JP7033876B2 - 天蓋開閉装置付コンテナ - Google Patents

天蓋開閉装置付コンテナ Download PDF

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本発明は、天蓋開閉装置付コンテナに関する。
廃棄物を貨物列車や貨物自動車で運搬するためのコンテナは、廃棄物を投入するための開口を上部に有しており、この開口を左右方向に分割して閉塞する一対の天蓋と、これらの天蓋を開閉可能な開閉装置とを備えている(例えば、特許文献1参照)。前記コンテナの開口における前後の周縁部には、左右方向に延びるシールが固定されており、一対の天蓋を閉じたときに、各天蓋の裏面がシールの上面に当接することで、輸送中にコンテナ内の廃棄物が開口から飛散して洩れ出るのを防止するようになっている。
特開2009-196542号公報
上記のような従来の天蓋開閉装置付コンテナでは、天蓋を支持するアームの長さ、アームの一端を支持するブラケット、及び天蓋とアームの他端とを連結するピンなどの微小な製造誤差が積み重なることによって、一対の天蓋を閉鎖したときに、各天蓋の閉鎖姿勢に個体差が生じる場合がある。このような個体差が生じると、シールの上面が、閉鎖姿勢の天蓋の裏面に対して平行に配置されず、天蓋とシールとのシール面圧が低下するおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、製造誤差が生じても、閉鎖姿勢の天蓋とシールとのシール面圧が低下するのを抑制できる天蓋開閉装置付コンテナを提供することを目的とする。
本発明の天蓋開閉装置付コンテナは、上部に開口を有するコンテナ本体と、前記開口を一方向に分割して閉塞する一対の天蓋と、前記一対の天蓋を、前記開口を閉塞した閉鎖姿勢と、前記開口を開放した開放姿勢との間で開閉動作させる開閉装置と、前記コンテナ本体の前記開口の周縁部において前記一方向に沿って延び、前記閉鎖姿勢の前記天蓋と前記周縁部との間を密封する一方向シールと、前記周縁部に対して前記一方向シールを上下方向に位置調整可能に支持する支持機構と、を備えることを特徴とする。
上記天蓋開閉装置付コンテナによれば、コンテナ本体の開口を一方向に分割して閉塞する天蓋と、コンテナ本体の開口の周縁部との間を密封する一方向シールは、支持機構により、前記周縁部に対して上下方向に位置調整可能に支持される。これにより、製造誤差によって、一方向シールの上面が、閉鎖姿勢の天蓋の裏面に対して平行に配置されない場合には、一方向シールを前記周縁部に対して上下方向に位置調整することで、一方向シールの上面を天蓋の裏面に対して平行に配置させることができる。その結果、閉鎖姿勢の天蓋と一方向シールとのシール面圧が低下するのを抑制することができる。
前記天蓋開閉装置付コンテナは、前記コンテナ本体の上部に設けられ、前記天蓋をスライド可能に支持するガイドローラをさらに備え、前記支持機構は、前記周縁部に立設され前記一方向に延びる衝立部と、前記一方向シールが取り付けられ前記一方向に延びる支持部と、前記衝立部に対して前記支持部を取り付けるための複数のボルトと、を備え、前記天蓋は、前記閉鎖姿勢において、前記一方向の外端部が前記ガイドローラに支持されるともに、前記一方向の内端部が上下方向に揺動可能な状態で配置されており、前記衝立部には、前記各ボルトを挿通させるボルト孔が、前記一方向に複数形成されており、前記複数のボルト孔は、前記一方向の最も外側に形成された丸孔と、当該丸孔よりも前記一方向の内側において上下方向に長く形成された所定数の長孔と、からなるのが好ましい。
この場合、閉鎖姿勢の天蓋は、前記一方向の外端部におけるガイドローラの支持位置を中心として、前記一方向の内端部が上下方向に揺動可能な状態で配置される。このため、天蓋の閉鎖姿勢は、製造誤差により、前記一方向の内端部における上下方向の揺動量に個体差が生じやすい。しかし、このような個体差が生じても、複数のボルトを緩めて、衝立部の各長孔に沿って当該長孔に挿通されているボルトを上下方向に移動させることで、支持部を上下方向に位置調整することができる。その際、支持部の前記一方向の外端部は、衝立部の丸孔に挿通されたボルトにより位置固定されているため、支持部の前記一方向の外端部を中心として、つまり閉鎖姿勢の天蓋の前記支持位置側(揺動中心側)を中心として、支持部の前記一方向の内端部を上下方向に揺動させながら位置調整することができる。これにより、一方向シールの上面を天蓋の裏面に対して平行に配置させる位置調整を容易に行うことができる。
前記天蓋開閉装置付コンテナは、前記周縁部において、前記一方向シールの前記一方向の外端部の近接位置から、前記一方向に交差する他方向に沿って延び、前記閉鎖姿勢の前記天蓋と前記周縁部との間を密封する他方向シールと、前記一方向シールの前記一方向の外端部を連結可能な一端部、及び前記他方向シールの前記一方向シール側の端部を連結可能な他端部を有するL字形状の連結シールと、をさらに備えるのが好ましい。
この場合、互いに交差して配置された一方向シール及び他方向シールの近接する端部同士が、L字形状の連結シールを介して連結されるので、一方向シールを上下方向に位置調整したときに、一方向シール及び他方向シールの近接する端部同士の間に生じる段差を、連結シールにより吸収することができる。したがって、一方向シールを上下方向に位置調整しても、一方向シール及び他方シールの近接する端部同士の間におけるシール性能が低下するのを抑制することができる。
前記天蓋開閉装置付コンテナにおいて、前記一方向シールの前記一方向の外端部、及び前記連結シールの前記一端部のうちの一方の端部には、第1の受口部が形成され、前記一方向シールの前記一方向の外端部、及び前記連結シールの前記一端部のうちの他方の端部には、前記第1の受口部に挿入される第1の差込部が形成されているのが好ましい。
この場合、一方向シール及び連結シールのうち、一方の端部に形成された第1の受口部に、他方の端部に形成された第1の差込部を挿入することで、一方向シール及び連結シールの端部同士を容易に連結することができる。これにより、コンテナ本体の開口において前記一方向の寸法変更が生じても、その寸法変更に応じた長さの一方向シールに交換することで、容易に対応することができる。
前記天蓋開閉装置付コンテナにおいて、前記他方向シールの前記一方向シール側の端部、及び前記連結シールの前記他端部のうちの一方の端部には、第2の受口部が形成され、前記他方向シールの前記一方向シール側の端部、及び前記連結シールの前記他端部のうちの他方の端部には、前記第2の受口部に挿入される第2の差込部が形成されているのが好ましい。
この場合、他方シール及び連結シールのうち、一方の端部に形成された第2の受口部に、他方の端部に形成された第2の差込部を挿入することで、他方向シール及び連結シールの端部同士を容易に連結することができる。これにより、コンテナ本体の開口において前記他方向の寸法変更が生じても、その寸法変更に応じた長さの他方向シールに交換することで、容易に対応することができる。
前記天蓋開閉装置付コンテナにおいて、前記連結シールは、その内部に中空部を有し、前記中空部には、前記連結シールの変形を抑制する補強部材が設けられているのが好ましい。
この場合、開閉動作中の天蓋の裏面が連結シールに摺接したときに、連結シールの中空部に設けられた補強部材により、連結シールが変形するのを抑制することができる。
本発明によれば、製造誤差が生じても、閉鎖姿勢の天蓋とシールとのシール面圧が低下するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る天蓋開閉装置付コンテナの平面図である。 天蓋開閉装置付コンテナの側面図である。 天蓋開閉装置付コンテナを前方から見た正面図である。 天蓋開閉装置付コンテナを後方から見た背面図である。 図1におけるI部の拡大図である。 閉鎖姿勢の一対の天蓋を示す正面図である。 アームの回動途中の状態を示す正面図である。 開放姿勢の一対の天蓋を示す正面図である。 天蓋及び開閉装置の図示を省略したコンテナ本体の平面図である。 図9のコンテナ本体の正面図である。 図10のII-II矢視断面図である。 支持部及びパッキンの図示を省略したコンテナ本体の正面図である。 図9のIII-III矢視断面図である。 パッキンの図示を省略したレールを示す斜視図である。 図9のIV部における連結パッキンの拡大平面図である。 図15の連結パッキンを後側から見た側面図である。 図15の連結パッキンを右側から見た側面図である。 補強部材の変形例を示す連結パッキンの平面図である。 図18の連結パッキンを後側から見た側面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る天蓋開閉装置付コンテナの平面図である。図2は、当該天蓋開閉装置付コンテナの側面図である。以下、本実施形態では、図1の左側を「前側」といい、図1の右側を「後側」という。また、図1の上側を「左側」といい、図1の下側を「右側」という。したがって、本実施形態では、図1の左右方向が「前後方向」となり、図1の上下方向が「左右方向」となる。
図1及び図2において、本実施形態の天蓋開閉装置付コンテナ1(以下、単に「コンテナ1」ともいう)は、上部に開口Aを有するコンテナ本体2と、前記開口Aを左右方向(一方向)に分割して閉塞する一対の天蓋5とを備えている。コンテナ本体2は、前後左右に設けられた4本の支柱3間で箱形に形成されている。コンテナ本体2の後方には、ダンプ排出用の煽戸4(図2にのみ図示)が設けられている。
図3は、コンテナ1を前方から見た正面図である。また、図4は、コンテナ1を後方から見た背面図である。図3及び図4において、一対の天蓋5は、開口Aを閉塞した状態で、コンテナ1の山形の屋根を形成するようにやや傾斜した状態となっている。
図1(図2~図4も参照)において、コンテナ1は、一対の天蓋5を、開口Aを閉塞した閉鎖姿勢(図3,図6)と、開口Aを開放した開放姿勢(図8)との間で開閉動作させる開閉装置6を備えている。本実施形態の開閉装置6は、アーム7、プーリー9、モータ11、チェーン12,13、連結軸14、及びスプリングシリンダ15によって主に構成されている。天蓋5を直接開閉駆動しているのは、前後各一対のアーム7である。各アーム7の基端部には軸8が固定されており、この軸8は、コンテナ本体2上に取り付けられたブラケット10により、回転自在に支持されている。
各アーム7は、軸8を中心に回動し、その回動先端側で天蓋5と接続されている。前方左側の軸8は、コンテナ本体2に取り付けられたモータ11によって回転駆動される駆動軸8Aである。他の軸8は、単なる支軸である。
左右のアーム7は、軸8に固定されたプーリー9に、「8」の字状に張架されたチェーン12(図3,図4)により連動する。また、前後のアーム7も、チェーン13(図3,図4)及び連結軸14(図1~4)を介して連動する。したがって、一対の天蓋5は、モータ11の運転に基づいて前後各一対のアーム7によって同期して開閉駆動される。一対の天蓋5は、左右一対のアーム7の回動先端が互いに当接することによって閉動作が完了し(図3,図4参照)、開口Aを全閉した閉鎖姿勢となる。
駆動軸8Aには、スプリングシリンダ15のピストンロッド15bが、連結部材16を介して接続されている。スプリングシリンダ15のシリンダチューブ15aの基端部は、コンテナ本体2に固定されたブラケット17に軸着されている。ピストンロッド15bは、シリンダチューブ15a内に設けられた圧縮ばね(図示省略)により、シリンダチューブ15a内に引き込む方向へ付勢されている。スプリングシリンダ15は、図3の軸着点Pを中心に回動可能である。
図5は、図1におけるI部の拡大図である。図5において、コンテナ本体2の上部の前側であって左側(開口Aの左の周縁部側)に立設されたブラケット30(図3も参照)には、ガイドローラ29がその中心軸回りに回転自在に取り付けられている。ガイドローラ29は、天蓋5の裏面の前端縁に転接して、当該天蓋5を接線方向に案内する。図4に示すように、コンテナ本体2に上部の後側にも、ブラケット30を介してガイドローラ29が回転自在に取り付けられている。このガイドローラ29は、天蓋5の裏面の後端縁をスライド可能に支持して、当該天蓋5を接線方向に案内する。
図6は、閉鎖姿勢の一対の天蓋5を示す正面図である。天蓋5の閉鎖姿勢において、アーム7は、左右一対のアーム7の回動先端が互いに当接している。アーム7は、前述のように駆動軸8Aを中心に回動可能であり、アーム7の回動先端部は、ピン32により天蓋5の内端部に回転可能に連結されている。天蓋5の外端部の裏面は、上記のようにガイドローラ29によって支持されている。また、天蓋5の外端部には係合ピン33(図5も参照)が突設されており、この係合ピン33は、ブラケット30に設けられた係合溝30bに係合している。これにより、天蓋5は、閉鎖姿勢において、外端部がガイドローラ29に支持されるとともに、内端部が上下方向に揺動可能な状態で配置されている。
一方、スプリングシリンダ15のピストンロッド15bの先端は、ピン34を介して、連結部材16の一端と接続されている。この連結部材16は、駆動軸8Aに固定されており、アーム7と共に回動する。天蓋5が閉鎖姿勢にあるときは、ピストンロッド15bの中心軸のほぼ延長線上に駆動軸8Aが存在しており、ピストンロッド15bを引き込もうとするスプリングシリンダ15の付勢力は、駆動軸8Aを回転させるトルクを生じさせない。したがって、当該アーム7と連動する他のアーム(左のアーム7及び後方の一対のアーム7)もトルクを生じることはなく、天蓋5は、閉鎖姿勢において自重で安定している。
図6の状態から、モータ11(図1)を運転して、駆動軸8Aごと右側のアーム7を時計回り方向に回動させると、チェーン12を介して左側のアーム7が同期して起立方向に回動し始めるとともに、チェーン13を介して後方のアーム7も同期して起立方向に回動し始める。
図7は、アーム7の回動途中の状態を示す正面図である。図7に示すように、アーム7が起立方向に回動すると、天蓋5の内端部が持ち上げられるとともに、天蓋5の外端部がガイドローラ29上をスライドする。アーム7及び駆動軸8Aの回動に伴って連結部材16も回動し、その結果、ピストンロッド15bがシリンダチューブ15a内の圧縮ばねに抗して若干引き出される。したがって、アーム7には閉方向への駆動力も付与されるが、この駆動力は、モータ11によって、アーム7に付与される開方向への駆動力に比べて小さいものである。
図7の状態からさらにアーム7が回動すると、図8に示すように、アーム7は外側へ倒伏し、天蓋5は、コンテナ本体2の外側において、ほぼ垂直に垂れ下がる。こうして、天蓋5は、完全に開き、コンテナ本体2の開口Aを全開した開放姿勢となる。この状態でモータ11を停止させる。この状態では、ピストンロッド15bがシリンダチューブ15a内の圧縮ばねに抗して大きく引き出され、連結部材16を介してアーム7には閉方向への駆動力が付与される。この駆動力は、図8の状態より大きくなっているが、天蓋5の自重が優るため、天蓋5は図8の状態で安定する。
天蓋5の閉動作は、上記と逆の動作によって行われる。天蓋5を、図8の開放姿勢から閉動作を開始するとき、スプリングシリンダ15による閉方向への駆動力によって、モータ11にかかる負荷が軽減される。なお、図示を省略したロック装置により、天蓋5を閉じた状態でアーム7をロックすることができる。
[開口の前後の周縁部]
図9は、天蓋5及び開閉装置6の図示を省略したコンテナ本体2の平面図である。図10は、図9のコンテナ本体2の正面図である。図9及び図10において、コンテナ本体2の開口Aの前側及び後側の周縁部には、コンテナ本体2の上面に衝立部41がそれぞれ立設されている。これらの衝立部41は、後述する衝立部51とともに、一体の矩形枠状に形成されている。
各衝立部41は、開口Aの左右方向の全長にわたって延びる平板部材からなり(図11も参照)、その上端面は、一対の天蓋5の閉鎖姿勢(図6参照)に合わせて、図10の正面視において山形となるように傾斜して形成されている。各衝立部41の上端部には、後述する支持部42を介して、左右方向(一方向)に沿って延びる「一方向シール」としてのゴム製のパッキン21が取り付けられている。なお、図9及び図10に示すパッキン21には、図示の便宜上、ハッチングを付している。
図11は、図10のII-II矢視断面図である。図11において、パッキン21は、後述するレール44に取り付けられる基部21aと、この基部21aの上部に一体に形成された本体部21bとを有している。本体部21bは、筒状に形成されており、その内部に中空部21cを有している。本体部21bの上面には、天蓋5の裏面が当接するようになっている。これにより、パッキン21は、閉鎖姿勢の天蓋5と、コンテナ本体2の開口Aの前後の周縁部との間を密封するようなっている。
衝立部41の前面の上端部には、パッキン21が取り付けられる左右一対の支持部42が取り付けられている(図10も参照)。また、衝立部41の後面には、当該衝立部41における支持部42の周辺部分を補強するための補強材50が固定されている。補強材50は、例えばアングル材からなり、後述する座金47よりも下方に配置されている。
支持部42は、例えばアングル材からなる支持板43と、この支持板43に固定されるレール44とによって構成されている。各支持部42の支持板43及びレール44は、衝立部41の外端部から内端部(中央部)に向かって左右方向に延びて形成されている。支持板43の横板部43bの上面には、レール44が載置されている。レール44は、断面C字形状に形成されている。
具体的には、レール44は、底板44aと、底板44aの幅方向(前後方向)の両端部から上方に延びる一対の縦板44bと、各縦板44bの上端から底板44aの幅方向中央に向かって延びる横板44cとによって構成されている。底板44aは、長手方向(左右方向)に所定間隔をあけて複数のボルト48及びナット49により、横板部43bに固定されている。底板44a、一対の縦板44b及び一対の横板44cによって囲まれた空間には、パッキン21の基部21aが差し込まれて固定されている。
支持板43の縦板部43aは、衝立部41の前面に当接した状態で、長手方向(左右方向)に所定間隔をあけて複数(ここでは5個)のボルト45及びナット46により衝立部41に取り付けられている。縦板部43aには、各ボルト45を挿通させるボルト孔43cが、左右方向に所定間隔をあけて複数(ここでは9個)形成されている。これらのボルト孔43cは、図示を省略するが、いずれも丸穴からなる。
図12は、支持部42及びパッキン21の図示を省略したコンテナ本体2の正面図である。図11及び図12において、衝立部41には、各ボルト45を挿通させるボルト孔411が、左右方向に所定間隔をあけて複数形成されている。これら複数のボルト孔411は、左右方向の最も外側(左右両端部)に形成された2個の丸孔411Aと、これらの丸孔411Aよりも左右方向の内側において上下方向に長く形成された所定数(ここでは9個)の長孔411Bとからなる。
ボルト45は、衝立部41の後側から、座金47を介して、衝立部41のボルト孔411、及び支持板43のボルト孔43cに挿通されている。そして、ボルト45の支持板43の縦板部43aよりも前方に突出している部分には、ナット46が締結されている。
以上の構成により、複数のボルト45及びナット46の締結を緩めて、衝立部41の各長孔411Bに沿って、当該長孔411Bに挿通されているボルト45を上下方向に移動させることで、支持部42をパッキン21と共に上下方向に位置調整することができる。
したがって、本実施形態では、衝立部41と、一対の支持部42と、複数のボルト45及びナット46とが、開口Aの周縁部に対してパッキン21を上下方向に位置調整可能に支持する支持機構40を構成している。この支持機構40は、コンテナ本体の前後にそれぞれ設けられている(図9参照)。
これにより、製造誤差によって、パッキン21の上面が、閉鎖姿勢の天蓋5の裏面に対して平行に配置されない場合には、支持機構40により、パッキン21を開口Aの周縁部に対して上下方向に位置調整することで、パッキン21の上面を天蓋5の裏面に対して平行に配置させることができる。その結果、閉鎖姿勢の天蓋5とパッキン21とのシール面圧が低下するのを抑制することができる。
また、閉鎖姿勢の天蓋5は、左右方向の外端部におけるガイドローラ29の支持位置を中心として、左右方向の内端部が上下方向に揺動可能な状態で配置される。このため、天蓋5の閉鎖姿勢は、製造誤差により、左右方向の内端部における上下方向の揺動量に個体差が生じやすい。しかし、このような個体差が生じても、支持機構40の複数のボルト45及びナット46を緩めたときに、支持部42の外端部は、衝立部41の丸孔411Aに挿通されたボルト45により位置固定される。このため、支持部42の外端部(ボルト45)を中心として、つまり閉鎖姿勢の天蓋5の前記支持位置側(揺動中心側)を中心として、支持部42の内端部を上下方向に揺動させながら位置調整することができる。これにより、パッキン21の上面を天蓋5の裏面に対して平行に配置させる位置調整を容易に行うことができる。
[開口の左右の周縁部]
図13は、図9のIII-III矢視断面図である。図9及び図13において、コンテナ本体2の開口Aの右側及び左側の周縁部には、コンテナ本体2の上面に衝立部51が立設されている(図10も参照)。各衝立部51は、前後方向に延びるチャンネル材からなる。各衝立部51の上端部に形成された横板部51aの上面には、後述する支持部52を介して、前後方向(他方向)に沿って延びる「他方向シール」としてのゴム製のパッキン23が取り付けられている。なお、図9に示すパッキン23には、図示の便宜上、ハッチングを付している。
パッキン23は、パッキン21と同一の断面形状からなり、後述するレール53に取り付けられる基部23aと、この基部23aの上部に一体に形成された本体部23bとを有している。本体部23bは、筒状に形成されており、その内部に中空部23cを有している。本体部23bの上面には、天蓋5の裏面が当接するようになっている。これにより、パッキン23は、閉鎖姿勢の天蓋5と、コンテナ本体2の開口Aの左右の周縁部との間を密封するようなっている。
各衝立部51の横板部51aの上面には、パッキン23が取り付けられる支持部52が取り付けられている。本実施形態の支持部52は、レール53によって構成されている。レール53は、衝立部51の全長にわたって前後方向に延びて形成されている。また、レール53は、レール44と同一の断面形状である断面C字形状に形成されている。
具体的には、レール53は、底板53aと、底板53aの幅方向(左右方向)の両端部から上方に延びる一対の縦板53bと、各縦板53bの上端から底板53aの幅方向中央に向かって延びる横板53cとによって構成されている。底板53aは、図示を省略するが、長手方向(前後方向)に所定間隔をあけて複数のボルト54及びナット55により、前記横板部51aに固定されている。底板53a、一対の縦板53b及び一対の横板53cによって囲まれた空間には、パッキン23の基部23aが差し込まれて固定されている。
図14は、パッキン21,23の図示を省略したレール44の外端部及びレール53の前端部を示す斜視図である。レール44の長手方向の外端(右端)は、レール53の前端部に当接している。具体的には、レール44の長手方向の外端面44eは、レール53の前端部における左側の外側面53eに当接している。なお、図示を省略するが、開口Aの後側に配置されたレール44の長手方向の外端も、同様に、レール53の後端部に当接している。これにより、レール53に取り付けられるパッキン23の長手方向の端部を、レール44に取り付けられるパッキン21の外端部の近接位置に配置させることができる。
レール53の前端面53dは、レール44の前側の外側面44dと略面一になるように配置されている。そして、レール53における左側の縦板53b及び横板53cの各前端部は、レール44の幅方向(前後方向)全長にわたって切り欠かれている。これにより、レール44の外端部とレール53の長手方向の端部との当接部分に配置される連結パッキン25(後述)を、両レール44,53に跨って容易に取り付けることができる。
[連結シール]
図9において、コンテナ本体2の開口Aの周縁部の4隅それぞれには、パッキン21の外端部とパッキン23の長手方向の端部とを連結する「連結シール」としての連結パッキン25が配置されている。なお、図9及び図10に示す連結パッキン25には、図示の便宜上、クロスハッチングを付している。
図15は、図9のIV部における連結パッキン25の拡大平面図である。図16は、図15の連結パッキン25を後側から見た側面図である。図16において、連結パッキン25は、パッキン21,23と同一の断面形状からなり、レール44及びレール53との前記当接部分に取り付けられる基部25aと、この基部25aの上部に一体に形成された本体部25bとを有している。本体部25bは、筒状に形成されており、その内部に中空部25cを有している。本体部25bの上面には、天蓋5の裏面の隅部が当接するようになっている。これにより、連結パッキン25は、閉鎖姿勢の天蓋5と、コンテナ本体2の開口Aの周縁部の隅部との間を密封するようなっている。
図15において、連結パッキン25は、平面視においてL字形状に形成されており、パッキン21の外端部を連結可能な一端部25dと、パッキン23の長手方向の端部を連結可能な他端部25eとを有している。
パッキン21の外端部には、本体部21b(図11も参照)と同一の断面形状からなる第1の受口部21dが形成されている。連結パッキン25の一端部25dには、パッキン21の第1の受口部21dに挿入される第1の差込部26が形成されている。第1の差込部26の断面形状は、後述する第2の差込部27(図16参照)と同一の断面形状からなり、本体部25bの断面形状よりも小さい相似形状に形成されている。
第1の差込部26の外周面は、第1の受口部21dに挿入された状態で、第1の受口部21dの内周面に接触する大きさに形成されている。また、第1の差込部26を第1の受口部21dに挿入することで、連結パッキン25の一端部25d側における本体部25bの外端面が、パッキン21の第1の受口部21dの外端面に当接するようになっている。
これにより、パッキン21の外端部を連結パッキン25の一端部25dに連結した状態で、パッキン21の外端部の外周面と、連結パッキン25の一端部25dの外周面とが面一となり、段差が生じることはない。その結果、パッキン21と連結パッキン25との連結部分においてシール性能が低下するのを防止することができる。
パッキン23の前端部には、本体部23b(図13も参照)と同一の断面形状からなる第2の受口部23dが形成されている。連結パッキン25の他端部25eには、パッキン23の第2の受口部23dに挿入される第2の差込部27が形成されている。第2の差込部27の断面形状は、本体部25bの断面形状よりも小さい相似形状に形成されている。
第2の差込部27の外周面は、第2の受口部23dに挿入された状態で、第2の受口部23dの内周面に接触する大きさに形成されている。また、第2の差込部27を第2の受口部23dに挿入することで、連結パッキン25の他端部25e側における本体部25bの外端面が、パッキン23の第2の受口部23dの外端面に当接するようになっている。
これにより、パッキン23の前端部を連結パッキン25の他端部25eに連結した状態で、パッキン23の外端部の外周面と、連結パッキン25の他端部25eの外周面とが面一となり、段差が生じることはない。その結果、パッキン23と連結パッキン25との連結部分においてシール性能が低下するのを防止することができる。
以上の構成により、互いに垂直に交差して配置された両パッキン21,23の近接する端部同士が、L字形状の連結パッキン25を介して連結されるので、パッキン21を支持機構40により上下方向に位置調整したときに、両パッキン21,23の近接する端部同士の間に生じる段差を、連結パッキン25により吸収することができる。したがって、パッキン21を上下方向に位置調整しても、両パッキン21,23の近接する端部同士の間におけるシール性能が低下するのを抑制することができる。
また、パッキン21に形成された第1の受口部21dに、連結パッキン25の一端部25dに形成された第1の差込部26を挿入することで、パッキン21及び連結パッキン25の端部同士を容易に連結することができる。これにより、コンテナ本体2の開口Aにおいて左右方向の寸法変更が生じても、その寸法変更に応じた長さパッキン21に交換することで、容易に対応することができる。
また、パッキン23に形成された第2の受口部23dに、連結パッキン25の他端部25eに形成された第2の差込部27を挿入することで、パッキン23及び連結パッキン25の端部同士を容易に連結することができる。これにより、コンテナ本体2の開口Aにおいて前後方向の寸法変更が生じても、その寸法変更に応じた長さパッキン23に交換することで、容易に対応することができる。
[補強部材]
図17は、図15の連結パッキン25を右側から見た側面図である。天蓋5の裏面が連結パッキン25の上面に摺接しながら開閉動作するときに、連結パッキン25の上面は、その角部分において、図17の一点鎖線に示すような変形が生じやすい。そこで、連結パッキン25の本体部25bの中空部25cには、連結パッキン25の前記変形を抑制する補強部材61が設けられている。
図15及び図17に示すように、本実施形態の補強部材61は、連結パッキン25よりも柔らかい部材(例えばスポンジ等)からなり、前記変形が生じやすい中空部25cの角部とその周辺部に、平面視においてL字形状となるように充填されている。これにより、開閉動作中の天蓋5の裏面が連結パッキン25に摺接するときに、補強部材61により連結パッキン25が変形するのを抑制することができる。
図18は、補強部材61の変形例を示す連結パッキン25の平面図である。図19は、図18の連結パッキン25を後側から見た側面図である。図18及び図19において、本変形例の補強部材61は、連結パッキン25の本体部25bの中空部25cに挿入された複数(ここでは3個)のリブ61a,61b,61cからなる。
リブ61a~61cは、平板部材からなり、図19に示すように、中空部25cにおいてその幅方向(左右方向)に所定間隔をあけて配置されており、各リブ61a~61cの前後両端面は、本体部25bの内周面に当接している。また、図18に示すように、リブ61a~61cは、連結パッキン25の角部から他端部25eに向かって延びて形成されている。
リブ61bは、中空部25cの中央部に配置されており、他のリブ61a,61cよりも他端部25eに向かって長く形成されている。このように、リブ61a~61cの長さを変えることで、連結パッキン25の硬さは、その幅方向の中央部から外側に向かって徐々に柔らかくなっている。以上、本変形例の補強部材61によっても、連結パッキン25が変形するのを抑制することができる。
[その他]
上記実施形態では、一対の天蓋5は、開口Aを左右方向に分割して閉塞しているが、開口Aを前後方向に分割して閉塞してもよい。この場合、開口Aの周縁部において前後方向に延びるシールを、支持機構により上下方向に位置調整可能に支持すればよい。
上記実施形態の開閉装置は、モータ11を用いた電動式であるが、モータ11の代わりに操作ハンドルを手で回す手動式であってもよい。
上記実施形態の一方向シール、他方向シール、及び連結シールのうちの少なくとも一のシールは、閉鎖姿勢の天蓋5と開口Aの周縁部との間を密封することができれば、パッキン以外のものを用いてもよい。
上記実施形態の支持機構40におけるボルト45及びナット46は、前後逆に配置してもよい。また、ナット46の替わりに、支持板43の縦板部43aにボルト45を螺合させるねじ穴を形成してもよい。
上記実施形態の衝立部41に形成する複数のボルト孔411は、全て長孔411Bとしてもよい。この場合、左右方向に延びるレール44の外端部を上下方向に位置調整し、当該外端部を、前後方向に延びるレール53が載置されている横板部51aの上面に載置することができる。これにより、両レール44,53の端部同士の間に段差が生じにくくなるので、当該端部同士を跨いで取り付けられる連結パッキン25が変形するのを抑制することができ、良好なシール性能を確保することができる。
上記実施形態の各長孔411Bの替わりに、上下方向に複数の丸孔を形成し、これら複数の丸孔から、ボルト45を挿通させる丸孔を変更することで、パッキン21を上下方向に位置調整してもよい。
上記実施形態では、レール44の外端面44eを、レール53の幅方向の外側面53eに当接させているが、レール53の前端面53d又は後端面を、レール44の幅方向の内側面に当接させてもよい。
上記実施形態では、パッキン21に第1の受口部21dを形成し、連結パッキン25に第1の差込部26を形成しているが、パッキン21に第1の差込部26を形成し、連結パッキン25に第1の受口部21dを形成してもよい。
同様に、上記実施形態では、パッキン23に第2の受口部23dを形成し、連結パッキン25に第2の差込部27を形成しているが、パッキン23に第2の差込部27を形成し、連結パッキン25に第2の受口部23dを形成してもよい。
上記実施形態では、第1の受口部21dは、中空部21cと同一形状(パッキン21を一様の断面形状)に形成しているが、異なる形状であってもよい。同様に、第2の受口部23dは、中空部23cと同一形状(パッキン23を一様の断面形状)に形成しているが、異なる形状であってもよい。
上記実施形態では、パッキン21と連結パッキン25とは、第1の差込部26を第1の受口部21dに挿入することで連結し、パッキン23と連結パッキン25とは、第2の差込部27を第2の受口部23dに挿入することで連結しているが、第1の差込部26や第2の差込部27を必ずしも設ける必要はない。この場合において、パッキン21と連結パッキン25との連結箇所はパッキン23よりもコンテナ本体2の内側に離れた位置にあり、パッキン23と連結パッキン25との連結箇所はパッキン21よりもコンテナ本体2の前後方向に離れた位置にあるため、連結パッキン25の一端部25dや他端部25eはパッキン21やパッキン23と同程度変形し、連結部分に段差が生じにくい。その結果、当該連結部分においてシール性能が低下するのを抑制することができる。
上記実施形態では、連結パッキン25の中空部25cに補強部材61を設けているが、この補強部材61は必ずしも設ける必要はない。
上記実施形態では、両パッキン21,23の端部同士を、連結パッキン25を介して連結しているが、連結パッキン25を介さずに直接連結してもよい。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 天蓋開閉装置付コンテナ
2 コンテナ本体
5 天蓋
6 開閉装置
21 パッキン(一方向シール)
21d 第1の受口部
23 パッキン(他方向シール)
23d 第2の受口部
25 連結パッキン(連結シール)
25c 中空部
25d 一端部
25e 他端部
26 第1の差込部
27 第2の差込部
29 ガイドローラ
40 支持機構
41 衝立部
42 支持部
45 ボルト
61 補強部材
411 ボルト孔
411A 丸孔
411B 長孔
A 開口

Claims (5)

  1. 上部に開口を有するコンテナ本体と、
    前記開口を一方向に分割して閉塞する一対の天蓋と、
    前記一対の天蓋を、前記開口を閉塞した閉鎖姿勢と、前記開口を開放した開放姿勢との間で開閉動作させる開閉装置と、
    前記コンテナ本体の上部に設けられ、前記天蓋をスライド可能に支持するガイドローラと、
    前記コンテナ本体の前記開口の周縁部において前記一方向に沿って延び、前記閉鎖姿勢の前記天蓋と前記周縁部との間を密封する一方向シールと、
    前記周縁部に対して前記一方向シールを上下方向に位置調整可能に支持する支持機構と、を備え、
    前記支持機構は、前記周縁部に立設され前記一方向に延びる衝立部と、前記一方向シールが取り付けられ前記一方向に延びる支持部と、前記衝立部に対して前記支持部を取り付けるための複数のボルトと、を備え、
    前記天蓋は、前記閉鎖姿勢において、前記一方向の外端部が前記ガイドローラに支持されるともに、前記一方向の内端部が上下方向に揺動可能な状態で配置されており、
    前記衝立部には、前記各ボルトを挿通させるボルト孔が、前記一方向に複数形成されており
    前記複数のボルト孔は、前記一方向の最も外側に形成された丸孔と、当該丸孔よりも前記一方向の内側において上下方向に長く形成された所定数の長孔と、からなる、天蓋開閉装置付コンテナ。
  2. 前記周縁部において、前記一方向シールの前記一方向の外端部の近接位置から、前記一方向に交差する他方向に沿って延び、前記閉鎖姿勢の前記天蓋と前記周縁部との間を密封する他方向シールと、
    前記一方向シールの前記一方向の外端部を連結可能な一端部、及び前記他方向シールの前記一方向シール側の端部を連結可能な他端部を有するL字形状の連結シールと、をさらに備える請求項1記載の天蓋開閉装置付コンテナ。
  3. 前記一方向シールの前記一方向の外端部、及び前記連結シールの前記一端部のうちの一方の端部には、第1の受口部が形成され、
    前記一方向シールの前記一方向の外端部、及び前記連結シールの前記一端部のうちの他方の端部には、前記第1の受口部に挿入される第1の差込部が形成されている、請求項に記載の天蓋開閉装置付コンテナ。
  4. 前記他方向シールの前記一方向シール側の端部、及び前記連結シールの前記他端部のうちの一方の端部には、第2の受口部が形成され、
    前記他方向シールの前記一方向シール側の端部、及び前記連結シールの前記他端部のうちの他方の端部には、前記第2の受口部に挿入される第2の差込部が形成されている、請求項又はに記載の天蓋開閉装置付コンテナ。
  5. 前記連結シールは、その内部に中空部を有し、
    前記中空部には、前記連結シールの変形を抑制する補強部材が設けられている、請求項のいずれか1項に記載の天蓋開閉装置付コンテナ。
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