JP7023650B2 - 液体吐出ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出ヘッド及びその製造方法に関する。
インク等の液体を吐出する液体吐出ヘッドにおいて、液体を吐出する吐出口から液体中の揮発成分が蒸発することで、吐出口内の液体が増粘する場合がある。この場合、吐出される液滴の吐出速度が変化したり、着弾精度が低下したりする場合がある。特に液体の吐出を行った後の休止時間が長い場合、液体の粘度の増加が顕著になる。この場合、液体中の固形成分が吐出口付近に固着し、前記固形成分により液体の流体抵抗が増加して吐出不良となる場合がある。このような液体の増粘現象に対する対策の一つとして、吐出口内に増粘していないフレッシュな液体を流す方法が知られている。前記液体を流す方法として、例えば交流電気浸透流(ACEO)のようなμポンプを用いた方法が挙げられる(特許文献1)。
国際公開第2013/130039号
前記μポンプを用いた方法では、交流電気浸透流を生じさせる電極を液体吐出ヘッド内に配置する。該電極の材料としては、特許文献1に記載されているように、Au、Pt等のインク等の液体に対して腐食しにくい材料が一般的に用いられる。本発明者らの検討によれば、前記μポンプを用いた方法により吐出口内に増粘していないフレッシュな液体を流す場合、該電極を液体吐出ヘッド内に配置する必要がある。このため、該液体吐出ヘッドの製造において該電極を形成する工程を別途実施する必要があり、製造コストが増加する。
本発明は、低コストの液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、基板と、前記基板上に設けられた、液体を吐出するために利用されるエネルギー発生素子と、前記エネルギー発生素子上に設けられた第一の膜と、前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する流路形成部材と、前記液体の流れを発生させる電極と、を備える液体吐出ヘッドであって、前記電極が前記第一の膜を含み、前記エネルギー発生素子上に、前記第一の膜を含む耐キャビテーション膜を備えることを特徴とする。
本発明に係る液体吐出ヘッドの製造方法は、基板上に設けられた、液体を吐出するために利用されるエネルギー発生素子上の第一の膜と、前記液体の流れを発生させる電極と、を同じ材料を用いて一括して形成する工程と、前記基板上に、前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する流路形成部材を形成する工程と、を有し、液体吐出ヘッドが、前記エネルギー発生素子上に、前記第一の膜を含む耐キャビテーション膜を備えることを特徴とする。
本発明によれば、低コストの液体吐出ヘッドを提供することができる。
本発明の実施形態の一例を示す斜視図、平面模式図及び断面模式図である。 交流電気浸透流の発生原理を示す断面模式図である。 本発明の実施形態の一例を示す平面模式図及び断面模式図である。 本発明の実施形態の一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態の一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態の一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態の一例を示す断面模式図である。
[液体吐出ヘッド]
本発明に係る液体吐出ヘッドは、基板と、エネルギー発生素子と、第一の膜と、流路形成部材と、電極とを備える。前記エネルギー発生素子は、前記基板上に設けられ、液体を吐出するために利用される。前記第一の膜は、前記エネルギー発生素子上に設けられている。前記流路形成部材は、前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する。前記電極は、前記液体の流れを発生させる。ここで、前記電極は前記第一の膜を含む。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、電極がエネルギー発生素子上に設けられる第一の膜を含むため、前記第一の膜の形成時に、前記電極を前記第一の膜と同じ材料を用いて一括して形成することができる。そのため、液体吐出ヘッドの製造において電極を形成する工程を別途実施する必要がなく、製造コストを低減することができ、低コストの液体吐出ヘッドを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドについて説明する。以下の各実施形態では、本発明の一実施形態である液体としてインクを吐出するインクジェット記録ヘッドについて具体的な構成を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明に係る液体吐出ヘッドは、プリンタ、複写機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置、さらには各種処理装置と複合的に組み合わせた産業記録装置に適用可能である。例えば、バイオチップ作製や電子回路印刷などの用途としても用いることができる。また、以下に述べる実施形態は本発明の適切な具体例であるため、技術的に好ましい様々な限定が付与されている。しかしながら、本発明の思想に沿うものであれば、本実施形態は本明細書の実施形態やその他の具体的な方法に限定されるものではない。
(第一の実施形態)
図1(A)は本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す斜視図である。シリコン等からなる基板1上に流路形成部材4が接合されており、流路形成部材4には複数の吐出口2が配置されている。吐出口2は複数配列して吐出口列3を形成している。流路形成部材4は、その形成において寸法自由度が向上する観点から、エポキシ樹脂等の有機材料を含むことができる。
図1(B)は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す平面模式図である。図1(C)は図1(B)のA-A’における断面模式図である。基板1は、各吐出口2と対向する位置に、インクを吐出するエネルギーを発生するエネルギー発生素子5を有する。エネルギー発生素子5上には、第一の膜からなり、エネルギー発生素子5をキャビテーションの衝撃から保護する耐キャビテーション膜10が設けられている。基板1には、基板1を貫通する第一の貫通口7aと第二の貫通口7bとが、吐出口2毎に形成されている。流路形成部材4と基板1との間には、インクの流路である第一の流路6aと第二の流路6bとが、第一の貫通口7aと第二の貫通口7bとにそれぞれ連通して形成されている。また、流路形成部材4と基板1との間であって、エネルギー発生素子5と吐出口2が配置されている位置に、圧力室11が第一の流路6aと第二の流路6bとにそれぞれ連通して形成されている。したがって、第一の貫通口7a、第一の流路6a、圧力室11、第二の流路6b及び第二の貫通口7bは、個々の吐出口2毎に独立した流路を形成している。複数の第一の貫通口7aと複数の第二の貫通口7bは、それぞれ第一の貫通口列8aと第二の貫通口列8bを形成している。第一の貫通口列8aと第二の貫通口列8bは、互いに吐出口列3を挟んで吐出口列3と平行に延びている。
インクは第一の貫通口7aから、第一の流路6aを通って圧力室11に供給される。圧力室11に供給されたインクはエネルギー発生素子5により加熱され、発生した気泡の力によって吐出口2から吐出される。吐出口2から吐出されなかったインクは、圧力室11から第二の流路6bを通って第二の貫通口7bに導かれる。
第一の流路6aと第二の流路6bに接する基板1の表面上には、第一の電極9aと第二の電極9bが設けられている。第一の電極9aは交流電源ACの一端(+端子)に接続されており、第二の電極9bは交流電源ACの他端(-端子)に接続されている。なお、第一の電極9aが-端子に接続され、第二の電極9bが+端子に接続されていてもよい。インクの流れ方向12において、第一の電極9aの幅は第二の電極9bの幅よりも狭い。一方、インクの流れ方向12に直交する方向においては、第一の電極9aと第二の電極9bの長さは同程度である。したがって、第一の電極9aは第二の電極9bよりインクに接する面積が小さい。
第一の電極9aと第二の電極9bには交流電圧が印加され、各電極とインクとの接触部分において電気二重層が形成される。第一の電極9aと第二の電極9bとは電極面積が異なるため、図2(A)に示されるように第一の電極9aと第二の電極9bとで電界分布が異なる。このため、図2(B)に示されるように、第一の電極9aの近傍では流速の速い小さな回転渦F5が形成される。一方、第二の電極9bの近傍では、電位の低い部分で流速の遅い小さな回転渦F7が形成され、電位の高い部分で流速の速い大きな回転渦F6が形成される。その結果、第一の電極9aから電極間ギャップにインクが引き込まれ、第一の電極9aから第二の電極9bへ向けてインクが流れるインク流が生じる。なお、第一の電極9aに正電圧(+V)、第二の電極9bに負電圧(-V)が印加される場合も同様である。すなわち、印加電圧の極性が反転しても、電荷の符号と電界の向きが共に反転するため、生じるインク流の向きは変化しない。したがって、インクの流れ方向12において幅が狭い第一の電極9aから、インクの流れ方向12において幅が広い第二の電極9bへ向かう定常的なインク流が生じる。
このような電気浸透流により、仮に吐出口2及び圧力室11の内部でインクが濃縮して増粘しても、吐出口2及び圧力室11内における濃縮されたインクの滞留を抑制することができる。したがって、吐出口2から増粘が抑制されたフレッシュなインクを吐出することができ、得られる画像の色ムラを低減することができる。
本実施形態では、第一の電極9a及び第二の電極9bが、耐キャビテーション膜10と同じ第一の膜により形成されている。前述したように、電気浸透流を発生させる電極はインクに直接接触するため、一般的にインクによる腐食が生じにくいAuやPtにより形成される。しかしながら、前記電極をインクジェット記録ヘッド内に配置するためには、インクジェット記録ヘッドの製造において該電極を形成する工程を別途実施する必要があり、製造コストが増加する。そこで、本実施形態では、インクジェット記録ヘッド内に存在する耐キャビテーション膜10を利用して、第一の電極9a及び第二の電極9bを形成する。耐キャビテーション膜10は圧力室11内においてインクと直接接触するため、インクによる腐食が生じにくいTaやIrがその材料として使用される。そのため、耐キャビテーション膜10は電気浸透流を生じさせる電極の膜としても適している。すなわち、第一の膜はTa及びIrの少なくとも一方を含むことが好ましい。耐キャビテーション膜10を第一の電極9a及び第二の電極9bとして適用すると、耐キャビテーション膜10の形成工程において、第一の電極9a及び第二の電極9bも一括して形成することができるため、電極形成工程を別途追加せずに電極を形成できる。
耐キャビテーション膜10は、例えばTaやIr等の第一の膜からなる単層であってもよく、Ta/Ir/Ta等の複数の第一の膜を含む複数層であってもよい。耐キャビテーション膜10が単層であれば第一の電極9a及び第二の電極9bも単層とすることができ、耐キャビテーション膜10が複数層であれば第一の電極9a及び第二の電極9bも複数層とすることができる。また、耐キャビテーション膜10がTa/Ir/Taの三層の第一の膜を含む三層構成の場合、耐キャビテーション膜10を電位制御する等の目的で、該三層を一括形成した後、耐キャビテーション膜10のTa層のみ除去してもよい。この場合、耐キャビテーション膜10はIr/Taの二層の第一の膜を含む二層構成となり、第一の電極9a及び第二の電極9bはTa/Ir/Taの三層の第一の膜を含む三層構成となる。
なお、本実施形態ではエネルギー発生素子5上に設けられた第一の膜が耐キャビテーション膜10である例を示した。エネルギー発生素子上に設けられた第一の膜は耐キャビテーション膜に限られず、例えば絶縁膜、配線層、流路形成部材等であってもよい。
(第二の実施形態)
本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドは、電極の、インクと接する表面端部の少なくとも一辺が絶縁膜で被覆されている。本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの一例を図3に示す。図3(A)及び(B)は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す平面模式図である。図3(C)は図3(A)及び(B)のB-B’における断面模式図である。なお、本実施形態では絶縁膜13が設けられているが、理解のため、形式的に図3(A)では絶縁膜13を示さず、図3(B)では絶縁膜13を示している。
本実施形態では、図3に示されるように、第一の電極9a及び第二の電極9bの、インクと接する表面端部の一辺が絶縁膜13により覆われている。このように第一の電極9aと第二の電極9bの表面端部の少なくとも一辺を絶縁膜13で被覆すると、前述した第一の実施形態における電極の面積が異なる非対称電極のようにインクに一方向の流れを生じさせることができる。図4に示されるように、第一の電極9a及び第二の電極9bの絶縁膜13による被覆部では、電界が弱まるため電気力線の傾きが小さくなり、電界のx成分(インクの流れ方向の成分)が大きくなる。クーロン力は該電界に比例して大きさが決まるため、絶縁膜13による被覆部上では被覆されていない部分と比較して大きな渦が発生し、該渦の方向が全体のインクの流れ方向を決定する。このように電極のインクと接する表面端部の少なくとも一辺を絶縁膜で被覆する場合、電気浸透流の流速を速めることができ、また電極の化学反応による泡の発生を抑制することができる。インクの流れ方向における電極の幅Waに対する、絶縁膜13による被覆幅Wbの割合(Wb/Wa)は、0<Wb/Wa<0.5であることが好ましい。
なお、図3及び図4では第一の電極9a及び第二の電極9bの、インクと接する表面端部の一辺のみが絶縁膜13により覆われている例を示したが、該表面端部の互いに対向する二辺が絶縁膜13で被覆されていてもよい。この場合、一方の辺における絶縁膜13による被覆幅を、他方の辺における絶縁膜13による被覆幅よりも広くすれば、上述した原理と同様にインク流が発生する。
絶縁膜13は絶縁性を有する膜であれば特に限定されないが、図3(C)に示されるように、基板1と流路形成部材4との間に設けられる、基板1と流路形成部材4との密着性を向上させる密着性向上膜である中間層14であることが好ましい。すなわち、中間層14が絶縁膜13からなることが好ましい。図3(B)では絶縁膜13は、エネルギー発生素子5上と、第一の電極9a及び第二の電極9b上の一部を除いて基板1上全体に形成されている。中間層14には一般的に絶縁性の材料が用いられるため、このように中間層14を第一の電極9a及び第二の電極9bの表面端部を被覆する絶縁膜13に適用することで、中間層14の形成工程において絶縁膜13も一括して形成することができる。そのため、絶縁膜13の形成工程を別途追加せずに絶縁膜13を形成でき、製造コストを低減できる。
絶縁膜13の材料としては、絶縁膜13を中間層14にも適用できる観点から、中間層14として用いられる材料を用いることが好ましい。具体的には、Si、C及びNからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物、ポリエーテルアミド、エポキシ樹脂等が挙げられる。これらは一種を用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
(第三の実施形態)
本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドは、前記第二の実施形態における絶縁膜13が複数の膜を含む。絶縁膜13が第一の絶縁膜13aと第二の絶縁膜13bからなる場合、電極の、インクと接する表面端部の少なくとも一辺が第二の絶縁膜13bで被覆され、第一の絶縁膜13aでは被覆されていないことができる。また、電極の、インクと接する表面端部の少なくとも一辺が第一の絶縁膜13a及び第二の絶縁膜13bで被覆されていることができる。中間層14は、基板1とより密着性の高い層と、流路形成部材4とより密着性の高い層を含む二層以上を含むことができる。そのため、このように絶縁膜13が複数の膜を含む場合にも、中間層14の形成工程において複数の膜を含む絶縁膜13を一括して形成することができる。本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの一例を図5に示す。図5(A)及び(B)は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す断面模式図である。
図5(A)に示されるインクジェット記録ヘッドでは、絶縁膜が第一の絶縁膜13aと第二の絶縁膜13bからなる。また、第一の電極9a及び第二の電極9bの、インクと接する表面端部の一辺が第二の絶縁膜13bで被覆され、第一の絶縁膜13aでは被覆されていない。図5(A)に示されるインクジェット記録ヘッドでは、第一の電極9a及び第二の電極9b上において絶縁膜は一層であるが、一層目の境界等で実際には膜が盛り上がり膜の厚さが厚くなるため、絶縁効果が高まると考えられる。
図5(B)に示されるインクジェット記録ヘッドでは、絶縁膜が第一の絶縁膜13aと第二の絶縁膜13bからなる。また、第一の電極9a及び第二の電極9bの、インクと接する表面端部の一辺が第一の絶縁膜13a及び第二の絶縁膜13bで被覆されている。図5(B)に示されるインクジェット記録ヘッドでは、第一の電極9a及び第二の電極9b上において絶縁膜は二層であるため、絶縁膜の厚さが厚くなり、より絶縁効果が得られると考えられる。
[液体吐出ヘッドの製造方法]
本発明に係る液体吐出ヘッドの製造方法は、以下の工程を有する。基板上に設けられた、液体を吐出するために利用されるエネルギー発生素子上の第一の膜と、前記液体の流れを発生させる電極と、を同じ材料を用いて一括して形成する工程。前記基板上に、前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する流路形成部材を形成する工程。
本発明に係る液体吐出ヘッドの製造方法では、エネルギー発生素子上の第一の膜と、電極とを同じ材料を用いて一括して形成するため、液体吐出ヘッドの製造において電極を形成する工程を別途実施する必要がなく、製造コストを低減することができる。以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドであるインクジェット記録ヘッドの製造方法について説明する。
(第四の実施形態)
本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法は、前記第一の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法の一例である。図6は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法の各工程を示す断面模式図である。まず、図6(A)に示されるように、エネルギー発生素子5が設けられた基板1を準備する。図6(A)の基板1は、集積回路を形成する工程とエネルギー発生素子5を形成する工程によって、トランジスタ、配線、エネルギー発生素子5等の形成が完了した状態である。
次に、図6(B)に示されるように、エネルギー発生素子5上の耐キャビテーション膜10と、第一の電極9a及び第二の電極9bとを同じ材料を用いて一括して形成する。すなわち、耐キャビテーション膜10、第一の電極9a及び第二の電極9bを、第一の膜により一括して形成する。例えば基板1上の全体に第一の膜を形成し、フォトリソグラフィー技術により、耐キャビテーション膜10、第一の電極9a及び第二の電極9bのパターンを形成し、それら以外の部分を除去することができる。
次に、図6(C)に示されるように、基板1上に、吐出口2を有し、基板1との間に流路6a及び6bを形成する流路形成部材4を形成し、基板1に第一の貫通口7a及び第二の貫通口7bを形成する。流路形成部材4の形成、並びに第一の貫通口7a及び第二の貫通口7bの形成は、公知の方法により実施することができる。以上により、前記第一の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドが得られる。
(第五の実施形態)
本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法は、前記第二の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法の一例である。該方法は、前記第四の実施形態における工程に加えて、電極の、インクと接する表面端部の少なくとも一辺を被覆する絶縁膜を形成する工程を有する。また、該絶縁膜は、中間層として基板と流路形成部材との間にも設けられる。
図7は、本実施形態に係るインクジェット記録ヘッドの製造方法の各工程を示す断面模式図である。まず、図7(A)に示されるように、エネルギー発生素子5が設けられた基板1を準備する。次に、図7(B)に示されるように、エネルギー発生素子5上の耐キャビテーション膜10と、第一の電極9a及び第二の電極9bとを同じ材料を用いて一括して形成する。図7(A)及び(B)に示される工程は、前記第四の実施形態と同様に実施することができる。
次に、図7(C)に示されるように、第一の電極9a及び第二の電極9bの、インクと接する表面端部の一辺を被覆する絶縁膜13を形成する。絶縁膜13は、表面端部の一辺を被覆する以外に、図4(D)に示されるように基板1と流路形成部材4との間の密着性を向上させる中間層14でもある。例えば、基板1上の全体に絶縁膜13を形成し、エネルギー発生素子5上、並びに第一の電極9a及び第二の電極9bの一部分の上の絶縁膜13をエッチング等により除去することで形成することができる。次に、図7(D)に示されるように、基板1上に流路形成部材4を形成し、基板1に第一の貫通口7a及び第二の貫通口7bを形成する。図7(D)に示される工程は、前記第四の実施形態と同様に実施することができる。以上により、前記第二の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドが得られる。なお、前記第三の実施形態に係るインクジェット記録ヘッドは、絶縁膜13を複数の膜とする以外は、本実施形態と同様の方法により製造することができる。
1 基板
2 吐出口
4 流路形成部材
5 エネルギー発生素子
6a 第一の流路
6b 第二の流路
9a 第一の電極
9b 第二の電極
10 耐キャビテーション膜
13 絶縁膜
13a 第一の絶縁膜
13b 第二の絶縁膜
14 中間層

Claims (18)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた、液体を吐出するために利用されるエネルギー発生素子と、
    前記エネルギー発生素子上に設けられた第一の膜と、
    前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する流路形成部材と、
    前記液体の流れを発生させる電極と、
    を備える液体吐出ヘッドであって、
    前記電極が前記第一の膜を含み、
    前記エネルギー発生素子上に、前記第一の膜を含む耐キャビテーション膜を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記第一の膜がTa及びIrの少なくとも一方を含む請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺が絶縁膜で被覆されている請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記電極の、前記液体と接する表面端部の互いに対向する二辺が前記絶縁膜で被覆されており、
    一方の辺における前記絶縁膜による被覆幅が、他方の辺における前記絶縁膜による被覆幅よりも広い請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記基板と、前記流路形成部材との間に中間層を備え、
    前記中間層が前記絶縁膜からなる請求項又はに記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記絶縁膜が、Si、C及びNからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物、ポリエーテルアミド、並びにエポキシ樹脂からなる群から選択される少なくとも一種を含む請求項からのいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記絶縁膜が複数の膜を含む請求項からのいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記絶縁膜が第一の絶縁膜と第二の絶縁膜からなり、
    前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺が前記第二の絶縁膜で被覆され、前記第一の絶縁膜では被覆されていない請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記絶縁膜が第一の絶縁膜と第二の絶縁膜からなり、
    前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺が前記第一の絶縁膜及び前記第二の絶縁膜で被覆されている請求項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 基板上に設けられた、液体を吐出するために利用されるエネルギー発生素子上の第一の膜と、前記液体の流れを発生させる電極と、を同じ材料を用いて一括して形成する工程と、
    前記基板上に、前記液体を吐出する吐出口を有し、前記基板との間に前記液体の流路を形成する流路形成部材を形成する工程と、
    を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
    前記液体吐出ヘッドが、前記エネルギー発生素子上に前記第一の膜を含む耐キャビテーション膜を備えることを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
  11. 前記材料がTa及びIrの少なくとも一方を含む請求項10に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  12. さらに、前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺を被覆する絶縁膜を形成する工程を有する請求項10又は11に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  13. 前記絶縁膜を形成する工程が、前記電極の、前記液体と接する表面端部の互いに対向する二辺を前記絶縁膜により被覆する工程であり、
    一方の辺における前記絶縁膜による被覆幅が、他方の辺における前記絶縁膜による被覆幅よりも広い請求項12に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  14. 前記絶縁膜が、中間層として前記基板と前記流路形成部材との間に設けられる請求項12又は13に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  15. 前記絶縁膜が、Si、C及びNからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物、ポリエーテルアミド、並びにエポキシ樹脂からなる群から選択される少なくとも一種を含む請求項12から14のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  16. 前記絶縁膜が複数の膜を含む請求項12から15のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  17. 前記絶縁膜が第一の絶縁膜と第二の絶縁膜からなり、
    前記絶縁膜を形成する工程において、前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺を前記第二の絶縁膜で被覆し、前記第一の絶縁膜では被覆しない請求項16に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  18. 前記絶縁膜が第一の絶縁膜と第二の絶縁膜からなり、
    前記絶縁膜を形成する工程において、前記電極の、前記液体と接する表面端部の少なくとも一辺を前記第一の絶縁膜及び前記第二の絶縁膜で被覆する請求項16に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
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