JP7034982B2 - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
前記サイドサポート部の内部には、水平断面を上方から見たときに車両進行方向に沿って延びる側壁部を有するサイドフレームが配置され、
当該サイドエアバッグ装置は、
展開することで乗員を拘束するエアバッグと、前記側壁部の車両幅方向内側に設けられ、前記エアバッグに対してガスを供給するインフレータとを含むエアバッグモジュールと、
前記エアバッグモジュールを予め組付けるブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、収容状態の前記エアバッグモジュールの少なくとも一部を覆う第1の力布と、を備えている。
展開することで乗員を拘束するエアバッグと、前記側壁部の車両幅方向における着座する乗員側に設けられ、前記エアバッグに対してガスを供給するインフレータとを含むエアバッグモジュールと、
前記エアバッグモジュールを予め組付けるブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、収容状態の前記エアバッグモジュールの少なくとも一部を覆う第1の力布と、を備えている。
この場合、ブラケットの側壁部が第2チャンバ展開時の反力を受け止めた状態で、確実にシート中心側に向かって展開する。展開後においても、乗員からの圧力をブラケットの側壁部で受け止めることができ、乗員をシート中心方向に対して確実に拘束することが可能となる。一方、第1チャンバは、ブラケットや第2チャンバによって展開を阻害されることなく、速やか且つ円滑に展開可能となる。
基本的に、第2チャンバ36は、車両側方から見てエアバッグモジュール20を組付けるブラケット45の側壁部45aに重なるように展開する。一方、第1チャンバ34は、車両側方から見てブラケット45の側壁部45aに重ならないように展開するようになっている(図5参照)。
図7は、本発明の第1実施例に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。図8は、本発明に係るサイドエアバッグ装置の収容状態を示す概略側面図であり、(a)図は車幅方向の外側から観察した様子を示す図、(b)図は車幅方向の内側から観察した様子を示す図である。
第1実施例と以下に示す第2~第5実施例との大きな相違点は、水平断面を上方から見たときの、力布の数及び力布を設置する態様である。
また、サイドサポート部12には、第2チャンバ36の展開によってサイドサポート部12が乗員側に折れ曲がる際の起点となる脆弱部(切欠き等)が形成されている。
図11は、本発明の第2実施例に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。なお、本実施例は上述した第1実施例と外側に配置する力布40bの配置形態のみが異なるため、当該相違点のみについて説明する。
図12は、本発明の第3実施例に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。なお、本実施例も上述した第1実施例と外側に配置する力布40bの配置形態のみが異なるため、当該相違点のみについて説明する。
図13は、本発明の第4実施例に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。なお、本実施例も上述した第1実施例と外側に配置する力布40bの配置形態のみが異なるため、当該相違点のみについて説明する。
図14は、本発明の第5実施例に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。
図15は、本発明の第1~第5実施例の変形例1に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、(a)図は第1実施例、(b)図は第2実施例、(c)図は第3実施例、(d)図は第4実施例、(e)図は第5実施例を示し、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。
図16は、本発明の第1~第5実施例の変形例2に係るサイドエアバッグ装置の構造を示す断面図であり、(a)図は第1実施例、(b)図は第2実施例、(c)図は第3実施例、(d)図は第4実施例、(e)図は第5実施例を示し、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。
図17は、本発明の第1~第5実施例の変形例3に係るサイドエアバッグ装置の相違部分の構造を示す断面図であり、図3のA1-A1方向の断面の一部に対応する図である。
10a 側壁部
12 サイドサポート部
14 表皮
16 パッド
20 エアバッグモジュール
30 インフレータ
31 エアバッグ
32 スタッドボルト
34 第1チャンバ
36 第2チャンバ
40a 内側の力布
40b 外側の力布
42,44,50,51 スリット
45 ブラケット
45a 側壁部
49 ボルト
V1a,V1b,V2a,V2b ベントホール
Claims (10)
- 車両用シートのサイドサポート部に収容されるサイドエアバッグ装置において、
前記サイドサポート部の内部には、水平断面を上方から見たときに車両進行方向に沿って延びる側壁部を有するサイドフレームと、当該サイドフレームの少なくとも車両前方側を覆うパッドが配置され、
当該サイドエアバッグ装置は、
展開することで乗員を拘束するエアバッグと、前記側壁部の車両幅方向における着座する乗員側に設けられ、前記エアバッグに対してガスを供給するインフレータとを含むエアバッグモジュールと、
前記エアバッグモジュールを予め組付けるブラケットと、
前記ブラケットに取り付けられ、収容状態の前記エアバッグモジュールの少なくとも一部を覆い、前記エアバッグモジュールを水平面内で見たときに、当該エアバッグモジュールの後方から前記パッドの内側面に沿って車両前方方向に向かって延び、前記パッドに設けた第1の通路を貫通して当該パッドの外部に達し、当該パッドの外面に沿って当該サイドサポート部の前端部付近に到達するように配置された第1の力布と、
前記サイドサポート部の前端部付近から、前記パッドの着座する乗員とは反対側の外面に沿って延び、前記外面から前記サイドサポート部の内側に向かって設けた第2の通路を貫通して前記ブラケットの前記サイドフレームへの取り付け部に達するように配置された第2の力布と、を備え、
前記第1の通路及び前記第2の通路は、前記パッドのエアバッグ展開時の開裂部分以外に設けられており、前記第1の通路は、前記エアバッグモジュールの後方から当該パッドの外部に向かって、前記第1の力布が屈曲するように設けられ、
前記ブラケットへの前記第1の力布及び前記第2の力布の取り付けは、当該第1の力布及び当該第2の力布のそれぞれの後端部を当該ブラケットに設けたボルトに挿通することによって行われていることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記エアバッグは、前記サイドサポート部の前方に向かって展開する第1チャンバと、前記インフレータを収容し、前記第1チャンバの車幅方向における着座する乗員側で展開する第2チャンバとを備え、
前記第1チャンバと前記第2チャンバの仕切り部には、前記ガスが前記第2チャンバから前記第1チャンバに流れ込むベントホールが設けられることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記サイドサポート部の前記パッドと、前記第1の力布及び前記第2の力布の外側には、シート表皮が設けられることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第1の力布及び前記第2の力布の前端部は、前記サイドサポート部の先端部分にある前記シート表皮の継ぎ目の内側において、縫製によって前記シート表皮の縁部とそれぞれ連結されており、該シート表皮の縁部同士の間に、前記エアバッグが展開した時に開裂する起点となる脆弱部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記脆弱部は、前記シート表皮の縁部同士が破断可能な縫製により互いに連結されたものであることを特徴とする請求項4に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第2チャンバは、車両側方から見て、前記ブラケットの側壁部に重なって展開するように設けられ、
前記第1チャンバは、車両側方から見て、前記ブラケットの側壁部に重ならないで展開するように設けられることを特徴とする請求項2~5の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記エアバッグモジュールは、収容状態において、前記ブラケットの側壁部の前方の延長線上に延在することを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第1の力布及び前記第2の力布の各後端部は、前記ブラケットと前記サイドフレームによって挟まれた状態で固定されていることを特徴とする請求項1~7の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記ブラケットは、水平断面を上方から見たときに車両幅方向における着座する乗員とは反対側方向に延びる折り曲げ部を有し、前記側壁部と前記折り曲げ部によって水平断面がL字状に形成されていることを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記第1の力布及び前記第2の力布は、いずれも帯状の布によって成形され、前記エアバッグモジュールの上下に各1本ずつ設けられていることを特徴とする請求項1~9の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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JP2020185959A JP2020185959A (ja) | 2020-11-19 |
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