JP7048473B2 - 受電装置 - Google Patents

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本発明は、受電装置に関し、詳しくは、送電装置から非接触で受電した電力を電気負荷に供給する受電装置に関する。
従来、この種の受電装置としては、送電装置の送電用コイルから非接触で受電可能な受電用コイルおよび受電用コイルに接続されたコンデンサを有する受電用共振回路と、受電用共振回路からの電力を整流してバッテリに供給する整流回路と、受電用共振回路と整流回路との間に設けられるイミダンス変換器と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この受電装置において、イミダンス変換器は、ローパスフィルタとして構成されており、フィルタコイルとフィルタコンデンサとを有する。
特開2016-195512号公報
上述の受電装置を用いて、送電装置と受電装置との非接触での送受電を伴ってバッテリを充電する非接触充電を行なっているときに、バッテリの電圧が高くなると、受電用コイルの出力側のインピーダンスが低くなるから、受電用コイルに流れる電流が大きくなりやすい。このため、受電用コイルに流れる電流が許容電流を超過しないように対処することが求められる。
本発明の受電装置は、受電用コイルに流れる電流が許容電流を超過しないようにすることを主目的とする。
本発明の受電装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の受電装置は、
送電装置から非接触で受電した電力を電気負荷に供給する受電装置であって、
前記送電装置の送電用コイルから非接触で受電可能な受電用コイル、および、前記受電用コイルに接続された容量部を有する受電用共振回路と、
前記受電用共振回路からの電力を整流して前記電気負荷に供給する整流回路と、
前記受電用共振回路と前記整流回路との間に設けられると共にインピーダンスが可変のフィルタ回路と、
前記電気負荷の電圧が所定電圧以上のときには、前記電気負荷の電圧が前記所定電圧未満のときに比して前記フィルタ回路のインピーダンス値を大きい値に制御する制御部と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の受電装置では、送電装置の送電用コイルから非接触で受電可能な受電用コイル、および、受電用コイルに接続された容量部を有する受電用共振回路と、受電用共振回路からの電力を整流して電気負荷に供給する整流回路と、受電用共振回路と整流回路との間に設けられると共にインピーダンスが可変のフィルタ回路と、を備える。そして、電気負荷の電圧が所定電圧以上のときには、電気負荷の電圧が所定電圧未満のときに比してフィルタ回路のインピーダンス値を大きい値に制御する。これにより、受電用コイルに流れる電流が許容電流を超過しないようにすることができる。
こうした本発明の受電装置において、前記フィルタ回路は、互いに直列に接続された第1,第2コイルと、前記第2コイルに並列に接続されたスイッチと、を有するものとしてもよい。また、前記フィルタ回路は、第1コイルと、互いに直列に接続されると共に第1コイルに並列に接続される第2コイルおよびスイッチと、を有するものとしてもよい。さらに、前記フィルタ回路は、互いに直列に接続されるコイルおよびコンデンサと、前記コンデンサに並列に接続されるスイッチと、を有するものとしてもよい。
本発明の変形例の非接触送受電システムは、上述の何れかの態様の受電装置と、送電装置と、を備えることを要旨とする。このように、上述の何れかの態様の受電装置を備えるから、上述の受電装置が奏する効果、例えば、受電用コイルに流れる電流が許容電流を超過しないようにすることができる効果などと同様の効果を奏することができる。
こうした本発明の変形例の非接触送受電システムにおいて、前記送電装置は、前記送電用コイルを有する送電ユニットと、前記送電ユニットを制御する送電側制御部とを備え、前記送電側制御部は、前記電気負荷の電圧が前記所定電圧未満から前記所定電圧以上に上昇して前記受電装置で前記フィルタ回路のインピーダンスを大きくする際には、前記送電用コイルと前記受電用コイルとの送受電が中断されるように前記送電ユニットを制御するものとしてもよい。こうすれば、フィルタ回路の保護を図ることができる。
本発明の一実施例としての受電装置30を備える非接触送受電システム10の構成の概略を示す構成図である。 、フィルタ回路36、特に、インピーダンス可変部37の一例を示す構成図である。 送電ECU170により実行される送電側処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 車両ECU70により実行される車両側処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 バッテリ22の電圧Vbaと受電用コイル33の出力側(フィルタ回路36側)のインピーダンスZcとの関係の一例を示す説明図である。 可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを任意に変更できると仮定したときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfと受電用コイル33の出力側のインピーダンスZcとの関係の一例を示す説明図である。 可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを任意に変更できると仮定したときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfと受電用コイル33に流れる電流Ireとの関係の一例を示す説明図である。 可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを任意に変更できると仮定したときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfとバッテリ22の充電電力Pbaとの関係の一例を示す説明図である。 実施例と比較例とで送電用コイル141に流す電流を同一にしたときの、実施例および比較例のバッテリ22の電圧Vbaと充電電力Pbaとの関係の一例を示す説明図である。 フィルタ回路36Bの構成の概略を示す構成図である。 フィルタ回路36Cの構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての受電装置30を備える非接触送受電システム10の構成の概略を示す構成図である。実施例の非接触送受電システム10は、図1に示すように、駐車場などに設置された送電装置130と、送電装置130から非接触で受電可能な受電装置30を搭載する自動車20と、を備える。
送電装置130は、家庭用電源(例えば、200V、50Hzなど)などの交流電源190に接続される送電ユニット131と、送電ユニット131を制御する送電用電子制御ユニット(以下、「送電ECU」という)170と、送電ECU170と通信すると共に自動車20の通信ユニット80(後述)と無線通信を行なう通信ユニット180と、を備える。
送電ユニット131は、AC/DCコンバータ132と、インバータ134と、フィルタ回路136と、送電用共振回路140と、を備える。AC/DCコンバータ132は、交流電源190からの交流電力を任意の電圧の直流電力に変換する周知のAC/DCコンバータとして構成されている。
インバータ134は、4つのスイッチング素子S11~S14と、4つのスイッチング素子S11~S14のそれぞれに逆方向に並列接続された4つのダイオードD11~D14と、を有する。イッチング素子S11~S14としては、例えば、MOSFET(電界効果トランジスタの一種:metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)が用いられる。スイッチング素子S11~S14は、AC/DCコンバータ132の出力側の正極側ラインおよび負極側ラインに対してソース側およびシンク側になるよう2個ずつペアで配置される。そして、2つのスイッチング素子S11,S12の接続点に設けられた(接続された)第1出力端子134a、および、2つのスイッチング素子S13,S14の接続点に設けられた(接続された)第2出力端子134bは、それぞれ、送電用共振回路140の送電用コイル141(後述)の一方側および他方側に接続された送電側第1ライン144aおよび送電側第2ライン144bに接続される。インバータ134は、送電ECU170によって、スイッチング素子S11~S14がパルス幅変調制御によりスイッチング制御されることにより、AC/DCコンバータ132からの直流電力を所望の周波数の交流電力に変換する。
フィルタ回路136は、ローパスフィルタとして構成されており、送電側第1ライン144aに設けられたコイル137と、送電側第1ライン144aにおけるコイル137よりも送電用共振回路140側(送電用コイル141側)と送電側第2ライン144bとに接続されたコンデンサ138と、を有する。このフィルタ回路136は、インバータ134からの交流電力の高周波ノイズを除去する。
送電用共振回路140は、例えば駐車場の床面などに設置された送電用コイル141と、送電用コイル141に直列に接続されたコンデンサ142と、を有する。この送電用共振回路140は、共振周波数が所定周波数Fset(数十~数百kHz程度)となるように設計されている。したがって、インバータ134では、基本的には、AC/DCコンバータ132からの直流電力を所定周波数Fsetの交流電力に変換する。
送電ECU170は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。送電ECU170には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。送電ECU170に入力される信号としては、例えば、AC/DCコンバータ132の出力側の両端子間に取り付けられた電圧センサ160からのAC/DCコンバータ132の出力電圧Vcoや、AC/DCコンバータ132とインバータ134との間の負極側ラインに取り付けられた電流センサ162からのAC/DCコンバータ132の出力電流Icoを挙げることができる。また、送電側第2ライン144bにおけるコンデンサ138との接続点よりもインバータ134側(第2出力端子134b側)に取り付けられた電流センサ163からのインバータ134の出力電流Iinや、送電側第2ライン144bにおけるコンデンサ138との接続点よりも送電用共振回路140側(送電用コイル141側)に取り付けられた電流センサ164からの送電用コイル141に流れる電流Itrも挙げることができる。送電ECU170からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力される。送電ECU170から出力される信号としては、例えば、AC/DCコンバータ132への制御信号や、インバータ134のスイッチング素子S11~S14へのスイッチング制御信号を挙げることができる。
自動車20は、走行用のモータを備える電気自動車やハイブリッド自動車として構成されており、モータと電力をやりとりするバッテリ(電気負荷)22と、バッテリ22に接続される受電ユニット31と、車両全体を制御する車両用電子制御ユニット(以下、「車両ECU」という)70と、車両ECU70と通信すると共に送電装置130の通信ユニット180と無線通信を行なう通信ユニット80と、を備える。なお、実施例の「受電装置」としては、主として、受電ユニット31と車両ECU70と通信ユニット80とが該当する。
受電ユニット31は、受電用共振回路32と、フィルタ回路36と、倍電圧整流回路40と、平滑コンデンサ48と、を備える。受電用共振回路32は、例えば車体底面(フロアパネル)などに設置された受電用コイル33と、受電用コイル33に直列に接続されたコンデンサ(容量部)34と、を有する。受電用コイル33の一方側は、コンデンサ34および車両側第1ライン35aを介して倍電圧整流回路40の第1入力端子40aに接続され、他方側は、車両側第2ライン35bを介して倍電圧整流回路40の第2入力端子40bに接続される。この受電用共振回路32は、共振周波数が上述の所定周波数Fset(送電用共振回路140の共振周波数)付近の周波数(理想的には所定周波数Fset)となるように設計されている。
フィルタ回路36は、ローパスフィルタとして構成されており、車両側第1ライン35aに設けられると共にインピーダンスが可変の可変インピーダンス部37と、車両側第1ライン35aにおけるコイル37よりも受電用共振回路32側(受電用コイル33側)と車両側第2ライン35bとに接続されたコンデンサ38と、車両側第1ライン35aにおけるコイル37よりも倍電圧整流回路40側と車両側第2ライン35bとに接続されたコンデンサ39と、を有する。このフィルタ回路36は、受電用共振回路32により受電した交流電力の高周波ノイズを除去する。
図2は、フィルタ回路36、特に、インピーダンス可変部37の一例を示す構成図である。インピーダンス可変部37は、図2に示すように、2つのコイルL21,L22と、スイッチS21と、を有する。2つのコイルL21,L22は、車両側第1電力ライン35aに互いに直列に設けられる。スイッチS21は、コイルL22に並列に配置され、車両ECU70によって制御される。
このインピーダンス可変部37のインピーダンスZfは、スイッチS21がオンのときには、コイルL21のインダクタンスに応じた比較的小さい値Zfloとなり、スイッチS21がオフのときには、コイルL21,L22のインダクタンスに応じた比較的大きい値Zfhiとなる。
倍電圧整流回路40は、ダイオードブリッジ回路42と、ダイオードブリッジ回路42に並列に接続された容量回路44と、を有する。ダイオードブリッジ回路42は、4つのダイオードD21~D22を有する。4つのダイオードD21~D24は、バッテリ22に接続される正極側ラインおよび負極側ラインに対して2個ずつペアで直列に配置される。そして、2つのダイオードD21,D22の接続点に設けられた(接続された)第1入力端子40a、および、2つのダイオードD23,D24の接続点に設けられた(接続された)第2入力端子40bは、それぞれ、車両側第1ライン35aおよび車両側第2ライン35bに接続される。容量回路44は、2つのコンデンサ45,46を有する。2つのコンデンサ45,46は、バッテリ22に接続される正極側ラインおよび負極ラインに対して直列に配置される。そして、コンデンサ45,46の接続点は、2つのダイオードD23,D24の接続点に接続される。
こうして構成される倍電圧整流回路40では、受電用共振回路32の受電用コイル33で受電した交流電力を整流かつ昇圧してバッテリ22に供給する。ダイオードブリッジ回路42および容量回路44を有する倍電圧整流回路40を用いることにより、ダイオードブリッジ回路42だけの(容量回路44を有しない)整流回路を用いる場合に比して、バッテリ22の電圧変動に対して安定して充電することができる。
図1に示すように、平滑コンデンサ48は、倍電圧整流回路40よりもバッテリ22側で正極側ラインおよび負極側ラインに接続される。車両ECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。車両ECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。車両ECU70に入力される信号としては、例えば、バッテリ22の両端子間に取り付けられた電圧センサ60からのバッテリ22の電圧Vbaや、車両側第2ライン35bにおけるコンデンサ38との接続点よりも受電用共振回路32側(受電用コイル33側)に取り付けられた電流センサ62からの受電用コイル33に流れる電流Ireを挙げることができる。また、車両側第2ライン35bにおけるコンデンサ38との接続点とコンデンサ39との接続点との間に取り付けられた電流センサ63からのフィルタ回路36に流れる電流Ifiや、バッテリ22の出力端子に取り付けられた電流センサ64からのバッテリ22の充放電電流Iba(バッテリ22を充電するときが正の値)も挙げることができる。車両ECU70からは、可変インピーダンス部37のスイッチS21への制御信号などが出力ポートを介して出力される。車両ECU70は、バッテリ22の電圧Vbaおよび充放電電流Ibaの積としてバッテリ22の充電電力Pbaを演算したり、バッテリ22の充放電電流Ibaの積算値としてバッテリ22の蓄電割合SOCを演算したりする。
次に、こうして構成された非接触送受電システム10の動作、特に、送電装置130と受電装置30との非接触での送受電を伴ってバッテリ22を充電する非接触充電を行なう際の動作について説明する。なお、非接触充電は、受電装置30の受電用コイル33が送電装置130の送電用コイル141と略対向するように自動車20が駐車され、ユーザにより非接触充電の実行が指示されたときに行なわれる。図3は、送電ECU170により実行される送電側処理ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図4は、車両ECU70により実行される車両側処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。なお、図4のルーチンの開始時には、可変インピーダンス部37のスイッチS21がオンであり、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfが比較的小さい値Zfloになっている。
最初に、図3の送電側処理ルーチンについて説明する。本ルーチンが実行されると、送電ECU170は、車両ECU70との通信により各種データを取得し、車両情報や充電情報を照合する(ステップS100)。ここで、車両情報の照合では、例えば、自動車20が非接触充電を実行してよい車両であるか否かを判定する。また、充電情報の照合では、例えば、自動車20のバッテリ22の電圧Vbaに基づいてバッテリ22が満充電か否かを判定する。
続いて、インバータ134の駆動周波数(パルス幅変調制御における搬送波の周波数(キャリア周波数))fおよびデューティDにそれぞれ制御用の最小値fmin,Dminを設定する(ステップS110,S120)、ここで、最小値fminとしては、例えば、78kHzや79kHz、80kHzなどが用いられる。最小値Dminとしては、例えば、数%などが用いられる。
そして、車両ECU70から通信によりバッテリ22の充電電力指令Psを受信し(ステップS130)、受信したバッテリ22の充電電力指令Psを許容充電電力指令Pslimで制限して(上限ガードして)バッテリ22の制御用充電電力指令Ps*を設定する(ステップS140)。ここで、許容充電電力指令Pslimは、本ルーチンの実行開始時には比較的大きい初期値が設定され、その後に後述のステップS250の処理が実行されると小さくなる。
こうしてバッテリ22の制御用充電電力指令Ps*を設定すると、設定した制御用充電電力指令Ps*が正か値0かを判定し(ステップS150)、制御用充電電力指令Ps*が正のときには、送電装置130から受電装置30に給電すると判断し、制御用充電電力指令Ps*やインバータ134の駆動周波数fおよびデューティDを用いて、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動制御する(ステップS160)。
次に、車両ECU70から通信によりバッテリ22の電圧Vbaや充電電力Pba、エラー情報フラグFを受信する(ステップS170)。エラー情報フラグFは、車両ECU70により、自動車20でエラー(異常)が生じていないときには値0が設定され、エラーが生じたときには値1が設定されるフラグである。
そして、エラー情報フラグFの値を調べ(ステップS180)、エラー情報フラグFが値0のときには、自動車20でエラーが生じていないと判断し、バッテリ22の電圧Vbaの今回値が閾値Vref以上で且つ前回値が閾値Vref未満か否かを判定する(ステップS190)。ここで、閾値Vrefは、例えば、バッテリ22の満充電電圧Vflよりも数十V程度低い値が用いられる。ステップS190の処理は、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上に至った直後であるか否かを判定する処理である。
ステップS190で、バッテリ22の電圧Vbaの今回値が閾値Vref以上のときや前回値が閾値Vref未満のときには、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上に至った直後でないと判断し、バッテリ22の制御用充電電力指令Ps*と充電電力Pbaとが乖離しているか否かを判定する(ステップS200)。この判定は、例えば、バッテリ22の制御用充電電力指令Ps*と充電電力Pbaとの差分を閾値と比較することにより行なわれる。バッテリ22の制御用充電電力指令Ps*と充電電力Pbaとが乖離していないときには、ステップS130に戻る。
ステップS200でバッテリ22の制御用充電電力指令Ps*と充電電力Pbaとが乖離しているときには、インバータ134のデューティDを所定値ΔDだけ増加させて更新し(ステップS210)、更新後のデューティDを許容デューティDlimと比較する(ステップS220)。ここで、所定値ΔDは、インバータ134の仕様などに基づいて予め解析などにより設定される。許容デューティDlimとしては、例えば、50%が用いられる。インバータ134のデューティDが許容デューティDlim以下のときには、デュ-ティDは許容範囲内であると判断し、ステップS130に戻る。
ステップS220でインバータ134のデューティDが許容デューティDlimよりも大きいときには、インバータ134の駆動周波数fを所定値Δfだけ増加させて更新し(ステップS230)、更新後の駆動周波数fを許容周波数flimと比較する(ステップS240)。ここで、所定値Δfは、インバータ134の仕様などに基づいて予め解析などにより設定される。許容周波数flimとしては、例えば、89kHzや90kHz、91kHzなどが用いられる。
ステップS240でインバータ134の駆動周波数fが許容周波数flim以下のときには、ステップS120に戻る。一方、インバータ134の駆動周波数fが許容周波数flimよりも大きいときには、許容充電電力指令Pslimを所定値ΔPsだけ低下させて(ステップS250)、ステップS110に戻る。ここで、所定値ΔPsは、送電装置130の仕様などに基づいて予め解析などにより設定される。
ステップS190で、バッテリ22の電圧Vbaの今回値が閾値Vref以上で且つ前回値が閾値Vref未満のときには、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上に至った直後であると判断し、AC/DCコンバータ270およびインバータ134を駆動停止し(ステップS260)、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替を車両ECU70に要請する(ステップS270)。そして、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替を行なったことを示す切替完了信号を車両ECU70から受信するのを待って(ステップS280)、ステップS130に戻る。即ち、車両ECU70により可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替が行なわれる際には、AC/DCコンバータ270およびインバータ134を駆動停止することにより、非接触充電を停止させるのである。これにより、非接触充電を中断して可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを切り替えることができるから、可変インピーダンス部37の保護を図ることができる。なお、この駆動停止時間は、非接触充電の時間(例えば、数時間程度)に比して十分に短い時間である。
ステップS150で制御用充電電力指令Ps*が値0のときには、送電装置130から受電装置30に給電しないと判断し、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動停止して(ステップS290)、本ルーチンを終了する。これにより、送電装置130と受電装置30との非接触での送受電が終了し、非接触充電が終了する。
ステップS180でエラー情報フラグFが値1のときには、自動車20でエラーが生じていると判断し、バッテリ22の制御用充電電力指令Ps*に拘わらずに、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動停止して(ステップS290)、本ルーチンを終了する。これにより、送電装置130と受電装置30との非接触での送受電が終了し、非接触充電が終了する。
次に、図4の車両側処理ルーチンについて説明する。本ルーチンが実行されると、車両ECU70は、車両情報や充電情報を照合する(ステップS300)。車両情報や充電情報の照合は、上述のステップS100の処理と同様に行なわれる。
続いて、送電ECU170により可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替が要請されているか否かを判定し(ステップS310)、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替が要請されていないときには、バッテリ22の電圧Vbaを満充電電圧Vflと比較する(ステップS340)。
そして、バッテリ22の電圧Vbaを満充電電圧Vfl未満のときには、バッテリ22の充電電力指令Psを設定する(ステップS350)。ここで、バッテリ22の充電電力指令Psは、例えば、バッテリ22の充電電力Pbaが小さいほど大きくなるように設定される。バッテリ22の充電電力Pbaが小さいほど(バッテリ22の充電電力指令Psと充電電力Pbとの差分が大きいほど)、自動車20の車高が高かったり自動車20に搭載される送電用コイル141の位置が非接触充電に最適の位置(受電用コイル33と十分に対向する位置)からずれていたりするなどの理由により、送電用コイル141と受電用コイル33との結合係数が低くなると考えられるためである。
次に、各種センサからバッテリ22の電圧Vbaや充放電電流Iba、受電用コイル33に流れる電流Ire、フィルタ回路36に流れる電流Ifiを入力し(ステップS360)、入力したバッテリ22の電圧Vbaや充放電電流Iba、受電用コイル33に流れる電流Ire、フィルタ回路36に流れる電流Ifiの全てが許容範囲内か否かを判定する(ステップS370)。
バッテリ22の電圧Vbaや充放電電流Iba、受電用コイル33に流れる電流Ire、フィルタ回路36に流れる電流Ifiの全てが許容範囲内のときには、自動車20にエラーは生じていないと判断し、エラー情報フラグFに値0を設定し(ステップS380)、バッテリ22の電圧Vbaと充放電電流Ibaとの積としてバッテリ22の充電電力Pbaを演算し(ステップS390)、エラー情報フラグFおよびバッテリ22の充電電力Pbaを充電情報として送電ECU170に送信して(ステップS410)、ステップS310に戻る。
ステップS370でバッテリ22の電圧Vbaや充放電電流Iba、受電用コイル33に流れる電流Ire、フィルタ回路36に流れる電流Ifiのうちの少なくとも1つが許容範囲外のときには、自動車20にエラー生じたと判断し、エラー情報フラグFに値1を設定し(ステップS400)、エラー情報フラグFを充電情報として送電ECU170に送信して(ステップS410)、ステップS310に戻る。送電ECU170は、値1のエラー情報フラグFを受信すると、上述したように、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動停止する(ステップS290)。これにより、送電装置130と受電装置30との非接触での送受電が終了し、非接触充電が終了する。
ステップS320で送電ECU170により可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替が要請されているときには、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的小さい値Zfloから比較的大きい値Zfhiに切り替える(ステップS320)。この切替は、スイッチS21をオンからオフにすることにより行なわれる。そして、この切替が完了すると、切替完了信号を送電ECU170に送信して(ステップS330)、ステップS340以降の処理を実行する。なお、上述したように、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを切り替える際には、送電装置130のAC/DCコンバータ132およびインバータ134が駆動停止されることにより非接触充電が中断されるから、容量回路44の保護を図ることができる。
ステップS340でバッテリ22の電圧Vbaが満充電電圧Vfl以上のときには、バッテリ22の非接触充電を終了すると判断し、バッテリ22の充電電力指令Psに値0を設定して(ステップS430)、本ルーチンを終了する。送電ECU170は、値0の充電電力指令Psを受信すると、上述したように、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動停止する(ステップS290)。これにより、送電装置130と受電装置30との非接触での送受電が終了し、非接触充電が終了する。
即ち、実施例では、非接触充電の開始時には、車両ECU70は、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的小さい値Zfloとする。そして、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上に至って送電ECU170が車両ECU70に可変インピーダンス部37のインピーダンスZfの切替を要請すると、車両ECU70は、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的大きい値Zfhiに切り替える。以下、その理由について説明する。
図5は、バッテリ22の電圧Vbaと受電用コイル33の出力側(フィルタ回路36側)のインピーダンスZcとの関係の一例を示す説明図である。図6は、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを2段階(値Zflo,Zfhi)でなく任意に変更できると仮定したときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfと受電用コイル33の出力側のインピーダンスZcとの関係の一例を示す説明図である。図7は、図6と同様に仮定したときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfと受電用コイル33に流れる電流Ireとの関係の一例を示す説明図である。図8は、図6と同様に仮定し且つ送電装置130の送電用コイル141に流す電流を一定としたときの、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfとバッテリ22の充電電力Pbaとの関係の一例を示す説明図である。図6~図8では、値Zflo,Zfhiについても図示した。
図5に示すように、バッテリ22の電圧Vbaが低いほど受電用コイル33の出力側のインピーダンスZcが大きくなり、図6に示すように、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfが大きいほど受電用コイル33の出力側のインピーダンスZcが大きくなり、図7に示すように、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfが大きいほど受電用コイル33に流れる電流Itrが小さくなり、図8に示すように、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfが大きいほどバッテリ22の充電電力Pbaが大きくなる。これらの傾向は、本発明者らが解析などにより確認したものである。
バッテリ22の電圧Vbaが高くなると、受電用コイル33の出力側のインピーダンスZcが小さくなるから、受電用コイル33に流れる電流Itrが大きくなりやすい。これを踏まえて、実施例では、車両ECU70は、非接触充電の開始時には、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的小さい値Zfloとし、非接触充電の継続によりバッテリ22の電圧Vbaが上昇して閾値Vref以上に至ると、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的大きい値Zfhiに切り替えるものとした。これにより、受電用コイル33に流れる電流Ireが許容電流Irelimを超過しないようにすることができる。
図9は、実施例と比較例とで送電用コイル141に流す電流を同一にしたときの、実施例および比較例のバッテリ22の電圧Vbaと充電電力Pbaとの関係の一例を示す説明図である。図中、実線は実施例を示し、一点鎖線は比較例を示す。比較例では、バッテリ22の電圧Vbaに拘わらずに可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的小さい値Zfloとした。図9の傾向(様子)は、本発明者らが解析などにより確認したものである。図9に示すように、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上の領域で、実施例が比較例に比してバッテリ22の充電電力Pbaが大きくなっていることが解る。
以上説明した実施例の受電装置30では、非接触充電の開始時には、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的小さい値Zfloとし、非接触充電の継続によりバッテリ22の電圧Vbaが上昇して閾値Vref以上に至ると、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを比較的大きい値Zfhiに切り替える。これにより、受電用コイル33に流れる電流Ireが許容電流Irelimを超過しないようにすることができる。
また、実施例の送電装置130では、可変インピーダンス部37のインピーダンスZfを切り替える際には、AC/DCコンバータ132およびインバータ134を駆動停止する。これにより、非接触充電が中断されるから、容量回路44の保護を図ることができる。
実施例の受電装置30では、図2に示したように、フィルタ回路36の可変インピーダンス部37は、2つのコイルL21,L22が互いに直列に接続されると共にコイルL22に並列にスイッチS21が配置されるものとした。
しかし、図10に示すように、フィルタ回路36Bの可変インピーダンス部37Bは、コイルL22およびスイッチS21が互いに直列に接続されると共にコイルL21に並列に接続されるものとしてもよい。この場合、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref未満のときには、スイッチS21をオンにして可変インピーダンス部37のインピーダンスを比較的小さい値とし、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上のときには、スイッチS21をオフにして可変インピーダンス部37のインピーダンスを比較的大きい値とすればよい。
また、図11に示すように、フィルタ回路36Cの可変インピーダンス部37Cは、コイルL21およびコンデンサC21が互いに直列に接続されると共にコンデンサC21がコンデンサC21に並列に接続されるものとしてもよい。この場合、コイルL21のインダクタンスL0およびコンデンサC21の容量C0は、「2πf・L0>1/(2πf・C0)」の関係を満たすように設計される。この場合、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref未満のときには、スイッチS21をオフにして、コンデンサC21によりコイルL21の誘導成分を低減して可変インピーダンス部37のインピーダンスを比較的小さい値とし、バッテリ22の電圧Vbaが閾値Vref以上のときには、スイッチS21をオンにして、コイルL21の誘導成分だけにして可変インピーダンス部37のインピーダンスを比較的大きい値とすればよい。
実施例の受電装置30では、ダイオードブリッジ回路42および容量回路44を有する倍電圧整流回路40を用いるものとした。しかし、ダイオードブリッジ回路42だけを有する(容量回路44を有しない)整流回路を用いるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、受電用コイル33およびコンデンサ34を有する受電用共振回路32が「受電用共振回路」に相当し、ダイオードブリッジ回路42を有する倍電圧整流回路40が「整流回路」に相当し、可変インピーダンス部37を有するフィルタ回路36が「フィルタ回路」に相当し、車両ECU70が「制御部」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、受電装置の製造産業などに利用可能である。
10 非接触送受電システム、20 自動車、22 バッテリ、30 受電装置、31 受電ユニット、32 受電用共振回路、33 受電用コイル、34 コンデンサ(容量部)、35a 車両側第1ライン、35b 車両側第2ライン、36,36B,36C フィルタ回路、37,37B,37C 可変インピーダンス部、38,39 コンデンサ、40 倍電圧整流回路、40a 第1入力端子、40b 第2入力端子、42 ダイオードブリッジ回路、44 容量回路、48 平滑コンデンサ、60 電圧センサ、62,63,64 電流センサ、70 車両ECU、80 通信ユニット、130 送電装置、131 送電ユニット、132 AC/DCコンバータ、134 インバータ、134a 第1出力端子、134b 第2出力端子、136 フィルタ回路、137 コイル、138 コンデンサ、140 送電用共振回路、141 送電用コイル、142 コンデンサ、144a 送電側第1ライン、144b 送電側第2ライン、160 電圧センサ、162,163,164 電流センサ、170 送電ECU、80,180 通信ユニット、190 交流電源、C21 コンデンサ、D11~D14,D21~D24 ダイオード、L21,L22 コイル、S11~S14 スイッチング素子、S21 スイッチ。

Claims (2)

  1. 送電装置から非接触で受電した電力を電気負荷に供給する受電装置であって、
    前記送電装置の送電用コイルから非接触で受電可能な受電用コイル、および、前記受電用コイルに接続された容量部を有する受電用共振回路と、
    前記受電用共振回路からの電力を整流して前記電気負荷に供給する整流回路と、
    前記受電用共振回路と前記整流回路との間に設けられると共にインピーダンスが可変のフィルタ回路と、
    前記電気負荷の電圧が所定電圧以上のときには、前記電気負荷の電圧が前記所定電圧未満のときに比して前記フィルタ回路のインピーダンス値を大きい値に制御する制御部と、
    を備える受電装置。
  2. 請求項1記載の受電装置であって、
    前記フィルタ回路のインピーダンス値を切り替えるときには、前記送電装置からの電力の供給が停止される、
    受電装置。
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