JP6275252B2 - D2d信号の伝送方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は通信分野に関し、特にD2D信号の伝送方法及び装置に関する。
図1は、従来のセルラー方式通信技術中の2つの端末(UE)間のデータ通信方式を示している。図1に示すように、2つの端末の音声及びデータなどのトラフィックは、それぞれ駐在する強化型の基地局(evolved Node B、以下eNBと略称)及びコアネットワーク(SGW/PGW)によって交換する。
端末から端末(Device−to−Device,D2Dと略称)技術による通信方法は図1に示す方法と異なる。図2に示すように、D2Dを通じて、隣接の端末は、中心ノード(central node,即ち基地局)の転送を要らず、短距離範囲内で、ダイレクト・リンク(direct link)によりデータを伝送する。D2D技術自身の短距離通信及びダイレクト通信特徴は、以下のメリットを有する。
(1)端末の短距離ダイレクト通信は、高データレート、低遅延及び低消費電力を実現できる。
(2)ネットワークに広く配布されているユーザー端末及びD2D通信リンクの短距離特徴を利用することにより、スペクトル・リソースを効率的に利用できる。
(3)D2Dのダイレクト通信は、P2P(Peer−to−Peer)などのトラフィックのローカルデータ共有ニーズに応じられ、適応性の高いデータサービスを提供することができる。
(4)D2Dダイレクト通信は、ネットワーク中の数多い且つ広く配布されている通信端末を利用して、ネットワークのカバリッジ範囲を進展させることができる。
LTE D2D技術とは、LTE(Long Term Evolution)許可周波数帯(licensed frequency band)における、LTEネットワークにより制御されるD2D発見及び通信過程を指す。LTEのD2D技術は、D2D技術の従来メリットを発揮するとともに、LTEネットワークの制御により、制御しがたい干渉などのような従来D2D技術の欠陥を解消することもできる。LTE D2D特性の導入は、LTE技術を、単なる無線モバイル・セルラー方式との通信技術からユニバーサル接続技術(Universal Connectivity Technology、UCTと略称)の方向へ導く。
LTE D2D技術は、D2D発見(D2D discovery)及びD2Dを含む。D2D発見とは、1個のD2D端末(User Equipment、以下UEと略称)により付近の他のD2D UEを発見することを指す。D2D通信とは、D2D UEと他のD2D UE間のデータ通信伝送を指す。発見も通信も、UE間の同期化をベースとしてD2D信号の送受信を行う。ネットワークのカバリッジにおいて、基地局によりシンクロナイゼーション・リファレンス(タイミング・リファレンスとも称する)を提供することができ、カバリッジ内のすべてのUEは、基地局からの同期化信号によりシンクロナイゼーション・リファレンスを獲得することができる。ネットワークカバリッジ範囲以外、基地局により提供する同期化機能を利用するため、クラスタヘッドにより同期化信号を送信する必要がある。こうして、クラスタ内の他のUEは、同期化信号に基づいて同様なシンクロナイゼーション・リファレンスを獲得することができる。
図3−図5は3種のD2D伝送方式を示す図である。図3はネットワークカバリッジ場合のD2D伝送方式を示す。図4はネットワークカバリッジがない場合のD2D伝送方式を示す。図5は一部のネットワークカバリッジ場合のD2D伝送方式を示す。図3−図5により、いずれの場合においても、D2D UEが複数のセルまたは複数のクラスタのUEからのD2D信号を受信するかもしれないため、これらのUEの所在のセルまたはクラスタのD2Dに基づいてタイミング及びD2Dリソース構成(resource configuration)を送信して、対応するD2D信号を受信する。その前に、UEは、まず、異なるセルまたはクラスタのD2D信号に対応するシンクロナイゼーション・リファレンス及びD2Dリソース構成情報を獲得する。ここで、UEの所在のサービスセルまたは所在のクラスタのリソース構成情報は、基地局またはクラスタヘッドにより通知されることができる。
本セルのD2Dリソース構成情報は、一般的に基地局により通知されるが、UEが他のセルまたは他のクラスタのD2Dリソース構成情報を獲得する方法はまだ存在しない。こうして、例えばネットワークカバリッジが存在せず、かつクラスタヘッドがリソース割り当て能力を有しない場合、クラスタヘッドによりリソース割り当て及び通知を行われないため、UEは固定リソースしか利用できない。これにより、クラスタ間のD2Dリソースは同様なリソースであるため、相互干渉を容易に引き起す。
従来のUEが固定リソースによりD2D信号を伝送するため伝送効率及び質が低下される問題点を解決できる技術は、まだ案出できていない。
従来のUEが固定リソースによりD2D信号を伝送するため伝送効率及び質が低下される問題点について、本発明はD2D信号の伝送方法及び装置を提供し、UEが同期化信号及び/またはD2D信号によりD2Dリソース構成を得られ、固定リソースを利用しなくなり、相互干渉を低減することができる。
本発明の思想は以下通りに実現できる。
本発明にかかる実施例は、D2D信号の伝送方法を提供する。
D2D信号の伝送方法は、同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定するステップと、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定するステップと、特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行うステップとを備える。
ここで、シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちの少なくとも1つを含む。
また、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定するステップは、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得するステップと、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定(offset estimation)を獲得するステップと、
D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得するステップと、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得するステップと、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得するステップと、
同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得するステップとのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成を特定するステップは、
同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定するステップと、または、同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定するステップと、または、検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定するステップとを備える。
ここで、同期化信号に含まれる情報は下記の、同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報と、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれ、D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
ここで、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は、UEのD2D IDと、UEの所在のセルのセルIDと、UEの所在のクラスタのクラスタIDと、D2DアプリケーションIDと、D2Dリソース構成指示情報(D2D resource configuration indication information)、発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子とのうちの少なくとも1つを含む。ここで、D2Dリソース構成指示情報は下記の、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
一態様において、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または既定義(predefined)の方法により獲得する。
また、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は、
本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係とのうちの少なくとも1つを含む。
他の一の態様において、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定することができる。
また、リソース位置においてD2D信号の送信または受信を行うステップは、
同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記リソース位置に基づいてD2D信号を送信または受信するステップと、
または、
D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信するステップと、
または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信するステップと、
または、
同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信するステップと、
または、
D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信するステップと、
または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信するステップとを備える。
ここで、前記D2Dリソース構成を特定する処理は、
同期化信号及び/またはD2D信号を送信するUEのD2Dリソース構成を特定するステップと、
または、
システムのD2Dリソース構成を特定するステップとを備える。
また、D2D信号は、D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含む。
好ましくは、D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の他の1つの態様は、D2D信号の伝送装置を提供する。
本発明にかかるD2D信号の伝送装置は、同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する第1特定モジュールと、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する第2特定モジュールと、特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行う伝送モジュールとを備える。
ここで、シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちの1つを含む。
また、第1特定モジュールは下記方法のうちの少なくとも1つにより他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得し、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得し、
D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得し、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得し、
同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得する。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュールは、同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定し、または、第2特定モジュールは、同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定し、または、第2特定モジュールは、検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
ここで、同期化信号に含まれる情報は下記の、同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は、UEのD2D IDと、UEの所在のセルのセルIDと、UEの所在のクラスタのクラスタIDと、D2DアプリケーションIDと、D2Dリソース構成指示情報と、発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子とのうちの少なくとも1つを含む。ここで、D2Dリソース構成指示情報は、下記の、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
一方、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または既定義の方法により獲得する。
また、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は、
本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係うちの少なくとも1つを含む。
他の一方、第2特定モジュールは、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
また、伝送モジュールがリソース位置においてD2D信号の送信または受信を行う方式は、
同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記リソース位置に基づいてD2D信号を送信または受信する方式、
または、
D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する方式、
または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する方式、
または、
同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する方式、
または、
D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する方式、
または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する方式とを備える。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュールは同期化信号及び/またはD2D信号を送信するUEのD2Dリソース構成を特定するか、または、第2特定モジュールはシステムのD2Dリソース構成を特定する。
また、D2D信号は、D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
本発明の他の態様によれば、D2D信号の他の伝送装置を提供する。
本発明のD2D信号の伝送装置は、メモリにおけるプログラムを読み出し、同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号のシンクロナイゼーション・リファレンスを送信または受信し、検出した同期化信号及び/または他の信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定し、特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において送受信機を介して他のD2D信号の送信または受信を実行するプロセッサと、
前記プロセッサの制御によりデータを送受信する送受信機とを備える。
ここで、シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちの1つを含むことができる。
また、プロセッサは、以下方式のうちの少なくとも1つによりD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得し、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得し、
D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得し、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得し、
同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得する。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサは、同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定するか、または、第2特定モジュール同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定するか、または、第2特定モジュールは、検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
ここで、同期化信号に含まれる情報は下記の、同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報と、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は下記の、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子と、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は、UEのD2D ID、UEの所在のセルのセルIDと、UEの所在のクラスタのクラスタIDと、D2DアプリケーションIDと、D2Dリソース構成指示情報と、発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子とのうちの少なくとも1つを含む。ここで、D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
一方、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または定義した装置を介して獲得する。
また、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は、
本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係と、
他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係とのうちの少なくとも1つを含む。
他の一方、プロセッサは、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
また、プロセッサがリソース位置において送受信機を介してD2D信号の送受信を行う方法は、同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、当該リソース位置において前記送受信機を介してD2D信号を送信または受信するか、または、
D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記送受信機D2Dを介して信号を送信または受信するか、または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記送受信機D2Dを介して信号を送信または受信するか、または、
同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記送受信機D2Dを介して信号を送信または受信するか、または、
D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記送受信機D2Dを介して信号を送信または受信するか、または、
D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記送受信機D2Dを介して信号を送信または受信する。
また、D2D信号は、D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
本発明が、UEが同期化信号及び/またはD2D信号によりD2Dリソース構成を得られるようにすることにより、UEがD2D信号伝送の際に固定リソースしか利用できない従来の問題点を解決し、伝送効率及び質を向上する。
従来技術のセルラーネットワークにおける端末通信のデータフローチャートである。 従来技術の端末の直接通信際のデータフローチャートである。 従来技術のネットワークカバリッジを有するD2D伝送シーン構造図である。 従来技術のネットワークカバリッジを有しない場合のD2D伝送シーン構造図である。 従来技術の一部ネットワークカバリッジのD2D伝送シーン構造図である。 本発明にかかる実施例のD2D信号の伝送方法のフローチャート図である。 本発明にかかる実施例のD2D信号の伝送装置のブロック図である。 本発明にかかる技術手段を実施できるコンピューター構造のブロック図である。 本発明にかかる実施例のD2D信号の他の伝送装置のブロック図である。
以下、本発明にかかる実施例の図面を参照しながら、本発明にかかる実施例の技術手段を明確かつ詳細に説明する。説明した実施例は、本発明にかかる実施例の一部であり、全部ではない。当業者が本発明にかかる実施例に基づいて獲得した他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
本発明にかかる実施例は、D2D信号の伝送方法を提供する。
図6に示すように、本発明にかかる実施例のD2D信号の伝送方法は、ステップS601と、ステップS603と、ステップS605とを備える。
ステップS601において、同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する(タイミング・リファレンスとも称する)。
ステップS603において、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
ステップS605において、特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行う。
ここで、D2D信号はD2D発見信号及び/またはD2D通信信号を含むことができる。
ステップS603におけるD2Dリソース構成を特定するのに用いられる同期化信号及び/またはD2D信号と、ステップS601における確定シンクロナイゼーション・リファレンスを特定するのに用いられる同期化信号及び/またはD2D信号とは、同一の信号であってもよいし、異なる信号であってもよいことに留意されたい。例えば、ステップS601において、同期化信号を利用してシンクロナイゼーション・リファレンスを特定することができ、ステップS603において、D2D信号(例えば、D2D通信信号またはD2D発見信号)を利用してリソース構成を確定することができる。
また、ステップS601及びステップS605における他のD2D信号は、前記D2D信号と異なり、前述D2D信号を送信するUEから送信した他のD2D信号であってもよいし、他のUEから送信したD2D信号であってもよく、または後で送信しようとするD2D信号であってもよい。D2D信号の受信は、UE所属のサービスセルのD2D信号の受信であってもよいし、非サービスセルのD2D信号の受信であってもよい。
ここで、同期化信号はサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得するのに用いられる同期化シーケンスを含むことができ、無線フレームナンバーを獲得するのに用いられる同期化チャネルを含むこともできるため、同期化信号に基づいてシンクロナイゼーション・リファレンスを確定することができる。また、シンクロナイゼーション・リファレンスは、同期化信号の検出により特定できるし、D2D信号(例えば、D2D発見信号)の検出により特定することもでき、さらに、同期化信号及びD2D信号の検出により特定することもできる。特定したシンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンス、及び/または周波数シンクロナイゼーション・リファレンスを含む。
具体的に、他のD2D信号の送受信のシンクロナイゼーション・リファレンスの特定は、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得する手段と、
D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する手段と、
D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得する手段と、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得する手段と、
同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する手段と、
同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得する手段とのうちの少なくとも1つを含む。
一実施例において、D2D信号に基づいてシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する場合、サブフレームナンバーを特定しなくてもよい。例えば、D2D発見信号における発見シーケンスに基づいてサブフレームの開始位置を獲得して、シンクロナイゼーション・リファレンスとして、サブフレームナンバーを特定しない場合のD2D信号を受信する。
以下、D2Dリソース構成の特定を説明する。ここのリソース構成は、D2D発見信号のリソース構成(即ちD2D発見リソース構成)、及び/またはD2D通信的リソース構成(即ちD2D通信リソース構成)を含むことができる。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、同期化信号及び/またはD2D信号を送信するUEのD2Dリソース構成を特定でき、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、システムのD2Dリソース構成を特定することもできる。換言すれば、特定したリソース構成は、1つのUEのリソース構成であってもよく、全システムのリソース構成であってもよい。ここで、システムのD2Dリソース構成は、1個のセルの全てのUEのD2Dリソース構成であってもよく、全セルのD2Dリソース構成であってもよい。
また、D2Dリソース構成は、物理リソース構成(例えば、D2D信号の占有する時間リソース及び周波数リソース構成より構成され、ホッピングパターンも含む)と、物理リソース単位(即ち、1個の発見リソースまたは通信リソースで占有されるリソースサイズである)と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
D2Dリソース構成を特定する場合、多様の手段で特定することができ、以下、これらの手段それぞれを説明する。
(手段1)同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
同期化信号に含まれる情報は、同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子(当該シーケンス識別子は、UEの所在のセルのセルIDにより得られ、またはUEの所在のクラスタのクラスタIDにより得られる)と、同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれる時分割複信(Time Division Duplex、TDD)UL/DL構成情報と、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含む。
D2D発見信号に含まれる情報は、D2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれることができる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれることができる。ここで、好ましくは、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子(当該シーケンス識別子はUEの所在のセルのセルIDであってもよく、またはUEの所在のクラスタのクラスタIDであってもよい)と、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報とのうちの少なくとも1つを含む。発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は、UEのD2D IDと、UEの所在のセルのセルIDと、UEの所在のクラスタのクラスタIDと、D2DアプリケーションIDと、D2Dリソース構成指示情報と、発見メッセージまたは通信メッセージの復調基準信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)シーケンスを生成するためのシーケンス識別子とのうちの少なくとも1つを含む。ここで、D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
前記対応関係において、対応関係中の一方はD2Dリソース構成であり、他の一方は、前記同期化信号に含まれる情報と、発見シーケンスに含まれる情報と、発見メッセージに含まれる情報と、通信シーケンスに含まれる情報と、通信メッセージに含まれる情報とのうちのいずれかの情報を含むか、上記例挙した複数の情報の組み合わせであってもよい。
例えば、1個の実施例において、UEは、検出した同期化信号のシーケンスにより特定したシーケンス識別子、及び予め特定したシーケンス識別子とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。他の1個の実施例において、UEは、検出したD2D発見信号における発見シーケンスにより特定したシーケンス識別子、及び予め特定したシーケンス識別子とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。他の1個の実施例において、UEは、検出したD2D発見信号における発見メッセージに含まれるD2D ID、及び予め特定したD2D IDとD2D発見リソース構成との対応関係に基づいて、D2D発見リソース構成を特定する。他の1個の実施例において、UEは、検出したD2D発見信号における発見メッセージに含まれるD2Dリソース構成指示情報、及び予め特定したD2Dリソース構成指示情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。また、上記例挙した具体的な実施例間に組み合わせることができるし、例挙していない他の実施例と組み合わせることもできる。
また、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または定義した方法により獲得する。
ここで、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係。
例えば、本セルの基地局は、他の基地局とのD2Dリソース構成情報の交換により、他のセルの同期化信号またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係を獲得して、UEに通知することができる。また、クラスタヘッドUEは、他のクラスタヘッドUEとのD2Dリソース構成情報の交換により、他のクラスタ的同期化信号またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係を獲得して、UEに通知することができる。
(手段2)検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。D2D信号は、D2D発見信号及び/またはD2D通信信号を含む。当該手段によりD2Dリソース構成を特定する場合、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。例えば、D2D発見信号の場合、D2Dリソース構成はある特定情報に対応するようにD2D発見信号に含まれておらず、D2D発見信号にD2Dリソース構成が直接に含まれるため、UEのD2Dリソース構成を特定する場合、前に説明した手段1の対応関係を利用せず、D2D発見信号に含まれるコンテンツを直接に読み出せばよい。例えば、UEは、D2D発見信号における発見メッセージに含まれる発見リソース構成情報に基づいて、D2D発見リソース構成を特定することができる。D2D通信信号の場合、同様に類似の手段によりD2D構成を特定すればよい。
(手段3)同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定する。当該手段によりD2Dリソース構成を特定する場合、同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定して、D2Dリソース構成を特定する。例えば、UEは、同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報に基づいて、アップリンクサブフレームがD2D伝送に用いられると特定することにより、D2Dリソース構成を特定する。さらに、UEは、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報に基づいて、システム帯域幅内のリソースのみがD2D伝送に用いられると特定することにより、D2Dリソース構成を特定する。
同期化信号に含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子(当該シーケンス識別子はUEの所在のセルのセルIDから得られるか、またはUEの所在のクラスタのクラスタIDから得られる)
‐ 同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 同期化シーケンスための循環シフト
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報。
また、D2D発見信号に含まれる情報は、D2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれることができる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれることができる。
ここで、好ましくは、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子(当該シーケンス識別子はUEの所在のセルのセルIDであるか、またはUEの所在のクラスタのクラスタIDである)
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプ、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ UEのD2D ID
‐ UEの所在のセルのセルID
‐ UEの所在のクラスタのクラスタID
‐ D2DアプリケーションID
‐ D2Dリソース構成指示情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子。
ここで、D2Dリソース構成指示情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ D2D発見リソース構成指示情報
‐ D2D通信リソース構成指示情報。
ここで、D2Dリソース構成指示情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ D2D発見リソース構成指示情報
‐ D2D通信リソース構成指示情報。
このように、シンクロナイゼーション・リファレンス及びD2Dリソース構成を特定した後、UEはD2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定でき、さらに当該リソース位置においてD2D信号を送受信する。
一実施例において、UEは、同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記リソース位置に基づいてD2D信号を送信または受信することができる。
他の一実施例において、UEは、D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信することができる。
他の一実施例において、UEは、D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信することができる。
他の一実施例において、UEは、同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信することができる。
他の一実施例において、UEは、D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信することができる。
他の一実施例において、UEは、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信することができる。
上述のように、D2D信号の送信及び検出を実施でき、UEが同期化信号またはD2D信号により異なるセルまたはクラスタのD2D信号の受信に必要となるタイミング及びリソース情報を獲得できるようにし、また、このような手段により本セルまたは所在クラスタのタイミング及びリソース情報を獲得してD2D送信を行う。
以下、具体的な実施例に基づいて本発明の技術手段を説明する。
〈実施例1〉UEが基地局のカバリッジ範囲に位置しており、且つD2D UEであると仮定する。
基地局は隣接の基地局と情報を交換して、隣接基地局のカバリッジセルのセルID及びD2Dリソース構成を獲得して、セルIDとD2Dリソース構成の対応関係を生成し、且つ、ダウンリンク制御シグナリングまたはブロードキャストによりUEに通知する。ここのD2Dリソース構成はD2D発見リソース構成であってもよいし、D2D通信リソース構成であってもよい。例えば、表1に示す対応関係を参照することができる。
Figure 0006275252
UEは、基地局から送信した、セルIDとD2Dリソース構成の対応関係を知らせるダウンリンク制御シグナリングまたはブロードキャストを受信する。
UEは、異なるセルIDにより複数のセルの同期化信号を検出し、各セルの同期化信号により獲得したダウンリンクタイミングに基づいて対応セルのD2D信号の受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。当該D2D信号はD2Dリソース構成と対応し、即ちD2Dリソース構成がD2D発見リソース構成である場合、D2D発見信号の受信のためシンクロナイゼーション・リファレンスであり、D2Dリソース構成がD2D通信リソース構成の場合、D2D通信信号の受信のためシンクロナイゼーション・リファレンスである。
UEが各セルの同期化信号を検出して各セルのセルIDを獲得し、当該セルIDは同期化信号のためのシーケンスを特定したシーケンス識別子であり、方法はLTEのダウンリンク同期化と同様である。そして、事前に獲得したセルIDとD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、各セルのD2Dリソース構成を特定する。例えば、同期化信号Aを送信するあるセルAのIDがセルID2であることを検出すれば、当該セルのD2Dリソース構成が、周期2、サブフレーム構成2である。
UEは、特定した受信各セルのD2D信号のシンクロナイゼーション・リファレンス、及び対応セルのD2Dリソース構成に基づいて、各セルのD2D信号を受信する物理リソースを特定し、且つ対応リソースにおいてD2D信号を受信する。例えば、UEは、同期化信号AによりセルAのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、セルAのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、同期化信号Aにより獲得したセルA、即ちセルID2のD2Dリソース構成に基づいて、周期2を周期としてサブフレーム構成2に対応するサブフレームにおいてセルAのD2D信号を受信する。
〈実施例2〉UEが基地局のカバリッジ範囲の以外に位置し、且つD2D UEであると仮定する。
各UEは、クラスタIDとD2Dリソース構成の対応関係を事前に定義する。例えば、クラスタIDがKであるクラスタに対応するD2Dリソース周期がTであり、用いるD2DサブフレームインデックスNは、N mod 3 = K mod 3を満足する。ここのD2DリソースはD2D発見に用いるリソースであってもよく、D2D通信に用いるリソースであってもよい。
UEは、異なるクラスタIDにより複数のクラスタの同期化信号を検出し、各クラスタの同期化信号により獲得したダウンリンクタイミングに基づいて、対応クラスタのD2D信号を受信するシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。ここのD2D信号は、D2Dリソース構成と対応し、即ち、D2Dリソース構成がD2D発見リソース構成である場合、D2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンスであり、D2Dリソース構成がD2D通信リソース構成である場合、D2D通信信号のシンクロナイゼーション・リファレンスである。
UEは各クラスタの同期化信号の検出により各クラスタのクラスタIDを獲得し、当該クラスタIDが同期化信号のためのシーケンス特定したシーケンス識別子であり、方法はLTEのダウンリンク同期化と類似する。そして、事前に獲得したクラスタIDとD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、各クラスタのD2Dリソース構成を特定する。例えば、同期化信号Aを送信するあるクラスタAのクラスタIDがkであると検出すれば、当該クラスタのD2Dリソース構が周期Tであり、用いるD2DサブフレームインデックスNがN mod 3 = k mod 3を満足する。
UEは、特定した受信各クラスタのD2D信号のシンクロナイゼーション・リファレンス、及び対応クラスタのD2Dリソース構成に基づいて、各クラスタのD2D信号を受信する物理リソースを特定し、且つ対応リソースにおいてD2D信号を受信する。例えば、UEは、同期化信号Aに基づいてクラスタAのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、クラスタAのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、同期化信号Aにより獲得したクラスタAのD2Dリソース構成に基づき、Tを周期とし、N mod 3 = k mod 3を満足するサブフレームインデックスに対応するサブフレームにおいてクラスタAのD2D信号を受信する。
〈実施例3〉UEが基地局のカバリッジ範囲に位置し、且つD2D UEである。
基地局は、隣接の基地局の情報を交換し、隣接基地局カバリッジのセル内のUEが発見シーケンスを生成するためのシーケンスID及び対応セルのD2D発見リソース構成を獲得し、発見シーケンスIDとD2D発見リソース構成の対応関係を獲得し、且つ、ダウンリンク制御シグナリングまたはブロードキャストによりUEに通知する。例えば、表2に示す対応関係(シーケンスIDがセルIDと同一可能)を参照された。
Figure 0006275252
UEは、基地局から送信した、シーケンスIDとD2Dリソース構成の対応関係を知らせるダウンリンク制御シグナリングまたはブロードキャストを受信する。
UEは、異なるシーケンスID及び対応する帯域幅構成に基づいて異なるUEからのD2D発見信号を検出し、D2D発見信号における発見シーケンスにより獲得したタイミングに基づいて、対応UEまたはUE所在セルの他のUEのD2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。
UEは、検出した各UEのD2D発見信号における発見シーケンスにより、UEが発見シーケンスを生成するためのシーケンスIDを獲得する。そして、事前に獲得した発見シーケンスIDとD2D発見リソース構成の対応関係に基づいて、対応UEまたはUE所在セルの他のUEがD2D発見信号を送信するのに用いるD2D発見リソース構成を特定する。例えば、あるD2D発見信号における発見シーケンスのシーケンスIDがシーケンスID1であると検出すれば、当該UEまたは当該UE所在セルのD2D発見リソース構成が帯域幅構成1、発見周期1、発見サブフレーム構成1であると特定する。
UEは、特定した受信各UEまたは各UE所在セルのD2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンス、及び当該UEまたは当該UE所在セルのD2D発見リソース構成に基づいて、当該UEまたは当該UE所在セルの他のUEのD2D発見信号の受信に用いられる物理リソースを特定し、且つ対応リソースにおいてD2D発見信号を受信する。例えば、UEは、D2D発見信号Aに基づいてUE Aのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、UE Aのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、D2D発見信号Aにより獲得したUE A即ちUEシーケンスID1のD2Dリソース構成に基づいて、発見周期1を周期として発見サブフレーム構成1に対応するサブフレーム内の帯域幅構成1に対応する帯域幅においてセルAのD2D発見信号を受信する。
〈実施例4〉
UEは、異なるUEからのD2D発見信号を検出し、D2D発見信号における発見シーケンスにより獲得したタイミングに基づいて、対応UEまたはUE所在セルUEのD2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンスを受信すると特定する。
UEは、検出した各UEのD2D発見信号における発見メッセージに含まれる発見リソース構成情報により、対応UEまたは対応するUE所在セルUEがD2D発見信号を送信するのに用いるD2D発見リソース構成を特定する。例えば、発見メッセージにおける複数ビットの発見リソース構成情報において、D2D発見リソース構成は、当該UEまたは当該UE所在セルを示す。当該D2D発見リソース構成は、帯域幅構成1、発見周期1、発見サブフレーム構成1、周波数ホッピング構成1である。
UEは、特定した受信各UEまたは各UE所在セルのD2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンス、及び当該UEまたは当該UE所在セルのD2D発見リソース構成に基づいて、当該UEまたは当該UE所在セルUEのD2D発見信号を受信するのに用いられる物理リソースを特定し、対応リソースにおいてD2D発見信号を受信する。例えば、UEは、D2D発見信号A内の発見シーケンスに基づいてUE A所在セルのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、当該セルのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、D2D発見信号A内の発見メッセージにより獲得したUE A所在セルのD2D発見リソース構成に基づいて、発見周期1を周期とし、発見サブフレーム構成1に対応するサブフレーム内の帯域幅構成1に対応する帯域幅において、周波数ホッピング構成1により、UE A所在セルの各UEに用いられる物理リソースを特定し、セルAにおけるUEが送信するD2D発見信号を受信する。
〈実施例5〉
UEは、異なるセル及び/またはクラスタからの同期化信号を検出し、各セル及び/またはクラスタの同期化信号により獲得したダウンリンクタイミングに基づいて、対応セル及び/またはクラスタのD2D発見信号の受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。
UEは、特定した、対応セル及び/またはクラスタのD2D発見信号を受信するシンクロナイゼーション・リファレンスに基づいて、予め定義したリソース範囲において当該セルD2D発見信号を検出する。
UEは、検出した当該セル及び/またはクラスタUE送信のD2D発見信号における発見メッセージに含まれる発見リソース構成情報に基づいて、対応するUE所在セル及び/またはクラスタのUEがD2D発見信号を送信するのに用いるD2D発見リソース構成を特定する。例えば、発見メッセージに含まれる複数ビットの発見リソース構成情報における、当該UE所在セル及び/またはクラスタを示すD2D発見リソース構成は、発見サブフレーム構成1、発見サブバンド構成1である。
UEは、特定した、各セル及び/またはクラスタのD2D発見信号を受信するシンクロナイゼーション・リファレンス、及び対応セル及び/またはクラスタのD2D発見リソース構成に基づいて、各セル及び/またはクラスタのD2D発見信号の受信に用いられる物理リソースを特定し、対応リソースにおいてD2D発見信号を受信する。例えば、UEは同期化信号AによりUE A所在セル及び/またはクラスタのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、当該セル及び/またはクラスタのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、D2D発見信号A内の発見メッセージにより獲得したUE A所在セル及び/またはクラスタのD2D発見リソース構成に基づき、発見サブフレーム構成1に対応するサブフレーム内のサブバンド構成1に対応するサブバンドにおいて、セル及び/またはクラスタA内のUEにより送信したD2D発見信号を受信する。
〈実施例6〉UE基地局のカバリッジ範囲以外に位置し、且つD2D UEであると仮定する。
各UEは、クラスタIDとD2Dリソース構成の対応関係を事前に定義する。例えばクラスタIDがKであるクラスタに対応するD2Dリソース周期をTとし、用いるD2DサブフレームインデックスNをN mod 4 = K mod 4(N<20)を満足させるようにする。ここのD2Dリソース構成はD2D発見リソース構成であってもよく、D2D通信リソース構成であってもよい。
UEは、異なるクラスタIDに基づいて所在クラスタの同期化信号を検出し、所在クラスタの同期化信号により獲得したダウンリンクタイミングに基づいてD2D信号を送信するシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。ここのD2D信号はD2Dリソース構成と対応し、即ちD2Dリソース構成がD2D発見リソース構成であれば、D2D発見信号のシンクロナイゼーション・リファレンスであり、D2Dリソース構成がD2D通信リソース構成であれば、D2D通信信号のシンクロナイゼーション・リファレンスである。
UEは、同期化信号の検出において獲得したクラスタID(当該クラスタIDが同期化信号のためのシーケンス特定したシーケンス識別子であり)、及び事前に獲得したクラスタIDとD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、所在クラスタのD2Dリソース構成を特定する。例えば、所在クラスタのクラスタIDがkであれば、当該クラスタのD2Dリソース構成が発見周期Tであり、用いるD2DサブフレームインデックスNがN mod 4 = k mod 4(N<20)を満足することを特定できる。ここのD2Dリソース構成とステップ1中のD2Dリソース構成には、同一のコンテンツが含まれる。
UEは、特定した送信D2D信号のシンクロナイゼーション・リファレンス、及び所在クラスタのD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信に用いられる物理リソースを特定し、且つ対応リソースにおいてD2D信号を送信する。例えば、UEは、所在クラスタの同期化信号Aを送信するためのシンクロナイゼーション・リファレンスを確定し、所在クラスタのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを特定し、同期化信号Aにより獲得した所在クラスタのD2Dリソース構成に基づき、Tを周期として、N mod 4 = k mod 4(N<20)を満足するサブフレームインデックスに対応するサブフレームにおいて、D2D信号を送信する。
〈実施例7〉
UEは、異なるUEからのD2D通信信号を検出し、D2D通信信号における通信同期化シーケンスにより獲得したタイミングに基づいて、対応UEまたはUE所在セルUEのD2D通信信号を受信するためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する。
UEは、検出した各UEのD2D通信信号における通信メッセージに含まれる通信リソース構成情報に基づき、対応UEまたは対応するUE所在セルのUEがD2D通信信号を送信することに用いるD2D通信リソース構成を特定する。例えば、通信メッセージに含まれる複数のビットの通信リソース構成情報における当該UEまたは当該UE所在セルを示すD2D通信リソース構成は、帯域幅構成1、通信サブフレーム構成1、通信持続時間1である。
UEは、特定した、各UEまたは各UE所在セルのD2D通信信号を受信するためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び当該UEまたは当該UE所在セルのD2D通信リソース構成に基づき、当該UEまたは当該UE所在セルUEのD2D通信信号を受信するのに用いられる物理リソースを特定し、且つ対応リソースにおいてD2D通信信号を受信する。例えば、UEは、D2D通信信号Aの通信同期化シーケンスに基づいてUE A所在セルのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定し、当該セルのサブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得し、D2D通信信号Aの通信メッセージにより獲得したUE A所在セルのD2D通信リソース構成に基づいて、通信サブフレーム構成1に対応するサブフレーム内の帯域幅構成1に対応する帯域幅において、通信持続時間1によりUE A所在セルの各UEがD2D通信信号を送信するのに用いられる物理リソースを特定し、セルA内のUEからのD2D通信信号を受信する。
発明にかかる実施例は、D2D信号の伝送装置をさらに提供する。
図7に示すように、本発明のD2D信号の伝送装置は、同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する第1特定モジュール71と、検出した同期化信号及び/または他の信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する第2特定モジュール72と、特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行う伝送モジュール73とを備える。
ここで、前記D2D信号は、少なくとも下記の1つを含む。
‐ D2D発見信号
‐ D2D通信信号。
また、前記シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちの1つを含む。
また、シンクロナイゼーション・リファレンスを特定する場合、第1特定モジュール71がD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する手段は、少なくとも下記の1つを含む。
‐ D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得する
‐ D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する
‐ D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得する
‐ 同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得する
‐ 同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する
‐ 同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得する
一方、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュール72は、同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定することができる。
ここで、同期化信号に含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 同期化シーケンスための循環シフト
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報
‐ 同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報。
ここで、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ UEのD2D ID
‐ UEの所在のセルのセルID
‐ UEの所在のクラスタのクラスタID
‐ D2DアプリケーションID
‐ D2Dリソース構成指示情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子。
ここで、D2Dリソース構成指示情報はD2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または定義した装置を介して獲得する。
また、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係。
他方、対応関係に基づいてD2Dリソース構成を特定する以外で、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュール72は、検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定することができる。
ここで、D2D信号はD2D発見信号及び/またはD2D通信信号を含む。D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュール72は、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
他方、D2Dリソース構成の前記2種の特定方法の以外で、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュール72は、同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定する。
ここで、同期化信号に含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 同期化シーケンスための循環シフト
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報
‐ 同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプ、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報。
ここで、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ UEのD2D ID、UEの所在のセルのセルID
‐ UEの所在のクラスタのクラスタID
‐ D2DアプリケーションID
‐ D2Dリソース構成指示情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子。
ここで、D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、伝送モジュール73は、以下のようにリソース位置においてD2D信号を送受信する。
‐ 同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、前記リソース位置に基づいてD2D信号を送信または受信する。
‐ または、D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する。
‐ または、D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する。
‐ または、同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する。
‐ または、D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する。
‐ または、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、D2D信号を送信または受信する。
ここで、前記D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、第2特定モジュール72は、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、同期化信号及び/またはD2D信号を送信するUEのD2Dリソース構成を特定する。
または、第2特定モジュール72は、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、システムのD2Dリソース構成を特定する。
また、D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
こうして、本発明の上述した技術手段によれば、検出した同期化信号またはD2D信号に含まれる情報に基づいてD2Dリソース構成を特定し、且つ、同期化信号またはD2D信号により特定したシンクロナイゼーション・リファレンスも利用してD2D信号の検出を行う。これにより、UEが同期化信号またはD2D信号により異なるセルまたはクラスタのD2D信号の受信に必要となるタイミング及びリソース情報を獲得できるようにし、異なるセルまたはクラスタに属するUEを発見することができる。また、一クラスタ内のUEは、余計なシグナリングオーバーヘッドが要らず、同期化信号により当該クラスタに用いるD2Dリソースを通知される。さらに、異なるクラスタが独立物理リソースを利用し、リソース間の相互干渉を無くすことができ、更に伝送効率及び質を向上することができる。
以上までに具体の実施例により本発明の基本原理を説明したが、当業者であれば、本発明の方法及び装置の全部またはいずれのステップまたはユニットを理解でき、いかなる計算装置(プロセッサ、記憶媒体などが含まれる)または計算装置のネットワークにおいて、ハードウェア、ファームウェア及びソフトウェアまたはそれらの組み合わせにより実施でき、当業者が本発明の説明を基にして、基本のプログラミング能力を発揮すれば実施できる。
よって、本発明の目的としては、いかなる計算装置において1つのプログラムまたは1組のプログラムを起動することにより達成できる。前記計算装置は、周知の汎用装置であってもよい。これにより、本発明の目的は、前記方法または装置を実施するプログラムコードが含まれるプログラム製品の提供のみにより達成することもできる。換言すれば、このようなプログラム製品も本発明の一部となり、このようなプログラム製品が記憶される記憶媒体も本発明の一部となる。前記記憶媒体がいずれかの周知の記憶媒体または将来に開発するいかなる記憶媒体であることが明らかである。
本発明の他の実施例は、記憶媒体(該記憶媒体は、ROM、RAM、ハードディスク、取り外す可能メモリ等であってもよい)を提供する。当該記憶媒体にはD2D信号伝送用コンピュータープログラムが書き込んでいる。
当該コンピュータープログラムには以下ステップを実行するコード セグメントを有する。
‐ 同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する
‐ 検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する
‐ 特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行う。
本発明の他の実施例は、コンピュータープログラムを提供する。当該コンピュータープログラムは、以下のD2D信号伝送ステップを実行するコード セグメントを有する。
‐ 同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する
‐ 検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する
‐ 特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において他のD2D信号の送信または受信を行う。
ソフトウェア及び/またはファームウェアにより本発明にかかる実施例を実施する場合、プログラムからなるソフトウェアが記憶媒体またはネットワークから特定ハードウェア構造のコンピューターにインストールされる。例えば、図8に示す汎用コンピューター800には、当該ソフトウェアを構成するプログラムがインストールされる。当該コンピューターが多様なプログラムがインストールされる場合、多様な機能等を実現できる。
図8において、CPU801は、ROM802に記憶されるプログラムまたは記憶部808からRAM803にロードされるプログラムにより各種の処理を実行する。RAM 803においても、ニーズに応じてCPU 801が各種の処理を実行する際に必要となるデータを記憶する。CPU 801、ROM 802及びRAM 803は、バス804により相互に接続される。入力/出力インターフェース805もバス804に接続させる。
以下のユニットが入力/出力インターフェース805に接続される。
‐ 入力部806。キーパッド、マウス等が含まれる。
‐ 出力部807。ディスプレー、例えば、 ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレー(LCD)及びスピーカー等が含まれる。
‐ 記憶部808。ハードディスク等が含まれる。
‐ 通信部809。ネットワークインターフェースカード、例えば、LANカード、モデム等が含まれる。
‐ ネットワーク例えばインターネットを介して通信処理を実行する通信部809。
ニーズに応じてドライバー810も入力/出力インターフェース805に接続される。取り外す可能媒体811、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気 ディスク、半導体メモリ等が、ニーズに応じてドライバー810にインストールされることにより、読み出したコンピュータープログラムがニーズに応じて記憶部808にインストールさせるようにする。
ソフトウェアにより前記シリーズの処理を実施する場合、ネットワーク例えばインターネットまたは記憶媒体例えば取り外す可能媒体811を介してソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、このような記憶媒体が、図8に示すような、プログラムが記憶されており、装置と別個にユーザーへプログラムを提供する取り外す可能媒体811に限られないことが理解できる。取り外す可能媒体811の例として、磁気ディスク(フロッピー ディスク(登録商標))、光ディスク(CDーROM(Compact Disk−Read Only memory)及びDVD(digital Versatile Disk)が含まれる)、光磁気ディスク(MD(Mini Disk)(登録商標)が含まれる)及び半導体メモリが挙げられる。または、記憶媒体は、ROM 802、記憶部808に含まれるハードディスクなどが含まれる。記憶媒体にはプログラムが記憶されており、且つこれらを備える装置とともにユーザーに提供される。
以下、好ましいハードウェア構造を参照しながら、本発明にかかる実施例により提供される伝送装置の構造、処理方法を説明する。図9に示すように、プロセッサ900と、送受信機910とか備えられれる。
プロセッサ900はメモリ920内のプログラムを読み出し、以下のように動作する。
‐ 同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、同期化信号及び/またはD2D信号により他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する
‐ 検出した同期化信号及び/または他の信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する
‐ 特定した、他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、リソース位置において送受信機910を介して他のD2D信号の送受信を行う。
送受信機910は、プロセッサ900の制御によりデータを送受信する。
ここで、図9において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ900が代表となる1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ920が代表となるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機910は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。異なるユーザー設備に対し、ユーザーインターフェースは、外部接続または内部接続に必要な設備のインターフェースであることもできる。プロセッサ900は、バズアーキテクチャ及び通常の処理を監視し、メモリ920は、プロセッサ900が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
ここで、前記D2D信号は、D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含む。
また、前記シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちののいずれの1つを含む。
また、シンクロナイゼーション・リファレンスを特定する場合、プロセッサ900が、D2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する手段は少なくとも下記の1つを含む。
‐ D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置を獲得する
‐ D2D発見信号における発見シーケンスまたはD2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する
‐ D2D発見信号における発見メッセージまたはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる情報に基づいて、サブフレームナンバー及び/または無線フレームナンバーを獲得する
‐ 同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、サブフレームの開始位置及びサブフレームナンバーを獲得する
‐ 同期化信号における同期化シーケンスに基づいて、オフセット推定を獲得する
‐ 同期化信号における同期化チャネルに含まれる情報に基づいて、無線フレームナンバーを獲得する。
一方、D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサ900は、同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報、及び事前に獲得した情報とD2Dリソース構成の対応関係に基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
ここで、同期化信号に含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 同期化シーケンスための循環シフト
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報
‐ 同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報
‐ 同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報。
ここで、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ UEのD2D ID
‐ UEの所在のセルのセルID
‐ UEの所在のクラスタのクラスタID
‐ D2DアプリケーションID
‐ D2Dリソース構成指示情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子。
ここで、D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、前記対応関係は、基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得するか、または定義した装置を介して獲得する。
また、対応関係が基地局またはクラスタヘッドUEから予め獲得する場合、対応関係は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 本セルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のセルの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 本クラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係
‐ 他のクラスタヘッドの同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報とD2Dリソース構成の対応関係。
他の一方、対応関係によりD2Dリソース構成を特定する以外、D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサ900は、検出したD2D信号に含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
ここで、D2D信号は、D2D発見信号及び/またはD2D通信信号を含む。D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサ900は、検出したD2D発見信号における発見メッセージ、またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれるD2Dリソース構成情報に直接基づいて、D2Dリソース構成を特定する。
他の一方、D2Dリソース構成の前記2種の特定方法以外、D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサ900は、同期化信号に含まれる情報に基づいて、D2D伝送に用いられる物理リソースを特定し、前記物理リソースに基づいて、前記D2Dリソース構成を特定する。
ここで、同期化信号に含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 同期化信号における同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 同期化シーケンスための循環シフト
‐ 同期化信号に含まれるTDDのUL/DL構成情報
‐ 同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報。
また、D2D発見信号に含まれる情報はD2D発見信号における発見シーケンス及び/またはD2D発見信号における発見メッセージに含まれる。D2D通信信号に含まれる情報は、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び/またはD2D通信信号における通信メッセージに含まれる。
また、発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスためのシーケンスタイプ
‐ 発見シーケンスまたは通信同期化シーケンスための循環シフト等情報。
ここで、発見メッセージまたは通信メッセージに含まれる情報は少なくとも下記の1つを含む。
‐ UEのD2D ID
‐ UEの所在のセルのセルID
‐ UEの所在のクラスタのクラスタID
‐ D2DアプリケーションID
‐ D2Dリソース構成指示情報
‐ 発見メッセージまたは通信メッセージのDMRSシーケンスの生成に用いられるシーケンス識別子。
ここで、D2Dリソース構成指示情報は、D2D発見リソース構成指示情報と、D2D通信リソース構成指示情報とのうちの少なくとも1つを含む。
また、プロセッサ900が、リソース位置において送受信機910を介してD2D信号の送受信を行う方法は以下のようである。
‐ 同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、当該リソース位置において送受信機910を介してD2D信号を送受信する
‐ または、D2D発見信号における発見シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、送受信機910を介してD2D信号を送受信する
‐ または、D2D通信信号における通信同期化シーケンスに基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、送受信機910を介してD2D信号を送受信する
‐ または、同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及びD2D発見信号に含まれる情報及び/またはD2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、送受信機910を介してD2D信号を送受信する
‐ または、D2D発見信号における発見シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D発見信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、送受信機910を介してD2D信号を送受信する
‐ または、D2D通信信号における通信同期化シーケンス及び同期化信号に基づいて特定したシンクロナイゼーション・リファレンス、及び前記同期化信号または当該D2D通信信号に含まれる情報に基づいて特定したD2Dリソース構成に基づいて、D2D信号の送信及び/または受信に用いられるリソース位置を獲得し、送受信機910を介してD2D信号を送受信する。
ここで、前記D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含む。
また、D2Dリソース構成を特定する場合、プロセッサ900は、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、同期化信号及び/またはD2D信号を送信するUEのD2Dリソース構成を特定する。
または、プロセッサ900は、検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、システムのD2Dリソース構成を特定する。
また、D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含む。
また、本発明の装置及び方法において、各ユニットまたは各ステップは分解及び/または再度の組み合わせができる。これらの分解及び/または再度の組み合わせは本発明の均等案とみなすべきである。また、前記シリーズの処理を実行するステップは、説明順に従って時間順により実行すればよいが、これに限られない。一部のステップは並列または別個に実行してもよい。
本発明を詳細に説明したが、本発明の趣旨及び実質を逸脱しない限り、発明方法、工程または条件に対しての修正または取り換えることも、全て本発明の範囲に属する。
本出願は、2003年11月1日に中国特許局に提出し、出願番号が201310535147.6であり、発明名称が「D2D信号の伝送方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。

Claims (13)

  1. 同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、前記同期化信号及び/またはD2D信号に基づいてD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定するステップと、
    検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定するステップと、
    特定した、前記他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定した前記D2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、前記リソース位置において他のD2D信号の送受信を行うステップとを備え
    検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定することは、
    同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報及び事前に獲得した前記情報と前記D2Dリソース構成的対応関係に基づいて、前記D2Dリソース構成を特定することを特徴とするD2D信号の伝送方法。
  2. 前記シンクロナイゼーション・リファレンスは、
    タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちのの1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のD2D信号の伝送方法。
  3. 前記同期化信号に含まれる情報は、
    前記同期化信号の同期化シーケンスを生成するためのシーケンス識別子と、前記同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、前記同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれる時分割複信TDDのUL/DL構成情報と、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項に記載のD2D信号の伝送方法。
  4. D2Dリソース構成の特定は、
    前記同期化信号及び/またはD2D信号を送信するためのUEのD2Dリソース構成を特定するか、
    または、
    システムのD2Dリソース構成を特定することであることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送方法。
  5. 前記D2D信号は、D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送方法。
  6. 前記D2Dリソース構成は、D2D発見リソース構成と、D2D通信リソース構成とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送方法。
  7. 前記D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送方法。
  8. 同期化信号及び/またはD2D信号を検出し、前記同期化信号及び/またはD2D信号に基づいてD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンスを特定する第1特定モジュールと、
    検出した同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報に基づいて、D2Dリソース構成を特定する第2特定モジュールと、
    特定した、前記他のD2D信号の送受信のためのシンクロナイゼーション・リファレンス、及び特定した前記D2Dリソース構成に基づいて、D2D信号伝送に利用されるリソース位置を特定し、前記リソース位置において他のD2D信号の送受信を行う伝送モジュールとを備え
    D2Dリソース構成を特定する場合、前記第2特定モジュールは、
    同期化信号及び/またはD2D信号に含まれる情報及び事前に獲得した前記情報と前記D2Dリソース構成的対応関係に基づいて、前記D2Dリソース構成を特定することを特徴とするD2D信号の伝送装置。
  9. 前記シンクロナイゼーション・リファレンスは、タイミングシンクロナイゼーション・リファレンスと、周波数シンクロナイゼーション・リファレンスとのうちの1つを含むことを特徴とする請求項に記載のD2D信号の伝送装置。
  10. 前記同期化信号に含まれる情報は、
    前記同期化信号の同期化シーケンスを生成するためのシーケンス識別子と、前記同期化シーケンスためのシーケンスタイプと、前記同期化シーケンスための循環シフトと、同期化信号に含まれる時分割複信TDDのUL/DL構成情報と、同期化信号に含まれるシステム帯域幅情報とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項に記載のD2D信号の伝送装置。
  11. D2Dリソース構成を特定する場合、前記第2特定モジュールは、前記同期化信号及び/またはD2D信号を送信するためのUEのD2Dリソース構成を特定するか、または、前記第2特定モジュールは、システムのD2Dリソース構成を特定することを特徴とする請求項8ないし請求項1のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送装置。
  12. 前記D2D信号は、
    D2D発見信号と、D2D通信信号とのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項ないし請求項1のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送装置。
  13. 前記D2Dリソース構成は、物理リソース構成と、物理リソース単位と、1つの周期内の送信回数と、D2D信号の送信確率と、D2D信号のためのシーケンス情報と、D2D信号のためのスクランブリング情報と、D2D信号のCP長さとのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項ないし請求項10のいずれか1つに記載のD2D信号の伝送装置。
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