JP7027593B1 - 検体検査システム及び検体検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、このグループテストについては、例えば、非特許文献1に開示されている。
本願発明者が、PCR検査等の検体検査における、検査数量の増加と検査時間を短縮する手法の研究を進めるなかで、被検者の問診情報に基づいて「事前陽性確率」を判定した上で、検体をグループ分けしてグループテストを行えば、検査数量の増加と検査時間を短縮できると共に検査に用いる試薬を節約できることを着想したことによる。
そして、本願発明者は、実際の陽性率が10%の状況下において、被検者の問診情報に基づいて「事前陽性確率」を判定し、「事前陽性確率が低」と判定されたものについて、陽性/陰性の試験をしてみたところ、「1000個」の検体に対して、「1個」の検体の陽性判定が出るという結果が得られた。また、本願発明者は、上記結果を踏まえて、問診情報に基づいて「事前陽性確率が低」と判定された検体を集め混合して行うグループテストは、従来技術の「任意に集めた検体を混合させるグループテスト」と比べて、陽性判定が出る確率が著しく低いと推定できることに着目した。
また、上記の情報処理装置に、撮影部で撮影した二次元コード群画像のなかにある二次元コード毎に対応する被検者IDを特定し、問診情報データベースにアクセスし、二次元コードから特定した被検者ID毎に、問診情報データベースの被検者IDに対応付けられている問診情報に応じて、被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を判定する事前確率判定部を設けた。
また、本発明によれば、陽性判定が出る確率が低いと判定した検体だけを集めてグループテストを行うため、従来技術のグループテストと比べて、一度に行うグループテストの検体数を増加することができる。その結果、本発明によれば、検体検査に用いる試薬を節約することができる。
この構成によれば、上記の項目に該当するものが有ることを示す情報が得られた被検者の検体に対しても、実態に応じて事前陽性確率を判定することができ、その結果、検体検査の検査時間が短縮されると共に、検査数量を増加させることができる。
ここで、図1は、本実施形態の検体検査システムの構成を示した模式図である。図2は、本実施形態の検体検査システムを構成する問診情報データベースのデータ構成の一例を示した模式図である。
なお、以下の実施形態では、検体検査がPCR検査である場合について示しているが、PCR検査以外の検体検査(検体が陽性及び陰性のいずれであるかを判定する検体検査)にも本発明は適用される。
具体的には、図1に示すように、本実施形態の検体検査システムWは、検体検査を受ける被検者を識別する被検者IDを示すQRコード(登録商標)40が印刷され且つ対応する被検者の検体が収納された検体容器30が複数収納されている状態の上面から、複数の検体容器30のQRコード40を一括撮影するカメラ(撮影部)3と、カメラ3により一括撮影して得れらた画像(QRコード群画像)及び検体30を採取された被検者の問診情報を用いて、各検体容器30に収納された検体毎に、陽性判定される可能性を示す事前陽性確率を判定する情報処理装置1とを備えている。
なお、本実施形態では、2次元コードがQRコードである場合を示しているが、QRコード以外の2次元コード(SPコード、CPコード、スタック式の二次元コード)であっても良い。
また、カメラ3は、有線或いは無線により、情報処理装置1と各種データを授受できるように構成されており、情報処理装置1に対して、撮影して得らたQRコード群画像(図4参照)100を送信する。
なお、カメラ3は、デジタルカメラでも良いし、スマートフォンに内蔵されたカメラでも良い。
また、本実施形態では、撮影部としてカメラ3を用いているが、カメラ3ではなく、スキャナー装置やリーダ装置を用いるようにしても良い。
また、上記の問診情報は、検査を受ける被検者に事前に記入して貰った問診チェクシートの記載内容を示す情報である。本実施形態では、問診情報が、問診チェックシートの各項目にチェックがされているか否かを示す情報(チェックの有無を示す情報)である場合の例を示している。
すなわち、この問診情報とは、検体検査を受ける各被検者に対して、問診チェックシートにより各項目を提示し、被検者から得られた、各項目に該当するものが無いことを示す情報、或いは、各項目に該当するものが有ることを示す情報である。
なお、上記の項目には、体調不良や症状の有無に関する項目、各被検者の同居者などの近隣に患者がいるか否かを確認する項目、海外渡航歴の有無を確認する項目、感染歴の有無を確認する項目が含まれており、項目毎にチェック欄が設けられている。
また、体調不良や症状に関する各項目として、例えば、「頭が痛い」、「熱がある」、「眼が腫れている」、「倦怠感がある」、「関節が痛い」、「味覚障害がある」、「嗅覚障害ある」、「下痢をしている」、「咳が出る」、「のどが痛い」等の項目が提示されている。
なお、検体検査システムWの利用者は、問診チェックシートを集めると、その後、情報処理装置1の問診情報データベース20にアクセスして、問診チェックシートを記載した被検者に割り当てられた「被検者ID」に、「被検者名、及びチェックの有無を示す情報」を対応付けて問診情報データベース20に登録する。
また、情報処理装置1に設けられる撮影画像取得部11は、カメラ3が送信するQRコード群画像100(図4)を受信する。
具体的には、事前確率判定部12は、問診情報データベース20にアクセスして、QRコード40から特定した被検者IDが登録されているレコードを読み出し、読み出したレコードのフィールド20cに「有り」が登録されている場合には、「事前陽性確率を高(ハイリスク)」と判定し、読み出したレコードのフィールド20cに「無し」が登録されてい場合には、「事前陽性確率を低(ローリスク)」と判定する。
事前確率判定部12は、QRコード群画像100(図4参照)のなかにある全てのQRコード40について、対応する被検者IDの検体の事前陽性確率(「高」及び「低」のいずれか)を判定する。
なお、図5に示す、事前陽性確率判定画像101(図5参照)では、「事前陽性確率が低(ローリスク)」と判定した被検者IDを示すQRコード40の上には、四角形の青色マーク50aが重ねて提示され、「事前陽性確率が高(ハイリスク)」と判定した被検者IDを示すQRコードの上には、六角形の赤色マーク50bが重ねて提示されている。
その後、検体検査システムWの利用者は、「事前陽性確率が低(ローリスク)」のものについては、検体を多数混合したグループテストによる検体検査を行う。また、「事前陽性確率が高(ハイリスク)」のものについては、グループテストではなく、個別に検体検査を行う。
なお、この試験では、検体検査を受ける各被検者に対して、体調不良や症状の有無に関する項目、該被検者の同居者や近隣者に検体検査に対応する患者がいるか否かを確認する項目、海外渡航歴の有無を確認する項目、感染歴の有無を確認する項目を提示した上記の問診をし、各項目に該当するものが無いことを示す情報が得られた被検者の検体については、「事前陽性確率が低(ローリスク)」と判定している。また、各項目に該当するものが有ることを示す情報が得られた被検者の検体については、「事前陽性確率が高(ハイリスク)」と判定している。
また、本願発明者は、上記結果を踏まえて、問診情報に基づいて「事前陽性確率が低(ローリスク)」と判定された検体を集め混合して行うグループテストは、従来技術の「任意に集めた検体を混合させるグループテスト」と比べて、陽性判定が出る確率が著しく低いと推定できることを見出だした。
すなわち、本実施形態によれば、陽性判定が出る確率が低いと判定した検体だけを集めてグループテストを行えるため、グループテストで陽性が判定される割合を減少させることができる。その結果、グループテストで陽性が出て再検査をする件数を減少させることができ、検体検査の検査時間が大幅に短縮されると共に、検査数量を増加させることができる。また、本実施形態によれば、陽性判定が出る確率が低いと判定した検体だけを集めてグループテストを行うため、従来技術のグループテストと比べて、一度に行うグループテストの検体数を増加することができる。また、この構成によれば、検体検査に用いる試薬を節約することができる。
ここで、図3は、本実施形態の検体検査システムを用いて行う検体検査処理の手順を示したフローチャートである。図4は、本実施形態の検体検査システムのカメラによりラックに収納された複数の検体容器のQRコードを一括撮影して得られたQRコード群画像を示した模式図である。図5、6は、本実施形態の検体検査システムが取得したQRコード群画像の各QRコードの上に、各QRコードについて判定した事前陽性確率に応じたマークを重ねて示している事前陽性確率判定画像を示した模式図である。
なお、図3に示すフローチャートの処理に先立つて行う事前処理により、情報処理装置1の問診情報データベース20には、検体を採取された被検者から取得した問診情報が、被検者IDに対応付けられて登録されているものとする。
本実施形態では、一例として、ラックRに、50個の検体容器30を収容してセットする。このとき、検体容器30は、蓋部の上面に印刷されたQRコード40が、上方側に向くように配置されて、ラックRに収納されている。
なお、図4に示すように、QRコード群画像100では、ラックRに収納された、50個の検体容器のそれぞれの上面に印刷されたQRコード40が撮影されている。
なお、図示しないが、確認画像には、撮影された画像が問題ないことを入力するための承認ボタンと、撮影された画像に問題が有り、再度撮影することを入力するための再撮影ボタンとが設けられている。
一方、検体検査システムWの利用者(運用者)は、表示部10に表示されているQRコード群画像100を見て、問題が有ると判断すると(例えば、50個のQRコード40が全て映っていない場合等)、図示しないマウス等の操作部を操作して再撮影ボタン(図示せず)をクリックする。この場合、撮影画像取得部11は、撮影された画像が問題が有ることの入力を受け付け、カメラ3から取得したQRコード群画像100を消去して、表示部に再度撮影することを促す画面を表示して、S3の処理に戻る。
具体的には、事前確率判定部12は、問診情報データベース20にアクセスして、QRコード40から特定した被検者IDが登録されているレコードを読み出し、読み出したレコードのフィールド20cに「有り」が登録されている場合には、「事前陽性確率を高(ハイリスク)」と判定し、読み出したレコードのフィールド20cに「無し」が登録されている場合には、「事前陽性確率を低(ローリスク)」と判定する。
なお、本ステップでは、事前確率判定部12は、QRコード群画像100のなかにある全てのQRコード40について、対応する被検者IDの検体の事前陽性確率(「高」及び「低」のいずれか)を判定する。
なお、上述したが、図5に示す、事前陽性確率判定画像101では、「事前陽性確率が低(ローリスク)」と判定した被検者IDを示すQRコード40の上には、青色マーク50aが重ねて提示され、「事前陽性確率が高(ハイリスク)」と判定した被検者IDを示すQRコード40の上には、赤色マーク50bが重ねて提示されている。
なお、S6では、撮影した50個の検体容器30が収納されたラックRとは別に、事前陽性確率が「高」の検体容器30だけ収納するラック(説明の便宜上、「ハイリスクラック」)と、事前陽性確率が「低」の検体容器30だけ収納するラック(説明の便宜上、「ローリスクラック」)とを準備するようにしても良い。この場合、実際にラックRに収納されている50個の検体容器30から、事前陽性確率の「高」になっている検体容器30を取り出して、ハイリスクラックに収納する。また、実際にラックRに収納されている検体容器30から、事前陽性確率の「低」になっている検体容器30を取り出して、ローリスクラックに収納する。
S9では、S4と同様の処理が行われ、S10の処理に移行する。
図6に示す、事前陽性確率判定画像102では、事前陽性確率の「高」、「低」毎に分類された、50個の検体容器30を撮影した画像から、再度、事前陽性確率の「高」、「低」を判定しているため、画像に映るラックR内において、検体容器30が、事前陽性確率の「高」、「低」毎に分類されていることが判る。
具体的には、先ず、「事前陽性確率が低(ローリスク)」の30個の検体を「10個」毎に3グループに分ける。次に、グループ毎にそれぞれ混合検体(第1混合検体、第2混合検体、第3混合検体)を生成する。次に、3つの混合検体(第1混合検体、第2混合検体、第3混合検体)を混合させることで、30個の検体を混合させた混合検体を生成する。この方法によれば、30個の検体を混合させた混合検体が「陽性」と判定された場合に、各グループの混合検体を検査することができるので、30個全てを個別に検査する場合と比べて、検査時間が増加することを防止できる。
また、本実施形態によれば、陽性判定が出る確率が低いと判定した検体だけを集めてグループテストを行うため、従来技術のグループテストと比べて、一度に行うグループテストの検体数を増加することができる。例えば、従来技術では、5個程度の検体を混合させて行っていたグループテストを、例えば、30個の検体を混合させて行うことが出来る。
この場合、事前確率判定部12は、被検者IDに対応付けられた問診情報が各項目に該当するものが無いことを示す情報のときには、上述した実施形態と同様、その被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を「低」と判定する。
また、事前確率判定部12は、被検者IDに対応付けられた問診情報が「被検者が有りと選択した各項目を示す情報」のときには、選択されている項目に応じて、事前陽性確率を判定する。例えば、事前確率判定部12は、選択された項目が「嗅覚異常」のときには、その被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を「高」と判定したり、選択された項目が「被検者の同居者や近隣者に検体検査に対応する患者がいることを示す項目」のときには、その被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を「中位(低と高との中間レベル)」と判定したりする。また、事前確率判定部12は、体調不良に関する項目が「下痢をしている」のときには、その被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を「低」と判定したりする。
この場合に、事前陽性確率を「高」と判定された検体については個別検査をし、事前陽性確率を「低」と判定された検体については30個の検体を混合するグループテストを行い、事前陽性確率が「中位」と判定された検体については10個の検体を混合するグループテストを行う等、事前陽性確率に応じてグループテストの混合数を変えるようにしても良い。
1…情報処理装置
10…表示部
11…撮影画像取得部
12…事前確率判定部
13…記憶部
20…問診情報データベース
3…カメラ(撮影部)
R…ラック
30…検体容器
40…QRコード
Claims (4)
- 検体が陽性及び陰性のいずれであるかを判定する検体検査に用いられる検体検査システムであって、
検体検査を受ける被検者を識別する被検者IDを示す二次元コードが印刷され且つ対応する被検者の検体が収納された検体容器が複数収納されている状態の上方から、複数の前記検体容器を一括撮影し、複数の前記検体容器の二次元コードが一括撮影されている二次元コード群画像を取得する撮影部と、
前記被検者IDに、該被検者IDにより特定される被検者の問診情報を対応付けて記憶している問診情報データベースを有する情報処理装置とを備え、
前記撮影部は、前記情報処理装置に前記二次元コード群画像を送信し、
前記情報処理装置は、前記撮影部から送信された前記二次元コード群画像を受け取り、該二次元コード群画像のなかにある全ての二次元コードを解析し、該二次元コード毎に対応する被検者IDを特定し、前記問診情報データベースにアクセスし、該二次元コードから特定した被検者ID毎に、該被検者IDに対応付けられている問診情報に応じて、該被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を判定する事前確率判定部を有し、
前記情報処理装置は、画像を表示する表示部を有し、
前記事前確率判定部は、前記二次元コード群画像にある各二次元コードの上に、該二次元コードにより特定される被検者IDの検体に対して判定した前記事前陽性確率を示すマークを重ねて示した事前陽性確率判定画像を生成し、前記表示部に前記事前陽性確率判定画像を表示させるようになっていることを特徴とする検体検査システム。 - 前記問診情報は、前記検体検査を受ける各被検者に対して、体調不良や症状の有無に関する項目、該被検者の同居者や近隣者に検体検査に対応する患者がいるか否かを確認する項目、海外渡航歴の有無を確認する項目、感染歴の有無を確認する項目を提示し、該被検者から得られた、前記各項目に該当するものが無いことを示す情報、或いは、該項目に該当するものが有ることを示す情報であり、
前記事前確率判定部は、
前記被検者IDに対応付けられた問診情報が前記各項目に該当するものが無いことを示す情報のときには、その被検者IDの被検者の検体に対して、陽性判定される可能性が低いことを示す事前陽性確率・低と判定し、
前記被検者IDに対応付けられた問診情報が前記項目に該当するものが有ることを示す情報のときには、その被検者IDの被検者の検体に対して、陽性判定される可能性が高いことを示す事前陽性確率・高と判定するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の検体検査システム。 - 前記問診情報は、前記検体検査を受ける各被検者に対して、体調不良や症状の有無に関する項目、該被検者の同居者や近隣者に前記検体検査に対応する患者がいるか否かを確認する項目、海外渡航歴の有無を確認する項目、感染歴の有無を確認する項目を提示し、該被検者から得られた、前記各項目に該当するものが無いことを示す情報、或いは、該被検者が有りと選択した前記項目を示す情報であり、
前記事前確率判定部は、
前記被検者IDに対応付けられた問診情報が前記各項目に該当するものが無いことを示す情報のときには、その被検者IDの被検者の検体に対して、陽性判定される可能性が低いことを示す事前陽性確率・低と判定し、
前記被検者IDに対応付けられた問診情報が被検者が有りと選択した前記項目を示す情報のときには、選択されている前記項目に応じて、陽性判定される可能性が高いことを示す事前陽性確率・高、或いは、陽性判定される可能性が前記事前陽性確率・低及び前記事前確率・高の中間レベルを示す事前陽性確率・中位と判定するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の検体検査システム。 - 検体が陽性及び陰性のいずれであるかを判定する検体検査に用いられる検体検査システムを用いた検体検査方法であって、
前記検体検査システムは、撮影部と、前記検体を採取した被検者を識別する被検者IDに、該被検者IDにより特定される被検者の問診情報を対応付けて記憶している問診情報データベース及び表示部を有する情報処理装置とを備え、
前記撮影部が、前記検体検査を受ける被検者の前記被検者IDを示す二次元コードが印刷され且つ対応する被検者の検体が収納された検体容器が複数収納されている状態の上方側から、複数の前記検体容器の二次元コードが一画面の中に入るように一括撮影し、前記情報処理装置に該一括撮影して得られた二次元コード群画像を送信するステップと、
前記情報処理装置が、前記撮影部から送信された前記二次元コード群画像を受け取り、該二次元コード群画像のなかにある全ての二次元コードを解析し、該二次元コード毎に対応する被検者IDを特定し、前記問診情報データベースにアクセスし、該二次元コードから特定した被検者ID毎に、該被検者IDに対応付けられている問診情報に応じて、該被検者IDの被検者の検体の事前陽性確率を判定するステップと、
前記情報処理装置が、前記二次元コード群画像にある各二次元コードの上に、該二次元コードにより特定される被検者IDの検体に対して判定した事前陽性確率を示すマークを重ねて示した事前陽性確率判定画像を生成し、前記表示部に前記事前陽性確率判定画像を表示させるステップと、
前記表示部に表示された事前陽性確率判定画像の検体毎の事前陽性確率に応じて、該検体をグループテストによる検体検査を行うグループと、該検体を個別の検体検査を行うグループとに分類するステップと、
を有することを特徴とする検体検査方法。
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