JP7040790B2 - ルータ、通信システム、ルータの制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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まず、図1を参照して、実施形態に係るルータ及び通信システムの概要について説明する。図1は、実施形態に係るルータ及び通信システムの概要を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態に係る通信システムは、ルータ100、LANを構成する通信デバイス200及び通信端末T1を備えている。ここで、ルータ100は、記憶部103及び名前解決部104を備えている。
<ルータ及び通信システムの構成>
次に、図2、図3を参照して、第1の実施形態に係るルータ及び通信システムについて説明する。図2、図3は、第1の実施形態に係るルータ及び通信システムを示すブロック図である。図2は図1の詳細な図である。図3は、図2に信号のやり取りの一例を示す破線矢印を加えた図である。図2、図3において機能ブロック同士を接続する太い実線は、接続関係を示している。
ルータ100は、図2においてそれぞれ一点鎖線で囲まれたWANとLANとを互いに接続する。図1の例では、WANにおいてDDNSサーバ301及び通信端末T2がインターネットに接続している。動的なDDNSサーバ301に代えて、静的なDNSサーバでもよい。
ルータ100のWAN側ポートWP1にインターネットが接続している。他方、ルータ100のLAN側ポートLP1、LP2に、サーバ200及び通信端末T1がそれぞれ接続している。
なお、ローカルIPアドレスは変わり得るため、名前情報受信部102は、サーバ200からホスト名及びローカルIPアドレスを繰り返し、例えば定期的に受信してもよい。
上述のようにサーバ200のホスト名及びローカルIPアドレスを名前情報受信部102が繰り返し取得すれば、記憶部103が記憶するローカルIPアドレスも自動的に更新できる。そのため、ローカルIPアドレスが変わっても、ユーザは手動でサーバ200のローカルIPアドレスを変更する必要がない。
また、名前解決部104における処理の有効化と無効化とを切り替え可能に構成してもよい。
DDNSクライアント201は、記憶部202が記憶しているサーバ200のホスト名及びルータ100のWAN側ポートWP1のグローバルIPアドレスをDDNSサーバ301に送信する。図3の例では、DDNSクライアント201は、サーバ200のホスト名「abc.com」及びグローバルIPアドレス「10.3.111.222」をDDNSサーバ301に送信する。
なお、ローカルIPアドレスは変わり得るため、名前情報送信部203は、ホスト名及びローカルIPアドレスを繰り返し、例えば定期的に名前情報受信部102に送信してもよい。
次に、図4~図6を参照して、第1の実施形態に係る通信システムの動作について説明する。図4は、第1の実施形態に係る通信システムにおいて、LAN側からLAN内の通信デバイスにアクセスがあった場合の動作例を示すシーケンス図である。図5は、ルータにおける名前解決処理を示すタイミングチャートである。図6は、第1の実施形態に係る通信システムにおいて、WAN側からLAN内の通信デバイスにアクセスがあった場合の動作例を示すシーケンス図である。
まず、通信端末T1からルータ100に名前を用いてアクセスする(ステップST103)。具体的には、図3、図4に示すように、通信端末T1からルータ100の名前解決部104に、ホスト名「abc.com」でアクセスする。
次に、図4に示すように、ルータ100はサーバ200のローカルIPアドレスを通信端末T1に返送する(ステップST105)。図3の例では、ホスト名「abc.com」に対応するローカルIPアドレス「192.168.1.10」を通信端末T1に返送する。
最後に、通信端末T1は、取得したサーバ200のローカルIPアドレスを用いて、サーバ200にアクセスする(ステップST106)。図3の例では、ローカルIPアドレス「192.168.1.10」を用いて、サーバ200にアクセスする。
図4に示した前準備(ステップST101、ST102)の後、WAN側の通信端末T2からルータ100を介してサーバ200に名前を用いてアクセスする。
次に、ルータ100は、DDNSサーバ301にホスト名に対応するグローバルIPアドレスを問い合わせる(ステップST202)。図3の例では、ルータ100は、ホスト名「abc.com」に対応するグローバルIPアドレスをDDNSサーバ301に問い合わせる。
そして、ルータ100は、DDNSサーバ301から取得したグローバルIPアドレスを通信端末T2に転送する(ステップST204)。図3の例では、ルータ100は、グローバルIPアドレス「10.3.111.222」を通信端末T2に転送する。
次に、図7を参照して、比較例に係るルータ及び通信システムについて説明する。図7、比較例に係るルータ及び通信システムを示すブロック図である。図7は、第1の実施形態に係る図3に対応する図である。
101 ポートマッピング部
102 名前情報受信部
103 記憶部
104 名前解決部
200 通信デバイス(サーバ)
201 DDNSクライアント
202 記憶部
203 名前情報送信部
301 DDNSサーバ
LP1、LP2 LAN側ポート
T1、T2 通信端末
WP1 WAN側ポート
Claims (7)
- 広域ネットワークと、通信デバイス及び通信端末を含む構内ネットワークと、を互いに接続するルータであって、
前記広域ネットワークにおいてグローバルIPアドレスに対応付けられた前記通信デバイスの名前と、前記通信デバイスのローカルIPアドレスと、を対応付けて記憶する記憶部と、
前記通信端末から前記通信デバイスへの前記名前を用いたアクセスがあった場合、前記記憶部が記憶した前記通信デバイスの前記ローカルIPアドレスを前記通信端末に対して返送する名前解決部と、を備え、
前記通信デバイスの前記名前及び前記ローカルIPアドレスを、前記通信デバイスから受信する、
ルータ。 - 前記通信デバイスの前記名前及び前記ローカルIPアドレスを、前記通信デバイスから繰り返し受信する、
請求項1に記載のルータ。 - 前記通信デバイスの前記名前及び前記ローカルIPアドレスを、前記通信デバイスから定期的に受信する、
請求項2に記載のルータ。 - 前記名前解決部における処理の有効化と無効化とを切り替え可能な、
請求項1~3のいずれか一項に記載のルータ。 - 広域ネットワークと構内ネットワークとを互いに接続するルータと、
前記構内ネットワークに含まれ、前記ルータに接続された通信デバイスと、
前記構内ネットワークに含まれ、前記ルータに接続された通信端末と、を備え、
前記ルータは、
前記広域ネットワークにおいてグローバルIPアドレスに対応付けられた前記通信デバイスの名前と、前記通信デバイスのローカルIPアドレスと、を対応付けて記憶する記憶部と、
前記通信端末から前記通信デバイスへの前記名前を用いたアクセスがあった場合、前記記憶部が記憶した前記通信デバイスの前記ローカルIPアドレスを前記通信端末に対して返送する名前解決部と、を備え、
前記通信デバイスの前記名前及び前記ローカルIPアドレスを、前記通信デバイスから受信する、
通信システム。 - 広域ネットワークと、通信デバイス及び通信端末を含む構内ネットワークと、を互いに接続するルータの制御方法であって、
前記広域ネットワークにおいてグローバルIPアドレスに対応付けられた前記通信デバイスの名前と、前記通信デバイスのローカルIPアドレスと、を前記通信デバイスから受信し、対応付けて記憶しておき、
前記通信端末から前記通信デバイスへの前記名前を用いたアクセスがあった場合、記憶した前記通信デバイスの前記ローカルIPアドレスを、前記通信端末に対して返送する、
ルータの制御方法。 - 広域ネットワークと、通信デバイス及び通信端末を含む構内ネットワークと、を互いに接続するルータを制御するコンピュータプログラムであって、
前記広域ネットワークにおいてグローバルIPアドレスに対応付けられた前記通信デバイスの名前と、前記通信デバイスのローカルIPアドレスと、を前記通信デバイスから受信し、対応付けて記憶する処理と、
前記通信端末から前記通信デバイスへの前記名前を用いたアクセスがあった場合、記憶した前記通信デバイスの前記ローカルIPアドレスを、前記通信端末に対して返送する処理と、を実行する、
コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2019155193A JP7040790B2 (ja) | 2019-08-28 | 2019-08-28 | ルータ、通信システム、ルータの制御方法、及びコンピュータプログラム |
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JP2004266568A (ja) | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Nec Corp | 名前解決サーバおよびパケット転送装置 |
US20050066041A1 (en) | 2003-09-19 | 2005-03-24 | Chin Kwan Wu | Setting up a name resolution system for home-to-home communications |
JP2007074172A (ja) | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プライベートネットワーク間接続システム及びアドレス変換装置 |
JP2013098676A (ja) | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Buffalo Inc | 通信システム、通信方法及びコネクションサーバ |
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2019
- 2019-08-28 JP JP2019155193A patent/JP7040790B2/ja active Active
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Non-Patent Citations (1)
Title |
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ADSL・Bフレッツで独自ドメイン やるぜ!インターネットサーバ,Linux magazine 第5巻 第10号 ,日本,株式会社アスキー ASCII CORPORATION,2003年10月01日,pp.82-pp.93 |
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