JP7044075B2 - クライアント装置、情報処理システム、記憶媒体、および情報処理方法 - Google Patents

クライアント装置、情報処理システム、記憶媒体、および情報処理方法 Download PDF

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Description

本開示は、クライアント装置、情報処理システム、記憶媒体、および情報処理方法に関する。
今日の資本主義社会は貨幣経済を前提として成長し続けているが、利益極大化により貧困層の増加や地域格差といった問題も発生している。
一方で、特定の地域コミュニティ内において、法定貨幣と同等の価値または全く異なる価値があるものとして使用される地域通貨というものがある。地域通貨により地域復興や相互交流を深める取り組みが行われている。
さらに近年では、コミュニケーションの活性化や社会をより良くするために、相手への感謝の気持ちを評価することに着目し、感謝の気持ちを数値化して通貨として用いる制度も提案されている。
例えば下記特許文献1では、特定グループ内の地域通貨支払い決済方法に関する技術が開示されている。特に特定のグループ内における会員間での物の売買や役務の提供あるいは贈与の価値の一部または全部をその感謝度を表す数値に置換した数値評価価値を、恰も通貨の如く地域通貨として決済できるようなシステムが開示されている。
また、下記特許文献2では、「ありがとう」という感謝の気持ちを価値情報として贈心先に伝えることができるシステムについて開示されている。
特開2003-303279号公報 国際公開第2008/108000号
しかしながら、いずれも感謝の気持ちを評価した通貨を一方的に相手に与えるシステムであった。
そこで、本開示では、感謝行為を行うことで価値が発生する仮想的な通貨を双方に分配することが可能なクライアント装置、情報処理システム、記憶媒体、および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し、前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、を備える、クライアント装置を提案する。
本開示によれば、ユーザが保有する通貨の量を、ユーザ単位で記憶する記憶部と、前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に受信する通信部と、第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し、さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御する制御部と、を備える、情報処理システムを提案する。
本開示によれば、コンピュータを、ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し、前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、として機能させるためのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提案する。
本開示によれば、プロセッサが、ユーザが保有する通貨の量を、記憶部にユーザ単位で記憶することと、前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に通信部により受信することと、第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し、さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御することと、を含む、情報処理方法を提案する。
以上説明したように本開示によれば、感謝行為を行うことで価値が発生する仮想的な通貨を双方に分配することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態による情報処理システムの概要について説明する図である。 本実施形態による情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態による端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態による感謝行為を行った側の端末装置における動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による通貨状況の通知画面の一例を示す図である。 本実施形態による感謝行為が行われた側の端末装置における動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による1対多数における感謝行為と感謝通貨および被感謝通貨の生成の概要を説明する図である。 本実施形態による1対多数における感謝行為を行った側の端末装置1Aの動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による端末装置における動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態によるサーバにおける動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による可視化グラフの一例を示す図である。 本実施形態による団体別可視化グラフの例を示す図である。 本実施形態による感謝通貨および被感謝通貨をポイントとして利用する際の動作処理を示すシーケンス図である。 本実施形態によるポイント交換状況の可視化処理を示すフローチャートである。 本実施形態によるポイント交換状況の可視化画像の一例を示す図である。 応用例による感謝行為を行った側の端末装置とサーバの動作処理を示すシーケンス図である。 応用例による感謝行為が行われた側の端末装置とサーバの動作処理を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による情報処理システムの概要
2.構成
2-1.端末装置の構成
2-2.サーバの構成
3.動作処理
3-1.第1の動作処理(1対1)
3-2.第2の動作処理(1対多数)
4.可視化処理
5.応用例
6.まとめ
<<1.本開示の一実施形態による情報処理システムの概要>>
図1は、本開示の一実施形態による情報処理システムの概要について説明する図である。本実施形態では、地域や市町村、会社等の特定グループ内において、感謝行為により価値が発生する「ありがとう通貨」30が予め発行される。ありがとう通貨30は、例えば地域創生用の電子ウォレットアプリケーションを介して電子的に地域住人に発行される。
ありがとう通貨30は、これだけでは価値が発生しないが、概念的に図1に示すように割符になっており、例えばユーザAがユーザBに感謝した際、ユーザAが保持するありがとう通貨30が、価値を持つ感謝通貨30a(第1の仮想通貨)と被感謝通貨30b(第2の仮想通貨)に仮想的に割れる(すなわち、変換される)。感謝通貨30aは、感謝した者(ここでは、ユーザA)の手元に残る仮想通貨であって、被感謝通貨30bは、感謝された者(感謝の相手)に渡される仮想通貨である。被感謝通貨30bは、例えば電子ウォレットアプリケーションを介して電子的に相手側に送信される。なお、本明細書における「通貨」とは、いわゆる「金銭(法定通貨)」を意味するものではなく、感謝の気持ちを評価した評価価値である。
感謝行為は、「ありがとう!」「ありがとう、助かったよ!」等の感謝の言葉をユーザが発すると共に相手と握手する等の行為が想定される。
感謝通貨30aと被感謝通貨30bは、地域の交換所で地域通貨、地域の割引券、またはお買物券と交換できるようにしてもよいし、地域の店等でポイントとして利用することも可能である。
このように、本実施形態では、地域から発行されたありがとう通貨30が、誰かへの感謝を示す感謝行為により、価値を待った感謝通貨30aと被感謝通貨30bに変換され、感謝した者(感謝者)と感謝された者(被感謝者)に分配され、感謝の気持ちを伝えることが促進される。
続いて、このような本実施形態による情報処理システムの全体構成について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態による情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態による情報処理システムは、各ユーザが所持する端末装置1(1A、1B)と、サーバ2と、感謝通貨30a、被感謝通貨30bをポイントとして利用する場合の店舗のPOS端末4とを含む。
端末装置1(クライアント装置)は、スマートフォン、携帯電話、またはスマートバンド等のウェアラブルデバイス、タブレット端末、音楽プレーヤー、またはゲーム機等の情報処理端末である。端末装置1は、各種センサによりユーザの感謝行為を検出し、感謝行為に応じてありがとう通貨30を感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bに変化させ、被感謝通貨30bを相手へ送信する。例えば、端末装置1A、1Bには、電子ウォレットアプリケーションがインストールされており、端末装置1Aは、ユーザの感謝行為を検出すると、ありがとう通貨30に基づいて生成した被感謝通貨30bを、近接無線通信(例えば、Wi-Fi(登録商標)、BLE;Bluetooth(登録商標) Low Energy、非接触通信等)により相手の端末装置1Bに送信する。電子ウォレットアプリケーションでは、ありがとう通貨30、感謝通貨30a、および被感謝通貨30bの数が管理され得る。また、端末装置1は、ありがとう通貨30の発行をサーバ2から受けたり、ユーザによる感謝行為の履歴をサーバ2へ送信したりする。
サーバ2は、ありがとう通貨30の発行を管理したり、各ユーザの感謝行為履歴を蓄積して必要に応じて感謝行為の状況やポイント利用数について可視化したデータを生成することが可能である。ありがとう通貨30の発行は、例えば市町村の活性化のために市町村の予算内で発行数を設定することも可能である。
以上、本開示の一実施形態による情報処理システムについて説明した。続いて、本実施形態による情報処理システムに含まれる各装置の具体的な構成について図面を参照して説明する。
<<2.構成>>
<2-1.端末装置1の構成>
図3は、本実施形態による端末装置1の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、端末装置1は、制御部10、ネットワーク通信部11、近接無線通信部12、操作入力部13、音声入力部14、センサ15、表示部16、音声出力部17、および通貨情報記憶部18を有する。
制御部10は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って端末装置1内の動作全般を制御する。制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。また、制御部10は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、及び適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
また、本実施形態による制御部10は、感謝行為認識部101および通貨管理部102としても機能する。
感謝行為認識部101は、ユーザによる感謝行為または他ユーザからの感謝行為を認識する。具体的には、感謝行為認識部101は、音声入力部14により集音された音声データを解析して「ありがとう」等の感謝発話を認識し、感謝行為として認識する。本実施形態では、一例として、相手に対してきちんと感謝をした場合にありがとう通貨30を感謝通貨30aと被感謝通貨30bに変換させ、上辺だけの感謝ではありがとう通貨30が変換されないようにする。このため、例えば声に出して明確に「ありがとう」と相手に伝えることを重視している。若しくは、声に出してありがとうと伝えることに代わる動作としては、
・手を差し出して、相手と握手をする
・ハグをして相手に感謝を伝える
・感謝を込めて乾杯する
・感謝を込めて拍手する
等も挙げられる。いずれも端末装置1または周囲に設置されているセンサにより検知可能な行為とする。感謝行為認識部101は、例えばセンサ15により検知された各種検知データ(撮像画像、加速度データ、ジャイロデータ等)に基づいて、感謝行為を認識することが可能である。また、BMI(Brain Machine Interface)を利用できる場合、ユーザの脳情報に基づいて感謝への気持ちを検出するようにしてもよい。
通貨管理部102は、ありがとう通貨30、感謝通貨30a、および被感謝通貨30bの量の管理と、感謝行為が認識された際に保有するありがとう通貨30を感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bに変換する処理(生成処理)を行う。
また、感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bがポイントとして利用される場合、通貨管理部102は、感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bとして所定量のポイント(例えばデフォルトで設定されているポイント)を割り振る。
また通貨管理部102は、感謝行為の種類に応じて、感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bに割り振るポイント数を変更してもよい。例えば、「ありがとう」と発話した感謝行為の場合には、20Pの感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bを生成し、「どうもありがとう」と発話した感謝行為の場合には、40Pの感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bを生成する。また、手を握りながら何度も何度も「どうもありがとう」と発話した感謝行為の場合には、100Pの感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bを生成してもよい。通貨管理部102は、ユーザが保持するありがとう通貨30の総量(例えば3000Pなど)から、生成した分のポイントを減算する。
音声入力部14は、マイクロホンと、そのマイクロホンで得られた音声信号を増幅処理するマイクアンプ部と、音声信号にデジタル変換するA/D変換器により実現され、音声信号を制御部10に出力する。
センサ15は、感謝行為を検知する各種センサデバイスを含む。例えばセンサ15は、カメラ、加速度センサ、ジャイロセンサ、または生体センサであってもよい。
表示部16は、現在の通貨の保有状況や感謝行為履歴を示す画面等を出力する表示装置である。この表示部16は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置であってもよい。
音声出力部17は、音声信号を再生するスピーカと、スピーカに対するアンプ回路を有する。
ネットワーク通信部11は、有線または無線によりネットワーク3と接続し、ネットワーク上のサーバ2とデータの送受信を行う。ネットワーク通信部11は、例えば有線/無線LAN(Local Area Network)、またはWi-Fi(登録商標)、携帯通信網(LTE(Long Term Evolution)、3G(第3世代の移動体通信方式))等によりネットワーク3と通信接続する。
近接無線通信部12は、近接無線通信により周囲の外部装置とデータの送受信を行う。例えば近接無線通信部12は、Wi-Fi(登録商標)、BLE;Bluetooth(登録商標) Low Energy、または非接触通信等により近接無線通信を行う。本実施形態では、被感謝通貨30bが、近接無線通信部12により、感謝した相手が所持する端末装置に送信される。
通貨情報記憶部18は、制御部10の処理に用いられるプログラムや演算パラメータ等(具体的には、ありがとう通貨30、感謝通貨30a、および被感謝通貨30bの量や、感謝行為履歴等)を記憶するROM(Read Only Memory)、および適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)により実現される。なお、各端末装置1で管理する通貨量のステータスや感謝行為履歴(トランザクションデータ)の信頼性は、ブロックチェインなどの仕組みで担保されるようにしてもよい。
以上、本実施形態による端末装置1の構成について具体的に説明した。なお端末装置1の構成は、図3に示す例に限定されない。例えば、端末装置1の少なくとも一部の構成が別の装置に設けられ、端末装置1とデータの送受信を行うようにしてもよい。
<2-2.サーバ2の構成>
図4は、本実施形態によるサーバ2の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ2(情報処理装置)は、制御部20、通信部21、通貨発行情報記憶部22、ポイント利用情報記憶部23、およびユーザ履歴記憶部24を有する。
(制御部20)
制御部20は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバ2内の動作全般を制御する。制御部20は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ等の電子回路によって実現される。また、制御部20は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、及び適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。
また、本実施形態による制御部20は、通貨管理部201、ユーザ管理部202、可視化部203、および感謝行為認識部204としても機能する。
通貨管理部201は、ありがとう通貨30、感謝通貨30a、および被感謝通貨30bの管理を行う。例えば通貨管理部201は、所定量のありがとう通貨30を特定グループのユーザ(例えば地域住民)に発行(送信)する。ありがとう通貨30の発行時期、発行量、および発行先等の情報は、通貨発行情報として通貨発行情報記憶部22に記憶される。また、通貨管理部201は、感謝行為をサーバ2側で認識する場合、感謝行為に起因して、対象ユーザが保有するありがとう通貨30を感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bに変換し、感謝通貨30aは対象ユーザに付与し、被感謝通貨30bは対象ユーザが感謝した相手に付与するよう制御する。
ユーザ管理部202は、ユーザ情報の登録、更新、削除等の管理を行う。具体的には、ユーザ管理部202は、各ユーザが保有する通貨量(ありがとう通貨30、感謝通貨30a、および被感謝通貨30bの量)の状況や、各ユーザの感謝行為履歴(トランザクション)をユーザ履歴記憶部24に記憶し、管理する。また、ユーザ管理部202は、各ユーザが感謝通貨30aまたは被感謝通貨30bを店舗でポイント交換(利用)した際の情報を店舗のPOS端末4から取得し、ポイント利用情報記憶部23に記憶する。ポイント利用情報は、POS端末番号(ID)、利用ユーザID、利用ポイント数(さらに感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bのいずれかを利用したか)、および日時を含む。
可視化部203は、ポイント利用状況を地図上にマッピングした画像や、特定グループ内におけるユーザ間の感謝行為の状況を模式化した画像等、ポイント利用状況や感謝行為状況の可視化を行う機能を有する。
感謝行為認識部204は、上述した端末装置1の感謝行為認識部101と同様に、音声データまたはセンサデータの少なくともいずれかに基づいてユーザの感謝行為または他ユーザからの感謝行為を認識する。本実施形態では、感謝行為の認識を端末装置1で行ってもよいし、端末装置1から送信された音声データまたはセンサデータに基づいてサーバ2の感謝行為認識部204で認識してもよい。
通信部21は、有線または無線によりネットワーク3と接続し、ネットワーク3を介して各端末装置1とデータの送受信を行う。通信部21は、例えば有線/無線LAN(Local Area Network)、またはWi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)等によりネットワーク3と通信接続する。
通貨発行情報記憶部22、ポイント利用情報記憶部23、およびユーザ履歴記憶部24は、いずれも、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含むストレージ装置により構成される。
以上、本実施形態によるサーバ2の構成について具体的に説明した。なおサーバ2の構成は、図4に示す例に限定されない。例えば、サーバ2の少なくとも一部の構成が別の装置に設けられ、サーバ2とデータの送受信を行うようにしてもよい。
<<3.動作処理>>
続いて、本実施形態による情報処理システムの動作処理について図面を用いて具体的に説明する。
<3-1.第1の動作処理(1対1)>
まず、図5~図7を参照して、本実施形態による第1の動作処理について説明する。ここでは、例えばユーザAが困っている時にユーザBから親切にしてもらい(車に乗せてもらう、荷物を持ってもらう、道に迷っている時に助けてもらう等)、ユーザAが「ありがとう」と声に出して感謝を伝えた際における、ユーザAが所持する端末装置1AとユーザBが所持する端末装置1Bの動作処理について説明する。この際、端末装置1Aは、ユーザAの感謝行為を認識すると、感謝通貨30aおよび被感謝通貨30bを生成し、端末装置1Bに被感謝通貨30bを送信する。なお以下に説明する動作処理は、端末装置1にインストールされている電子ウォレットアプリケーションにより実現されてもよい。
図5は、本実施形態による感謝行為を行った側の端末装置1Aにおける動作処理を示すフローチャートである。図5に示すように、まず、端末装置1Aは、特定グループ内におけるありがとう通貨の配布がある場合(ステップS103/Yes)、サーバ2からありがとう通貨を受信する(ステップS106)。「ありがとう通貨」は、例えば市町村において地域活性化のために地域住人に発行され得る。例えば本実施形態による(仮想)通貨をポイントとして利用する場合、所定量のポイント(例えば、1000P)が「ありがとう通貨」として発行される。
次に、端末装置1Aの通貨管理部102は、受信したありがとう通貨の量に基づいて、保有通貨の状況を更新する(ステップS109)。通貨情報記憶部18には、ありがとう通貨、感謝通貨、および被感謝通貨のそれぞれの保有量が保持されており、通貨管理部102は、現在のありがとう通貨の量に、今回受信したありがとう通貨の量を加算する。
次いで、感謝行為認識部101は、音声入力部14により入力された音声やセンサ15により検知されたセンサデータに基づいて、ユーザ本人による感謝行為を認識する(ステップS112)。例えば感謝行為認識部101は、集音した音声データを音声解析して「ありがとう」という発話を確認した際に、さらに声紋分析により端末装置1Aの所有者であるユーザAが発話したかを確認する。
次に、ユーザ本人による感謝行為を認識した場合(ステップS112/Yes)、通貨管理部102は、現在の「ありがとう通貨」の残量から所定量(例えば100P)を減じる(ステップS115)。
次いで、通貨管理部102は、「感謝通貨」の現在量に、「ありがとう通貨」から減じた量の半分の量のポイント(例えば50P)を加える(ステップS118)。
次に、通貨管理部102は、同半分の量のポイント(例えば50P)の「被感謝通貨」を、近接無線通信で周囲に送信する(ステップS121)。声に出して目の前の相手に感謝の言葉を発したことを想定するため、感謝相手であるユーザBが所持する端末装置1Bもすぐ近くにあることが想定され、所定量の「被感謝通貨」を周囲に送信することで、端末装置1Bに送信することが可能となる。なお「被感謝通貨」の送信は、実際に被感謝通貨に相当するパケットを送信してもよいし、被感謝通貨量であることとその数量を示すデータだけを送信してもよい。
このように、本実施形態では、「ありがとう通貨」を、ポイントとして利用可能な「感謝通貨」と「被感謝通貨」に変換して価値を生じさせている。
なお本実施形態では、一例として「ありがとう通貨」から減じた所定量の半分の量のポイントを、「感謝通貨」と「被感謝通貨」にそれぞれ付与しているが、ポイント数の割振り(「感謝通貨」と「被感謝通貨」の量)はこれに限定されない。
そして、通貨管理部102は、現在の通貨状況を表示部16に表示し、ユーザに現在の通貨状況を知らせることができる(ステップS124)。ここで、本実施形態による通貨状況の通知画面の一例を図6に示す。図6に示すように、通知画面160には、現在の状況として、ありがとう通貨の現在量、感謝通貨の現在量、被感謝通貨の現在量が示され、また、直近の通貨状況の履歴として、直近の各月におけるありがとう通貨、感謝通貨、および被感謝通貨の量がグラフで示されている。さらに、「最近のイベント」として、ありがとう通貨の発行を受けたことや、他者から被感謝通貨を受け取ったこと、また、図示されていないが他者に感謝したことにより感謝通貨が生成されたことなどが示される。誰に感謝した/誰から感謝されたといった際の相手の特定は不明な場合は特に明示されないようにしてもよい。
続いて、ユーザAから感謝行為を受けたユーザBが所持する端末装置1Bにおける動作処理について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態による感謝行為が行われた側の端末装置1Bにおける動作処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、端末装置1Bの感謝行為認識部101は、集音した音声データに基づいて、他ユーザからの感謝行為を認識したか否かを判断する(ステップS136)。例えばユーザAに「ありがとう」と言われた場合、ユーザBが所持する端末装置1Bの音声入力部14によりユーザAの音声が集音され、一定以上の声の大きさの「ありがとう」を検出する。さらに、感謝行為認識部101は、声紋解析により、当該「ありがとう」という発話が端末装置1Bの所有者であるユーザBによるものではない、他ユーザからの感謝行為であることを認識する。
次いで、感謝行為から一定時間内に「被感謝通」を受信したか否かを判断する(ステップS139)。上述したように、感謝行為を行ったユーザAの端末装置1Aからは、近接無線通信により所定量の被感謝通貨が送信されるため、感謝の言葉を受け取ったユーザBの端末装置1Bは、被感謝通貨を受信することが想定される。
次に、一定時間内に「被感謝通」を受信した場合(ステップS139/Yes)、端末装置1Bの通貨管理部102は、通貨情報記憶部18で管理している「被感謝通貨」の現在量に、受信した量を加える(ステップS142)。
そして、端末装置1Bの制御部10は、通貨状況の履歴または現在の通貨量等を表示部16に表示することで、「被感謝通貨」を取得したことや、「被感謝通貨」の現在の保有量をユーザBに知らせることができる(ステップS145)。
以上、第1の動作処理について具体的に説明した。第1の動作処理では、ユーザAからユーザBに対し、1対1の関係における感謝行為に起因した感謝通貨および被感謝通貨の生成について説明した。
<3-2.第2の動作処理(1対多数)>
続いて、本実施形態による第2の動作処理について図8~図9を参照して説明する。第2の動作処理では、多数の相手に対して感謝した場合を想定する。図8は、1対多数における感謝行為と感謝通貨および被感謝通貨の生成の概要を説明する図である。図8に示すように、例えば講演会で檀上からユーザA(講演者)がたくさんの聴衆に向けて「ありがとう」と声に出して感謝を示した場合も、ユーザAのありがとう通貨に基づいて、価値が発生する感謝通貨30aと被感謝通貨30bが生成される。この際、被感謝通貨30b(30b-1~30b-4・・・)は、聴衆の数で割ったポイント数とされる。例えば、ありがとう通貨から100P減じて、感謝通貨「50P」とした場合、被感謝通貨「50P/N」(聴衆N人)となる。
以下、このような1対多数の感謝行為における感謝通貨および被感謝通貨の生成について図9を参照して具体的に説明する。
図9は、本実施形態による1対多数における感謝行為を行った側の端末装置1Aの動作処理を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、端末装置1Aは、特定グループ内におけるありがとう通貨の配布がある場合(ステップS203/Yes)、サーバ2からありがとう通貨を受信する(ステップS206)。「ありがとう通貨」は、上述した動作処理と同様に、例えば市町村において地域活性化のために地域住人に発行され得る。
次に、端末装置1Aの通貨管理部102は、受信したありがとう通貨の量に基づいて、保有通貨状態を更新する(ステップS209)。
次いで、感謝行為認識部101は、音声入力部14により入力された音声やセンサ15により検知されたセンサデータに基づいて、ユーザ本人による感謝行為を認識する(ステップS212)。
次に、ユーザ本人による感謝行為を認識した場合(ステップS212/Yes)、通貨管理部102は、周辺の通信端末から発せられる近接無線通信の信号強度(電波強度)を取得する(ステップS215)。
次いで、通貨管理部102は、一定値以上の強度の近接無線通信の端末数Nを算出する(ステップS218)。これにより、ユーザが感謝をした相手の数を把握することが可能となる。なおここでは一例として電波強度を用いて端末数を算出することを説明したが、本実施形態はこれに限定されない。
次に、通貨管理部102は、現在の「ありがとう通貨」の残量から所定量(例えば100P)を減じる(ステップS221)。
次いで、通貨管理部102は、「感謝通貨」の現在量に、「ありがとう通貨」から減じた量の半分の量のポイント(例えば50P)を加える(ステップS224)。
次に、通貨管理部102は、同半分の量のポイント(例えば50P)を周囲の端末数Nで割った量の「被感謝通貨」を、近接無線通信で周囲に送信する(ステップS227)。
そして、通貨管理部102は、現在の通貨状況を表示部16に表示し、ユーザに現在の通貨状況を知らせることができる(ステップS230)。
聴衆側における「被感謝通貨」の受信処理は、図7を参照して説明した処理と同様であるためここでの詳細は省略する。聴衆は、各自が所持している端末装置1で「被感謝通貨」を受信し、記録することが可能である。
以上、1対多数における感謝通貨および被感謝通貨の生成について具体的に説明した。
なお、「被感謝通貨」の近接無線通信による送信および受信は、無指向性ではなくて指向性を持たせたものであってもよい。感謝行為を行う際は両者が対面していることが想定されるためである。
<<4.可視化処理>>
以上説明した感謝行為や通貨状況の履歴は、ユーザIDに紐付けされて定期的にサーバ2にアップロードされる。これにより、本実施形態によるサーバ2は、ユーザ履歴記憶部24に蓄積した各ユーザの感謝行為の履歴等に基づいて、各ユーザ間の「感謝通貨」および「被感謝通貨」の流れを可視化することが可能となる。
可視化した結果を公表することで、各構成員の感謝行為の流れや量が直感的に把握できるため、構成員の感謝行為をもっと増やそうというモチベーションになり、さらなる活性化が期待される。また、ありがとう通貨を供給する側も特定グループ内の全体像を把握することができ、活性化の具体的な施策を立案可能となる。
また、可視化した画像を公表したり、チェックすることによりありがとう通貨活用の公平性が保たれるようにもなる。例えば特定のユーザ間のみで頻繁に感謝行為が相互に行われている場合、両者が企んで意図的に感謝し合い、感謝通貨および被感謝通貨を稼いでいると疑われるため、このような行為を抑止することが可能となる。
(動作処理)
まず、図10を参照して端末装置1における動作処理について説明する。図10に示すように、端末装置1は、前回の報告からT1(秒)以上時間が経過した場合(ステップS303/Yes)、端末内の「ありがとう通貨」、「感謝通貨」、および「被感謝通貨」の現在の状況と、前回報告との差分(履歴)を集計する(ステップS306)。
次に、端末装置1は、集計結果を、ユーザIDと共にサーバ2に送信する(ステップS309)。
次いで、ユーザから可視化の要求の入力があった場合(ステップS312/Yes)、可視化要求と可視化のタイプをサーバ2に送信する(ステップS315)。可視化のタイプには、可視化におけるグラフの種類の他、可視化する感謝行為の範囲や時期等の可視化範囲の特定が含まれる。例えば、ユーザ自身が所属している特定グループ(市町村)における特定の日時(週単位、月単位、または年単位等)を指定して可視化を要求することが可能である。
次に、可視化データをサーバ2から受信すると(ステップS318)、端末装置1の制御部10は、表示部16に、サーバ2により生成された可視化画像を表示する(ステップS321)。可視化画像の具体的な例については、図12および図13を参照して後述する。
続いて、図11を参照してサーバ2における動作処理について説明する。図11に示すように、まず、サーバ2のユーザ管理部202は、端末装置1からデータ(集計結果)を受信した場合(ステップS333/Yes)、受信データに基づいてユーザIDを確定する(ステップS336)。
次に、ユーザ管理部202は、ユーザ履歴記憶部24において、確定したユーザIDに紐付けられる「ありがとう通貨」、「感謝通貨」、および「被感謝通貨」の値を、受信データ(集計結果)に基づいて更新する(ステップS339)。
次いで、ユーザ管理部202は、端末装置1からの前回報告以降のトランザクションデータ(感謝行為)の差分を、ユーザ履歴記憶部24に記憶する(ステップS342)。
ここで、ユーザ履歴記憶部24では、ステータスデータ(通貨量の履歴)と、トランザクションデータ(感謝行為の履歴)がユーザIDに紐付けて蓄積されている。
ステータスデータは、例えば下記表1に示すように、ユーザID毎に、ありがとう通貨、感謝通貨、被感謝通貨、および感謝通貨と被感謝通貨を加算した量が紐付けられたデータである。
Figure 0007044075000001
また、トランザクションデータは、下記表2に示すように、ユーザ毎の感謝行為として、「感謝通貨」および「被感謝通貨」の変化点をそのタイムスタンプと相手(特定できれば)と共に記録されたデータである。
Figure 0007044075000002
次いで、端末装置1から可視化の要求があった場合(ステップS345/Yes)、可視化部203は、地域と日にちを指定して可視化が要求されたか否かを判断する(ステップS348)。日にちの指定は、特定の1日だけに限定されず、2日以上、週単位、月単位等の指定であってもよい。
次いで、地域と日にちを指定して可視化が要求された場合(ステップS348/Yes)、可視化部203は、指定された地域に該当するユーザを同定してリスト化する(ステップS351)。
次に、可視化部203は、リストに該当するユーザのステータスデータをユーザ履歴記憶部24から抽出する(ステップS354)。
次いで、可視化部203は、可視化グラフに該当ユーザ分の島を描画し、ステータスデータに基づいて島の色付けを行う(ステップS357)。具体的には、例えばステータスデータに含まれる感謝通貨および被感謝通貨の加算値に応じた色付けを行う。
次に、可視化部203は、リストに該当するユーザのトランザクションデータをユーザ履歴記憶部24から抽出する(ステップS360)。
次いで、可視化部203は、抽出したデータから、指定された日にちのトランザクションデータを抽出し(ステップS363)、可視化グラフ上のユーザに対応する島を、トランザクションデータに対応した態様の矢印でつなぐ(ステップS366)。具体的には、例えば可視化部203は、トランザクションデータに含まれる各ユーザの感謝行為の多さを表現した矢印を加える。
そして、可視化部203は、生成した可視化グラフを、要求元の端末装置1に送信する(ステップS369)。
ここで、本実施形態により生成する可視化グラフの一例を図12に示す。図12に示す可視化画像162は、可視化グラフ164を含む。可視化グラフ164では、各ユーザのステータスデータ(ここでは、感謝通貨および被感謝通貨の合計値)に基づいて色付けされた島が、ユーザ間の感謝行為の量に応じた矢印で結ばれている。これにより、誰が誰にどの程度の感謝行為を行い、また、誰が感謝通貨および被感謝通貨をどの程度所有しているかが直感的に分かる。なお、アニメーションによって矢印の模様を早く動かすことにより感謝量の多さを表してもよい。
なお、個人のデータをそのまま公表することが問題ある場合、あるいは粒度を変えた方が良い場合、個人のレベルから抽象化したレイヤーで同じように可視化グラフを生成し、組織別、会社別、地域別等の状況を可視化することも可能である。ここで、図13に、団体別可視化グラフの例を示す。図13に示すように、可視化グラフ166に含まれる各島は、例えば団体(例えば各町)に属する全てのユーザの感謝通貨および被感謝通貨の合計値に応じて色付けされている。また、各島を結ぶ矢印は、各団体に属するユーザから他の団体に属するユーザへの感謝行為の量に基づいた表現となっている。このように、本実施形態では個人別以外の可視化グラフを生成することが可能である。
また、感謝行為の場所もトランザクションデータとして記録し、場所別の可視化グラフを同様に生成することで、場所によって感謝、被感謝の多い少ないを把握することが可能となる。
また、時間帯や曜日別に可視化グラフを同様に生成することで、どのような時間帯や曜日には感謝、被感謝が多いのかも把握することができる。
さらに、感謝通貨および被感謝通貨のポイント交換(店舗での利用)に基づいて可視化グラフを生成することで、市場の活性度を直感的に把握することも可能である。ポイント交換に基づく可視化グラフの生成処理については、図14~図16を参照して後述する。
以上説明した可視化の生成は、一例として地域と日にちを指定したものであるが、本実施形態はこれに限定されず、端末装置1から他の可視化が要求された場合(ステップS348/No)、可視化部203は、要求に応じて他の可視化処理を行う(ステップS372)。
(ポイント交換の可視化)
続いて、感謝通貨および被感謝通貨をポイントとして利用した際の情報に基づく可視化処理について、図14~図16を参照して説明する。
まず、図14を参照し、感謝通貨および被感謝通貨をポイントとして利用する際の動作処理を説明する。図14に示すように、まず、端末装置1においてユーザによりポイント利用量が入力される(ステップS403)。
次に、ユーザが端末装置1をPOS端末4の読取装置にかざし、端末装置1からPOS端末4へ近接無線通信によりポイント利用量の情報が送信される(ステップS406)。
次いで、POS端末4は、端末装置1から取得したポイント利用要求をサーバ2へ送信する(ステップS409)。この際、ポイント利用要求にはユーザIDが含まれ得る。
次に、サーバ2は、ユーザIDに基づいて本人認証を行う(ステップS412)。
次いで、本人認証が失敗した場合(ステップS415/No)、サーバ2は、認証不可をPOS端末4に通知し、POS端末4を介して端末装置1にも通知される(ステップS413)。
一方、本人認証が成功した場合(ステップS415/Yes)、サーバ2の通貨管理部201は、該当ユーザの通貨情報を更新する(ステップS418)。具体的には、ユーザ履歴記憶部24に記憶されている当該ユーザの感謝通貨および被感謝通貨の量(すなわちポイント数)に対し、今回利用するポイント数を減算する。
続いて、サーバ2は、ポイント利用分の店舗への支払処理として、該当する金額分を店舗口座に振込予約し(ステップS421)、振込予約完了をPOS端末4へ通知する(ステップS424)。
次に、POS端末4から端末装置1に支払い完了通知が行われ(ステップS427)、端末装置1の表示部16において支払い完了表示が表示される(ステップS430)。
そして、サーバ2は、ユーザのポイント利用情報をポイント利用情報記憶部23に登録する(ステップS433)。ポイント利用情報には、下記表3に示すように、例えばPOS端末4の番号、タイムスタンプ、交換(利用)ポイント、およびユーザIDが含まれる。
Figure 0007044075000003
次に、サーバ2は、ポイントの現在量(感謝通貨および被感謝通貨の現在の状況)をネットワークを介して端末装置1へ送信し(ステップS436)、端末装置1においてポイント残量が表示され、ユーザに通知される(ステップS439)。
以上説明したように、店舗等のPOS端末において感謝通貨および被感謝通貨をポイントとして利用すると、ポイント利用情報がサーバ2で蓄積される。サーバ2は、このように蓄積したポイント利用情報に基づいて、可視化画像を生成することが可能となる。続いて、本実施形態によるポイント交換の可視化処理について図15を参照して説明する。
図15は、本実施形態によるポイント交換状況の可視化処理を示すフローチャートである。図15に示すように、まず、サーバ2の可視化部203は、各POS端末から送信されたデータ(蓄積されたポイント利用情報)をポイント利用情報記憶部23から抽出する(ステップS443)。
次に、可視化部203は、ポイント利用情報に含まれる各POS端末番号に基づいて、ポイントが利用されたPOS端末4の位置情報を取得する(ステップS446)。サーバ2は、各POS端末の設置店舗情報を有し、POS番号に基づいて設置場所の位置情報を取得することができる。
次いで、可視化部203は、位置情報から、描画すべき地図上のメッシュを算出し(ステップS449)、該当メッシュにポイント交換されたポイント数をアペンドする(ステップS452)。
次に、可視化部203は、メッシュの累積ポイントの数値の大きさに応じて、メッシュの色情報を決定し(ステップS455)、各メッシュを地図上に描画した可視化画像170(図16参照)を生成する(ステップS458)。
図16に示すように、地図上において、利用されたポイント数の累積が色付けされ、どこでどのくらいの「感謝通貨」および「被感謝通貨」がポイントとして利用されているかをリアルタイムに把握することができる。なお、ポイント利用の可視化を行う際には、可視化対象とするポイント利用情報の時間的および場所的指定を行うことが可能である。
<<5.応用例>>
続いて、本実施形態の応用例について説明する。上述した実施形態では、感謝通貨および被感謝通貨の生成を端末装置1で行っているが、本実施形態はこれに限定されず、サーバ2側で行うことも可能である。以下、図17~図18を参照してサーバ2側で感謝行為の認識および感謝通貨および被感謝通貨の生成等を行う場合の動作処理について説明する。ここでは、例えばユーザAがユーザBに感謝行為を行った場合における、ユーザAの端末装置1A(感謝行為を行った側の端末装置)とサーバ2の動作処理と、ユーザBの端末装置1B(感謝行為が行われた側の端末装置)とサーバ2の動作処理とを順次説明する。
図17は、応用例による感謝行為を行った側の端末装置1とサーバ2の動作処理を示すシーケンス図である。図17に示すように、端末装置1は、周辺の音声やユーザの行動を音声入力部14またはセンサ15でセンシングし(ステップS503)、センシングデータ(例えば音声データ)をサーバ2に送信する(ステップS506)。
次に、サーバ2の感謝行為認識部204は、センシングデータの認識処理を行い(ステップS509)、ユーザ本人による感謝行為を認識する(ステップS512)。具体的には、感謝行為認識部204は、例えば音声認識により「ありがとう」という発話を認識し、さらに声紋解析によりユーザの声であるか否かを確認する。
次いで、ユーザ本人による感謝行為を認識した場合(ステップS512/Yes)、サーバ2の通貨管理部201は、ユーザの「ありがとう通貨」の残量から所定量を減じる(ステップS515)。
次に、通貨管理部201は、同ユーザの「感謝通貨」の現在量に、「ありがとう通貨」から減じた量の半分の量を加え(ステップS518)、同半分の量の「被感謝通貨」を近接無線通信で周囲に送信するよう端末装置1に指示する(ステップS521)。
次いで、端末装置1は、指示に従い、同半分の量の「被感謝通貨」を近接無線通信で周囲に送信する(ステップS524)。
次に、サーバ2は、ユーザの現在の通貨状況を端末装置1に送信すると(ステップS527)、端末装置1において現在の通の状況が表示され、ユーザに通知される(ステップS530)。
図18は、応用例による感謝行為が行われた側の端末装置とサーバの動作処理を示すシーケンス図である。図18に示すように、端末装置1は、周辺の音声やユーザの行動を音声入力部14またはセンサ15でセンシングし(ステップS543)、センシングデータ(例えば音声データ)をサーバ2に送信する(ステップS546)。
次に、サーバ2の感謝行為認識部204は、センシングデータの認識処理を行い(ステップS549)、他ユーザからの感謝行為を認識する(ステップS552)。具体的には、感謝行為認識部204は、例えば音声認識により「ありがとう」という発話を認識し、さらに声紋解析によりユーザ以外の人物の声であるか否かを確認する。
次いで、端末装置1は、近接無線通信で周辺の端末装置から「被感謝通貨」を受信した場合(ステップS555/Yes)、「被感謝通貨」を受信した旨をサーバ2に通知する(ステップS558)。
次に、サーバ2は、他ユーザからの感謝行為を認識し(ステップS552/Yes)、さらに当該感謝行為を認識してから一定時間内に、「被感謝通貨」を端末装置1が受信した旨の通知を受けた場合(ステップS561/Yes)、ユーザの「被感謝通貨」の現在量に、受信した通貨量を加える(ステップS564)。
次いで、サーバ2は、ユーザの現在の通貨状況を端末装置1に送信すると(ステップS564)、端末装置1において現在の通の状況が表示され、ユーザに通知される(ステップS570)。
<<6.まとめ>>
上述したように、本開示の実施形態による情報処理システムでは、感謝行為を行うことで価値が発生する仮想的な通貨を双方に分配することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した端末装置1、またはサーバ2に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、端末装置1、またはサーバ2の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、
少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、
前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し;
前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、
を備える、クライアント装置。
(2)
前記制御部は、
前記検出部により検出されたデータに基づき、前記第1ユーザによる感謝を示す行為を検出すると;
前記第1ユーザが保有する前記仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に;
当該一定量の仮想通貨の他部を、推定される、前記クライアント装置の周辺のクライアント装置の数で除した量の被感謝通貨を示す、被感謝通貨に関する情報を、周囲に送信するように前記通信部を制御する、前記(1)に記載のクライアント装置。
(3)
前記第1ユーザが保有する各通貨の量を記憶する記憶部と、
前記第1ユーザが保有する、前記仮想通貨、前記感謝通貨、および前記被感謝通貨の量を、当該第1ユーザに関連付けてサーバにアップロードする更なる通信部と、
前記サーバにより生成された前記通貨に関する情報を可視化した可視化データを表示する表示部と、
をさらに備え、
前記制御部は、
前記ユーザからの可視化要求に応じて、前記更なる通信部を介して、前記サーバに可視化要求を送信すると共に、当該可視化要求に応じて前記サーバにより生成され送信された前記可視化データを前記表示部に表示するように制御する、前記(1)または(2)に記載のクライアント装置。
(4)
前記制御部は、
前記検出された感謝を示す行為の内容に応じて、前記感謝通貨の量、および前記被感謝通貨の量を変更する、前記(1)~(3)のいずれか1項に記載のクライアント装置。
(5)
ユーザが保有する通貨の量を、ユーザ単位で記憶する記憶部と、
前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に受信する通信部と、
第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に;
当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し;
さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御する制御部と、
を備える、情報処理システム。
(6)
前記制御部は、
前記通信部を介して受信した、感謝通貨および被感謝通貨のトランザクションを、日時に関連付けて前記記憶部に記憶し;
前記通信部を介して、前記トランザクションの可視化を要求する可視化要求を受信すると、前記記憶部に記憶される通貨のトランザクションに関する情報に応じて、ユーザ間の感謝の方向、および感謝の量を可視化した画像を生成し、前記通信部を介して返信するように制御する、前記(5)に記載の情報処理システム。
(7)
前記可視化要求には、前記ユーザが属する特定の属性、および前記トランザクションの日時の指定が含まれる、前記(6)に記載の情報処理システム。
(8)
前記感謝通貨、および前記被感謝通貨は、実貨幣に代わるポイントとして利用可能であり、
前記制御部は、
前記通信部を介して、特定の店舗にて特定のユーザにより前記感謝通貨または被感謝通貨がポイントとして利用されたことを検出すると、前記特定のユーザを認証し、認証結果に応じて、前記利用されたポイントに相当する金額を前記特定の店舗のアカウントに対して振り込み予約処理を行う、前記(5)~(7)のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(9)
前記制御部は、
前記通信部を介して受信した、前記感謝通貨または前記被感謝通貨が、店舗においてポイントとして利用されたことを示す情報を、店舗IDおよび日時に関連付けて前記記憶部に記憶し;
前記通信部を介して、ポイント利用の可視化を要求する可視化要求を受信すると、前記記憶部に記憶されるポイント利用に情報に応じて、地図上において各店舗に紐づく場所毎に利用されたポイント量を可視化した画像を生成し、前記通信部を介して返信するように制御する、前記(8)に記載の情報処理システム。
(10)
コンピュータを、
ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、
少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、
前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し;
前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、
として機能させるためのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(11)
プロセッサが、
ユーザが保有する通貨の量を、記憶部にユーザ単位で記憶することと、
前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に通信部により受信することと、
第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に;
当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し;
さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御することと、
を含む、情報処理方法。
1 端末装置
10 制御部
11 ネットワーク通信部
12 近接無線通信部
13 操作入力部
14 音声入力部
15 センサ
16 表示部
17 音声出力部
18 通貨情報記憶部
2 サーバ
20 制御部
21 通信部
22 通貨発行情報記憶部
23 ポイント利用情報記憶部
24 ユーザ履歴記憶部

Claims (11)

  1. ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、
    少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、
    前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し;
    前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、
    を備える、クライアント装置。
  2. 前記制御部は、
    前記検出部により検出されたデータに基づき、前記第1ユーザによる感謝を示す行為を検出すると;
    前記第1ユーザが保有する前記仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に;
    当該一定量の仮想通貨の他部を、推定される、前記クライアント装置の周辺のクライアント装置の数で除した量の被感謝通貨を示す、被感謝通貨に関する情報を、周囲に送信するように前記通信部を制御する、請求項1に記載のクライアント装置。
  3. 前記第1ユーザが保有する各通貨の量を記憶する記憶部と、
    前記第1ユーザが保有する、前記仮想通貨、前記感謝通貨、および前記被感謝通貨の量を、当該第1ユーザに関連付けてサーバにアップロードする更なる通信部と、
    前記サーバにより生成された前記通貨に関する情報を可視化した可視化データを表示する表示部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザからの可視化要求に応じて、前記更なる通信部を介して、前記サーバに可視化要求を送信すると共に、当該可視化要求に応じて前記サーバにより生成され送信された前記可視化データを前記表示部に表示するように制御する、請求項1または2に記載のクライアント装置。
  4. 前記制御部は、
    前記検出された感謝を示す行為の内容に応じて、前記感謝通貨の量、および前記被感謝通貨の量を変更する、請求項1~3のいずれか1項に記載のクライアント装置。
  5. ユーザが保有する通貨の量を、ユーザ単位で記憶する記憶部と、
    前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に受信する通信部と、
    第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に;
    当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し;
    さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御する制御部と、
    を備える、情報処理システム。
  6. 前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した、感謝通貨および被感謝通貨のトランザクションを、日時に関連付けて前記記憶部に記憶し;
    前記通信部を介して、前記トランザクションの可視化を要求する可視化要求を受信すると、前記記憶部に記憶される通貨のトランザクションに関する情報に応じて、ユーザ間の感謝の方向、および感謝の量を可視化した画像を生成し、前記通信部を介して返信するように制御する、請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記可視化要求には、前記ユーザが属する特定の属性、および前記トランザクションの日時の指定が含まれる、請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記感謝通貨、および前記被感謝通貨は、実貨幣に代わるポイントとして利用可能であり、
    前記制御部は、
    前記通信部を介して、特定の店舗にて特定のユーザにより前記感謝通貨または被感謝通貨がポイントとして利用されたことを検出すると、前記特定のユーザを認証し、認証結果に応じて、前記利用されたポイントに相当する金額を前記特定の店舗のアカウントに対して振り込み予約処理を行う、請求項5~7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記制御部は、
    前記通信部を介して受信した、前記感謝通貨または前記被感謝通貨が、店舗においてポイントとして利用されたことを示す情報を、店舗IDおよび日時に関連付けて前記記憶部に記憶し;
    前記通信部を介して、ポイント利用の可視化を要求する可視化要求を受信すると、前記記憶部に記憶されるポイント利用に情報に応じて、地図上において各店舗に紐づく場所毎に利用されたポイント量を可視化した画像を生成し、前記通信部を介して返信するように制御する、請求項8に記載の情報処理システム。
  10. コンピュータを、
    ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部と、
    少なくとも、仮想通貨の一部を送受信する通信部と、
    前記検出部により検出されたデータに基づき、第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように制御すると共に、当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として周囲に送信するように前記通信部を制御し;
    前記検出部により検出されたデータに基づき、第2ユーザによる感謝を示す行為を検出した後、前記通信部を介して、被感謝通貨に関する情報を受信すると、当該被感謝通貨に関する情報が示す被感謝通貨を、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように制御する、制御部と、
    として機能させるためのプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. プロセッサが、
    ユーザが保有する通貨の量を、記憶部にユーザ単位で記憶することと、
    前記ユーザによる感謝を示す行為を検出するための検出部により検出されたデータに基づく情報、および前記通貨に関する情報を、ユーザIDと共に通信部により受信することと、
    第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDに対応する第1ユーザによる感謝を示す行為を認識すると、前記第1ユーザが保有する仮想通貨のうち、前記行為に対応する一定量を減じ、当該一定量の仮想通貨の一部を、当該第1ユーザが保有する感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御すると共に;
    当該一定量の仮想通貨の他部を、被感謝通貨に関する情報として、周囲に送信するようにクライアント装置に指示するための指示信号を、前記通信部を介して送信するように制御し;
    さらに、前記第1ユーザIDと共に受信された前記検出部により検出されたデータに基づく情報に応じて、前記第1ユーザIDには対応しない第2ユーザによる感謝を示す行為を認識し、続けて、前記通信部により前記第1ユーザIDと共に、前記第1ユーザが所定量の被感謝通貨を取得した旨を示す通知を受信すると、前記第1ユーザが保有する被感謝通貨として管理するように、前記記憶部を制御することと、
    を含む、情報処理方法。
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