JP7022653B2 - 抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 - Google Patents
抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7022653B2 JP7022653B2 JP2018106229A JP2018106229A JP7022653B2 JP 7022653 B2 JP7022653 B2 JP 7022653B2 JP 2018106229 A JP2018106229 A JP 2018106229A JP 2018106229 A JP2018106229 A JP 2018106229A JP 7022653 B2 JP7022653 B2 JP 7022653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antiviral
- weight
- agent
- fiber
- treatment liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
まず、本発明が抗ウイルス性を付与することを対象とする繊維製品は、繊維そのもの、もしくはこれを用いたものであって、前述のとおり、その加工前に準備される繊維製品が、そのまま最終製品の形になっているものであってもよいし、繊維製品に変形を加えたり、他の部材を組み合わせて形状や構成を変えたりして、最終製品にするものであってもよい。
[抗ウイルス剤(A)]
本発明の抗ウイルス性繊維用加工剤に用いられる抗ウイルス剤(A)は、下記の式(1)で示されるポリアルキレンビグアナイド化合物およびその塩の少なくとも一方である。
上記式(1)で示されるポリアルキレンビグアナイド化合物およびその塩は、単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
本発明の抗ウイルス性繊維用加工剤に用いられる塩化ベンザルコニウム(B)は、抗菌剤として知られているものであり、公知の方法にしたがって製造したものを用いることができるが、市販の製品を用いてもよい。市販製品としては、例えば、日本製薬社製「オスバン」、丸石製薬社製「ウエルパス」等があげられる。
本発明に用いられる有機バインダー(C)は、接合効果を有する化合物をいい、例えば、メラミン系化合物、グリオキサール系化合物、ウレタン系化合物、ブロック化イソシアネート系化合物、シリコーン系化合物、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、オルガノシロキサンとしてシリコーンを含有するアクリル系樹脂があげられる。
上記有機バインダー(C)のなかでも、メラミン系化合物やグリオキサール系化合物のように架橋反応を起こして繊維製品とポリアルキレンビグアナイド化合物(A)との間に化学的に結合を起こすものであると接合性を向上させる効果が特に高いため、好ましい。
しかし、本発明で用いることができるバインダーとしては、必ずしも化学結合を起こす物質に限定されるものではなく、ポリアルキレンビグアナイド化合物(A)と繊維基材との間の親和性を高めて、ポリアルキレンビグアナイド化合物(A)を繊維製品の表面に保持させるものであれば架橋反応しないものであっても用いることができる。
これらは、単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
つぎに、本発明の、抗ウイルス性繊維製品の製造方法について説明する。本発明の製法は、例えば、上記抗ウイルス性繊維用加工剤を水等で希釈、または溶解して抗ウイルス性繊維用処理液をまず作製し、この抗ウイルス性繊維用処理液を、目的とする繊維製品に接触させ、両者を接触させた状態で所定の加熱処理を行うというものである。上記繊維製品と抗ウイルス性繊維用処理液とを接触させる方法、および両者を接触させた状態で加熱処理する方法については、対象とする繊維製品の種類や材質に応じて、好ましい方法を適宜選択することができる。
上記ウイルス性繊維用処理液(以下「処理液」とすることがある)は、一般に、抗ウイルス性繊維用加工剤を水で溶解した水溶液が用いられるが、有機溶剤を溶媒とした溶液や、分散液等を用いてもよい。また、(A),(B),必要に応じて(C)の各成分を所定の濃度となるように調製したものを処理液としてもよい。その際、上記各成分を一度に配合してもよいし、順次配合するようにしてもよい。上記処理液には、対象とする繊維製品の種類や処理条件等に応じて、各種の助剤、添加剤を配合することができる。
具体的には、ポリエステル系繊維と綿、レーヨン、羊毛、絹等の天然繊維との混紡品を加工処理する際や、ポリエステル系繊維とポリアミド系、アクリル系、ポリウレタン系の繊維との混紡品を加工処理する際には、加工温度、時間によって、ポリエステル系繊維以外の繊維が、抗ウイルス性繊維用加工剤のカチオンの作用によって変色、硬化、縮化等の異常を生じたり、抗ウイルス性の喪失が生じたりすることがある。
そこで、このような事態を防止するために、助剤として、フィックス剤(Fixer)、緩染剤、蛍光増白剤等の繊維加工用薬剤を用いることが好ましい。
上記製法によって得られる、本発明の抗ウイルス性繊維製品は、先にも述べたとおり、とりわけエンベロープ型ウイルスに対して優れた抗ウイルス性を示す。そして、この優れた抗ウイルス性は、耐水性、洗濯耐久性を備え、長く持続するため、この抗ウイルス性繊維製品に対し、繰り返し水洗いや水拭き、洗濯を施すことができ、長期にわたって清浄に使用することができる。
[耐洗濯性評価のための試験方法]
まず、耐洗濯性については、JIS L 0217 103号に準拠した洗濯方法により40℃、10回の洗濯を、対象とする抗ウイルス性繊維製品に適用し、その洗濯耐久性を下記に示すとおり測定した。
そして、本発明における抗ウイルス性の評価は、以下に示すプラック測定法(一般社団法人繊維評価技術協議会、抗ウイルス加工準備委員会の提案による)によって求められる抗ウイルス活性値によって行う。
JIS L 1922附属書Gによると、抗ウイルス性は、上記抗ウイルス活性値が2.0以上3.0未満であれば「効果あり」と評価され、3.0以上あれば「充分な効果」と評価されている。
対象ウイルスは、インフルエンザウイルス(エンベロープ型、人インフルエンザウイルスを含む)とし、犬腎臓由来細胞を用いる。そして、対象素材とウイルス液を25℃、2時間接触後、ウイルス液と犬腎臓由来細胞で後培養し、培養細胞でウイルスの増減(感染価)を算出し、ブランク(未処理素材)との対数値差を算定して抗ウイルス活性値を求める。
まず、本発明の抗ウイルス性繊維用加工剤を水に溶解し、ポリヘキサメチレンビグアニジンクロライド(分子量:2000)(A成分)、塩化ベンザルコニウム(B成分)、メラミン系化合物(三木理研工業社製、MA-156:C成分)、硬化剤(三木理研工業社製、RC-3)を表1に示すとおりに含有する処理液を作製した。ついで、ポリエステル標準布(帝人社製、商品名:トロピカル、以下同じ)を上記処理液に浸漬後、マングルで75%絞りとし、各々を180℃で1分間乾燥後、180℃の温度で1分間の条件で、加熱処理を行った。
なお、加工時の圧力は、いずれの段階においても常圧(加圧も減圧もしていない状態)である(以下の例においても、特に記載がない場合は常圧である)。
そして、各試料について、40℃の家庭洗濯10回後に、抗ウイルス剤(A)および塩化ベンザルコニウム(B)の残存量を定量分析し、下記の基準にしたがって耐洗濯性または堅牢度を評価した。
また、上記家庭洗濯10回後の試料について、人インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス性について、前述のプラック測定法により活性値をもとめ、下記の基準にしたがって評価した。これらの結果を後記の表1に併せて示す。
抗ウイルス性繊維用加工剤中の抗ウイルス剤(A)の残存量の定量分析は、前述の[耐洗濯性評価のための試験方法]に基づいて行った。
すなわち、まず、対象となる抗ウイルス性繊維製品に対し、所定の家庭洗濯を実施した後、その0.5g分を、25gの2規定の塩酸水溶液に浸漬した状態でガラス容器に入れ、80℃、60分間の抽出を実施した。抽出後、水酸化ナトリウム水溶液にて中和したものについて、抗ウイルス剤(A)の定量分析を行った。
また、耐洗濯性の評価基準は、インフルエンザウイルスに対し有効な残存量を基準として、以下のとおり評価した。
○(良い):抗ウイルス剤(A)の残存量が1500ppm以上。
△(合格):抗ウイルス剤(A)の残存量が1500ppm未満500ppm以上。
×(悪い):抗ウイルス剤(A)の残存量が500ppm未満。
各実施例及び比較例で得られた難燃性ポリエステル繊維製品について、JIS L 0849(2004)に記載されている摩擦に対する染色堅牢度に影響を及ぼすことが知られている塩化ベンザルコニウム(B)の残存量を測定することにより行った。
すなわち、対象となる抗ウイルス性繊維製品に対し、所定の家庭洗濯を実施した後、その5g分を、100gのイオン交換水に浸漬した状態で耐圧性のステンレス容器に入れ、130℃、30分間の抽出を実施し、各抽出液について、定量分析を行った。
また、堅牢度の評価基準は、各抽出液における含有量から以下のとおり評価した。
〇(良い):塩化ベンザルコニウム(B)の含有量が1000ppm未満。
△(合格):塩化ベンザルコニウム(B)の含有量が1000ppm以上2000ppm未満。
×(悪い):塩化ベンザルコニウム(B)の含有量が2000ppm以上。
前記プラック測定法で算出した抗ウイルス活性値に基づいて以下のとおり評価した。
〇(良い):抗ウイルス活性値が3.0以上。
△(合格):抗ウイルス活性値が2.0以上3.0未満。
×(悪い):抗ウイルス活性値が2.0未満。
すなわち、比較例1の活性値は1.9、比較例2の活性値は0.5であり、これらの活性値を足しても2.4にしかならない。これに対し、実施例1の活性値は4.1もあることから、抗ウイルス剤(A)と塩化ベンザルコニウム(B)とを組み合わせた本発明の抗ウイルス性繊維用加工剤は、安全性に優れ、しかも当業者が予想できない極めて優れた抗ウイルス性を奏することがわかる。また、塩化ベンザルコニウム(B)を有しない比較例3は、抗ウイルス剤(A)の含有量が同じ実施例3と比較してわかるとおり、抗ウイルス性に劣っている。
Claims (8)
- 抗ウイルス剤(A)と塩化ベンザルコニウム(B)と有機バインダー(C)とを有する抗ウイルス性繊維用加工剤であって、
上記抗ウイルス剤(A)が下記の式(1)で示されるポリアルキレンビグアナイド化合物およびその塩の少なくとも一方であり、
上記有機バインダー(C)がメラミン系化合物およびグリオキサール系化合物の少なくとも一方であり、
この抗ウイルス性繊維用加工剤を希釈して抗ウイルス性繊維用処理液に調製したときにおける上記抗ウイルス剤(A)の濃度が、対象とする繊維製品の重量を基準として、0.1重量%以上1.6重量%以下となり、かつ上記有機バインダー(C)の濃度が、対象とする繊維製品の重量を基準として、0.03重量%以上0.3重量%以下となるように設定されていることを特徴とする抗ウイルス性繊維用加工剤。
- 上記抗ウイルス剤(A)のポリアルキレンビグアナイド化合物が、ポリヘキサメチレンビグアナイド化合物であることを特徴とする請求項1記載の抗ウイルス性繊維用加工剤。
- 抗ウイルス性繊維製品を製造するために繊維製品に接触させる処理液であって、
上記処理液が、抗ウイルス剤(A)、塩化ベンザルコニウム(B)および有機バインダー(C)を有し、
上記抗ウイルス剤(A)が、下記の式(1)で示されるポリアルキレンビグアナイド化合物およびその塩の少なくとも一方であり、
上記有機バインダー(C)がメラミン系化合物およびグリオキサール系化合物の少なくとも一方であり、
上記抗ウイルス剤(A)の濃度が、対象とする繊維製品の重量を基準として、0.1重量%以上1.6重量%以下であり、
上記有機バインダー(C)の濃度が、対象とする繊維製品の重量を基準として、0.03重量%以上0.3重量%以下であることを特徴とする抗ウイルス性繊維用処理液。
- 上記抗ウイルス性繊維用処理液が、請求項1または2記載の抗ウイルス性繊維用加工剤を有することを特徴とする請求項3記載の抗ウイルス性繊維用処理液。
- 上記抗ウイルス性繊維用処理液における塩化ベンザルコニウム(B)の濃度が、0.01重量%以上0.8重量%以下であることを特徴とする請求項3または4記載の抗ウイルス性繊維用処理液。
- 請求項3~5のいずれか一項に記載の抗ウイルス性繊維用処理液の抗ウイルス剤(A)および塩化ベンザルコニウム(B)が、繊維製品の少なくとも表面に固定されたことを特徴とする抗ウイルス性繊維製品。
- 社団法人繊維評価技術協議会が定める抗菌防臭加工の認定基準に準じた標準洗濯法における10回の洗濯処理後の抗ウイルス活性値が3.0以上であることを特徴とする請求項6記載の抗ウイルス性繊維製品。
- 請求項6または7記載の抗ウイルス性繊維製品を製造する方法であって、請求項3~5のいずれか一項に記載の抗ウイルス性繊維用処理液に繊維製品を接触させ、上記抗ウイルス性繊維用処理液に接触させた繊維製品を90℃以上200℃以下の温度で加熱処理を行うことにより、上記抗ウイルス性繊維用処理液の抗ウイルス剤(A)および塩化ベンザルコニウム(B)を上記繊維製品の少なくとも表面に固定させることを特徴とする抗ウイルス性繊維製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106229A JP7022653B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018106229A JP7022653B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019210563A JP2019210563A (ja) | 2019-12-12 |
JP7022653B2 true JP7022653B2 (ja) | 2022-02-18 |
Family
ID=68846430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018106229A Active JP7022653B2 (ja) | 2018-06-01 | 2018-06-01 | 抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7022653B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112655716A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-04-16 | 三河市京纳环保技术有限公司 | 一种三元复合组分高效抗菌抗病毒处理剂及其制备方法与它的用途 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006340949A (ja) | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Daio Paper Corp | 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品 |
JP2007045732A (ja) | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Daio Paper Corp | 消毒液および消毒用物品 |
JP2010018915A (ja) | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Osaka Kasei Kk | 抗ウイルス性繊維製品 |
JP2011030793A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Daio Paper Corp | 清掃用水解性ウェットシート |
US20120087963A1 (en) | 2009-02-27 | 2012-04-12 | Bio Technics Limited | Disinfectant composition comprising a biguanide compound |
CN104116454A (zh) | 2014-08-15 | 2014-10-29 | 深圳市环胜家居用品有限公司 | 一种湿巾及其制备方法 |
CN104248776A (zh) | 2014-09-03 | 2014-12-31 | 枝江奥美医疗用品有限公司 | 用于敷料的抗菌溶液、抗菌敷料和抗菌敷料的制备方法 |
CN107440985A (zh) | 2017-06-16 | 2017-12-08 | 广州白云山拜迪生物医药有限公司 | 一种含有植物成分的高效杀菌卫生湿巾及其制备方法 |
JP2018002597A (ja) | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日華化学株式会社 | 抗ウイルス剤及び抗ウイルス性繊維製品 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0252695A2 (en) * | 1986-07-09 | 1988-01-13 | S F H Ag. | Improvements in and relating to deodorising compositions |
JPH0782665A (ja) * | 1993-09-10 | 1995-03-28 | Zeneka Kk | 抗菌性繊維の製造方法 |
-
2018
- 2018-06-01 JP JP2018106229A patent/JP7022653B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006340949A (ja) | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Daio Paper Corp | 抗菌性を有するウェットタイプ拭き取り用品 |
JP2007045732A (ja) | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Daio Paper Corp | 消毒液および消毒用物品 |
JP2010018915A (ja) | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Osaka Kasei Kk | 抗ウイルス性繊維製品 |
US20120087963A1 (en) | 2009-02-27 | 2012-04-12 | Bio Technics Limited | Disinfectant composition comprising a biguanide compound |
JP2011030793A (ja) | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Daio Paper Corp | 清掃用水解性ウェットシート |
CN104116454A (zh) | 2014-08-15 | 2014-10-29 | 深圳市环胜家居用品有限公司 | 一种湿巾及其制备方法 |
CN104248776A (zh) | 2014-09-03 | 2014-12-31 | 枝江奥美医疗用品有限公司 | 用于敷料的抗菌溶液、抗菌敷料和抗菌敷料的制备方法 |
JP2018002597A (ja) | 2016-06-27 | 2018-01-11 | 日華化学株式会社 | 抗ウイルス剤及び抗ウイルス性繊維製品 |
CN107440985A (zh) | 2017-06-16 | 2017-12-08 | 广州白云山拜迪生物医药有限公司 | 一种含有植物成分的高效杀菌卫生湿巾及其制备方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
ARMSTRONG,J.A., FROELICH,E.J.,Inactivation of Viruses by Benzalkonium Chloride,Applied Microbiology,米国,American Society for Microbiology,1964年,Vol.12, No.2,132-137 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019210563A (ja) | 2019-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6920394B2 (ja) | 布地及び関連する基材のための消毒性組成物、及び抗菌的、抗ウイルス的、及び抗真菌的消毒性、洗浄耐久性を提供し、多機能的特性を用いて必要に応じて強化するための基材の処理方法 | |
EP3187654B1 (en) | Wash-durable antimicrobial textile material having stain-release capabilities, in particular for reusable sanitary napkin | |
JP2021107609A (ja) | 洗浄耐久性があり、抗細菌特性及び/又は改善された耐洗浄性を有するフェイスマスク | |
JP2016535179A5 (ja) | ||
JP2012514700A (ja) | 耐久性のある抗菌特性をカーペットに付与するための方法および処理組成物 | |
JP6726100B2 (ja) | 抗菌・抗かび加工製品の製法およびそれによって得られる抗菌・抗かび加工製品 | |
WO2014139931A2 (en) | Method and composition obtaining water-repellent and or water soluble dirt repellent textiles | |
JP6734776B2 (ja) | 抗ウイルス加工製品の製法およびそれによって得られる抗ウイルス加工製品 | |
JP7022653B2 (ja) | 抗ウイルス性繊維用加工剤および抗ウイルス性繊維用処理液、それにより加工処理された抗ウイルス性繊維製品ならびにその製造方法 | |
JP2022098204A (ja) | 抗ウィルス繊維構造体およびその製造方法、抗ウィルス加工製品 | |
JP6092510B2 (ja) | 抗菌性繊維構造物 | |
JP6801954B2 (ja) | 抗菌及び抗ウイルス加工剤及びそれによる加工品 | |
JP7259150B2 (ja) | 抗菌及び抗ウイルス加工剤及びそれによる加工品 | |
WO2009128871A1 (en) | Textile substrates exhibiting enhanced antifungal attributes | |
JP2022159227A (ja) | 加工剤、処理剤、加工物品ならびに加工物品の製造方法 | |
JP2018119245A (ja) | 繊維構造物 | |
JP2007169799A (ja) | 抗菌・難燃性ポリエステル系繊維構造物およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200819 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200819 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201215 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210105 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210506 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210506 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210706 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20211102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7022653 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |