JP7022983B2 - 情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法に関する。
従来から、ユーザが端末装置を操作して経路探索条件の指定発着駅を入力すると、その指定発着駅を利用する候補経路を探索して出力するシステムが知られている。特許文献1には、端末装置での経路探索条件の入力時に、過去に経路探索に利用した頻度が高い順に候補地点を表示する技術が開示されている。
特開2008-302844号公報
従来の経路探索システムでは、ユーザが推測した発着駅を経路探索条件として入力して経路探索を行うが、特に土地勘が無い場所の経路探索などにおいて、駅名が似ている駅が複数存在していたり、近い距離に複数の駅が存在していたりすると、ユーザは意図する経路結果を得るまでに、試行錯誤して指定発着駅を変更しながら何度も経路探索を繰り返してしまうことがある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものである。本発明の目的は、経路探索時に再探索に係るユーザの負荷を低減できる情報処理システム、情報処理プログラムおよび情報処理方法を提供することにある。
本発明に係る情報処理システムは、
経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得する第1経路取得手段と、
前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定する別駅特定手段と、
前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更して探索した経路である別ルートを取得する第2経路取得手段と、
前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記別ルートを出力する出力制御手段と、
を備える。
本発明によれば、経路探索時に再探索に係るユーザの負荷を低減できる。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報処理システムが有する経路探索ログデータベースの一例を示すテーブルである。 図3は、第1の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施形態に係る情報処理システムにより表示される画面の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態の第1変形例に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態の第1変形例に係る情報処理システムにより表示される画面の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態の第1変形例に係る情報処理システムにより表示される画面の別例を示す図である。 図8は、第1の実施形態の第2変形例に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態の第2変形例に係る情報処理システムにより表示される画面の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態の第3変形例に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、第1の実施形態の第3変形例に係る情報処理システムにより表示される画面の一例を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の概略的な構成を示す図である。なお、同図において、各機能を行う機能部は、それぞれ各機能を行う手段ということができる。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置2と、サーバ3とを備えている。端末装置2とサーバ3とは、インターネット等のネットワーク4を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク4は、有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。なお、端末装置2およびサーバ3の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。
端末装置2は、ユーザが使用するものであり、たとえば、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末、ノートブックコンピュータ、またはデスクトップコンピュータなどの電子機器である
図1に示すように、端末装置2は、端末通信部21と、端末制御部22と、端末記憶部23と、端末入力部24と、端末出力部25とを有している。各部は、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
端末通信部21は、端末装置2とネットワーク4との間の通信インターフェースである。端末通信部21は、ネットワーク4を介して端末装置2とサーバ3との間で情報を送受信する。
端末制御部22は、端末装置2の各種処理を行う制御手段である。端末制御部22は、端末装置2内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
端末記憶部23は、たとえば内蔵メモリや外部メモリ(SDメモリカード等)などのデータストレージである。端末記憶部23には、端末制御部22が取り扱う各種データが記憶される。端末記憶部23は、必ずしも端末装置2内に設けられていなくてもよく、ネットワーク4を介して端末装置2と通信可能に接続された別の装置(たとえば、サーバ)内に設けられていてもよい。
端末入力部24は、ユーザが端末装置2に情報を入力するためのインターフェースであり、たとえばモバイル端末におけるタッチパネルやマイクロフォン、ノートブックコンピュータにおけるタッチパッド、キーボードまたはマウスなどである。
端末出力部25は、端末装置2からユーザに対して各種情報を出力するインターフェースであり、たとえば液晶ディスプレイ等の映像表示手段やスピーカ等の音声出力手段である。具体的には、たとえば、端末出力部25は、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示してもよい。
次に、サーバ3について説明する。図1に示すように、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ制御部32と、サーバ記憶部33とを有している。各部は、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
このうちサーバ通信部31は、サーバ3とネットワーク4との間の通信インターフェースである。サーバ通信部31は、ネットワーク4を介して端末装置2とサーバ3との間で情報を送受信する。
サーバ制御部32は、第1経路取得部32aと、第2経路取得部32bと、出力制御部32cと、別駅特定部32dとを有している。これらの各部は、サーバ3内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
第1経路取得部32aは、端末入力部24に対する経路探索条件の入力に応じて、たとえば後述する経路ネットワーク情報データベース33aを参照して、経路探索条件を満たすような候補経路(すなわち、経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路)を取得する。
別駅特定部32dは、たとえば後述する経路探索ログデータベース33cを参照して、経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせ(すなわち、再探索される可能性が高い発着駅の組み合わせ)か否かを判定し、よく再探索される発着駅の組み合わせであると判定した場合には、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の駅(以下「別駅」ともいう。)を特定する。
別駅特定部32dは、経路探索ログデータベース33cにてデータベース化された複数のユーザの経路探索ログのうち、所定期間内(たとえば5分以内)に発着駅の少なくとも一方を変更して再探索を実行したログに基づいて、前記別駅を特定してもよい。
また、よく再探索される発着駅の組み合わせか否かを判定する際、および、前記別駅の特定する際に、別駅特定部32dは、経路探索ログデータベース33cにてデータベース化された複数のユーザの経路探索ログのうち、ユーザ属性または利用傾向が類似するユーザのログのみを対象として利用してもよい。あるいは、別駅特定部32dは、経路探索ログデータベース33cにてデータベース化された複数のユーザの経路探索ログのうち、終電検索した後に再探索を実行したログのみを対象として利用してもよい。
別駅特定部32dにより前記別駅が特定された後、第2経路取得部32bは、指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更して探索した経路である別ルートを、たとえば後述する経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する。
出力制御部32cは、第1経路取得部32aにより取得された、指定発着駅を利用する候補経路を、端末装置2の端末出力部25を介して出力する。また、出力制御部32cは、第2経路取得部32bにより別ルートが取得されている場合には、指定発着駅を利用する候補経路と共に当該別ルートを、端末装置2の端末出力部25を介して出力する。
出力制御部32cは、たとえば後述する経路探索ログデータベース33cを参照して、別ルートの推奨理由ないし別ルートと候補経路との関係性を説明する補足情報を取得し、別ルートと併せて端末装置2の端末出力部25に出力してもよい。ここで、「別ルートと候補経路との関係性を説明する補足情報」は、変更元の駅と変更先の駅との間の距離に関する情報、他のユーザによる再探索の発生の有無に関する情報、再探索回数(他のユーザによって再探索されている件数)に関する情報、候補経路と別ルートとの位置関係に関する情報、候補経路と別ルートの移動手段の関連性(たとえば、変更元の駅と変更先の駅がどちらも新幹線の停車駅であることなど)に関する情報、候補経路と別ルートの時間帯に関する情報、および候補経路と別ルートの終電に関する情報、候補経路と別ルートとの料金の差分に関する情報(たとえば、新幹線利用の場合「東京駅まで行っても+500円です」「上野駅で降りれば1000円安いです」など)のうちの少なくとも1つであってもよい。
サーバ記憶部33は、たとえばハードディスク等の固定型データストレージである。サーバ記憶部33には、サーバ制御部32が取り扱う各種データが記憶される。たとえば、サーバ記憶部33は、交通ネットワーク情報を含む経路ネットワーク情報データベース33aと、地図情報を含む地図情報データベース33bと、経路探索ログデータベース33cとを含んでいる。
交通ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報である。交通網の情報としては、交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報等を含む。道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点であるノードのデータと、ノード間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。地図情報および経路ネットワーク情報は、渋滞状況の予測や経路探索に用いられる。
地図情報は、全国および各地方の道路地図などの地図データと、地図データに対応付けられた地図オブジェクト情報を含む。地図オブジェクト情報とは、地図上に表示される施設の形状についての形状情報、地図上に表示される注記についての注記情報、地図上に表示される記号についての記号情報などである。また、地図情報は公共交通機関の路線図に関する路線図情報を含んでいてもよい。
上記の交通ネットワーク情報および地図情報は、所定のタイミングでアップデートされてもよい。
経路探索ログデータベース33cには、複数のユーザの経路探索ログがデータベース化されている。図2は、経路探索ログデータベース33cに含まれるデータの一例を示している。
図2に示す例では、経路探索ログデータベース33cには、経路探索条件として指定された出発駅および到着駅と、再探索時に指定された出発駅および到着駅と、そのような再探索が行われた件数と、再探索の理由とが互いに関連付けて記憶されている。
具体的には、たとえば、図2に示すテーブルの1行目では、経路探索条件の出発駅として「新宿」駅、到着駅として「後楽園」駅が指定されて経路探索が行われた場合であって、所定期間内(たとえば5分以内)に、出発駅は「新宿」駅のまま、到着駅が「水道橋」駅に変更されて再探索された件数が、これまで123件あったことが記憶されている。また、到着駅の「後楽園」駅と「水道橋」駅との間の距離が近いこと(さらには、どちらの駅もドーム球場に近いこと)が再探索の理由として記憶されている。
図2に示すテーブルの2行目では、経路探索条件の出発駅として「東京」駅、到着駅として「大阪」駅が指定されて経路探索が行われた場合であって、所定期間内(たとえば5分以内)に、出発駅は「新宿」駅のまま、到着駅が「新大阪」駅に変更されて再探索された件数が、これまで456件あったことが記憶されている。また、到着駅の「大阪」駅と「新大阪」駅の駅名が似ていることが再探索の理由として記憶されている。
図2に示すテーブルの3行目では、経路探索条件の出発駅として「八王子」駅、到着駅として「新宿」駅が指定されて経路探索が行われた場合であって、所定期間内(たとえば5分以内)に、到着駅は「新宿」駅のまま、出発駅が「京王八王子」駅に変更されて再探索された件数が、これまで78件あったことが記憶されている。また、出発駅の「八王子」駅と「京王八王子」駅の駅名が似ていることが再探索の理由として記憶されている。
図2に示すテーブルの4行目では、経路探索条件の出発駅として「新大阪」駅、到着駅として「東京」駅が指定されて経路探索が行われた場合であって、所定期間内(たとえば5分以内)に、出発駅は「新大阪」駅のまま、出発駅が「品川」駅に変更されて再探索された件数が、これまで90件あったことが記憶されている。また、到着駅の「東京」駅と「品川」駅がどちらも新幹線の停車駅であって距離が近いことが再探索の理由として記憶されている。
経路探索ログデータベース33cの「再探索の理由」については、変更元の駅と変更先の駅との間の距離が所定距離(たとえば直線1km)以下であるか否か、または変更元の駅と変更先の駅の駅名が似ているか(たとえば駅名の一部が一致しているか)否かを、サーバ制御部32が地図情報データベース33等を参照して機械的に判断し、その判断結果を再探索の理由として経路探索ログデータベース33cに記憶してもよい。あるいは、データベースの管理者が、変更元の駅名と変更先の駅名とを目視で確認し、管理者の知見に基づいて推測される再探索の理由を、経路探索ログデータベース33cに手動で入力して記憶してもよい。また、経路探索ログデータベース33cにおいて「再探索の理由」の欄は、必ずしも必須ではなく、省略されていてもよい。
経路探索ログデータベース33cにおいて、経路探索ログが時間帯や曜日、特定の期間、季節などに基づいて分類され、データベース化されてもよい。この場合、別駅特定部32dは、経路探索リクエストに含まれる日時条件が上記分類に該当するかに基づいて対象として用いるログを特定し、当該ログに基づいて変更候補の別駅を特定してもよい。
なお、サーバ記憶部33は、必ずしもサーバ3内に設けられなくてもよく、ネットワーク4を介してサーバ3と通信可能に接続された別の装置内に設けられてもよい。
(動作の一例)
次に、図3および図4を参照して、情報処理システム1の動作の一例について説明する。図3は、情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図4は、情報処理システム1により表示される画面の一例を示す図である。
まず、図3に示すように、端末装置2のユーザが、経路探索条件の指定発着駅を端末入力部24に入力する(ステップS10)。入力された経路探索条件は、端末通信部21からネットワーク4を介してサーバ通信部31へと送信される。
第1経路取得部32aは、端末装置2から取得した経路探索条件を満たすような候補経路(すなわち、指定発着駅を利用する候補経路)を、経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する(ステップS11)。
また、別駅特定部32dは、指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせか否かを、経路探索ログデータベース33cを参照して判定する(ステップS13)。具体的には、たとえば、別駅特定部32dは、経路探索条件の指定発着駅にて経路探索が行われた後に指定発着駅の少なくとも一方が変更されて再探索された件数が所定数(たとえば50件)以上あるか否かを、経路探索ログデータベース33cを参照して判定する。そして、別駅特定部32dは、再探索された件数が所定数(たとえば50件)以上あった場合には、よく再探索される発着駅の組み合わせであると判定し、再探索された件数が所定数(たとえば50件)未満であった場合には、よく再探索される発着駅の組み合わせではないと判定する。
経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせではないと判定される場合には(ステップS12:NO)、出力制御部32cは、第1経路取得部32aにより取得された候補経路を、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、端末出力部25にて候補経路のみを出力させる(ステップS13)。
一方、経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせであると判定される場合には(ステップS12:YES)、別駅特定部32dは、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の別駅を、経路探索ログデータベース33cを参照して特定する(ステップS14)。具体的には、たとえば、経路探索条件の指定出発駅が「新宿」駅であり、指定到着駅が「後楽園」駅である場合、別駅特定部32dは、図2の経路探索ログデータベース33cを参照し、変更候補の到着駅として「水道橋」駅を特定する。
そして、第2経路取得部32bは、経路探索条件の指定発着駅の少なくとも一方を、ステップS14にて特定された別駅へと変更し、変更後の経路探索条件を満たすような別ルート(候補経路とは別の経路)を、経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する(ステップS15)。
出力制御部32cは、第1経路取得部32aにより取得された候補経路と、第2経路取得部32bにより取得された別ルートの両方を、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、図4に示すように、端末出力部25にて候補経路41、42とともに別ルート51を出力させる(ステップS16)。図4に示す例では、指定出発駅の「新宿」駅から指定到着駅の「後楽園」駅までの2つの候補経路41、42とともに、よく再探索されるルートして、指定出発駅の「新宿駅」から「水道橋」駅までの別ルート51が、端末出力部25に表示される。
ところで、発明が解決しようとする課題の欄でも言及したように、従来の経路探索システムでは、特に土地勘が無い場所の経路探索などにおいて、駅名が似ている駅が複数存在していたり、近い距離に複数の駅が存在していたりすると、ユーザは意図する経路結果を得るまでに、指定発着駅を変更しながら何度も経路探索を繰り返してしまうことがあった。
これに対し、本実施の形態によれば、第2経路取得部32bが、指定発着駅のうち少なくとも一方を別駅へ変更して探索した経路である別ルートを取得し、出力制御部32cが、指定発着駅を利用する候補経路ととともに別ルートを出力するため、ユーザは自ら再探索の操作をしなくても、再探索したのと同様な情報を受け取ることができる。したがって、ユーザが再探索を行う手間を省くことができ、利便性が大幅に向上する。また、端末装置2からサーバ3に対する再探索リクエスト数を削減でき、サーバ3への負荷を軽減できる。
(第1の変形例)
第1の実施形態の第1の変形例について、図5~図7を参照して説明する。図5は、第1の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図6は、第1の変形例に係る情報処理システム1により表示される画面の一例を示す図である。図7は、第1の変形例に係る情報処理システム1により表示される画面の別例を示す図である。第1の変形例において、ステップS10~S16は、上述した実施の形態と同様であり、説明を省略する。
図5に示すように、第1の変形例では、ステップS16の後、出力制御部32cが、経路探索ログデータベース33cを参照して、別ルートの推奨理由、または別ルートと候補経路との関係性を説明する補足情報を取得する(ステップS17)。次いで、出力制御部32cは、図6に示すように、取得した推奨理由または補足情報52を、別ルート51と併せて端末出力部35に出力する(ステップS18)。
具体的には、たとえば、図2および図6を参照し、経路探索条件の指定出発駅が「新宿」駅であり、指定到着駅が「後楽園」駅である場合には、ステップS17において、出力制御部32cは、「ドーム球場に近い」という再探索の理由を、別ルートの推奨理由ないし補足情報として取得する。そして、ステップS18において、出力制御部32cは、指定出発駅の「新宿」駅から「水道橋」駅までの別ルート51と併せて、「ドーム球場に行くならこのルートも便利です」という別ルートの推奨理由ないし補足情報52を、端末出力部25に出力する。図6に示す例のように、出力制御部32cは、「ドアtoドアの検索はこちら」などの次に推奨される操作を案内する表示53を、別ルート51と併せて出力してもよい。
また、たとえば、図2および図7を参照し、経路探索条件の指定出発駅が「新大阪」駅であり、指定到着駅が「東京」駅である場合には、ステップS15において、第2経路取得部32bが、指定出発駅の「新大阪」駅から「品川」駅までの経路を別ルートして取得し、ステップS17において、出力制御部32cは、図2を参照し、「距離が近い新幹線の停車駅」という再探索の理由を、別ルートの推奨理由ないし補足情報として取得する。そして、ステップS18において、出力制御部32cは、指定出発駅の「新大阪」駅から「品川」駅までの別ルート51と併せて、「新幹線利用の場合、このルートもよく検索されています」という別ルートの推奨理由ないし補足情報54を、端末出力部25に出力する。
以上のような第1の変形例によれば、出力制御部32cが、別ルートの推奨理由ないし別ルートと候補経路との関係性を説明する補足情報52、54を、別ルート51と併せて端末出力部25に出力するため、当該別ルート51の信用性が高まり、ユーザが当該別ルート51に納得してそれを採用する可能性が高まる。したがって、ユーザが再探索を行う手間をさらに省くことができ、利便性がさらに向上する。
なお、第1の変形例において、図5を参照し、ステップS17は、ステップS16の後に行われることは必ずしも必須ではなく、ステップS15とステップS16との間に行われてもよいし、ステップS14とステップS15との間に行われてもよい。
(第2の変形例)
第2の変形例について、図8および図9を参照して説明する。以下では、経路探索の際に経路探索条件としてユーザが終電検索(または始発検索)を指定できる場合を前提に説明するが、終電検索(または始発検索)を指定した経路探索要求の他、経路探索要求に含まれる日時条件が深夜時間帯(または早朝時間帯)に含まれる日時条件である場合も同様である。図8は、第2の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図9は、第2の変形例に係る情報処理システム1により表示される画面の一例を示す図である。
まず、図8に示すように、端末装置2のユーザが、経路探索条件の指定発着駅を端末入力部24に入力するとともに、経路探索条件として終電検索(または始発検索)を指定する(ステップS10’)。入力された経路探索条件は、端末通信部21からネットワーク4を介してサーバ通信部31へと送信される。
第1経路取得部32aは、端末装置2から取得した経路探索条件を満たすような候補経路(すなわち、終電検索時においては、ユーザが指定する出発駅から目的駅までの経路であって、最終電車を利用する経路など、出発時刻が営業日の中で最も遅い経路、始発検索時においては、ユーザが指定する出発駅から目的駅までの経路であって、一番電車を利用する経路など、出発時刻が営業日の中で最も早い経路)を、経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する(ステップS11’)。第1経路取得部32aは、利用する路線が異なる経路のバリエーションごとに複数の候補経路を取得してもよい。
次に、第2経路取得部32bは、以後の処理で利用する経路探索ログを決定する(ステップS19)。たとえば、第2経路取得部32bは、複数のユーザの経路探索ログのうち、終電検索(または始発検索)した後に再探索したログのみを対象として利用することを決定する。
そして、第2経路取得部32bは、指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせか否かを、経路探索ログデータベース33cのうち、ステップS19にて利用することが決定された経路探索ログのみを参照して判定する(ステップS13)。具体的には、たとえば、第2経路取得部32bは、経路探索条件の指定発着駅にて終電検索(または始発検索)が行われた後所定時間内に同一ユーザにより指定発着駅の少なくとも一方が変更されて再度終電検索(または始発検索)された件数が所定数(たとえば50件)以上あるか否かを、経路探索ログデータベース33cを参照して判定する。そして、第2経路取得部32bは、再度終電検索(または始発検索)された件数が所定数(たとえば50件)以上あった場合には、指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせであると判定し、再度終電検索(または始発検索)された件数が所定数(たとえば50件)未満であった場合には、指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせではないと判定する。
経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせではないと判定される場合には(ステップS12:NO)、上述した実施の形態と同様に、出力制御部32cは、第1経路取得部32aにより取得された候補経路を、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、端末出力部25にて候補経路を出力させる(ステップS13)。
一方、経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせであると判定される場合には(ステップS12:YES)、第2経路取得部32bは、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の別の駅を、経路探索ログデータベース33cのうち、ステップS19にて利用することが決定された経路探索ログのみを参照して特定する(ステップS14)。具体的には、たとえば、経路探索条件の指定出発駅が「新宿」駅であり、指定到着駅が「後楽園」駅である場合には、第2経路取得部32bは、経路探索ログデータベース33cのうち終電検索(または始発検索)した後に再検索したログのみを参照して、変更候補の到着駅として「水道橋」駅を特定する。
そして、第2経路取得部32bは、経路探索条件の指定発着駅の少なくとも一方を、ステップS14にて特定した別駅へと変更し、変更後の経路探索条件を満たすような別ルート(候補経路とは別の経路)を、経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する(ステップS15)。
出力制御部32cは、第1経路取得部32aにより取得された候補経路と、第2経路取得部32bにより取得された別ルートの両方を、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、図9に示すように、端末出力部25にて候補経路41、42とともに別ルート51を出力させる(ステップS16)。図9に示す例では、指定出発駅の「新宿」駅から指定到着駅の「後楽園」駅までの2つの候補経路41、42とともに、終電検索時によく再探索されているルートして、指定出発駅の「新宿駅」から「水道橋」駅までの別ルート51が、端末出力部25に一覧で表示される。なお、出力制御部32cは、終電検索時の「よく再探索されるルート」の出力時においては、候補経路よりも別ルートの方が出発時刻が遅い場合のみ、別ルートを出力するように制御してもよい。同様に、出力制御部32cは、始発検索時の「よく再探索されるルート」の出力時においては、候補経路よりも別ルートの方が到着時刻が早い場合のみ、別ルートを出力するように制御してもよい。
また、出力制御部32cは、経路探索ログデータベース33cのうち、ステップS19にて利用することが決定された経路探索ログのみを参照して、別ルートの推奨理由、または別ルートと候補経路との関係性を説明する補足情報を取得する(ステップS17)。具体的には、たとえば、経路探索条件の指定出発駅が「新宿」駅であり、指定到着駅が「後楽園」駅であって終電検索が指定されている場合において、出力制御部32cは、「距離が近く、終電が遅い」という再探索の理由を、別ルートの推奨理由ないし補足情報として取得する。
次いで、出力制御部32cは、図9に示すように、取得した推奨理由または補足情報55を、別ルート51と併せて端末出力部35に出力する(ステップS18)。図9に示す例では、出力制御部32cは、指定出発駅の「新宿」駅から「水道橋」駅までの別ルート51と併せて、「終電が遅い別ルートです。(徒歩距離800m)」という別ルートの推奨理由ないし補足情報55を、端末出力部25に出力する。なお、出力制御部32cは、別ルートの品質を保つために、ステップS16とS17の順番を逆転させたうえ、別ルートと候補経路との関係性が所定条件を満たす場合(たとえば、出発時刻の差、徒歩距離の差などが所定以内の場合)のみ、別ルートを出力するように制御してもよい。また、図9に示す例のように、出力制御部32cは、「到着駅を変えてもっとみる」などの次に推奨される操作を案内する表示56を、別ルート51と併せて出力してもよい。
以上のような第2の変形例によれば、複数のユーザの経路探索ログのうち、終電検索(または始発検索)した後に再探索したログのみを対象として利用するため、終電検索(または始発検索)を行うユーザにとってより適切な(再探索する可能性の高い)別ルート51を、第2経路取得部32bが取得するとともに、出力制御部32cが出力することができる。これにより、終電検索(または始発検索)を行うユーザにとって、出力される別ルート51の信用性はより高いものとなり、ユーザが当該別ルート51に納得してそれを採用する可能性がさらに高まる。したがって、ユーザが再探索を行う手間をさらに省くことができ、利便性がさらに向上する。
なお、上述した第2の変形例では、ステップS19において、第2経路取得部32bが、複数のユーザの経路探索ログのうち、終電検索(または始発検索)した後に再探索したログのみを対象として利用することを決定したが、これに限られるものではなく、たとえば、第2経路取得部32bは、ユーザの属性(たとえば、性別、年齢、生活地域など)または利用傾向が類似するユーザのログのみを対象として利用することを決定してもよい。この場合であっても、ユーザにとって、より適切な(再探索する可能性の高い)別ルート51を、第2経路取得部32bが取得するとともに、出力制御部32cが出力することができるから、ユーザにとって、出力される別ルート51の信用性はより高いものとなり、ユーザが当該別ルート51に納得してそれを採用する可能性がさらに高まる。したがって、ユーザが再探索を行う手間をさらに省くことができ、利便性がさらに向上する。
(第3の変形例)
第1の実施形態の第3の変形例について、図10および図11を参照して説明する。図10は、第3の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。図11は、第3の変形例に係る情報処理システム1により表示される画面の一例を示す図である。第3の変形例において、ステップS10~S14は、上述した実施の形態と同様であり、説明を省略する。
図10に示すように、第3の変形例では、ステップS14の後、出力制御部32cが、経路探索条件の指定発着駅の少なくとも一方を、ステップS14にて特定された別駅へと変更した変更後の経路探索条件(以下、別探索条件という)を、第1経路取得部32aにより取得された候補経路とともに、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、図11に示すように、端末出力部25にて候補経路41、42とともに別探索条件60を出力させる(ステップS20)。図11に示す例では、指定出発駅の「新宿」駅から指定到着駅の「後楽園」駅までの2つの候補経路41、42とともに、指定到着駅を「水道橋」駅に変更した別探索条件60が、端末出力部25に表示される。端末出力部25は、当初の指定出発駅とは異なる駅については、別の色で表示する等、識別しやすい態様で表示してもよい。
端末装置2のユーザが、端末出力部25に表示された別探索条件60を選択すると、別探索条件60にかかる情報が端末装置2からサーバ3へと送信される。
サーバ3の第2経路取得部32bは、端末装置2のユーザにより別探索条件が選択されたか否かを判定する(ステップS21)。別探索条件が選択されたと判定されない場合には(ステップS21:NO)、第2経路取得部32bは処理を終了する。
一方、別探索条件が選択されたと判定された場合には(ステップS21:YES)、第2経路取得部32bは、経路探索条件の指定発着駅の少なくとも一方を、ステップS14にて特定された別駅へと変更した経路探索条件(すなわち別探索条件)を満たすような別ルート(候補経路とは別の経路)を、経路ネットワーク情報データベース33aを参照して取得する(ステップS22)。
出力制御部32cは、第2経路取得部32bにより取得された別ルートを、サーバ通信部31からネットワーク4を介して端末通信部21へと送信し、端末出力部25にて候補経路41、42とともに別ルート51を出力させる(ステップS23)。
以上のような第3の変形例によれば、別駅特定部32dが、指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定し、出力制御部32cが、指定発着駅を利用する候補経路ととともに、指定発着駅のうち少なくとも一方を別駅へと変更した探索条件を出力するため、たとえば土地勘が無い場所の経路探索などにおいて、ユーザが再探索にあたって変更候補の別駅の駅名を知らない場合であっても、悩むことなく再探索を行うことが可能となり、再探索に係るユーザの負荷を大幅に低減できる。
(第2の実施形態)
上述した実施の形態およびその変形例では、複数のユーザの経路探索ログが経路探索ログデータベース33cにてデータベース化されており、第2経路取得部32bは、経路探索ログデータベース33cを参照することで、指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせか否かを判定し(ステップS12)、また、よく再探索される発着駅の組み合わせであると判定した場合、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の別駅を特定したが(ステップS14)、本発明はこれに限定されるものではない。
図12は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の概略的な構成を示す図である。第2の実施形態では、第2経路取得部32bは、複数のユーザの経路探索ログを機械学習する機械学習部32b1を有しており、サーバ記憶部33には、経路探索ログデータベース33cの代わりに、機械学習部32b1による経路探索ログの学習済みモデル33dが記憶されている。
このような第2の実施形態では、第2経路取得部32bは、ステップS12において、経路探索条件の指定発着駅がよく再探索される発着駅の組み合わせか否かを、機械学習部32b1の学習結果に基づいて判定する(すなわち、経路探索ログの学習済みモデル33dを利用して予測する)。そして、よく再探索される発着駅の組み合わせであると判定(予測)された場合、第2経路取得部32bは、ステップS14において、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の別駅を、機械学習部32b1の学習結果に基づいて特定する(すなわち、経路探索ログの学習済みモデル33dを利用して予測する)。
以上のような第2の実施形態によれば、たとえば、経路探索条件の指定発着駅が新駅であったり駅名変更されたばかりであったりして、その経路探索条件で経路探索されたログの絶対数が少なく、データベース化が難しい場合であっても、第2経路取得部32bは、機械学習部32b1の学習結果に基づいて、経路探索条件の指定発着駅が再探索される可能性が高い組み合わせか否かを予測することができ、また、再探索される可能性が高い組み合わせであると予測した場合、指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の別駅を、機械学習部32b1の学習結果に基づいて予測することができる。したがって、より広範囲な経路探索条件に対応可能となり、利便性がさらに向上する。
なお、上述した実施形態において「駅」は、鉄道駅に限定されるものでなく、バス停留所であってもよいし、空港であってもよい。たとえば、第1経路取得部32aが、経路探索条件の指定発着駅(=鉄道駅)を利用する候補経路(=電車を利用する経路)を取得するとともに、第2経路取得部32bが、指定発着駅のうち少なくとも一方を別駅(=バス停留所または空港)へ変更して探索した経路である別ルート(=バスまたは飛行機を利用する経路)を取得し、出力制御部32cが、電車を利用する候補経路と共に、別ルートとしてバスまたは飛行機を利用する経路を出力してもよい。あるいは、第1経路取得部32aが、経路探索条件の指定発着駅(=バス停留所または空港)を利用する候補経路(=バスまたは飛行機を利用する経路)を取得するとともに、第2経路取得部32bが、指定発着駅のうち少なくとも一方を別駅(=鉄道駅)へ変更して探索した経路である別ルート(=電車を利用する経路)を取得し、出力制御部32cが、バスまたは飛行機を利用する候補経路と共に、別ルートとして電車を利用する経路を出力してもよい。
なお、上述した実施形態で説明した情報処理システム1の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ハードウェアで構成する場合には、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システム1の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、一つまたは複数の情報処理装置によって情報処理システム1を機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1つをコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システム1の少なくとも1つの手段として機能が実現されてもよい。
また、方法の発明においては、全ての工程(ステップ)をコンピュータによって自動制御で実現するようにしてもよい。また、各工程をコンピュータに実施させながら、工程間の進行制御を人の手によって実施するようにしてもよい。また、さらには、全工程のうちの少なくとも一部を人の手によって実施するようにしてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や様々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 情報処理システム
2 端末装置
21 端末通信部
22 端末制御部
23 端末記憶部
24 端末入力部
25 端末出力部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ制御部
32a 第1経路取得部
32b 第2経路取得部
32b1 機械学習部
32c 出力制御部
33 サーバ記憶部
33a 経路ネットワーク情報データベース
33b 地図情報データベース
33c 経路探索ログデータベース
33d 経路探索ログの学習済みモデル
4 ネットワーク
41、42 指定発着駅を利用する候補経路
51 別ルート
52、54、55 別ルートの推奨理由ないし補足情報

Claims (13)

  1. 経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得する第1経路取得手段と、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定する別駅特定手段と、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更して探索した経路である別ルートを取得する第2経路取得手段と、
    前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記別ルートを出力する出力制御手段と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得する第1経路取得手段と、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定する別駅特定手段と、
    前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更した探索条件を出力する出力制御手段と、
    を備えた情報処理システム。
  3. 前記別駅特定手段は、複数のユーザの経路探索ログに基づいて前記別駅を特定する、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記別駅特定手段は、複数のユーザが所定期間内に発着駅の少なくとも一方を変更して再探索を実行したログに基づいて前記別駅を特定する、
    請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記別駅特定手段は、複数のユーザの検索探索ログを機械学習し、経路探索条件の指定発着駅の少なくとも一方について変更候補の駅を学習結果に基づいて予測し、前記別駅として特定する、
    請求項3または4に記載の情報処理システム。
  6. 前記別駅特定手段は、複数のユーザの経路探索ログのうち、ユーザ属性または利用傾向が類似するユーザのログのみを対象として用いる、
    請求項3~5のいずれかに記載の情報処理システム。
  7. 前記別駅特定手段は、複数のユーザの経路探索ログのうち、終電検索した後に再探索したログのみを対象として用いる、
    請求項3~5のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. 前記出力制御手段は、前記別ルートの推奨理由または前記別ルートと前記候補経路との関係性を説明する補足情報を、前記別ルートと併せて出力する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記補足情報は、変更元駅と変更先駅との間の距離、再探索回数、候補経路と別ルートとの位置関係、候補経路と別ルートの時間帯に関する情報、および候補経路と別ルートの終電に関する情報のうちの少なくとも1つである、
    請求項8に記載の情報処理システム。
  10. コンピュータを、
    経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得する第1経路取得手段、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定する別駅特定手段、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更して探索した経路である別ルートを取得する第2経路取得手段、
    前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記別ルートを出力する出力制御手段、
    として機能させる情報処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得する第1経路取得手段、
    前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定する別駅特定手段、
    前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更した探索条件を出力する出力制御手段、
    として機能させる情報処理プログラム。
  12. 第1経路取得手段が、経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得するステップと、
    別駅特定手段が、前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定するステップと、
    第2経路取得手段が、前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更して探索した経路である別ルートを取得するステップと、
    出力制御手段が、前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記別ルートを出力するステップと、
    を備えた情報処理方法。
  13. 第1経路取得手段が、経路探索条件の指定発着駅を利用する候補経路を取得するステップと、
    別駅特定手段が、前記指定発着駅のうち少なくとも一方について変更候補の別駅を特定するステップと、
    出力制御手段が、前記指定発着駅を利用する候補経路と共に、前記指定発着駅のうち少なくとも一方を前記別駅へ変更した探索条件を出力するステップと、
    を備えた情報処理方法。
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