JP7025904B2 - 信号変換装置 - Google Patents
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Description
そして、内挿手段は、前記テーブル検索手段が取得した3次元領域内で前記小数部分に対応する位置を求める高次式が予め設定され、当該高次式で内挿を行うことで、前記小数部分の位置に対応した信号値の前記出力信号を生成する。
さらに、高次式は、立方体及び3次元領域の各頂点と各辺と各面との位置を対応付けた補正項、及び、3次元領域内で小数部分が表す位置の誤差を補正する補正項が含まれる。
本発明によれば、高次式での内挿を行うので、補間による誤差を少なくし、3次元ルックアップテーブルのデータ量を抑制することができる。
まず、第1実施形態における信号変換処理を説明した後、第1実施形態に係る信号変換装置の構成及び動作を説明する。
[信号変換処理]
この信号変換処理は、3D-LUTへの入力を粗くして3D-LUTのデータ量を減らすと共に、高次式での内挿を行うことで、単純な直線内挿よりも高精度な変換が可能なことを特徴とする。
まず、入力変換について説明する。この入力変換では、後記する式(1),式(2)の演算を行い、入力映像信号Vax,Vay,Vazから整数部分max,may,maz及び残差Δx,Δy,Δzを求める。入力映像信号と3D-LUTの関係は、以下の式(1)で表される。つまり、式(1)は、入力映像信号Vax,Vay,Vazの信号値を信号抽出間隔Mで除算したときの整数部分max,may,mazを求めることを意味する。なお式(1)では、‘[]’が引数の整数を返す関数を表す。
なお、図2では、X軸,Y軸,Z軸方向に5個の格子点を図示したが、格子点の数は特に限定されず、5個以上であってもよい。
3D-LUTは、入力映像信号Vax,Vay,Vazの信号値を表す3次元空間に信号抽出間隔Mで配置した格子点を頂点とする立方体と、出力映像信号Vbx,Vby,Vbzの信号値を表す3次元空間で格子点に対応する頂点を有する3次元領域とを対応付けたものである。
なお、出力映像信号Vby,Vbzは、式(3)のf2,f3を用いて、式(4)の出力映像信号Vbxと同様に表すことができる。
なお、出力映像信号Vby,Vbzと正確な出力映像信号Cy,Czとの差分h1y,h1zについても、式(5)~式(7)と同様に表すことができる。
また、式(12)の係数Cvolは、図5の3次元領域内で残差Δx,Δy,Δzに対応する位置を表す。
なお、これら係数は出力映像信号Cxに関するものなので、出力映像信号Cy,Cyも同様に必要となり、3D-LUTからの出力が式(13)の3倍となる。
図6を参照し、信号変換装置1の構成について説明する。
信号変換装置1は、入力映像信号の信号フォーマットを変換するものである。図6に示すように、信号変換装置1は、3D-LUT生成手段(テーブル生成手段)10と、3D-LUT記憶手段(テーブル記憶手段)11と、入力変換手段(抽出手段)12と、3D-LUT検索手段(テーブル検索手段)13と、信号演算処理手段(内挿手段)14とを備える。
本実施形態では、3D-LUT生成手段10は、誤差算出式として式(14)が予め設定され、3D-LUT生成用の入力映像信号及び正確な出力映像信号が入力される。そして、3D-LUT生成手段10は、この式(14)を用いて、3D-LUT生成用の入力映像信号及び正確な出力映像信号から、3D-LUTとして、係数f1~Cvolを求める。
その後、3D-LUT生成手段10は、求めた3D-LUTを3D-LUT記憶手段11に書き込む。
具体的には、入力変換手段12は、前記した式(1)を用いて、入力映像信号Vax,Vay,Vazの信号値を信号抽出間隔Mで除算したときの整数部分max,may,mazを求める。また、入力変換手段12は、前記した式(2)を用いて、入力映像信号Vax,Vay,Vazの信号値を信号抽出間隔Mで除算したときの残差Δx,Δy,Δzを求める。
その後、入力変換手段12は、求めた整数部分max,may,mazを3D-LUT検索手段13及び信号演算処理手段14に出力し、求めた残差Δx,Δy,Δzを信号演算処理手段14に出力する。
具体的には、3D-LUT検索手段13は、3D-LUTから、整数部分max,may,mazの立方体に対応する3次元領域を表す係数f1~Cvolを取得する。
その後、3D-LUT検索手段13は、取得した係数を信号演算処理手段14に出力する。
本実施形態では、信号演算処理手段14は、2次式として式(12)が予め設定され、この式(12)に、整数部分max,may,maz、残差Δx,Δy,Δz及び係数f1~Cvolを適用し、出力映像信号の信号値を求める。
その後、信号演算処理手段14は、求めた出力映像信号を外部に出力する。
図7を参照し、3D-LUT生成処理の手順について説明する。
図7に示すように、3D-LUT生成手段10は、予め設定した誤差算出式を用いて、3D-LUT生成用の入力映像信号及び出力映像信号から3D-LUTを生成する(ステップS1)。
3D-LUT生成手段10は、ステップS1で求めた3D-LUTを3D-LUT記憶手段11に書き込む(ステップS2)。
図8を参照し、信号変換処理の手順について説明する。
入力変換手段12は、入力映像信号の信号値を信号抽出間隔で除算した値を求め(ステップS10)、除算した値から整数部分と残差とを抽出する(ステップS11)。
3D-LUT検索手段13は、3D-LUTを検索し、ステップS11で求めた整数部分の立方体に対応する3次元領域を取得する(ステップS12)。
信号演算処理手段14は、予め設定した2次式で内挿を行って、ステップS12で取得した3次元領域内で残差の位置に対応した信号値の出力信号を生成する(ステップS13)。
以上のように、信号変換装置1は、2次式内挿を行うので、従来の直線内挿に比べて、補間による誤差を少なくすることができる。従って、信号変換装置1は、3D-LUTのデータ量を抑えつつ、高精度な出力映像信号を生成することができる。さらに、信号変換装置1は、2次式内挿により演算量の増加を最小限に抑え、信号変換処理の高速化を図ることができる。
[信号変換処理]
第2実施形態での信号変換処理について、第1実施形態と異なる点を説明する。
第1実施形態では2次式内挿を行うのに対し、第2実施形態では3次式内挿を行う点が異なる。
なお、式(21)では、係数Cline,Cplane-xy,Cvolの区別するため、これら係数の末尾に1~8の数値を付加した。
なお、これら係数は出力映像信号Cxに関するものなので、出力映像信号Cy,Cyも同様に必要となり、3D-LUTからの出力が式(24)の3倍となる。
図6に戻り、信号変換装置1Bの構成について、第1実施形態と異なる点を説明する。
図6に示すように、信号変換装置1Bは、3D-LUT生成手段(テーブル生成手段)10Bと、3D-LUT記憶手段11と、入力変換手段12と、3D-LUT検索手段13と、信号演算処理手段(内挿手段)14Bとを備える。
なお、3D-LUT生成手段10B及び信号演算処理手段14B以外は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
また、信号変換装置1Bの動作は、第1実施形態と同様のため、説明を省略する。
なお、3D-LUT生成手段10Bは、誤差算出式として、式(23)を用いる以外、第1実施形態と同様である。
なお、信号演算処理手段14Bは、高次式として、式(22)の3次式を用いる以外、第1実施形態と同様である。
以下、本発明の実施例について説明する。
同一の入力映像信号に対して、直線内挿、2次式内挿及び3次式内挿の誤差を比較した。
ここで、誤差が大きくなるように、入力映像信号は、形式をJND(Just noticeable difference)、色空間をXYZ色空間、ガンマをJNDで規定されるものとした。また、出力映像信号は、形式をRGB形式、色空間をBT.709、ガンマをHDRのPQ方式とした。
前記した各実施形態では、2次式内挿及び3次式内挿を説明したが、本発明では、4次式以上の高次式で内挿してもよい。
10,10B 3D-LUT生成手段(テーブル生成手段)
11 3D-LUT記憶手段(テーブル記憶手段)
12 入力変換手段(抽出手段)
13 3D-LUT検索手段(テーブル検索手段)
14,14B 信号演算処理手段(内挿手段)
Claims (5)
- 入力信号の信号フォーマットを変換する信号変換装置であって、
前記入力信号の信号値を表す3次元空間に所定の信号抽出間隔で配置した格子点を頂点とする立方体と、出力信号の信号値を表す3次元空間で前記格子点に対応する頂点を有する3次元領域とを対応付けた3次元ルックアップテーブルを予め記憶するテーブル記憶手段と、
変換対象の前記入力信号が入力され、入力された当該変換対象の入力信号の信号値を前記信号抽出間隔で除算した値を求め、除算した当該値から、前記立方体の格子点を表す整数部分と当該立方体内での位置を表す小数部分とを抽出する抽出手段と、
前記3次元ルックアップテーブルを検索し、前記整数部分の立方体に対応する3次元領域を取得するテーブル検索手段と、
前記テーブル検索手段が取得した3次元領域内で前記小数部分に対応する位置を表す高次式が予め設定され、当該高次式で内挿を行うことで、前記小数部分の位置に対応した信号値の前記出力信号を生成する内挿手段と、
を備え、
前記高次式は、前記立方体及び前記3次元領域の各頂点と各辺と各面との位置を対応付けた補正項、及び、前記3次元領域内で前記小数部分が表す位置の誤差を補正する補正項が含まれることを特徴とする信号変換装置。 - 前記高次式は、2次式又は3次式であることを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
- 前記テーブル記憶手段は、前記3次元ルックアップテーブルとして、前記高次式に含まれる補正項の係数を予め記憶することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の信号変換装置。
- 前記高次式で内挿した出力信号と真値の前記出力信号との誤差を表す誤差算出式が予め設定され、当該誤差算出式により誤差を最小にする前記係数を求め、求めた当該係数を前記3次元ルックアップテーブルとして前記テーブル記憶手段に書き込むテーブル生成手段、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の信号変換装置。
- 前記高次式は、前記小数部分が0又は1の場合に戻り値が0となる関数が含まれることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の信号変換装置。
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