JP7039861B2 - 車両用サービス管理装置及び車両用サービス管理プログラム - Google Patents

車両用サービス管理装置及び車両用サービス管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両用サービス管理装置及び車両用サービス管理プログラムに関する。
従来より、システム内の車両用装置の属性を監視し、どのアプリをどの車両用装置で実行可能であるか否かを判定する技術が供されている。
特開2015-187859号公報
しかしながら、上記した技術では、アプリを実行する又は実行中の車両用装置を特定するに過ぎない。そのため、アプリを実行する又は実行中の車両用装置が正常であれば何ら不具合が発生しないが、アプリを実行する又は実行中の車両用装置が異常であればアプリを正常に実行しない等の不具合の発生が懸念される。このような事情から、アプリを実行する又は実行中の車両用装置が異常である場合でも適切に対処することができる技術が望まれている。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アプリを実行する又は実行中の車両用装置が異常である場合でも適切に対処することができる車両用サービス管理装置及び車両用サービス管理プログラムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、アプリ実行管理部(14b,23b,33b,43b,53b,54b)は、複数の車両用装置(8~13)におけるアプリの実行を管理する。状態判定部(14c,23c,33c,43c,53c,54c)は、アプリを実行する又は実行中の車両用装置であるアプリ実行装置が正常であるか否かを判定する。テーブル記憶部(14d,23d,33d,43d,53d,54d)は、アプリ実行装置と、当該アプリ実行装置が異常である場合に当該アプリ実行装置に代わってアプリを実行する代替装置との対応を示す対応テーブルを記憶する。アプリ実行管理部は、車両が走行するエリアが切り替わることに追従し、そのエリアの交通法規に準じたアプリを実行するようにアプリ実行装置を切り替える場合があり、アプリ実行装置が異常であると判定されると、対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ実行装置に代えて代替装置にアプリを実行させる。アプリを実行する又は実行中の車両用装置が異常である場合でも、アプリ実行装置に代わって代替装置がアプリを実行することで適切に対処することができる。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 対応テーブルを示す図 アプリ起動処理を示すフローチャート(その1) アプリ起動処理を示すフローチャート(その2) アプリ停止処理を示すフローチャート アプリ及び当該アプリを実行するECUが切り替わる態様を示す図(その1) アプリ及び当該アプリを実行するECUが切り替わる態様を示す図(その2) アプリ及び当該アプリを実行するECUが切り替わる態様を示す図(その3) 本発明の第2の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第3の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第4の実施形態を示す機能ブロック図 本発明の第5の実施形態を示す機能ブロック図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図8を参照して説明する。
サービス管理システム1は、アプリを実行して車両の運転者に提供するサービスを管理するシステムであり、サービス管理装置2(車両用サービス管理装置に相当する)と、車載通信機(以下、DCM(Data Communication Module)と称する)3と、セントラルゲートウェイ(以下、CGW(Central Gate Way)と称する)4とを有する。
DCM3は、アプリを配信するアプリ配信サーバ5やアプリを実行するアプリ実行サーバ6との間で広域ネットワークを介してアプリを送受信する。DCM3は、アプリ配信サーバ5から配信されたアプリを受信すると、その受信したアプリをサービス管理装置2に出力する。尚、サービス管理装置2は、DCM3からアプリを入力すると、チェックサムを計算してデータの正否を判定し、データの誤りを検知したときにはアプリ配信サーバ5からのアプリの再配信を要求する。又、DCM3は、サービス管理装置2からアプリを入力すると、その入力したアプリをアプリ実行サーバ6に送信する。アプリ実行サーバ6は、DCM3から送信されたアプリを受信すると、その受信したアプリを実行し、そのアプリの実行結果をDCM3に送信する。DCM3は、アプリ実行サーバ6から送信されたアプリの実行結果を受信すると、その受信したアプリの実行結果をサービス管理装置2に出力する。尚、アプリ配信サーバ5がアプリを実行する機能を有していても良いし、アプリ実行サーバ6がアプリを配信する機能を有していても良い。即ち、アプリ配信サーバ5とアプリ実行サーバ6とが1つのサーバで構成されていても良い。
サービス管理装置2は、ロケータ7と、第1~第3の電子制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)と称する)8~10(車両用装置に相当する)とを接続している。サービス管理装置2は、例えばイーサーネット(登録商標)を介してECU8~10を接続しており、ECU8~10へのアプリの転送を管理する。ECU8~10は、サービス管理装置2からアプリが転送されると共に起動指令を入力すると、その転送されたアプリを起動して実行する。又、ECU8~10は、アプリを実行中にサービス管理装置2から停止指令を入力すると、その実行中のアプリを停止する。尚、サービス管理装置2がECUを直接接続する態様はどのような態様でも良い。
CGW4は、中継機能を有する機器であり、例えばCAN(Controller Area Network)(登録商標)を介して第4~第6のECU11~13を接続している。サービス管理装置2は、CGW4を介してECU11~13へのアプリの転送を管理する。ECU11~13は、サービス管理装置2からCGW4を介してアプリが転送されると共に起動指令を入力すると、その転送されたアプリを起動して実行する。又、ECU11~13は、アプリを実行中にサービス管理装置2からCGW4を介して停止指令を入力すると、その実行中のアプリを停止する。尚、サービス管理装置2がCGW4を介してECUを接続する態様もどのような態様でも良い。ECU8~13は、車両用装置に相当する。
ロケータ7は、地図データを格納しており、サービス管理システム1を搭載した車両の現在位置を緯度経度の座標で特定する。ロケータ7は、その特定した座標を地図データと照合して地図上での車両の現在位置を特定し、その特定した地図上での車両の現在位置をサービス管理装置2に出力する。サービス管理装置2は、ロケータ7から入力する地図上での車両の現在位置を用い、ECU8~13におけるアプリの実行を管理する。例えば自動運転に関する交通法規が市や州等の行政単位のエリアで異なり、サービス管理システム1を搭載した車両が自動運転に関する交通法規の異なるエリアを跨って走行する場合であれば、サービス管理装置2は、車両が走行するエリアが切り替わる毎に、その交通法規に準じたアプリをECU8~13が実行するようにアプリの起動や停止を管理する。
サービス管理装置2は、制御部14を有する。制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/O(Input/Output)を含むマイクロコンピュータにより構成される。制御部14は、非遷移的実体的記録媒体に格納されているコンピュータプログラム(車両用サービス管理を含む)を実行することで、コンピュータプログラムに対応する処理を実行し、サービス管理装置2の動作全般を制御する。制御部14は、アプリ記憶部14aと、アプリ実行管理部14bと、状態判定部14cと、テーブル記憶部14dとを有する。これらの各部14a~14dは制御部14が実行するコンピュータプログラムにより構成されており、ソフトウェアにより実現されている。
アプリ記憶部14aは、アプリ配信サーバ5から送信されたアプリがDCM3に受信され、そのアプリがDCM3からサービス管理装置2に入力されると、そのアプリを記憶する。アプリ実行管理部14bは、アプリ記憶部14aに記憶されているアプリをECU8~13に転送してECU8~13におけるアプリの実行を管理する。この場合、アプリ実行管理部14bは、管理対象のアプリを1つのECUのみが実行してサービスを提供する場合であれば、アプリの転送先のECUを1つとし、管理対象のアプリを1つのECUのみに転送する。管理対象のアプリを1つのECUのみが実行する場合には、アプリ実行ECUのみが規定され、アプリ共同実行ECUは規定されない。
一方、アプリ実行管理部14bは、管理対象のアプリを複数のECUが共同して実行してサービスを提供する場合であれば、アプリの転送先のECUを複数とし、管理対象のアプリを複数のECUに転送する。管理対象のアプリを複数のECUが共同して実行する場合には、アプリ実行ECU及びアプリ共同実行ECUの両方が規定される。
状態判定部14cは、アプリ実行ECU、アプリ共同実行ECU及び後述する代替ECUが正常であるか否かを判定する。即ち、状態判定部14cは、アプリを各ECUに転送する前では、各ECUの定期通信を正常に行えているか否かを判定し、各ECUが正常であるか否かを判定する。又、状態判定部14cは、アプリを各ECUに転送した後では、各ECUからの起動完了通知を正常に入力したか否かを判定し、各ECUが正常であるか否かを判定する。
テーブル記憶部14dは、図2に示すように、アプリに対応し、アプリ実行ECUとアプリ共同実行ECUと代替ECUとの対応を示す対応テーブルを記憶する。対応テーブルの各項目は以下のように規定されている。
アプリ名は、アプリの種類を示す。
エッジIDは、例えば市や州等の行政単位で区分されるエリアを示す。
アプリ実行ECUは、アプリを実行するECUを示す。
アプリ共同実行ECUは、アプリをアプリ実行ECUと共同して実行するECUを示す。
代替ECUは、アプリ実行ECUが異常である場合に、その異常であるアプリ実行ECUに代わってアプリを実行するECUを示す。尚、図2の例示では、アプリ実行ECUに対応する代替ECUが規定されているが、アプリ共同実行ECUに対応する代替ECUも規定されていても良い。即ち、アプリ共同実行ECUが異常である場合に、その異常であるアプリ共同実行ECUに代わってアプリを実行するECUが代替ECUとして規定されていても良い。尚、複数が設定されている場合には、優先順位が設定されている。
代替モードは、異常であるアプリ実行ECUに代わって代替ECUがアプリを実行する際の動作の制限を示す指標である。例えばアプリ実行ECUの処理能力を「1」としたときに、そのアプリ実行ECUに対して規定されている代替ECUの処理能力が「1」と同等であれば、アプリ実行管理部14bは、そのアプリ実行ECUに対する処理要求と同等の処理要求を代替ECUに対して行う。一方、そのアプリ実行ECUに対して規定されている代替ECUの処理能力が「1」よりも劣れば、アプリ実行管理部14bは、そのアプリ実行ECUに対する処理要求を制限した処理要求を代替ECUに対して行う。
定期通信タイムアウト時間は、アプリ実行管理部14bがアプリを転送する前に当該アプリの転送先のECUが正常であるか否かを状態判定部14cが判定するための時間を示す。即ち、状態判定部14cは、アプリの転送先のECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えていれば、そのアプリの転送先のECUが正常であると判定する。一方、状態判定部14cは、アプリの転送先のECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えていなければ、そのアプリの転送先のECUが異常であると判定する。
起動判定タイムアウト時間は、アプリ実行管理部14bがアプリを転送すると共に起動指令を出力した後に当該アプリの転送先のECUがアプリを正常に起動したか否かを状態判定部14cが判定するための時間を示す。即ち、状態判定部14cは、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内でアプリの転送先のECUから起動完了通知を入力すれば、そのアプリの転送先のECUがアプリを正常に起動したと判定し、そのアプリの転送先のECUが正常であると判定する。一方、状態判定部14cは、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内でアプリの転送先のECUから起動完了通知を入力しなければ、そのアプリの転送先のECUがアプリを正常に起動しなかったと判定し、そのアプリの転送先のECUが異常であると判定する。
停止判定タイムアウト時間は、アプリを実行中のECUがアプリを正常に停止したか否かを状態判定部14cが判定するための時間を示す。即ち、状態判定部14cは、停止指令を出力したタイミングから停止判定タイムアウト時間の範囲内でアプリを実行中のECUからの停止完了通知を入力すれば、そのアプリを実行中のECUがアプリを正常に停止したと判定し、そのアプリを実行中のECUが正常であると判定する。一方、状態判定部14cは、停止指令を出力したタイミングから停止判定タイムアウト時間の範囲内でアプリを実行中のECUからの停止完了通知を入力しなければ、そのアプリを実行中のECUがアプリを正常に停止しなかったと判定し、そのアプリを実行中のECUが異常であると判定する。
次に、上記した構成の作用について図3から図8を参照して説明する。ここでは、サービス管理装置2の制御部14が実行する処理として、アプリを起動して実行するアプリ起動処理、実行中のアプリを停止するアプリ停止処理について説明する。又、アプリがDCM3からサービス管理装置2に入力されたことをアプリの起動条件が成立したこととし、車両の現在位置がエッジを跨って変化したことをアプリの停止条件が成立したこととする。
(1)アプリ起動処理
制御部14は、アプリ起動処理を開始すると、アプリの起動条件が成立したか否かを判定する(S1)。制御部14は、アプリ配信サーバ5から送信されたアプリがDCM3に受信され、そのアプリがDCM3からサービス管理装置2に入力されたことで、アプリの起動条件が成立したと判定すると(S1:YES)、テーブル記憶部14dに記憶している対応テーブルを参照し、起動条件が成立したアプリに対応するアプリ実行ECUを特定する(S2)。
制御部14は、アプリ実行ECUを特定すると、その特定したアプリ実行ECUとの定期通信を正常に行えているか否かを判定する(S3、状態判定手順に相当する)。制御部14は、アプリ実行ECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えており、定期通信を正常に行えていると判定すると(S3:YES)、アプリをアプリ実行ECUに転送すると共に起動指令をアプリ実行ECUに出力し(S4)、そのアプリ実行ECUからの起動完了通知の入力を待機し、アプリ実行ECUがアプリを正常に起動したか否かを判定する(S5、状態判定手順に相当する)。
制御部14は、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内でアプリ実行ECUから起動完了通知を入力し、アプリ実行ECUがアプリを正常に起動したと判定すると(S5:YES)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S6)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S6:NO)、アプリ起動処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S6:YES)、アプリ実行ECUの起動完了の成功を示す起動成功通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S7)、アプリ起動処理を終了する。
一方、制御部14は、アプリ実行ECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えておらず、定期通信を正常に行えていないと判定すると(S3:NO)、対応テーブルを参照し、アプリ実行ECUに対応する代替ECUが規定されているか否かを判定する(S8)。又、制御部14は、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内でアプリ実行ECUから起動完了通知を入力せず、アプリ実行ECUがアプリを正常に起動しなかったと判定すると(S5:NO)、この場合も、対応テーブルを参照し、アプリ実行ECUに対応する代替ECUが規定されているか否かを判定する(S8)。
制御部14は、代替ECUが規定されていると判定すると(S8:YES)、代替ECU特定処理に移行する(S11)。又、制御部14は、代替ECUが規定されていないと判定すると(S8:NO)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S9)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S9:NO)、アプリ起動処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S9:YES)、アプリ実行ECUの起動完了の失敗を示す起動失敗通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S10)、アプリ起動処理を終了する。
制御部14は、代替ECU特定処理を開始すると、対応テーブルを参照し、アプリ実行ECUに対応する代替ECUを特定する(S21)。制御部14は、代替ECUを特定すると、その特定した代替ECUとの定期通信を正常に行えているか否かを判定する(S22)。制御部14は、代替ECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えており、定期通信を正常に行えていると判定すると(S22:YES)、アプリを代替ECUに転送すると共に起動指令を代替ECUに出力し(S23、アプリ実行管理手順に相当する)、その代替ECUからの起動完了通知の入力を待機し、代替ECUがアプリを正常に起動したか否かを判定する(S24)。
制御部14は、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内でアプリ実行ECUから起動完了通知を入力し、代替ECUがアプリを正常に起動したと判定すると(S24:YES)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S25)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S25:NO)、アプリ起動処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S25:YES)、代替ECUの起動完了の成功を示す起動成功通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S26)、アプリ起動処理を終了する。
一方、制御部14は、代替ECUとの定期通信を定期通信タイムアウト時間の範囲内で行えておらず、定期通信を正常に行えていないと判定すると(S22:NO)、対応テーブルを参照し、優先順位が次位の代替ECUが規定されているか否かを判定する(S27)。又、制御部14は、アプリを転送すると共に起動指令を出力したタイミングから起動判定タイムアウト時間の範囲内で代替ECUから起動完了通知を入力せず、代替ECUがアプリを正常に起動しなかったと判定すると(S24:NO)、この場合も、対応テーブルを参照し、優先順位が次位の代替ECUが規定されているか否かを判定する(S27)。
制御部14は、優先順位が次位の代替ECUが規定されていると判定すると(S27:YES)、ステップS22に戻り、S22以降を繰り返して実行する。一方、制御部14は、優先順位が次位の代替ECUが規定されていないと判定すると(S27:NO)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S28)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S28:NO)、アプリ起動処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S28:YES)、代替ECUの起動完了の失敗を示す起動失敗通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S29)、アプリ起動処理を終了する。
(2)アプリ停止処理
制御部14は、アプリ停止処理を開始すると、アプリの停止条件が成立したか否かを判定する(S31)。制御部14は、車両の現在位置がエッジを跨って変化したことで、アプリの停止条件が成立したと判定すると(S31:YES)、対応テーブルを参照し、停止条件が成立したアプリ、即ち、停止対象のアプリを実行中のアプリ実行ECUや代替ECUを特定する(S32)。制御部14は、停止対象のアプリを実行中のアプリ実行ECUや代替ECUを特定すると、その特定したアプリ実行ECUや代替ECUに停止指令を出力し(S33)、そのアプリ実行ECUや代替ECUからの停止完了通知の入力を待機し、アプリ実行ECUや代替ECUがアプリを正常に停止したか否かを判定する(S34)。
制御部14は、停止指令を出力したタイミングから停止判定タイムアウト時間の範囲内でアプリ実行ECUや代替ECUからの停止完了通知を入力し、アプリを実行中のアプリ実行ECUや代替ECUがアプリを正常に停止したと判定すると(S34:YES)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S35)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S35:NO)、アプリ停止処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S35:YES)、アプリ実行ECUや代替ECUの停止完了の成功を示す停止成功通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S36)、アプリ停止処理を終了する。
一方、制御部14は、停止指令を出力したタイミングから停止判定タイムアウト時間の範囲内でアプリ実行ECUや代替ECUからの停止完了通知を入力せず、アプリを実行中のアプリ実行ECUや代替ECUがアプリを正常に停止しなかったと判定すると(S34:NO)、アプリ共同実行ECUが規定されているか否かを判定する(S37)。制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていないと判定すると(S37:NO)、アプリ停止処理を終了する。一方、制御部14は、アプリ共同実行ECUが規定されていると判定すると(S37:YES)、アプリ実行ECUや代替ECUの停止完了の失敗を示す停止失敗通知をアプリ共同実行ECUに出力し(S38)、アプリ停止処理を終了する。
制御部14は、図2に例示したように対応テーブルを設定している場合であれば、以下のようにアプリの実行を管理する。サービス管理装置2を搭載している車両がエッジID=3のエリアを走行中では、制御部14は、アプリ実行ECUであるECU8が正常であれば、アプリCをECU8とアプリ共同実行ECUであるECU11,12とにおいて共同して実行する。又、制御部14は、ECU8が異常であるが優先順位が最上位の代替ECUであるECU9が正常であれば、アプリCをECU9,11,12において共同して実行する。又、制御部14は、ECU8,9が異常であるが優先順位が次位の代替ECUであるECU10が正常であれば、アプリCをECU10,ECU11,12において共同して実行する。
サービス管理装置2を搭載している車両がエッジID=3のエリアから退出してエッジID=4のエリアに進入すると、制御部14は、アプリCをECU8,11,12において共同して実行しており、図6に示すように、アプリDに対応するアプリ実行ECUとして規定されているECU9が正常であれば、アプリDをECU9,12,13において共同して実行し、ECU8,11,12において共同して実行中のアプリCを停止する。一方、制御部14は、図7に示すように、ECU9が異常であるが、優先順位が最上位の代替ECUとして規定されているECU10が正常であれば、アプリDをECU10,12,13において共同して実行し、ECU8,11,12において共同して実行中のアプリCを停止する。又、制御部14は、図8に示すように、ECU9,10が異常であり、優先順位が次位の代替ECUとして規定されているECU8が正常であれば、アプリDをECU8,12,13において共同して実行し、ECU8,11,12において共同して実行中のアプリCを停止する。
尚、以上は、制御部14が起動成功通知や起動失敗通知をアプリ共同実行ECUに限って出力する場合を例示したが、制御部14が起動成功通知や起動失敗通知をサービス管理システム1に含まれる全てのECUに出力しても良い。又、制御部14がアプリをアプリ実行ECUや代替ECUに転送した後でも当該アプリを消去せずに記憶し続けても良い。このように構成すれば、アプリをアプリ実行ECUや代替ECUに転送した後にアプリの転送先のアプリ実行ECUや代替ECUでリセット等が発生しても、そのアプリをアプリ配信サーバ5から再度受信せずに当該アプリをアプリ実行ECUや代替ECUに再度転送することができ、サービス管理装置2とアプリ配信サーバ5との間でのデータ通信量を低減することができる。尚、アプリの記憶領域が不足する場合には、制御部14がロケータ7から入力する地図上での車両の現在位置を用いて不要なアプリを特定し、その特定した不要なアプリを削除しても良い。
又、以上は、アプリ実行ECUに代わってアプリを実行する機器としてECU8~13が代替ECUとして規定される構成を例示したが、アプリ実行ECUに代わってアプリを実行する機器としてアプリ実行サーバ6やサービス管理装置2が規定される構成でも良い。即ち、アプリ実行ECUが異常である場合に、その異常であるアプリ実行ECUに代わってアプリを実行する機器としては、ECU8~13、アプリ実行サーバ6、サービス管理装置2のうち少なくとも何れかであれば良い。同様に、アプリ共同実行ECUに代わってアプリを実行する機器としてアプリ実行サーバ6やサービス管理装置2が規定される構成でも良い。即ち、アプリ共同実行ECUが異常である場合に、その異常であるアプリ共同実行ECUに代わってアプリを実行する機器としては、ECU8~13、アプリ実行サーバ6、サービス管理装置2のうち少なくとも何れかであれば良い。その場合、ECU8~13、アプリ実行サーバ6、サービス管理装置2の中で優先順位を設定すれば良い。又、アプリ実行サーバ6との間の通信負荷を考慮し、アプリ実行サーバ6にアプリを実行させるか否かを決定しても良い。即ち、アプリ実行サーバ6との間の通信負荷が比較的低い状況であれば、アプリ実行サーバ6にアプリを実行させ、通信負荷が比較的高い状況であれば、アプリ実行サーバ6にアプリを実行させないようにしても良い。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、次に示す効果を得ることができる。
サービス管理装置2において、アプリ実行ECUと代替ECUとの対応を示す対応テーブルを記憶し、アプリ実行ECUが異常であると判定すると、対応テーブルを参照し、その異常であると判定したアプリ実行ECUに代えて代替ECUにアプリを実行させるようにした。アプリを実行する又は実行中のアプリ実行ECUが異常である場合でも、アプリ実行ECUに代わって代替ECUがアプリを実行することで適切に対処することができる。例えば自動運転のサービスを提供するアプリであれば、自動運転のサービスが途切れる虞を低減することができる。
又、アプリ共同実行ECUと代替ECUとの対応を示す対応テーブルを記憶し、アプリ共同実行ECUが異常であると判定すると、対応テーブルを参照し、その異常であると判定したアプリ共同実行ECUに代えて代替ECUにアプリを実行させるようにしても良い。アプリを実行する又は実行中のアプリ共同実行ECUが異常である場合でも、アプリ共同実行ECUに代わって代替ECUがアプリを実行することで適切に対処することができる。
又、アプリ実行ECUやアプリ共同実行ECUに代わってアプリを実行する機器として、ECU8~13のみでなくアプリ実行サーバ6やサービス管理装置2が含まれて規定される構成とすることで、アプリを実行する際の負荷を分散する自由度を高める。又、アプリ実行ECUやアプリ共同実行ECUに代えて代替ECUにアプリを実行させる場合に、そのアプリの機能の一部を制限することで、代替ECUの処理能力を考慮して代替ECUにアプリを実行させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態では、サービス管理システム21において、サービス管理装置22は、第1の実施形態で説明したサービス管理装置2の機能とDCM3の機能とを有し、DCM3の機能を内蔵している。即ち、サービス管理装置22において、制御部23は、アプリ記憶部23aと、アプリ実行管理部23bと、状態判定部23cと、テーブル記憶部23dとに加え、DCM3の機能を有する通信制御部23eを有する。第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図10を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第3の実施形態では、サービス管理システム31において、サービス管理装置32は、第1の実施形態で説明したサービス管理装置2の機能とECUの機能とを有し、ECUの機能を内蔵している。即ち、サービス管理装置32において、制御部33は、アプリ記憶部33aと、アプリ実行管理部33bと、状態判定部33cと、テーブル記憶部33dとに加え、ECUの機能を有する電子制御部33eを有する。第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図11を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第4の実施形態では、サービス管理システム41において、サービス管理装置42は、第1の実施形態で説明したサービス管理装置2の機能とCGW4の機能とを有し、CGW4の機能を内蔵している。サービス管理装置42において、制御部43は、アプリ記憶部43aと、アプリ実行管理部43bと、状態判定部43cと、テーブル記憶部43dとに加え、CGW4の機能を有する中継機能部43eを有する。第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図12を参照して説明する。尚、前述した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第5の実施形態では、サービス管理システム51において、サービス管理装置52は、第1の実施形態で説明した制御部14を冗長化している。即ち、サービス管理装置52は、制御部14と同等の機能を有する制御部53,54を有し、制御部53,54は、それぞれアプリ記憶部53a,54aと、アプリ実行管理部53b,54bと、状態判定部53c,54cと、テーブル記憶部53d,54dとを有する。第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。又、制御部53,54を冗長化し、ECU8~13の何れかが異常である場合に、その異常であるECUに代わって制御部53,54がアプリを実行することで、ECU8~13を冗長化する構成を不要とすることができ、システム全体を簡素化することができる。
(その他の実施形態)
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、更には、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
車両の現在位置をロケータ7が特定する構成を例示したが、例えば車両の現在位置を路車間通信や車車間通信により特定する等、車両の現在位置をどのような方法で特定しても良い。
自動運転のサービスを提供するアプリを例示したが、どのようなアプリを管理対象としても良い。
図面中、2,22,32,42,52はサービス管理装置(車両用サービス管理装置)、14,23,33,43,53,54は制御部、14a,23a,33a,43a,53a,54aはアプリ記憶部、14b,23b,33b,43b,53b,54bはアプリ実行管理部、14c,23c,33c,43c,53c,54cは状態判定部、14d,23d,33d,43d,53d,54dはテーブル記憶部、6はアプリ実行サーバ、8~13はECU(車両用装置)である。

Claims (15)

  1. 複数の車両用装置(8~13)を接続している車両用サービス管理装置(,22,32,42,52)であって、
    前記車両用装置におけるアプリの実行を管理するアプリ実行管理部(14b,23b,33b,43b,53b,54b)と、
    アプリを実行する又は実行中の車両用装置であるアプリ実行装置が正常であるか否かを判定する状態判定部(14c,23c,33c,43c,53c,54c)と、
    前記アプリ実行装置と、当該アプリ実行装置が異常である場合に当該アプリ実行装置に代わってアプリを実行する代替装置との対応を示す対応テーブルを記憶するテーブル記憶部(14d,23d,33d,43d,53d,54d)と、を備え
    記アプリ実行管理部は、車両が走行するエリアが切り替わることに追従し、そのエリアの交通法規に準じたアプリを実行するように前記アプリ実行装置を切り替える場合があり、前記アプリ実行装置が異常であると判定されると、前記対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ実行装置に代えて前記代替装置にアプリを実行させる車両用サービス管理装置。
  2. 前記テーブル記憶部は、前記アプリ実行装置とは別の車両用装置、自装置、アプリ実行サーバ(6)のうち少なくとも何れかを前記代替装置として含む対応テーブルを記憶する請求項1に記載の車両用サービス管理装置。
  3. 前記テーブル記憶部は、前記アプリ実行装置に対して優先順位が付与されている複数の代替装置との対応を示す前記対応テーブルを記憶し、
    前記アプリ実行管理部は、前記アプリ実行装置が異常であると判定されると、前記対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ実行装置に代えて優先順位にしたがって前記代替装置にアプリを実行させる請求項1又は2に記載の車両用サービス管理装置。
  4. 前記アプリ実行管理部は、前記代替装置にアプリを実行させる場合に、そのアプリの機能の一部を制限する請求項1から3の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  5. 前記状態判定部は、前記アプリ実行装置と定期通信を行うことで、前記アプリ実行装置が正常であるか否かを判定する請求項1から4の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  6. アプリを記憶するアプリ記憶部(14a,23a,33a,43a,53a,54a)を備え、
    前記状態判定部は、前記アプリ実行管理部が前記アプリ記憶部に記憶されているアプリを前記アプリ実行装置に転送したタイミングから所定時間内に当該アプリ実行装置から起動完了通知が入力されると、当該アプリ実行装置が正常であると判定し、前記タイミングから所定時間内に当該アプリ実行装置から起動完了通知が入力されないと、当該アプリ実行装置が異常であると判定する請求項1から5の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  7. 前記アプリ実行管理部は、アプリを前記アプリ実行装置に転送した後でも当該アプリを消去せずに前記アプリ記憶部に記憶させ続ける請求項6に記載の車両用サービス管理装置。
  8. 前記状態判定部は、アプリをアプリ実行装置と共同して実行する又は実行中の車両用装置であるアプリ共同実行装置が正常であるか否かをも判定し、
    前記テーブル記憶部は、前記アプリ共同実行装置と前記代替装置との対応を示す対応テーブルをも記憶し、
    前記アプリ実行管理部は、前記アプリ共同実行装置が異常であると判定されると、前記対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ共同実行装置に代えて前記代替装置にアプリを共同して実行させる請求項1から7の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  9. 前記テーブル記憶部は、前記アプリ共同実行装置とは別の車両用装置、自装置、アプリ実行サーバのうち少なくとも何れかを前記代替装置として含む前記対応テーブルを記憶する請求項に記載の車両用サービス管理装置。
  10. 前記テーブル記憶部は、前記アプリ共同実行装置に対して優先順位が付与されている複数の代替装置との対応を示す前記対応テーブルを記憶し、
    前記アプリ実行管理部は、前記アプリ共同実行装置が異常であると判定されると、前記対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ共同実行装置に代えて優先順位にしたがって前記代替装置にアプリを共同して実行させる請求項8又は9に記載の車両用サービス管理装置。
  11. 前記アプリ実行管理部は、前記代替装置にアプリを共同して実行させる場合に、そのアプリの機能の一部を制限する請求項8から10の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  12. 前記状態判定部は、前記アプリ共同実行装置と定期通信を行うことで、前記アプリ共同実行装置が正常であるか否かを判定する請求項8から11の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  13. アプリを記憶するアプリ記憶部を備え、
    前記状態判定部は、前記アプリ実行管理部が前記アプリ記憶部に記憶されているアプリを前記アプリ共同実行装置に転送したタイミングから所定時間内に当該アプリ実行装置から起動完了通知が入力されると、当該アプリ共同実行装置が正常であると判定し、前記タイミングから所定時間内に当該アプリ共同実行装置から起動完了通知が入力されないと、当該アプリ共同実行装置が異常であると判定する請求項8から12の何れか一項に記載の車両用サービス管理装置。
  14. 前記アプリ実行管理部は、アプリを前記アプリ実行装置に転送した後でも当該アプリを消去せずに前記アプリ記憶部に記憶させ続ける請求項13に記載の車両用サービス管理装置。
  15. 数の車両用装置(8~13)を接続し、車両が走行するエリアが切り替わることに追従し、そのエリアの交通法規に準じたアプリを実行するように、アプリを実行する又は実行中の車両用装置であるアプリ実行装置を切り替える場合がある車両用サービス管理装置(,22,32,42,52)の制御部(14,23,33,43,53,54)に、
    前記アプリ実行装置が正常であるか否かを判定する状態判定手順と、
    前記アプリ実行装置が異常であると判定すると、前記アプリ実行装置と、当該アプリ実行装置が異常である場合に当該アプリ実行装置に代わってアプリを実行する代替装置との対応を示す対応テーブルを参照し、その異常であると判定されたアプリ実行装置に代えて前記代替装置にアプリを実行させるアプリ実行管理手順と、実行させる車両用サービス管理プログラム。
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