JP7036547B2 - 毛髪洗浄剤組成物 - Google Patents

毛髪洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP7036547B2
JP7036547B2 JP2017138102A JP2017138102A JP7036547B2 JP 7036547 B2 JP7036547 B2 JP 7036547B2 JP 2017138102 A JP2017138102 A JP 2017138102A JP 2017138102 A JP2017138102 A JP 2017138102A JP 7036547 B2 JP7036547 B2 JP 7036547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
hair
component
less
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017138102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019019074A (ja
Inventor
晶敏 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2017138102A priority Critical patent/JP7036547B2/ja
Publication of JP2019019074A publication Critical patent/JP2019019074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7036547B2 publication Critical patent/JP7036547B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

本発明は、毛髪洗浄剤組成物に関する。
皮膚や毛髪に用いられる洗浄剤中に水不溶性の材料を配合する技術として、特許文献1~3に記載のものがある。
特許文献1(特表2003-530446号公報)には、例えば各種シリコーン、油状材料、真珠光沢のある材料、カチオン性毛髪染料および他の実質的に不溶性の材料に関して、十分に安定化された水性界面活性剤組成物を得るための技術として、安定した水性組成物が、実質的に架橋されたアルカリ膨張性アクリレート共重合体レオロジー調整剤と、水と、アルカリ性材料と、実質的に不溶性の化合物を組成物中で安定化または懸濁させる有効量の酸性材料とを含んでなることが記載されている。また、同文献には、組成物が懸濁または安定化を必要とする少なくとも1種の実質的に不溶性の材料を含有することが記載されている。
特許文献2(特開2006-282659号公報)には、特定の洗浄剤用崩壊性粒子、水溶性塩類、特定の界面活性剤および水を含有する洗浄剤組成物について記載されており、かかる洗浄剤組成物は、高い洗浄力を有し、マッサージ時の異物感もなく使用感に優れるとされている。
また、特許文献3(特開2014-109003号公報)には、水不溶性色素を特定量含有する色素顆粒を特定量配合してなり、使用時の泡が有色となる洗浄剤組成物について記載されている。そして、かかる洗浄剤組成物によれば、豊かな泡立ちと製剤安定性を両立すると共に、利用者の使用動機を損なうことなく、製剤(バルク)への着色を抑え、泡への十分な着色性を発揮し、利用者に心地よい使用感を与えることができる優れた洗浄剤組成物、及びその製造方法を提供することができるとされている。
特表2003-530446号公報 特開2006-282659号公報 特開2014-109003号公報
しかしながら、近年、消費者のニーズが高まり、上述した技術を用いた場合、毛髪洗浄剤中に粒子が安定に保持されるとともに、洗髪時の泡立てやすさ、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時のきしみの抑制、および、すすぎ後の頭皮のすっきり感のバランスに優れる毛髪洗浄剤を得るという点において、改善の余地があることが判明した。
本発明によれば、
以下の成分(A)~(D):
(A)陰イオン界面活性剤
(B)カチオン化多糖類
(C)アニオン性ポリマー、および
(D)粒子
を含有する毛髪洗浄剤組成物であって、
前記成分(C)の含有量が、前記毛髪洗浄剤組成物全体に対して1.2質量%以上2.5質量%以下であり、
前記成分(D)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量比((C)/(D))が、0.08以上0.83以下である、毛髪洗浄剤組成物が提供される。
本発明によれば、毛髪洗浄剤中に粒子が安定に保持されるとともに、洗髪時の泡立てやすさ、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時のきしみの抑制、および、すすぎ後の頭皮のすっきり感のバランスに優れる毛髪洗浄剤を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について、各成分の具体例を挙げて説明する。なお、各成分はいずれも単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本実施形態における毛髪洗浄剤組成物は、以下の成分(A)~(D)を含む。
(A)陰イオン界面活性剤
(B)カチオン化多糖類
(C)アニオン性ポリマー、および
(D)粒子
そして、本実施形態における毛髪洗浄剤組成物においては、成分(C)の含有量が、毛髪洗浄剤組成物全体に対して1.2質量%以上2.5質量%以下であり、成分(D)の含有量に対する成分(C)の含有量の質量比((C)/(D))が、0.08以上0.83以下である。
(成分(A))
成分(A)は、陰イオン界面活性剤である。
成分(A)は、毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであればよく、その具体例として、アルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩等の硫酸塩型アニオン性界面活性剤;スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルカンスルホン酸塩等のスルホン酸型アニオン性界面活性剤;高級脂肪酸塩;ならびに、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸、アミノ酸系界面活性剤等のカルボン酸型アニオン性界面活性剤が挙げられる。毛髪洗浄剤組成物は成分(A)を1種類含有してもよいし2種類以上含有してもよい。
成分(A)は、泡立ちを向上させる観点、泡切れを向上させる観点、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、好ましくは硫酸塩型界面活性剤およびカルボン酸塩型界面活性剤からなる群から選択される1種または2種以上であり、より好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤からなる群から選択される1種または2種以上を含み、さらに好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤からなる群から選択される1種または2種以上を含み、さらにより好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤からなる群から選択される1種または2種以上であり、殊更好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤であり、殊更好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩およびグルタミン酸系界面活性剤である。
毛髪洗浄剤組成物がポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤を含有する場合、泡立ちを向上させる観点、泡切れを向上させる観点、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、アミノ酸系界面活性剤に対するポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩の質量比(ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩/アミノ酸系界面活性剤)は、9.5/0.5~6.0/4.0が好ましく、9.0/1.0~7.0/3.0がより好ましい。
以下、成分(A)のうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤についてさらに具体的に説明する。
成分(A)のうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩としては、下記一般式(1)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が、泡立ちを向上させる観点から好ましい。
1O(CH2CH2O)aSO3M (1)
(上記一般式(1)中、R1は炭素数8以上18以下のアルキル基またはアルケニル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミンまたは塩基性アミノ酸を示し、aはエチレンオキシドの平均付加モル数であり、質量平均で0.5以上5以下の数を示す。)
これらの中でも、すばやい泡立ちと良好な泡の感触を両立する観点から、一般式(1)中のR1が炭素数12以上14以下のアルキル基であるものが好ましい。また、エチレンオキシドの平均付加モル数aは、0.9以上4以下であるのが好ましく、1以上3以下であるのがより好ましい。さらに、Mがアンモニウムまたはナトリウムであるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましく、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウムから選ばれる少なくとも1種がより好ましい。
毛髪洗浄剤組成物中のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩の含有量は、泡立ちをより向上させる観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは6質量%以上、さらに好ましくは8質量%以上、殊更好ましくは9質量%以上である。また、泡切れを向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩の含有量は、好ましくは20質量%以下であり、より好ましくは17質量%以下、さらに好ましくは15質量%以下、さらにより好ましくは13質量%以下、殊更好ましくは12.5質量%以下である。
また、成分(A)のうち、アミノ酸系界面活性剤の具体例として、グルタミン酸系界面活性剤、アスパラギン酸系界面活性剤、アラニン系界面活性剤、グリシン系界面活性剤、サルコシン系界面活性剤、タウリン系界面活性剤が挙げられる。
このうち、グルタミン酸系界面活性剤として、ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸、ラウロイル-L-グルタミン酸、ミリストイル-L-グルタミン酸、ステアロイル-L-グルタミン酸およびこれらの塩(たとえば、N-ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン(ココイルグルタミン酸TEA))が挙げられる。
アスパラギン酸系界面活性剤として、ラウロイル-L-アスパラギン酸およびその塩が挙げられる。
アラニン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸メチルアラニン、ラウロイルメチルアラニン、ミリストイルメチルアラニンおよびこれらの塩が挙げられる。
グリシン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンおよびその塩が挙げられる。
サルコシン系界面活性剤の具体例として、ヤシ油脂肪酸サルコシン、ラウロイルサルコシンおよびこれらの塩が挙げられる。
また、タウリン系界面活性剤の具体例として、N-ヤシ油メチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウムが挙げられる。
ここで、これらの界面活性剤における塩の具体例としては、ナトリウム、カリウム等のアルキル金属;カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属;アンモニウム;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンが挙げられる。
アミノ酸系界面活性剤は、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、好ましくはグルタミン酸系界面活性剤およびタウリン系活性剤からなる群から選択される1種または2種以上であり、より好ましくはグルタミン酸系界面活性剤から選択される1種または2種以上であり、さらに好ましくはココイルグルタミン酸塩であり、さらにより好ましくはココイルグルタミン酸TEAである。
毛髪洗浄剤組成物中のアミノ酸系界面活性剤の含有量は、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して、好ましくは0.5質量%以上であり、より好ましくは1質量%以上、さらに好ましくは1.5質量%以上であり、また、洗髪時の泡立てやすさの観点から、好ましくは6質量%以下であり、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは4質量%以下である。
また、毛髪洗浄剤組成物中の成分(A)全体の含有量は、泡立ちをより向上させる観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して、好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは6質量%以上、さらに好ましくは8質量%以上、さらにより好ましくは10.0質量%以上である。また、泡切れを向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対する成分(A)の含有量は、好ましくは20質量%以下であり、より好ましくは17質量%以下、さらに好ましくは15質量%以下、さらにより好ましくは13質量%以下である。
(成分(B))
成分(B)は、カチオン化多糖類である。成分(B)として、多糖類のポリマー鎖の側鎖にアミノ基もしくはアンモニウム基を含むか、またはジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶性のものが挙げられる。
成分(B)の具体例として、カチオン化セルロース、カチオン化ヒドロキシエチルセルロース、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース骨格を有するカチオン化ポリマー;カチオン化澱粉;カチオン化グアーガム、カチオン化タラガム、カチオン化フェヌグリークガム、カチオン化ローカストビーンガム等のカチオン化ガラクトマンナンが挙げられる。
成分(B)は、すすぎ時のきしみを抑制する観点から、好ましくはセルロース骨格を有するカチオン化ポリマーおよびカチオン化ガラクトマンナンからなる群から選択される1種または2種以上を含み、より好ましくはカチオン化ヒドロキシエチルセルロースおよびカチオン化グアーガムからなる群から選択される1種または2種以上を含み、さらに好ましくはカチオン化ヒドロキシエチルセルロースまたはカチオン化グアーガムである。カチオン化ヒドロキシエチルセルロースとしては、INCIでポリクオタニウム-10と称されるもの、およびカチオン化グアーガムとしては、INCIでグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドと称されるものが好ましい。
このうち、カチオン化セルロースとして、具体的にはポリクオタニウム-10が挙げられる。カチオン化セルロースの市販品としては、東邦化学工業社製のカチナール HC-200;ダウケミカル社製のUCAREシリーズ、たとえば、UCARE JR125、UCARE LR400、UCARE JR400、UCARE JR30M、UCARE LR30M等が挙げられる。
また、カチオン化グアーガムの具体例としては、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドが挙げられる。カチオン化グアーガムの市販品としては、Solvay社製のジャガー(登録商標)シリーズ、たとえば、ジャガーC-13S、ジャガーC-14S、ジャガーC-17;DSP五協フード&ケミカル社製のラボールガム CG-M等が挙げられる。
毛髪洗浄剤組成物中の成分(B)の含有量は、すすぎ時のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上、さらにより好ましくは0.3質量%以上である。また、洗髪時の泡立てやすさの観点から、毛髪洗浄剤組成物中の成分(B)の含有量は、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは3質量%以下であり、より好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.8質量%以下、さらにより好ましくは0.5質量%以下である。
(成分(C))
成分(C)は、アニオン性ポリマーである。さらに具体的には、成分(C)は、カルボキシル基を有するアニオンポリマーであり、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボキシル基を有するモノマーを重合して得られたポリマーであるポリアクリレートが好ましい。また、成分(C)は、アクリル酸、メタクリル酸等のモノマーと、これら以外で、疎水性で不飽和結合等の重合基を有するモノマーとの共重合で得られたポリマーであってもよい。さらには、架橋剤を含有したものでもよい。
成分(C)として、具体的には、ポリ(メタ)アクリル酸、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル共重合体(INCI:ACRYLATES/STEARETH-20 METHACRYLATE COPOLYMER)、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(25)ラウリルエーテル共重合体(INCI:ACRYLATES/LAURETH-25 METHACRYLATE COPOLYMER)、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン(25)ベヘニルエーテル共重合体(INCI:ACRYLATES/BEHENETH-25 METHACRYLATE COPOLYMER)、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(INCI:ACRYLATES/C10-30 ALKYL ACRYLATE CROSSPOLYMER)、アクリル酸・ネオデカン酸ビニル共重合体(INCI:ACRYLATES/VINYL NEODECANOATE CROSSPOLYMER)、(アクリル酸アルキル・オクチルアクリルアミド)コポリマー(INCI:ACRYLATES/OCTYLACRYLAMIDE COPOLYMER)、(アクリレーツ/イタコン酸ステアレス-20)コポリマー(INCI:ACRYLATES/STEARETH-20 ITACONATE COPOLYMER)、(アクリレーツ/イタコン酸セテス-20)コポリマー(INCI:ACRYLATES/CETETH-20 ITACONATE COPOLYMER)、(アクリレーツ/アミノアクリレート/C10-30アクリルPEG-20イタコン酸)コポリマー(INCI:ACRYLATES/AMINOACRYLATES/C10-30ALKYL PEG-20 ITACONATE COPOLYMER)、メタクリル酸アルキル(C1~C4およびC8)、アクリル酸およびメタクリル酸からなる群から選ばれる2種類以上のモノマーから構成される架橋型共重合体等が挙げられる。
これらのポリマーとしては、アキュリン88、アキュリン22、アキュリン28、アキュリン38(以上、ローム・アンド・ハース・ジャパン社製)、カーボポール980、カーボポール981、カーボポールETD2020、カーボポールUltrez 21、カーボポールUltrez 20、カーボポールUltrez 10、カーボポールAqua SF-1、PEMULEN TR-1、PEMULEN TR-2、カーボポールEZ4、カーボポールEZ5、カーボポール1342、カーボポール1382、カーボポールETD2020(以上、Lubrizol社製)、STRUCTURE 2001、STRUCTURE 3001、STRUCTURE PLUS、DERMACRYL 79(以上、日本エヌエスシー社製)、日本純薬社のジュリマーやアロンビス、ジュンロン、レオジック等の市販品を使用することができる。
これらの中では、洗髪時の泡立てやすさを高める観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、疎水性で不飽和結合等の重合基を有するモノマーとの共重合で得られたポリマーが好ましい。具体的には、メタクリル酸アルキル(C1~C4およびC8)、アクリル酸ならびにメタクリル酸からなる群から選ばれる2種類以上のモノマーから構成される架橋型共重合体から選ばれる少なくとも1種またはアクリル酸とアクリル酸アルキル(アルキル鎖の炭素数10~30)の共重合体を含むポリマーが好ましく、メタクリル酸アルキル(C1~C4およびC8)、アクリル酸ならびにメタクリル酸からなる群から選ばれる2種類以上のモノマーから構成される架橋型共重合体から選ばれる少なくとも1種がより好ましく、メタクリル酸アルキル(C1~C4およびC8)ならびにアクリル酸からなる群から選ばれる2種類以上のモノマーから構成される架橋型共重合体がさらに好ましい。
なお、成分(C)が酸である場合、塩(pH6.5付近)にして使用することが好ましい。塩の具体例としては、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩が挙げられる。
また、本実施形態において、成分(C)の含有量は、酸としての量である。
毛髪洗浄剤組成物中の成分(C)の含有量は、後述する成分(D)の組成物中での沈降を抑制して、成分(D)を組成物中に安定に保持する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して1.2質量%以上であり、好ましくは1.4質量%以上、より好ましくは1.6質量%以上である。また、洗髪時の泡立てやすさを高める観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物中の成分(C)の含有量は、毛髪洗浄剤組成物全体に対して2.5質量%以下であり、好ましくは2.3質量%以下、より好ましくは2.0質量%以下である。
(成分(D))
成分(D)は、粒子である。成分(D)は、具体的には、洗髪時に粒感(スクラブ感)を付与する材料である感触付与粒子であり、スクラブ剤あるいは、ビーズ粒子等と呼ばれる粒子状のものである。
成分(D)は、さらに具体的には水不溶性粒子であり、その材料として、たとえば無機粉体および有機粉体が挙げられる。無機粉体の具体例として、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、塩化ナトリウム、シリカ、雲母チタン、二酸化チタンでコーティングされた雲母、酸化鉄でコーティングされた雲母、オキシ塩化ビスマスでコーティングされた雲母等の粉体が挙げられる。有機粉体の具体例として、エチレングリコールモノステアレート、エチレングリコールジステアレート、ポリエチレングリコールジステアレート、ミリスチン酸ミリスチル、グアニン、グリッター(ポリエステルまたはメタリック)およびこれらの混合物等の粒子であり、それらは真珠光沢を有していてもよく;セルロース、粉末セルロース、結晶性セルロース等のセルロース系粒子およびその他の糖類の粒子;シリコーンパウダー;シルクパウダー;麻繊維パウダー;ならびに、ポリエチレン、ポリプロピレン、酸化ポリエチレン、エチレンアクリル酸コポリマー、ポリスチレン、ナイロン、アクリル樹脂等の合成高分子の粉体が挙げられる。
これらの水不溶性粒子の粒子径は、洗髪時の粒感と洗い流しやすさとのバランスの観点から、好ましくは50μm以上、さらに好ましくは70μm以上であり、また、好ましくは800μm以下、さらに好ましくは500μm以下である。
また、上述した水不溶性粒子を一次粒子とし、結合剤(バインダー)を用いて複数の粉体を結合させた造粒粉体を用いることもできる。この粒子は、洗浄時またはすすぎ時に用いられる水により粒子が崩壊する崩壊性粒子である。
洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ後の頭皮のすっきり感と、すすぎ時の毛髪のきしみの抑制を両立させる観点から、成分(D)は、好ましくは上記崩壊性粒子を含む。崩壊性粒子としては、たとえば特開2000-63899号公報記載の崩壊性粒子が好ましい。
以下、崩壊性粒子についてさらに具体的に説明する。
崩壊性粒子とは、少なくとも一部が水不溶性である一次粒子が凝集して形成された凝集粒子であり、水溶性塩類含有水溶液中において水溶性塩濃度の低下によりその凝集が崩壊するものである。すなわち、崩壊性粒子の崩壊率は、水溶性塩濃度が高い場合に比べて低い場合の方が高い。
また、崩壊性粒子の少なくとも一部は水不溶性であるから、本実施形態における毛髪洗浄剤組成物は、少なくとも一部が水不溶性の粒子を含むものである。
崩壊性粒子を構成する一次粒子は、少なくとも一部が水不溶性であればよく、たとえば水不溶性一次粒子、水不溶性一次粒子と水溶性一次粒子の組み合わせが挙げられる。これらの一次粒子は有機粒子であってもよいし、無機粒子であってもよい。
ここで「水不溶性」とは、25℃において水99質量部に対象粒子1質量部を溶解させたとき、溶解度が50質量%未満である。また、「水溶性」とは、上記の条件での溶解度が50質量%以上である。なお、溶解度は、上記対象粒子の水溶液を濾紙(No.2)で濾過し、濾液中の固形分量より算出する。水溶性一次粒子としては、上記溶解度が90質量%以上であるものが好ましい。
崩壊性粒子を構成する水不溶性一次粒子の材料の具体例としては、たとえば水不溶性粒子の例として前述した無機粉体および有機粉体が挙げられる。
中でも、水不溶性有機一次粒子として、ポリエチレン、ポリアミド、ポリスチレン、ポリ(メタ)アクリル酸ナトリウム、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、セルロースおよびその誘導体、澱粉等が好ましく用いられる。ここでポリアクリル酸およびポリメタアクリル酸をまとめて「ポリ(メタ)アクリル酸」と表記する。また、水不溶性無機一次粒子として、ベントナイト、タルク、マイカ、カオリン、シリカ等が好ましく用いられる。
これらの水不溶性一次粒子の形状に制限はなく、真球状または略球状であってもよいし、また、粉砕等により得られる異形の形状のものであってもよい。また、水不溶性一次粒子は、中実粒子であってもよいし、中空または多孔質の粒子であってもよい。
成分(D)は、崩壊性粒子を構成する水不溶性一次粒子を1種類含んでもよいし、2種以上を含んでもよい。
また、成分(D)は、1種類または2種類以上の水溶性一次粒子をさらに含んでもよい。
崩壊性粒子が水溶性の一次粒子を含むとき、水溶性一次粒子として、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウム等の無機粒子が好ましい。これらの水溶性一次粒子の形状は限定されない。
崩壊性粒子における水不溶性一次粒子と水溶性一次粒子との質量比率は、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時の毛髪のきしみの抑制、すすぎ時の粒子の残留性の低減の観点から、((水不溶性一次粒子)/(水溶性一次粒子))=1/99~100/0の範囲が好ましい。
これら一次粒子の平均粒径は、洗髪時の頭皮の粒感を向上させる観点から、好ましくは40μm以上であり、より好ましくは50μm以上である。また、毛髪の洗浄過程およびすすぎ水によって崩壊性粒子が崩壊した際の一次粒子の違和感を抑制する観点および洗い流し性の観点から、一次粒子の平均粒径は、好ましくは70μm以下であり、より好ましくは60μm以下である。
また、成分(D)の安定性、洗髪時の泡立てやすさ、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時の毛髪のきしみの抑制、すすぎ後の頭皮のすっきり感の効果のバランスをさらに高める観点から、崩壊性粒子の一次粒子の粒子径は、好ましくは1μm以上であり、より好ましくは5μm以上、さらに好ましくは10μm以上であり、また、好ましくは50μm以下であり、より好ましくは40μm以下である。
崩壊性粒子は、前述した一次粒子が水溶性バインダーにより結合して凝集したものであるのが好ましい。水溶性バインダーとしては、水溶性塩類水溶液中において、塩類濃度の低下により溶解し、塩類濃度の上昇により析出するものであれば制限されないが、ポリビニルアルコール、イタコン酸変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、マレイン酸変性ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸アルカリ塩、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合物のアルカリ塩、アクリル酸/マレイン酸共重合物のアルカリ塩、ポリビニルピロリドン等の合成品;メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシアルキルセルロース等のセルロース誘導体;澱粉およびその誘導体等の多糖類;海草類、植物粘質物、タンパク質等の天然高分子が挙げられる。水溶性バインダーは、毛髪のすすぎ時の崩壊性を高める観点から、好ましくはポリビニルアルコールまたはその誘導体であり、より好ましくはポリビニルアルコールである。
崩壊性粒子において、水溶性一次粒子と水溶性バインダーとは同一種の材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。
粒子の崩壊性を好適にする観点、および、崩壊性粒子またはこれを含有する毛髪洗浄剤組成物の製造時の作業性を向上させる観点から、水溶性バインダーは一次粒子の質量に対し、0.5質量%以上用いるのが好ましく、また、30質量%以下用いるのが好ましい。
崩壊性粒子の平均粒径は、洗浄時の粒感を促進する観点から、好ましくは100μm以上であり、より好ましくは125μm以上、さらに好ましくは150μm以上であり、また、すすぎ時のきしみを抑制する、すすぎ時の粒子の残留性を低減する観点から、好ましくは800μm以下であり、より好ましくは600μm以下、さらに好ましくは360μm以下である。
また、崩壊性粒子は、頭皮への粒感を与える観点およびきしみを低減させる観点から、粒径の異なる2種類の崩壊性粒子を含むことが好ましく、平均粒径が好ましくは50~130μm、より好ましくは90~125μmの範囲にある粒子(小粒子)と、平均粒径が好ましくは240~600μm、より好ましくは350~500μmの範囲にある粒子(大粒子)とを含むものである。また、小粒子に対する大粒子の質量割合は、洗浄効果を高める観点から、毛髪洗浄剤組成物中((大粒子)/(小粒子))が好ましくは1/12~12/1、より好ましくは1/2~2/1である。
ここで、崩壊性粒子等の成分(D)の平均粒径は、レーザ回析/散乱式粒度分布測定装置LA-910(堀場社製)にて測定されるメジアン径である。
崩壊性粒子の製造法としては、たとえば、一次粒子と水溶性バインダーを混合しまたは混合しつつ、転動造粒、転動流動造粒、流動層造粒、攪拌転動造粒、溶融造粒、押出造粒法、噴霧乾燥造粒等の造粒法、または、噴霧乾燥等のコーティング法によって製造するのが好ましい。
得られた崩壊性粒子は、水溶性塩類含有水溶液中において、水溶性塩類濃度の低下により崩壊率が高くなるという特性を有する。従って、崩壊性粒子を、毛髪洗浄剤組成物に配合した場合、組成物中では崩壊性粒子は崩壊することなく安定に分散しており、洗浄過程およびすすぎ過程における水溶性塩類濃度の低下とともに崩壊性粒子が崩壊する。崩壊性粒子の崩壊特性は、水溶性塩類濃度が1.0質量%未満、より好ましくは1.5質量%未満の水溶液中で少なくとも一部が崩壊するように設計するのが好ましく、すすぎ水による洗い流し性を向上させる観点から、さらに水溶性塩類濃度1.0質量%未満、より好ましくは1.5質量%未満の水溶液中で60体積%以上が崩壊するように設計されるのがより好ましい。また、このときの崩壊された粒子は平均粒径80μm以下となることが好ましい。
毛髪洗浄剤組成物中の成分(D)の含有量は、洗髪時の頭皮の粒感を高める観点、すすぎ時のきしみを抑制する観点、すすぎ後の頭皮のすっきり感を向上させる観点、毛髪の根本まで効果的に洗浄する観点、および、頭皮のマッサージ効果を高める観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは3質量%以上であり、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは7質量%以上、さらにより好ましくは8質量%以上である。また、洗髪時の泡立てやすさの観点から、毛髪洗浄剤組成物中の成分(D)の含有量は、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは15質量%以下であり、より好ましくは13質量%以下であり、さらに好ましくは12質量%以下である。
また、成分(D)のうち、崩壊性粒子以外のものの毛髪洗浄剤組成物中の含有量は、組成物の分散安定性の低下を抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは3質量%以下である。
また、毛髪洗浄剤組成物中の成分(D)の含有量に対する成分(C)の含有量の質量比((C)/(D))は、成分(D)の組成物中での沈降を抑制して成分(D)を組成物中に安定に保持する観点から、0.08以上であり、好ましくは0.10以上、より好ましくは0.13以上である。また、洗髪時の頭皮の粒感を高める観点、および、すすぎ後の頭皮のすっきり感を高める、きしみを低減させる観点から、上記質量比((C)/(D))は、0.83以下であり、好ましくは0.70以下、より好ましくは0.50以下、さらに好ましくは0.30以下、さらにより好ましくは0.20以下である。
また、本実施形態において、毛髪洗浄剤組成物は、前述した成分以外の成分を含んでもよい。
たとえば、本実施形態の毛髪洗浄剤組成物は、好ましくは水を含有する。水としては、イオン交換水や蒸留水等を用いることができる。水の含有量は、たとえば毛髪洗浄剤組成物中の成分(A)~(D)およびその他成分の残量となる。また、水の含有量は、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは55質量%以上であり、より好ましくは60質量%以上であり、また、好ましくは80質量%以下であり、より好ましくは75質量%以下である。
また、本実施形態の毛髪洗浄剤組成物は、以下の成分(E)および(F)を含んでもよい。
(成分(E))
成分(E)は、清涼剤である。
清涼剤として、具体的には、l-メントール等のメントール、乳酸メンチル、メントングリセリンアセタール、3-l-メントキシプロパン-1,2-ジオール、メンチルエチルアミノシュウ酸、N-エチル-3-p-メンタンカルボキシアミド、イソプレゴール、メンチルアセテート、ボルネオール、カンファー、チモールおよびこれらの誘導体からなる群から選ばれる1種または2種以上が挙げられる。すすぎ後の頭皮のすっきり感および清涼感を向上させる観点から、成分(E)は好ましくはメントールである。
毛髪洗浄剤組成物中の成分(E)の含有量は、すすぎ後の頭皮のすっきり感および清涼感を向上させる観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上である。また、頭皮の刺激感を抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物中の成分(E)の含有量は、毛髪洗浄剤組成物全体に対して、好ましくは2質量%以下であり、より好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下である。
(成分(F))
成分(F)は、成分(A)以外の界面活性剤である。成分(F)として、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられ、これらの中では、組成物の保存安定性を向上させる観点ならびに洗髪時の良好な泡立ちを付与する観点および皮脂汚れ等の洗浄性を向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種が好ましく、非イオン界面活性剤と両性界面活性剤とを含むものがより好ましい。
(陽イオン界面活性剤)
陽イオン界面活性剤は、毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであればよく、その具体例として、第3級アミン化合物またはその塩および第4級アンモニウム塩が挙げられる。毛髪洗浄剤組成物は陽イオン界面活性剤を1種類含んでもよいし2種類以上含んでもよい。
陽イオン界面活性剤として、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド(東邦化学工業社製;カチナールMPAS)、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド(東邦化学工業社製;カチナールAEAS)、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジプロピルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミド(日光ケミカルズ社製;アミドアミンMPB)、ベヘン酸ジエチルアミノプロピルアミド(東邦化学工業社製;カチナールGMPA)等が挙げられ、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘン酸ジエチルアミノプロピルアミドから選ばれる少なくとも1種がより好ましい。
毛髪洗浄剤組成物が陽イオン界面活性剤を含むとき、その含有量は、すすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上、さらに好ましくは0.2質量%以上、さらにより好ましくは0.3質量%以上であり、また、好ましくは2質量%以下であり、より好ましくは1質量%以下、さらに好ましくは0.7質量%以下である。
(非イオン界面活性剤)
非イオン界面活性剤は、毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであればよく、その具体例として、アルキルポリグリコシド;ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリプロピレングリコールカプリリルエーテル等のポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;グリセリン脂肪酸エステル;ソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシソルビトール脂肪酸エステル;ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等の(ポリ)エチレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル;2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、イソデシルグリセリルエーテル等のモノアルキルグリセリルエーテル;モノアルケニルグリセリルエーテル;脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられる。非イオン界面活性剤における脂肪酸は直鎖脂肪酸であってもよいし分岐鎖脂肪酸であってもよい。また、非イオン界面活性剤における脂肪酸の炭素数は、好ましくは8以上20以下である。毛髪洗浄剤組成物は非イオン界面活性剤を1種類含んでもよいし2種類以上含んでもよい。
非イオン界面活性剤は、組成物の保存安定性を向上させる観点ならびに洗髪時の良好な泡立ちを付与する観点、皮脂汚れ等の洗浄性を向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドおよび脂肪酸アルカノールアミドからなる群から選択される1種または2種以上であり、より好ましくはポリオキシエチレンアルキルエーテルおよびポリオキシアルキレン脂肪酸アルカノールアミドである。
毛髪洗浄剤組成物中の非イオン界面活性剤の含有量は、組成物の保存安定性を向上させる観点ならびに洗髪時の良好な泡立ちを付与する観点および皮脂汚れ等の洗浄性を向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは4質量%以下である。
(両性界面活性剤)
両性界面活性剤は、毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであればよく、ベタイン型界面活性剤、アミノ酸型界面活性剤、イミダゾリン型界面活性剤、アミノキサイド型界面活性剤等が挙げられる。毛髪洗浄剤組成物は両性界面活性剤を1種類含んでもよいし2種類以上含んでもよい。
このうち、ベタイン型界面活性剤の具体例として、アルキルカルボベタイン等のカルボベタイン型界面活性剤;アルキルスルホベイン、ラウリルヒドロキシスルタイン等のアルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型界面活性剤;アルキルアミドアミン型ベタイン;アルキルイミダゾリン型ベタイン等が挙げられる。
このうち、泡質と洗い上がりの使用感の点から、両性界面活性剤は、好ましくは炭素数8~14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインまたはアルキルヒドロキシスルホベタインであり、より好ましくは炭素数8~14のアルキル基を有するアルキルアミドプロピルベタインであり、さらに好ましくはラウラミドプロピルベタインである。
毛髪洗浄剤組成物全体に対する両性界面活性剤の含有量は、泡立ちを向上させる観点およびすすぎ時の毛髪のきしみを抑制する観点から、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上であり、また、好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは7質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
また、毛髪洗浄剤組成物中の界面活性剤の総含有量すなわち成分(A)および成分(F)の合計は、粘度の増加を抑制する観点および洗髪時の泡立ちを向上させる観点、皮脂汚れ等の洗浄性を向上させる観点から、毛髪洗浄剤組成物全体に対して好ましくは5質量%以上であり、より好ましくは8質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上、さらにより好ましくは12質量%以上であり、また、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは22質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下、さらにより好ましくは18質量%以下である。
毛髪洗浄剤組成物は、有機溶剤を含んでもよい。このような有機溶剤としては、エタノール、2-プロパノール等の炭素数1~6の低級アルカノール類;プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、重合度3以上20以下のポリプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール(BG)、ジエチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン等のポリオール類;エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類;エチルカルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類;ベンジルアルコール等の芳香族アルコール等が挙げられる。
毛髪処理剤組成物中の有機溶剤の含有量は、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上、さらに好ましくは1質量%以上、さらにより好ましくは2質量%以上であり、また、好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは8質量%以下、さらに好ましくは6質量%以下である。
毛髪洗浄剤組成物は、pH調整剤をさらに含んでもよい。pH調整剤の具体例として有機酸や無機酸が挙げられ、好ましくは、乳酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機カルボン酸が挙げられる。また、毛髪洗浄剤組成物は、他のpH調整剤として、これら有機酸と合わせて、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化アンモニウム等の塩基を含んでもよい。
また、毛髪洗浄剤組成物は、塩化ナトリウム等の塩を含んでもよい。
(その他の任意成分)
本実施形態において、毛髪洗浄剤組成物は、上述した成分のほか、通常の毛髪洗浄剤組成物に用いられる成分を所望の効果に応じて適宜含むことができる。このような任意成分としては、たとえば、抗フケ剤;ビタミン剤;殺菌剤;抗炎症剤;防腐剤;キレート剤;保湿剤;着色剤;植物エキス(抽出物)、;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;油剤等が挙げられ、これらは、動物または植物由来であってもよい。これらの各剤は、各剤としての用途に限られず、目的に応じて他の用途、たとえば、香料を防腐成分として使用したり、他の用途との併用として、たとえば、香料としての効果と防腐成分としての効果とを奏するものとして使用することができる。
(pH)
本実施形態の毛髪洗浄剤組成物のpHは、崩壊性粒子の安定性の観点、および、洗髪時の泡立てやすさ、容器からの吐出性の観点から、好ましくは4.0以上であり、より好ましくは4.5以上、さらに好ましくは5.0以上であり、また、好ましくは6.5以下であり、より好ましくは6.0以下、さらに好ましくは5.7以下である。なお、本明細書において、毛髪洗浄剤組成物のpHは、30℃における測定値(ガラス電極測定法)をいう。
次に、本実施形態における毛髪洗浄剤組成物の製造方法を説明する。
本実施形態の毛髪洗浄剤組成物は、たとえば、成分(A)~(D)および適宜他の成分を所定の順序で混合して水に溶解または分散することで製造される。
また、本実施形態における毛髪洗浄剤組成物を用いた毛髪の洗浄方法は、たとえば、毛髪洗浄剤組成物を毛髪に適用し、水で洗い流すことを含み、好ましくは、毛髪洗浄剤組成物を毛髪に塗布し、よく泡立てた後、洗い流すことを含む。
本実施形態における毛髪洗浄剤組成物は、成分(A)~(D)を含むとともに、成分(C)の含有量ならびに質量比((C)/(D))がそれぞれ特定の範囲にあるため、毛髪洗浄剤組成物中の成分(D)の沈降が抑制される。このため、成分(D)を組成物中に安定的に保持することができる。また、本実施形態によれば、洗髪時の泡立てやすさ、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時のきしみの抑制、および、すすぎ後の頭皮のすっきり感の効果のバランスに優れる毛髪洗浄剤組成物を得ることができる。また、本実施形態によれば、たとえば、成分(D)の分散安定性に優れるとともに、洗髪時には泡立てやすく、洗髪時においても好ましいスクラブ感(頭皮への粒感)があり、すすぎ時にきしみが少なく、すすぎ後には頭皮がすっきり洗えた感じがある毛髪洗浄剤を得ることもできる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(実施例1~15および比較例1~5)
表1および表2に示す組成の毛髪洗浄剤を調製し、以下の方法および基準に従って、その評価をおこなった。
(毛髪洗浄剤の調製方法)
適量の水に、成分(C)を含む組成物については成分(C)を投入し、均一分散させた。その後、成分(A)をさらに投入し、均一分散させ、pH調整剤(水酸化Na)を添加してpHを6.5に調整した。80℃に加温後、成分(B)および適宜BGを投入し、10分撹拌した。その後、適宜両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤をさらに投入し溶解させた。撹拌しながら60℃まで冷却し、香料、メントールを溶解させた。その後、50℃まで冷却し、成分(D)を含む組成物については成分(D)を均一分散させ、pH調整剤(クエン酸)でpHを5.5に調整した。
(評価方法)
(a 成分(D)の安定性)
各例における毛髪洗浄剤を容量50mLのガラス瓶に45g入れ、-15℃~60℃のサイクル試験(1サイクル/日)に6日間静置後、毛髪洗浄剤中の成分(D)の沈降状態について以下に示す3段階基準で目視評価した。2以上を合格とした。
3:成分(D)が均一に分散している。
2:成分(D)の一部に沈降が見られるが、不透明層と透明層に分かれていない。
1:成分(D)が沈降し、不透明層と透明層に分かれている。
(b 洗髪時の泡立てやすさ)
化学処理履歴がない長さ20cm、重さ20gの中国人毛髪束を40℃の温水で十分にすすいだ後、1.0gの毛髪洗浄剤組成物を塗布し、約30秒間、毛髪同士を軽く擦り合せるように泡立てた。その際の泡の立てやすさを、専門パネラー5名にて以下の5段階基準で官能評価した。3以上を合格とした。
5:極めて良好に泡を立てやすい。
4:良好に泡を立てやすい。
3:どちらかというと、泡を立てやすい。
2:どちらかというと、泡を立てにくい。
1:非常に泡を立てにくい。
(c 洗髪時の頭皮の粒感)
専門パネラー5名が各例の毛髪洗浄剤を6g実際に使用し、洗髪時、頭皮で成分(D)の粒が感じられるか、以下の5段階基準で官能評価した。3以上を合格とした。
5:極めて明確に粒が感じられる。
4:明確に粒が感じられる。
3:どちらかというと、粒が感じられる。
2:どちらかというと、粒が感じられない。
1:全く粒が感じられない。
(d すすぎ時の毛髪のきしみ)
化学処理履歴がない長さ20cm、重さ20gの中国人毛髪束を40℃の温水で十分にすすいだ後、1.0gの毛髪洗浄剤組成物を塗布し、約30秒間、毛髪同士を軽く擦り合せるように泡立てた。その後、40℃の温水ですすぎながら、すすぎ時の髪のきしみを、専門パネラー5名にて以下の5段階基準で官能評価した。3以上を合格とした。
5:非常にきしみが少ない。
4:きしみが少ない。
3:どちらかというと、きしみが少ない。
2:どちらかというと、きしみが強い。
1:きしみが非常に強い。
(e すすぎ後の頭皮のすっきり感)
専門パネラー5名が各例の毛髪洗浄剤を6g実際に使用し、すすぎ後、頭皮がすっきり洗えた感じがあるか、以下の5段階基準で官能評価した。3以上を合格とした。
5:極めて良好に頭皮がすっきり洗えた感じがある。
4:良好に頭皮がすっきり洗えた感じがある。
3:どちらかというと頭皮がすっきりと洗えた感じがある。
2:どちらかというと頭皮がすっきりと洗えた感じがない。
1:頭皮がすっきりと洗えた感じがない。
Figure 0007036547000001
Figure 0007036547000002
表1および表2中、各成分として以下のものを用いた。
*1 ラウレス硫酸Na:エマール 227HP(花王社製)
*2 ココイルグルタミン酸TEA:アミソフト CT-12S(味の素社製)
*3 ポリクオタニウム-10:カチナール HC-200(東邦化学工社製)
*4 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド:JAGUAR C-17(Solvay社製)
*5 アクリレーツコポリマー:Carbopol Aqua SF-1 polymer(Lubrizol社製)
*6 (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー:Carbopol ETD2020 polymer(Lubrizol社製)
*7 崩壊性粒子:特開2000-119171号公報、製造例3に記載の方法に準じて造粒した後、篩い分けして得られた崩壊性粒子(平均粒径100μmの崩壊性粒子および平均粒径500μmの崩壊性粒子の混合物)
*8 ラウラミドプロピルベタイン:アンヒトール 20AB(花王社製)
*9 PPG-2コカミド:アミゼット 1PC(川研ファインケミカル社製)
*10 セテス-15:NIKKOL BC-15TX(日本サーファクタント工業社製)
表1および表2より、各実施例に記載のシャンプー組成物は、成分(A)~(D)を含むとともに、成分(C)の含有量ならびに質量比((C)/(D))が特定の範囲にあるため、各比較例の化粧料に比べて、成分(D)の安定性、洗髪時の泡立てやすさ、洗髪時の頭皮の粒感、すすぎ時の毛髪のきしみおよびすすぎ後の頭皮のすっきり感の各効果のバランスに優れていた。

Claims (6)

  1. 以下の成分(A)~(D):
    (A)陰イオン界面活性剤
    (B)カチオン化多糖類
    (C)アニオン性ポリマー、および
    (D)粒子
    を含有する毛髪洗浄剤組成物であって、
    前記成分(C)の含有量が、前記毛髪洗浄剤組成物全体に対して1.2質量%以上2.5質量%以下であり、
    前記成分(D)の含有量に対する前記成分(C)の含有量の質量比((C)/(D))が、0.08以上0.83以下であり、
    前記成分(D)が崩壊性粒子を含む、毛髪洗浄剤組成物。
  2. 前記成分(A)が、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩およびアミノ酸系界面活性剤からなる群から選択される1種または2種以上を含む、請求項1に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  3. 前記毛髪洗浄剤組成物中の前記成分(A)の含有量が、前記毛髪洗浄剤組成物全体に対して5質量%以上20質量%以下である、請求項1または2に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  4. 前記成分(B)が、カチオン化ヒドロキシエチルセルロースおよびカチオン化グアーガムからなる群から選択される1種または2種以上を含む、請求項1乃至3いずれか1項に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  5. 前記毛髪洗浄剤組成物中の前記成分(B)の含有量が、前記毛髪洗浄剤組成物全体に対して0.01質量%以上3質量%以下である、請求項1乃至4いずれか1項に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  6. 前記成分(C)が、メタクリル酸アルキル(C1~C4およびC8)、アクリル酸ならびにメタクリル酸からなる群から選ばれる、2種類以上のモノマーから構成される架橋型共重合体を含む、請求項1乃至5いずれか1項に記載の毛髪洗浄剤組成物。
JP2017138102A 2017-07-14 2017-07-14 毛髪洗浄剤組成物 Active JP7036547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017138102A JP7036547B2 (ja) 2017-07-14 2017-07-14 毛髪洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017138102A JP7036547B2 (ja) 2017-07-14 2017-07-14 毛髪洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019019074A JP2019019074A (ja) 2019-02-07
JP7036547B2 true JP7036547B2 (ja) 2022-03-15

Family

ID=65352682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017138102A Active JP7036547B2 (ja) 2017-07-14 2017-07-14 毛髪洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7036547B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000119171A (ja) 1998-10-12 2000-04-25 Kao Corp 崩壊性粒子
JP2003530446A (ja) 2000-04-11 2003-10-14 ノベオン・アイピー・ホールディングズ・コーポレイション 安定した水性界面活性剤組成物
JP2006282659A (ja) 2005-03-08 2006-10-19 Kao Corp 洗浄剤組成物
WO2014073456A1 (ja) 2012-11-08 2014-05-15 ライオン株式会社 シャンプー組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000119171A (ja) 1998-10-12 2000-04-25 Kao Corp 崩壊性粒子
JP2003530446A (ja) 2000-04-11 2003-10-14 ノベオン・アイピー・ホールディングズ・コーポレイション 安定した水性界面活性剤組成物
JP2006282659A (ja) 2005-03-08 2006-10-19 Kao Corp 洗浄剤組成物
WO2014073456A1 (ja) 2012-11-08 2014-05-15 ライオン株式会社 シャンプー組成物

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"Carbopol(R) Aqua SF-1 Polymer" Technical Data Sheet TDS-294,2000年12月,pp.1-9

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019019074A (ja) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7082138B2 (ja) 増粘ポリマーを含む組成物
JP6943976B2 (ja) アニオン性及びカチオン性ポリマーを有する組成物
JP2022504965A (ja) 界面活性剤可溶性抗ふけ剤の付着を増強した組成物
JP4909883B2 (ja) 糖ラクトンを含有するヘアトリートメント組成物
JP2021519805A (ja) 界面活性剤可溶性抗ふけ剤の付着を増強させた組成物
JP2023112044A (ja) 低界面活性剤エアゾール抗ふけ組成物
CN111278416A (zh) 含低无机盐的无硫酸盐个人清洁组合物
JP5341029B2 (ja) 水性毛髪洗浄剤
JP2008516966A (ja) 可視ビーズ、カチオン性ポリマー、及び界面活性剤を含むパーソナルケア組成物
JP2003113073A (ja) シリカとカチオン性ポリマーに基づく起泡性組成物
TWI716352B (zh) 染毛劑組合物
CN113164787A (zh) 包含片状微胶囊的洗发剂组合物
JP5923409B2 (ja) 皮膚洗浄剤用組成物
JP2004035524A (ja) 角質層水分量低減抑制組成物
JP2002309291A (ja) 洗浄剤組成物
EP2473153B1 (en) Surface modified pigment
ES2629767T5 (es) Composición de limpieza cutánea
CN110520197A (zh) 无硅酮洗发组合物
JP2000119171A (ja) 崩壊性粒子
JP2006083140A (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP7036547B2 (ja) 毛髪洗浄剤組成物
JP2008214263A (ja) 毛髪洗浄剤
JP2014024815A (ja) 皮膚洗浄剤用組成物
JP5570239B2 (ja) ジェル状皮膚洗浄用組成物
WO2021112099A1 (ja) 毛髪化粧料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220303

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7036547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151