JP7034192B2 - 継手構造 - Google Patents

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Description

本発明は、継手構造に関し、特にたとえば、ガス配管、水道配管および空気配管等に用いられる管継手などの接続中空部材と、この管継手に接続される各種のコック,中継管,ホースなどの被接続中空部材と、を互いに回動自在に接続するのに好適な継手構造に関する。
本発明の背景となる従来技術には、接手部での螺合を一切除き接手本体の内周部にパッキング材と割型抜け止めリングを嵌入した配管パイプを挿入し、接手本体のA部端末部分の絞り込みによって、パッキング材の圧着と割型抜け止めリングのパイプへの外周へ喰い込みの出来る構造としたネジ無しパイプ接手があった(例えば、特許文献1参照。)。この場合、絞り込み部分であるA部端末部分が塑性変形され、割型抜け止めリングがパイプの外周部に喰い込むので、割型抜け止めリングとパイプとが強固に固着される。そのため、接手本体がパイプから抜け出ないように強固に連結されるものとなっている。
また、本発明の背景となる他の従来技術には、外周部に雄ねじを有するユニオンネジと、外周部に雄ねじを備えた鍔を有するユニオンツバとを、ユニオンナットの内周部に設けた雌ねじに螺合させて連結するユニオン接手において、まずユニオンツバの鍔部の奥部に当該鍔部より大径の段部を設けておき、ユニオンナットの雌ねじをユニオンツバの鍔部の雄ねじと捻子係合させ、次にユニオンナットの端部をユニオンツバに設けた段部に突当て、更にユニオンナットをユニオンツバにねじ込んで捻子係合されたねじのねじ山を変形させることにより、ユニオンナットとユニオンツバとを連結させるユニオン接手形成方法があった(例えば、特許文献2参照。)。この場合、ユニオンナットをユニオンツバにねじ込んで捻子係合されたねじのねじ山が塑性変形され、ユニオンナットは、ユニオンツバに強固に係合されて強固に圧着される。そのため、ユニオンナットは、ユニオンツバから外れないものとなっている。すなわち、ユニオンナットの雌ねじをユニオンネジに締付けることにより、ユニオンネジは、ねじ変形部分を介してユニオンツバに強固に圧着され、ユニオン接手としての機能を発揮する。
ところが、上記した前者の従来技術では、パッキング材の圧着と割型抜け止めリングのパイプへの外周へ喰い込みの出来る構造とするために、接手本体のA部端末部分を絞り込む加工作業には、たとえば専用の工具やプレス機が必要となるものであった。また、上記した後者の従来技術では、ユニオンナットをユニオンツバに装着する際に、ユニオンナットの端部とユニオンツバの段部との間に、部材(例えば、Y字形のプレート)を挟んだ状態でユニオンナットを回転させて雌ねじと雄ねじの一部を変形させるものとなっているため、当該部材が必要となるものであった。
すなわち、上記した前者の従来技術では、接手本体と配管パイプとを、また、後者の従来技術では、ユニオンネジとユニオンツバとを、組み付ける作業が非常に手間の掛かるものであった。
さらに、上記した前者の従来技術では、接手本体と配管パイプとを、また、後者の従来技術では、ユニオンネジとユニオンツバとを、それぞれ、回動自在に接続することができない、という問題点を有するものとなっている。
一方で、本発明の背景となるさらに他の従来技術には、上記問題点を解消するものとして、筒状をなし、軸方向前端側に雄ねじ部を有するとともに後端側の内周面に雌嵌合面を有する継手本体と、管状且つ曲り形状をなし、軸方向前端側に継手本体の後端側開口からその内部に挿入されて雌嵌合面に回転可能に嵌合する雄嵌合面を有するとともに、後端側にホースとの接続部を有する剛性の管体と、管体の雄嵌合面に径方向に弾性変形可能な状態で保持された弾性Cリングと、弾性Cリングを係合させて管体の抜止めをなす環状の係合溝と、を有するように構成された簡易スイベルホース継手があった(例えば、特許文献3参照。)。
この簡易スイベルホース継手では、管体の挿入部を継手本体の後端側開口からその内部に挿入可能となすとともに、挿入部の外周面又は継手本体の内周面の一方に弾性止め輪(弾性Cリング)を軸方向に固定且つ径方向に弾性変形可能な状態で保持させておき、そしてこれを縮径変形又は拡径変形させながら管体の挿入部を継手本体内に挿入させ、そして挿入完了後に弾性止め輪(弾性Cリング)を元形状に復元させて、これを他方に形成した係合凹部に係合させ、以ってその後の抜止めをなすようにしたものとなっている。
特公昭45-6748号公報(第1頁、第2図) 特公昭58-22672号公報(第1頁、第2図) 特開2001-99370号公報(第4-第5頁、第3図-第5図)
しかしながら、上記したような従来の管継手簡易スイベルホース継手では、液体流通時にその液圧によって弾性止め輪が変形してしまわないように、これを硬く高強度の材料で構成するが、この場合、液圧の作用によって継手本体と管体とに対して、互いに反対方向の力が強く作用したとき、係合溝の開口側縁部、詳しくは係合溝のエッジ部が高強度の弾性止め輪によって押し潰されるように変形してしまい、その結果、継手本体と管体とが円滑に相対回転し難くなってしまうという虞がある。
また、この従来の管継手簡易スイベルホース継手において、弾性止め輪は周方向の一部が切り欠かれた形状をなしており、その切欠部の位置する部位においては係合溝のエッジ部が弾性止め輪によって変形させられず、そのままの形状を保持している一方で、他のエッジ部は弾性止め輪によって変形してしまい、この結果弾性止め輪における切欠部と、変形しないまま残った係合溝のエッジ部とが周方向に嵌り合った状態となって、継手本体と管体とが円滑に相対回転できなくなってしまう虞がある。
それゆえに、本発明の主たる目的は、部品点数が少なく構造が簡単で、手間を掛けずに、接続中空部材と被接続中空部材と、を互いに回動自在に接続することができ、且つ、互いに抜け止め可能な継手構造を提供することである。
請求項1に係る本発明は、雌側となる接続中空部材と、その軸方向の一端側が接続中空部材の軸方向の一端側から突き出るように、接続中空部材の内側に回動自在に嵌合され、雄側となる被接続中空部材と、接続中空部材の軸方向の中間部の内周面に沿って配設される環状の雌側係止溝部と、雌側係止溝部と対向するように、被接続中空部材の軸方向の中間部の外周面に沿って配設される環状の雄側係止溝部と、雌側係止溝部と雄側係止溝部で囲繞された収納部に収納され、接続中空部材と被接続中空部材とを、互いの軸線を中心として相対的に回動可能に接続し、且つ、相互に抜け止め可能とする球状体と、接続中空部材の外周面から収納部に連通し、その内周面に雌ネジ面を有する連通孔と、連通孔を閉鎖可能とし、且つ、接続中空部材と被接続中空部材とを相互に抜け止め可能とする閉鎖抜け止め部材とを含み、閉鎖抜け止め部材は、その外周面に連通孔の雌ネジ面と螺号可能な雄ネジ面を有する円板状の頭部と、頭部の一方主面に配設されるネジ回し用の溝部と、頭部の他方主面から垂直に延びて形成される軸部とを含み、閉鎖抜け止め部材は、軸部が接続中空部材の雌側係止溝部および被接続中空部材の雄側係止溝部の両方に亘って配置されるようにしたことを特徴とする、継手構造である。
請求項2に係る本発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、接続中空部材の連通孔には、閉鎖抜け止め部材の頭部の首面が係止される段差部が形成され、段差部により、閉鎖抜け止め部材の軸部の軸方向の移動範囲が規制されることを特徴とする、継手構造である。
請求項3に係る本発明は、請求項1に係る発明に従属する発明であって、閉鎖抜け止め部材の軸部は、軸部の軸中心と頭部の中心とが同一直線上に位置し、軸部の直径が頭部の直径よりも小さく形成され、頭部の高さは、連通孔の深さと略同じに形成され、軸部の長さは、球状体の直径と略同じ長さに形成されていることを特徴とする、継手構造である。
本発明によれば、部品点数が少なく構造が簡単で、手間を掛けずに、接続中空部材と被接続中空部材と、を互いに回動自在に接続することができ、且つ、互いに抜け止め可能な継手構造が得られる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明に係る継手構造の実施の形態の一例を示す図解図であり、図1の(a)は、その正面図解図であり、図1の(b)は、その背面図解図である。 図2の(a)は、図1の(a)のA-A断面図解図であり、図2の(b)は、図1の(b)のB-B断面図解図である。 図3の(a)は、図1および図2に示す継手構造の被接続中空部材の縦中央断面図解図であり、図3の(b)は、図1および図2に示す継手構造の接続中空部材の縦中央断面図解図である。 本発明に係る継手構造の実施の形態の他の例を示す図解図であり、図4の(a)は、その正面図解図であり、図4の(b)は、その背面図解図である。 図5の(a)は、図4の(a)のC-C断面図解図であり、図5の(b)は、図4の(b)のD-D断面図解図である。 図6の(a)は、図4および図5に示す継手構造の被接続中空部材の縦中央断面図解図であり、図6の(b)は、図4および図5に示す継手構造の接続中空部材の縦中央断面図解図である。 本発明に係る継手構造の実施の形態の更に他の例を示す断面図解図である。 図7の継手構造の被接続中空部材を示す断面図解図である。 図7の継手構造の接続中空部材を示す断面図解図である。 図9のE-E断面図解図である。 本発明に係る継手構造の実施の形態の別の例を示す図解図であり、図11の(a)は、その正面図解図であり、図11の(b)は、その背面図解図である。 図12の(a)は、図11の(a)のF-F断面図解図であり、図12の(b)は、図11の(b)のG-G断面図解図であり、図12の(c)は、閉鎖抜け止め部材を示す断面図である。 図13の(a)は、図11および図12に示す継手構造の被接続中空部材の縦中央断面図解図であり、図13の(b)は、図11および図12に示す継手構造の接続中空部材の縦中央断面図解図である。 本発明に係る継手構造の実施の形態のさらに別の例を示す断面図解図である。 図14の継手構造の被接続中空部材を示す断面図解図である。 図14の継手構造の接続中空部材を示す断面図解図である。
図1は、本発明に係る継手構造の実施の形態の一例を示す図解図であり、図1の(a)は、その正面図解図であり、図1の(b)は、その背面図解図である。また、図2の(a)は、図1の(a)のA-A断面図解図であり、図2の(b)は、図1の(b)のB-B断面図解図である。
この発明を実施するための形態に係る継手構造10は、特に、ガス配管、水道配管および空気配管等に用いられる管継手などの接続中空部材、および、当該管継手に接続される各種のコック,中継管,ホースなどの被接続中空部材を、互いに回動自在に接続するのに好適なものとなっている。
この継手構造10は、雌側となる金属製の接続中空部材12と、雄側となる金属製の被接続中空部材14を含む。接続中空部材12および被接続中空部材14は、それぞれ、図1、図2の(a)、図2の(b)および図3の(b)等に示すように、たとえば円筒状の筒体に形成されている。被接続中空部材14は、その軸方向の一端側が接続中空部材12の軸方向の一端側から突き出るように、接続中空部材12の内側に回動自在に嵌合される。
接続中空部材12は、その軸方向の中間部の内周面の円周方向に沿って、雌側係止凹部としてのたとえば断面矩形で環状の雌側係止溝部16を有する。一方、被接続中空部材14は、その軸方向の中間部の外周面の円周方向に沿って、雄側係止凹部としてのたとえば断面矩形で環状の雌側係止溝部18を有する。雌側係止溝部16と雌側係止溝部18は、互いに対向するように配設されている。接続中空部材12と被接続中空部材14が嵌合する嵌合境界面には、雌側係止溝部16および雌側係止溝部18で囲繞された部位に、たとえば断面矩形状で環状の収納部20が配設される。
この収納部20には、接続中空部材12と被接続中空部材14を相互に抜け止めする抜け止め部材として、たとえば複数の球状体22が配設される。球状体22には、鋼球などが用いられている。この場合、接続中空部材12は、たとえば図1の(b)、図2の(a)および図2の(b)に示すように、当該接続中空部材12の外周面から収納部20に連通する連通部としての連通孔24を有している。球状体22は、接続中空部材12の外周面から連通孔24を介して、収納部20に挿入されて配設されている。
なお、収納部20に収納される球状体22の数は、球状体22の直径φ、環状の収納部20の円周長さおよび収納部20の半径方向の長さによって変動されるものであるが、少なくとも2つ以上収納されることが好ましく、4つ以上収納されることがより好ましく、8つ以上収納されることがより好ましく、環状の収納部20の円周方向に隙間を隔てて、可能な限りより数多く収納されることが最も好ましい。すなわち、接続中空部材12と被接続中空部材14とがバランス良く回動できるために充分な数の球状体22が収納部20に配設されていればよい。
連通孔24は、閉鎖部材の一例としての例えば六角穴付き止めネジ等のネジ部材26により閉鎖される。すなわち、連通孔24は、たとえばその内周面に雌ネジ面24aを有するものであり、当該連通孔24の雌ネジ面24aにネジ部材26の雄ネジ面26aが螺合されることによって、当該連通孔24が閉鎖されるものとなっている。
図1~図3に示す上記の継手構造10では、特に、たとえば図2の(a)に示すように、接続中空部材12から被接続中空部材14を引き抜こうとしても、当該球状体22が、接続中空部材12および被接続中空部材14の軸方向に面する雌側係止溝部16の内壁面16a,16bおよび雄側係止溝部18の内壁面18a,18bに当接して且つ掛止されるため、抜け止め機能を発揮するものとなる。
さらに、この継手構造10では、収納部20に複数の球状体22が配設されることで、接続中空部材12と被接続中空部材14を互いの軸線を中心として相対的に回動可能に接続することができる。この場合、球状体22は、主として、接続中空部材12の円周方向に面する雌側係止溝部16の内壁面16cおよび被接続中空部材14の円周方向に面する雄側係止溝部18の内壁面18cと、副次的に、接続中空部材12および被接続中空部材14の軸方向に面する雌側係止溝部16の内壁面16a,16bおよび雄側係止溝部18の内壁面18a,18bとに、それぞれ、点接触するため、滑り性が良く、接続中空部材12および被接続中空部材14を互いの軸線を中心として相対的に一層容易に回動させることができる。
また、この継手構造10では、特に、図2の(a)に示すように、雌側係止溝部16の溝幅をW1とし、雄側係止溝部18の溝幅をW2とし、雌側係止溝部16の溝の深さをD1とし、雄側係止溝部18の溝の深さをD2とし、球状体22の直径をφrとしたとき、たとえば、W1=W2、D1=D2となり、D1+D2<W1+W2となり、φr≒W1で且つφr≒D1+D2となるように設定されている。この場合、少なくとも、D1<φr<D1+D2となるように設定されていればよい。なお、D1+D2は、接続中空部材12および被接続中空部材14の軸方向に面する収納部20の長さであり、W1+W2は、接続中空部材12および被接続中空部材14の円周方向に面する収納部20の長さである。
図4は、本発明に係る継手構造の実施の形態の他の例を示す図解図であり、図4の(a)は、その正面図解図であり、図4の(b)は、その背面図解図である。また、図5の(a)は、図4の(a)のC-C断面図解図であり、図5の(b)は、図4の(b)のD-D断面図解図である。さらに、図6の(a)は、図4および図5に示す継手構造の被接続中空部材の縦中央断面図解図であり、図6の(b)は、図4および図5に示す継手構造の接続中空部材の縦中央断面図解図である。
図4~図6に示す継手構造30は、図1~図3に示す上記の継手構造10と比べて、特に、雌側係止凹部、雄側係止凹部および抜け止め部材の構造が相違し、接続中空部材12および被接続中空部材14の構造については同様の構造を有するものである。
すなわち、この継手構造30において、雌側係止凹部は、接続中空部材12の軸方向の中間部の内周面に間隔を隔てて配設される断面円形のたとえば2つの雌側係止溝部32で形成されている。また、雄側係止凹部は、雌側係止溝部32と対向するように、被接続中空部材14の軸方向の中間部の外周面に間隔を隔てて配設され、雌側係止溝部32の直径よりも小さい断面円形のたとえば2つの雄側係止溝部34と、雄側係止溝部34の内周面に形成されるネジ面34aで形成されている。
さらに、抜け止め部材は、2つの雄側係止溝部34のネジ面34aに螺合される2つの螺合部材36で形成されている。2つの螺合部材36は、それぞれ、たとえば六角穴付き止めネジが用いられている。2つの螺合部材36は、接続中空部材12の外周面から複数の雌側係止溝部32に連通する連通部としてのたとえば2つの連通孔38を介して、雄側係止溝部34のネジ面34aに螺合される。
また、この継手構造30では、特に、図5の(a)に示すように、雌側係止溝部32の溝幅をW3とし、雄側係止溝部34の溝幅をW4とし、雌側係止溝部32の溝の深さをD3とし、雄側係止溝部34の溝の深さをD4とし、螺合部材36の直径をφsとし、螺合部材36の高さをHとしたとき、たとえば、W4<W3、D3<D4となり、φs≒W4となり、D4<H<D3+D4なるように設定されている。この場合、少なくとも、D4<Hとなるように設定されていればよい。
図4~図6に示す上記の継手構造30では、特に、たとえば図5の(a)に示すように、接続中空部材12から被接続中空部材14を引き抜こうとしても、2つの螺合部材36の外周面が、接続中空部材12の軸方向に面する雌側係止溝部32の内壁面32aまたは32bに当接して掛止されるため、抜け止め機能を発揮するものとなる。この場合、螺合部材36の軸方向の一方側は、雄側係止溝部34の内壁面に当接される。また、螺合部材36の軸方向の他方側は、収納部20の雌側係止溝部32と雄側掛止溝部34の境界部を越えて雌側係止溝部32側に進入し、雌側係止溝部32の内壁面32a,32bおよび32cと間隔を隔てた状態に配置される。
さらに、この継手構造30では、螺合部材36が配設されることで、接続中空部材12と被接続中空部材14を互いの軸線を中心として相対的に回動可能に接続することができる。
図7は、本発明に係る継手構造の実施の形態の更に他の例を示す断面図解図であり、図8は、図7の継手構造の被接続中空部材を示す断面図解図であり、図9は、図7の継手構造の接続中空部材を示す断面図解図である。図10は、図9のE-E断面図解図である。
図7~図9に示す発明の実施の形態では、本発明に係る継手構造を、たとえば自在ホース口に適用したものである。
すなわち、この発明の実施の形態に係る継手構造40は、接続中空部材42含み、当該接続中空部材42は、円筒状の継手本体44を含む。継手本体44の軸方向の一端側(上流側)には、被接続中空部材46が回動自在に嵌合される。被接続中空部材46は、たとえば中空で断面L字状の中継管48を含み、中継管48の先端側(上流側)には、エンドホース部50が一体的に連接されている。また、継手本体44の軸方向の他端側(下流側)には、コック等を収容するコック収容部52が一体的に連接されている。コック収容部52の内周面には、ネジ面52aが形成されていて、適宜、コック(図示せず)等が取り付けられる。
継手本体44の軸方向の中間部内周面には、その円周方向に沿って、雌側係止凹部としてのたとえば断面矩形で環状の雌側係止溝部54を有する。一方、被接続中空部材46は、その軸方向の中間部の外周面の円周方向に沿って、雄側係止凹部としてのたとえば断面矩形で環状の雄側係止溝部56を有する。雌側係止溝部54と雄側係止溝部56は、互いに対向するように配設されている。接続中空部材42と被接続中空部材46が嵌合する嵌合境界面には、雌側係止溝部54および雄側係止溝部56で囲繞された部位に、たとえば断面矩形状で環状の収納部58が配設される。
この収納部20には、上記した図1~図3に示す継手構造10と同様に、接続中空部材42と被接続中空部材46を相互に抜け止めする抜け止め部材として、たとえば複数の球状体60が配設される。球状体60には、鋼球などが用いられている。この場合、接続中空部材42は、たとえば図7および図9に示すように、接続中空部材42の外周面から収納部58に連通する連通部としての連通孔62を有している。球状体60は、接続中空部材42の外周面から連通孔62を介して、収納部58に挿入されて配設されている。
さらに、連通孔62は、閉鎖部材としての例えば六角穴付き止めネジ等のネジ部材64により閉鎖される。すなわち、連通孔62は、たとえばその内周面にネジ面62aを有するものであり、当該連通孔62のネジ面62aにネジ部材64が螺合されることによって、当該連通孔624が閉鎖されるものとなっている。
なお、この継手構造40では、被接続中空部材46の軸方向の一端側の外周面に、たとえば2つの段差部66a,66bが配設されていて、当該段差部66a,66bには、それぞれ、密封手段としてのたとえばOリング68a,68bが配設されている。
図7~図10に示す上記の継手構造40では、特に、たとえば図7に示すように、接続中空部材42から被接続中空部材46を引き抜こうとしても、当該球状体60が、接続中空部材42および被接続中空部材46の軸方向に面する雌側係止溝部54の内壁面54a,54bおよび雄側係止溝部56の内壁面56a,56bに当接して且つ掛止されるため、抜け止め機能を発揮するものとなる。
さらに、この継手構造40では、収納部58に複数の球状体60が配設されることで、接続中空部材42と被接続中空部材46を互いの軸線を中心として相対的に回動可能に接続することができる。この場合、球状体60は、主として、接続中空部材42の円周方向に面する雌側係止溝部54の内壁面54cおよび被接続中空部材46の円周方向に面する雄側係止溝部56の内壁面56cと、副次的に、接続中空部材42および被接続中空部材46の軸方向に面する雌側係止溝部54の内壁面54a,54bおよび雄側係止溝部56の内壁面56a,56bとに、それぞれ、点接触するため、滑り性が良く、接続中空部材42および被接続中空部材46を互いの軸線を中心として相対的に一層容易に回動させることができる。
図11は、本発明に係る継手構造の実施の形態の別の例を示す図解図であり、図11の(a)は、その正面図解図であり、図11の(b)は、その背面図解図である。また、図12の(a)は、図11の(a)のF-F断面図解図であり、図12の(b)は、図11の(b)のG-G断面図解図であり、図12の(c)は、閉鎖抜け止め部材を示す断面図である。さらに、図13の(a)は、図11および図12に示す継手構造の被接続中空部材の縦中央断面図解図であり、図13の(b)は、図11および図12に示す継手構造の接続中空部材の縦中央断面図解図である。
この実施の形態の継手構造10は、たとえば図1~図3に示す継手構造10のものと比べて、特に、収納部20に配置される抜け止め部材としての球状体22の数と、閉鎖部材としてのネジ部材26に替えて、閉鎖部材と抜け止め部材としての機能を兼用する閉鎖抜け止め部材80が配設されている点で相違している。そして、それ以外の構造は、図1~図3に示す継手構造10と同様であるので、この実施の形態に係る継手構造10においては、図1~図3に示す継手構造10のものと同様の作用・効果を奏するものとなっている。
図11~図13に示す実施の形態に係る継手構造10では、収納部20にたとえば2つの球状体22が配置されている。また、連通孔24には、閉鎖抜け止め部材80が配設される。この閉鎖抜け止め部材80は、図12の(b)および(c)に示すように、その外周面に雄ネジ面82aを有する円板状の頭部82を含む。頭部82の一方主面には、図11の(b)および図12の(b)に示すように、たとえばマイナス形の溝部84(所謂、すり割り溝部)が形成されている。溝部84は、頭部82の直径方向に延びて、当該頭部82の周縁に到達するように形成されている。さらに、頭部82の他方主面には、円柱状の軸部86が当該頭部82の他方主面から垂直に延びて形成されている。軸部86は、その軸中心と頭部82の中心とが同一直線上に位置し、当該軸部86の直径が頭部82の直径よりも小さく形成されている。また、頭部82の高さは、連通孔24の深さと略同じに形成され、軸部86の長さは、球状体22の直径φrと略同じ長さに形成されている。
一方で、接続中空部材12の連通孔24には、特に、図12の(b)に示すように、閉鎖抜け止め部材80の頭部82の首面83が係止される段差部88が形成されている。
この実施の形態に係る継手構造10では、特に、たとえば図12の(a)に示すように、接続中空部材12から被接続中空部材14を引き抜こうとしても、図1~図3に示す実施の形態と同様に、当該球状体22が抜け止め機能を発揮するものとなる。また、連通孔24に閉鎖抜け止め部材80が配設されているため、当該連通孔24の雌ネジ面24aに閉鎖抜け止め部材80の頭部82の雄ネジ面82aが螺合される。それによって、連通孔24は、閉鎖されるものとなっている。この場合、頭部82の首面83は、連通孔24の段差部88に係止されるため、当該閉鎖抜け止め部材80の軸部86の軸方向への移動範囲が規制されるものとなっている。
この実施の形態では、特に、たとえば図12の(b)に示すように、閉鎖抜け止め部材80の軸部86の長さが球状体22の直径φrと略同じ長さに形成されているため、言い換えると、当該軸部86は、接続中空部材12の雌側係止溝部16および被接続中空部材14の雄側係止溝部18の両方に亘って配置されるため、接続中空部材12から被接続中空部材14を引き抜こうとしても、当該軸部86が抜け止め機能を発揮するものとなる。すなわち、この実施の形態に係る継手構造10では、閉鎖抜け止め部材80が閉鎖部材としての機能と抜け止め部材としての機能を兼用するものとなっている。
この実施の形態に係る継手構造10では、例えば、球状体22を設けずに、閉鎖抜け止め部材80だけを設けるようにしてもよく、この場合、接続中空部材12から被接続中空部材14を引き抜こうとしても、閉鎖抜け止め部材80が単独で抜け止め機能を発揮するものとなる。また、閉鎖抜け止め部材80は、頭部82の首面83が連通孔24の段差部88に係止されるので、閉鎖抜け止め部材80を連通孔24の雌ネジ面24aに螺合させ進入を進めても、閉鎖抜け止め部材80の頭部82の首面83が収納部20に侵入することがない。そのため、当該頭部82の首面83の外周端縁で球状体22を損傷させる虞がなく、さらに、当該閉鎖抜け止め部材80の軸部86の先端部で雄側係止溝部18の内壁面を損傷させる虞がない。したがって、延いては収納部20内での球状体22の滑り性の劣化を防止し、接続中空部材42および被接続中空部材46の互いの回動性が悪くなることを防止することができる。
なお、図11~図13に示す実施の形態に係る継手構造10において、頭部82の溝部84の形状は、マイナス形以外にも、十字穴形でもよい。この場合、たとえばドライバーを頭部82の溝部84に当てたときに当該ドライバーの軸心の移動が少ないため、溝部84部分にドライバーをしっかりと嵌めることができる。そのため、この継手構造10では、閉鎖抜け止め部材80を安定して連通孔24に装着することができる。
図14は、本発明に係る継手構造の実施の形態のさらに別の例を示す断面図解図である。また、図15は、図14の継手構造の被接続中空部材を示す断面図解図であり、図16は、図14の継手構造の接続中空部材を示す断面図解図である。
図14~図16に示す発明の実施の形態では、たとえば図11~図13に示す継手構造10を、たとえば自在ホース口に適用したものである。
この実施の形態の継手構造10は、たとえば図7~図10に示す継手構造10のものと比べて、特に、収納部20に配置される抜け止め部材としての球状体22の数と、閉鎖部材としてのネジ部材26に替えて、閉鎖部材と抜け止め部材としての機能を兼用する閉鎖抜け止め部材80が配設されている点で相違している。そして、それ以外の構造は、図7~図10に示す継手構造10と同様である。そのため、この実施の形態に係る継手構造10は、図1~図3に示す継手構造10のものと同様の作用・効果を奏するものとなっている。
上述した各継手構造10は、それぞれ、特徴的な構造を有しているため、部品点数が少なく構造が簡単で、手間を掛けずに、接続中空部材と被接続中空部材と、を互いに回動自在に接続することができ、且つ、互いに抜け止めとすることができる。
なお、上記した各継手構造10で用いられた抜け止め部材として、それぞれ、球状体22、螺合部材36、球状体60および閉鎖抜け止め部材80が適宜用いられていたが、それ以外にも、この発明に係る継手構造では、たとえば各種のピン、キー、コッタ、クサビなどの部材が適宜用いられ得る。また、これらの部材は、たとえば閉鎖部材としても用いられ得る。また、球状体としては、断面円形の球体以外にも、たとえば断面楕円状のものも用いられ得る。
10 継手構造
12 接続中空部材
12A 接続中空部材の中空部
14 被接続中空部材
14A 被接続中空部材の中空部
16 雌側係止溝部
16a,16b,16c 雌側係止溝部の内壁面
18 雄側係止溝部
18a,18b,18c 雄側係止溝部の内壁面
20 収納部
22 球状体(抜け止め部材)
24 連通孔
24a 連通孔の雌ネジ面
26 ネジ部材(閉鎖部材)
26a ネジ部材の雄ネジ面
30 他の継手構造
32 他の継手構造の雌側係止溝部
32a,32b,32c 雌側係止溝部の内壁面
34 他の継手構造の雄側係止溝部
34a 他の継手構造の雄側係止溝部のネジ面
36 螺合部材(抜け止め部材)
38 他の継手構造の接続中空部材の連通孔
40 更に他の継手構造
42 接続中空部材
42A 中空部
44 継手本体
46 被接続中空部材
46A 中空部
48 中継管
50 エンドホース部
52 コック収容部
52a コック収容部のネジ面
54 雌側係止溝部
54a,54b,54c 雌側係止溝部の内壁面
56 雄側係止溝部
56a,56b,56c 雄側係止溝部の内壁面
58 収納部
60 球状体(抜け止め部材)
62 連通孔
62a 連通孔のネジ面
64 ネジ部材(閉鎖部材)
66a,66b 段差部
68a,68b Oリング
80 閉鎖抜け止め部材
82 頭部
82a 雄ネジ面
83 首面
84 溝部
86 軸部
88 段差部

Claims (3)

  1. 雌側となる接続中空部材、
    その軸方向の一端側が前記接続中空部材の軸方向の一端側から突き出るように、前記接続中空部材の内側に回動自在に嵌合され、雄側となる被接続中空部材、
    前記接続中空部材の軸方向の中間部の内周面に沿って配設される環状の雌側係止溝部、
    前記雌側係止溝部と対向するように、前記被接続中空部材の軸方向の中間部の外周面に沿って配設される環状の雄側係止溝部、
    前記雌側係止溝部と前記雄側係止溝部で囲繞された収納部に収納され、前記接続中空部材と前記被接続中空部材とを、互いの軸線を中心として相対的に回動可能に接続し、且つ、相互に抜け止めする球状体、
    前記接続中空部材の外周面から前記収納部に連通し、その内周面に雌ネジ面を有する連通孔、および
    前記連通孔を閉鎖可能とし、且つ、前記接続中空部材と前記被接続中空部材とを相互に抜け止めする閉鎖抜け止め部材を含み、
    前記閉鎖抜け止め部材は、
    その外周面に前記連通孔の前記雌ネジ面と螺号可能な雄ネジ面を有する円板状の頭部、
    前記頭部の一方主面に配設されるネジ回し用の溝部、
    前記頭部の他方主面から垂直に延びて形成される軸部を含み、
    前記閉鎖抜け止め部材は、前記軸部が前記接続中空部材の前記雌側係止溝部および前記被接続中空部材の前記雄側係止溝部の両方に亘って配置されるようにしたことを特徴とする、継手構造。
  2. 前記接続中空部材の前記連通孔には、前記閉鎖抜け止め部材の前記頭部の首面が係止される段差部が形成され、前記段差部により、前記閉鎖抜け止め部材の軸部の軸方向の移動範囲が規制されることを特徴とする、請求項1に記載の継手構造。
  3. 前記閉鎖抜け止め部材の前記軸部は、前記軸部の軸中心と前記頭部の中心とが同一直線上に位置し、前記軸部の直径が前記頭部の直径よりも小さく形成され、前記頭部の高さは、前記連通孔の深さと略同じに形成され、前記軸部の長さは、前記球状体の直径と略同じ長さに形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の継手構造。
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