、
    前記ハンドセットが前記ハンドセット載置部に押し込まれたときの押し込み力が前記第3の力に加算された第5の力と、前記第4の距離とにもとづく第5のモーメントと、
    に対して、前記第3のモーメントは、前記第4のモーメントよりも大きく、かつ前記第5のモーメントよりも小さく設定される請求項記載の通話装置。
  6. 前記コード張力をFc、前記ハンドセットの質量をm、重力加速度をg、前記回動軸を通る水平ラインと前記載置面と平行なラインとがなす角度をθ、前記コード張力と前記載置面と平行なラインとがなす角度をθ、前記第2の端面の長さをL3、前記第4の距離をd4、前記押し込み力をFbとした場合、
    (mg×sinθ×d4)/(Fc×cosθ)<L3<((mg×sinθ+Fb)×d4)/(Fc×cosθ
    が成り立つように、前記第2の端面の長さL3が設定される請求項記載の通話装置。
  7. 前記ハンドセット載置部の傾きによる斜面下方向への前記ハンドセットの移動量が、0よりも大きくかつ前記引掛け突起の高さよりも小さく設定される請求項記載の通話装置。
  8. 前記第3の端面から前記第2の端面までの高さをL4、前記引掛け突起の高さをd0、前記第2の段差が位置する第2の段差点から前記回動軸までの距離をd4、前記第3の端面の長さをd6とした場合、
    0<L4<(d0×d6)/d4
    が成り立つように、前記第3の端面から前記第2の端面までの高さL4が設定される請求項記載の通話装置。
  9. コードが接続されたコード接続部の一端が回動軸を中心に回動可能に取り付けられたハンドセットと、水平面に対して傾斜した載置面の一部に設けられた引掛け突起を有し、前記コードが引き込まれることで前記コード接続部を収容する収容部が設けられて前記ハンドセットが載置され、前記載置面に前記ハンドセットが載置された場合、前記ハンドセットの耳元部に設けられた引掛け孔に前記引掛け突起が嵌合するハンドセット載置部と、前記収容部に収容された前記コード接続部を保持する複数の段差が設けられ、前記ハンドセット載置部に取り付けられ、前記コード接続部に近接する側に、第1の端面と、前記第1の端面より高さが低い第2の端面と、前記第2の端面より高さが低い第3の端面とが階段状に設けられ、前記第1の端面と前記第2の端面とで形成される第1の段差によって前記コード接続部に繋がる前記ハンドセットの保持位置を決め、前記第2の端面と前記第3の端面とで形成される第2の段差によって前記コード接続部に繋がる前記ハンドセットの保持角度を決めるハンドセット保持具と、を備える通話装置、
    を有する自動取引装置。
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