JP7032455B2 - 毛髪処置システム - Google Patents
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Description
- 液体を循環させるためのパイプ、
- パイプに水を供給するための装置、
- 1種又は複数の界面活性剤を含む製品の少なくとも1種の供給源、
- 処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の界面活性剤、優先的には処置溶液の総質量に対して0.6質量%~1.2質量%の範囲の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む処置溶液を形成するために、製品をパイプ内に注入するための装置、
- 処置溶液を0.5から5L/分の間、なおもより良好には0.8から3L/分の間の流量で頭髪に送達するための分注装置
を含む、毛髪処置システムの支援によりこの必要を満たす。
- 液体を循環させるためのパイプ、
- パイプに水を供給するための装置、
- 1種又は複数の界面活性剤を含む製品の少なくとも1種の供給源、
- 処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む処置溶液を形成するために、製品をパイプ内に注入するための装置、
- 処置溶液を0.5から5L/分の間、なおもより良好には0.8から3L/分の間の流量で送達するための分注装置
を含む、洗浄システムである。
用語「アニオン性界面活性剤」は、イオン性又はイオン化可能な基としてアニオン性基のみを含む界面活性剤を意味する。
- カルボキシレートのアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのカルボン酸又はカルボキシレート官能基(-COOH又は-COO-)を含み、1つ又は複数のスルフェート及び/又はスルホネート官能基も任意選択で含んでもよいこと、
- スルホネートのアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのスルホネート官能基(-SO3H又は-SO3 -)を含み、1つ又は複数のスルフェート官能基も任意選択で含んでもよいが、カルボキシレート官能基を全く含まないこと、及び
- スルフェートのアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのスルフェート官能基を含むが、カルボキシレート又はスルホネート官能基を全く含まないこと。
そのため、使用することができるカルボン酸のアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのカルボン酸又はカルボキシレート官能基(-COOH又は-COO-)を含む。
これらの化合物のアルキル及び/又はアシル基は、6~30個の炭素原子、とりわけ12~28個、なおもより良好には14~24個、又は更に16~22個の炭素原子を含み、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基を示し、
これらの化合物は、場合によりポリオキシアルキレン化、特にポリオキシエチレン化されており、その場合、好ましくは1~50個のエチレンオキシド単位、なおもより良好には2~10個のエチレンオキシド単位を含む。
- R1は、直鎖状又は分枝状のC6~C24アルキル又はアルケニル基、アルキル(C8~C9)フェニル基、R2CONH-CH2-CH2-基(式中、R2は、直鎖状又は分枝状のC9~C21アルキル又はアルケニル基を示す)を表し、
好ましくは、R1は、C8~C20、好ましくはC8~C18アルキル基であり、アリールは、好ましくはフェニルを示し、
- nは、2~24、好ましくは2~10の範囲の整数又は小数(平均値)であり、
- Aは、H、アンモニウム、Na、K、Li、Mg又はモノエタノールアミン若しくはトリエタノールアミン残基を示す]
のものから選択される。
- R1は、C12~C14アルキル、ココイル、オレイル、ノニルフェニル又はオクチルフェニル基を示し、
- Aは、水素又はナトリウム原子を示し、
- nは、2~20、好ましくは2~10の範囲である]
のものである。
- アシルグルタメート、特にC6~C24、又は更にC12~C20のもの、例えばステアロイルグルタメート、特にステアロイルグルタメート二ナトリウム塩、
- アシルサルコシネート、特にC6~C24、又は更にC12~C20のもの、例えばパルミトイルサルコシネート、特にパルミトイルサルコシネートナトリウム塩、
- アシルラクチレート、特にC12~C28、又は更にC14~C24のもの、例えばベヘノイルラクチレート、特にベヘノイルラクチレートナトリウム塩、
- C6~C24、とりわけC12~C20アシルグリシネート、
- (C6~C24)アルキルエーテルカルボキシレート、とりわけ(C12~C20)アルキルエーテルカルボキシレート、
- ポリオキシアルキレン化(C6~C24)アルキル(アミド)エーテルカルボン酸、特に2~50個のエチレンオキシド基を含むもの、
特にアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアミノアルコール塩の形態のものから選択される。
使用することができるスルホネートのアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのスルホネート官能基(-SO3H又は-SO3 -)を含む。
これらの化合物のアルキル基は、6~30個の炭素原子、特に12~28個、なおもより良好には14~24個、又は更に16~22個の炭素原子を含み、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基を示し、
これらの化合物は、場合によりポリオキシアルキレン化、特にポリオキシエチレン化されており、その場合、好ましくは1~50個のエチレンオキシド単位、なおもより良好には2~10個のエチレンオキシド単位を含む。
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルスルホスクシネート、とりわけラウリルスルホスクシネート、
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルエーテルスルホスクシネート、
- (C6~C24)アシルイセチオネート、好ましくは(C12~C18)アシルイセチオネート、
特にアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアミノアルコール塩の形態のものから選択される。
使用することができるスルフェートのアニオン性界面活性剤は、少なくとも1つのスルフェート官能基(-OSO3H又は-OSO3 -)を含む。
これらの化合物のアルキル基は、6~30個の炭素原子、特に12~28個、なおもより良好には14~24個、又は更に16~22個の炭素原子を含み、アリール基は、好ましくはフェニル又はベンジル基を示し、
これらの化合物は、場合によりポリオキシアルキレン化、特にポリオキシエチレン化されており、その場合、好ましくは1~50個のエチレンオキシド単位、なおもより良好には2~10個のエチレンオキシド単位を含む。
- アルキルスルフェート、特にC6~C24、又は更にC12~C20のもの、
- アルキルエーテルスルフェート、特にC6~C24、又は更にC12~C20のもの、好ましくは2~20個のエチレンオキシド単位を含むもの
特にアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアミノアルコール塩の形態のものから選択される。
アニオン性界面活性剤が塩の形態であるとき、前記塩は、アルカリ金属塩、例えばナトリウム若しくはカリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、特にアミノアルコール塩、及びアルカリ土類金属塩、例えばマグネシウム塩から選択することができる。
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルスルフェート、
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルエーテルスルフェート、好ましくは2~20個のエチレンオキシド単位を含むもの、
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルスルホスクシネート、とりわけラウリルスルホスクシネート、
- C6~C24、とりわけC12~C20アルキルエーテルスルホスクシネート、
- (C6~C24)アシルイセチオネート、好ましくは(C12~C18)アシルイセチオネート、
- C6~C24、特にC12~C20アシルサルコシネート、特にパルミトイルサルコシネート、
- (C6~C24)アルキルエーテルカルボキシレート、好ましくは(C12~C20)アルキルエーテルカルボキシレート、
- ポリオキシアルキレン化(C6~C24)アルキル(アミド)エーテルカルボン酸及びその塩、特に2~50個のアルキレンオキシド、特にエチレンオキシド基を含むもの、
- C6~C24、とりわけC12~C20アシルグルタメート、
- C6~C24、とりわけC12~C20アシルグリシネート、
特にアルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、アンモニウム又はアミノアルコール塩の形態のものから選択される。
本発明において使用することができる両性界面活性剤は、任意選択で四級化された第二級又は第三級脂肪族アミン誘導体であってよく、ここで、脂肪族基は、8~22個の炭素原子を含む直鎖又は分枝鎖であり、前記アミン誘導体は、少なくとも1つのアニオン性基、例としてカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェート又はホスホネート基を含有する。
- ベタイン、
- (C8~C20)アルキルベタイン、とりわけココイルベタイン、
- (C8~C20)アルキルアミド(C1~C6)アルキルベタイン、特に(C8~C20)アルキルアミドプロピルベタイン、例えばコカミドプロピルベタイン、
- (C8~C20)アルキルスルホベタイン
を挙げることができる。
(A1) Ra-CON(Z)CH2-(CH2)m-N+(Rb)(Rc)(CH2COO-)
[式中、
Raは、加水分解ヤシ油中に好ましくは存在する酸Ra-COOHに由来するC10~C30アルキル若しくはアルケニル基、ヘプチル基、ノニル基又はウンデシル基を表し、
Rbは、β-ヒドロキシエチル基を表し、
Rcは、カルボキシメチル基を表し、
mは、0、1又は2に等しく、
Zは、水素原子又はヒドロキシエチル若しくはカルボキシメチル基を表す]、
(A2) Ra'-CON(Z)CH2-(CH2)m'-N(B)(B')
[式中、
Bは、-CH2CH2OX'(式中、X'は、-CH2-COOH、CH2-COOZ'、-CH2CH2-COOH、-CH2CH2-COOZ'、又は水素原子を表す)を表し、
B'は、-(CH2)z-Y'(式中、z=1又は2であり、Y'は、-COOH、-COOZ'、-CH2-CHOH-SO3H又は-CH2-CHOH-SO3Z'を表す)を表し、
m'は、0、1又は2に等しく、
Zは、水素原子、又はヒドロキシエチル若しくはカルボキシメチル基を表し、
Z'は、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、例えばナトリウム、カリウム若しくはマグネシウムに由来するイオン;アンモニウムイオン;又は有機アミン、とりわけアミノアルコール、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン若しくはトリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール並びにトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンに由来するイオンを表し、
Ra'は、加水分解ヤシ油又は加水分解アマニ油中に好ましくは存在する酸Ra'COOHのC10~C30アルキル又はアルケニル基、アルキル基、特にC17アルキル基、及びそのイソ型、又は不飽和のC17基を表す]。
(A3) Ra''-NH-CH(Y'')-(CH2)n-C(O)-NH-(CH2)n'-N(Rd)(Re)
[式中、
- Ra''は、ヤシ核油又は加水分解アマニ油中に好ましくは存在する酸;Ra''-C(O)OHのC10~C30アルキル又はアルケニル基を表し、
- Y''は、-C(O)OH、-C(O)OZ''、-CH2-CH(OH)-SO3H基、又はCH2-CH(OH)-SO3-Z''基(式中、Z''は、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属、例えばナトリウムから得られるカチオン、アンモニウムイオン、又は有機アミンから得られるイオンを表す)を表し、
- Rd及びReは、互いに独立して、C1~C4アルキル又はヒドロキシアルキル基を表し、
- n及びn'は、互いに独立して、1~3の範囲の整数を示す]
の化合物もまた使用することができる。
本発明において使用することができる非イオン性界面活性剤は、アルコール、α-ジオール及び(C1~20)アルキルフェノールから選択することができ、これらの化合物は、ポリエトキシル化及び/又はポリプロポキシル化及び/又はポリグリセロール化されており、エチレンオキシド及び/又はプロピレンオキシド基の数は、場合により1~100個の範囲であり、グリセロール基の数は、場合により2~30個の範囲であり、或いはこれらの化合物は、8~30個の炭素原子、とりわけ16~30個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を含む。
[式中、
- R1は、6~24個の炭素原子、とりわけ8~18個の炭素原子を含む、直鎖状若しくは分枝状のアルキル若しくはアルケニル基、又は、直鎖状若しくは分枝状のアルキル基が6~24個の炭素原子、とりわけ8~18個の炭素原子を含むアルキルフェニル基を表し、
- R2は、2~4個の炭素原子を含むアルキレン基を表し、
- Gは、5~6個の炭素原子を含む糖単位を表し、
- tは、0~10、好ましくは0~4の範囲の値を示し、
- vは、1~15、好ましくは1~4の範囲の値を示す]
により表されるアルキル(ポリ)グリコシド型の非イオン性界面活性剤もまた挙げることができる。
- R1は、8~18個の炭素原子を含む直鎖状又は分枝状の飽和又は不飽和のアルキル基を示し、
- R2は、2~4個の炭素原子を含むアルキレン基を表し、
- tは、0~3の範囲の値、好ましくは0に等しい値を示し、
- Gは、グルコース、フルクトース又はガラクトース、好ましくはグルコースを示し、
- 重合度、すなわちvの値は、場合により1~15、好ましくは1~4の範囲であり、平均重合度は、より特定すると1から2の間である。
- 選択された設定に応じて製品含有量を変動させるための調整装置に作用するようにシステムを構成して、設定を選択すること、及び/又は
- 選択された設定で得られた処置結果に関する少なくとも1つの情報項目を入力すること
を可能にするユーザーインターフェースを含んでもよい。
本発明の主題はまた、水及び1種又は複数の界面活性剤を含む処置溶液を0.5から5L/分の間、なおもより良好には0.8から3L/分の間の流量で頭髪にスプレーすることで構成される処置工程を含み、処置溶液が、処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の含有量で、好ましくは処置溶液の総質量に対して0.6質量%~1.2質量%の範囲の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む、毛髪処置方法である。
図1は、冷水入口C及び好ましくは更に、図示されているように、温水入口Hに接続される、本発明によるシステム1を表す。
短縮された時間で毛髪の効率的な洗浄を得ると同時に、低い水消費量を有するための毛髪処置方法の例をこれから説明する。
本実施例では、システム1のタンクの1つに以下の製品P1を充填する:
- 製品P1:下記の表に示す成分を含む組成を有するシャンプー。量は、組成物の総質量に対する未改変形態の出発材料の質量百分率として示す:
・試験例1:1L/分の流量で水中4%の製品P1。そのため、水中の界面活性剤の質量割合は0.6%であり、アニオン性界面活性剤の質量割合は0.4%である。パイプ内の界面活性剤の流量は6g/分であり、アニオン性界面活性剤の流量は4g/分である。
・試験例2:1L/分の流量で水中2.5%の製品P1。そのため、水中の界面活性剤の質量割合は0.375%であり、アニオン性界面活性剤の質量割合は0.25%である。パイプ内の界面活性剤の流量は3.75g/分であり、アニオン性界面活性剤の流量は2.5g/分である。
・試験例3:1L/分の流量で水中1%の製品P1。そのため、水中の界面活性剤の質量割合は0.15%であり、アニオン性界面活性剤の質量割合は0.1%である。パイプ内の界面活性剤の流量は1.5g/分であり、アニオン性界面活性剤の流量は1g/分である。
・試験例4:1L/分の流量で水中8%の製品P1。そのため、水中の界面活性剤の質量割合は1.2%であり、アニオン性界面活性剤の質量割合は0.8%である。パイプ内の界面活性剤の流量は12g/分であり、アニオン性界面活性剤の流量は8g/分である。
試験例5及び6を、それぞれ試験例1及び2と同じ量の製品P1を手で塗布することにより実施する。その後、毛髪をこする。
試験例7を、試験例2と同じ量の製品P1を手で塗布し、続いて、12L/分の清水の流量ですすぐことにより実施する。シャンプー洗浄を実施する人は、頭髪が完全にすすがれたらすすぎを停止する。
試験例8を、試験例2による製品を塗布することにより、ただし、12L/分の水流量の清水ですすぐことにより実施する。
試験例2を、0.8gのオレイン酸を頭髪に塗布することにより予め汚された毛髪に対して再度実施する。試験例9及び10もまた、同じく0.8gのオレイン酸を頭髪に塗布することにより予め汚された毛髪に対して、試験例2と同じ量の製品を12L/分の流量で塗布することにより実施する。試験例9では、すすぎを1L/分の流量で実施し、試験例10では、すすぎを12L/分の流量で実施する。シャンプー洗浄を実施する人は、頭髪が完全にすすがれたらすすぎを停止する。
試験例1及び2を、使用される配合物を変更して実施する。以下の配合物を使用する:
- 製品P2:水中に約15%の質量割合の両性界面活性剤を含有する配合物、製品P2は、以下のものの混合物である:
・水溶液中38質量%のココイルアミドプロピルベタインから構成されるコカミドプロピルベタイン(BASF社):39.5質量%、すなわち約15質量%の活性材料、及び
・水:100%までの適量
- 製品P3:水中に約15%の非イオン性界面活性剤を含有する配合物、製品P3は、以下のものの混合物である:
・水溶液中53質量%の(C8/C16)アルキルポリグルコシド(1.4)から構成されるPlantacare 118 UP(BASF社):29質量%、すなわち約15質量%の活性材料、及び
・水:100%までの適量
- 製品P4:非スルフェートの硫黄系界面活性剤を含有する配合物、製品P4は、以下のものから構成される混合物である:
・水中25質量%のラウリルスルホ酢酸ナトリウム及びラウリルエーテルスルホコハク酸二ナトリウムの50/50の質量比の混合物から構成されるStepan Mild LSB:40.5質量%
・ココイルイセチオン酸ナトリウム:9質量%
・水:100%までの適量
11 分注装置
21 タンク、供給源
24 ミキサー、装置
28 パイプ
29 注入装置、装置、製品注入装置
30 調整装置、部材
40 ユーザーインターフェース
50 増圧器
B 毛髪
DB1 データベース、手段
P1 製品
Claims (16)
- 頭髪を処置するためのシステム(1)であって、
- 液体を循環させるためのパイプ(28)、
- 前記パイプ(28)に水を供給するための装置(24)、
- 製品の少なくとも1種の供給源(21)であって、前記製品(P1)が、1種又は複数の界面活性剤を含む、供給源(21)、
- 処置溶液であって、前記処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の界面活性剤の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む、処置溶液を形成する、製品を前記パイプ(28)内に注入するための装置(29)、
- 前記処置溶液を0.5から5L/分の間の流量で前記頭髪(B)に送達するための分注装置(11)
を含み、
前記分注装置が、可撓性ホースに接続されたシャワーヘッドであり、
前記分注装置(11)が、前記分注装置から出る2つの噴流を衝突させるように配置されたノズルを含む、システム(1)。 - 前記界面活性剤が、前記処置溶液の総質量に対して0.6質量%~1.2質量%の範囲の量で前記処置溶液中に存在する、請求項1に記載の毛髪処置システム。
- 前記水の硬度が、45°f以下である、請求項1又は2に記載の毛髪処置システム。
- 前記界面活性剤が、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及びこれらの混合物から、好ましくはアニオン性界面活性剤から選択される、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記処置溶液が、前記処置溶液の総質量に対して0.25質量%~1質量%の範囲の含有量で1種又は複数のアニオン性界面活性剤を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記製品注入装置(29)が、2.5g/分から20g/分の間でアニオン性界面活性剤を前記パイプ内に注入する、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記分注装置(11)に入る前記水の圧力を前記システムに入る前記水の圧力を超えて増加させるための増圧器(50)を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
- 分注される水の量、及び/又は前記水中に注入される製品の量、及び/又は前記分注装置により送達される液体の流量を制御するための部材(30)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記システムが、選択された設定に応じて製品の含有量を変動させるための調整装置(30)に作用するように、及び/又は選択された設定で得られた処置結果に関する少なくとも1つの情報項目を入力するように構成される、設定を選択するためのユーザーインターフェース(40)を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のシステム。
- 少なくとも1つの設定を、人及び/又は人の識別コードとそれを関連付けることにより記憶するための手段(DB1)を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
- - 液体を循環させるためのパイプ(28)、
- 前記パイプ(28)に水を供給するための装置(24)、
- 製品の少なくとも1種の供給源(21)であって、前記製品(P1)が、1種又は複数の界面活性剤を含む、供給源(21)、
- 処置溶液であって、前記処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む、処置溶液を形成する、製品を前記パイプ(28)内に注入するための装置(29)、
- 前記処置溶液を0.5から5L/分の間の流量で送達するための分注装置(11)
を含む、洗浄システム(1)であって、
前記分注装置が、可撓性ホースに接続されたシャワーヘッドであり、
前記分注装置(11)が、前記分注装置から出る2つの噴流を衝突させるように配置されたノズルを含む、システム(1)。 - 水及び1種又は複数の界面活性剤を含む処置溶液を0.5から5L/分の間の流量で頭髪(B)にスプレーすることからなる処置工程を含み、前記処置溶液が、前記処置溶液の総質量に対して0.35質量%~1.5質量%の範囲の界面活性剤の含有量で1種又は複数の界面活性剤を含む、洗浄方法であって、
前記方法が、請求項1から10のいずれか一項に記載のシステム(1)を使用して実施される、方法。 - 前記処置工程が、1から30秒の間行われる、請求項12に記載の方法。
- 前記処置工程の後に、前記頭髪をすすぎ溶液ですすぐ工程を含む、請求項12又は13に記載の方法。
- 前記すすぎ溶液が、水であり、界面活性剤以外の他の化合物を任意選択で含有する、請求項14に記載の方法。
- 前記すすぎ工程が、1分未満で行われる、請求項14又は15に記載の方法。
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