JP7032495B2 - 同期方法、ユーザ機器および基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、通信分野に関連し、特に、同期方法、ユーザ機器および基地局に関連する。
近年、インテリジェント技術の発達に伴い、インテリジェント交通および無人運転などの技術が、学界、業界および政府から、より大きな注目を集めている。業界の発展を促すには、車車間通信の技術および規格が、上記の問題を解決するための鍵となる。車車間通信の基本的な問題は、様々な複雑な環境において、車両間の効率的な通信をどのように実装するかである。車車間通信の効率を改善するために、もっとも基本的な要件は、車車間通信における相互干渉を低減でき、および、車車間通信のスペクトル効率を改善できるように、車両間で正確な同期が実装されることである。図1に示されるように、レーンにおける4台の車両を、同一の同期元、または、同一タイプの一定精度の同期元と同期できる場合、レーンにおける車両間の通信の効率を改善できる。従って、どのように同期元を決定し、同期を実装するかは、解決されるべき問題である。
本発明の実施形態は、同期情報に従って同期参照元を決定するための、同期方法、ユーザ機器および基地局を提供する。これにより、同期を実装することができる。
第1態様によれば、同期の方法であって、ユーザ機器が同期情報を取得する段階であって、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階と、ユーザ機器が、少なくとも1つの同期元によって送信された第1同期信号を受信する段階と、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って、同期参照元を決定する段階とを備える方法が提供される。
第1態様に関連して、第1の可能な実装において、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から選択パラメータを満たす同期元を同期参照元として選択する段階を有する。
第1態様に関連して、第2の可能な実装において、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って、同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、第1同期信号に従って、第1同期元を同期参照元として選択する段階を有する。
第1態様に関連して、第3の可能な実装において、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、優先度情報および第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から最高優先度を有する同期元を同期参照元として選択する段階を有する。
第1態様に関連して、第4の可能な実装において、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元が第1同期元を含むと決定する段階と、第1同期元が予め定義された条件を満たす場合、ユーザ機器が、第1同期元を同期参照元として選択し、または、第1同期元の信号が予め定義された条件を満たさない場合、ユーザ機器が、優先度情報に従って、第1同期元を除く少なくとも1つの同期元から最高優先度を有する第2同期元を同期参照元として選択する段階とを有する。
第1態様、または第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、第5の可能な実装において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、ユーザ機器が、同期情報に従って同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階と、ユーザ機器が、同期情報および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を選択する段階とを有する。
第5の可能な実装に関連して、第6の可能な実装において、第2同期信号の第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは、異なる同期元タイプを示すために使用され、第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは互いに異なり、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号のシーケンスセットは、複数のシーケンスサブセットを含み、複数のシーケンスサブセットは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
第1態様、または第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、第7の可能な実装において、方法はさらに、ユーザ機器が、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信する段階を備え、ユーザ機器が、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定する段階は、ユーザ機器が、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階と、ユーザ機器が、同期情報、第1同期信号、および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を決定する段階とを有する。
第1態様、または第1から第6の可能な実装のいずれか1つに関連して、第8の可能な実装において、方法はさらに、ユーザ機器が、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信する段階であって、第1制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階を備える。
第7の可能な実装に関連して、第9の可能な実装において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、ユーザ機器が、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階は、ユーザ機器が、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスと、第1制御情報とに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階を有する。
第1態様、または上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第10の可能な実装において、受信端が同期情報を取得する段階は、ユーザ機器が基地局によって送信された同期情報を受信する段階を含む。
第10の可能な実装に関連して、第11の可能な実装において、ユーザ機器が同期情報を受信する前に、方法はさらに、ユーザ機器が、少なくとも1つの同期元についての情報を基地局へ送信することにより、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って、同期情報を決定する段階を備える。
第1態様または上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第12の可能な実装において、方法はさらに、ユーザ機器が、同期参照元に従って、第4同期信号および/または第2制御情報を送信する段階であって、第4同期信号および/または第2制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される、段階を備える。
第1態様または上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第13の可能な実装において、方法はさらに、ユーザ機器が、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階と、ユーザ機器が、同期参照元のタイミング基準およびタイミングオフセットに従って、通信を実行する段階とを備える。
第13の可能な実装に関連して、第14の可能な実装において、ユーザ機器が、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階は、ユーザ機器が、基地局によって送信されたタイミングオフセット指示情報を受信する段階であって、タイミングオフセット指示は、タイミングオフセットを示すために使用される、段階と、ユーザ機器が、タイミングオフセット指示情報に従って、タイミングオフセットを決定する段階とを有する。
第13の可能な実装に関連して、第15の可能な実装において、ユーザ機器が、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階は、ユーザ機器が、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準を取得する段階と、ユーザ機器が、同期参照元のタイミング基準、および、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準に従って、タイミングオフセットを決定する段階とを有する。
第2態様によれば、同期の方法であって、基地局が同期情報を決定する段階であって、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階と、基地局が、同期情報をユーザ機器へ送信する段階とを備える方法が提供される。
第2態様に関連して、第2態様の第1の可能な実装において、方法はさらに、基地局が制御情報をユーザ機器へ送信する段階であって、制御情報は同期参照元のタイプおよび/または識別子を示すために使用される、段階を備える。
第2態様に関連して、第2態様の第2の可能な実装において、方法はさらに、基地局が制御情報をユーザ機器へ送信する段階であって、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階を備える。
第2態様、または第2態様の第1もしくは第2の可能な実装のいずれか1つに関連して、第2態様の第3の可能な実装において、基地局が同期情報を決定する段階は、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報を受信する段階であって、情報はユーザ機器によって送信される、段階と、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定する段階とを有する。
第2態様、または第2態様の上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第2態様の第4の可能な実装において、方法はさらに、基地局が、タイミングオフセット指示情報をユーザ機器へ送信する段階であって、タイミングオフセット指示情報は、ユーザ機器の同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを示すために使用される、段階を備える。
第3態様によれば、同期の方法であって、ユーザ機器が同期参照元を決定する段階であって、同期参照元のタイプは、全球測位衛星システム、基地局またはユーザ機器のいずれか1つである、段階と、ユーザ機器が、同期参照元に従って、同期信号を送信する段階であって、同期信号は、第1同期信号および/または第2同期信号を含み、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用される、段階とを備える、方法が提供される。
第3態様に関連して、第3態様の第1の可能な実装において、第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが、同期参照元のタイプを示すために使用される。
第3態様、または、第3態様の第1の可能な実装方式に関連して、第3態様の第2の可能な実装において、方法は、ユーザ機器が制御情報を送信する段階であって、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンス、ならびに制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される、段階をさらに備える。
第3態様、または、第3態様の第1の可能な実装に関連して、第3態様の第3の可能な実装において、方法は、ユーザ機器が制御情報を送信する段階であって、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階をさらに備える。
第4態様によれば、ユーザ機器であって、同期情報を取得するように構成されている取得ユニットであって、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、取得ユニットと、少なくとも1つの同期元の第1同期信号を受信するように構成されているトランシーバユニットと、取得ユニットによって取得された同期情報、および、トランシーバユニットによって受信された第1同期信号に従って同期参照元を決定するように構成されている決定ユニットとを備えるユーザ機器が提供される。
第4態様に関連して、第4態様の第1の可能な実装において、決定ユニットは、具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、選択パラメータを満たす同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
第4態様に関連して、第4態様の第2の可能な実装において、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、決定ユニットは、具体的には、第1同期信号に従って、第1同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
第4態様に関連して、第4態様の第3の可能な実装において、決定ユニットは、具体的には、優先度情報および第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
第4態様に関連して、第4態様の第4の可能な実装において、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、決定ユニットは、具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元が第1同期元を含むと決定し、および、第1同期元が予め定義された条件を満たす場合、第1同期元を同期参照元として選択し、または、第1同期元の信号が予め定義された条件を満たさない場合、優先度情報に従って、第1同期元を除く少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する第2同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
第4態様、または、第4態様の第1から第4の可能な実装のいずれか1つに関連して、第4態様の第5の可能な実装において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、決定ユニットは、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し、ならびに、同期情報および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を選択するように構成されている。
第4態様の第5の可能な実装に関連して、第4態様の第6の可能な実装において、第2同期信号の第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは、異なる同期元タイプを示すために使用され、第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは互いに異なり、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号のシーケンスセットは、複数のシーケンスサブセットを含み、複数のシーケンスサブセットは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
第4態様、または、第4態様の第1から第4の可能な実装のうちのいずれか1つに関連して、第4態様の第7の可能な実装において、トランシーバユニットはさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成され、決定ユニットは、具体的には、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し、同期情報、第1同期信号、および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を決定するように構成されている。
第4態様、または、第4態様の第1から第6の可能な実装のいずれか1つに関連して、第4態様の第8の可能な実装において、トランシーバユニットはさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成され、第1制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
第4態様の第7の可能な実装に関連して、第4態様の第9の可能な実装において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、決定ユニットは、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンス、ならびに、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定するように構成されている。
第4態様、または、第4態様の上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第4態様の第10の可能な実装において、取得ユニットは具体的には、基地局によって送信された同期情報を受信するように構成されている。
第4態様の第10の可能な実装に関連して、第4態様の第11の可能な実装において、トランシーバユニットはさらに、取得ユニットが同期情報を受信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を基地局へ送信するように構成されることにより、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って、同期情報を決定する。
第4態様、または、第4態様の上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第4態様の第12の可能な実装において、トランシーバユニットはさらに、同期参照元に従って、第4同期信号および/または第2制御情報を送信するように構成され、第4同期信号および/または第2制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
第4態様、または、第4態様の上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第4態様の第13の可能な実装において、決定ユニットはさらに、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定するように構成され、トランシーバユニットはさらに、同期参照元のタイミング基準、および、決定ユニットによって決定されたタイミングオフセットに従って、通信を実行するように構成されている。
第4態様の第13の可能な実装に関連して、第4態様の第14の可能な実装において、トランシーバユニットはさらに、基地局によって送信されたタイミングオフセット指示情報を受信するように構成され、タイミングオフセット指示は、タイミングオフセットを示すために使用され、決定ユニットは、具体的には、トランシーバユニットによって受信されたタイミングオフセット指示情報に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
第4態様の第13の可能な実装に関連して、第4態様の第15の可能な実装において、取得ユニットはさらに、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準を取得するように構成され、決定ユニットは、具体的には、同期参照元のタイミング基準、および、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
第5態様によれば、同期情報を決定するように構成されている決定ユニットであって、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、決定ユニットと、同期情報をユーザ機器へ送信するように構成されている送信ユニットとを備える基地局が提供される。
第5態様に関連して、第5態様の第1の可能な実装において、送信ユニットはさらに、制御情報をユーザ機器へ送信するように構成され、制御情報は、同期参照元のタイプおよび/または識別子を示すために使用される。
第5態様に関連して、第5態様の第2の可能な実装において、基地局はさらに、基地局が制御情報をユーザ機器へ送信することであって、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、ことを備える。
第5態様、または、第5態様の第1もしくは第2の可能な実装のいずれか1つに関連して、第5態様の第3の可能な実装において、基地局は、同期情報を送信ユニットがユーザ機器へ送信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を受信するように構成されている受信ユニットであって、情報は、ユーザ機器によって送信される、受信ユニットをさらに備え、決定ユニットは、具体的には、受信ユニットによって受信された少なくとも1つの同期元についての情報に従って、同期情報を決定するように構成されている。
第5態様、または、第5態様の上記の可能な実装のいずれか1つに関連して、第5態様の第4の可能な実装において、送信ユニットはさらに、タイミングオフセット指示情報をユーザ機器へ送信するように構成され、タイミングオフセット指示情報は、ユーザ機器の同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを示すために使用される。
第6態様によれば、同期参照元を決定するように構成されている決定ユニットであって、同期参照元のタイプは、全球測位衛星システム、基地局またはユーザ機器のうちのいずれか1つである、決定ユニットと、同期参照元に従って同期信号を送信するように構成されている送信ユニットであって、同期信号は、第1同期信号および/または第2同期信号を含み、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用される、送信ユニットとを備えるユーザ機器が提供される。
第6態様に関連して、第6態様の第1の可能な実装において、第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが、同期参照元のタイプを示すために使用される。
第6態様、または、第6態様の第1の可能な実装に関連して、第6態様の第2の可能な実装において、送信ユニットはさらに、制御情報を送信するように構成され、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンス、ならびに制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
第6態様、または、第6態様の第1の可能な実装に関連して、第6態様の第3の可能な実装において、送信ユニットはさらに、制御情報を送信するように構成され、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
上記の技術的解決法に基づいて、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元によって送信された同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
本発明の実施形態における技術的解決法をより明確に説明すべく、本発明の実施形態を説明するために必要な添付図面について以下で簡潔に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者であれば、創造的努力なくこれらの添付図面から他の図面をさらに導き出し得ることは明らかである。
車車間通信の概略図である。
本発明の実施形態に係るシステムアーキテクチャの概略図である。
本発明の実施形態に係る別のシステムアーキテクチャの概略図である。
本発明の実施形態に係る同期方法の概略的フローチャートである。
本発明の別の実施形態に係る同期方法の概略的フローチャートである。
本発明の実施形態に係る同期信号の概略図である。
本発明の実施形態に係る別のシステムアーキテクチャの概略図である。
本発明の実施形態に係る、セルラーリンクとデバイス間リンクとの間のタイミングオフセットの概略図である。
本発明のさらに別の実施形態に係る同期方法の概略的フローチャートである。
本発明のさらに別の実施形態に係る同期方法の概略的フローチャートである。
本発明の実施形態に係るユーザ機器の概略的ブロック図である。
本発明の実施形態に係る基地局の概略的ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係るユーザ機器の概略的ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係るユーザ機器の概略的ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る基地局の概略的ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係るユーザ機器の概略的ブロック図である。
本発明の実施形態における添付図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決法を以下で明確かつ完全に説明する。記載されている実施形態が本発明の実施形態のすべてではなく、一部であることは明らかである。当業者によって、本発明の実施形態に基づいて、創造的努力なく取得されたすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に属するものとする。
車車間通信のためのインターネットオブビークルのシステムにおいて、同期元は、進化型ノードB(Evolved NodeBeNB)であり得るか、または、全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite SystemGNSS)であり得るか、または、ユーザ機器(User EquipmentUE)であり得る。
本発明の実施形態において、ユーザ機器(User EquipmentUE)には、非限定的な例として、車載デバイス、移動局(Mobile StationMS)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ハンドセット(handset)、またはポータブルデバイス(portable equipment)が含まれる。代替的に、UEは、車載デバイス機能を有する路側ユニット(Road Side UnitRSU)であり得る。
基地局は、GSM(登録商標)もしくはCDMAにおけるトランシーバ基地局(Base Transceiver StationBTS)であり得るか、または、WCDMA(登録商標)におけるノードB(NodeBNB)であり得るか、または、LTEにおける進化型ノードB(Evolved NodeBeNB)であり得る。これは、本発明の実施形態に限定されるものではない。代替的に、基地局は、基地局機能を有するRSUであり得るか、または、基地局は、ネットワークと称され得る。これは、本発明において限定されるものではない。本発明において、基地局またはeNBは、説明のための例として使用される。
説明を容易にするため、UEおよびeNBは、本発明の実施形態における説明のための例として使用される。
以下では、本発明の実施形態における技術用語を説明する。
全球測位衛星システム(GNSS):国および地域によって提供される測位衛星システムを含み、例えば、中国の北斗測位衛星システム、米国のGPS、欧州のガリレオ測位システム、およびロシアのGLONASSなどが挙げられる。
同期元:同期レシーバが直接同期される同期元であり、例えば、GNSS、eNBまたはUEが挙げられる。GNSS、eNBおよびUEは、異なる外部参照元または独立参照元とみなされ得る。
同期参照元またはタイミングソース:UEが同期信号を外へ送信するときに参照として使用される同期元またはタイミングのタイプであり、GNSS、eNBまたはUEが含まれる。この場合、UEが同期信号を外へ送信するとき、参照として使用される同期元タイプおよび/または転送ホップカウントが異なる場合を除き、参照元は従属参照元とみなされ得る。
同期信号:同期信号の特徴は、同期元に応じて異なる。同期元がeNBであるとき、同期信号は、eNBによって送信されるダウンリンク物理信号のうちの1または複数である。同期元がUEであるとき、同期信号は、同期を実装するために、UEによって送信され、かつ、別のレシーバUEによって検出される信号であり、デバイス間の同期信号を含む。同期元がGNSSであるとき、同期信号は、衛星レシーバモジュールが同期信号を受信して時間‐周波数同期、報時および測位などの機能を実装できるようにするために、様々な規格の衛星システムによって伝送される予め定義された同期信号である。
図2Aは、本発明の実施形態に係るシステムアーキテクチャ200の概略図である。図2Aに示されるように、システムアーキテクチャ200は、複数のユーザ機器(UE1、UE2およびUE3)であって、互いに通信し得るユーザ機器と、1または複数の基地局(eNB)であって、各ユーザ機器および/またはRSUと通信し得る1または複数の基地局と、1または複数の全球測位衛星システム(GNSS)であって、別のネットワーク要素のために、例えば、測位、報時および時間‐周波数同期についての情報を提供し得る1または複数の全球測位衛星システムとを備える。
車両が高速で移動しながら、UE1およびUE2が反対方向に移動しているとき、UE1およびUE2の相対移動速度は最大となる。ユーザ機器は互いに通信し得て、通信中は、セルラーリンクスペクトルを使用し得るか、または、5.9GHzに近いインテリジェント交通スペクトルを使用し得る。互いに通信するためにユーザ機器によって使用される技術は、LTEプロトコルに基づいて増強され得るか、または、D2D技術に基づいて増強され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
図2Bは、本発明の実施形態に係る、複数のタイプの同期元のシナリオの概略図である。
図2Bにおいて、UE4、UE5およびUE6は、UEによって送信された同期信号のみを検出できる。例えば、UE4は、UE1、UE2およびUE7に由来する同期元を検出できる。UE1の同期参照元はGNSSである。UE1は、同期信号および/または制御情報を外へ送信するとき、UE1の同期参照元タイプがGNSSであることをUE1のレシーバに示す必要がある。加えて、同期信号および/または制御情報を外へ送信するとき、UE1は、UE1のホップカウントが第1ホップであることを示す(GNSSからUE1へのホップカウントは第0ホップであると仮定する)。UE7は、UE7をタイミング基準として使用することによって送信を実行する同期元である。この場合、UE7のタイミング基準は、ローカルの水晶発振器などの、UE7のローカルデバイスに基づいて生成される。
図3は、本発明の実施形態に係る同期方法300の概略的フローチャートである。図3に示されるように、同期方法300は以下の内容を備える。
310:UEが同期情報を取得し、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
同期元の選択パラメータ情報は、同期元タイプ、同期元の信号品質閾値、同期元のホップカウント閾値、同期元の検出/検索時間長閾値、または同期元の安定性閾値のうち少なくとも1つを含み得る。信号品質は、参照信号受信電力(Reference Signal Received PowerRSRP)、参照信号受信品質(Reference Signal Received QualityRSRQ)、または受信信号強度インジケータ(received signal strength indicationRSSI)のうちの少なくとも1つを含む。
320:UEが、少なくとも1つの同期元によって送信された第1同期信号を受信する。
具体的には、UEは、少なくとも1つの同期元の各々によって送信された第1同期信号を受信する。
少なくとも1つの同期元は、GNSSタイプ、eNBタイプ、もしくはUEタイプの同期元を含み得るか、または、少なくとも1つの同期元は、複数のタイプの同期元を含み得ることを理解すべきである。
例えば、ネットワークカバレッジがある適用シナリオにおいて、UEは、eNBおよびGNSSによって送信された同期信号を受信し得る。ネットワークカバレッジが無い適用シナリオにおいて、UEは、GNSSによって送信された同期信号を受信し得る。または、eNBもGNSSも検出されないシナリオにおいて、UEは、UEによって送信された同期信号を受信し得る。
330:UEが、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定する。
同期参照元は、段階320においてUEによって検出された少なくとも1つの同期元のうちの1つであり得る。しかしながら、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。UEによって検出された少なくとも1つの同期元が同期情報における要件を満たさないとき、同期参照元は当該UEである。
段階330の後、UEは、同期参照元の同期信号に従って、同期参照元と同期され得る。
同期の後、UEは別のデバイスと通信し得る。例えば、UEは、同期参照元、基地局または別のUEと通信し得る。
本発明のこの実施形態において、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元によって送信された同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
加えて、本発明のこの実施形態において、UEによって検出された少なくとも1つの同期元が、複数のタイプの同期元を含むとき、UEは、同期情報に従って、複数のタイプの同期元から同期参照元を決定できる。
任意で、段階310は、UEが、基地局によって送信された同期情報を受信する段階を有し得る。
例えば、同期情報は、基地局によって配信されるシグナリング(ブロードキャストメッセージまたは専用メッセージなど)に保持され得る。
すなわち、同期情報は基地局によって配信され得る。しかしながら、これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。代替的に、同期情報はUE上で予め構成され得るか、または、プロトコルを使用することによって予め定義され得る。
任意で、UEが同期情報を受信する前に、方法300はさらに、UEが、少なくとも1つの同期元についての情報を基地局へ送信することにより、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定する段階を備え得る。
図4に示されるように、本発明のこの実施形態において、UEは最初に、UEによって検出された同期元についての情報を報告し得て、基地局は、UEからの報告を受信した後に、同期情報をUEへ送信する。同期元についての情報は、タイプおよび対応する信号品質を含む。
同期元についての情報は、同期元のタイプ、信号品質またはホップカウントのうちの少なくとも1つを含み得る。同期元の信号品質は、同期元のRSRP、RSRQまたはRSSI、同期元信号の安定性、同期参照元の安定時間、または同期元の検索時間のうちの少なくとも1つを含み得る。
UEによって同期元タイプを決定するための方法については、下記の対応する内容を参照されたい。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
結論として、同期情報は、UE上で予め構成され得るか、または、基地局によってUEへ事前に配信され得るか、または、UEによって報告された情報を基地局が受信した後に基地局によってUEへ配信され得る。
任意で、別の実施形態において、同期情報は同期元の選択パラメータ情報を含み得る。それに応じて、段階330は、UEが、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、選択パラメータ情報を満たす同期元を同期参照元として選択する段階を含む。
例えば、選択パラメータ情報は、同期参照元が、対応する信号品質閾値を満たす(例えば、それより高い、または低くない)必要があること、または、同期参照元の検出/検索時間が、対応する閾値より低いこと、または、同期参照元の安定性が予め定義された条件を満たすことなどを含み得る。
本発明のこの実施形態において、UEは、少なくとも1つの同期元の信号品質を検出し、次に、同期元選択パラメータに従って、同期参照元を選択する必要がある。
任意で、別の実施形態において、同期情報は、同期元指示情報を含み得て、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用される。同期元指示情報は、同期元識別情報、同期元タイプ情報、または、同期元の現在のホップカウント情報のうちの少なくとも1つを含む。
それに応じて、段階330は、UEが、第1同期信号に従って、第1同期元を同期参照元として選択する段階を有する。
すなわち、基地局は、UEについての同期参照元を指定し得る。
同期情報が基地局によって送信される場合、UEの同期参照元は、実際には基地局によって選択される。基地局側の情報がもっとも安全なので、本発明のこの実施形態に従って、最適な決定を行うことができる。
任意で、別の実施形態において、同期情報は、同期元の優先度情報を含む。それに応じて、段階330は、UEが、優先度情報および第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する同期元を同期参照元として選択する段階を有する。
同期元の優先度情報は、同期元タイプの優先度情報、同期元の信号品質の優先度情報、または、同期元のホップカウントの優先度情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
同期元タイプの優先度情報は、最高優先度を有する同期元、または、様々な同期元の優先度順位を示すために使用される。例えば、同期元の優先度は、GNSS>eNB>UEであり得るか、または、eNB>GNSS>UEであり得る。UEがeNBおよび/またはGNSSと同期されるとき、同期元の優先度情報は、異なるホップカウントを有するUE同期元、GNSSおよびeNBの間の順位の指示情報であり得る。例えば、GNSS>UE(GNSSのホップカウントは1)>eNB>UE(eNBのホップカウントは1)であるか、または、eNB>UE(eNBのホップカウントは1)>GNSS>UE(GNSSのホップカウントは1)である。ここでは、すべての例を列挙しているわけではない。
同期元の信号品質の優先度情報は、高い信号品質を有する同期元が、優先同期参照元であることを示し得る。同期元のホップカウントの優先度情報は、最小ホップカウントを有する同期元が、優先同期参照元であることを示し得る。
すなわち、同期元の優先度情報は、1つのタイプの優先度情報を含み得るか、または、複数のタイプの優先度情報を含み得る。複数の優先度があるとき、優先度の定義された順序は、段階的に同期参照元を選択するためのスクリーニング条件として使用され得る。例えば、3つの優先度、すなわちC1、C2およびC3がある。3つの優先度は、同期元タイプの優先度情報、同期元の信号品質の優先度情報、および同期元のホップカウントの優先度情報であり得る。UEは最初に、同期参照元を選択するための決定条件として優先度C1を使用し、同期参照元をさらに選択するための決定条件として優先度C2をさらに使用し、同期参照元をさらに選択するための決定条件として優先度C3を使用し得る。上記3つの段階のいずれか1つにおいて、決定された同期元が選択された場合、同期参照元の選択に成功したとみなされ得る。条件の1つに従って、同期参照元の選択に失敗した場合、決定された同期参照元が選択されるまで、他の優先度情報に従って、同期参照元が引き続き選択される。
すなわち、UEが、1つのタイプの優先度情報に従って、同期元を同期参照元として選択できない場合、UEは、複数のタイプの優先度情報に従って、特定の順序でレイヤごとにスクリーニングを実行し、同期元を同期参照元として決定し得る。例えば、第1タイプの優先度情報に従って、複数の同期元が選択されたとき、UEはさらに、第2タイプの優先度情報に従って、同期元を同期参照元として引き続き選択し得る。当然、第2タイプの優先度情報に従って選択された同期元の数がまだ1より大きい場合、UEは、他の優先度情報に従ってさらなる選択を実行するか、または、ランダムな選択を実行し得る。詳細はここで説明しない。複数のタイプの優先度情報があるとき、UEが同期参照元を選択するときに使用される複数のタイプの優先度情報の順序は、本発明のこの実施形態において、限定されるものではない。
選択された同期参照元の数が1より大きいとき、UEは、最終的に使用された同期参照元をランダムに選択し得ることに留意すべきである。
例えば、M1の同期元が検出されたとき、UEは最初に、例えばeNB>GNSS>UEなどの、同期元タイプの優先度情報に従って、eNBタイプのM2の同期元をM1の同期元から選択し、次に、M2の同期元から、予め定義された条件を満たす信号品質を有する同期元を同期参照元として選択する。M2の同期元におけるM3の同期元の信号品質が同一であるとき、M3の同期元が、UEによる転送を必要とするM3の同期参照元である適用シナリオにおいて、UEはさらに、M3の同期元から、最小のUE転送ホップカウントを有する同期元を同期参照元として選択し得る。
別の例として、図2Bに示されているUE1の同期参照元は、GNSSである。UE2が送信を実行するときに使用される同期参照元もGNSSである場合、同期参照元が同一なので、UE4は、UE1およびUE2によって送信された同期情報を受信するとき、ホップカウントおよび信号品質に従って選択を実行し得る。ここで、ホップカウントはまったく同一である。従って、UE4は、信号品質に従って選択を実行し得る。例えば、UE1からUE4への損失がより小さい場合、UE4は、UE4の同期元としてUE1を選択し得る。同様に、UE5は、UE2、UE4およびUE6によって送信された同期情報を受信でき、UE5は、UE2、UE4およびUE6から、同期元を同期参照元として選択する必要がある。UE5が最小ホップカウント基準に従って選択を実行する場合、UE5は、UE5の同期元としてUE2を選択し得る(UE2がGNSSまたはeNBをUE2の同期元として選択した場合)。
任意で、別の実施形態において、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用される。それに応じて、段階330は、UEが第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元が第1同期元を含むと決定する段階と、第1同期元が予め定義された条件を満たす場合、UEが、第1同期元を同期参照元として選択し、または、第1同期元の信号が予め定義された条件を満たさない場合、UEが優先度情報に従って、第1同期元を除く少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する第2同期元を同期参照元として選択する段階とを有し得る。
予め定義された条件は、第2同期元の信号品質が予め設定された閾値を満たすこと、第2同期元のホップカウントが予め設定された閾値を満たすこと、第2同期元の検出/検索時間長が予め設定された閾値を満たすこと、または、第2同期元のタイプが予め設定されたタイプであることのうちの少なくとも1つを含み得る。
予め定義された条件は、UE上で予め構成され得るか、または、同期情報において保持され得るか、または、別の方式でUEによって取得され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。同様に、優先度情報は、UE上で予め構成され得るか、または、同期情報において保持され得るか、または、別の方式でUEによって取得され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
すなわち、GNSSが同期参照元として使用されることを、同期情報における同期元指示情報が示す場合、UEが複数の異なるタイプの複数の同期元を検出するとき、UEは最初に、GNSSが検出されるかどうかを決定する。検出されたGNSS信号が、予め定義された条件を満たす場合、UEは、同期信号を外に送信するためにGNSSを同期参照元として直接使用し、使用される同期参照元がGNSSであることをUEのレシーバに示し、UEによって送信される同期信号のホップカウントを示す。GNSSが検出されない場合、または、検出されたGNSS信号が、予め定義された条件を満たさない場合、UEは、UEによって検出された別の同期元、または、UEによる転送を必要とする同期元/同期参照元の、タイプ、信号品質、またはホップカウントなどの情報と、優先度情報とに従って、同期参照元を選択する。優先度情報に従って同期参照元を選択することの説明については、上記の説明を参照されたい。ここでは詳細を再度説明しない。
以下では、シナリオ1およびシナリオ2における具体的な例に関連して、本発明のこの実施形態における方法を詳細に説明する。
シナリオ1:GNSSが優先同期元である。シナリオ1は、ネットワーク外および/またはネットワーク内において、eNBがGNSSを優先同期元として構成するシナリオに適用可能である。
段階1:GNSSが優先同期元であることを、取得された同期情報が示す場合、レシーバが複数の異なるタイプの複数の同期元を検出するとき、レシーバは最初に、レシーバがGNSSを検出したかどうか、および、検出されたGNSSが、予め定義された条件を満たすかどうかを決定する。
段階2:検出されたGNSS信号が、予め定義された条件を満たす場合、レシーバは、GNSSを同期参照元として直接使用し、同期信号を外へ送信し、使用される同期参照元がGNSSであることをレシーバに示し、レシーバによって送信される同期信号のホップカウントを示す。
段階3:GNSSが検出されない場合、または、検出されたGNSS信号が、予め定義された条件を満たさない場合、下の基準に従って、ならびに、UEによって検出された別の同期元、または、UEが信号を転送することを必要とする同期参照元のタイプ、信号品質、またはホップカウントなどの情報に従って、連続的に同期元を選択する(この場合、同期元は、GNSSおよびUEを含み得て、UEが信号を転送することを必要とするタイミング参照元は、eNB、GNSSまたはUEのうちの1つを含み得る)。
1)同期元タイプは第1優先度であり、信号品質は第2優先度であり、ホップカウントは第3優先度である。
例えば、UEは、複数の同期参照元からの、UEによって転送された信号を受信し、複数の同期参照元は、eNBタイプのM1の同期参照元、GNSSタイプのM2の同期参照元、およびUEタイプのM3の同期参照元である。
同期参照元タイプが第1優先度である場合、例えば、優先度の順序がGNSS>eNB>UEである場合、UEは、予め定義された条件を満たす信号品質を有するM21の同期参照元をGNSSタイプのM2の同期参照元から発見し、次に、最小ホップカウントを有する同期参照元をM21の同期参照元から発見し、同期参照元をUEの同期参照元として使用する。
第2優先度および第3優先度は交換可能であり得る。例えば、UEは、GNSSタイプのM2の同期参照元から、予め定義された条件を満たすホップカウントを有するM21の同期参照元を発見し得て、次に、M21の同期参照元から、最高の信号品質を有する同期参照元を発見する。
2)信号品質は第1優先度であり、タイプは第2優先度であり、ホップカウントは第3優先度である。
例えば、UEは、複数の同期参照元からの、UEによって転送された信号を受信し、複数の同期参照元は、eNBタイプのM1の同期参照元、GNSSタイプのM2の同期参照元、およびUEタイプのM3の同期参照元である。
信号品質が第1優先度である場合、UEは、予め定義された条件を満たす信号品質を有するM4の同期参照元をすべての同期参照元から発見し、次に、最高優先度を有するタイプのM41の同期参照元をM4の同期参照元から発見し、最後に、最小ホップカウントを有するM411の同期参照元をM41の同期参照元から発見する。
同様に、第2優先度および第3優先度は交換可能であり得る。
3)より小さい/最小ホップカウントは第1優先度であり、タイプは第2優先度であり、ホップカウントは第3優先度である。
例えば、UEは、複数の同期参照元からの、UEによって転送された信号を受信し、複数の同期参照元は、eNBタイプのM1の同期参照元、GNSSタイプのM2の同期参照元、およびUEタイプのM3の同期参照元である。
より小さい/最小ホップカウントが第1優先度である場合、UEは、最小ホップカウントを有するM4の同期参照元をすべての同期参照元から発見し、次に、最高優先度を有するタイプのM41の同期参照元をM4の同期参照元から発見し、最後に、予め定義された条件を満たす信号品質を有するM411の同期参照元をM41の同期参照元から発見する。
同様に、第2優先度および第3優先度は交換可能であり得る。
シナリオ2:eNBが優先同期元である。シナリオ2は、ネットワーク内および/またはネットワーク外にeNBを有するシナリオに適用可能である。
段階1:取得された同期情報が、予め定義された条件に従って、GNSSまたはeNBを同期参照元として選択するように命令する。
段階2:UEが、下の基準に従って、ならびに、UEによって検出された別の同期元(eNBおよび/またはGNSS)、および、UEによる転送を必要とする同期元/同期参照元の、タイプ、信号品質、またはホップカウントなどの情報に従って、同期元を選択する(この場合、同期元/同期参照元は、eNB、GNSSまたはUEのうちの1つを含み得る)。
1)同期元タイプが第1優先度であり、信号品質もしくはホップカウントのいずれかが第2優先度であり得る。または、
2)信号品質が第1優先度であり、同期元タイプもしくはホップカウントのいずれかが第2優先度であり得る。または、
3)ホップカウントが第1優先度であり、信号品質もしくは同期元タイプのいずれかが第2優先度であり得る。
上記の基準に従って同期参照元を決定する具体的なプロセスについては、シナリオ1の関連する説明を参照されたい。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
UEによって検出された同期元が、GNSSまたはeNBなどの独立の同期元を含むとき、UEは、好ましくは、GNSSまたはeNBを同期参照元として選択し得ることに留意すべきである。UEが、別の同期元UEによって送信された同期信号および/または制御情報に加えて、別の同期参照元(eNBおよび/またはGNSS)を検出した場合、UEは好ましくは、UEの同期参照元を別の同期参照元(eNBおよび/またはGNSS)から決定する。
同期元の優先度情報は上記の内容に限定されるものではないことに留意すべきである。例えば、同期元の優先度情報はさらに、同期元の検出/検索時間長の優先度情報、および、同期元の安定性の優先度情報などを含み得る。
任意で、別の実施形態において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含む。
それに応じて、段階330は、UEが、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階と、UEが、同期情報および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を決定する段階とを有する。
本発明のこの実施形態において、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み得ることに留意すべきである。すなわち、第2同期信号および第3同期信号の両方があり得るか、または、第2同期信号もしくは第3同期信号のみがあり得る。第2同期信号は、ZC(Zadoff-Chu)シーケンスから生成され、第3同期信号は、ロングタームエボリューション(Long Term EvolutionLTE)システムにおけるものと同様の2つのmシーケンスから生成される。従来技術に対応して、第2同期信号は、デバイス間(Device to DeviceD2D)システムにおける主D2D同期信号(Primary D2D Synchronization SignalPD2DSS)であり得るか、または、LTEにおける主同期信号(Primary Synchronization SignalPSS)であり得るか、または、別の長さを有するZCシーケンスから生成される信号であり得る。第3同期信号はD2Dシステムにおける副D2D同期信号(Secondary D2D Synchronization SignalSD2DSS)であり得るか、または、LTEにおける副同期信号(Secondary Synchronization SignalSSS)であり得るか、または、別の長さを有するmシーケンスから生成されるシーケンスであり得る。第2同期信号および第3同期信号に使用される変調方式は、直交周波数分割多重方式(Orthogonal Frequency Division MultiplexingOFDM)であり得るか、または、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple AccessSC-FDMA)であり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。異なる第1同期シーケンス、例えば第1同期シーケンス26および37を表すために、異なるルートシーケンス番号が使用され得る。
本発明の以下の実施形態において、D2Dシステムにおける同期信号の用語が使用される。しかしながら、上記のように、本発明のこの実施形態における方法は、D2Dシステムに限定されるものではない。本発明のこの実施形態において、第2同期信号のシーケンスまたは第3同期信号のシーケンスの異なる組み合わせが、同期元タイプを示すために使用され、これにより、同期元のトランスミッタおよび同期元のレシーバによる使用を容易にする。
任意で、UEは、第1同期信号における第2同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し得る。
可能な実装において、第2同期信号の第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスが、異なる同期元タイプを示すために使用され、第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは互いに異なる。
例えば、第1シーケンスは、同期元タイプがGNSSであることを示すために使用され、第2シーケンスは、同期元タイプが基地局であることを示すために使用され、第3シーケンスは、同期元タイプがUEであることを示すために使用される。
既存のD2D同期シーケンス設計プロセスにおいて、PD2DSSは2つのシーケンスを含み、2つのシーケンスは、ZCシーケンスから生成され、ルートシーケンス番号26および37に対応し、(ネットワークありのシナリオにおける)同期元eNBおよび(ネットワークなしのシナリオにおける)同期元UEに対応する。2つのシーケンスに対応する同期元ID番号は以下の通りである。 PD2DSSシーケンス26:対応する識別子はid_netであり、PD2DSSシーケンスのシーケンス識別子セットは{0,167}である。
PD2DSSシーケンス37:対応する識別子はid_oonであり、PD2DSSシーケンスのシーケンス識別子セットは{168,335}である。
例えば、第1シーケンスはシーケンスxであり、第2シーケンスはシーケンス26であり、第3シーケンスはシーケンス37であり、ここで、xは、長さが63であり、PD2DSSに対応する、ZCシーケンスのルートシーケンスの値であり、その範囲は1から62である。加えて、シーケンスxは、シーケンス26および37と異なり、シーケンス26および37に対して比較的低い相互相関を有する。
例えば、シーケンスxは、シーケンス29、31、23、25、34、32、40、または38などであり得て、同期参照元タイプGNSSに対応する。代替的に、PD2DSSシーケンスxを生成するために使用されるルートシーケンス番号は、例えば{25,29,34}などの別のグループにあり得る。これは、本発明において、限定されるものではない。シーケンスxに対応する同期元ID番号は、以下の通りである。PD2DSSシーケンスx:対応する識別子はid_gnssであり、シーケンス識別子セットは{336,504}である。
PD2DSSシーケンスxは、同期元タイプがGNSSであることを示す。このことは、同期元のトランスミッタによって選択された同期参照元がGNSSである場合、同期元のトランスミッタによって伝送されるPD2DSS信号は、シーケンスxであり、対応する同期元のシーケンス識別子セットは{336,504}であることを意味する。同期元によって送信されたPD2DSSシーケンスが、シーケンス26、37、またはxのいずれか1つであることをレシーバが検出した場合、そのことは、レシーバが、対応する同期元からPD2DSSシーケンスを受信することを意味する。
新しく追加されたPD2Dシーケンスxは、同期参照元GNSSを示すために使用される。これは、既存のD2DSS信号の送信または生成に影響を与えず、従来技術と完全に互換性を有することができる。
PD2DSSシーケンス26、37、およびxに対応する同期元タイプは、本発明のこの実施形態において限定されるものではないことに留意すべきである。例えば、PD2DSSシーケンス26は、同期元タイプがUEであることを示すために使用され得て、PD2DSSシーケンス37は、同期元タイプがGNSSであることを示すために使用され得て、PD2DSSシーケンスxは、同期元タイプがeNBであることを示すために使用され得る。
別の可能な実装において、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを含み、第1シンボルによって使用されるシーケンス、または、第2シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
図5は、D2D通信における同期信号およびPSBCHチャネルの概略図を示す。図5に示されるように、D2D同期信号D2DSSは、PD2DSSおよびSD2DSSを含む。水平方向の線を有する白色の部分は、PSBCHシンボルを配置するために使用され、他の2つの復調参照信号(Demodulation Reference SignalDMRS)は、PSBCH復調のための参照信号であり、最後のシンボルは、空のシンボルであり、GAPで表されている。
図5に示されるように、PD2DSSは、伝送のためにシンボル1およびシンボル2を占有する。シンボル1によって使用されるシーケンス、または、シンボル2によって使用されるシーケンスの複数の組み合わせが、異なる同期元タイプを示すために使用され得る。例を以下に挙げる。{PD2DSSシンボル1シーケンス,PD2DSSシンボル2シーケンス}={26,26}->id_net:{0,167};および/または{PD2DSSシンボル1シーケンス,PD2DSSシンボル2シーケンス}={26,37}->id_gnss:{168,335};および/または{PD2DSSシンボル1シーケンス,PD2DSSシンボル2シーケンス}={37,26}->id_oon:{336,504};および/または{PD2DSSシンボル1シーケンス,PD2DSSシンボル2シーケンス}={37,37}->id_gnss:{505,772}。
{26,37}->id_gnss:{168,335}は、同期元がGNSSであることを示すことに加えて、ネットワークがあるときに使用される同期参照元がGNSSであることを示し得る。{37,37}->id_gnss:{505,772}は、使用される同期参照元がGNSSであることを示すことに加えて、ネットワークがないときに使用される同期参照元がGNSSであることを示し得る。
本発明のこの実施形態において、検出対象のD2DSSシーケンスの数は増加しないが、PD2DSSによって占有される2つのシンボルは、異なる組み合わせに基づくマッピングのために使用され、これにより、異なる同期参照元タイプを示す。
任意で、UEはさらに、第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し得る。
可能な実装において、第3同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、第2同期信号のシーケンスは、従来技術のものと同一であり得る。第3同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのサブセットに分割され、異なる同期元タイプを示す。例を以下に挙げる。
PD2DSSシーケンス26:SD2DSSに対応する第1シーケンスサブセットは、同期元タイプがeNBであることを示し、SD2DSSに対応する第2シーケンスサブセットは、同期参照元タイプがGNSSであることを示す。および/または、
PD2DSSシーケンス37:SD2DSSに対応する第1シーケンスサブセットは、同期元タイプが同期元UEであることを示し、SD2DSSに対応する第2シーケンスサブセットは、同期元タイプがGNSSであることを示す。
下記の方法1および方法2は、SD2DSSシーケンスセットを2つのサブセットに分割するために使用され得る。
方法1:既存の副同期シーケンス{0,167}は、2つのサブセットに分割され、2つのサブセットは、連続するSD2DSS番号を有するシーケンスであり得る(例えば、{0,x}は第1サブセットであり、{x+1,167}は第2サブセットである)か、または、連続しないSD2DSS番号を有するシーケンスであり得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。2つのサブセットの構成情報は、基地局によって示され得るか、または、予め定義され得る。例を以下に挙げる。 PD2DSSシーケンス26:同期参照元はeNBであり、対応する識別子はid_netであり、SD2DSSシーケンスセットは{0,x}である。同期参照元はGNSSであり、対応する識別子はid_gnssであり、SD2DSSシーケンスセットは{x+1,167}である。および/または、
PD2DSSシーケンス37:同期参照元はUEであり、対応する識別子はid_oonであり、SD2DSSシーケンスセットは{168,y}である。同期参照元はGNSSであり、対応する識別子はid_gnssであり、SD2DSSシーケンスセットは{y+1,335}である。
GNSSがSD2DSSシーケンスセットのサブセットに対応しているという条件で、同期元識別子セットのための別のマッピング方法がある。ここでは、すべての例を列挙しているわけではない。
本発明のこの実施形態において、新しいPD2DSSシーケンスが追加されず、SD2DSSシーケンスの合計数も増加しないので、レシーバによって実行される検出の複雑性は増加しない。
方法2:既存のSD2DSSシーケンス{0,167}は変化せず、SD2DSSシーケンスの数は増加する。例えば、拡張SD2DSSシーケンスは、{0,335}である。SD2DSSシーケンスは、既存のD2Dプロトコルのものと同一の方式で生成され、各々の長さが31である2つのmシーケンスから生成されことに留意すべきである。理論上、各々の長さが31である2つのmシーケンスは、合計で少なくとも31×30/2=465の異なる副同期シーケンスを含み得る。従って、167より大きい番号を有し、既存のLTEおよびD2Dシステムにおいて使用されない副同期シーケンスは、新しい同期元タイプを示すために使用され得る。例を以下に挙げる。
PD2DSSシーケンス26:同期参照元はeNBであり、対応する識別子はid_netであり、SD2DSSシーケンスセットは{0,167}である。同期参照元はGNSSであり、対応する識別子はid_gnssであり、SD2DSSシーケンスセットは{167,335}である。および/または、 PD2DSSシーケンス37:同期参照元はUEであり、対応する識別子はid_oonであり、SD2DSSシーケンスセットは{336,503}である。同期参照元はGNSSであり、対応する識別子はid_gnssであり、SD2DSSシーケンスセットは{504,771}である。
拡張SD2DSSシーケンスセットについての情報は、基地局によって構成され得るか、または、予め定義され得る。
本発明のこの実施形態において、新しいPD2DSSシーケンスは追加されないが、利用可能なSD2DSSシーケンスは、異なる同期元タイプを示すように拡張され、それにより、識別可能な同期元の数が提供される。
別の可能な実装において、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンス、または、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
図4に示されるように、SD2DSSは、伝送のためにシンボル1およびシンボル2を占有する。シンボル1によって使用されるシーケンス、または、シンボル2によって使用されるシーケンスの複数の組み合わせが、異なる同期元タイプを示すために使用され得る。
例を以下に挙げる。
PD2DSS=26,{SD2DSSシンボル1シーケンス,SD2DSSシンボル2シーケンス}={x,x}->id_net:{0,167}、および/または、
PD2DSS=26,{SD2DSSシンボル1シーケンス,SD2DSSシンボル2シーケンス}={x,y}->id_gnss:{168,335}、および/または、
PD2DSS=37,{SD2DSSシンボル1シーケンス,SD2DSSシンボル2シーケンス}={y,y}->id_oon:{336,504};
および/または、
PD2DSS=37,{SD2DSSシンボル1シーケンス,SD2DSSシンボル2シーケンス}={x,y}->id_gnss:{505,772}
シーケンスxおよびyは各々、SD2DSSシーケンスセット{0,167}における任意のシーケンスであり得るか、または、セット{0,335}における任意のシーケンスであり得て、シーケンスxおよびyに対応するSD2DSSシーケンス番号は異なる。
本発明のこの実施形態において、検出対象の同期信号シーケンスの数は増加しないが、第3同期信号によって占有される2つのシンボルは、異なる組み合わせに基づくマッピングのために使用され、これにより、異なる同期参照元タイプを示す。
代替的に、UEは、第2同期信号のシーケンスまたは第3同期信号のシーケンスの組み合わせに従って、同期元タイプを決定し得る。
例えば、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用されるか、または、第2同期信号のシーケンスもしくは第3同期信号のシーケンスの異なる組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用されるか、または、第2同期信号のシーケンス、もしくは、第3同期信号によって占有される2つのシンボルによって個別に使用されるシーケンスの異なる組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用されるか、または、第2同期信号によって占有される2つのシンボルによって個別に使用されるシーケンス、もしくは、第3同期信号によって使用されるシーケンスの異なる組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
すなわち、代替的に、第2同期信号および第3同期信号が各々、2つのシンボルを占有するという特徴に関連して、マッピングは、異なる組み合わせに基づいて個別に実行され得て、これにより、異なる同期参照元タイプを示す。簡潔にするために、本発明のこの実施形態において、詳細は説明しない。
任意で、別の実施形態において、方法300はさらに、UEが、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信する段階を備える。
例えば、UEは、少なくとも1つの同期元の各々によって送信された第1制御情報を受信する。
制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号が有効であるかどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が送信される時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み得る。
制御情報がUEから伝送されるとき、制御情報は、複数の方式で保持され得る。例えば、制御情報は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(Physical Sidelink Broadcast ChannelPSBCH)などの制御チャネルにおける表示フィールドを使用することによって明示的または暗黙的に示され得るか、または、PSBCHチャネル上の復調参照信号(Demodulation Reference SignalDMRS)を使用することによって示されるピギーバックであり得るか、または、PSBCHパケットの巡回冗長検査(Cyclic Redundancy CheckCRC)マスクを使用することによって暗黙的に示され得る。別の例として、制御情報は、物理サイドリンク制御チャネル(Physical Sidelink Control ChannelPSCCH)などの、UEによって送信されるサービスデータのための制御チャネルを使用することによって示され得るか、または、物理サイドリンク共有チャネル(Physical Sidelink Shared ChannelPSSCH)などの、UEによって伝送されるサービスチャネルを使用することによって示され得る。これは、本発明において、限定されるものではない。
同期元のホップカウントの指示情報は、UEタイプの同期元と、UEによる転送を必要とする同期参照元との間の現在のホップカウントを示すために使用される。
例えば、UEが有効なGNSSを検出でき、および/または、eNBによって送信され、GNSSを同期参照元もしくは優先同期参照元として使用するようにUEに命令するために使用されるシグナリングを受信できるとき、UEは、GNSSを同期参照元として使用し、GNSSと同期される。
UEがGNSSと直接同期された場合、UEは、D2DSS信号を受信することなく、制御情報を直接受信する。レシーバが、GNSSを同期参照元として使用する同期元と同期された場合、レシーバは、少数のD2DSSのみを検出する必要があり、その後、制御情報を直接受信する。
UEがGNSSを検出したとき、UEは、同期元として、よりスパースな方式で同期信号を送信しながら、または同期信号を送信することなく、制御情報を送信し得る。よりスパースな方式で同期信号を送信することは、同期信号サブフレームにおける、いくつかの開始サブフレームのみにおいて同期信号を送信し、後続のサブフレームにおいて送信しないこと、または、PSBCH周期(例えば、40ms)より大きい周期(80ms、120msまたは160msなど)で同期信号を送信すること、または、同期信号を送信することなく、制御情報のみを直接送信することを含む。
本発明のこの実施形態において、UEがGNSSを検出するとき、UEは、GNSSを同期参照元として使用する。この場合、UEは、同期信号を送信しないか、または、少数の同期信号を送信し得る。これにより、不要な信号伝送の数、および、別のUEによって実行される不要な同期信号検出の数を減らすことができ、その結果、電力消費が低減し、UEの複雑性が低減する。
任意で、段階330は、UEが第1制御情報に従って少なくとも1つの同期元のタイプを決定する段階と、UEが同期情報、第1同期信号、および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を決定する段階とを有し得る。
任意で、UEは、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンス、ならびに第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し得る。
例えば、制御情報は1ビットの指示情報であり得て、Flagで表される。PD2DSS=26,Flag=0,{id_net_eNB}:{0,167}は、同期参照元が好ましくはeNBであることを示す。PD2DSS=26,Flag=1,{id_net_GNSS}:{168,335}は、eNBが存在する場合、同期参照元が好ましくはGNSSであることを示す。PD2DSS=37,Flag=0,{id_oon_nGNSS}:{336,504}は、eNBが存在しない場合、同期参照元が好ましくはGNSSであることを示す。PD2DSS=37,Flag=1,{id_oon_wGNSS}:{505,772}は、eNBが存在しない場合、同期参照元が好ましくはUEであることを示す。
具体的には、制御情報は、PSBCHチャネルにおける表示フィールドに保持され得るか、または、PSBCHチャネルにおける別のフィールド、もしくは、PSBCHチャネル上のDMRSもしくはCRCを使用することによって暗黙的に示され得る。これは、本発明のこの実施形態において限定されるものではない。
本発明のこの実施形態において、D2DSSシーケンスおよび信号を送信するための方法を変更する必要はなく、D2DSSシーケンスおよび信号は、同期元タイプを示すために制御情報と共に使用される。
UEが、段階330において決定された同期参照元に従って、同期信号および/または制御情報を送信した後、新しい同期元が検出された場合、新しい同期元の優先度は、同期参照元の優先度より高く、UEは、新しい同期元を新しい同期参照元として使用して、新しい同期信号および/または新しい制御情報を送信することに留意すべきである。例えば、図2BにおけるUE7は、比較的隔絶されたUEである。UE7が、UE4によって送信された同期情報を受信できる場合、または、後にGNSSを検出できる場合、UE7は、UE4またはGNSSと同期され得る。
任意で、別の実施形態において、方法300はさらに、UEが同期参照元に従って第2同期信号および/または第2制御情報を送信する段階であって、第2同期信号および/または第2制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される、段階を備え得る。
この場合、UEは、同期信号および/または制御情報を外へ送信するために、同期元として使用され得る。
第2同期信号および/または第2制御情報が同期参照元のタイプを示す具体的な方式については、第1同期信号および/または第1制御情報が同期参照元を示す上記の方法を参照してよいことを理解すべきである。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
すべてのUEが同期元になる必要はないこと、および、特定の条件が満たされたときのみ、UEが自発的に同期元となることに留意すべきである。例えば、UEは、同期元が以下のうちの少なくとも1つを満たしていることを検出する。
UEによって検出された別の同期元の信号品質が、予め定義された閾値を満たさない。
または、UEによって検出された別の同期元の信号品質が、予め定義された閾値を満たすが、別の同期元からのホップカウントが、予め定義された閾値より大きい。
この場合、UEは同期元になり、同期信号および/または制御情報を送信する。
同期情報はさらに、同期信号によって使用される同期シーケンスの構成情報、同期信号および/もしくは制御情報の伝送周波数領域位置情報、同期信号および/もしくは制御情報の伝送時間領域位置情報、または、同期信号および/もしくは制御情報の伝送電力情報のうちの少なくとも1つの情報を含み得る。
具体的には、UEは、同期情報に従って、同期信号および/または制御情報を送信する。
任意で、別の実施形態において、方法300はさらに、UEが、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階と、UEが、同期参照元のタイミング基準およびタイミングオフセットに従って通信を実行する段階とを備え得る。
図6に示されるように、デバイス間リンクおよびセルラーリンクの両方が存在するとき、GNSSが存在するので、デバイス間タイミングおよび同期基準は、GNSSを統一的な同期元として使用し得て、UTC時間を統一的な時間基準として使用し得る。eNB間、特に非同期eNB間のタイミング基準は当然、デバイス間タイミング基準と異なる。
直接的な問題は以下の通りである。図7に示されるように、セルラーリンクのシステムフレーム番号の開始時間位置は、デバイス間リンクのシステムフレーム番号の開始時間位置と異なる。そのような違いにより、基地局のスケジューリングシグナリングとデバイス間リンクとの間のマッピングにおいて理解の不一致が生じる。図7に示されるように、セルラーリンクタイミングおよびデバイス間リンクタイミングは、完全に非同期なので、基地局によって構成されているデバイス間伝送パラメータ間の対応関係は、一意でないことがあり得る。
従って、本発明のこの実施形態において、UEは、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定し、同期参照元のタイミング基準およびタイミングオフセットに従って通信を実行し、これにより、D2Dリンクおよびセルラーリンクが存在するときに2つのリンクの間のタイミング基準が異なるという問題を解決する。
任意で、UEは、基地局の指示に従って、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定し得る。
具体的には、UEが、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階は、UEが、基地局によって送信されたタイミングオフセット指示情報を受信する段階であって、タイミングオフセット指示情報は、タイミングオフセットを示すために使用される、段階と、UEが、タイミングオフセット指示情報に従って、タイミングオフセットを決定する段階とを有する。
タイミングオフセット指示情報は、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のオフセットを含み得る。
例えば、基地局が、シグナリングを使用することによって、基地局によって処理されるUEに、ローカルセルおよび隣接セルにおけるセルラーリンクおよびデバイス間リンクの間のタイミングオフセットを示すとき、指示情報は、{セル識別子ID、セルラーリンクとデバイス間リンクとの間のタイミングオフセット}または{セル識別子ID、セルラーリンクと予め定義されたタイミング基準との間のオフセット}を含む。
予め定義されたタイミング基準は、UTCタイミングであり得るか、または、予め定義されたUTCタイミングに基づく、デバイス間リンクのシステムフレーム番号の開始位置、または、示すことができる最大のフレームの開始位置であり得る。システムフレーム、および、示すことができる最大のフレームの長さは、両方とも予め定義される。例えば、LTEにおいて、システムフレーム番号の長さは、10msであり、示すことができる最大のフレームの長さは、1024無線フレーム、すなわち、10.24sである。
最初に、デバイス間リンク上で、UTC時間における、デバイス間リンクの無線フレーム番号の開始時間、例えば、デバイス間リンクの無線フレーム0の開始時間を予め定義する必要がある。
start=Mod(tUTC+t,N)
ここで、Tstartはデバイス間リンクの無線フレーム0の開始時間であり、tUTCは現在のUTC時間であり、tはオフセットである。上記のパラメータにおいて、Nは予め定義された定数である。Nが1024であるとき、すべての時間単位は10msである。または、Nが10240であるとき、すべての時間単位は1msである。Modは剰余演算子である。
基地局によってデバイスへ送信されるシグナリングおよび/または構成情報は、基地局のシステムフレーム番号の開始時間TeNBに基づいて構成されている。基地局は、予め定義されたTstartの計算ルールを用いて、基地局のタイミングに従って、2つのリンク間のタイミングオフセット(offset)をUEのために構成し得る。オフセットがUEのために構成された後、UEは、基地局によって構成されている、デバイス間リンクの伝送情報をUEの送受信パラメータにマッピングし得る。例えば、オフセットが100msである場合、受信された、eNBによって示される、D2Dリンクの構成情報は、以下の通りである。サブフレーム3においてデバイス間データが送信される場合、UEは、それに応じて、UEのリンクの時間、すなわち、デバイス間リンクのサブフレーム103において、デバイス間データを送信する。
任意で、UEは、予め定義されたルールに従って、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定し得る。
具体的には、UEが、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定する段階は、UEが、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準を取得する段階と、UEが、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準とに従って、タイミングオフセットを決定する段階とを有する。
例えば、UEは、基地局と同期されるプロセスにおいて、隣接セルのタイミングリストを取得し、次に、UEがGNSSと同期されている場合、UEは、予め定義されたGNSSに基づくタイミング基準と、隣接セルの検出されたタイミングとに従って、各セルにおけるUEによって使用されるタイミングオフセットを計算する。
本発明のこの実施形態において、デバイス間リンクの無線フレーム0の開始時間Tstartを予め定義する必要がある。加えて、TstartとTeNBとの間のオフセットを決定するためのルールを定義する必要がある。例えば、オフセットは、以下のルールに従って決定される。
offset=Mod(Tstart-TeNB,N)
ここで、Nは予め定義された定数である。Nが1024であるとき、すべての時間単位は10msであり、または、Nが10240であるとき、すべての時間単位は1msである。Modは剰余演算子である。
結論として、UEは、上記の2つの方式で、2つのリンクの間のタイミングオフセットを決定し得て、これにより、UEの送受信パラメータのシグナリングを取得する。
図8は、本発明の実施形態に係る同期方法800の概略的フローチャートである。方法800は、方法300に対応し、ここでは対応する内容が適宜省略されている。図8に示されるように、方法800は以下の内容を備える。
810:基地局が同期情報を決定し、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
820:基地局が同期情報をUEへ送信する。
UEは、同期情報を受信後、同期情報に従って同期参照元を決定し得る。
本発明のこの実施形態において、同期情報がユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定できる。このようにして同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
任意で、別の実施形態において、同期方法800はさらに、基地局が制御情報をユーザ機器へ送信する段階であって、制御情報は同期参照元のタイプおよび/または識別子を決定するために使用される、段階を備える。
任意で、別の実施形態において、同期方法800はさらに、基地局が制御情報をユーザ機器へ送信する段階であって、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階をさらに備える。
同期元のホップカウントの指示情報は、同期元の最大ホップカウントを示すために使用される。UEは、最大ホップカウント内で同期信号を転送し得る。
任意で、段階810は具体的には、基地局が少なくとも1つの同期元についての情報を受信する段階であって、情報はユーザ機器によって送信される、段階と、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定する段階とを有する。
任意で、別の実施形態において、同期方法800はさらに、基地局がタイミングオフセット指示情報をユーザ機器へ送信する段階であって、タイミングオフセット指示情報は、ユーザ機器の同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを示すために使用される、段階を備える。
本発明のこの実施形態において、同期情報はユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って、同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
図9は、本発明の別の実施形態に係る同期方法900の概略的フローチャートを示す。方法900は、方法300に対応し、ここで、対応する内容は適宜省略される。図9に示されるように、方法900は以下の内容を備える。
910:UEが同期参照元を決定し、同期参照元のタイプは、GNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つである。
同期参照元はGNSS、基地局もしくは別のUEであり得るか、または、当該UEであり得ることを理解すべきである。
920:UEが同期参照元に従って同期信号を送信し、同期信号は、第1同期信号および/または第2同期信号を含み、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用される。
この場合、UEは同期元として使用され得る。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
具体的には、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスが同期参照元のタイプを示すために使用されることは、第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用されること、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用されること、または、第2同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つは、同期参照元のタイプを示すために使用されること、または、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用されること、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが、同期参照元のタイプを示すために使用されることを含む。
任意で、別の実施形態において、方法900は、ユーザ機器が制御情報を送信する段階であって、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む、段階をさらに備える。
同期元のホップカウントの指示情報は、ユーザ機器から同期参照元への現在のホップカウントを示すために使用される。
任意で、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンス、ならびに、制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、段階910においてUEが同期参照元を決定するための方法については、方法300においてUEが同期参照元を決定するための方法を参照してよいことを理解すべきである。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
以下では、図10から図15を参照しながら、本発明の実施形態に係るユーザ機器および基地局について詳細に説明する。
図10は、本発明の実施形態に係るユーザ機器1000の概略的ブロック図である。図10に示されているように、ユーザ機器1000は、取得ユニット1010、トランシーバユニット1020および決定ユニット1030を備える。
取得ユニット1010は、同期情報を取得するように構成され、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
トランシーバユニット1020は、少なくとも1つの同期元によって送信された第1同期信号を受信するように構成されている。
決定ユニット1030は、取得ユニット1010によって取得された同期情報、および、トランシーバユニット1020によって受信された第1同期信号に従って同期参照元を決定するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元によって送信された同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
任意で、決定ユニット1030は具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、選択パラメータを満たす同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、決定ユニット1030は、具体的には、第1同期信号に従って、第1同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、決定ユニット1030は、具体的には、優先度情報および第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、決定ユニット1030は、具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元が第1同期元を含むと決定し、および、第1同期元が予め定義された条件を満たす場合、第1同期元を同期参照元として選択し、または、第1同期元の信号が予め定義された条件を満たさない場合、優先度情報に従って、第1同期元を除く少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する第2同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、決定ユニット1030は、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し、ならびに、同期情報および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を決定するように構成されている。
第2同期信号の第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは、異なる同期元タイプを示すために使用され、第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは互いに異なり、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号のシーケンスセットは、複数のシーケンスサブセットを含み、複数のシーケンスサブセットは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
任意で、トランシーバユニット1020はさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成されている。
それに応じて、決定ユニット1030は具体的には、第1制御情報に従って少なくとも1つの同期元のタイプを決定するように、ならびに、同期情報、第1同期信号、および、少なくとも1つの同期元のタイプに従って同期参照元を決定するように構成されている。
任意で、トランシーバユニット1020はさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成され、第1制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
任意で、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、決定ユニット1030は、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンス、ならびに、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定するように構成されている。
任意で、取得ユニット1010は、具体的には、基地局によって送信された同期情報を受信するように構成されている。
任意で、トランシーバユニット1020はさらに、取得ユニット1010が同期情報を受信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を基地局へ送信することにより、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定するように構成されている。
任意で、トランシーバユニット1020はさらに、同期参照元に従って、第4同期信号および/または第2制御情報を送信するように構成され、第4同期信号および/または第2制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、決定ユニット1030はさらに、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定するように構成され、トランシーバユニット1020はさらに、同期参照元のタイミング基準、および、決定ユニット1030によって決定されたタイミングオフセットに従って、通信を実行するように構成されている。
任意で、トランシーバユニット1020はさらに、基地局によって送信されたタイミングオフセット指示情報を受信するように構成され、タイミングオフセット指示は、タイミングオフセットを示すために使用され、決定ユニット1030は、具体的には、トランシーバユニットによって受信されたタイミングオフセット指示情報に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
任意で、取得ユニット1010はさらに、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準を取得するように構成され、決定ユニット1030は、具体的には、同期参照元のタイミング基準、および、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
本発明のこの実施形態に係るユーザ機器1000は、本発明の実施形態に係る同期方法300におけるユーザ機器に対応し得ることを理解すべきである。加えて、ユーザ機器1000におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図3における方法300の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元によって送信された同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
図11は、本発明の別の実施形態に係る基地局1100の概略的ブロック図である。図11に示されるように、基地局1100は、決定ユニット1110および送信ユニット1120を備える。
決定ユニット1110は、同期情報をユーザ機器へ送信するように構成され、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含み、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定する。
送信ユニット1120は、同期情報をユーザ機器へ送信するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、同期情報はユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
任意で、送信ユニット1120はさらに、制御情報をユーザ機器へ送信するように構成され、制御情報は、同期参照元のタイプおよび/または識別子を示すために使用される。
任意で、送信ユニット1120はさらに、制御情報をユーザ機器へ送信するように構成され、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含み得る。
任意で、基地局1100はさらに、受信ユニット1130を備え得る。
受信ユニット1130は、送信ユニット1120が同期情報をユーザ機器へ送信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を受信するように構成され、情報は、ユーザ機器によって送信される。
決定ユニット1110は、具体的には、受信ユニット1130によって受信された少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定するように構成されている。
任意で、送信ユニット1120はさらに、タイミングオフセット指示情報をユーザ機器へ送信するように構成され、タイミングオフセット指示情報は、ユーザ機器の同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを示すために使用される。
本発明のこの実施形態に係る基地局1100は、本発明の実施形態に係る同期方法800における基地局に対応し得ることを理解すべきである。加えて、基地局1100におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図8における方法800の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、同期情報がユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定できる。このようにして同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
図12は、本発明の別の実施形態に係るユーザ機器1200の概略的ブロック図である。図12に示されるように、ユーザ機器1200は、決定ユニット1210よび送信ユニット1220を備える。
決定ユニット1210は、同期参照元を決定するように構成され、同期参照元のタイプは、GNSS、基地局またはユーザ機器のうちのいずれか1つである。
送信ユニット1220は、同期参照元に従って同期信号を送信するように構成され、同期信号は、第1同期信号および/または第2同期信号を含み、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、送信ユニット1220はさらに、制御情報を送信するように構成され、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンス、ならびに制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、送信ユニット1220はさらに、制御情報を送信するように構成され、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
本発明のこの実施形態に係るユーザ機器1200は、本発明の実施形態に係る同期方法900におけるユーザ機器に対応し得ることを理解すべきである。加えて、ユーザ機器1200におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図9における方法900の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元のタイプを決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
図13は、本発明の別の実施形態に係るユーザ機器1300の概略的ブロック図である。図13に示されるように、ユーザ機器1300は、プロセッサ1310、メモリ1320、バスシステム1330およびトランシーバ1340を備える。プロセッサ1310、メモリ1320およびトランシーバ1340は、バスシステム1330を使用することによって接続され、メモリ1320は、命令を記憶するように構成され、プロセッサ1310は、メモリ1320に記憶された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1310は、同期情報を取得するように構成され、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
トランシーバ1340は、少なくとも1つの同期元によって送信された第1同期信号を受信するように構成されている。
プロセッサ1310はさらに、同期情報および第1同期信号に従って同期参照元を決定するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元によって送信された同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ1310は、中央処理装置(Central Processing UnitCPU)であり得るか、または、プロセッサ1310は、別の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal ProcessingDSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated CircuitASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate ArrayFPGA)、または、別のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、または個別ハードウェアコンポーネントなどであり得ることを理解すべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るか、または、プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであり得る。
メモリ1320は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1310に提供する。メモリ1320の一部はさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1320はさらに、デバイスタイプ情報を記憶してよい。
データバスに加えて、バスシステム1330は、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図における様々なタイプのバスをバスシステム1330として示す。
実装過程において、上記の方法における段階は、プロセッサ1310におけるハードウェア論理集積回路を使用することによって、または、ソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装できる。本発明の実施形態に関連して開示される方法における段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリまたはレジスタなどの、当技術分野における成熟した記憶媒体に位置し得る。記憶媒体は、メモリ1320に位置し、プロセッサ1310は、メモリ1320から情報を読み取り、プロセッサにおけるハードウェアと組み合わせて、上記の方法における段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意で、トランシーバ1340はさらに、基地局によって送信された同期情報を受信するように構成されている。それに応じて、プロセッサ1310は、トランシーバ1340から同期情報を取得する。
任意で、プロセッサ1310は具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、選択パラメータを満たす同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用され、プロセッサ1310は、具体的には、第1同期信号に従って、第1同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、プロセッサ1310は、具体的には、優先度情報および第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、同期元指示情報は、第1同期元を示すために使用される。
それに応じて、プロセッサ1310は、具体的には、第1同期信号に従って、少なくとも1つの同期元が第1同期元を含むと決定し、および、第1同期元が予め定義された条件を満たす場合、第1同期元を同期参照元として選択し、または、第1同期元の信号が予め定義された条件を満たさない場合、優先度情報に従って、第1同期元を除く少なくとも1つの同期元から、最高優先度を有する第2同期元を同期参照元として選択するように構成されている。
任意で、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、プロセッサ1310は、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンスに従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定し、ならびに、同期情報および少なくとも1つの同期元のタイプに従って、同期参照元を選択するように構成されている。
第2同期信号の第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは、異なる同期元タイプを示すために使用され、第1シーケンス、第2シーケンスおよび第3シーケンスは互いに異なり、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号のシーケンスセットは、複数のシーケンスサブセットを含み、複数のシーケンスサブセットは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第3同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの複数の組み合わせは、異なる同期元タイプを示すために使用される。
任意で、トランシーバユニット1340はさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成されている。
それに応じて、プロセッサ1310は具体的には、第1制御情報に従って少なくとも1つの同期元のタイプを決定するように、ならびに、同期情報、第1同期信号、および、少なくとも1つの同期元のタイプに従って同期参照元を決定するように構成されている。
任意で、トランシーバ1340はさらに、少なくとも1つの同期元によって送信された第1制御情報を受信するように構成され、第1制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
任意で、第1同期信号は、第2同期信号および/または第3同期信号を含み、プロセッサ1310は、具体的には、第2同期信号のシーケンスおよび/または第3同期信号のシーケンス、ならびに、第1制御情報に従って、少なくとも1つの同期元のタイプを決定するように構成されている。
任意で、トランシーバ1340はさらに、同期情報を受信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を基地局へ送信することにより、基地局が、少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定するように構成されている。
任意で、トランシーバ1340はさらに、同期参照元に従って、第4同期信号および/または第2制御情報を送信するように構成され、第4同期信号および/または第2制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、プロセッサ1310はさらに、同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを決定するように構成され、トランシーバ1340はさらに、同期参照元のタイミング基準、および、プロセッサ1310によって決定されたタイミングオフセットに従って、通信を実行するように構成されている。
任意で、トランシーバ1340はさらに、基地局によって送信されたタイミングオフセット指示情報を受信するように構成され、タイミングオフセット指示は、タイミングオフセットを示すために使用され、プロセッサ1310は、具体的には、トランシーバ1340によって受信されたタイミングオフセット指示情報に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
任意で、プロセッサ1310はさらに、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準を取得するように構成され、プロセッサ1310は、具体的には、同期参照元のタイミング基準、および、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準に従って、タイミングオフセットを決定するように構成されている。
本発明のこの実施形態に係るユーザ機器1300は、本発明の実施形態に係る同期方法300におけるユーザ機器、および、本発明の実施形態に係るユーザ機器1000に対応し得ることを理解すべきである。加えて、ユーザ機器1300におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図3における方法300の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、同期情報が取得され、同期参照元が、同期情報、および、少なくとも1つの同期元の同期信号に従って決定され、その結果、同期を実装できる。
図14は、本発明の別の実施形態に係る基地局1400の概略的ブロック図である。図14に示されるように、基地局1400は、プロセッサ1410、メモリ1420、バスシステム1430およびトランシーバ1440を備える。プロセッサ1410、メモリ1420およびトランシーバ1440は、バスシステム1430を使用することによって接続され、メモリ1420は、命令を記憶するように構成され、プロセッサ1410は、メモリ1420に記憶された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1410は、同期情報を決定するように構成され、同期情報は、同期元の選択パラメータ情報、同期元指示情報、または同期元の優先度情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
トランシーバ1440は、同期情報をユーザ機器へ送信するように構成されている。
本発明のこの実施形態において、同期情報がユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定できる。このようにして同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ1410はCPUであり得るか、または、プロセッサ1410は別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、または個別ハードウェアコンポーネントなどであり得ることを理解すべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るか、または、プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであり得る。
メモリ1420は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1410に提供する。メモリ1420の一部はさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1420はさらに、デバイスタイプ情報を記憶してよい。
データバスに加えて、バスシステム1430は、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図における様々なタイプのバスをバスシステム1430として示す。
実装過程において、上記の方法における段階は、プロセッサ1410におけるハードウェア論理集積回路を使用することによって、または、ソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装できる。本発明の実施形態に関連して開示される方法における段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリまたはレジスタなどの、当技術分野における成熟した記憶媒体に位置し得る。記憶媒体は、メモリ1420に位置し、プロセッサ1410は、メモリ1420から情報を読み取り、プロセッサにおけるハードウェアと組み合わせて、上記の方法における段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
任意で、トランシーバ1440はさらに、制御情報をユーザ機器へ送信するように構成され、制御情報は、同期参照元のタイプおよび/または識別子を示すために使用される。
任意で、トランシーバ1440はさらに、制御情報をユーザ機器へ送信するように構成され、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
任意で、トランシーバ1440はさらに、同期情報をユーザ機器へ送信する前に、少なくとも1つの同期元についての情報を受信するように構成され、情報は、ユーザ機器によって送信され、プロセッサ1410は、トランシーバ1440によって受信された少なくとも1つの同期元についての情報に従って同期情報を決定するように構成されている。
任意で、トランシーバ1440はさらに、タイミングオフセット指示情報をユーザ機器へ送信するように構成され、タイミングオフセット指示情報は、ユーザ機器の同期参照元のタイミング基準と、別のリンクにおける同期参照元のタイミング基準との間のタイミングオフセットを示すために使用される。
本発明のこの実施形態に係る基地局1400は、本発明の実施形態に係る同期方法800における基地局、および、本発明の実施形態に係る基地局1100に対応し得ることを理解すべきである。加えて、基地局1400におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図8における方法800の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、同期情報はユーザ機器へ送信され、その結果、ユーザ機器は、同期情報に従って同期参照元を決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
図15は、本発明の別の実施形態に係るユーザ機器1500の概略的ブロック図である。図15に示されるようにユーザ機器1500は、プロセッサ1510、メモリ1520、バスシステム1530およびトランスミッタ1540を備える。プロセッサ1510、メモリ1520およびトランスミッタ1540は、バスシステム1530を使用することによって接続され、メモリ1520は、命令を記憶するように構成され、プロセッサ1510は、メモリ1520に記憶された命令を実行するように構成されている。
プロセッサ1510は、同期参照元を決定するように構成され、同期参照元のタイプは、全球測位衛星システム、基地局またはユーザ機器のうちのいずれか1つである。
トランスミッタ1540は、同期参照元に従って同期信号を送信するように構成され、同期信号は、第1同期信号および/または第2同期信号を含み、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用される。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元のタイプを決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
本発明のこの実施形態において、プロセッサ1510はCPUであり得るか、または、プロセッサ1510は別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは別のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、または個別ハードウェアコンポーネントなどであり得ることを理解すべきである。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るか、または、プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであり得る。
メモリ1520は、リードオンリメモリおよびランダムアクセスメモリを含んでよく、命令およびデータをプロセッサ1510に提供する。メモリ1520の一部はさらに、不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでよい。例えば、メモリ1520はさらに、デバイスタイプ情報を記憶してよい。
データバスに加えて、バスシステム1530は、電力バス、制御バス、およびステータス信号バスなどを含み得る。しかしながら、明確な説明のために、図における様々なタイプのバスをバスシステム1530として示す。
実装過程において、上記の方法における段階は、プロセッサ1510におけるハードウェア論理集積回路を使用することによって、または、ソフトウェアの形態の命令を使用することによって実装できる。本発明の実施形態に関連して開示される方法における段階は、ハードウェアプロセッサによって直接実行され得るか、または、プロセッサにおけるハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ、プログラマブルリードオンリメモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリまたはレジスタなどの、当技術分野における成熟した記憶媒体に位置し得る。記憶媒体は、メモリ1520に位置し、プロセッサ1510は、メモリ1520から情報を読み取り、プロセッサにおけるハードウェアと組み合わせて、上記の方法における段階を完了する。繰り返しを避けるために、詳細はここでは再度説明しない。
第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号のシーケンスセットは、少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを含み、第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせは、同期参照元のタイプを示すために使用され、または、第1同期信号は、第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、第1シンボルによって使用されるシーケンス、第2シンボルによって使用されるシーケンス、第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは、第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、トランスミッタ1540はさらに、制御情報を送信するように構成され、第1同期信号のシーケンスおよび/または第2同期信号のシーケンス、ならびに制御情報は、同期参照元のタイプを示すために使用される。
任意で、トランスミッタ1540はさらに、制御情報を送信するように構成され、制御情報は、同期元タイプの補助指示情報、同期信号送信サイクルの指示情報、同期信号が有効かどうかを示す指示情報、同期信号が送信されたかどうかを示す指示情報、同期信号が送信された時間‐周波数位置の指示情報、または、同期元のホップカウントの指示情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。
本発明のこの実施形態に係るユーザ機器1500は、本発明の実施形態に係る同期方法900におけるユーザ機器、および、本発明の実施形態に係るユーザ機器1200に対応し得ることを理解すべきである。加えて、ユーザ機器1500におけるユニット/モジュールの上記および他の操作および/または機能は、図9における方法900の対応する手順を実装することを意図している。簡潔にするために、詳細はここでは再度説明しない。
本発明のこの実施形態において、UEの同期参照元のタイプがGNSS、基地局またはUEのうちのいずれか1つであるとき、ユーザ機器によって送信される同期信号は、同期参照元のタイプを示すことができ、その結果、別のユーザ機器は、同期信号に従って同期参照元のタイプを決定できる。このようにして、同期を実装でき、最適な通信性能が保証される。
本発明の実施形態における「および/または」という用語は、関連対象物を説明する関連関係のみを説明するものであり、3つの関係が存在し得ることを表すことを理解すべきである。例えば、Aおよび/またはBは次の3つの場合、つまり、Aだけが存在すること、AおよびBの両方が存在すること、ならびにBだけが存在することを表し得る。加えて、本明細書における記号「/」は概して、関連対象物間の「または」の関係を示す。
当業者は、本明細書に開示される実施形態に説明される例と組み合わせて、ユニットおよびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実装され得ることを認識し得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明すべく、上記では概して、それぞれの例について構成および段階を機能に従って説明している。機能がハードウェアまたはソフトウェアのいずれによって実行されるかは、技術的解決法の特定の適用および設計の制約条件に依存する。当業者であれば、異なる方法を使用して、特定の適用の各々について、説明された機能を実装しよう。しかしながら、そのような実装が、本発明の範囲を越えるものとみなされるべきではない。
当業者によれば、説明の便宜および簡潔性の目的のために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態において対応するプロセスが参照されてよく、詳細は本明細書において再度説明されないことが明確に理解されよう。
本願において提供されるいくつかの実施形態において、開示されるシステム、装置、および方法は、他の方式で実装されてよいことを理解すべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、論理的機能の分割に過ぎず、実際の実装においては他の分割であってよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントは、別のシステムと組み合わせられまたは統合されてよい。または、いくつかの特徴は、無視されてよく、または、実行されなくてよい。加えて、表示される、または説明される相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェース、装置もしくはユニット間の間接的な結合もしくは通信接続、または、電気的接続、機械的接続もしくは他の形態の接続を使用することによって実装され得る。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれていてもそうでなくてもよく、また、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもそうでなくてもよく、1箇所に位置していてもよく、または、複数のネットワークユニットにおいて分散されていてもよい。ユニットのいくつかまたはすべては、本発明の実施形態の解決手法の目的を実現すべく、実際の必要性に従って選択されてよい。
加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、または、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してよく、または、2つもしくはそれより多くのユニットが、1つのユニットに統合されてよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、または、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてよい。
当業者であれば、上記の実施形態の説明から、本発明がハードウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせによって実装され得ることを明確に理解し得る。本発明がソフトウェアによって実装されるとき、上記の機能は、コンピュータ可読媒体に記憶されてよく、または、コンピュータ可読媒体における1または複数の命令もしくはコードとして伝送されてよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、コンピュータプログラムが1箇所から別の箇所へ伝送されることを可能にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。以下に例を提供するが、これは制限を課すものではない。コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROM、あるいは別の光ディスクストレージまたはディスク記憶媒体、あるいは別の磁気記憶デバイス、あるいは予期されるプログラムコードを命令またはデータ構造の形態で記憶または格納できる、またはコンピュータがアクセスできる任意の他の媒体を含んでよい。加えて、任意の接続が、コンピュータ可読媒体として適宜定義されてよい。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(igital Subscriber LineDSL)、または、赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術を使用することによってソフトウェアがウェブサイト、サーバまたは別のリモートソースから伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバ/ケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、それらが属する媒体の定義に含まれる。例えば、本発明において使用されるディスク(Disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含む。ディスク(Disk)は概して、磁気的手段を使用することによってデータを複製し、ディスク(disc)は、レーザを使用することによって光学的にデータを複製する。上記の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の保護範囲に含まれるべきである。
要約すると、上で説明されたものは、単に、本発明の技術的解決法の例示的な実施形態に過ぎないが、本発明の保護範囲を制限することを意図していない。本発明の主旨および原理から逸脱することなく成された任意の変更、等価な置き換え、または改善は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。

Claims (16)

  1. 同期の方法であって、
    ユーザ機器が同期情報を取得する段階であって、前記同期情報は全球測位衛星システム(GNSS)が最高優先度を有する同期元であることを示す、段階と、
    前記ユーザ機器が前記GNSSを検出する段階と、
    前記GNSSが予め定義された条件を満たす場合に、前記ユーザ機器が前記GNSSを同期参照元として選択する段階と、
    前記ユーザ機器がタイミングオフセット指示情報を決定する段階であって、前記タイミングオフセット指示情報は前記GNSSとデバイス間リンク(D2Dリンク)との間のタイミングオフセットを示す、段階と、
    前記ユーザ機器が前記GNSSのタイミング基準および前記タイミングオフセットに従って前記D2Dリンクのサブフレーム番号を決定する段階と
    を備える方法。
  2. 前記GNSSが前記予め定義された条件を満たさない場合に、前記ユーザ機器が、前記GNSSを除いて、優先順位に従って、優先順位が最も高い同期元を前記同期参照元として選択する段階
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ機器が同期情報を取得する前記段階は、前記ユーザ機器が前記同期情報を基地局から受信する段階を備える
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器がタイミングオフセット指示情報を決定する前記段階は、前記ユーザ機器が基地局から前記タイミングオフセット指示情報を受信する段階を備える
    請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ユーザ機器が前記同期参照元に従って同期信号を送信する段階であって、前記同期信号は第1同期信号および/または第2同期信号を含み、前記第1同期信号のシーケンスおよび/または前記第2同期信号のシーケンスは前記同期参照元のタイプを示すために使用される、段階
    をさらに備える請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第1同期信号が第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、前記第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは前記第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第2同期信号のシーケンスセットが少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、前記少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第2同期信号が第3シンボルおよび第4シンボルを含み、前記第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは前記第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第1同期信号が第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、前記第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、前記第1シンボルによって使用されるシーケンス、前記第2シンボルによって使用されるシーケンス、前記第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは前記第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す
    請求項に記載の方法。
  7. 同期の方法であって、
    基地局が同期情報を決定する段階であって、前記同期情報は全球測位衛星システム(GNSS)が最高優先度を有する同期元であることを示す、段階と、
    前記基地局が前記同期情報をユーザ機器に送信する段階と
    前記基地局がタイミングオフセット指示情報を前記ユーザ機器に送信する段階であって、前記タイミングオフセット指示情報は前記GNSSとデバイス間リンク(D2Dリンク)との間のタイミングオフセットを示し、前記D2Dリンクのサブフレーム番号は前記GNSSのタイミング基準および前記タイミングオフセットに従って決定される、段階と
    を備える方法。
  8. 同期情報を取得するように構成された取得ユニットであって、前記同期情報は全球測位衛星システム(GNSS)が最高優先度を有する同期元であることを示す、取得ユニットと、
    前記GNSSを検出するように構成されたトランシーバユニットと、
    前記GNSSが予め定義された条件を満たす場合に前記GNSSを同期参照元として選択するように構成された決定ユニットと
    を備え、
    前記決定ユニットはさらに、タイミングオフセット指示情報を決定するように構成され、前記タイミングオフセット指示情報は前記GNSSとデバイス間リンク(D2Dリンク)との間のタイミングオフセットを示し、
    前記トランシーバユニットはさらに、前記GNSSのタイミング基準および前記タイミングオフセットに従って前記D2Dリンクのサブフレーム番号を決定するように構成される
    ユーザ機器。
  9. 前記決定ユニットはさらに、前記GNSSが前記予め定義された条件を満たさない場合に、前記GNSSを除いて、優先順位に従って、優先順位が最も高い同期元を前記同期参照元として選択するように構成される
    請求項に記載のユーザ機器。
  10. 前記取得ユニットは、前記同期情報を基地局から受信するように構成される
    請求項8または9に記載のユーザ機器。
  11. 前記トランシーバユニットは、前記タイミングオフセット指示情報を基地局から受信するように構成される
    請求項から10のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  12. 前記トランシーバユニットはさらに、前記同期参照元に従って同期信号を送信するように構成され、前記同期信号は第1同期信号および/または第2同期信号を含み、前記第1同期信号のシーケンスおよび/または前記第2同期信号のシーケンスは前記同期参照元のタイプを示すために使用される
    請求項から11のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  13. 前記第1同期信号の少なくとも1つのシーケンスが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第1同期信号が第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、前記第1シンボルによって使用されるシーケンスもしくは前記第2シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第2同期信号のシーケンスセットが少なくとも2つのシーケンスサブセットを含み、前記少なくとも2つのシーケンスサブセットのうちの少なくとも1つが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第2同期信号が第3シンボルおよび第4シンボルを含み、前記第3シンボルによって使用されるシーケンスもしくは前記第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す、または、
    前記第1同期信号が第1シンボルおよび第2シンボルを占有し、前記第2同期信号は、第3シンボルおよび第4シンボルを占有し、前記第1シンボルによって使用されるシーケンス、前記第2シンボルによって使用されるシーケンス、前記第3シンボルによって使用されるシーケンス、もしくは前記第4シンボルによって使用されるシーケンスの少なくとも1つの組み合わせが前記同期参照元の前記タイプを示す
    請求項12に記載のユーザ機器。
  14. 同期情報を決定する決定ユニットであって、前記同期情報は全球測位衛星システム(GNSS)が最高優先度を有する同期元であることを示す、決定ユニットと、
    前記同期情報をユーザ機器に送信する送信ユニットと
    を備え
    前記送信ユニットはさらに、タイミングオフセット指示情報を前記ユーザ機器に送信するように構成され、前記タイミングオフセット指示情報は前記GNSSとデバイス間リンク(D2Dリンク)との間のタイミングオフセットを示し、前記D2Dリンクのサブフレーム番号は前記GNSSのタイミング基準および前記タイミングオフセットに従って決定される、
    基地局。
  15. コンピュータに、請求項1からのいずれか一項に記載の方法の段階を実行させるためのプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムを備えるコンピュータ可読媒体。
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