JP7048062B1 - ジオポリマーのフレッシュ性状の調整方法及びジオポリマーの硬化開始時間の調整方法 - Google Patents
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Description
<活性フィラー>
ジョークラッシャによって5~20mmに粗砕された中国産硬質カオリンを遠心力分級機付き小型ローラミル(石井式ローラーミル、型式#10型、分級機の回転羽根の回転周波数:3Hz)にて乾式粉砕した後、さらにジェットミル(コジェットシステムα-mkV (株)セイシン企業製)にて二次粉砕を行い、これを試験用ふるい(呼び寸法:32μm)に通して分級した後、マッフル炉を用いて750℃で3時間保持することによって焼成し、ジオポリマー原料の活性フィラーとして、平均粒子径が6.4μmのメタカオリンを得た。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、アルカリ金属珪酸塩として30℃に保温したケイ酸カリウム1.4-50(大阪硅曹(株)製)220g、活性フィラーとして平均粒子径が6.4μmのメタカオリン220gを容器に入れ、ハンドミキサーで均一になるまで素早く混合してジオポリマーペーストを生成し、このジオポリマーペーストを30℃のウォーターバスで保温しながら硬化させることによってジオポリマー硬化体を製造した。
<活性フィラー>
ジョークラッシャによって5~20mmに粗砕された中国産硬質カオリンを遠心力分級機付き小型ローラミル(石井式ローラーミル、型式#10型、分級機の回転羽根の回転周波数:3Hz)にて乾式粉砕し、これを試験用ふるい(呼び寸法:63μm)に通して分級した後、マッフル炉を用いて750℃で3時間保持することによって焼成し、ジオポリマー原料の活性フィラーとして、平均粒子径が16.2μmのメタカオリンを得た。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、得られた平均粒子径が16.2μmのメタカオリンを活性フィラーとして使用した点を除いて、実施例1と同様の方法でジオポリマー硬化体を製造した。
<活性フィラー>
ジョークラッシャによって5~20mmに粗砕された中国産硬質カオリンを遠心力分級機付き小型ローラミル(石井式ローラーミル、型式#10型、分級機の回転羽根の回転周波数:5Hz)にて乾式粉砕し、これを試験用ふるい(呼び寸法:63μm)に通して分級した後、マッフル炉を用いて750℃で3時間保持することによって焼成し、ジオポリマー原料の活性フィラーとして、平均粒子径が19.0μmのメタカオリンを得た。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、得られた平均粒子径が19.0μmのメタカオリンを活性フィラーとして使用した点を除いて、実施例1と同様の方法でジオポリマー硬化体を製造した。
<活性フィラー>
ジョークラッシャによって5~20mmに粗砕された中国産硬質カオリンを遠心力分級機付き小型ローラミル(石井式ローラーミル、型式#10型、分級機の回転羽根の回転周波数:5Hz)にて乾式粉砕し、これを試験用ふるい(呼び寸法:150μm)に通して分級した後、マッフル炉を用いて750℃で3時間保持することによって焼成し、ジオポリマー原料の活性フィラーとして、平均粒子径が28.9μmのメタカオリンを得た。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、得られた平均粒子径が28.9μmのメタカオリンを活性フィラーとして使用した点を除いて、実施例1と同様の方法でジオポリマー硬化体を製造した。
<活性フィラー>
平均粒子径(実測値)が3.1μmの市販のメタカオリン(Satintone SP33 BASF社製)をジオポリマー原料の活性フィラーとした。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、平均粒子径(実測値)が3.1μmの市販のメタカオリン(Satintone SP33 BASF社製)を活性フィラーとして使用した点を除いて、実施例1と同様の方法でジオポリマー硬化体を製造した。
<活性フィラー>
ジョークラッシャによって5~20mmに粗砕された中国産硬質カオリンを遠心力分級機付き小型ローラミル(石井式ローラーミル、型式#10型、分級機の回転羽根の回転周波数::5Hz)にて乾式粉砕し、これを試験用ふるい(呼び寸法:210μm)に通して分級した後、マッフル炉を用いて750℃で3時間保持することによって焼成し、ジオポリマー原料の活性フィラーとして、平均粒子径が40.5μmのメタカオリンを得た。
<ジオポリマー硬化体の製造>
表1に示すように、得られた平均粒子径が40.5μmのメタカオリンを活性フィラーとして使用した点を除いて、実施例1と同様の方法でジオポリマー硬化体を製造した。
Claims (2)
- アルカリシリカ溶液とメタカオリンの縮重合反応で生成されるジオポリマーのフレッシュ性状の調整方法であって、
メタカオリンの平均粒子径を5~30μmの範囲で調整することにより、ジオポリマーのフレッシュ性状を調整することを特徴とするジオポリマーのフレッシュ性状の調整方法。 - アルカリシリカ溶液とメタカオリンの縮重合反応で生成されるジオポリマーの硬化開始時間の調整方法であって、
メタカオリンの平均粒子径を5~30μmの範囲で調整することにより、ジオポリマーの硬化開始時間を調整することを特徴とするジオポリマーの硬化開始時間の調整方法。
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JP2021028922 | 2021-08-04 |
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JP2021557574A Active JP7048062B1 (ja) | 2021-08-04 | 2021-08-04 | ジオポリマーのフレッシュ性状の調整方法及びジオポリマーの硬化開始時間の調整方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2021
- 2021-08-04 JP JP2021557574A patent/JP7048062B1/ja active Active
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