JP7038015B2 - 振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 - Google Patents
振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7038015B2 JP7038015B2 JP2018124118A JP2018124118A JP7038015B2 JP 7038015 B2 JP7038015 B2 JP 7038015B2 JP 2018124118 A JP2018124118 A JP 2018124118A JP 2018124118 A JP2018124118 A JP 2018124118A JP 7038015 B2 JP7038015 B2 JP 7038015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- floating guide
- swing
- uneven
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
さらに、竿杆に対して成型用治具を配設して形成するため、その肉厚が厚くなってしまい、釣竿が重量化すると共に、製造コストも高くなってしまう。特に、穂先竿杆は、多数個(磯竿では、4~7個程度)の遊動ガイドを配設し、竿杆の外径も小さく(先端で直径が1mm程度)、繊細な当たりを感知させる必要があることから、成型用治具を用いて遊動ガイド固定部を設ける構成では、肉厚や精度を管理することが難しくなる。
本実施形態の遊動ガイド11は、板状に成形された本体15と、本体15と一体化され、上記した竿杆に挿通される円筒支持部16とを有している。本体15と円筒支持部16は、一体形成されていても良いし、それぞれ別部材で構成(例えば、本体15を金属、円筒支持部16を硬質樹脂で構成)し、両者を一体化する構成であっても良い。また、前記本体15には、開口を具備したリング保持部17が形成されており、開口部分に、釣糸が摺動する環状のガイドリング18が止着されている。
なお、図に示すガイドリング18は、円形状に構成されているが、楕円形状にする等、その形状については限定されることはなく、また、それに応じて本体15の形状も適宜、変形することが可能である。
遊動ガイド固定部20は、竿杆に対して摺動される(前記円筒支持部16が竿杆に対して摺動される)遊動ガイド11を固定し、軸方向及び周方向へ移動しないように機能させる部分であり、1つの竿杆に複数個の遊動ガイドが装着される場合は、軸方向に沿って断続的に配設される。
すなわち、案内用凸部23については、視認し易く、円筒支持部16の内面との凹凸係合を阻害しない高さ、幅に形成しても良い。
このように、固定領域の周方向幅を最も広く形成し、それ以外の部分の周方向幅を狭くすることで、竿杆が不必要に重量化するのを防止することができる。
このような構成では、各遊動ガイドの固定操作時において、全ての遊動ガイドの固定位置を正確に一致させ易くなり(ガイドリングが直線上に一致する)、リールから繰り出される釣糸の放出抵抗を軽減することが可能となる。
図7(a)に示す実施形態の遊動ガイド固定部20Aの凹凸部21は、遊動ガイドを軸方向の略中間領域(符号Pで示す領域)で固定可能となるように肉厚が調整されており、凹凸部21は、元側に移行するに従い、略中間領域が最も周方向に幅広になるように形成されている。
例えば、上記した遊動ガイド固定部は、インクジェット印刷によって形成したが、それ以外にもスクリーン印刷等によって形成することが可能である。また、凹凸部21は、案内用凸部23に対して周方向に対称形状としたが、非対称形状であっても良い。さらに、凹凸部21は、軸方向に延出するように形成したが、中心軸に対して傾斜していても良いし、湾曲した状態で形成しても良く、その形状については、遊動ガイドの円筒支持部16を軸方向、及び、周方向に移動規制できれば、適宜変形することが可能である。
3 元竿
5 中竿
7 穂先竿
11(11A~11C) 遊動ガイド
20(20A~20C) 遊動ガイド固定部
21 凹凸部
23 案内用凸部(案内部)
Claims (5)
- 竿杆の表面に遊動ガイドを固定するための遊動ガイド固定部が設けられた振出式釣竿において、
前記遊動ガイド固定部は、周方向に所定間隔をおいて連続形成され、元側に移行するに従って高くなる軸方向に延出する凹凸部と、中心軸芯上に沿って形成され、前記凹凸部に対して軸方向に長く、前記凹凸部の間隔と異なる幅の案内用凸部と、を有し、
前記遊動ガイドは、前記凹凸部の軸方向の略中間領域で固定可能であり、
前記凹凸部は、元側に移行するに従い、前記略中間領域が最も周方向に幅広になるように形成されていることを特徴とする振出式釣竿。 - 前記凹凸部は、先部が0.01mm~0.05mmの高さ、元部で0.03mm~0.1mmの高さに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振出式釣竿。
- 前記凹凸部は、前記最も幅広となっている略中間領域から元側に移行するに従い、幅狭となるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の振出式釣竿。
- 前記竿杆の内、穂先竿杆の遊動ガイド固定部は、軸方向に沿って断続的に複数個所形成されており、
前記複数個所形成されている各遊動ガイド固定部を構成している凹凸部は、元側の遊動ガイド固定部の方が、連続的又は段階的に、その周方向の幅が狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振出式釣竿。 - 前記竿杆に複数個の遊動ガイド固定部が設けられる場合、各遊動ガイド固定部の前記案内用凸部が軸方向で一致していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の振出式釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124118A JP7038015B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124118A JP7038015B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020000134A JP2020000134A (ja) | 2020-01-09 |
JP7038015B2 true JP7038015B2 (ja) | 2022-03-17 |
Family
ID=69097323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018124118A Active JP7038015B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7038015B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283072A (ja) | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1927284A1 (en) * | 2006-11-30 | 2008-06-04 | Eugene Hong | Fishing rod and method for making the same |
-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018124118A patent/JP7038015B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004283072A (ja) | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020000134A (ja) | 2020-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3061699B1 (en) | Can body manufacturing method, printing device, and beverage can | |
JP7038015B2 (ja) | 振出式釣竿、及び、遊動ガイド固定部の形成方法 | |
EP2098374A1 (en) | Medium holding apparatus, image recording apparatus, and image forming apparatus | |
EP2868488A1 (en) | Method of forming metallic appearance of sports equipment | |
US20120206541A1 (en) | Spectacle Lens Marking Method | |
WO2019230693A1 (ja) | 筆記具 | |
KR20140085319A (ko) | 장식층을 구비하는 관 형상체 및 관 형상체에 장식층을 형성하는 방법 | |
JP2017125931A (ja) | 間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法 | |
CN113041583B (zh) | 高尔夫球杆用杆身及具备其的高尔夫球杆 | |
JP2021138070A (ja) | スポーツ用品及び模様形成方法 | |
WO2022005514A1 (en) | Universal fishing rod tip top and method for attaching a tip top to a fishing rod | |
JP5905632B1 (ja) | 塗装用ローラーとこれを用いた塗装方法 | |
JPH0584231B2 (ja) | ||
JP6212948B2 (ja) | 光ファイバの製造方法および光ファイバ | |
KR20020080259A (ko) | 낚싯대 | |
JP2023087746A (ja) | 釣竿、及び、釣竿のグリップ形成方法 | |
JP2005123041A (ja) | 線条体へのマーキング方法 | |
JP4129883B2 (ja) | インパクトドット式印字ヘッド、及び同印字ヘッドを備えたプリンタ | |
JP2003170506A (ja) | 管状体およびその製造方法 | |
JP2022149021A (ja) | インクジェット印刷方法、及び、このインクジェット印刷方法により形成された立体印刷部を有するスポーツ用品 | |
JP5783448B2 (ja) | 熱転写シート用ボビンおよび熱転写シートボビン組合体 | |
JP2003061522A (ja) | 遊動ガイドを有する釣竿 | |
JP3407433B2 (ja) | プリントメディア用スプール | |
CA1300545C (en) | Coinjection molded daisywheel printhead | |
JP6452228B2 (ja) | 液体塗布具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200708 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211001 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7038015 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |