JP2020184791A - システム情報の伝送方法及び端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】リソース構成の柔軟性を向上させることができるシステム情報の伝送方法及び端末を提供する。【解決手段】システム情報の伝送方法であって、端末が、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、第1のシステム情報を受信し、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なり、少なくとも二つの無線構成パラメータセットが、端末により取得又は事前に記憶されたものであり、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセットに含まれる無線構成パラメータの値が一部、又は全部異なり、無線構成パラメータがサブ搬送波間隔を含む。【選択図】図2

Description

本発明は通信分野に関し、特にシステム情報の伝送方法、基地局及び端末に関する。
ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システムにおいて、基地局は、特定の時間周波数リソースを介して、特定の無線構成パラメータセット(例えば、サブ搬送波間隔、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル長、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)長、OFDMの数、サブフレーム長、及び無線フレーム長を含む)によって、システム情報(例えば、マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block))を送信する。端末は、当該特定の時間周波数リソースで当該システム情報を受信した後に、当該特定の無線構成パラメータセットに基づいて、当該システム情報からデータを取得し、それでセルへのアクセスを完成させる。つまり、基地局と端末との間でシステム情報を伝送する時間周波数リソースは、事前に取り決めたものであり、システム情報を伝送するための無線構成パラメータセットも事前に取り決めたものである。
しかし、同一セル内で、システム情報を伝送するための無線構成パラメータセットは、変わるものではなく、しかも基地局は、同一タイミングで一つだけの特定の無線構成パラメータセットに基づいてシステム情報を送信するしかならず、これは、ユーザの異なる場面、異なるサービス、異なる時間帯におけるネットワークのニーズを満たすことができない。
そのため、無線構成パラメータセットが異なるニーズを満たすことができるように、無線リソース構成の柔軟性を向上させることができる技術案を提供する必要がある。
本開示は、無線構成パラメータセットが異なるニーズを満たすことができるように、無線リソース構成の柔軟性を向上させる、システム情報の伝送方法、基地局、及び端末を提供する。
第1の態様において、本開示は、システム情報の伝送方法を提供する。前記システム情報の伝送方法は、基地局は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することと、前記基地局は、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の時間帯で第1のシステム情報を伝送するための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することと、前記基地局は、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、前記第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して前記第1のシステム情報を送信することと、を含み、
前記少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なり、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、前記第1の時間帯内で一対一対応され、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
システム情報を伝送するための少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することによって、基地局は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を送信することができ、つまり、同一時間帯において、複数の周波数ドメインリソースを介して、複数の無線構成パラメータセットに基づいて第1のシステム情報を送信することができ、それによって無線リソース構成の柔軟性を向上させることができる。しかも、端末は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することによって、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから第1のシステム情報を受信するための第1の無線構成パラメータセットを確定し、それによって第1のシステム情報を正確に取得する。端末の起動後のネットワーク選択、セルの再選又はセルのハンドオーバー過程において、本発明を使用することによって、基地局より送信されるシステム情報を迅速、正確に取得し、端末のセルへのアクセスの効率を向上させることができる。
第1の態様を結合して、第1の態様の第1の可能な実現形態において、前記システム情報の伝送方法は、前記基地局は、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第2の時間帯で前記第1のシステム情報を伝送するための少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットを確定することと、前記基地局は、前記少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットに基づいて、前記第2の時間帯で少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースを介して、前記第1のシステム情報を送信することと、をさらに含み、
前記少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースは前記少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットと、前記第2の時間帯内で一対一対応され、前記少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
そのため、基地局は、異なる時間帯で同様又は相違の少なくとも一つの周波数ドメインリソースを介して第1のシステム情報を送信することができ、しかも、異なる時間帯の同一の周波数ドメインリソースは、異なる無線構成パラメータセットに対応することができ、同一セル内で第1の当該システム情報を送信するための無線構成パラメータセットを動的に調整することができ、さらにリソース構成の柔軟性を向上させることができる。
第1の態様を結合して、第1の態様の第2の可能な実現形態において、前記基地局は、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットに対応する周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅、前記基地局の所在する地理位置と周辺環境、前記第1のシステム情報を送信する送信電力又は前記第1のシステム情報を送信するアンテナ形態のうちの少なくとも一つに基づいて、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の時間帯で前記第1のシステム情報を伝送するための前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定する。
上記で列挙される各要素に基づいて、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを確定することによって、異なる場面、異なる地理位置、異なる環境にある基地局は、異なるニーズに適する無線構成パラメータセットを使用してシステム情報を伝送し、更なる柔軟性を持ち、合理的なリソース構成が可能なようにする。
第1の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第1の態様の第3の可能な実現形態において、前記第1のシステム情報は第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、前記基地局が第2のシステム情報を送信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、前記第1のシステム情報はマスタ情報ブロック(MIB)を含み、前記第2のシステム情報は少なくとも一つのシステム情報ブロック(SIB)を含む。第2のシステム情報を送信するのに使用される無線構成パラメータセットは、上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の一部又は全部であっても良く、その他の無線構成パラメータセットであっても良く、同様に、第2のシステム情報を送信するのに使用される時間周波数リソースは、第1のシステム情報を送信するための少なくとも二つの時間周波数リソース内の一部又は全部であっても良く、その他の時間周波数リソースであっても良い。
第1のシステム情報に、第2のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すための第1の指示情報を含ませることによって、端末は、再度サーチの過程を繰り返す必要とせず、第1のシステム情報を取得した後に、第1の指示情報に基づいて、第2のシステム情報を迅速に取得することができ、端末のシステム情報の取得の効率を大幅に向上させることができる。
第1の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第1の態様の第4の可能な実現形態において、前記基地局は第1のセルの基地局であり、前記端末は第1のセルの端末であり、前記システム情報の伝送方法は、前記基地局は、前記端末に第2の指示情報を送信することをさらに含み、前記第2の指示情報は、前記端末が第3のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、前記第3のシステム情報は前記第2のセルのシステム情報であり、前記第2のセルは前記第1のセルと隣接する。
端末に第2のセルの第3のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットの第2の指示情報を送信することによって、セルに位置する端末は、隣接セルのシステム情報(即ち、第3のシステム情報)を迅速、正確に取得することができ、セルの再選又はセルのハンドオーバーを完成させる。
第1の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第1の態様の第5の可能な実現形態において、前記システム情報の伝送方法は、前記基地局は、前記端末に第3の指示情報を送信することをさらに含み、前記第3の指示情報は、前記第1のセルと前記第2のセルとの間のタイマーオフセットを示すために用いられる。
セル間の時間タイマーが同期されていない場合、端末にタイマーオフセットを示すための第3の指示情報を送信することによって、端末が、当該第3の指示情報に示されるタイマーオフセットと第2の指示情報に示される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットとに基づいて、第3のシステム情報を迅速、正確に取得し、セルの再選又はセルのハンドオーバーを完成させることに有利である。
第2の態様において、本開示は、システム情報の伝送方法を提供し、前記システム情報の伝送方法は、端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することと、前記端末は、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、基地局により送信される第1のシステム情報を受信することと、を含み、
前記少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なり、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、前記第1の時間帯内で一対一対応され、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
端末は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を受信するための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定し、それによって第1のシステム情報を正確に取得する。端末の起動後のネットワーク選択、セルの再選又はセルのハンドオーバーの過程において、本発明を使用することによって、基地局により送信されるシステム情報を迅速、正確に取得し、端末のセルへのアクセス効率を向上させることができる。
第2の態様を結合して、第2の態様の第1の可能な実現形態において、前記端末は、前記第1のシステム情報を受信するための少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを確定し、前記端末は、前記第1の周波数ドメインリソース内の各周波数ドメインリソースに対応する周波数に基づいて、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、少なくとも一つの前記第1の周波数ドメインリソースに対応する周波数に対応する無線構成パラメータセットの第1の集合を確定し、前記第1の集合は、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを含み、前記端末は、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、前記第1の時間帯で、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、前記基地局により送信される前記第1のシステム情報を受信する。
端末は、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに基づいて、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することができ、そのため、上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセットの中から、第1の無線構成パラメータセットをより迅速、正確に確定し、端末のシステム情報の取得効率を向上させることができる。
第2の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第2の態様の第2の可能な実現形態において、前記システム情報の伝送方法は、前記端末は、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第2の時間帯で前記第1のシステム情報を受信するための少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットを確定することと、前記端末は、前記少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットに基づいて、前記第2の時間帯で、少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースを介して、前記第1のシステム情報を受信することと、をさらに含み、
前記少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースは前記少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットと、前記第2の時間帯内で一対一対応され、しかも前記少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
そのため、端末は、異なる時間帯で同様又は相違の少なくとも一つの周波数ドメインリソースを介して、第1のシステム情報を送信することができ、異なる時間帯の同一周波数ドメインリソースに異なる無線構成パラメータセットが対応されることが可能であり、さらにリソース構成の柔軟性を向上させることができる。
第2の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第2の態様の第3の可能な実現形態において、前記システム情報の伝送方法は、前記端末は、前記第1のシステム情報から第1の指示情報を取得することを含み、前記第1の指示情報は、前記端末が第2のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、前記第1のシステム情報はマスタ情報ブロック(MIB)を含み、前記第2のシステム情報は少なくとも一つのシステム情報ブロック(SIB)を含む。
第1のシステム情報に、第2のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すための第1の指示情報を含ませることによって、端末は、再度サーチの過程を繰り返す必要とせず、第1のシステム情報を取得した後に、第1の指示情報に基づいて、第2のシステム情報を迅速に取得することができ、端末のシステム情報の取得の効率を大幅に向上させることができる。
第2の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第2の態様の第4の可能な実現形態において、前記端末は第1のセルの端末であり、前記基地局は第1のセルの基地局であり、前記システム情報の伝送方法は、前記端末は、前記基地局により送信される第2の指示情報を受信することと、前記端末は、前記第2の指示情報に基づいて、前記第3のシステム情報を受信することと、をさらに含み、
前記第2の指示情報は、前記端末が第3のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、前記第3のシステム情報は前記第2のセルのシステム情報であり、前記第2のセルは前記第1のセルと隣接する。
端末に第2のセルの第3のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットの第2の指示情報を送信することによって、セルに位置する端末は、隣接セルのシステム情報(即ち、第3のシステム情報)を迅速、正確に取得することができ、セルの再選又はセルのハンドオーバーを完成させる。
第2の態様の上記の可能な実現形態を結合し、第2の態様の第5の可能な実現形態において、前記システム情報の伝送方法は、前記端末は、前記基地局により送信される第3の指示情報を受信することと、前記端末は、前記第2の指示情報と前記第3の指示情報とに基づいて、前記第3のシステム情報を受信することと、をさらに含み、前記第3の指示情報は、前記第1のセルと前記第2のセルとのタイマーオフセットを示すために用いられる。
セル間の時間タイマーが同期されていない場合、端末にタイマーオフセットを示すための第3の指示情報を送信することによって、端末が、当該第3の指示情報に示されるタイマーオフセットと第2の指示情報に示される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットとに基づいて、第3のシステム情報を迅速、正確に取得し、セルの再選又はセルのハンドオーバーを完成させることに有利である。
第3の態様において、本開示は基地局を提供し、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実施するように構成される。具体的に、当該基地局は、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実施するように構成されるモジュールを含む。
第4の態様において、本開示は端末を提供し、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実施するように構成される。具体的に、当該端末は、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実施するように構成されるモジュールを含む。
第5の態様において、本開示は基地局を提供し、当該基地局は、送受信装置、メモリ、プロセッサ、及びバスシステムを含む。ここで、送受信装置、メモリ、及びプロセッサは、バスシステムによって接続され、メモリは、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサは、送受信装置の信号の送受信を制御できるように、当該メモリに記憶される命令を実行するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶される命令を実行する時に、当該実行は、当該プロセッサに第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行させる。
第6の態様において、本開示は端末を提供し、当該端末は、送受信装置、メモリ、プロセッサ、及びバスシステムを含む。ここで、送受信装置、メモリ、及びプロセッサは、バスシステムによって接続され、メモリは、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサは、送受信装置の信号の送受信を制御できるように、当該メモリに記憶される命令を実行するように構成され、当該プロセッサは、当該メモリに記憶される命令を実行する時に、当該実行は、当該プロセッサに第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行させる。
第7の態様において、本開示はコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、第1の態様又は第1の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
第8の態様において、本開示はコンピュータ読み取り可能な媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、当該コンピュータプログラムは、第2の態様又は第2の態様のいずれかの可能な実現形態における方法を実行するための命令を含む。
いくつかの実現形態において、前記無線構成パラメータは、サブ搬送波間隔、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル長、サイクリックプレフィックス長、OFDMシンボルの数、無線フレーム長、及びサブフレーム長のうちの少なくとも一つを含む。
本開示はシステム情報の伝送方法、基地局、及び端末を提供し、リソース構成の柔軟性を向上させ、無線構成パラメータセットに異なるニーズを満たさせることができる。
本発明におけるシステム情報の伝送方法を使用する通信システムの概略図である。 本発明の一つの実施例によるシステム情報の伝送方法の概略的なフローチャートである。 本発明の一つの実施例による基地局の概略的なブロック図である。 本発明の一つの実施例による端末の概略的なブロック図である。 本発明別の一つの実施例による基地局の概略的なブロック図である。 本発明別の一つの実施例による端末の概略的なブロック図である。
より明確に本発明の実施例を説明するために、上記において、実施例または先行技術の説明で必要となる図面を簡単に説明し、明らかに、上記に記載されている図面は、単なる本発明の幾つかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、これらの図面に基づいてその他の図面が得ることができる。
下記において、本発明の実施例の図面を結合し、本発明の実施例の技術案を明確的、全面的に説明し、当然、説明されている実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎず、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は、創造的な労力を払わずに得られた全てのその他の実施例は、本発明の範囲内である。
本明細書に使用される用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などはコンピュータに関連するエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを表すことに用いられる。例えば、コンポーネントは、プロセッサで実行されているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータであってもよいが、これらに限定されない。図面に示すように、コンピューティングデバイスで動作しているアプリケーション及びコンピューティングデバイスは全てコンポーネントであってもよい。一つ又は複数のコンポーネントはプロセス及び/又は実行スレッドに常駐することができ、コンポーネントは一つのコンピュータに置かれてもよく及び/又は2つ以上のコンピュータの間に配布してもよい。その他、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造が記憶されている様々なコンピュータ可読媒体から実行されてもよい。コンポーネントは例えば一つ又は複数のデータグループ(例えばローカルシステム、分散型システム及び/又はネットワーク間の別のコンポーネントとインタラクションを行う二つのコンポーネントからのデータ、例えば信号によって他のシステムとインタラクションを行うインターネット)を含む信号に基づいて、ローカル及び/又は遠隔プロセスにより通信することができる。
本発明の技術案は、様々な通信システム、例えばグローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)システム、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、アドバンスド・ロング・ターム・エボリューション(Advanced long term evolution、LTE−A)システム、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、5G等に適用することができる。
任意選択で、ネットワークデバイスは基地局であり、端末デバイスはユーザデバイスである。
本発明は、端末デバイスを結合して各実施例を記載している。端末デバイスは、ユーザデバイス(UE:User Equipment)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、移動ステーション、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント又はユーザ装置なども称することが可能である。端末デバイスは、無線ローカルネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)内のステーション(ST:STAION)であっても良く、セルラー電話、無線電話、セッション確立プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタル処理(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯デバイス、計算デバイス又は無線変調復調器に接続するその他のデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および将来の5Gネットワークにおける端末デバイス、又は将来進化型PLMNネットワークにおける端末デバイスなどであっても良い。
また、本発明はネットワークデバイスを結合して各実施例を記載している。ネットワークデバイスは、ネットワークデバイスなどの移動デバイスと通信するためのデバイスであってもよく、ネットワークデバイスは、無線ローカルネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Networks)におけるアクセスポイント(AP:Access Point)、GSM又はシンボル分割多元接続CDMA(CDMA:Code Division Multiple Access)における基地局(BTS:Base Transceiver Station)であっても良く、WCDMAにおける基地局(NB:NodeB)であっても良く、さらにLTE内の又は進化型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional Node B)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および将来の5Gネットワークにおける端末デバイス又は将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワークデバイスなどであっても良い。
また、本発明の各々の態様又は特徴は、方法、装置又は標準化プログラミング、及び/又は、工程技術の製品として実現されても良い。本発明に使用されている用語「製品」は、任意のコンピュータでの読み取り可能な機器、キャリア、又は媒体からアクセスするコンピュータプログラムを含む。例えば、コンピュータで読み取り可能な媒体は、磁気メモリ(例えば、ハードディスク、フロッピー又は磁気テープなど)、光ディスク(例えば、圧縮ディスク(CD:Compact Disk)、デジタル汎用ディスク(DVD:Digital Versatile Disk)など)、スマートカードとフラッシュメモリー(例えば、消去可能、プログラム可能な読み取り専用なメモリ(EPROM:Erasable Programmable Read−Only Memory)、カード、メモリ・スティック又はキー・ドライブなど)を含むが、それらに限らない。また、本文に記述する各種の記憶媒体は、情報を記憶する一つの又は複数のデバイス、及び/又は、その他の機器での読み取り可能な媒体に代表的に用いられる。用語「機器での読み取り可能な媒体」は、無線チャネルと、命令、及び/又は、データを記憶、包含、及び/又は、ベアラする各種のその他の媒体とを含むが、それらに限らない。
図1は、本発明における情報伝送の方法の通信システムの概略図である。図1に示すように、該通信システム100は、ネットワークデバイス102を含み、ネットワークデバイス102は、複数のアンテナ、例えば、アンテナ104、106、108、110、112、及ぶ114を含み得る。また、ネットワークデバイス102は、送信機チェーンと受信機チェーンを付加的に含むことができ、当業者は、それらのいずれも信号の送信及び受信に関係する複数の部材(例えばプロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ又はアンテナなど)を含み得ることを理解することができる。
ネットワークデバイス102は、複数個の端末デバイス(例えば、端末デバイス116と端末デバイス122)と通信することができる。さらに、ネットワークデバイス102が端末デバイス116又は122に類似する任意数の端末デバイスと通信することができると理解することができる。端末デバイス116と122は、例えばセルラー電話、スマートフォン、携帯パソコン、携帯通信デバイス、携帯計算デバイス、衛星無線装置、グローバルマッピングシステム、PDA、及び/又は、無線通信システム100において通信するための任意のその他の適切なデバイスであっても良い。
図1に示すように、端末デバイス116がアンテナ112及び114と通信を行い、ここでアンテナ112と114とは、順方向リンク118を介して端末デバイス116に情報を送信し、逆方向リンク120を介して端末デバイス116から情報を受信する。また、端末デバイス122はアンテナ104及び106と通信し、ここでアンテナ104と106は順方向リンク124を介して端末デバイス122に情報を送信し、逆方向リンク126を介して端末デバイス122から情報を受信する。
例えば、周波数分割複信(FDD、Frequency Division Duplex)システムにおいて、例えば、順方向リンク118が、逆方向リンク120で使用されているのと異なる帯域を利用することができ、順方向リンク124が、逆方向リンク126で使用されているのと異なる帯域を利用することができる。。
さらに例を挙げると、時分割複信(TDD、Time Division Duplex)システムと全二重(Full Duplex)システムにおいて、順方向リンク118と逆方向リンク120とは共通の帯域を使用することができ、順方向リンク124と逆方向リンク126とは共通の帯域を使用することができる。
通信に用いられるように設計される各アンテナ(又は複数のアンテナグループより構成されるアンテナグループ)、及び/又は、領域は、ネットワークデバイス102のセクタと称される。例えば、アンテナグループをネットワークデバイス102のカバレッジ領域のセクタ内の端末デバイスと通信するように設計することが可能である。ネットワークデバイス102が順方向リンク118と124を介して端末デバイス116と122とにそれぞれ通信を行う過程において、ネットワークデバイス102の送信アンテナは、ビームフォーミングを利用して順方向リンク118と124の信号対雑音比を改善することが可能である。また、ネットワークデバイスが単独のアンテナでそれのすべての端末デバイスに信号を送信する方式と比べて、ネットワークデバイス102がビームフォーミングを利用して、相関するカバレッジ領域内のランダム的に分散されている端末デバイス116と122とに信号を送信する時に、隣接セル内の移動デバイスは比較的に少ない干渉を受ける。
所定の時間において、ネットワークデバイス102、端末デバイス116又は端末デバイス122は、無線通信送信装置、及び/又は、無線通信受信装置であっても良い。データを送信するときに、無線通信送信装置は、データを符号化して伝送を行う。具体的に、無線通信送信装置は、チャネルを介して無線通信受信装置に送信しようとする一定の数のデータビットを取得(例えば、生成、その他の通信装置から受信、又はメモリに記憶するなど)することができる。このようなデータビットは、データの伝送ブロック(又は複数の伝送ブロック)内に含まれても良く、伝送ブロックが分割されて複数のコードブロックが生成されても良い。
なお、当該通信システム100は、公衆携帯電話網(PLMN:Public Land Mobile Network)又はD2Dネットワーク又はM2Mネットワーク又はV2Vネットワーク又はV2Xネットワーク又はその他のネットワークであっても良く、図1は単なる例示的な概略図であり、ネットワークにその他のネットワークデバイスも含まれても良く、図1に図示していない。
図2は、本発明の一つの実施例によるシステム情報の伝送方法200の概略的なフローチャートである。なお、図2には、デバイスのインタラクションの視点から説明する本発明の一つの実施例によるシステム情報の伝送方法の詳細の通信ステップ又は操作が示されているが、これらのステップ又は操作は、単なる例に過ぎず、本発明の実施例は、その他の操作又は図2内の各操作の変形も実施することができる。また、図2内の各ステップは、図2に示される異なる順序で実施されても良く、しかも図2内のすべての操作を実施しない可能性もある。
なお、本発明の実施例におけるシステム情報の伝送方法200は、端末の起動後のネットワーク選択、又は端末のアイドル(idle)モードから接続(connected)モードへの必要とするセルの再選場面に適用することができる。具体的に、端末が起動した後又はアイドルモードから接続モードに変わるときに、セルのサーチと同期を行い、セルのシステム情報を取得してランダムアクセスする必要がある。本発明の実施例は、端末がセルのサーチと同期が完了してから、セルのシステム情報を取得する場面に具体的に適用することが可能である。しかし、本発明の適用場面はそれに限らず、本発明は、同様にセルのハンドオーバーの場面にも適用するよう可能であり、後述で本発明がセルのハンドオーバーの具体的な過程を詳しく説明する。
ここで、基地局が第1のセルの基地局であり、端末が第1のセルに位置する端末であると仮設すれば、端末が基地局から第1のセルのシステム情報を取得する具体的な過程は、方法200を実施することによって完成することができる。
図2に示すように、当該方法200はS210を含む。
S210において、基地局は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
ここで、限定ではなく、例として、無線構成パラメータセットは、サブ搬送波間隔、直交周波数分割多重(OFDM)シンボル長、サイクリックプレフィックス長、OFDMシンボルの数、無線フレーム長、及びサブフレーム長を含む。なお、無線構成パラメータは、基地局と端末との間の情報伝送に用いられることが可能であり、例えば、基地局は、無線構成パラメータに基づいて、情報を変調し、端末は、無線構成パラメータに基づいて、情報を変調する。上記に列挙される無線構成パラメータは、本発明に対する制限にならずに、単なる例示的な説明である。無線構成パラメータは、基地局と端末との間の情報伝送時に基づくすべてのパラメータを含み、本発明は、これに対して特に限定しない。
本発明の実施例において、基地局は少なくとも二つの無線構成パラメータセットを予め取得することができ、各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの上記の無線構成パラメータを含み、しかもいずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。つまり、いずれか二つの無線構成パラメータセットに含まれる無線構成パラメータの値は、一部又は全部異なる。
基地局は、いずれか一つの無線構成パラメータセットに基づいて情報を伝送することができ、複数の無線構成パラメータ間が任意に組み合わせされ、複数の無線構成パラメータセットを得ることができる。上記で列挙されている無線構成パラメータを例として、サブ搬送波間隔は、1.25kHz、15kHz又は75kHzであっても良く、サブフレーム長は、0.25ms、1ms又は2.5msであっても良く、サブ搬送波間隔とサブフレーム長とは複数の組み合わせ方式があり得る。例えば、サブ搬送波間隔が1.25kHzで、サブフレーム長が0.25msである場合、サブ搬送波間隔が1.25kHzであり、サブフレーム長が1msである場合等々があり、ここで一つずつに列挙しない。端末が複数の無線構成パラメータの各種の組み合わせによって情報を受信する場合、各種の可能な無線構成パラメータセットを全部確認しない限り、情報を正確に受信することができる無線構成パラメータセットを最終的に確定することができない。
そのため、本発明の実施例において、システム情報を伝送するための少なくとも二つの無線構成パラメータセットを予め定義することができ、基地局は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を送信することができ、端末は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を受信することができる。
なお、本発明の実施例に記載される、予め定義される少なくとも二つの無線構成パラメータセットは、システム情報の伝送のためだけではなく、データ又はシグナリングの伝送にも用いられることができ、本発明は、これに対して特に限定しない。
任意選択で、当該方法200は、
基地局は、システムのサポートする各無線構成パラメータ値の集合を確定することと、
基地局は、各無線構成パラメータ値の集合に基づいて、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを確定することと、をさらに含み、各値の集合は、一つのパラメータに対応する。
具体的に、基地局は、システムによりサポートされる各無線構成パラメータのすべての値を確定することができ、各無線構成パラメータは、一つの値の集合に対応し(便宜上、第1の値集合と称する)、各無線構成パラメータの第1の値集合に、当該無線構成パラメータの少なくとも一つの値が含まれる。例えば、システムのサポートするすべてのサブ搬送波間隔が1.25kHz*M、M∈[1,60]である場合、又は、システムのサポートするすべてのサブフレーム長がt*N(例えば、tが0.125msである)、N∈[1,40]である場合等々である。各無線構成パラメータの第1の値集合から一つの値を取り出し、複数の無線構成パラメータに対して組み合わせることによって、複数の(S個と仮説し、Sが2以上の自然数である)無線構成パラメータセットを確定することができる。
さらに、基地局は、上記の第1の値集合内の一部の値を予め定義し、それを無線構成パラメータセット内の無線構成パラメータ値の集合(便宜上、第2の値集合と称する)とすることができる。例えば、サブ搬送波間隔の値集合を(1.25kHz、15kHz、75kHz)と定義し、サブフレーム長の値集合を(0.25ms、1ms、2.5ms)と定義する等々が列挙されることができる。つまり、第2の値集合は、第1の値集合の部分集合である。各々の無線構成パラメータの第2の値集合から一つの配列を取り出し、複数の無線構成パラメータに対して組み合わせることによって、複数の(T個と仮説し、Tが2以上の自然数である)無線構成パラメータセットを確定することができる。分かるように、S>>Tである。
なお、基地局は、第1の無線構成パラメータセットを確定する前に、第1のシステム情報を送信するのに使用される第1の時間周波数リソースを確定することができる。基地局が第1のシステム情報を送信するのに使用される第1の時間周波数リソースは、通信事業者により予め構成されることができ、例えば、通信事業者は、基地局の使用可能な搬送波帯域、基地局のカバレッジ範囲などの要素に基づいて、確定しても良く、ある特定の時間周波数リソースを、第1の時間周波数リソースとして人為的に定義しても良い。本発明は、これに対して特に限定しない。
S220において、基地局は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の時間帯で第1のシステム情報を伝送するための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定する。
便宜上、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信する周波数ドメインリソースを、第1の周波数ドメインリソースと記述し、第1の時間帯第1の当該システム情報を送信するための無線構成パラメータセットを、第1の無線構成パラメータセットと記述する。
本発明の実施例において、当該第1のシステム情報は、アップ/ダウンリンク帯域幅を示すために用いられることが可能である。任意選択で、当該第1のシステム情報は、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)、アンテナの数、制御信号の伝送モードを示すことも用いられること可能である。任意選択で、当該第1のシステム情報は、当該セル内に複数の無線構成パラメータが存在するか否かを示すためにさらに用いられることが可能である。なお、基地局は、同一時間帯内で、複数の第1の周波数ドメインリソースを介して、複数の第1の無線構成パラメータセットに基づいて送信される第1のシステム情報の中において、SFNが0〜4095フレーム範囲内で逓増して変化して、各第1のシステム情報に含まれるSFNが異なる以外に、各第1のシステム情報に含まれるその他の情報はすべての同じであっても良い。つまり、第1のシステム情報毎に搬送される情報は変わらないものである。
任意選択で、基地局は、下記の少なくとも一つに基づいて、少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1のシステム情報を伝送ための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することができる。前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットに対応する周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅、当該基地局の所在する地理位置と周辺環境、第1のシステム情報を送信する送信電力又は第1のシステム情報を送信するアンテナ形態。
具体的に、基地局は、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信するための第1の周波数ドメインリソースを確定した後に、第1の周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅に基づいて、第1の無線構成パラメータセットをさらに確定することができる。
例を挙げて説明すると、まず、基地局は、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信するのに使用される第1の周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅に基づいて、対応するサブ搬送波間隔を確定することができる。例えば、搬送波帯域が2GHz〜4GHzである場合、対応するサブ搬送波間隔が15kHzであることを確定することができ、搬送波帯域が30GHz/70GHzである場合、サブ搬送波間隔が75kHzであることを確定することができ、搬送波帯域が700MHzより低い場合、サブ搬送波間隔が7.5kHzであることを確定することができる。
その後、基地局は、確定したサブ搬送波間隔に基づいて、対応するOFDMシンボル長、及び可能なCP長を確定し、可能なサブフレーム長と無線フレーム長とをさらに確定し、最後にOFDMの数を確定することができる。
さらに、例えば、基地局は、第1のシステム情報を送信する送信電力又は第1のシステム情報を送信するアンテナ形態に基づいて、対応するCP長を確定しても良い。送信電力が多く、又はアンテナが高い時に、大きいCP長を使用しても良い。
さらに、例えば、基地局は、所在の地理位置、周辺環境、及び第1のシステム情報を送信する送信電力、アンテナ形態などの要素に基づいて、第1のシステム情報のカバレッジ範囲を確定し、カバレッジ範囲に基づいて、対応するCP長を確定することができる。例えば、郊外のカバレッジ範囲の広い場面において、より大きいなCP長を使用しても良く、密集の都市部又は室内などのカバレッジ範囲の小さい場面において、より小さいCP長を使用しても良い。
なお、上記で列挙される、無線構成パラメータを確定する方法は、例示的な説明であり、例えば、サブ搬送波間隔は、搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅とに関係し、搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅とによって確定されても良く、搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅とによって確定しなくても良い。また例えば、各無線構成パラメータは、第1のシステム情報を伝送ための周波数ドメインリソースが属する搬送波帯域、基地局の所在する地理位置と周辺環境、第1のシステム情報を送信する送信電力又は第1のシステム情報を送信するアンテナ形態のうちの少なくとも一つの要素によって決定され、複数の要素によって共同で決定されても良い。また、無線構成パラメータを確定する要素は、上記の記載に限らない。上記に列挙される要素は、本発明への制限になるべきではない。例えば、基地局は、端末の相対的な移動速度に基づいて、対応するサブ搬送波間隔を確定することもできる。具体的に、端末の相対的な移動速度が大きいである場合(例えば、移動中の電車)、大きいサブ搬送波間隔を使用しても良い。
S230において、基地局は、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、前記第1の時間帯で、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、第1のシステム情報を送信し、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、第1の時間帯内で一対一対応され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
基地局は、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信するための少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースと、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットとを確定した後に、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を送信することができるようになる。
なお、上記の少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、第1の時間帯内で一対一の対応関係があり得る。即ち、周波数ドメインリソースA(即ち、第1の周波数ドメインリソースの一例)は、無線構成パラメータセットA(即ち、第1の無線構成パラメータセットの一例)に対応し、周波数ドメインリソースB(即ち、第1の周波数ドメインリソースの別の一例)は、無線構成パラメータセットB(即ち、第1の無線構成パラメータセットの別の一例)に対応する。つまり、基地局は、第1の時間帯内で周波数ドメインリソースAを介して、無線構成パラメータセットAに基づいて、第1のシステム情報を送信しても良く、周波数ドメインリソースBを介して、無線構成パラメータセットBに基づいて、第1のシステム情報を送信しても良く、ここで一つずつ列挙しない。また、上記の少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なり、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセット内のいずれか二つの無線構成パラメータセットが異なる。
なお、上記の少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースが、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、第1の時間帯内における一対一の対応される関係は、本発明へいかなる制限になるべきではなく、第1の時間帯と異なる別の時間帯(例えば、第2の時間帯)で、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースと、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットとの間で上記の一対一の対応関係がない可能性があり、例えば、周波数ドメインリソースAは、無線構成パラメータセットBと対応関係があり得り、周波数ドメインリソースBは無線構成パラメータセットAと対応関係があり得り、又は、周波数ドメインリソースAは、その他の無線構成パラメータセットと対応関係があり得り、本発明は、これに対して特に限定しない。
任意選択で、当該方法200は、
基地局は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第2の時間帯で当該第1のシステム情報を送信するための少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットを確定することと、
基地局は、当該少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットに基づいて、当該第2の時間帯で少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースを介して、当該第1のシステム情報を送信することと、
をさらに含み、当該少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットと、当該第2の時間帯内で一対一対応され、当該少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
具体的に、基地局は、同一セルで、異なる時間帯内で第1のシステム情報を送信するための周波数ドメインリソースと無線構成パラメータセットと調整することが可能である。便宜上、第2の時間帯で第1のシステム情報を送信する周波数ドメインリソースを、第2の周波数ドメインリソースと記載し、第2の時間帯第1の当該システム情報を送信するための無線構成パラメータセットを、第2の無線構成パラメータセットと記載する。
なお、第2の時間帯で第1のシステム情報を送信するための第2の周波数ドメインリソースは、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信するための第1の周波数ドメインリソースと全く同様であっても良く、一部同様又は完全に異なっても良い。第2の時間帯で第1のシステム情報を送信するための第2の無線構成パラメータセットは、第1の時間帯で第1のシステム情報を送信するための第1の無線構成パラメータセットと全く同様であっても良く、一部同様又は完全に異なっても良い。また、第2の時間帯内で、少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースと一対一対応される。つまり、無線構成パラメータセットと、周波数ドメインリソースとの第1の時間帯内での対応関係は、第2の時間帯内で変化される可能性があり、変わらない場合もあり、本発明は、これに対して特に限定しない。
即ち、第1の時間帯で、少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースと一対一対応され、第2の時間帯で、少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースと一対一対応される。ここで、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットは、当該少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットと、同様であっても良く、異なっても良く、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースとも同様であっても良く、異なっても良い。当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットが、当該少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットと同じであり、且つ当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースが、当該少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースと同じである場合、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースと少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットとの対応関係と、少なくとも一つの第2の周波数ドメインリソースと少なくとも一つの第2の無線構成パラメータセットとの対応関係も異なる可能性がある。
換言すれば、異なる時間帯で、基地局が第1のシステム情報を送信するのに使用される無線構成パラメータセットは、同じであっても良く、異なっても良い。異なる時間帯で、基地局が第1のシステム情報を送信するのに使用される周波数ドメインリソースも同じであっても良く、異なっても良い。異なる時間帯で、周波数ドメインリソースと無線構成パラメータセットとの対応関係は同じであっても良く、異なっても良い。
なお、「第1」と「第2」は、異なる時間帯で使用される周波数ドメインリソースと無線構成パラメータセットを区別するためであり、本発明へいかなる制限になるべきではない。
S240において、端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを事前に記憶しておいても良く、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットは、S210で基地局が取得する少なくとも二つの無線構成パラメータセットと同様であり、便宜上、ここで省略する。
S250において、端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、基地局により送信される第1のシステム情報を受信する。
端末は、上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得した後に、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットを全部確認して、第1のシステム情報を取得するための第1の無線構成パラメータセットをサーチすることができる。
任意選択で、端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、基地局により送信される第1のシステム情報を受信することは、
端末は、第1のシステム情報を受信するための少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを確定することと、
端末は、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内の各周波数ドメインリソースに対応する周波数に基づいて、少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内の各周波数ドメインリソースに対応する周波数に対応する無線構成パラメータセットの第1の集合を確定することと、
端末は、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して基地局により送信される第1のシステム情報を受信することと、
を含み、当該第1の集合は、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを含む。
具体的に、端末は、サポートする帯域で第1のシステム情報をサーチすることができる。例えば、端末は、現行の周波数ネットワークノードによって、第1のシステム情報を順番に受信することができる。端末は、第1の時間帯で受信される第1のシステム情報と帯域とを第1の周波数ドメインリソースとして確定する。なお、端末の第1の周波数ドメインリソースの具体的なサーチ過程は、従来技術における端末の情報を受信するための時間周波数リソースのサーチ過程と同様であり、便宜上、ここで省略する。
その後、端末は、受信された第1のシステム情報の帯域に基づいて、対応する無線構成パラメータセットの集合を確定する(便宜上、第1の集合と記述する)。当該第1の集合は、少なくとも一つの無線構成パラメータセットを含み、当該第1の集合は当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを含む。端末は、第1の集合内の各無線構成パラメータセットを全部確認し、第1のシステム情報を受信するための上記の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを最終的に確定することができる。
なお、端末が第1の時間周波数リソースに基づいて第1の無線構成パラメータセットを確定することは、本発明における第1の無線構成パラメータセットの確定方法の一つの選択可能な実現形態に過ぎず、本発明へのいかなる制限になるべきではない。第1の無線リソース構成パラメータは、第1の周波数ドメインリソースと相関しなくても良く、本発明は、これに対して特に限定しない。
なお、図2に示される各過程の番号は、実施の順番の前後と意味せず、各過程の実施順番は、それの機能と内部のロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施過程へのいかなる制限になるべきではない。例えば、S240は、S230の後に実施しても良く、230の前に実施しても良く、ひいては210の前でも実施しても良い。本発明は、これに対して特に限定しない。
そのため、本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得してシステム情報を伝送することによって、無線リソース構成の柔軟性を提供することができる。端末が当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することによって、端末が第1のシステム情報を伝送ための第1の無線構成パラメータセットを確定することに有利であり、端末は、第1の無線構成パラメータセットを迅速、正確に確定することができ、それによって第1のシステム情報を正確に取得することができる。
なお、システム情報は、基本システム情報(BSI:Basic System Information)と拡張システム情報とを含むことができる。
ここで、基本システム情報は、マスタ情報ブロック(MIB)と称されても良く、拡張システム情報はシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)と称されても良い。当該拡張システム情報は、共通又は共有チャネルの情報、又はセルの再選に関係するパラメータ等々とを含むことができ、本発明はこれに対して限定しない。
以上に列挙される第1のシステム情報はMIBであっても良く、MIBとSIBであっても良い。つまり、基地局は、第1の時間帯で第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の周波数ドメインリソースを介してMIBを送信しても良く、基地局は、第1の時間帯で第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の周波数ドメインリソースを介してMIBとSIBとを送信しても良い。本発明は、これに対して特に限定しない。
下記において、第1のシステム情報がMIBと仮設し、基地局は、その他の時間周波数リソースを介して、SIB(便宜上、第2のシステム情報と記述する)を送信しても良い。
任意選択で、第1のシステム情報は第1の指示情報を含み、第1の指示情報は、基地局第2のシステム情報を送信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、第1のシステム情報はマスタ情報ブロック(MIB)を含み、第2のシステム情報は少なくとも一つのシステム情報ブロック(SIB)を含む。
具体的に、端末は、第1の時間帯で第1の無線構成パラメータセットに基づいて第1のシステム情報を受信下後に、第1のシステム情報に含まれる第1の指示情報に基づいて、基地局が第2のシステム情報を送信するのに使用される時間周波数リソース、又は無線構成パラメータセット、又は時間周波数リソース、及び無線構成パラメータセットを確定することができる。例えば、当該第1の指示情報は、基地局が第2のシステム情報を送信するのに使用されるリソースが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)であることを示すことができる。
端末は、第1の指示情報に示される時間周波数リソースに基づいて、当該時間周波数リソースで上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセットを全て確認することによって、第2のシステム情報を受信するための第2の無線構成パラメータセットを確定することができる。第2のシステム情報を受信するための無線構成パラメータセットを確定するために、端末は、第1の指示情報に示される時間周波数リソースに基づいて、当該時間周波数リソースで、その他の無線構成パラメータセットに基づいて受信しても良い。つまり、基地局が第2のシステム情報を送信するのに基づかれる無線構成パラメータセットは、上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセット内のいずれか一つの又は複数であっても良く、上記の少なくとも二つの無線構成パラメータセットの範囲内でなくでも良く、そのための無線構成パラメータセットに基づいて第2のシステム情報を送信する。
端末は、第1の指示情報に示される無線構成パラメータセットに基づいても良く、当該無線構成パラメータセットに基づいて、端末のサポートする帯域内で、第2のシステム情報を受信するための帯域をサーチし、そして第2のシステム情報を受信するための時間周波数リソースを確定する。端末は、第1の指示情報に示される時間周波数リソースと無線構成パラメータセットとに基づいて、第2のシステム情報を受信することも可能である。
なお、当該基地局は、複数の第2のシステム情報を同時に送信することが可能であり、各第2のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットは、第1のシステム情報に含まれる指示情報によって示されることが可能であり、各指示情報は、一つの第2のシステム情報に対応する時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられる。
任意選択で、当該第2のシステム情報は、複数のシステムサブ情報であっても良く、当該第1の指示情報は、複数のシステムサブ情報内の第1のシステムサブ情報の時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、当該第1のシステムサブ情報は、当該複数のシステムサブ情報内の第2のシステムサブ情報の時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットの指示情報を示すために用いられる。
つまり、第2のシステム情報に一つ以上のシステムサブ情報が含まる場合、サブ情報を送信する時間の前後順序に基づいて、一つ前のサブ情報に、次のサブ情報を送信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを含ませることができる。ここで、最初に送信されるシステムサブ情報(即ち、第1のシステムサブ情報)に使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットの指示情報(即ち、第1の指示情報)は、第1のシステム情報に含まれる。
換言すれば、第2のシステム情報が複数のシステムサブ情報を含む場合、カスケード指示の方式によって、基地局が各システムサブ情報を送信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを順次に示すことが可能である。
なお、端末は、時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットに基づいて、各システムサブ情報を受信する具体的な方法は、上記に記載されている、第1の時間周波数リソース及び/又は第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を受信する具体的な方法と同様であり、便宜上、ここで省略する。
そのため、本発明の実施例におけるシステム情報の伝送方法は、第1のシステム情報に、基地局第2のシステム情報を送信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すための指示情報を含ませることによって、リソース構成の柔軟性を保障すると同時に、端末が第2のシステム情報を迅速、正確に受信することに有利である。
なお、上記に説明されている基地局と端末との間で第1のシステム情報と第2のシステム情報とを伝送する方法は、第1のセルに位置する端末の起動後のネットワーク選択、又は第1のセルに位置する端末のアイドルモードから接続モードに変わる場合のセルの再選に必要な場面に適用することができる。本発明はこれに限らず、例えば、端末がセルのエッジに位置し、セルのハンドオーバーが必要である場合に、隣接セルのシステム情報を取得する必要があるかも知らず、端末が隣接セルのシステム情報を取得する具体的な過程も、本発明によって実現しても良い。
任意選択で、当該方法200は、
基地局は、端末に第2の指示情報を送信することをさらに含み、当該第2の指示情報は、端末が第3のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、第3のシステム情報は第2のセルのシステム情報であり、第2のセルは第1のセルと隣接する。
具体的に、第1のセルのエッジに位置する端末がセルのハンドオーバーを行って第2のセルにアクセスすることができるように、基地局は、端末より報告される測定レポートに基づいて、端末に隣接セルリストを送信し、セルリダイレクトメッセージ又はセルのハンドオーバーメッセージなどを送信することができる。端末が上記のシグナリングを受信した後に、第2の指示情報に示される第3のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットに基づいて、第2のセルのシステム情報(即ち、第3のシステム情報)を直接に取得し、セルリダイレクト又はセルのハンドオーバーを完成させることができるように、上記の第2の指示情報は、隣接セルリスト、セルリダイレクトメッセージ又はセルのハンドオーバーメッセージなどのシグナリングによりベアリングされてもよい。
なお、端末が第2の指示情報に示される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットに基づいて、第3のシステム情報を取得する具体的な方法は、上記に説明されている第1の時間周波数リソース及び/又は第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1のシステム情報を受信する具体的な方法と同様であり、便宜上、ここで省略する。
また、第3のシステム情報は、上記に説明されている第1のシステム情報のような詳細なシステム情報であっても良く、相違点として、第1のシステム情報は第1のセルのシステム情報であり、第3のシステム情報は第3のセルのシステム情報である。第3のシステム情報はMIBを含んでも良く、MIBとSIBとを含んでもよい。第3のシステム情報がMIBを含む場合、当該第3のシステム情報に、端末が第4のシステム情報(例えば、第2のセルのSIB)を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すための指示情報をさらに含んでもよい。なお、第3のシステム情報に指示情報を含ませる具体的な方法と内容は、上記に説明されている第1のシステム情報に第1の指示情報を含ませる具体的な方法及び内容とは、同様であり、便宜上、ここで省略する。
なお、上記に列挙されている隣接セルリスト、セルリダイレクトメッセージ又はセルのハンドオーバーメッセージに第2の指示情報を含ませるのは、基地局が第2の指示情報を送信する一つの選択可能な実現形態に過ぎず、本発明へのいかなる制限になるべきではなく、基地局は、その他のメッセージ又はシグナリングによって当該第2の指示情報を含ませても良く、本発明は、これに対して特に限定しない。
上記に記載されている基地局は、端末が第2の指示情報に示される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットに基づいて、第3のシステム情報を受信することができるように、端末に第2の指示情報を送信する方法は、第1のセルと第2のセルとが時間において同期されている前提としている。第1のセルが第2のセル時間と同期されていない場合、当該時間周波数リソースは、第2のセルと同期する時間周波数リソースであり、それの第1のセルへの相対的な時間周波数の位置は、タイマーオフセットによって確定される必要がある。そのため、当該方法200は、
基地局は、端末に第3の指示情報を送信することをさらに含み、当該第3の指示情報は、第1のセルと第2のセルとのタイマーオフセットを示すために用いられる。
それによって、端末は、上記の第2の指示情報に示される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセット、および第3の指示情報に示されるタイマーオフセットに基づいて、当該時間周波数リソースが第1のセル内の相対的な時間周波数の位置を計算することができ、そして第3のシステム情報を取得する。
なお、基地局が第3の指示情報を送信する具体的な方法は、第2の指示情報を送信する具体的な方法と同様又は相違しても良く、基地局は、上記の隣接セルリスト、セルリダイレクトメッセージ又はセルのハンドオーバーメッセージによって第3の指示情報を含ませてもよく、その他のメッセージ又はシグナリングによって第3の指示情報を含ませてもよい。第2の指示情報と第3の指示情報とは、同一のメッセージにベアリングされてもよく、二つのメッセージにベアリングされてもよい。本発明は、これに対して特に限定しない。
なお、上記の第2の指示情報、第3の指示情報は、当該第1のセルの基地局により、第2のセルの基地局から取得してもよく、又は他のネットワークエレメント(例えば、無線ネットワークコントローラー(RNC:Radio Network Controller))によって当該第1のセルの基地局に送信してもよく、又は中継デバイスによって当該第1のセルの基地局に転送してもよい。本発明は、これに対して特に限定しない。
そのため、本発明の実施例におけるシステム情報の伝送方法は、基地局が端末に送信されるシグナリングに、隣接セルシステム情報を受信するための時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを含ませることによって、端末がセルリダイレクト又はセルのハンドオーバーを行うときに隣接セルのシステム情報を取得することに有利であり、リソース構成の柔軟性を保証すると同時に、端末が第3のシステム情報を迅速、正確に受信することに有利であり、端末のセルへのアクセスの効率を向上させることができる。
上記において、図2を結合して本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法を詳しく説明している。下記において、図3と図4を結合して本発明の実施例による基地局と端末とを詳しく説明する。
図3は、本発明の一つの実施例による基地局300の概略的なブロック図である。図3に示するように、当該基地局300は、取得ユニット310、確定ユニット320、および送信ユニット330を含む。
ここで、当該取得ユニット310は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得するように構成され、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
当該確定ユニット320は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の時間帯で第1のシステム情報を伝送するための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定するように構成される。
当該送信ユニット330は、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して第1のシステム情報を送信するように構成され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、第1の時間帯内で一対一対応され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
本発明の実施例による基地局300は、本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法における基地局に対応することができ、しかも、当該基地局300内の各モジュールと上記のその他の操作及び/又は機能のそれぞれは、図2内の方法の対応するフローを実現するためであり、便宜上、ここで省略する。
そのため、本発明の実施例による基地局は、システム情報を伝送するために、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、無線リソース構成の柔軟性を向上させることができる。端末において当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することによって、端末が第1のシステム情報を伝送ための第1の無線構成パラメータセットを確定することに有利であり、端末は第1の無線構成パラメータセットを迅速、正確に確定することができ、それによって第1のシステム情報を正確に取得することができる。
図4は、本発明の一つの実施例による端末400の概略的なブロック図である。図4に示すよう、当該端末400は、取得ユニット410、及び受信ユニット420を含む。
ここで、当該取得ユニット410は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得するように構成され、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
当該受信ユニット420は、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、基地局により送信される第1のシステム情報を受信するように構成され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、第1の時間帯内で一対一対応され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
本発明の実施例による端末400は、本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法内の端末に対応することができ、しかも、当該端末400内の各モジュールと上記のその他の操作及び/又は機能のそれぞれは、図2内の方法の対応するフローを実現するためであり、便宜上、ここで省略する。
そのため、本発明の実施例による端末は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、第1のシステム情報を受信するときに、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから第1の無線構成パラメータセットを確定し、それによって、第1のシステム情報を正確に取得する。
上記において、図3と図4を結合して本発明の一つの実施例による基地局と端末を詳しく説明している。下記において、図5と図6を結合して本発明別の一つの実施例による基地局と端末を詳しく説明する。
図5は、本発明別の一つの実施例による基地局500の概略的なブロック図である。図5に示すように、当該基地局500は、送受信装置510、プロセッサ520、メモリ530、およびバスシステム540を含み、ここで、送受信装置510、プロセッサ520、およびメモリ530は、バスシステム540によって接続され、当該メモリ530は、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサ520は、当該メモリ530に記憶される命令を実行するように構成され、送受信装置510が信号を送受信するように制御する。
ここで、当該プロセッサ520は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得するように構成され、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
当該プロセッサ520は、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の時間帯で第1のシステム情報を伝送するための少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定するようにさらに構成される。
当該送受信装置510は、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、当該第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して第1のシステム情報を送信するように構成され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、当該第1の時間帯内で一対一対応され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
なお、本発明の実施例において、当該プロセッサー520は、中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)であっても良く、当該プロセッサー520は、その他の汎用プロセッサー、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用集積回路(ASIC)、現場でプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってもよい。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであっても良く、又は当該プロセッサーはいずれかの通常のプロセッサーなどであっても良い。
当該プロセッサ520は、読み取り専用のメモリとランダムアクセスメモリを含むことができ、プロセッサ520に命令とデータを提供する。プロセッサ520の一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリをさらに含む。例えば、プロセッサ520は、デバイスタイプの情報を記憶することも可能である。
当該バスシステム540は、データバス以外に、電源バス、制御バスと状態信号バス等を含んでもよい。明確に説明するために、図に示される各バスは、バスシステム540と記載する。
実現過程において、上記方法の実施例における各ステップは、プロセッサ520におけるハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェア形態の命令により完成されても良い。本発明の実施例に開示された方法を結合するステップは、ハードウェア処理で実行し、又はプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実行すると直接に現れる。ソフトウェアモジュールは、ランダム記憶装置、フラッシュ、読み取り専用記憶装置、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリ530に位置し、プロセッサ520はメモリ530における命令を実行し、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完成する。重複を避けるために、ここで省略する。
本発明の実施例による基地局500は、本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法内の基地局に対応することができ、しかも、当該基地局500内の各モジュールと上記のその他の操作及び/又は機能のそれぞれは、図2内の方法の対応するフローを実現するためであり、便宜上、ここで省略する
そのため、本発明の実施例による基地局は、システム情報を伝送するための少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、無線リソース構成の柔軟性を向上させることができる。しかも端末が当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得することによって、端末は、第1のシステム情報を伝送ための第1の無線構成パラメータセットを確定することに有利であり、端末は、第1の無線構成パラメータセットを迅速、正確に確定し、それによって第1のシステム情報を正確に取得することができる。
図6は、本発明別の一つの実施例による端末600の概略的なブロック図である。図6に示すように、当該端末600は、送受信装置610、プロセッサ620、メモリ630、およびバスシステム640を含み、ここで、送受信装置610、プロセッサ620、およびメモリ630は、バスシステム640によって接続され、当該メモリ630は、命令を記憶するように構成され、当該プロセッサ620は、当該メモリ630に記憶される命令を実行するように構成され、送受信装置610の信号の送受信を制御する。
ここで、当該プロセッサ620は、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得するように構成され、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの無線構成パラメータの値が異なる。
当該送受信装置610は、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、基地局により送信される第1のシステム情報を受信するように構成され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースは、当該少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットと、当該第1の時間帯内で、一対一対応され、当該少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なる。
本発明の実施例による端末600は、本発明の実施例によるシステム情報の伝送方法内の端末に対応することができ、しかも、当該端末600内の各モジュールと上記のその他の操作及び/又は機能のそれぞれは、図2内の方法の対応するフローを実現するためであり、便宜上、ここで省略する。
そのため、本発明の実施例による端末、少なくとも二つの無線構成パラメータセットを取得し、第1のシステム情報を受信する時に、当該少なくとも二つの無線構成パラメータセットから、第1の無線構成パラメータセットを確定し、それによって第1のシステム情報を正確に取得することができる。
なお、本開示に記載されている用語「及び/又は」は、単なる関連対象の対応関係を記載しているだけであり、3つの関係が表されることができる。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する場合と、A及びBの両方とも存在する場合と、Bのみが存在する場合とを表すことができる。さらに、本開示における文字“/”は、概して前後関連対象間の「又は」という関係を表している。
本開示に開示されている実施例の記載を結合した各方法ステップとユニットは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はそれらの結合で実現することができると、当業者であれば理解できる。ハードウェアとソフトウェアの互換性の可能性を明確に説明するため、上記の説明において機能に基づいて各実施例のステップ、及び組成を一般的に説明している。これらの機能はハードウェアそれともソフトウェアで実行するかは、技術案の特定運用と設計制約に依存する。当業者は、各特定した運用に基づいて異なる方法を使用して記載されている機能を実現することができるが、このような実現は、本発明の範囲外というわけではない。
当業者は、説明の便利と簡潔上、上記に記載されているシステム、装置及びユニットの具体的な動作については、上記の方法実施例の対応されているフローを参照することができ、ここでそれ以上を述べない。
本開示に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互いにカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記システム情報の伝送方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。

Claims (10)

  1. システム情報の伝送方法であって、
    端末が、少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、第1のシステム情報を受信すること、を含み、
    前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なり、
    前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットが、前記端末により取得又は事前に記憶されたものであり、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセットに含まれる無線構成パラメータの値が一部、又は全部異なり、前記無線構成パラメータがサブ搬送波間隔を含む、
    ことを特徴とするシステム情報の伝送方法。
  2. 前記端末が、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに基づいて、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシステム情報の伝送方法。
  3. 前記端末が、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに基づいて、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することは、
    前記端末が、前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅に基づいて、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定することを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のシステム情報の伝送方法。
  4. 前記第1のシステム情報は、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、前記端末が第2のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、前記第1のシステム情報はマスタ情報ブロック(MIB)を含み、前記第2のシステム情報は少なくとも一つのシステム情報ブロック(SIB)を含む、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム情報の伝送方法。
  5. 前記第1のシステム情報が、システムフレーム番号(SFN)と制御信号の伝送モードとをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシステム情報の伝送方法。
  6. 端末であって、
    少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットに基づいて、第1の時間帯で少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースを介して、第1のシステム情報を受信するように構成される受信ユニットを含み、
    前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソース内のいずれか二つの周波数ドメインリソースに対応する周波数が異なり、
    前記少なくとも二つの無線構成パラメータセットが、前記端末により取得又は事前に記憶されたものであり、前記少なくとも二つの無線構成パラメータセット内の各無線構成パラメータセットは、少なくとも一つの無線構成パラメータを含み、いずれか二つの無線構成パラメータセットに含まれる無線構成パラメータの値が一部、又は全部異なり、前記無線構成パラメータがサブ搬送波間隔を含む、
    ことを特徴とする端末。
  7. 前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに基づいて、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定するように構成される確定ユニットをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 前記確定ユニットが、
    前記少なくとも一つの第1の周波数ドメインリソースに属する搬送波帯域と搬送波周波数ドメインの幅に基づいて、前記少なくとも一つの第1の無線構成パラメータセットを確定するようにさらに構成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 前記第1のシステム情報は、第1の指示情報を含み、前記第1の指示情報は、前記端末が第2のシステム情報を受信するのに使用される時間周波数リソース及び/又は無線構成パラメータセットを示すために用いられ、ここで、前記第1のシステム情報はマスタ情報ブロック(MIB)を含み、前記第2のシステム情報は少なくとも一つのシステム情報ブロック(SIB)を含む、
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の端末。
  10. 前記第1のシステム情報が、システムフレーム番号(SFN)と制御信号の伝送モードとをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項9に記載の端末。
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