JP7041087B2 - 端板を備えたリアクトル - Google Patents

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Description

本発明は、端板を備えたリアクトルに関する。
リアクトルは複数の鉄心コイルを含んでおり、各鉄心コイルは鉄心と該鉄心に巻回されたコイルとを含んでいる。そして、複数の鉄心の間には所定のギャップが形成されている。また、外周部鉄心の内側に複数の鉄心コイルが配置されているリアクトルも存在している。例えば特許文献1および特許文献2を参照されたい。
特開2010-252539号公報 特開2008-177500号公報
リアクトルの外周部鉄心は通常、多角形または円形であり、所望のインダクタンスを得るために外周部鉄心の外周面および端面には、突起などは設けられていない。このため、作業者またはロボットがリアクトルを把持するのは容易ではない。
また、外周部鉄心の端面からは、コイルが部分的に突出している。しかしながら、作業者またはロボットがコイルの突出部分を把持すると、コイルが破損する可能性がある。このため、作業者またはロボットがリアクトルを製造、搬送、設置などするのは容易ではなかった。
それゆえ、作業者またはロボットが容易に製造、搬送、設置することのできるリアクトルが望まれている。
本開示の1番目の態様によれば、コア本体を具備し、該コア本体は、外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも三つの鉄心と、該鉄心に巻回されたコイルとを含んでおり、前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されており、さらに、前記コア本体の一方の端面に取付けられる端板を具備し、前記端板は前記コア本体の外周面から離間する方向に部分的に突出する突出部を含む、リアクトルが提供される。
1番目の態様においては、端板に突出部が設けられているので、作業者またはロボットは突出部を把持して、リアクトルを容易に製造、搬送、設置などすることができる。このため、製造時などの作業性、安全性を高めることが可能である。
本発明の目的、特徴及び利点は、添付図面に関連した以下の実施形態の説明により一層明らかになろう。
第一の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図である。 図1Aに示されるリアクトルの斜視図である。 第一の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。 第一の実施形態に基づくリアクトルの頂面図である。 他の実施形態におけるリアクトルの斜視図である。 第二の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。 第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。 第三の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。 第四の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。 第五の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
以下の記載では、三相リアクトルを例として主に説明するが、本開示の適用は、三相リアクトルに限定されず、各相で一定のインダクタンスが求められる多相リアクトルに対して幅広く適用可能である。また、本開示に係るリアクトルは、産業用ロボットや工作機械におけるインバータの一次側および二次側に設けるものに限定されず、様々な機器に対して適用することができる。
図1Aは第一の実施形態に基づくリアクトルの分解斜視図であり、図1Bは図1Aに示されるリアクトルの斜視図である。図1Aおよび図1Bに示されるリアクトル6は、コア本体5と、コア本体5を軸方向に挟んで締結する環状の端板81および台座60を主に含んでいる。端板81および台座60はコア本体5の後述する外周部鉄心20の端面の縁部全体にわたって外周部鉄心20に接触している。
端板81および台座60は非磁性材料、例えばアルミニウム、SUS、樹脂などから形成されるのが好ましい。台座60には、コア本体5の端面を載置するのに適した外形を有する開口部69が形成されている。端板81は、外周部鉄心20の端面に部分的に対応した外形を有しており、また、端板81に形成された開口部89は、外周部鉄心20の内周面に概ね相当する形状である。台座60に形成された開口部69および端板81に形成された開口部89は、コア本体5の端面からコイル51~53(後述する)が突出するのに十分に大きいものとする。また、台座60の高さは、コア本体5の端部から突出するコイル51~53の突出高さよりもわずかながら長いものとする。台座60の下面に形成された切欠65は、台座60に備えられたリアクトル6を所定の場所に固定するのに用いられる。
図2は第一の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。図2に示されるように、コア本体5は、外周部鉄心20と、外周部鉄心20に磁気的に互いに連結する三つの鉄心コイル31~33とを含んでいる。図2においては、断面が略六角形の外周部鉄心20の内側に鉄心コイル31~33が配置されている。これら鉄心コイル31~33はコア本体5の周方向に等間隔で配置されている。なお、外周部鉄心20は円形または他の略正偶数角形であってもよい。また、鉄心コイルの数は3の倍数であるのが好ましく、それにより、リアクトル6を三相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、それぞれの鉄心コイル31~33は、外周部鉄心20の半径方向にのみ延びる鉄心41~43と、該鉄心に巻回されたコイル51~53とを含んでいる。鉄心41~43のそれぞれの半径方向外側端部は、外周部鉄心20に接するか、もしくは外周部鉄心20と一体的に形成されている。なお、一部の図面においては、簡潔にする目的で、コイル51~53の図示を省略している。
なお、図2においては、外周部鉄心20は周方向に等間隔に分割された複数、例えば三つの外周部鉄心部分24~26より構成されている。外周部鉄心部分24~26は、それぞれ鉄心41~43に一体的に構成されている。このように外周部鉄心20が複数の外周部鉄心部分24~26から構成される場合には、外周部鉄心20が大型である場合であっても、そのような外周部鉄心20を容易に製造できる。また、外周部鉄心部分24~26には、貫通孔29a~29cが形成されている。
さらに、鉄心41~43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図面においては鉄心41~43のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約120度である。そして、鉄心41~43の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101~103を介して互いに離間している。
言い換えれば、鉄心41の半径方向内側端部は、隣接する二つの鉄心42、43のそれぞれの半径方向内側端部とギャップ101、102を介して互いに離間している。他の鉄心42、43についても同様である。なお、ギャップ101~103の寸法は互いに等しいものとする。
このように、本発明では、コア本体5の中心部に位置する中心部鉄心が不要であるので、コア本体5を軽量かつ簡易に構成することができる。さらに、三つの鉄心コイル31~33が外周部鉄心20により囲まれているので、コイル51~53から発生した磁場が外周部鉄心20の外部に漏洩することもない。また、ギャップ101~103を任意の厚さで低コストで設けることができるので、従来構造のリアクトルと比べて設計上有利である。
さらに、本発明のコア本体5においては、従来構造のリアクトルに比較して、相間の磁路長の差が少なくなる。このため、本発明においては、磁路長の差に起因するインダクタンスのアンバランスを軽減することもできる。
図3は第一の実施形態に基づくリアクトルの頂面図である。図1A、図1Bおよび図3から分かるように、端板81は、コア本体5の外周面から離間する方向に部分的に突出する突出部91を含んでいる。突出部91はコア本体5の中心軸線に対して半径方向外側に延びると言い換えることもできる。
また、端板81には貫通孔81a~81cが外周部鉄心20の貫通孔29a~29cに対応して形成されている。コイル51~53が巻回されたコア本体5に端板81を組付けた後で、ネジまたはボルト(図示しない)を端板81の貫通孔81a~81c、外周部鉄心20の貫通孔29a~29cに挿入して締め付ける。なお、台座60に同様な貫通孔が形成されていてもよい。後述する実施形態においても同様である。
突出部91は略正偶数角形、例えば略六角形の少なくとも一つの辺に対応して突出している。この突出部91が作業者またはロボット(図示しない)に把持されることにより、リアクトル6を容易に製造、搬送、設置などすることができる。このため、製造時などの作業性、安全性を高めることが可能である。
図3に示されるように、外周部鉄心20が略六角形である場合には、四つの突出部91が略六角形の四つの辺に対応して突出している。図3においては、突出部91が設けられている一つの辺に隣接する二つの辺は、突出部91が設けられている辺と突出部91が設けられていない辺とから構成されている。このように複数、例えば四つの突出部91が設けられている場合には、特にロボットが突出部91を把持するときに、リアクトル6を更に安定して製造、搬送、設置などすることができる。
また、図1Aから分かるように、台座60のフットプリントは矩形であり、この矩形は外周部鉄心20の外周に外接する外接矩形である。従って、台座60のフットプリントはコア本体5の外周形状、例えば略正偶数角形、円形とは異なる。このような場合には、少なくとも一つの突出部91が台座60のフットプリントの範囲内で突出するのが好ましい。言い換えれば、突出部91は外周部鉄心20の外周面から台座60の外縁までの領域に対応した略三角形の範囲A内で延びているのが好ましい。
このような場合には、突出部91は最大で台座の外縁までしか突出しない。このため、リアクトル6のフットプリントは台座60のフットプリント以下となり、リアクトル6が大型化するのを避けることができる。
また、図4は他の実施形態におけるリアクトルの斜視図である。図4には、端板81の突出部91のそれぞれに開口部85が形成されている。この場合には、開口部85にワイヤ等を通して、リアクトル6を吊上げることが可能となる。従って、リアクトル6を製造、搬送、設置などするときの利便性を向上させられる。
図5は第二の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。図5に示されるコア本体5は、断面が略八角形状の外周部鉄心20と、外周部鉄心20の内方に配置された、前述したのと同様な四つの鉄心コイル31~34とを含んでいる。これら鉄心コイル31~34はコア本体5の周方向に等間隔で配置されている。また、鉄心の数は4以上の偶数であるのが好ましく、それにより、コア本体5を備えたリアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
図面から分かるように、外周部鉄心20は周方向に分割された四つの外周部鉄心部分24~27より構成されている。それぞれの鉄心コイル31~34は、半径方向にのみ延びる鉄心41~44と該鉄心に巻回されたコイル51~54とを含んでいる。そして、鉄心41~44のそれぞれの半径方向外側端部は、外周部鉄心部分24~27のそれぞれと一体的に形成されている。また、外周部鉄心部分24~27には、前述したのと同様な貫通孔29a~29dが形成されている。なお、鉄心41~44の数と、外周部鉄心部分24~27の数とが必ずしも一致していなくてもよい。図2に示されるコア本体5も同様である。
さらに、鉄心41~44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心近傍に位置している。図5においては鉄心41~44のそれぞれの半径方向内側端部は外周部鉄心20の中心に向かって収斂しており、その先端角度は約90度である。そして、鉄心41~44の半径方向内側端部は、磁気的に連結可能なギャップ101~104を介して互いに離間している。
図5に示される破線は第二の実施形態における台座60のフットプリントに概ね対応している。つまり、台座60は外周部鉄心20の外周に外接する外接矩形である。さらに、図5に示される一点鎖線は第二の実施形態における端板81および開口部89に対応している。
図5に示されるように、外周部鉄心20が略八角形である場合には、四つの突出部91が略八角形の四つの辺に対応して突出している。図5においては、突出部91が設けられている一つの辺に隣接する二つの辺には、突出部91が設けられてない。そして、突出部91は外周部鉄心20の外周面から台座60の外縁までの領域に対応した略三角形の範囲A内で延びている。このため、図5に示される実施形態おいても前述したのと同様な効果が得られるのは明らかであろう。
さらに、図6は第三の実施形態に基づくリアクトルの斜視図である。図6に示されるリアクトル6は、台座60が排除されていることを除いて、図1Bに示されるリアクトル6と同様であるので、細部の説明を省略する。
図7は第三の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。コア本体5は図2を参照して説明したのと同様であるので、細部の説明を省略する。図7に示される破線は端板81および開口部89を示している。従って、図7に示される端板81は略三角形の四つの突出部91を備えている。図7から分かるように、外周部鉄心20が略六角形である場合には、一組の対向する二つの辺に対応して突出部91が設けられておらず、残りの四つの辺に対応して突出部91が設けられている。
同様に、図8は第四の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。コア本体5は図5を参照して説明したのと同様であるので、細部の説明を省略する。図8に示される破線は端板81および開口部89を示している。従って、図8に示される端板81は略三角形の四つの突出部91を備えている。図8から分かるように、外周部鉄心20が略八角形である場合には、二組の対向する二つの辺に対応して突出部91が設けられておらず、残りの四つの辺に対応して突出部91が設けられている。
従って、外周部鉄心20が略正偶数角形である場合には、少なくとも一組の対向する二つの辺に対応して突出部91が設けられておらず、残りの辺に対応して突出部91が設けられている。このような場合には、或るリアクトルの突出部が突出していない辺を他のリアクトルの突出部が突出していない辺に接触させられる。従って、図7の場合には、複数のリアクトルを紙面の上下方向に隣接して並置することができる。同様に、図8の場合には、複数のリアクトルを紙面の左右方向に隣接して並置することができる。これにより、作業スペースなどを少なくすることができる。
さらに、図9は第五の実施形態に基づくリアクトルに含まれるコア本体の断面図である。図9においては断面が円形の外周部鉄心20を含むコア本体5が示されている。それ以外は、図2に示されるコア本体5と同様であるので、細部の説明を省略する。図9に示される破線は略楕円形の端板81および前述したのと同様な開口部89を示している。従って、図9に示される端板81は略C字形状の二つ突出部91を備えている。図9から分かるように、外周部鉄心20が略円形である場合には、円周における直径方向に対向する少なくとも一組の円弧部分に対応して突出部91が設けられておらず、残りの円弧部分に突出部91が設けられている。この場合には、複数のリアクトルを紙面の左右方向に隣接して並置することができ、従って、作業スペースなどを少なくできる。
本開示の態様
1番目の態様によれば、コア本体を具備し、該コア本体は、外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも三つの鉄心と、該鉄心に巻回されたコイルとを含んでおり、前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されており、さらに、前記コア本体の一方の端面に取付けられる端板を具備し、前記端板は前記コア本体の外周面から離間する方向に部分的に突出する突出部を含む、リアクトルが提供される。
2番目の態様によれば、1番目の態様において、さらに、前記コア本体の他方の端面に締結される台座を具備し、前記突出部は前記外周部鉄心の外周面から前記台座の外縁までの領域に対応した範囲内で延びている。
3番目の態様によれば、1番目または2番目の態様において、前記突出部には開口部が形成されている。
4番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心の断面は正偶数角形であり、前記突出部は前記正偶数角形の少なくとも一つの辺に対応して突出している。
5番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心の断面は正偶数角形であり、前記突出部は前記正偶数角形のうちの少なくとも一組の対向する二つの辺に対応して突出しないようにし、前記正偶数角形の残りの辺に対応して突出するようにした。
6番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、外周部鉄心の断面は円であり、前記突出部は前記円の円周の少なくとも一部分に対応して突出している。
7番目の態様によれば、1番目から3番目のいずれかの態様において、前記外周部鉄心の断面は円であり、前記突出部は前記円の円周のうちの直径方向に対向する少なくとも一組の円弧部分に対応して突出しないようにし、前記円周の残りの円弧部分に対応して突出するようにした。
8番目の態様によれば、1番目から7番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である。
9番目の態様によれば、1番目から7番目のいずれかの態様において、前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である。
態様の効果
1番目の態様においては、端板に突出部が設けられているので、作業者またはロボットは突出部を把持して、リアクトルを容易に製造、搬送、設置などすることができる。このため、製造時などの作業性、安全性を高めることが可能である。
2番目の態様においては、突出部が外周部鉄心の外周面から台座の外縁までの領域に対応した範囲内で延びている。つまり、突出部は最大で台座の外縁までしか突出していない。このため、リアクトルが大型化するのを避けることができる。
3番目の態様においては、開口部にワイヤを通すことにより、リアクトルを製造、搬送、設置などするときの利便性を向上させられる。
4番目の態様においては、作業者またはロボットが突出部を容易に把持できるので、製造時などの作業性、安全性をさらに高めることができる。
5番目の態様においては、一つのリアクトルの突出部が突出していない辺を他のリアクトルの突出部が突出していない辺に接触させられるので、複数のリアクトルを隣接して並置することができる。
6番目の態様においては、作業者またはロボットが突出部を容易に把持できるので、製造時などの作業性、安全性をさらに高めることができる。
7番目の態様においては、一つのリアクトルの突出部が突出していない部分を他のリアクトルの突出部が突出していない部分に接触させられるので、複数のリアクトルを隣接して並置することができる。
8番目の態様においては、リアクトルを三相リアクトルとして使用できる。
9番目の態様においては、リアクトルを単相リアクトルとして使用できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、後述する請求の範囲の開示範囲から逸脱することなく様々な修正及び変更を為し得ることは、当業者に理解されよう。
5 コア本体
6 リアクトル
20 外周部鉄心
24~27 外周部鉄心部分
29a~29d 貫通孔
31~34 鉄心コイル
41~44 鉄心
51~54 コイル
60 台座
69 開口部
81 端板
81a~81c 貫通孔
85 開口部
89 開口部
91 突出部
101~104 ギャップ

Claims (3)

  1. コア本体を具備し、該コア本体は、円形の外周部鉄心と、前記外周部鉄心の内面に接するか、または、該内面に結合されるように配置された少なくとも三つの鉄心と、該鉄心に巻回されたコイルとを含んでおり、
    前記少なくとも三つの鉄心のうちの一つの鉄心と該一つの鉄心に隣接する他の鉄心との間には磁気的に連結可能なギャップが形成されており、
    さらに、
    前記コア本体の一方の端面に取付けられていて前記円形の外周部鉄心に外接する略楕円形の端板を具備し、
    前記端板は前記コア本体の外周面から離間する方向に部分的に突出していて前記コア本体の直径方向に対向する略C字形状の二つの突出部を含む、リアクトル。
  2. 前記少なくとも三つの鉄心の数は3の倍数である、請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記少なくとも三つの鉄心の数は4以上の偶数である、請求項1に記載のリアクトル。
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