JP7029728B2 - 搬送システム、搬送装置、計算機、学習方法 - Google Patents
搬送システム、搬送装置、計算機、学習方法 Download PDFInfo
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Description
(ii)第2画像データIMG2から、パレット410の特定部位412を含む部分を教師データとして切り出す。この教師データには、「特定部位」というラベル(タグ)が付与される。
(iv)第2画像データIMG2から、特定部位412を含まない範囲を、ランダムに、あるいはある規則にしたがって、教師データとして切り出す。こうして得られる教師データには、「特定部位でない」というラベルが付与される。
(iii)教師データIMG3,IMG4を使用して機械学習を行い、識別器310に必要な情報を生成する。
生成された情報(パラメータ)は、識別器310に書き戻される。これにより識別器310は、学習済みとなり、通常動作が可能となる。
実施例1において、第1センサ302と第2センサ304は、いずれも測距センサである。この場合、2つのセンサを1個減らしてもよい。つまり、第1センサ302を省略して、学習時には、第2センサ304の出力を、第1画像および第2画像として処理を行えばよい。
実施例2において、第1センサ302は単眼カメラであり、第2センサ304は測距センサである。この場合、マーカ420は、単眼カメラにより撮影可能な平面マーカあるいは立体マーカである。図8(a)~(c)は、平面マーカを示す図である。図8(a)のマーカ420は、三角形である。マーカの形状はそのほか、多角形や円形、楕円形、星形、任意のアルファベットや文字、それらの組み合わせであってもよい。マーカ420は、パレット410が存在する環境において、周囲に存在しない形状等を選ぶとよい。平面マーカは、たとえば白黒のストライプの画像エッジをマーカとして利用するような態様も含む。
実施例3において、第1センサ302は測距センサであり、第2センサ304は単眼カメラである。この場合、マーカ420は、測距センサによって撮影可能な立体マーカである。
実施例4において、第1センサ302と第2センサ304は、いずれも単眼カメラである。この場合、2つのセンサを1個減らしてもよい。つまり、第1センサ302を省略して、学習時には、第2センサ304の出力を、第1画像および第2画像として処理を行えばよい。
フォークリフト300の使用環境において、複数の種類のパレットが併用されるケースがある。このようなケースでは、複数種類のパレットそれぞれについて、特定部位を検出できるように識別器310を学習させる必要がある。そこで、パレットの種類ごとに、異なる種類のマーカを取り付け、第1画像データIMG1からマーカ420を検出するときに、マーカ420の種類を併せて判定する。そして、第2画像データIMG2から切り出された教師データIMG3に、マーカ420の種類に対応するパレットの種類をタグ付けしておく。これにより、識別器310は、複数の種類のパレットについて、特定部位を判定可能になるとともに、そのパレットの種類を特定できるようになる。
識別器310を多層のニューラルネットワークで構成し、深層学習を用いてもよい。
マーカとして、自らが発光するアクティブマーカを用いてもよい。
実施の形態では搬送装置としてフォークリフトを例に説明したが、本発明の適用はその限りでなく、ハンドリフト(ハンドパレット)やAGV(Automatic Guided Vehicle)、フォークローダー(フォーク付きのホイルローダー)など、パレットを取り扱うさまざまな搬送装置に適用することができる。
602 車体
604 フォーク
606 可動部
608 マスト
610,612 車輪
700 操縦席
702 イグニッションスイッチ
704 ステアリングホイール
706 リフトレバー
708 アクセルペダル
710 ブレーキペダル
712 前後進レバー
714 ダッシュボード
300 フォークリフト
302 第1センサ
304 第2センサ
310 識別器
320 データ取得部
800 パレット
802 穴
804 桁
400 搬送システム
410 パレット
412 特定部位
414 穴
420 マーカ
430 計算機
IMG1 第1画像データ
IMG2 第2画像データ
IMG3 教師データ
IMG4 教師データ
Claims (15)
- 特定部位を有するパレットと、
学習時において、前記パレットの所定位置に取り付けられるマーカと、
(i)学習時においてアクティブとなり、前記パレットを撮影して第1画像データを生成する第1センサと、(ii)学習時および通常使用時においてアクティブとなり、前記パレットを撮像して第2画像データを生成する第2センサと、(iii)通常使用時においてアクティブとなり、前記第2画像データの中から前記パレットの前記特定部位を検出できるように機械学習によって構成される識別器と、を有する搬送装置と、
学習時において、前記第1画像データにもとづいて前記第2画像データの中から前記マーカの位置を検出し、前記第2画像データから、前記パレットの特定部位を含む部分を教師データとして切り出し、前記教師データを使用して機械学習を行い、前記識別器に必要な情報を生成するプロセッサを含む計算機と、
を備えることを特徴とする搬送システム。 - 前記マーカは立体マーカであり、前記第1センサは測距センサであることを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
- 前記マーカは平面マーカであり、前記第1センサはカメラであることを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。
- 前記第1センサと前記第2センサは同一のセンサであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の搬送システム。
- 複数の前記マーカが、前記パレットの前記特定部位に対して対称な位置に取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の搬送システム。
- 前記特定部位は、前記パレットのセンターであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の搬送システム。
- 学習時において、前記プロセッサは、前記第2画像データから、前記特定部位を含まない範囲を、前記特定部位でない教師データとして切り出すことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の搬送システム。
- 学習の完了を通知する手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の搬送システム。
- 前記マーカは、前記パレットの姿勢を特定可能な態様で、前記パレットに取り付けられることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の搬送システム。
- 前記パレットの種類ごとに、異なるマーカが取り付けられることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の搬送システム。
- 学習時において、フォークの前記パレットの穴への挿入をトリガとして、それより前に前記第1センサ、前記第2センサにより撮影された前記第1画像データ、前記第2画像データを取り込むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の搬送システム。
- 前記搬送装置は、前記学習時のモードと前記通常使用時のモードを切り替えるスイッチをさらに備えることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の搬送システム。
- パレットを搬送する搬送装置であって、
学習時においてアクティブとなり、所定位置にマーカが取り付けられた前記パレットを撮影して第1画像データを生成する第1センサと、
学習時および通常使用時においてアクティブとなり、前記パレットを撮像して第2画像データを生成する第2センサと、
通常使用時においてアクティブとなり、前記第2画像データの中から前記パレットの特定部位を検出できるように機械学習によって構成される識別器と、
を備えることを特徴とする搬送装置。 - パレットを搬送する搬送装置の機械学習に使用される計算機であって、
前記搬送装置は、
学習時においてアクティブとなり、所定位置にマーカが取り付けられた前記パレットを撮影して第1画像データを生成する第1センサと、
学習時および通常使用時においてアクティブとなり、前記パレットを撮像して第2画像データを生成する第2センサと、
通常使用時においてアクティブとなり、前記第2画像データの中から前記パレットの特定部位を検出できるように機械学習によって構成される識別器と、
を備え、
前記計算機はプロセッサを備え、前記プロセッサは、
前記第1画像データにもとづいて前記第2画像データの中から前記マーカの位置を検出するステップと、
前記第2画像データから、前記パレットの特定部位を含む部分を教師データとして切り出すステップと、
前記教師データを使用して機械学習を行い、前記識別器に必要な情報を生成するステップと、
を実行することを特徴とする計算機。 - パレットを搬送する搬送装置の学習方法であって、
前記搬送装置に搭載される第1センサによって、所定位置にマーカが取り付けられた前記パレットを撮影して第1画像データを生成するステップと、
前記搬送装置に搭載される第2センサによって、前記パレットを撮像して第2画像データを生成するステップと、
前記第1画像データにもとづいて前記第2画像データの中から前記マーカの位置を検出するステップと、
前記第2画像データから、前記パレットの特定部位を含む部分を教師データとして切り出すステップと、
前記教師データを使用して機械学習を行い、前記第1画像データの中から前記特定部位を検出可能な識別器に必要な情報を生成するステップと、
を備えることを特徴とする学習方法。
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JP2018246847A JP7029728B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 搬送システム、搬送装置、計算機、学習方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018246847A JP7029728B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 搬送システム、搬送装置、計算機、学習方法 |
Publications (2)
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JP2020107174A JP2020107174A (ja) | 2020-07-09 |
JP7029728B2 true JP7029728B2 (ja) | 2022-03-04 |
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Family Applications (1)
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JP2018246847A Active JP7029728B2 (ja) | 2018-12-28 | 2018-12-28 | 搬送システム、搬送装置、計算機、学習方法 |
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