JP7035165B2 - ブランクの配置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブランク、特にディスク形状のブランクを配置するための方法に関し、それはホルダ内に挿入された後にホルダと接触し、ここにおいて、ホルダ又はこれに固定位置で接続された要素は、レセプタクル、凹部、又は突出部などの構造要素を有する。
特に、本発明は、補綴物、特に総義歯又はインプラントアバットメントを製造するための方法に関し、
・ブランク、特にディスク形状のブランクをホルダに配置することと、
・加工機械においてブランクを加工することと、
・ホルダからブランクを取り外し、加工機械の外で少なくとも1つの加工ステップを実行することと、
・ブランクをホルダに再配置することと、
・加工機械におけるブランクの加工を再開することと、を行う方法ステップを少なくとも備える。
加工ステップの実施例は、完全補綴物の製造又はアバットメントの部品の製造の場合、機械加工されたブランクに人工歯を固定することを含む。
セラミック材料は、歯科再建物の製造に広く使用されている。このプロセスでは、ブランクは一般に、予備焼結又は高密度焼結状態の材料から機械加工される。この目的のために、ブランクは、例えば締付けによってホルダに固定されることが必要であり、ホルダは次に、フライス盤などの加工機械に配置される。
加工機械にブランクを固定するために、WO02/17815A1によればアダプタが設けられ、これは、一方でブランクに接続され、それを介して他方で加工機械への固定が行われる。
対応するアセンブリが、EP0160797B1及びEP2036516B1に記載されている。
DE20316004U1は、歯科補綴物の製造のための金属ブランクを開示している。ブランクは、円周溝と、円周溝に対して垂直に延在するノッチとを有し、その結果、デジタル制御された歯科用ミリングシステムにおいて、再現可能な締付けが行われることができる。
ある特定の歯交換部品、特に完全補綴物又はインプラントアバットメント若しくはその部品の製造において、個々の加工ステップ間でブランクがホルダから取り外される必要がある。これは、再配置、すなわちホルダ内への再挿入中に、ブランクが前の機械加工ステップと同じ位置になく、その結果、欠陥のある歯交換部品が製造されるというリスクをもたらす。
本発明の目的は、ホルダ又はこれと固定位置接続している要素への変更なく、ブランクがホルダ内、したがって加工機械に対しての所望の位置に常にあることが保証され、その結果、ブランクの不正確な配置に起因する機械加工誤差が回避されるように、前述のタイプの方法を更に発展させることである。
この目的を達成するために、本発明は、本質的に、ホルダ又は構造要素内とブランク内に挿入されるアダプタによってホルダに配置されるブランクを提供し、アダプタは、ホルダ又は構造要素とブランクとの両方に確実に係合される。
本発明によれば、ブランクのホルダへの明瞭な配置が、別個に製造されたアダプタによって容易にされる。この場合、アダプタは、ホルダとブランクとの間の固定位置関係を保証するために、一方では、ホルダ又は固定位置でホルダに接続されている要素に存在する構造物、例えば窪みのようなレセプタクル内に、及びブランクにおけるアダプタの一部分に適合するレセプタクルに挿入される。レセプタクルは、少なくとも部分的にアダプタによって囲まれた突出部としても設計されることができる。
アダプタの一部分を収容又は固定するのに好適な対応する構造物が、市販のホルダに存在する。かかる構造物は、例えば、カバーなどの、ホルダを閉じる要素を固定するために、ねじ要素が挿入されるボアとしても形成され得る。ブランクを配置するために、ねじが取り外され、アダプタの対応して適合した部分がボアに確実に挿入される。アダプタの更なる部分が次いで、ブランクの溝、窪み、又は同様のものなどの以前に形成された機械的基準に係合する。
本発明によれば、ブランクの明瞭な配置を可能にするために別個のアダプタが使用される。ブランクのホルダへの所望の配置をもたらすために、突出部などの一体化された構造部分を備えるホルダは必要でなく、これは、原理上再配置が必要とされる場合にのみ明瞭な配置が必要であるからである。対照的に、ホルダが配置補助具としての役割を果たす突出部を有する場合、対応して適合する部分を有するブランクのみが使用されることができる。しかしながら、本発明の教示によれば、再配置されるブランクのみに機械的基準が設けられる必要がある。
補助部品とも呼ばれることができるアダプタは、特にブランク自体が機械加工される加工機械において、PMMAなどの熱可塑性材料から製造されることができる。この目的のために、ブランクホルダにおけるレセプタクル及び製造されるべき基準などの構造物の幾何学的形状が、例えばSTLファイルの形態で利用可能であることのみが必要である。当然のことながら、他の材料、例えば金属材料から予め作製されたアダプタを使用することも可能である。
ホルダ又は要素におけるアダプタのためのレセプタクルは、ホルダにおけるブランクの接触面への接続を必要としない。むしろ、アダプタは、例えば、ホルダの領域を覆う又は橋渡すための形状と、ホルダに、又はレセプタクルすなわちブランクの機械的基準に確実に係合する部分とを有し得る。
本発明による教示、すなわち、ホルダ及びブランクに取り外し可能に挿入されることができ、ブランクの機械加工前に取り外されることもできる、別個に製造されたアダプタの使用は、すべてのタイプのホルダに好適であり、したがって、ブランクに外接する又は一部だけブランクを覆うホルダにも好適である。
補綴物、特に総義歯の製造方法であって、
・特にディスク形状のブランクをホルダに配置することと、
・加工機械においてブランクを加工することと、
・ホルダからブランクを取り外し、加工機械の外でブランクを加工することと、
・ブランクをホルダに再配置することと、
・加工機械においてブランクを再加工することと
を行う方法ステップを少なくとも備え、
ホルダにブランクを配置及び再配置することの両方は、ホルダ又は固定位置でホルダと接続された要素と、及びブランクに形成され、アダプタの一部分に適合する機械的基準と相互作用するアダプタによって行われることを特徴とする、方法。
特に、ブランクが使用され、ブランク又はブランクに接続された要素の一部分又は全周面は、好ましくは円周方向に、又は実質的に円周方向に、周面又は一部分に接するホルダと接触する。
本発明の更なる詳細、利点、及び特徴が、特許請求の範囲、及び特許請求の範囲から単独及び/又は組合せのいずれかで得られる特徴からだけでなく、以下に記載され、図によって例示される実施例からも得られる。
ブランクを保持するためのホルダの第1の実施形態の下側部分の上面図。 図1による下側部分の斜視図。 ブランクの上面図。 図3によるブランクの斜視図。 ブランクが挿入された図1及び図2によるホルダの下側部分の上面図。 図5によるブランクを有する下側部分の斜視図。 アダプタの第1の実施形態の様々な図。 図2及び図3によるブランクが図7によるアダプタによって配置された、図1及び図2によるホルダの下側部分の図。 図8による配置の斜視図。 図1及び図2に示された下側部分とそれに接続された係止部分とを有するホルダの図。 ホルダの第2の実施形態の図。 配置されたブランクを有する図1によるホルダの図。 アダプタの更なる実施形態の図。 インプラントブランクの図。
詳細な説明
図1及び図2はホルダ10を示し、ホルダ10は、底部側が開いたポット形状の下側部分と、例えばねじによって環状の下側部分に接続可能である、上側部分14又はカバーとを備え、ディスク形状のブランク16を収容し、歯科用部品、特に総義歯を製造するためにCAD/CAMプロセスを介してフライス盤などの加工機械において加工されることができるようにブランク16を固定する。
例えばPMMAなどのプラスチック又は二酸化ジルコニウムなどのセラミックであり得るブランク16が、特に総義歯又はアバットメントの部品の製造に関連して、個々の加工ステップ間で、加工機械から、したがってホルダ10から取り外される必要があるときに、再挿入すなわち再配置時に、取り外し前のその位置を正確にとることを確実にするために、配置補助具とも呼ばれるアダプタ18が本発明にしたがって使用される。アダプタ18は、ブランク16とホルダ10との間の確実な接続をもたらし、その結果、所望の正確な配置及び再配置が確実にされる。
例えばPMMAから作られたアダプタ18は、凹部又は突出部などのホルダの既存の構造的特徴を使用することによってホルダ10への固定が行われるように設計され、その結果、ホルダ自体への変更は必要とされない。
本実施例に記載のホルダ10は、加工機械(以下、単にフライス盤と呼ぶ)への取り付けのために使用される、軸と呼ばれる、直径方向に対向するシャフト基部22、24がそこから突出する、中空円筒部をたどる周壁20を有する下側部分12からなる。底部側では、実質的に円周方向であり内側に突出するウェブ又はフランジ26が周壁20から延在し、その上に、周囲に延在するウェブ又はカラー28を有するブランク16が置かれ、ウェブ又はカラー28は、ブランク16自体の一体的な構成要素、又は、例えば接着によってブランク16に接続される別個の要素であり得る。
本実施例では、凹部32は、周壁20の内壁30に周壁20の高さにわたって延在し、例えばWO2016/153986A1から知られているような、例えば個々のブランクを保持する役割を果たすことができる挿入物(図示せず)をホルダ10の下側部分12に挿入するのに好適である。
換言すれば、下側部分12における凹部32は、構造上の理由で設けられている。本発明によれば、この凹部32又は下側部分12の別の好適な構造設計が、アダプタ18又はその一部分を確実に保持するために使用され、その結果、それは明確に配置される。アダプタ18の更なる部分は、ブランク16に形成される機械的基準デバイス34に係合し、それは、本実施例ではブランク16の軸方向に延在する溝として設計されている。
図7の図表示が示すように、アダプタは、凹部32に対して円周方向に、及びその境界38、40に関して適合した弓形ベース部分36を有する。ベース部分36の背面37は、その経路において凹部32のベース面39に適合している。したがって、アダプタ18は、アダプタ18を周壁の方向に変位させることなく凹部32に確実に挿入されることができる。
したがって、ベース部分36の側縁部42、44間の距離は、凹部32の縁部38、40間の距離に対応する。
ベース部分36の内面から突出部46が突き出ており、突出部46の側縁部48、50間の距離が溝34の側縁部52、54の距離に等しくなるように、溝34の幾何学的形状に合致する。
更に、弧の形態の平坦形状の部分56、58が、ベース部分36の内面から延在し、上側で円周方向のウェブ又はカラー28に合流する。しかしながら、突出部56、58は、アダプタ18の必須の構成的特徴ではない。
図5及び図6では、ブランク16は、アダプタ18を介した確実な接続がもたらされずにホルダ10の下側部分12に挿入されている。図からわかるように、ブランク16は事実上どの所望の位置にも挿入されることができる。したがって、ブランク16とホルダ10又は下側部分12との間の所定の規定された位置合わせを確実にすることが可能でない。
アダプタ18が図8及び図9の図に示されるように使用される場合、ブランク16は、溝34が突出部46と位置合わせされる位置のみにおいて下側部分12に挿入されることができ、溝34に貫入することができる。したがって、ブランク16は、明確な位置でホルダ10内に、したがって下側部分12内に挿入されることができる。取り外し及びその後の再配置の後、ブランク16とホルダ10の下側部分12との間に、アダプタ18によって指定されたもの以外の位置をとることはできない。ブランク16を下側部分12に正しく配置した後、これは、カバーとして指定された環状の上側部分14によって閉じられる。特に、上側部分14は下側部分12にねじ留めされる。
図7のアダプタ18は、本発明を限定することなく、単なる例として示されている。例えば、凹部が下側部分12の上縁部60に設けられる場合、対応する凹部に挿入されるとともに、他方で、ブランク16に存在するボア又は溝などの機械的基準に挿入されることができるアダプタを形成する可能性もある。この場合、アダプタは、図11~図13を参照して説明されるように、下側部分12の一部分に橋渡さなければならないことになる。
ホルダに存在する他の構造化領域も、アダプタの嵌合受容を可能にするために使用されることができ、アダプタは、本発明の教示によれば、次に、再挿入後にホルダに対するブランクの位置がずれる可能性なく、対応するホルダへのブランクの配置及び再配置を所望の方法で達成するために、ブランクの機械的基準に確実に係合する必要がある。
本発明の教示によるブランク116の明確な配置及び再配置を可能にするためのホルダ110及びアダプタ118の更なる実施形態が図11~図13に示される。
ホルダ110は、ブランク116がフライス盤において両側から機械加工され得る可能性を提供するために、ブランク116のサイズに対応する凹部(図示せず)が存在する下側部分112を備える。
ブランク116は、ホルダ110における締付けリングとして指定された上部114によってホルダ110に固定される。この場合、ブランク116は、図3及び図4を参照して説明されたように、円周方向に延在するウェブ又はカラーと共に、下側部分112の対応するショルダ上に載っている。
締付けリング114は、ねじによって下側部分112と固定され、それらねじの1つが、ただの例として参照番号115によって示されている。締付けリング114が、ねじ115を取り外す必要なく、下側部分112に容易に接続される、又はそこから容易に分離されることを可能にするために、対応する長円形の穴117が締付けリング114に設けられ、少なくとも1つの部分ではねじ115の頭部の直径よりも大きく、少なくとも別の部分ではそれよりも小さい隙間を有する。
これらの長円形の穴のうちの1つ及びそこからアクセス可能なボアが、アダプタ118の一部分を確実に受容するために使用される。図11の実施例では、ボア121を有する長円形の穴119が使用される。この目的のために、締付けリング114を固定するために必要なねじを最初に取り外すことが当然必要である。
アダプタ118のベース部分136は、長円形の穴119に差し込まれる。この目的のために、及び本発明の教示を限定することなく、アダプタ118は、長円形の穴119への適合のために、図に示されるような、端部が丸みを帯びた部分140、142を有する直方体の中央部分138を有する。実際、ベース部分136は、締付けリング114の半径方向の移動が防止されるように、長円形の穴119の形状に幾何学的に適合する必要がある。これは、長円形の穴119の長手方向で、ボア121の内部の幾何学的形状に適合したピン状の突出部148がベース部分136から突き出ているということによって防止される。突出部148は、確実な係合が、原則として相対移動を防止するようにボア121に適合している。ベース部分136の対向する平坦側面150から直方体の突出部146が突き出ており、この突出部に、ブランク116に取り入れられた機械的基準が少なくとも部分的に溝134の形態で適合し、その結果、突出部146の溝134への確実な係合が可能にされる。その結果、アダプタ118が挿入されると、ホルダ110に対するブランク116の明確な向きが確実にされ、すなわち、ホルダ110からブランク116を取り外す前の位置から位置が変更することなく再配置が行われることができる。
アダプタ118の幾何学的形状は、更なる説明を必要とせずとも、図13の図から明らかである。
図11では、アダプタ118は挿入されておらず、その結果、ブランク116は、ホルダ110に対して任意の所望の向きで固定されることができる。この可能性は、アダプタ118が、一方では雌ねじが設けられたボア121内で突出部148と確実に係合し、他方では溝134において突出部146と確実に係合する場合には、もはや存在しない。
溝134と部分的に確実に係合する突出部146が締付けリング114に橋渡すこともわかる。これは図12にも例示されている。
図14の中央の図では、ブランク16のそれと同じ幾何学的形状を有することができるインプラントブランク216が示されている。ブランク16とは異なり、インプラントブランクはボアを有し、そのうちのいくつかは、例として参照番号218、220によって識別されている。ボア218、220は、アバットメントのベース要素の外形に幾何学的に適合する。これは好ましくはチタンベースであり、その上にセラミックポストが置かれてアバットメントを形成する。ブランク216は、ポストの対応する材料、特に二酸化ジルコニウムから作られる。
ブランク216の一部分の拡大図が図14の下の図に示される。
本発明の教示によれば、ブランク216には、図14の上の図に示されるように、溝234などの機械的基準が設けられる。これにより、溝がアダプタの一部分を確実に受容し、アダプタが次にホルダ(図示せず)に確実に接続される、ホルダへの明瞭な再配置が可能になることが保証される。

ここに、出願当初の特許請求の範囲の記載事項を付記する。
[1] ブランク(16、116、216)、特にディスク形状のブランクを配置するための方法であって、前記ブランクは、ホルダへの挿入後に前記ホルダと接触し、ここにおいて、前記ホルダ(10、110)又は前記ホルダと固定位置接続している要素は、窪みなどの凹部又は突出部などの構造要素(32、119、121)を有し、
前記ブランク(16、116、216)が、前記ホルダ又は前記構造要素と前記ブランクとの両方に挿入されるアダプタ(18、118)によって前記ホルダ(10、110)に配置されることを特徴とし、ここにおいて、前記アダプタは、前記ホルダ又は前記構造要素と、及び前記ブランクと確実に係合する、
方法。
[2] 前記ブランク(16、116、216)が、前記ホルダ(10、110)に配置された後、加工され、前記ホルダから取り外され、次いで、前記アダプタ(18、118)によって前記ホルダに再配置されることを特徴とする、
[1]に記載の方法。
[3] 前記ブランク(16、116、216)には、前記ブランクの配置のために前記アダプタ(18、118)の第1の部分(46、146)と相互作用する、溝などの凹部などの機械的基準(34、134)が設けられ、特に、前記第1の部分が、前記機械的基準に貫入することを特徴とする、
[1]又は[2]に記載の方法。
[4] 前記ホルダ(10、110)が、突出部を有さない前記ブランク(16、116、216)に接触することを特徴とする、
[1]~[3]のいずれか一項に記載の方法。
[5] 前記ブランク(16、116、216)を配置するために、前記アダプタ(18、118)は、第2の部分(36、136)が前記構造要素(32、119、121)と相互作用し、前記第1の部分(46、146)が前記ブランクの前記機械的基準(34、134)と相互作用することを特徴とし、ここにおいて、前記第1の部分と前記第2の部分との間で、前記アダプタの一部分が前記ホルダ(10、110)の一部分に橋渡す、
[1]~[4]のいずれか一項に記載の方法。
[6] 補綴物、特に総義歯の製造方法であって、
・ブランク(16、116、216)、特にディスク形状のブランクをホルダ(10、110)に配置することと、
・加工機械において前記ブランクを加工することと、
・前記ホルダから前記ブランクを取り外し、前記加工機械の外で前記ブランクを加工することと、
・前記ブランクを前記ホルダに再配置することと、
・前記加工機械における前記ブランクの加工を繰り返すことと
を行うステップを少なくとも備え、
前記ホルダ(10、110)に前記ブランク(16、116、216)を前記配置及び再配置することの両方が、前記ホルダ又は前記ホルダに接続された固定位置要素と、前記ブランクに形成され、アダプタの一部分に適合する機械的基準(34、134)との両方と相互作用する前記アダプタ(18、118)によって行われることを特徴とする、
方法。
[7] 前記ブランク(16、116、216)は、その周面、又は前記周面の一部分、又は前記ブランクに接続されるか若しくは前記ブランクと一体的に形成される要素、例えばカラー(28)が、前記周面又は前記一部分に当接する前記ホルダと好ましくは円周方向又は実質的に円周方向に接触するようになっていることを特徴とする、
[6]に記載の方法。
[8] 前記ブランク(16、116、216)が、歯科補綴物又はアバットメントの部分がそれから製造されることができるものであることを特徴とする、
[6]又は[7]に記載の方法。

Claims (8)

  1. ブランク(16、116、216)を配置するための方法であって、前記ブランクは、ホルダへの挿入後に前記ホルダと接触し、ここにおいて、前記ホルダ(10、110)又は前記ホルダと固定位置接続している要素は、窪みなどの凹部又は突出部などの構造要素(32、119、121)を有し、
    前記ブランク(16、116、216)が、前記ホルダ又は前記構造要素と前記ブランクとの両方に挿入されるアダプタ(18、118)によって前記ホルダ(10、110)に配置されることを特徴とし、ここにおいて、前記アダプタは、前記ホルダ又は前記構造要素と、及び前記ブランクと確実に係合する、
    方法。
  2. 前記ブランク(16、116、216)が、前記ホルダ(10、110)に配置された後、加工され、前記ホルダから取り外され、次いで、前記アダプタ(18、118)によって前記ホルダに再配置されることを特徴とする、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブランク(16、116、216)には、前記ブランクの配置のために前記アダプタ(18、118)の第1の部分(46、146)と相互作用する機械的基準(34、134)が設けられることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ホルダ(10、110)が、突出部を有さない前記ブランク(16、116、216)に接触することを特徴とする、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ブランク(16、116、216)を配置するために、前記アダプタ(18、118)は、第2の部分(36、136)が前記構造要素(32、119、121)と相互作用し、前記第1の部分(46、146)が前記ブランクの前記機械的基準(34、134)と相互作用することを特徴とし、ここにおいて、前記第1の部分と前記第2の部分との間で、前記アダプタの一部分が前記ホルダ(10、110)の一部分に橋渡す、
    請求項3または請求項3を引用する請求項4に記載の方法。
  6. 補綴物の製造方法であって、
    ・ブランク(16、116、216)をホルダ(10、110)に配置することと、
    ・加工機械において前記ブランクを加工することと、
    ・前記ホルダから前記ブランクを取り外し、前記加工機械の外で前記ブランクを加工することと、
    ・前記ブランクを前記ホルダに再配置することと、
    ・前記加工機械における前記ブランクの加工を繰り返すことと
    を行うステップを少なくとも備え、
    前記ホルダ(10、110)に前記ブランク(16、116、216)を前記配置及び再配置することの両方が、前記ホルダ又は前記ホルダに接続された固定位置要素と、前記ブランクに形成され、アダプタの一部分に適合する機械的基準(34、134)との両方と相互作用する前記アダプタ(18、118)によって行われることを特徴とする、
    方法。
  7. 前記ブランク(16、116、216)は、その周面、又は前記周面の一部分、又は前記ブランクに接続されるか若しくは前記ブランクと一体的に形成される要素が、前記周面又は前記一部分に当接する前記ホルダと円周方向に接触するようになっていることを特徴とする、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記ブランク(16、116、216)が、歯科補綴物又はアバットメントの部分がそれから製造されることができるものであることを特徴とする、
    請求項6又は7に記載の方法。
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