JP7023725B2 - 投写型表示装置およびその制御方法 - Google Patents

投写型表示装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、投写型表示装置およびその制御方法に関する。
従来、レーザダイオード(LD)等の固体光源と固体光源からの光の一部(励起光)により励起されて励起光とは波長が異なる光を発する(すなわち、光の波長変換を行う)蛍光体とを有する光源装置を用いたプロジェクタが知られている。このような光源装置は、例えば複数の青色LDを有する光源ユニットと、基板の上に青色光を励起光として緑色と赤色を含む光を発する蛍光層を持つ蛍光素子とを備えている。青色LDからの光の一部を励起光として用い、励起光以外の光が蛍光素子を透過または反射することで、蛍光素子から青色、緑色、赤色光が発せられ、3原色を得ることができる。
特許文献1には、回転蛍光板(蛍光素子)の回転駆動により生じるフリッカの発生を防止するため、回転蛍光板の回転周波数と表示パネルの駆動周波数との関係が所定の条件を満たすように回転蛍光板の回転周波数を設定するプロジェクタが開示されている。
特開2012-103398号公報
ところで、蛍光素子の長寿命化のためには、蛍光素子の回転周波数を高めて温度を低下させる必要がある。また、蛍光素子の回転により発生する騒音を低減する必要もある。しかしながら、特許文献1には、蛍光素子の長寿命化および騒音の低減を両立するための構成が開示されていない。
そこで本発明は、蛍光素子の長寿命化および騒音の低減を両立することが可能な投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての投写型表示装置は、第1波長の光を出射する光源からの前記光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に変換する波長変換手段と、前記波長変換手段からの光を変調する画像表示素子と、前記波長変換手段を回転させる回転手段と、前記回転手段の回転周波数を制御する制御手段と、温度に関する情報を検知する検知手段とを有し、前記制御手段は、前記温度に関する情報に応じて前記回転周波数を変更し、前記温度に関する情報が第1の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を第1の回転周波数に設定し、前記温度に関する情報が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を前記第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定し、前記第1の温度に関する情報が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間の第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を維持し、前記第3の温度に関する情報が前記第2の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を前記第2の回転周波数に設定し、前記第2の温度に関する情報が前記第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を維持し、前記第3の温度に関する情報が前記第1の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を前記第1の回転周波数に設定する。
本発明の他の側面としての投写型表示装置の制御方法は、第1波長の光を出射する光源からの前記光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に変換する波長変換手段を回転させるステップと、前記波長変換手段の温度に関する情報を検知するステップと、前記温度に関する情報に応じて前記波長変換手段の回転周波数を変更するステップとを有し、前記回転周波数を変更するステップにおいて、前記温度に関する情報が第1の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を第1の回転周波数に設定し、前記温度に関する情報が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を前記第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定し、前記第1の温度に関する情報が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間の第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を維持し、前記第3の温度に関する情報が前記第2の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を前記第2の回転周波数に設定し、前記第2の温度に関する情報が前記第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を維持し、前記第3の温度に関する情報が前記第1の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を前記第1の回転周波数に設定する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、蛍光素子の長寿命化および騒音の低減を両立することが可能な投写型表示装置を提供することができる。
各実施形態における投写型表示装置の動作を示すフローチャートである。 各実施形態における投写型表示装置のブロック図である。 各実施形態におけるダイクロイック偏光ビームスプリッタの波長特性図である。 各実施形態における励起光と蛍光の波長分布図である。 各実施形態における蛍光素子の構成図である。 各実施形態における蛍光素子の光応答波形図である。 各実施形態における光変調素子の光応答波形図である。 各実施形態におけるビートの評価結果を示す図である。 各実施形態における蛍光素子の回転周波数と投写型表示装置の騒音との関係を示す図である。 各実施形態における蛍光素子の回転周波数と蛍光素子の温度との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図2を参照して、本発明の第1の実施形態におけるプロジェクタ(投写型表示装置)2の構成について説明する。図2は、プロジェクタ2のブロック図である。図2において、1は光源装置である。光源装置1は、光源10、コリメータレンズ系11、ダイクロイック偏光ビームスプリッタ12、コンデンサレンズ系20、蛍光素子(波長変換素子)30、回転モータ(回転手段)40、温度センサ(検知手段)35、および、制御部(制御手段)45を有する。光源10は、レーザダイオード(LD)を有するLD光源(固体光源)である。コリメータレンズ系11は正のパワーを有し、コリメータレンズ系11には光源10からの出射光(励起光)が入射する。コンデンサレンズ系20は、コンデンサレンズ21、22を有する。温度センサ35は、蛍光素子30の温度を検知する。回転モータ40は、軸Oを中心として蛍光素子30を回転させる。制御部45は、温度センサ35により検知された温度に基づいて蛍光素子30の回転周波数を制御する。
なお、図2において、コリメータレンズ系11またはコンデンサレンズ系20の光軸方向(軸Oに沿った方向)をz軸方向する。また、z軸方向と直交し、ダイクロイック偏光ビームスプリッタ12の偏光分離面の法線およびz軸方向と平行な断面に平行な方向をy軸方向、z軸方向およびy軸方向に直交する方向をx軸方向とする。
まず、光源装置1がRGBの各色の光束を出射する原理について説明する。光源10からの励起光(青色光)は、発散光としてコリメータレンズ系11に入射し、正のパワーを有するコリメータレンズ系11によって平行光としてダイクロイック偏光ビームスプリッタ12に入射する。
図3は、ダイクロイック偏光ビームスプリッタ12の波長特性図である。図3において、横軸は光の波長(nm)、縦軸は反射率(%)をそれぞれ示している。図3に示されるように、ダイクロイック偏光ビームスプリッタ12は、光源10からの励起光の波長帯域の光(青色光)に関しては、P偏光光(図3中の破線)を透過させてS偏光光(図3中の実線)を反射する偏光ビームスプリッタとして作用する。またダイクロイック偏光ビームスプリッタ12は、それ以外の波長帯域の光(緑色光、赤色光)に関しては、偏光方向に依らずに反射するダイクロイックミラーとして作用する。
光源10からの光は、P偏光光(yz断面に平行な方向に振動している偏光光)であるため、ダイクロイック偏光ビームスプリッタ12を透過してコンデンサレンズ系20を介して蛍光素子30へ入射する。蛍光素子30は、光源10からの第1波長の光の一部を、第1波長とは異なる第2波長の光に変換し、光源10からの光の波長と等しい非変換光(第1の波長の光)と、変換光(第2の波長の光)とを出射する光学素子である。なお、蛍光素子30の具体的な構成は後述の通りである。
図4は、励起光と蛍光光の波長分布図である。図4において、横軸は波長(nm)、縦軸は強度(a.u.)をそれぞれ示している。本実施形態において、非変換光は青色帯域の光(青色光)であり、変換光は緑色帯域の光(緑色光)および赤色帯域の光(赤色光)である。図4に示されるように、光源10からの励起光(第1の波長の光)は、中心波長が445nmの青色帯域の光であり、蛍光素子30からの蛍光光(第2の波長の光)は緑色帯域の光および赤色帯域の光である。蛍光素子30から出射する光は、その偏光方向が乱れた状態であるため、蛍光素子30からの非変換光のうちS偏光光および変換光はダイクロイック偏光ビームスプリッタ12で反射されて、後段の系に向かう。このような原理により、光源装置1は後段の系にRGBの光を導くことが可能となる。
次に、図5を参照して、蛍光素子30の構成について説明する。図5は、蛍光素子30の構成図である。図5に示されるように、蛍光素子30は、入射側(紙面上側)から出射側(紙面下側)へ順に、散乱層(第1の散乱層)32、蛍光層(波長変換層)31、および、反射素子(基板部)33を配置(積層)して構成されている。蛍光層31は、光源10からの光束の一部を光源10からの光束とは波長が異なる蛍光光(変換光)に変換するとともに、光源10からの光束と波長が同じ非変換光と蛍光光とを射出する。散乱層32は、光源10からの光束および蛍光層31からの光束を散乱させる。反射素子33は、蛍光層31からの光束を反射する。
蛍光素子30は、蛍光素子30の中心(軸O)の周りに回転する回転モータ40に固定されている。光源10からの光が蛍光素子30に照射されている間、回転モータ40により蛍光素子30は回転される。これは、蛍光層31の特定の位置に光源10からの光が連続して照射されることで、蛍光層31が劣化することを防ぐためである。蛍光素子30が回転することにより、蛍光層31に連続的に光が照射されることなく、かつ蛍光層31の温度が低下するため、蛍光層31の劣化を防ぐことが可能となる。
一方、蛍光素子30が回転することにより、蛍光素子30の蛍光層31の周方向における光学特性のばらつきや厚みのばらつき、および、散乱層32の周方向における厚みのばらつきなどによる散乱量のばらつき、更には反射素子33の反りなどが生じる。その結果、蛍光素子30から反射される蛍光光は、周期的な変化を示す。図6は、蛍光素子30の光応答波形図である。図6において、横軸は時間(s)、縦軸は光強度をそれぞれ示している。図6に示されるように、蛍光光の強度は、蛍光素子30の回転周波数に応じて(周期的に)変化している。
温度センサ35は、蛍光素子30の温度を検知(モニタ)する。温度センサ35は、蛍光素子30に直接取り付けられているか、または間接的に蛍光素子30の温度を検知するように設けられていてもよい。本実施形態において、好ましくは、蛍光素子30の温度は150℃以下である。より好ましくは、蛍光素子30の温度は120℃以下である。
図2に示されるように、プロジェクタ2は、光源装置1に加えて、光源装置1からの光を入射する照明光学系α、色分離合成系14、光変調素子(画像表示素子または表示パネル)50、および、投写光学系(投写レンズ)60を有する。色分離合成系14は、照明光学系αからの光を光変調素子50に導き、光変調素子50からの光を投写光学系60に導く。照明光学系αは、偏光変換素子13、コンデンサレンズ23、および、不図示の第1フライアイレンズと第2フライアイレンズとを有する。
光源装置1からの光は、p偏光とs偏光とが混在した光であり、偏光変換素子13を通過することでp偏光に揃えられてコンデンサレンズ23へ導かれる。コンデンサレンズ23により集光された光は、色分離合成系14の偏光ビームスプリッタを透過して光変調素子50へ導入される。その光は画像信号に従って光変調素子50でS偏光に変調され、変調されたS偏光の光は色分離合成系14の偏光ビームスプリッタで反射し、投写光学系60へ導かれ、不図示のスクリーンなどに拡大されて投影される。
なお、図2には1つの光変調素子50のみが示されているが、実際には色分離合成系14の周囲にはRGBの各色用の合計3つの光変調素子が設けられている。色分離合成系14は、不図示のダイクロイックミラー、偏光ビームスプリッタ、合成プリズムを用いて照明光学系αからの光束を波長ごとに分離して各色用の光変調素子に導く。また色分離合成系14は、各色用の光変調素子で変調された光を合成して投写光学系60へ導く。すなわち色分離合成系14は、照明光学系αからの光束を光変調素子50に導くとともに、光変調素子50で変調された光束を投写光学系60に導く。
本実施形態において、光変調素子50は液晶パネルであり、デジタル駆動により動作する表示パネルである。デジタル駆動とは、1フレームの画像を表示する期間内にONとOFFとを繰り返し、1フレームの間のONの時間の長さにより階調を表現する駆動方式である。図7は、ある階調を表示した際における光変調素子(液晶パネル)50の光応答波形図である。図7において、横軸は時間(s)、縦軸は光強度をそれぞれ示している。図7に示されるように、駆動周波数ごとに同様のパターンで明るさが変化する。ここで、駆動周波数とは、毎秒表示するフレーム数である。例えば毎秒60枚のフレームを表示する場合には、駆動周波数は60Hz(すなわち、図7中に駆動周波数fとして示されるように0.0167sで1フレーム)である。駆動周波数は、垂直同期信号の周波数という場合もある。
図8は、本実施形態におけるビート(フリッカ)の評価結果を示す図であり、光源装置1を含むプロジェクタ2において画像を表示した際のビートを蛍光素子30の回転周波数(単位時間あたりの回転数)を変化させながら確認した結果を示している。ここでは、蛍光素子30を回転させる回転モータ40の回転周波数を50Hz(回転数を3,000rpm)以上200Hz(回転数を12,000rpm)以下の範囲で変化させている。図8において、fは蛍光素子30の回転周波数(Hz)、fは光変調素子50の駆動周波数(Hz)をそれぞれ示している。
図8に示されるように、蛍光素子30の回転周波数fを変化させると、ビート(フリッカ)の見え方が変化する。光変調素子50の駆動周波数fが60Hzの場合、蛍光素子30の回転周波数fを60Hz、80~100Hz、120Hzの範囲に設定することにより、ビート(フリッカ)を発生させないように制御することができる。また、光変調素子50の駆動周波数fが120Hzの場合、蛍光素子30の回転周波数fを50~100Hz、120Hz、140~200Hzの範囲に設定することにより、ビート(フリッカ)を発生させないように制御することができる。以上の結果を式で表現すると、ビート(フリッカ)を発生させないように制御するには、|f×n-f|≦0.5(好ましくは、f×n=f)または|f×n-f|≧20.0を満たす必要がある。
ただし、蛍光素子30の回転周波数は、前述のビートだけでなく、プロジェクタ2において他の二つの特性にも影響を与える。第一に、蛍光素子30の回転周波数とプロジェクタ2と騒音との関係である。図9は、蛍光素子30の回転周波数とプロジェクタ2の騒音との関係を示す図である。図9において、横軸は蛍光素子30の回転周波数(Hz)、縦軸は騒音の大きさをそれぞれ示している。図9に示されるように、蛍光素子30の回転周波数が高くなるにつれて、騒音も大きくなる。従って、騒音の観点では、蛍光素子30の回転周波数を低くしたほうがユーザへの不快感を軽減させることができる。
第二に、蛍光素子30の回転周波数と蛍光素子30の温度との関係である。図10は、蛍光素子30の回転周波数と蛍光素子30の温度との関係を示す図である。図10において、横軸は蛍光素子30の回転周波数(Hz)、縦軸は蛍光素子30の温度(℃)をそれぞれ示している。また図10は、光源10の出力を100%、50%のそれぞれに設定した場合を示している。図10に示されるように、蛍光素子30の回転周波数が高くなるにつれて、蛍光素子30の温度が低下する。蛍光素子30の温度を低下させることにより、蛍光素子30の長寿命化を図ることが可能となる。
一方、固体光源(光源10)を用いたプロジェクタ2は、固体光源の出力を変更することにより、プロジェクタ2の明るさを調整することができる。特に固体光源は、明るさを最大明るさの約20%程度まで低下させることが可能である。このため、蛍光素子30を同じ回転周波数で回転したときの蛍光素子30の温度は、固体光源の出力に応じて異なる。図10に示されるように、固体光源の出力が低い場合(出力が50%の場合)、蛍光素子30の回転周波数を下げても蛍光素子30の寿命特性に影響を及ぼしにくい。
本実施形態は、蛍光素子30の回転周波数を制御することにより、ビート(フリッカ)、騒音、および、温度のそれぞれに関する特性を適切化(好ましくは最適化)する。次に、図1を参照して、本実施形態における蛍光素子30の回転周波数の制御方法を説明する。図1は、蛍光素子30の回転周波数の制御方法を示すフローチャートである。図1の各ステップは、制御部45、温度センサ35、または、回転モータ40により実行される。
まずステップS1において、制御部45は、前回と同様の条件で、光源10および蛍光素子30を駆動する。続いてステップS2において、プロジェクタ2の使用中に、制御部45は温度センサ35を用いて蛍光素子30の温度を検知する。続いてステップS3において、制御部45は、蛍光素子30の温度が所定の閾値以上であるか否かを判定する。蛍光素子30の温度が所定の閾値以上である場合、ステップS4に進む。ステップS4において、制御部45は、蛍光素子30の回転周波数(回転数)を決定するための係数として“n”を使用(設定)する。一方、ステップS3にて蛍光素子30の温度が所定の閾値よりも低い場合、ステップS5に進む。ステップS5において、制御部45は、蛍光素子30の回転周波数を決定するための係数として“m”を使用(設定)する。ここで、“n”、“m”はともに1以上の整数であり、n=m+1を満たす。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、n>mを満たしていればよい。続いてステップS6において、制御部45は、ステップS4にて設定された係数nまたはステップS5にて設定された係数mを用いて、回転モータ40(蛍光素子30)の回転周波数(回転数)を制御する。
このように本実施形態において、制御部45は、温度(温度に関する情報)に応じて回転モータ40(蛍光素子30)の回転周波数(回転数)を変更する。好ましくは、制御部45は、温度に関する情報が所定の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、回転周波数を第1の回転周波数に設定する。また制御部45は、温度に関する情報が所定の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、回転周波数を第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定する。
なお、ステップS3において、所定の閾値として1つの閾値のみを用いると、閾値付近において蛍光素子30の回転数が頻繁に変化する可能性がある。このため、ステップS3において、所定の閾値として複数の閾値(第1の閾値および第1の閾値よりも高い第2の閾値)を用いてもよい。例えば、蛍光素子30の温度が80度以下(第1の閾値以下)の場合にはステップS5に進み、蛍光素子30の温度が120度以上(第2の閾値以上)の場合にはステップS4に進むようにしてもよい。この場合、制御部45は、温度に関する情報が第1の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、回転周波数を第1の回転周波数に設定する。また制御部45は、温度に関する情報が第1の閾値よりも高い第2の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、回転周波数を第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定する。
なお、蛍光素子30の温度が80~120度(第1の閾値と第2の閾値との間)の場合にはヒステリシスを持たせて、直前の状態(直前の回転周波数)を維持することができる。例えば、蛍光素子30の温度が120度以上から120度未満へ低下した場合にはステップS4に進み、蛍光素子30の温度が80度未満になった場合にはステップS5に進むようにしてもよい。この場合、制御部45は、温度に関する情報が第1の閾値と第2の閾値との間の第3の温度に関する情報である場合、回転周波数を維持する。また制御部45は、第3の温度に関する情報が第1の温度に関する情報に変化した場合、回転周波数を第1の回転周波数に変更する。また制御部45は、第3の温度に関する情報が第2の温度に関する情報に変化した場合、回転周波数を第2の回転周波数に変更する。
好ましくは、温度に関する情報が第2の温度に関する情報である場合、|f×n-f|≦0.5または|f×n-f|≧20.0を満足する。一方、温度に関する情報が第1の温度に関する情報である場合、|f×m-f|≦0.5または|f×m-f|≧20.0を満足する。
次に具体的な数値を入れて、本実施形態の制御およびその効果を説明する。光変調素子50の駆動周波数を60Hzで使用しているプロジェクタ2において、蛍光素子30の温度閾値(すなわち、ステップS2における所定の閾値)を80度、n=2、m=1、蛍光素子30の使用許可温度を120度とする。まず、光源10の出力を100%で使用した際の動作について説明する。図10に示されるように、光源10の出力を100%で使用した場合、蛍光素子30の回転周波数が120Hzを超えると、蛍光素子30の使用許可温度である120度を下回る。従って、蛍光素子30の回転周波数を120Hz以上に設定することが必要である。
ここで、温度センサ35は、蛍光素子30の温度が温度閾値(80度)以上であると検知する。また、図8に示されるように、蛍光素子30の回転周波数120Hz以上でビートが視認されにくい蛍光素子30の回転周波数は、120、140~160Hz、180Hz、200Hzなどである。本実施形態では、|f×n-f|≦0.5(好ましくはf×n=f)または|f×n-f|≧20.0なる条件式のうち、|f×n-f|≦0.5が成立する|60Hz×2-120Hz|≦0.5とし、蛍光素子30を120Hzで回転させる。
次に、ユーザが光源10の出力を半分(50%)に設定してプロジェクタ2を使用する場合を説明する。光源10の出力を低下させることにより蛍光素子30に照射される光の量は減少し、それに伴い蛍光素子30の発熱量が低下する。温度センサ35は、蛍光素子30の温度を検知する。ここでは、温度センサ35は、蛍光素子30の温度が温度閾値(80度)よりも低いと検知する。このため、係数m=1が使用される。また、図8に示されるように、ビートが視認されにくい蛍光素子30の回転周波数は、60Hz、80~100Hz、120Hzなどである。ここでは、|f×m-f|≦0.5(好ましくは、f×m=f)または|f×m-f|≧20.0なる条件式のうち、|60Hz×1-60Hz|≦0.5として、蛍光素子30を60Hzで回転させる。
このように、光源10の出力を半分(50%)に設定してプロジェクタ2を使用し、蛍光素子30の温度が80度を下回った場合、図10に示されるように回転周波数を60Hzに設定して回転させた場合でも、蛍光素子30の温度は120度以下となる。またこのとき、図9に示されるように、蛍光素子30が60Hzで回転しているため、光源10の出力を100%に設定して蛍光素子30を120Hzで回転させた場合よりも、騒音を小さくすることが可能となる。
なお本実施形態では、蛍光素子30の温度のみに基づいて蛍光素子30の回転周波数を変更しているが、これに限定されるものではない。光源10の出力を検知する光センサを設け、蛍光素子30の温度と光源10の出力との両方に基づいて、温度閾値(所定の閾値)を変更し、その温度閾値に応じて蛍光素子30の回転周波数を変更してもよい。
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。本実施形態では、光源10の出力(光量)の変化を検知して、蛍光素子30の回転周波数を変更する。すなわち、第一の実施形態では、検知手段として温度センサ35を用いて温度(温度に関する情報)を検知するが、本実施形態では、検知手段として、光源10の出力(光源10からの光)を検知する光センサを用いて温度に関する情報を取得する。このとき、温度に関する情報は、温度そのものではなく、光センサにより検知された光量(光源10の出力値)である。
光変調素子50の駆動周波数を120Hzで使用しているプロジェクタ2において、まず、光源10の出力を100%に設定して使用する場合の動作について説明する。図10に示されるように、光源10の出力が100%である場合、蛍光素子30の回転周波数が120Hzを超えると、蛍光素子30の温度閾値である120度を下回る。従って、蛍光素子30の回転周波数は、120Hz以上に設定することが必要である。
このとき温度センサ35は、蛍光素子30の温度が80度(温度閾値)以上であると検知する。また、図8に示されるように、蛍光素子30の回転周波数120Hz以上でビートが視認されにくい蛍光素子30の回転周波数は、120Hz、140~200Hzなどである。本実施形態では、|f×n-f|≦0.5(好ましくはf×n=f)または|f×n-f|≧20.0なる条件式のうち、|f×n-f|≦0.5が成立する|120Hz×2-140Hz|≧20.0とし蛍光素子30を140Hzで回転させる。
次に、ユーザが光源10の出力を半分(50%)に設定してプロジェクタ2を使用する場合を説明する。光源10の出力を低下させることにより蛍光素子30に照射される光の量は減少し、それに伴い蛍光素子30の発熱量が低下する。図10に示されるように、光源10の出力が半分(50%)の場合、蛍光素子30の回転周波数が60Hzでも温度が120度を下回る。このとき温度センサ35は、蛍光素子30の温度が80度(温度閾値)よりも低いと検知する。また、図8に示されるように、ビートが視認されにくい蛍光素子30の回転周波数は、50~100Hz、120Hzなどである。ここでは、|f×m-f|≦0.5(好ましくは、f×m=f)または|f×m-f|≧20.0なる条件式のうち、|60Hz×1-60Hz|≦0.5Hzとして、蛍光素子30を60Hzで回転させる。
このように、光源10の出力を半分(50%)に設定してプロジェクタ2を使用する場合、図10に示されるように、蛍光素子30の回転周波数を60Hzに設定して回転させた場合でも、蛍光素子30の温度は120度以下となる。またこのとき、図9に示されるように、蛍光素子30が60Hzで回転しているため、光源10の出力を100%に設定して蛍光素子30を140Hzで回転させた場合よりも、騒音を小さくすることが可能となる。
(第三の実施形態)
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。本実施形態では、ユーザの操作に基づいて、蛍光素子30の回転周波数を決定するための値m、nを所定の範囲で変更することができる。
まず、第二の実施形態と同様に、光源10の出力が100%の場合には蛍光素子30の回転周波数を120Hz、光源10の出力が50%の場合には蛍光素子30の回転周波数を60Hzに設定する。
次に、ユーザの指示に基づき、値m、nまたは使用する条件式を変更する方法について説明する。光源10の出力が100%の場合、前述のように|f×m-f|≦0.5Hzなる条件式を満足するように、m=1として回転周波数fを60Hzとしている。図8に示されるように、ビートの視認できない回転周波数は、60Hzに限定されるものではない。そこで本実施形態のプロジェクタ2は、ユーザが騒音を低下させるために、メニュー画面などで回転周波数を変更することができるように構成される。これにより、蛍光素子30の寿命を維持しつつ、プロジェクタ2の騒音をより低減させることができる。
一方、ユーザが騒音よりも蛍光素子30の信頼性を重要視する場合も想定される。この場合、蛍光素子30の回転周波数を100Hzや120Hzで使用することができるように、メニュー画面などで、回転周波数を変更できるようにする。これにより、蛍光素子30の寿命をより長くすることが可能となる。回転周波数の変更は、メニュー画面などでユーザが選択する構成に限定されるものではない。例えば、騒音を優先するか信頼性を優先するかをユーザが選択できるように構成してもよい。この場合、制御部45は、ユーザの選択(操作)に応じて蛍光素子30の回転周波数を変更する。
なお各実施形態において、検知手段として、温度を検知する温度センサ35または光源10からの光を検知する光センサが用いられるが、これに限定されるものではない。例えば、光源10に入力される電流値を検知する電流センサを検知手段として用いてもよい。このとき、温度に関する情報は、温度そのものではなく、電流センサにより検知された電流値(光源10の入力値)である。また、温度センサ、光センサ、および、電流センサのうちの一つのみを検知手段として設ける場合に限定されるものではない。すなわち検知手段は、温度センサ、電流センサ、および、光センサの少なくとも二つを含んでもよい。この場合、制御部45は、温度センサ、電流センサ、および、光センサの少なくとも二つの検知結果に基づいて、回転周波数を制御する。例えば、温度センサのみでは温度上昇の要因が光源10の発熱または環境温度のいずれかであるかを判定することが難しい場合には、電流センサや光センサを併用することが好ましい。
各実施形態によれば、蛍光素子の長寿命化および騒音の低減を両立することが可能な投写型表示装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2 プロジェクタ(投写型表示装置)
30 蛍光素子(波長変換手段)
35 温度センサ(検知手段)
40 回転モータ(回転手段)
45 制御部(制御手段)
50 光変調素子(画像表示素子)

Claims (8)

  1. 第1波長の光を出射する光源からの前記光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に変換する波長変換手段と、
    前記波長変換手段からの光を変調する画像表示素子と、
    前記波長変換手段を回転させる回転手段と、
    前記回転手段の回転周波数を制御する制御手段と、
    前記波長変換手段の温度に関する情報を検知する検知手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記温度に関する情報に応じて前記回転周波数を変更し、
    前記温度に関する情報が第1の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を第1の回転周波数に設定し、
    前記温度に関する情報が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を前記第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定し、
    前記第1の温度に関する情報が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間の第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を維持し、
    前記第3の温度に関する情報が前記第2の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を前記第2の回転周波数に設定し、
    前記第2の温度に関する情報が前記第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を維持し、
    前記第3の温度に関する情報が前記第1の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を前記第1の回転周波数に設定することを特徴とする投写型表示装置。
  2. 前記画像表示素子の駆動周波数(Hz)をf、前記波長変換手段の前記回転周波数(Hz)をf、m、n(n>m)を1以上の整数とするとき、
    前記温度に関する情報が前記第2の温度に関する情報である場合、
    |f×n-f|≦0.5または|f×n-f|≧20.0
    を満足し、
    前記温度に関する情報が前記第1の温度に関する情報である場合、
    |f×m-f|≦0.5または|f×m-f|≧20.0
    を満足することを特徴とする請求項に記載の投写型表示装置。
  3. 前記制御手段は、ユーザの操作に基づいて前記m、nの値を変更することを特徴とする請求項に記載の投写型表示装置。
  4. 前記検知手段は、前記波長変換手段の温度を検知する温度センサであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の投写型表示装置。
  5. 前記検知手段は、前記光源に入力される電流値を検知する電流センサであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の投写型表示装置。
  6. 前記検知手段は、前記光源からの前記光を検知する光センサであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の投写型表示装置。
  7. 前記検知手段は、温度を検知する温度センサ、前記光源に入力される電流値を検知する電流センサ、および、前記光源からの前記光を検知する光センサの少なくとも二つを含み、
    前記制御手段は、前記温度センサ、前記電流センサ、および、前記光センサの前記少なくとも二つの検知結果に基づいて、前記回転周波数を制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の投写型表示装置。
  8. 第1波長の光を出射する光源からの前記光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に変換する波長変換手段を回転させるステップと、
    前記波長変換手段の温度に関する情報を検知するステップと、
    前記温度に関する情報に応じて前記波長変換手段の回転周波数を変更するステップと、を有し、
    前記回転周波数を変更するステップにおいて、
    前記温度に関する情報が第1の閾値よりも低い第1の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を第1の回転周波数に設定し、
    前記温度に関する情報が前記第1の閾値よりも高い第2の閾値よりも高い第2の温度に関する情報である場合、前記回転周波数を前記第1の回転周波数よりも高い第2の回転周波数に設定し、
    前記第1の温度に関する情報が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間の第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を維持し、
    前記第3の温度に関する情報が前記第2の温度に関する情報に変化した場合、前記第1の回転周波数を前記第2の回転周波数に設定し、
    前記第2の温度に関する情報が前記第3の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を維持し、
    前記第3の温度に関する情報が前記第1の温度に関する情報に変化した場合、前記第2の回転周波数を前記第1の回転周波数に設定することを特徴とする投写型表示装置の制御方法。
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