JP7039780B2 - 吊手用鞘と吊手 - Google Patents

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Description

本願発明は、鉄道車両及びバス等の客室内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手のベルト部分に取付けられる吊手用鞘(さや)と、この鞘を備えた吊手に関し、従来では車窓と平行な横向き姿勢で吊下げられていた丸型手掛等は、この吊手用鞘を用いると手持ちし易い縦向きに吊下げられる。
鉄道車両及びバス等の客室内に吊下げられている吊手は、乗客が手を掛ける手掛と、該手掛を吊下げるベルトとを主要構成部材として備えている。前記手掛は、丸型、五角型、三角型等が現在多く使用されている。
従来の丸型手掛は、特許文献1に示すように、車窓に対して平行に向けて吊下げられる。
しかしながら、乗客が手掛に手を掛けて握り易い向きは、手掛を車窓に対して縦向きであると考える乗客も数多くおられる。
実用新案登録第3162052号公報
本願発明が解決しようとする課題は、従来では車窓に対して平行な横向きに吊下げられていた丸型手掛等を、手持ちし易い向きとされる車窓に対して縦向きに吊下げる吊手用鞘と、この鞘を用いた吊手を提供することにある。
この課題を解決する手段である請求項1に係る吊手用鞘は次の構成を備える。
(1)鉄道車両及びバス等の車両内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手が備える上下2分割構造を有するベルトの各端部を接続する吊手用鞘(さや)である。
(2)該吊手用鞘は、上鞘材と、下鞘材と、複数組のねじ部材とナットとを有する。
(3)前記上鞘材と前記下鞘材は、縦向きの外枠部及び内枠部と、2枚の脚板部と、ループ状に折り返して2枚重ねした前記各ベルトの端部の大きさに略合わせた深いベルト挿入穴とが、夫々設けられた同一形状のプラスチック製一体形成品である。
(4)前記上鞘材側の前記2枚の脚板部が前記下鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する下部側の脚板部突入空間内に突入し、前記下鞘材側の前記2枚の脚板部が前記上鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する上部側の脚板部突入空間内に突入して、前記各外枠部の開放端部どうしが突き合った状態で前記上鞘材と前記下鞘材とが組付けられている。
(5)この組付けにより、前記上鞘材の上端面から前記内枠部内に向けた上部側の前記ベルト挿入穴と、前記下鞘材の下端面から前記内枠部内に向けた下部側の前記ベルト挿入穴とが、互いに水平直交する向きになる。
(6)前記上部側のベルト挿入穴に挿入した前記上部側のベルトの端部の抜け止めと、前記下部側のベルト挿入穴に挿入した前記下部側のベルトの端部の各抜け止めと、前記組付け後の状態とが、前記各外枠部の対向する2側壁間に挿入締結した前記各ねじ部材が、前記各2枚の脚板部と前記内枠部と前記各2枚重ねの前記ベルトの端部に夫々設けたねじ挿通孔内に挿通支持されることにより行われる。
(7)前記各ナットは、前記ねじ部材の先端部が届く位置にある前記各外枠部の各片側面内に回り止め支持されている
請求項2に係る吊手用鞘は次の構成を備える。
(1)請求項1に記載の各構成を備える。
(2)前記各内枠部の外底面は、対応する前記外枠部の前記開放端部と同じ高さの位置にある。
(3)前記各脚板部は、前記各脚板部突入空間の深さを超えない略同じ高さと、該各脚板部突入空間内に接する横幅がある。
(4)該各脚板部の対向する面には、補強用の歯部が縦方向に形成されている。
請求項3に係る吊手用鞘は、次の構成を備える。
(1)請求項1又は2に記載の構成を備える。
(2)前記各ねじ部材と前記各ナットは、夫々上下に間隔をおいて各2組設けられている。
請求項4に係る吊手は次の構成を備える。
(1)鉄道車両及びバス等の車両内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手である。
(2)該吊手は、手掛と、請求項1乃至3のいずれかの項に記載の吊手用鞘と、ループ状に折り返した上部側のベルトと、ループ状に折り返して前記手掛を取付けた下部側のベルトとを有する。
(3)前記上部側のベルトの2枚重ねした端部が前記上部側の前記ベルト挿入穴内に挿入され、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部が前記下部側の前記ベルト挿入穴内に挿入されている。
(4)前記上鞘材と前記下鞘材とによる前記組付けと、前記各ねじ部材の挿入締結により、前記吊手用鞘を境にして、前記上部側のベルトの向きと前記下部側のベルトの向きとが水平直交する向きになっている。
請求項5に係る吊手は次の構成を備える。
(1)請求項4に記載の各構成を備える。
(2)前記上部側のベルトの2枚重ねした端部と、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部に夫々設けられているねじ挿通孔の周囲の面は、両側の鍔面が広い金属製の鳩目金具が挟着により補強されている。
請求項6に係る吊手は次の構成を備える。
(1)請求項4に記載の各構成を備える。
(2)前記上部側のベルトの2枚重ねした端部面と、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部面が、夫々両側の鍔面が広くベルト挿入穴がある2枚の金属製板片の間に挟み付けられて、前記各端部に夫々設けられているねじ挿通孔が補強されている。
請求項1に係る吊手用鞘における効果
(1)該吊手用鞘を上鞘材と下鞘材とにより構成し、しかも前記上鞘材に設けられている上部側ベルト挿入穴の向きと、前記下鞘材に設けられているベルト挿入穴の向きとが、水平直交する向きに組付けられるため、従来では横向きに吊下げることしか出来なかった丸型手掛を、該吊手用鞘を境にして、手持ちし易い縦向きに吊下げることが出来る。
(2)丸型手掛は、角型手掛にあるような隅部が無いため、汚れが付着しにくく、拭取り清掃も容易である利点がある。請求項1に係る吊手用鞘を用いると、この利点を生かしつつ、丸型手掛を手持ちし易い縦向きに吊下げることが出来る。五角型吊手についても、従来の五角吊手の上端部に設けられていた複雑な凹凸のあるベルト掛け回し部を設ける必要が無く、五角吊手の上端部を水平な丸軸部分になっていると、前記下部側のベルトに掛け回すことが出来る。
(3)前記上鞘材と前記下鞘材は、同一形状のプラスチック製一体形成品であるため、製造コストを抑えることが出来る。
(4)前記上鞘材側の前記2枚の脚板部が前記下鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する下部側の脚板部突入空間内に突入し、前記下鞘材側の前記2枚の脚板部が前記上鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する上部側の脚板部突入空間内に突入して、前記各外枠部の開放端部どうしが密接した状態で前記上鞘材と前記下鞘材とが組付けられるため、前記上鞘材と前記下鞘材とを強固に連結させることが出来る。
請求項2に係る吊手用鞘における特有の効果
(1)前記各内枠部の外底面は、対応する前記外枠部の前記開放端部と同じ高さの位置にあるため、前記上鞘材と前記下鞘材とは、前記開放端部部どうしと、前記各外底面どうしを夫々突き合わせた安定した組付けがされる。
(3)前記各脚板部が前記各脚板部突入空間の深さを超えない略同じ高さと、該各脚板部突入空間内に接する横幅があるため、前記各脚板部を前記各脚板部突入空間内に横ブレが無い状態で突入させることが出来、この結果、前記上鞘材と前記下鞘材とを横方向の位置ズレが無い状態で組付けることが出来る。
(4)前記各脚板部の対向する面に補強用の歯部が縦方向に形成されているため、前記上鞘材と前記下鞘材とによる組付けは更に丈夫になっている。
請求項3に係る吊手用鞘における特有の効果
(1)各ねじ部材と前記各ナットを、夫々上下に間隔をおいて各2組設けているため、前記ベルトに加わる荷重に対して、前記ベルトに設けられているねじ挿通孔の引裂け、ベルトの破断を格段に抑えることが出来る。
請求項4に係る吊手における効果
(1)前記上鞘材と前記下鞘材とを、前記上部側のベルトの向きと前記下部側のベルトの向きとが水平直交する向きになるように組付けられているため、従来では横向きに吊下げることしか出来なかった丸型手掛等を、該吊手用鞘を境にして、手持ちし易い縦向きに吊下げることが出来る。
請求項5に係る吊手における特有の効果
前記上部側のベルトの2枚重ねした端部と前記下部側のベルトの2枚重ねした端部に夫々設けられているねじ挿通孔に鳩目金具が圧着支持されて補強されているため、上部側のベルトと下部側のベルトにおける前記各ねじ挿通穴の周囲の部分補強された、引張荷重に対して丈夫なベルトを備えた吊手になる。
請求項6に係る吊手における特有の効果
前記上部側のベルトの2枚重ねした端部面と、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部面が、夫々両側の鍔面が広くベルト挿入穴がある2枚の金属製板片の間に挟み付けられて、前記各端部に夫々設けられているねじ挿通孔が補強されているため、上部側のベルトと下部側のベルトの前記各ねじ挿通孔に加わる引張り荷重が分散され、この結果、引張荷重に対して丈夫なベルトを備えた吊手になる。
(a)と(b)はいずれも本願発明第1実施形態1に係る吊手用鞘を備えた吊手の斜視図、(c)はこの吊手を車両室内に吊下げた状態を示した図。 (a)はこの吊手用鞘を斜め上方から見た斜視図、(b)は同じく斜め下方から見た斜視図。 この吊手用鞘の分解斜視図であり、(a)は上鞘材を示し、(b)は鞘材を示している。 (a)は上鞘材の平面図、(b)は同じく正面図、(c)は同じく底面図、(d)は同じく斜視図、(e)は図4(a)におけるA-A断面図、(f)は図4(b)におけるB-B断面図。 (a)は下鞘材を背面側から見た斜視図、(b)は同じく平面図、(c)は同じく底面図。 この吊手用鞘の組付け途中の状態を示した斜視図。 (a)は上部側のベルト端部と下部側のベルト端部とをこの吊手用鞘を用いて接続させた状態を示した正面図、(b)は同じく右側面図。 (a)は図7(a)におけるC-C断面図、(b)は図7(b)におけるD-D断面図。 (a)は吊手用鞘に広告シールを貼り付ける前の状態を示した吊手と広告シールを示した斜視図、(b)は吊手用鞘に広告シールを貼り付けた状態の吊手の斜視図。
本発明を実施するための好適なる形態を以下の実施例において詳述する。
[吊手の概要]
図1(a)に示す吊手1Aは、ループ状に折り返した上部側のベルト2の重ね合わせた端部2aと、ループ状に折り返して丸型手掛4を支持した下部側のベルト3の端部3aとが吊手用鞘6によって支持されて、上部側のベルト2と下部側のベルト3の水平方向の向きが直交する向きになっている。
図1(b)に示す吊手1Bも同様に、上部側のベルト2と下部側のベルト3の水平方向の向きが直交する向きにあり、下部側のベルト3に五角型手掛5が支持されている。このため、図1(c)に示すように、手掛4(5)を車窓に向けた縦向き姿勢で吊下げることができる。図1(b)に示すように、五角型手掛5については、この手掛5の上部に設けられているベルト掛回し部分5aを単純な丸軸形状にすることができる。
[本発明実施形態に係る吊手用鞘6の概要]
図2(a)(b)、及び図3に示すように、吊手用鞘6は、上鞘材7と下鞘材8とが上下方向に組付けられて構成されている。
組付け後の上鞘材7は、略角形形状を有する外枠部70の上端に上端面71が設けられ、上端面71にベルト挿入穴72が設けられた外観形状を有する。組付け後の下鞘材8は、外枠部80の下端に下端面81が設けられ、下部にベルト挿入穴82が位置している。
上鞘材7と下鞘材8は同一形状のプラスチック製一体形成品が向きを変えて組付けられている。この向きは上鞘材7に対して下鞘材8が上下逆向きであり、しかも、上鞘材7に対して下鞘材8が水平90°回転させた向きである。このため、上鞘材7に設けられているベルト挿入穴72は上向きになり、下鞘材7に設けられているベルト挿入穴82は下向きになる。しかも、上鞘材7に設けられているベルト挿入穴72と、下鞘材7に設けられているベルト挿入穴82とは水平直交した向きになる。
ベルト挿入穴72,82は、いずれも図1(a)(b)に示すループ状に折り返して2枚重ねした前記各ベルト2,3の端部2a,3aの大きさに略合わせた大きさがある。
上鞘材7の前後間には、ベルト挿入穴72を横切るねじ部材B1が取付けられ、下鞘材8の側面間にもベルト挿入穴82を横切るねじ部材B2が取付けられている。ねじ部材B1,B2は、サラ頭を有するねじ部材が使用されて、ねじ頭が外枠部70,80から突出しないようにしてある。
[上鞘材7]
図3(a)、図4(a)~(f)に示すように、上鞘材7は、外枠部70と、内枠部73と、2枚の脚板部74A,74Bとを備えている。
外枠部70の前面にはサラ孔形状のねじ挿通孔70aが形成され、外枠部70の背面にはナットN1の形状に合わせた六角孔70bが形成されている。六角孔70b内にはナットN1が支持されている。上鞘材7の成型時にナットN1を埋込むようにしてもよい。ナットN1に代わるねじ孔がある金属板を用いてもよい。
内枠部73は、外枠部70の内側に位置し、底板面73aによる有底のベルト挿入穴72を形成している。内枠部73の一方において対向する2側壁は外枠部70と一体となっており、内枠部73の他方において対向する2側壁は、外枠部70から間隔を設けた内側に位置している。内枠部73の上端部は外枠部70の上端面71と一体となっている。
内枠部73の底板面73aの下面は、外枠部70の下端部である開放端部と同じ高さの位置にある。内枠部73の2側面には、図3(a)に示すねじ部材B1を挿通させるねじ挿通孔73b,73bが形成されている。
2枚の脚板部74A,74Bは、内枠部73が接する外枠部70の対向する2側壁の内側面の内側位置から夫々下方に突出している。脚板部74A,74Bは対向した平行な向きにあり、脚板部74A,74Bの両側部は、外枠部70の内側面よりも脚板部74A,74Bの板厚を若干超える間隔を設けた内側に位置している。
脚板部74A,74Bの高さは、ベルト挿入穴72の深さに揃えられている。脚板部74A,74Bの対向面には、内枠部73の2側面と位置を揃えた2本の歯部74a・・・・が夫々縦方向に形成されている。脚板部74A,74Bには、図3(b)に示すねじ部材B2を挿通させるねじ挿通孔74b,74bが形成されている。
内枠部73の2側面と外枠部70の内側面との間には、脚板部74A,74Bを突入させ得る間隔がある脚板部突入空間75A,75Bが設けられている。脚板部突入空間75A,75Bの深さは、脚板部74A,74Bの高さに揃えられている。
[下鞘材8]
図3(b)、図5(a)~(c)に示すように、下鞘材8は、外枠部70と、内枠部73と、2枚の脚板部74A,74Bとを備えている。
前述したように上鞘材7と下鞘材8とは同じ形状を有する一体成型品であり、下鞘材8は上鞘材7と上下を逆向きにし、更に水平90°回転方向に向きを変えて、上鞘材7に組付けられる。このため、図3(b)、図5(a)~(c)において符号に対応した各部の名称を併記することによって、下鞘材8の各部の説明は省略する。
[上鞘材7と下鞘材8との組付け]
図6に上鞘材7と下鞘材8との組付け途中の状態が示されている。上鞘材7と下鞘材8とを組付ける前工程において、上部側のベルト2の重ね合わせた端部2aにねじ挿通孔2bを設けられ、下部側のベルト3の重ね合わせた端部3aにもねじ挿通孔3bが設けられる。
本実施形態においては、ねじ挿通孔2b,3bの周囲の面を補強するため、鍔部が広い鳩目金具Dが挿入圧着されて、ねじ挿通孔2b,3bの内周面が鳩目金具Dで保護されている。図示していないが、各端部2a,3aの一枚ごとに鳩目金具Dを取付けるようにしてもよい。鳩目金具Dの両側にある鍔部は、ベルトの表面と略面を揃える位置までベルトに深く沈んだ位置にある。
ねじ挿通孔2b,3bの周囲の面の補強については、ねじ挿通孔2b,3bの位置に合わせた孔が設けられた図示しない金属板を2枚重ねの端部2a(3a)の両側から圧着する方法で行ってもよい。
この後、上鞘材7と下鞘材8とを図6に示す向きにして組付けられる。
この組付けは、上鞘材7側の外枠部70の下端部と、下鞘材8側の外枠部80の上端部とが、突き合って密接するまで行われる。この組付けによって、上鞘材7の内枠部73に設けられている底板面73aの下面と、下鞘材8の内枠部83に設けられている底板面83aの上面とが重なり合って、上鞘材7と下鞘材8の組付け姿勢は一層安定する。
この後、ベルト挿入穴72内に上部側ベルト2の2枚重ねした端部2aを挿入し、ねじ部材B1を外枠部70内に挿入する。この挿入によって、下鞘材8の脚板部84Aと図示しない脚板部(84B)に設けられているねじ挿通孔84b,84bと、上鞘材7側の図示しない内枠部(73)に設けられているねじ挿通孔(73b,73b)と、上部側ベルト2の2枚重ねした端部2aに設けられているねじ挿通孔2b内に、ねじ部材B1の軸部が挿通される。ねじ頭が上鞘材7の外側枠部70から外側に突出しないようにするため、サラ頭があるねじ部材B1を用いることが好ましい。ねじ部材B1の取付けによって、上部側のベルト2の端部2aの抜け止めと、下鞘材8の抜け外れ防止とがされる。この挿通の後、ねじ部材B1の先端部をナットN1に螺入して締結する。ナットN1は、上鞘材7の外側枠部70に設けられている六角穴70b内に回り止めされた状態で支持されている。図示していないが、ナットN1又はナットN1に代わるねじ孔がある金属片を上鞘材7の外枠部70内に埋込んでもよい。
下部側のベルト3の端部3aの抜け止めも同様の方法でねじ部材B2を用いて行う。
このようにして上鞘材7と下鞘材8とを組み付けると、図8(a)(b)に示すように、上部側のベルト2の端部2aと、下部側のベルト3の端部3aとが、吊手用鞘6によって接続され、上部側のベルト2の水平方向の向きに対して下部側のベルト3の向きが水平直交する向きになる。
図9(a)に示すように吊手用鞘6にはねじ部材B1,B2の頭部と図示しないナットが露見している。この露見を無くすため、図9(b)に示すように吊手用鞘6の外周面に広告シール200を貼り着けるようにしてもよい。
図示していないが、前記各ねじ部材と前記各ナットを夫々上下に間隔をおいて各2組設けられた吊手用鞘材にしてもよい。すなわち、上鞘材7と下鞘材8の夫々に各2本のねじが上下に間隔を設けて挿通される構造である。この間隔は、数cmある。このため、上鞘材7と下鞘材8は、前述した上鞘材7と下鞘材8よりも上下方向に夫々数cm長い大きさになる。このようにすると、バルトの引張り強度がより強い吊手になる。
図示していないが、上部側のベルトの端部に設けられているねじ挿通孔の周囲面の補強を、鳩目金具に代わる方法でおこなってもよい。より具体的には、前記上部側のベルトの端部面と、前記下部側のベルトの端部面の夫々を、ベルト挿入穴がある金属製板片で挟み付けるようにしてもよい。この金属製板片には、変形を伴った圧着によってベルトの両端部を強く挟み着ける起立部分が設けられている。
本発明に係る吊手用手掛と吊手は、鉄道車両及びバス等の客室内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手の分野で利用可能性がある。
1A…吊手、1B…吊手、2…上部側のベルト、2a…端部、3…下部側のベルト、3a…端部、4…(丸型)手掛、5…(五角型)手掛、6…吊手用鞘、7…上鞘材、70…外枠部、71…上端面、72…ベルト挿入穴、73…内枠部、74A,74B…脚板部、75A,75B…脚板部突入空間、8…下鞘材、80…外枠部、81…上端面、82…ベルト挿入穴、83…内枠部、84A,84B…脚板部、85A,85B…脚板部突入空間

Claims (6)

  1. 鉄道車両及びバス等の車両内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手が備える上下2分割構造を有するベルトの各端部を接続する吊手用鞘(さや)であり、
    該吊手用鞘は、上鞘材と、下鞘材と、複数組のねじ部材とナットとを有し、
    前記上鞘材と前記下鞘材は、縦向きの外枠部及び内枠部と、2枚の脚板部と、ループ状に折り返して2枚重ねした前記各ベルトの端部の大きさに略合わせた深いベルト挿入穴とが夫々設けられた同一形状のプラスチック製一体形成品であり、
    前記上鞘材側の前記2枚の脚板部が前記下鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する下部側の脚板部突入空間内に突入し、前記下鞘材側の前記2枚の脚板部が前記上鞘材側の前記外枠部と前記内枠部の間に位置する上部側の脚板部突入空間内に突入して、前記各外枠部の開放端部どうしが突き合った状態で前記上鞘材と前記下鞘材とが組付けられており、
    この組付けにより、前記上鞘材の上端面から前記内枠部内に向けた上部側の前記ベルト挿入穴と、前記下鞘材の下端面から前記内枠部内に向けた下部側の前記ベルト挿入穴とが、互いに水平直交する向きになり、
    前記上部側のベルト挿入穴に挿入した前記上部側のベルトの端部の抜け止めと、前記下部側のベルト挿入穴に挿入した前記下部側のベルトの端部の各抜け止めと、前記組付け後の状態とが、前記各外枠部の対向する2側壁間に挿入締結した前記各ねじ部材が、前記各2枚の脚板部と前記内枠部と前記各2枚重ねの前記ベルトの端部に夫々設けたねじ挿通孔内に挿通支持されることにより行われ、
    前記各ナットは、前記ねじ部材の先端部が届く位置にある前記各外枠部の各片側面内に回り止め支持されていることを特徴とする吊手用鞘。
  2. 前記各内枠部の外底面は、対応する前記外枠部の前記開放端部と同じ高さの位置にあり、
    前記各脚板部は、前記各脚板部突入空間の深さを超えない略同じ高さと、該各脚板部突入空間内に接する横幅があり、
    該各脚板部の対向する面には、補強用の歯部が縦方向に形成されている、請求項1に記載の吊手用鞘。
  3. 前記各ねじ部材と前記各ナットは、夫々上下に間隔をおいて各2組設けられている、請求項1又は2に記載の吊手用鞘。
  4. 鉄道車両及びバス等の車両内おいて立姿勢の乗客が手を掛ける吊手であり、
    該吊手は、手掛と、請求項1乃至3のいずれかの項に記載の吊手用鞘と、ループ状に折り返した上部側のベルトと、ループ状に折り返して前記手掛を取付けた下部側のベルトとを有し、
    前記上部側のベルトの2枚重ねした端部が前記上部側の前記ベルト挿入穴内に挿入され、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部が前記下部側の前記ベルト挿入穴内に挿入されて、
    前記上鞘材と前記下鞘材とによる前記組付けと、前記各ねじ部材の挿入締結により、前記吊手用鞘を境にして、前記上部側のベルトの向きと前記下部側のベルトの向きとが水平直交する向きになっていることを特徴とする吊手。
  5. 前記上部側のベルトの端部と、前記下部側のベルトの端部に夫々設けられているねじ挿通孔の周囲の面は、両側に鍔面を有する金属製の鳩目金具の挟着によって補強されている、請求項4に記載の吊手。
  6. 前記上部側のベルトの2枚重ねした端部面と、前記下部側のベルトの2枚重ねした端部面が、夫々両側の鍔面が広くベルト挿入穴がある2枚の金属製板片の間に挟み付けられて、前記各端部に夫々設けられているねじ挿通孔が補強されている、請求項4に記載の吊手。
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