JP7023497B2 - 鋼管切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直接地中にあるいは水面下の地中に埋設された鋼管杭及び鋼管矢板などの地中埋設鋼管を内部から切断するための鋼管切断装置に関する。
従来、地中に埋設された地中埋設鋼管を撤去するために、地中埋設鋼管内部に挿入され、鋼管を内部から切断するための装置が知られている。
このような装置としては、例えば、特許文献1乃至5などに記載されている。これらの鋼管切断装置は、地中埋設鋼管上部に設けられた駆動部と、地中埋設鋼管の径方向に進退可能なカッターを備え駆動部の回転軸に回転方向に一体となるように連結された切断部とを有し、切断部を切断位置の深さまで鋼管内部に挿入して、前記切断部に設けられたカッターを鋼管の内壁に当接させた状態で駆動部により切断部を回転させて鋼管を切断する。
このような鋼管切断装置は、地中埋設鋼管を切断する作業時間や切断部の回転に伴う、管内部の音などの情報に基づいて、作業者が経験に基づいて、地中埋設鋼管の切断状況を判断している。
しかし、地中深くに挿入された切断部による地中埋設鋼管の切断状況を、地上の作業者が適格に把握することは困難である。したがって、既に地中埋設鋼管が切断されていても、切断作業を続行したり、逆に地中埋設鋼管の切断が完了していないのに切断作業を終了してしまうという問題が生じていた。
このような問題に関し、特許文献3及び4の切断装置では、カッターの径方向の位置や、カッターを鋼管に対して押圧する圧力を計測し、これらの情報に基づいて、切断状況を検知することができる。
実開昭58-29637号公報 実開昭58-29638号公報 特開昭63-236817号公報 特開2000-282466号公報 特開2003-136328号公報
しかし、特許文献3に記載の鋼管切断装置は、地中埋設鋼管の変形が生じており、地中埋設鋼管が真円ではない場合には、地中埋設鋼管の切断状況を誤認する可能性があった。
また、特許文献4に記載の鋼管切断装置については、カッターに作用する圧力は、地中埋設鋼管の外部に位置する地盤などによって変化するため、鋼管外部の地盤中に岩などがある場合は、カッターに作用する圧力値が特定の挙動を示すことがない。このため、特許文献4に記載の鋼管切断装置は、鋼管の切断状況を判断することが困難で、誤認する可能性があった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、使用条件に関係なく地中埋設鋼管の切断状況をより適格に検知することができる鋼管切断装置を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の鋼管切断装置を提供する。
本発明は、地中に埋設された地中埋設鋼管を内部から切断するための鋼管切断装置であり、例えば、鋼管杭や鋼管矢板などの切断に用いられる。
本発明は、地中埋設鋼管の軸方向に延びる駆動軸を有するモータを備え、前記地中埋設鋼管に取り付けられた駆動ユニットと、
前記モータの駆動軸に連結して前記地中埋設鋼管の中に挿入した状態に配置された切断本体部と、前記地中埋設鋼管の径方向に進退して前記地中埋設鋼管の内壁を押圧可能な切断刃と、前記切断刃の位置を検出する切断刃位置検出部と、を有する切断処理ユニットと、
前記切断刃位置検出部により検出される切断刃の位置情報に基づいて、前記地中埋設鋼管の切断状況を検知する検知部と、を有する鋼管切断装置であって、
切断刃位置検出部は、前記地中埋設鋼管の内壁に当接可能に前記切断本体部に設けられ、前記切断刃に対して前記地中埋設鋼管の径方向に進退可能な基準当接部と、前記基準当接部の前記切断刃に対する進退位置を検出する位置センサとを有し、
前記検知部は、前記位置センサの出力により、前記切断刃の位置情報として、前記切断刃の前記地中埋設鋼管への切れ込み量を検出し、前記検出された切れ込み量の情報に基づいて、前記地中埋設鋼管の切断状況を検知することを特徴とする、鋼管切断装置である。
また、前記駆動ユニットは、前記モータの回転角度を計測可能な回転計測部を有し、前記検知部は前記回転計測部により検出される前記全周回転時に対する、切断刃の位置情報の変位が、所定の範囲となったときに前記地中埋設鋼管が切断されたと判断することが好ましい。
また、前記油圧機構は、前記切断処理ユニットは、前記切断刃の押圧力を調整可能に前記切断本体部に設けられ、且つ前記切断刃の押圧力を複数の押圧段階に応じて高めるように制御された油圧機構を有し、
前記検知部は、前記切断刃の押圧力が所定の押圧段階を超えた状態での前記切断刃の位置情報に基づいて、前記地中埋設鋼管の切断状況を検知することが好ましい。
また、上記構成において、前記油圧機構は、前記段階ごとに、前記切断刃の押圧力の変動が安定した状態で前記モータが所定回転することを条件に前記押圧力を高めた次の押圧段階に移行することが好ましい。
前記基準当接部は、前記切断刃と同じ周方向位置において、前記地中埋設鋼管の径方向に進退可能に突出した状態に設けられる基準ローラを含むことが好ましい。
さらに、前記切断刃は、前記地中埋設鋼管の軸方向に伸びる縦軸を中心として回転可能に、前記切断本体部から突出した状態に設けられ、
前記位置センサは、前記切断本体部に対する前記基準ローラの相対位置を検出することが好ましい。
また、前記油圧機構は、前記切断本体部に設けられ、前記駆動軸に対し、前記切断刃と前記地中埋設鋼管の径方向に反対側の内壁を押圧する反力部材を備えたリンク部と、
油圧ポンプにより伸縮して前記リンク部を駆動する油圧シリンダと、を有することが好ましい。
上記構成において、前記前記油圧機構は、前記油圧ポンプと前記油圧シリンダとの間に直列に接続された、モニタリングシリンダを前記検知部に有することが好ましい。
また、前記検知部は、前記地中埋設鋼管の厚みに関する情報を有し、前記切断刃の変位が前記地中埋設鋼管の厚みを越えた場合に、前記地中埋設鋼管の切断が完了したことを検知することが好ましい。
また、上記構成において、前記検知部は、前記切断刃の変位が前記地中埋設鋼管の厚みを越え、かつ前記切断刃の押圧力が所定の閾値を超えて低下した場合に、前記地中埋設鋼管の切断が完了したことを検知することが好ましい。
本発明の鋼管切断装置によれば、地中埋設鋼管の切断の状況を、前記切断刃位置検出部により検出される切断刃の位置情報として、地中埋設鋼管への切断刃の切れ込み量に基づいて検知することができ、単純な機器構成で作業性の向上、作業の迅速化及び安全性の向上が可能になる。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる鋼管切断装置の構成を模式的に示す断面図である。 図2は、図1の鋼管切断装置の駆動ユニットに設けられた回転計測部の構成を模式的に示す図である。 図3は、図1の鋼管切断装置のIII-III線における断面図である。である。 図4は、図3において、リンク機構を後方へ伸ばした状態を示す断面図である。 図5は、切断機ユニットの構成を模式的に示す図1のVの部分の拡大断面図である。 図6は、図5のVI-VI線における断面図である。 図7は、図5のVII-VII線における断面図である。 図8は、モニタリングシリンダを含む油圧機構の接続構成を示す模式図である。 図9は、検知部が行う切断刃の押圧力の設定値と経過時間との関係を示すグラフである。 図10は、検知部が行う押圧力の段階移行のタイミングを説明する模式図である。 図11は、鋼管切断装置の運転時における圧力値、電流値、切れ込み量と時間との関係を模式的に示すグラフである。
以下、本発明の各実施形態に係る鋼管切断装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる鋼管切断装置の掘削孔内への設置状態を模式的に示す説明図である。
本実施形態にかかる鋼管切断装置1は、地中に埋設された鋼管杭及び鋼管矢板などの鋼管100を内部から切断するための装置である。
鋼管切断装置1は、鋼管そのものでなくても、鋼管矢板のように鋼管本体の外表面に継手が設けられている構造の鋼管も切断することができる。
鋼管100は、その軸方向が略鉛直方向となるように、地盤G中に埋設される。鋼管100は、断面が円形又は略円形となっており、径寸法及び長さ寸法は特に限定されるものではない。また、鋼管100の厚さ寸法は、後述するように、本実施形態にかかる鋼管切断装置1による鋼管100の切断状況の判定のために既知であることが好ましい。しかし、後述するように、厚み寸法の情報がない場合であっても、後述する判定のための他の情報に基づいて、切断状況を検知することができる。
鋼管切断装置1は、図1に示すように、駆動ユニット2と、切断処理ユニット3と、検知部4とを備える。駆動ユニット2には回転軸13が設けられており、当該回転軸13に接続した連結ロッド5を介して切断処理ユニット3が連結されている。検知部4と駆動ユニット2とは、油圧ホース6及び動力・信号線7とで接続されている。なお油圧ホース6は、後述するように、切断処理ユニット3にも接続されており、切断処理ユニット3に含まれる油圧シリンダ25を作動させる。
本実施形態においては、駆動ユニット2は、地上に露出する鋼管100の上端に固定される。駆動ユニット2には、ワイヤWが接続されており、図示しないクレーンなどの懸架装置により吊り下げ可能となっている。
駆動ユニット2は、鋼管100の上端に接続する本体部10と、電気モータ11と、回転計測部12と、回転軸13とを備える。本体部10は、鋼管100内に一部が挿入されて、鋼管100の壁をクランプすることで、駆動ユニット2を鋼管100の軸周りに回転しないように固定した状態に取り付ける回り止め17を備えている。
電気モータ11は、検知部4内に設けられる電気制御部43から動力・信号線7を介して所定の電流を供給することで駆動する。電気モータ11の出力は、ギア14a、14bを介して、回転軸13へ駆動力が伝達される。
図2は、鋼管切断装置1の駆動ユニット2に設けられた回転計測部12の構成を模式的に示す図である。回転計測部12は、図2に示すように、回転軸13に接続されて回転軸13の回転角度を計測する。なお、回転軸13には、上記のように切断処理ユニット3に油圧機構を接続するために油圧ホース6を接続する回転継手6aが設けられている。
回転計測部12は、ケーシング12aと、ケーシング12aの内部に設けられる計測機構12bとを備える。計測機構12bには、ロータリーエンコーダ16が含まれる。ロータリーエンコーダ16には、回転軸13の回転がギア15a,15bを介して伝達され、ロータリーエンコーダ16により、回転軸13の回転数及び回転角度を測定することができる。ロータリーエンコーダ16により計測された回転軸13の回転数及び回転角度に関する情報は、動力・信号線7により検知部4に送信される。
連結ロッド5は、回転軸13と連結し、切断処理ユニット3を駆動ユニット2の下方に接続する。連結ロッド5は、切断処理ユニット3の吊り下げ深さを調整できるように、複数の継材を接続して長さが変更できるようになっている。また、連結ロッド5は、ロッド本体5aと自在継手5bとで構成されている。また、連結ロッド5の最下部には、切断処理ユニット3との接続のための自在継手8が設けられる。自在継手5b、8により、連結ロッド5は、継材間及び連結ロッドと切断処理ユニット3との間の位置で、屈曲可能である。これにより、連結ロッド5が鋼管100の軸から傾斜した状態でも、切断処理ユニット3を水平方向に回転させることができる。
切断処理ユニット3は、連結ロッド5の下端に取り付けられる。切断処理ユニット3は、切断本体部20の前端部に位置する取付部28に縦軸28aを設け、この縦軸28aに切断刃27が回転可能に取り付けられている。縦軸28aは、前記地中埋設鋼管の軸方向に伸びる。切断刃27は、平面視円形の回転刃であり、縦軸28aを中心に取付部内で水平に回転する押し切り構造であり、図5に示すように、刃先27aの先端外周部が切断本体部20の前端よりも前方に突出している。
図3は、図1のIII-III線における断面図である。切断本体部20の後端は途中で中空に形成され、内部にシリンダ25が組み込まれる。シリンダ25の先端には移動部材26が配置されている。
切断本体部20の後方に向くシリンダ25のピストンに移動部材26をボルトによって固定し、図3に示すように、シリンダ25への油圧操作により、移動部材26を前後に移動させることができる。
切断本体部20には、シリンダを挟んで対称の位置には、切断本体部20の側片を一辺に含み、前リンク21a、後リンク21b、水平リンク21cを含むリンク機構21が設けられている。前リンク21aは、移動部材26と連結棹24を介して接続され、移動部材26の前後移動により水平リンク21cが前後方向に移動することができるようになっている。
水平リンク21cの後端部には、鋼管100の内壁に当接する反力ローラ22が設けられている。反力ローラ22は、縦軸22aにより回転可能に取り付けられている。反力ローラ22は、反力部材の一例に相当する。
シリンダ25は、図4に示すように、伸張により移動部26を介して、水平リンク21cを後方へ移動させ、反力ローラ22を鋼管100の内壁に当接させることで、切断本体部20を前方へ移動させ、切断刃27が鋼管100の内壁に所定の押圧力で押しつけられることになる。切断刃27が鋼管100の内壁を押す押圧力は、後述するように検知部4により制御可能であり、また、その押圧力を検知することができる。
また、切断機ユニットには、切断刃27の鋼管100の内壁表面からの位置を計測する切断刃位置検出部29が設けられている。切断刃位置検出部29は、切断本体部20と一体的に構成されたフレーム31とフレームに対して水平方向に進退可能な基準当接部30とを備える。
基準当接部30は、図6に示すように、切断刃27の上方位置に、フレーム31に設けられた棒状のガイド部材30bに沿って移動可能に設けられている。基準当接部30は、ガイド部材30bに外挿されたスプリング30cにより、前方に付勢されている。ガイド部材30bの前方端には、基準ローラ32が縦軸32aにより回転可能に取り付けられている。
基準当接部30は上記のようにスプリング30cにより前方に付勢されているため、基準ローラ32が切断刃27の刃先27aが鋼管10の内壁に当接する状態では、基準ローラ32の突出方向の位置は、切断刃27と同じとなる。一方、図5に示すように、切断刃27が鋼管100の内壁に所定の押圧力で押しつけられて、鋼管100の内壁内に切り込んだときは、刃先27aに対して、基準ローラ32は後方に移動することとなる。すなわち、基準当接部30の位置を検出することで、切断刃27の位置を検出することができる。
基準当接部30には、図5及び図7に示すように、基準ローラ32の位置を検知するためのセンサ35が設けられている。センサ35は、センサドグ33を備える。センサドグ33は例えば板状に構成されており、前後方向に沿って延びるガイドバー34に沿って移動することができる。センサドグ33は、基準当接部30と一体的に構成されたセンサドグ取付部30aに取り付けられており、基準当接部30が前後方向に移動するに伴い、センサドグ33も前後方向に移動する。
センサ35は、例えば、光学的手段などにより、センサドグ33との距離を正確に測定することができる。これにより、基準当接部30の移動量を計測することができる。なお、センサ35の種類としては、光学センサに限定されるものではなく、例えば、磁石を用いた磁気センサなどセンサドグ33との距離を計測できるものであれば、その種類は問わない。
基準当接部30の移動量は、切断刃27の刃先27aと基準ローラ32とが共に、鋼管100の内壁に接触している状態を基準とし、切断刃27の鋼管内壁への刃先の切れ込み量に応じて基準ローラ32が切断刃27に対して相対的に後方に移動する。すなわち、切断刃27による切断開始時を基準として、切断刃27の位置(刃先の切れ込み量)を計測することができるので、切断刃27の径寸法や使用による切断刃27の摩耗による寸法変化などの影響を受けることなく、基準当接部30の移動量を計測することができる。
センサ35によって計測された基準当接部の位置に関する情報は、信号線36を通して検知部4に送られ、基準ローラ32の位置情報、すなわち、切断刃27の位置情報(刃先の切れ込み量)として用いられる。
なお、上記のように、本実施形態では、シリンダ25の伸縮に伴い、切断本体部20が前方に移動することによって、切断刃27が進退する構成であるため、シリンダ25の伸縮量を計測することによっても、切断刃27の位置を検知することができる。このため、本実施形態では、油圧機構として、検知部4内にモニタリングシリンダ42を設けることにより、切断刃27の位置情報を複数の装置に基づいて計測可能としている。
図8は、モニタリングシリンダを含む油圧機構の接続構成を示す模式図である。モニタリングシリンダ42は、検知部4内に設けられている油圧ポンプ41とシリンダ25との間に直列に接続されている。すなわち、油圧ポンプ41から送られた圧油は、モニタリングシリンダ42とシリンダ25とに供給され、いずれかのシリンダのロッドの伸縮は、他方に反映されることとなる。すなわち、油圧ポンプ41から送られた圧油によりシリンダ25のロッドが伸張した場合、シリンダ内の一部の圧油がモニタリングシリンダ42に送られ、モニタリングシリンダ42のロッドが移動する。当該モニタリングシリンダ42のロッドの移動量を計測することで、シリンダ25の伸縮量、すなわち、切断本体部20の移動量すなわち、切断刃27の位置を計測することができる。また、モニタリングシリンダ42は、地上に設置された検知部4に設けられるため、その変位測定の確認を容易にすることができる。
検知器4は、駆動ユニット2の電気モータ11の駆動制御を行なう電気制御部43と、シリンダ25の油圧制御を行う油圧ポンプ41とを備える。
電気制御部43は、電気モータ11に必要に応じた電流を供給し、その電力値を検出する。また、電気制御部43は、回転計測部12のロータリーエンコーダ16から出力された信号を受信し、演算して回転軸13の回転数及び回転角度に関する情報を検知する。さらに電気制御部43は、センサ35からの出力信号を受信し、基準当接部30の移動量に関する情報を検知する。
油圧ポンプ41は、切断処理ユニット3のシリンダ25を操作するための油圧源であり、シリンダを所定の圧力で伸縮させることができる。また、油圧ポンプ41により、シリンダの伸縮圧力に基づいて、切断刃27の鋼管100への押圧力を計測することができる。
なお、電気制御部43及び油圧ポンプ41により検出された各種情報は、検知部4内に設けられている判定部44に送信され、鋼管100の切断状況の判定に用いられる。判定部44が行う鋼管100の切断状況の判定の詳細については後述する。
上記構成の鋼管切断装置1を用いて、地中に埋設された鋼管100を切断するには、図示しない懸架装置により駆動ユニット2を吊り下げ駆動ユニットの回転軸13に連結ロッド5の継材を必要な長さだけ接続し、連結ロッド5の最下部に切断処理ユニット3を取り付ける。その後油圧ホース6と切断処理ユニット3を連結する。
切断処理ユニット3のシリンダ25を縮小状態とし、リンク機構21を収縮させ、反力ローラ22を最前位置とした状態で、切断処理ユニット3を鋼管100内に挿入し、駆動ユニット2を鋼管100の上端に固定する。
この状態で、シリンダ25に油圧を供給すると、リンク機構の水平リンク21cが後方へ移動し反力ローラ22が鋼管100の内壁に当接する。
さらにシリンダ25を伸張させると、反力ローラ22を基点として、切断処理ユニット3全体が前進移動することとなり、図4に示すように、切断処理ユニット3の最前方に位置する切断刃27の刃先27aが鋼管100の内壁に当接する。
また、基準当接部30は、基準ローラ32がフレーム31から前方に突出しているが、切断処理ユニット3の前方移動に伴い、鋼管100の内壁に当接する基準ローラ32がフレーム31内に収納されるように後方へ移動する。このため、切断刃27の刃先27aが鋼管100の内壁に当接する位置では、基準ローラ32と刃先27の突出位置が同じとなる。この状態で、センサ35をリセットして、当該基準当接部30の基準点を設定する。
この状態で、油圧ポンプ41の油圧を制御し、さらにシリンダ25を伸張させると、反力ローラ22を基点に切断処理ユニット3が前方へ移動することとなり、切断刃27が鋼管100の内壁面に圧接する。
このような状態で、シリンダに圧油の供給を続けながら、駆動ユニット2のモータ11を起動し、回転軸13を介して切断処理ユニット3を水平方向に回転させる。このとき、シリンダへ供給される圧油の圧力については、油圧ポンプ41により所定の値に制御されている。切断刃27の刃先は、徐々に鋼管100へ食い込んでいきこの状態を続けることにより切断刃27は、鋼管100を押し切りし、鋼管100を切断する。
なお、回転軸13の回転作業時において、油圧ポンプ41の圧油の圧力、電気モータ12へ供給された電流値、切断刃27の位置情報(刃先の切れ込み量)、回転作業の経過時間などの各種情報が判定部44に蓄積され、図示しないモニタなどに出力される。
検知部4の判定部44は、これらの情報及び各数値の変位などに基づいて鋼管100の切断状況についての判定を行う。
次に検知部が行う鋼管切断装置の動作制御と切断状況の判定について説明する。
上記のように検知部4は、切断作業中において、油圧ポンプの圧油の圧力を制御し、鋼管100への切断刃の押圧力を制御する。具体的には、切断刃の押圧力を複数の押圧段階に応じて高めるように制御する。図9は、検知部が行う切断刃の押圧力の設定値と経過時間との関係を示すグラフである。
検知部4は、切断作業の開始に先だって、運転に必要な設定を行う。設置項目としては、段階数設定、圧力設定、時間設定、切断完了判定条件の設定、閾値の設定があげられる。
段階数設定は、圧力上昇を段階的に行って鋼管100の切断を行うにあたり、何回の段階数を設定するかの情報である。段階数設定で決定する段階数は、後述するなじみ運転を除く段階数を決定すればよく、切断する鋼管100の形状や運転環境などに応じて、複数回、好ましくは3~10段階程度までに設定すればよい。
圧力設定は、なじみ運転時の圧力である初期圧力P0と、最後の段階での圧力である最大圧力Pmaxとを設定する。なじみ運転は、鋼管100に切断刃27の切り込み溝をつけるために運転の開始直後に行われる運転であり、切断刃27の刃先27aの保護及び切断箇所の位置決めのために行われる。初期圧力P0の値は、特に限定されるものではなく、鋼管100及び切断刃27の種類などに応じて適宜決定することができる。最大圧力Pmaxは、運転の最後に最終的に負荷される圧力である。
初期圧力P0と最大圧力Pmaxを決定することにより、検知部4は、上記段階数設定で設定された段階数に基づいて、各段階での圧力値を決定する。本実施形態では、各段階での圧力値の上昇幅は、最大圧力Pmaxと初期圧力P0との差を段階数で割った値としている。
時間設定は、なじみ運転を行う時間に関するなじみ運転時間T0を設定する。なじみ運転時間T0の値は、特に限定されるものではなく、鋼管100及び切断刃27の種類などに応じて適宜決定することができる。具体的には、回転軸が所定の回転数を終了するのに要する時間(秒数)を設定すればよい。
なお、各段階での運転時間は、運転開始時における設定により決定してもよいが、本実施形態では、切断刃27の押圧力の変化により段階以降のタイミングを決定している。具体的には図10に示すように、切断刃27に負荷される押圧力は、時間の経過と共に、徐々に減少していく。これは、押圧力が段階移行により高く設定されると、切断刃27による鋼管100の切り溝の切れ込み量が深くなるためであり、徐々に切断刃に加わる圧力が小さくなり、所定の圧力で安定する。検知部4は、油圧ポンプ41の圧油の圧力に基づいて、切断刃27の押圧力の値の推移を確認し、値が安定した状態で、切断処理ユニットが所定の数だけ回転したことが確認されると、次の段階に移行し、切断刃27の押圧力を変化させる。
図11は、鋼管切断装置の運転時における圧力値、電流値、切れ込み量と時間との関係を模式的に示すグラフである。鋼管切断装置の運転時における圧力値は、上記の通り、多段階に設定されており、各段階では、切断刃27による鋼管100の切り溝の増大に伴い、減少していく。また、切り込み量は、切断刃27の押圧力が上昇すると、切り込み量が深くなるという傾向がみられる。また、電流値は、回転軸13の回転に伴い、微小な範囲で振動を繰り返し、切り溝の増大に伴い徐々に低下していく傾向が見られる。
具体的には、T1のタイミングで電気モータ11の回転を開始する。切断処理ユニット3の回転が確認されると、T2のタイミングで油圧ポンプは、切断刃27の押圧力を初期圧力P0に設定する。これにより、なじみ運転が開始され、電気モータ11の回転と共に切断処理ユニット3が切断刃27が鋼管内壁に接触した状態で水平に回転するため、回転軸13に回転抵抗が加わり、鋼管100の内壁に切り溝が形成される。また、切り溝の増大と共に押圧力が低下する。
なじみ運転の運転時間が経過すると、検知部4は、上記の通り、多段階に分けて押圧力を上昇させる。各段階では、鋼管の内壁に形成された切り溝の増大と共に押圧力が低下する。これらの動作を繰り返すことで、切断刃27の切り込み量は深くなり、最終的に鋼管100の厚さ寸法を超えるまでに増大する。
<切り込み量>
切断刃27の位置から導かれた鋼管100への切り込み量が鋼管の全周において鋼管の厚み以上になったときに切断完了と判定する。なお、切断刃が鋼管の全周を回転したことの確認は、回転計測部による回転角度情報又は、時間経過情報により演算して行う。
なお、判定部44は、切断完了の判定は、切り込み量の条件に加え、下記の条件が確認できたタイミングで切断完了と判断してもよい。
<押圧力>
押圧力の値の推移は、圧力の降下量により判断する。鋼管の切断が完了すると、圧力値は急激に下降するという特徴を有する。したがって、鋼管切断の完了を判定する条件としては、予め閾値と圧力降下量を設定し、押圧力の値がこの閾値を越えた後、圧力降下量が設定値を超えたタイミングを切断完了タイミングとする。
<電流値>
電流値の値は、切断制御部3の回転に伴い、微小な変動を示すが、鋼管の切断が完了すると、電流値の変動が激しくなる。したがって、鋼管切断の完了を判定する条件としては、電流値の変動が所定範囲を超えたタイミングを切断完了タイミングとする。なお、電流値の変動は、回転軸13の回転角度に応じて同じような変動を繰り返すため、回転軸の回転角度と電流値の変動とを組み合わせて判定条件としてもよい。また、電流値の変動が所定範囲を超えてから、所定時間が経過したタイミングで切断完了タイミングとしてもよい。
図11の例では、T3のタイミングで、鋼管の切り込み量の判定条件をみたし、T4のタイミングで電流値の判定条件を満たす。また、T5のタイミングで押圧力の判定条件を満たす。したがって、判定部44は、鋼管切断完了のタイミングとして、T4又はT5のタイミングとする。
鋼管100の切断後は、電気モータ11を停止し、シリンダ25を収縮させることで、切断刃27と反力ローラ22をそれぞれ内方へ接近させる。この状態で、駆動ユニット2を引き上げ、鋼管100内より切断処理ユニットを抜き取ることで、切断作業が完了する。
以上説明したように、本実施形態にかかる鋼管切断装置1は、切断刃の位置、切断刃の押圧力、電気モータへ供給される電流値の情報に基づき、予め切断完了条件を設定し、これらの完了条件の少なくとも2つを満たす場合に、鋼管100の切断完了を判定するため、装置の使用条件に応じた誤判定を少なくすることができる。したがって、単純な機器構成で作業性の向上、作業の迅速化及び安全性の向上が可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
1 鋼管切断装置
2 駆動ユニット
3 切断処理ユニット
4 検知部
5 連結ロッド
6 油圧ホース
7 動力・信号線
10 本体部
11 電気モータ
12 回転計測部
13 回転軸
14a,14b,15a,15b ギア
16 ロータリーエンコーダ
17 回り止め
20 切断本体部
21 リンク機構
22 反力ローラ
24 連結棹
25 シリンダ
26 移動部材
27 切断刃
28 取付部
29 切断刃位置検出部
30 基準当接部
31 フレーム
32 基準ローラ
33 センサドグ
34 ガイドバー
35 センサ
36 信号線
41 油圧ポンプ
42 モニタリングシリンダ
43 電気制御部
44 判定部
100 鋼管
G 地盤
W ワイヤ

Claims (9)

  1. 地中埋設鋼管の軸方向に延びる駆動軸を有するモータを備え、前記地中埋設鋼管に取り付けられた駆動ユニットと、
    前記モータの駆動軸に連結して前記地中埋設鋼管の中に挿入した状態に配置された切断本体部と、前記地中埋設鋼管の径方向に進退して前記地中埋設鋼管の内壁を押圧可能な切断刃と、前記切断刃の位置を検出する切断刃位置検出部と、を有する切断処理ユニットと、
    前記切断刃位置検出部により検出される切断刃の位置情報に基づいて、前記地中埋設鋼管の切断状況を検知する検知部と、を有する鋼管切断装置であって、
    前記切断処理ユニットは、前記切断刃の押圧力を調整可能に前記切断本体部に設けられ、且つ前記切断刃の押圧力を複数の押圧段階に応じて高めるように制御された油圧機構を有し、
    切断刃位置検出部は、前記地中埋設鋼管の内壁に当接可能に前記切断本体部に設けられ、前記切断刃に対して前記地中埋設鋼管の径方向に進退可能な基準当接部と、前記基準当接部の前記切断刃に対する進退位置を検出する位置センサとを有し、
    前記検知部は、前記切断刃の押圧力が所定の押圧段階を超えた状態での前記位置センサの出力により、前記切断刃の位置情報として、前記切断刃の前記地中埋設鋼管への切れ込み量を検出し、前記検出された切れ込み量の情報に基づいて、前記地中埋設鋼管の切断状況を検知することを特徴とする、鋼管切断装置。
  2. 前記駆動ユニットは、前記モータの回転角度を計測可能な回転計測部を有し、
    前記検知部は、前記回転計測部により検出される前記全周回転時に対する、切断刃の位置情報の変位が、所定の範囲となったときに前記地中埋設鋼管が切断されたと判断する、請求項1に記載の鋼管切断装置。
  3. 前記油圧機構は、前記段階ごとに、前記切断刃の押圧力の変動が安定した状態で前記モータが所定回転することを条件に前記押圧力を高めた次の押圧段階に移行することを特徴とする、請求項に記載の鋼管切断装置。
  4. 前記基準当接部は、前記切断刃と同じ周方向位置において、前記地中埋設鋼管の径方向に進退可能に突出した状態に設けられる基準ローラを含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか1つに記載の鋼管切断装置。
  5. 前記切断刃は、前記地中埋設鋼管の軸方向に伸びる縦軸を中心として回転可能に、前記切断本体部から突出した状態に設けられ、
    前記位置センサは、前記切断本体部に対する前記基準ローラの相対位置を検出することを特徴とする、請求項に記載の鋼管切断装置。
  6. 前記油圧機構は、前記切断本体部に設けられ、前記駆動軸に対し、前記切断刃と前記地中埋設鋼管の径方向に反対側の内壁を押圧する反力部材を備えたリンク部と、油圧ポンプにより伸縮して前記リンク部を駆動する油圧シリンダと、を有することを特徴とする、請求項2からのいずれか1つに記載の鋼管切断装置。
  7. 前記油圧機構は、前記油圧ポンプと前記油圧シリンダとの間に直列に接続された、モニタリングシリンダを前記検知部に有する、ことを特徴とする、請求項に記載の鋼管切断装置。
  8. 前記検知部は、前記地中埋設鋼管の厚みに関する情報を有し、前記切断刃の変位が前記地中埋設鋼管の厚みを越えた場合に、前記鋼管の切断が完了したことを検知することを特徴とする、請求項1からのいずれか1つに記載の鋼管切断装置。
  9. 前記検知部は、前記切断刃の変位が前記地中埋設鋼管の厚みを越え、かつ前記切断刃の押圧力が所定の閾値を超えて低下した場合に、前記地中埋設鋼管の切断が完了したことを検知することを特徴とする、請求項に記載の鋼管切断装置。
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