JP7021923B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
洗濯機は、洗濯機本体の上部を構成するトップカバーに、水槽内に水を供給するための給水ユニットを備えている。ここで、例えば日本国において使用する洗濯機においては、給水ユニットは、一般的に、その上面に給水口を有する構成となっている。
特開2017-185088号公報
ところで、日本国以外の国、例えば、中華人民共和国やタイ王国においては、給水ユニットは、一般的に、その背面に給水口を有する構成となっている。そのため、日本国において使用する洗濯機のトップカバー、つまり、給水口を上面に有する給水ユニットを想定して設計されたトップカバーを、日本国以外の国において使用する洗濯機のトップカバーとして用いようとすると、給水口の位置の相違から、給水ユニットの特に給水口が存在する背面を覆うことができず露出してしまう。
そこで、給水口を上面に有する給水ユニットを想定して設計されたトップカバーに、給水口を背面に有する給水ユニットを取り付ける場合であっても、その給水口が存在する給水ユニットの背面を覆うことができるようにした洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体の上部を構成するトップカバーに、給水口を上面に有する上面型給水ユニットを取り付け可能に構成された洗濯機であって、給水ユニット収容部、背面型給水ユニット、非背面カバー、背面カバーを備える。給水ユニット収容部は、前記トップカバーに設けられる。背面型給水ユニットは、前記給水ユニット収容部に収容されるものであって、給水口を背面に有する。非背面カバーは、前記給水ユニット収容部に収容される前記背面型給水ユニットの背面以外の面を覆う。背面カバーは、前記給水ユニット収容部に収容される前記背面型給水ユニットの背面を覆う。そして、前記給水ユニット収容部と前記非背面カバーが連結可能であり、前記給水ユニット収容部と前記背面カバーが連結可能であり、前記非背面カバーと前記背面カバーが連結可能であり、前記背面カバーは、前記背面型給水ユニットに連結可能である
本実施形態に係る洗濯機の全体の構成例を概略的に示すものであり、背面型給水ユニットが取り付けられた状態を示す側面図 本実施形態に係る洗濯機の上部の背面の構成例を概略的に示す背面図 本実施形態に係る洗濯機の全体の構成例を概略的に示すものであり、上面型給水ユニットが取り付けられた状態を示す側面図 本実施形態に係る洗濯機の製造方法の一例を概略的に示す図(その1) 本実施形態に係る給水ユニットアセンブリが給水ユニット収容部内に収容された状態を概略的に示す斜視図 本実施形態に係る洗濯機の製造方法の一例を概略的に示す図(その2) 本実施形態に係る洗濯機の製造方法の一例を概略的に示す図(その3) 本実施形態に係る背面カバーの構成例を概略的に示す斜視図 本実施形態に係る背面カバーに対し背面型給水ユニットを連結させる構成例を概略的に示す図 本実施形態に係る上面カバーおよび背面カバーの給水口周辺部分の構成例を概略的に示す断面図 本実施形態に係る背面カバーの構成について複数の変形例を概略的に示す図 本実施形態に係る背面型給水ユニットと背面カバーとを連結するための構成について複数の変形例を概略的に示す図 本実施形態に係る凸部の構成について複数の変形例を概略的に示す図
以下、洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機10は、回転槽の回転軸が縦方向である、いわゆる縦軸型の洗濯機であり、その外郭を構成する洗濯機本体11の上部をトップカバー12により構成している。詳しい図示は省略するが、洗濯機本体11の内部には、上面が開口した有底円筒状の水槽、この水槽内において回転可能に設けられている有底円筒状の回転槽、この回転槽の底部において回転可能に設けられているパルセータ、回転槽およびパルセータを回転させるモータ、水槽内に水を供給する給水機構部、水槽内の水を機外に排出する排水機構部、などが設けられている。
トップカバー12は、そのほぼ中央部に、洗濯物を出し入れするための図示しない洗濯物出入口を備えている。また、トップカバー12は、この洗濯物出入口を開閉する図示しない蓋を備えている。また、トップカバー12は、その一部、この場合、少なくとも洗濯物出入口よりも後側の部分に給水ユニット収容部20を備えている。給水ユニット収容部20は、トップカバー12の後部側において洗濯機本体11の左右方向に延びる長尺な空間となっている。給水ユニット収容部20の上部には、トップカバー12とは別部品である上面カバー21が着脱可能に取り付けられるようになっている。また、給水ユニット収容部20の後部には、トップカバー12および上面カバー21とは別部品である背面カバー22が着脱可能に取り付けられるようになっている。
本実施形態に係る洗濯機10は、給水ユニットの給水口を洗濯機本体11の上面ではなく背面に有する構成を想定している。そのため、本実施形態では、給水ユニット収容部20に、背面型給水ユニット30が収容される。背面型給水ユニット30は、その背面に給水口31を有する構成である。
上面カバー21は、給水ユニット収容部20に背面型給水ユニット30が収容された状態において、給水ユニット収容部20の上部に取り付けられて、背面型給水ユニット30の背面以外の面、この場合、上面を覆う。上面カバー21は、背面型給水ユニットの背面以外の面を覆う非背面カバーの一例である。一方、背面カバー22は、給水ユニット収容部20に背面型給水ユニット30が収容された状態において、給水ユニット収容部20の後部に取り付けられて、背面型給水ユニット30の背面、つまり、給水口31が存在する面を覆う。このように、上面カバー21は、給水ユニット収容部20に連結されて固定される。背面カバー22は、給水ユニット収容部20に連結されて固定される。また、上面カバー21および背面カバー22は、相互に連結されて固定される。即ち、本実施形態に係る洗濯機10は、上面カバー21および背面カバー22を、給水ユニット収容部20を備えるトップカバー12とは別部品として有する構成であり、これら上面カバー21および背面カバー22を別部品として給水ユニット収容部20に組み付ける構成となっている。
図2に例示するように、上面カバー21の背面の下端には、半円形状に切り欠かれた切り欠き部21aが設けられている。一方、背面カバー22の上端には、半円形に切り欠かれた切り欠き部22aが設けられている。給水ユニット収容部20の上部に上面カバー21が取り付けられ、且つ、後部に背面カバー22が取り付けられた状態では、上面カバー21の切り欠き部21aと背面カバー22の切り欠き部22aとが相互に対向し、これにより、円形状に開口する孔部40が形成される。そして、給水ユニット収容部20内に収容されている背面型給水ユニット30の給水口31は、この孔部40に挿通されて、洗濯機本体11の背面から後方に突出する。
なお、本実施形態に係る洗濯機10は、複数、この場合、2つの孔部40を備えている。そのため、背面型給水ユニット30が複数、例えば、温水用および冷水用の2つの給水口31を備える構成であっても、それら2つの給水口31をそれぞれ孔部40に挿通できる構成となっている。また、背面型給水ユニット30が1つの給水口31を備える構成である場合には、2つの孔部40のうち一方に給水口31を挿通させ、他方の孔部40に蓋41を取り付けて塞ぐことができる構成となっている。
図3に例示するように、上述したトップカバー12は、給水ユニット収容部20に上面型給水ユニット130も取り付け可能に構成されている。上面型給水ユニット130は、その上面に給水口131を有する構成である。即ち、洗濯機10は、給水ユニットの給水口を洗濯機本体11の背面ではなく上面に有する構成とすることも可能である。上面型給水ユニット130をトップカバー12に取り付ける場合には、上述した上面カバー21に代えて、上部カバー121が用いられる。この上部カバー121は、給水ユニット収容部20に上面型給水ユニット130が収容された状態において、給水ユニット収容部20の上部に取り付けられて、上面型給水ユニット130の上面、つまり、給水口131が存在する面を覆う。なお、上部カバー121には、上面型給水ユニット130の給水口131が挿通される孔部140が設けられている。上部カバー121は、孔部140が設けられていることを除き、基本的には、上述した上部カバー21と同じ構成となっている。また、給水ユニット収容部20に上面型給水ユニット130を収容する場合には、上面型給水ユニット130の給水口131が存在する面が上部カバー121により覆われるため、背面カバー22は不要である。
即ち、トップカバー12は、背面型給水ユニット30も取り付けることが可能であり、また、上面型給水ユニット130も取り付けることができる共通部品として構成されている。また、上面カバー21および背面カバー22は、背面型給水ユニット30をトップカバー12に取り付ける場合に用いられる専用部品となっている。また、上部カバー121は、上面型給水ユニット130をトップカバー12に取り付ける場合に用いられる専用部品となっている。
次に、トップカバー12に背面型給水ユニット30を取り付ける場合の製造方法の例について説明する。
(第1製造方法)
図4に例示する製造方法によれば、まず、ステップA1において、背面カバー22を背面型給水ユニット30の背面、つまり、給水口31が存在する面に連結し、背面型給水ユニット30を背面カバー22に固定する。即ち、背面カバー22と背面型給水ユニット30とを連結することにより給水ユニットアセンブリ50を形成する。そして、ステップA2において、この給水ユニットアセンブリ50を給水ユニット収容部20に収容する。そして、ステップA3において、給水ユニット収容部20の上部に上面カバー21を取り付けて、給水ユニット収容部20に収容された背面型給水ユニット30の上面を上面カバー21により覆う。これにより、図1に例示する洗濯機10、つまり、給水ユニット収容部20内に背面型給水ユニット30が収容された洗濯機10が製造される。
図5に例示するように、背面型給水ユニット30を背面カバー22に固定した給水ユニットアセンブリ50によれば、この給水ユニットアセンブリ50を給水ユニット収容部20内に収容した場合に、背面カバー22を背面型給水ユニット30のスタンドとして機能させることができる。そのため、背面型給水ユニット30を単独で給水ユニット収容部20に収容する場合に比べ、背面型給水ユニット30を水平な状態で安定的に配置することができる。
本実施形態では、背面型給水ユニット30は、その本体部の高さ寸法、幅寸法、奥行き寸法が相互に異なる直方体状をなしており、高さ寸法が最も短くなる状態で給水ユニット収容部20内に収容される。これにより、背面型給水ユニット30を収容する給水ユニット収容部20の特に高さ方向の寸法を抑えることができ、ひいては、洗濯機10全体の高さ方向の寸法を抑えることができる。なお、背面型給水ユニット30の高さ方向は洗濯機本体11の上下方向に対応し、幅方向は洗濯機本体11の左右方向に対応し、奥行き方向は洗濯機本体11の前後方向に対応する。
(第2製造方法)
図6に例示する製造方法によれば、まず、ステップB1において、給水ユニット収容部20の背面側に背面カバー22を取り付ける。そして、ステップB2において、給水ユニット収容部20に背面型給水ユニット30を収容する。そして、ステップB3において、給水ユニット収容部20の上部に上面カバー21を取り付けて、給水ユニット収容部20に収容された背面型給水ユニット30の上面を上面カバー21により覆う。これにより、図1に例示する洗濯機10、つまり、給水ユニット収容部20内に背面型給水ユニット30が収容された洗濯機10が製造される。
(第3製造方法)
図7に例示する製造方法によれば、まず、ステップC1において、背面型給水ユニット30の背面、つまり、給水口31が存在する面に背面カバー22を取り付けるとともに、背面型給水ユニット30の上面、つまり、給水口31が存在しない面に上面カバー21を取り付ける。即ち、上面カバー21および背面カバー22を背面型給水ユニット30に連結することにより給水ユニットアセンブリ60を形成する。なお、給水ユニットアセンブリ60を形成する際において、上面カバー21を背面カバー22よりも先に背面型給水ユニット30に取り付けてもよいし、背面カバー22を上面カバー21よりも先に背面型給水ユニット30に取り付けてもよい。そして、ステップC2において、この給水ユニットアセンブリ60を給水ユニット収容部20に収容する。これにより、図1に例示する洗濯機10、つまり、給水ユニット収容部20内に背面型給水ユニット30が収容された洗濯機10が製造される。
次に、背面カバー22の構成例について説明する。図8に例示するように、背面カバー22は、背面カバー本体部23および複数、この場合、2つの腕部24を備えている。背面カバー本体部23は、洗濯機本体11の左右方向に延びる長尺な矩形板状をなしている。腕部24は、背面カバー本体部23の左右の両端部からそれぞれ直線状に延びている。背面型給水ユニット30は、これら2つの腕部24の間に挟まれた状態で背面カバー22に連結される。
ここで、図9に例示するように、背面型給水ユニット30の左右の両側面には突起部32が設けられている。一方、腕部24には、当該腕部24を貫通する孔部25が設けられている。背面型給水ユニット30は、その突起部32が腕部24の孔部25に嵌め込まれることにより、背面カバー22に連結され固定される。このとき、背面カバー22に対し背面型給水ユニット30を例えばねじなどにより固定する必要は無い。このように、腕部24は、背面型給水ユニット30を挟み、且つ、孔部25に突起部32を嵌め込ませることにより、背面カバー22に背面型給水ユニット30を固定する。即ち、腕部24は、背面カバー22において背面型給水ユニット30が固定される固定部として機能する。
次に、上面カバー21および背面カバー22の構造について説明する。図10に例示するように、上面カバー21は、その背面に、多数、この場合、2枚の壁部61aにより構成される多重壁部61を備えている。また、背面カバー22は、背面カバー本体部23に、多数、この場合、2枚の壁部62aにより構成される多重壁部62を備えている。背面型給水ユニット30の給水口31は、上面カバー21の多重壁部61と背面カバー22の多重壁部62との間に挟まれた状態で固定される。
このとき、背面型給水ユニット30の給水口31の周面に設けられている凸部70は、多重壁部61を構成する壁部61aの間、および、多重壁部62を構成する壁部62aの間に挟まれた状態となる。なお、本実施形態では、凸部70は、多重壁部61の内側の壁部61aおよび多重壁部62の内側の壁部62aに当接し、多重壁部61の外側の壁部61aおよび多重壁部62の外側の壁部62aから離間した状態となっている。この構成によれば、背面型給水ユニット30の給水口31の周囲から水Wが浸入したとしても、その水Wを多重壁部61の壁部61aの間、および、多重壁部62の壁部62aの間に留めることができる。そのため、背面型給水ユニット30の給水口31の周囲から浸入する水Wが、多重壁部61,62よりも内側、つまり、背面型給水ユニット30の本体部分に到達してしまうことを回避することができる。
本実施形態では、多重壁部61は、上面カバー21の背面全体に設けられている。また、多重壁部62は、背面カバー22の背面カバー本体部23の全体に設けられている。しかし、多重壁部61,62は、少なくとも背面型給水ユニット30の給水口31の周囲において水の浸入を防止できる程度に十分な領域に設けられていればよく、例えば、背面型給水ユニット30の給水口31が挿通される孔部40の周辺部分のみに設ける構成としてもよい。
本実施形態に係る洗濯機10によれば、給水口31を背面に有する背面型給水ユニット30を給水ユニット収容部20に収容する場合に、給水ユニット収容部20に収容される背面型給水ユニット30の背面、つまり、給水口31を有する面を覆う背面カバー22を備えている。この構成によれば、給水口131を上面に有する上面型給水ユニット130を想定して設計されたトップカバー12の給水ユニット収容部20に、給水口31を背面に有する背面型給水ユニット30を取り付ける場合であっても、その給水口31が存在する背面型給水ユニット30の背面を外部に露出させることなく覆うことができる。
また、本実施形態によれば、背面カバー22を背面型給水ユニット30に連結させる構成となっている。この構成によれば、背面カバー22を背面型給水ユニット30のスタンドとして機能させることができ、給水ユニット収容部20内に背面型給水ユニット30を水平な状態で安定的に取り付けることができる。また、洗濯機10を製造する際には、背面カバー22および背面型給水ユニット30を、これらが一体化された給水ユニットアセンブリ50として取り扱うことができ、給水ユニット収容部20に背面型給水ユニット30を取り付ける作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、背面カバー22は、背面型給水ユニット30が固定される腕部24を備える。この構成によれば、背面カバー22を背面型給水ユニット30に強固に連結させることができ、背面型給水ユニット30を一層安定した状態で給水ユニット収容部20内に収容することができる。
また、本実施形態によれば、背面カバー22は、多数の壁部62aにより構成される多重壁部62を備えている。この構成よれば、外部から浸入する水が背面型給水ユニット30に到達してしまうことを回避することができ、背面型給水ユニット30の防水性を向上することができる。
また、本実施形態によれば、背面カバー22は、その本体部を構成する背面カバー本体部23の全体に多重壁部62を備えている。この構成によれば、外部からの水の浸入を広範囲にわたって防止することができる。なお、外部からの水の浸入は、隙間が形成されやすい背面型給水ユニット30の給水口31の周囲において最も起こりやすい。そのため、多重壁部62は、少なくとも背面型給水ユニット30の給水口31の周囲に設けることにより、十分な防水性能を発揮することができる。
また、本実施形態によれば、背面型給水ユニット30の給水口31の周面に設けられる凸部70は、多重壁部62を構成する複数の壁部62aにより挟まれるようになっている。この構成によれば、凸部70によっても水の浸入を防止することができ、背面型給水ユニット30の防水性を一層向上することができる。
また、本実施形態によれば、背面型給水ユニット30は、その高さ寸法が最も短くなる状態で給水ユニット収容部20内に収容されている。この構成によれば、背面型給水ユニット30を収容する給水ユニット収容部20、ひいては、洗濯機10全体の高さ方向の寸法を抑えることができ、全体のコンパクト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、背面型給水ユニット30の給水口31を挿通可能な複数の孔部40を備えるとともに、その孔部40に蓋41を着脱可能に取り付けられるようにした。この構成によれば、背面型給水ユニット30が複数の給水口31を備える構成であっても、その背面型給水ユニット30を給水ユニット収容部20に無理なく収容することができる。また、背面型給水ユニット30が孔部40の数よりも少ない給水口31を備える構成である場合には、給水口31が挿通されない孔部40を蓋41により塞ぐことができる。そのため、孔部40が開いたまま防水性能が損なわれた状態となることを回避できるとともに、孔部40を蓋41により塞ぐことで、洗濯機10の外観、特に背面の外観が損なわれてしまうことを回避することができる。
なお、本実施形態は、上述した一実施形態に限られるものではなく、例えば、次のように変形または拡張してもよい。例えば背面カバー22の構成は、適宜変更して実施することができる。即ち、図11のパターンAに例示するように、背面カバー22は、背面カバー本体部23の上下の両端部にそれぞれ直線状に延びる腕部124を固定部の一例として備える構成としてもよい。なお、このパターンAに例示する腕部124は、上述した腕部24に比べ、水平方向に扁平な板状をなしている。このように、腕部の形状や大きさなどは、適宜変更して実施することができる。
また、図11のパターンBに例示するように、背面カバー22は、背面カバー本体部23の上下の両端部にそれぞれ板状に延びる板状部224を固定部の一例として備える構成としてもよい。また、図11のパターンCに例示するように、背面カバー22は、板状に延びる板状部324a,324bの寸法、この場合、左右方向の寸法を相互に異ならせる構成としてもよい。また、図11のパターンDに例示するように、背面カバー22は、2本以上の複数、例えば、4つの腕部424を備える構成としてもよい。このパターンDの構成例は、背面カバー本体部23の左右の両端部にそれぞれ複数、この場合、2つの腕部424を備える構成例である。
また、図11のパターンEに例示するように、背面カバー22は、背面カバー本体部23の左右の両端部および上下の両端部にそれぞれ腕部522を備える構成としてもよい。また、図11のパターンFに例示するように、背面カバー22は、ガイドレール622を固定部の一例として備える構成としてもよい。固定部の一例としてガイドレール622を備える構成例においても、ガイドレール622の数は2つに限られるものではなく、例えば4つなど、適宜変更して実施することができる。なお、図11に例示した複数の構成例は、あくまでも一例であり、背面カバー22の構成は適宜変更して実施することができる。
また、背面型給水ユニット30と背面カバー22とを連結するための構成について変形を施すことも可能である。即ち、図12のパターンAに例示するように、背面型給水ユニット30に複数の突起部32を設けるとともに、腕部24に複数の孔部25を設ける構成としてもよい。これにより、腕部24による背面型給水ユニット30の固定を一層強固なものとすることができる。また、図12のパターンBに例示するように、背面型給水ユニット30に突起部32および孔部33を設けるとともに、腕部24に孔部25および突起部26を設け、背面型給水ユニット30の突起部32を腕部24の孔部25に差し込むとともに、腕部24の突起部26を背面型給水ユニット30の孔部33に差し込む構成としてもよい。この構成によっても、腕部24による背面型給水ユニット30の固定を一層強固なものとすることができる。
また。図12のパターンCに例示するように、背面型給水ユニット30に突条部34を設けるとともに、腕部24にスライドレール27を設け、背面型給水ユニット30の突条部34を腕部24のスライドレール27にスライドさせる構成としてもよい。この構成によっても、腕部24による背面型給水ユニット30の固定を一層強固なものとすることができる。なお、図12に例示した複数の構成例は、あくまでも一例であり、背面型給水ユニット30を背面カバー22に連結するための構成は適宜変更して実施することができる。
また、背面型給水ユニット30の給水口31の周面に設けられる凸部70は、少なくとも給水口31の周面の一部に設けられていればよく、従って、その形状も適宜変更して実施することができる。即ち、図13のパターンAに例示するように、背面型給水ユニット30の給水口31は、その全周に設けられる円環状の凸部70Aを備える構成としてもよい。また、図13のパターンBに例示するように、背面型給水ユニット30の給水口31は、その周面の上方および下方に設けられる板状の凸部70Bを備える構成としてもよい。
また、図13のパターンCに例示するように、背面型給水ユニット30の給水口31は、上述した凸部70Bの一部、この場合、ほぼ中央部を切り欠いた形状である凸部70Cを備える構成としてもよい。また、図13のパターンDに例示するように、背面型給水ユニット30の給水口31は、その周面の上方および下方から突出する凸部70Dを備える構成としてもよい。なお、図13に例示した複数の構成例は、あくまでも一例であり、凸部70の数、大きさ、形状、位置などは適宜変更して実施することができる。
また、背面型給水ユニット30の給水口31が挿通される孔部40の数は、2つに限られるものではなく、例えば、想定される背面型給水ユニット30の給水口31の数に応じて適宜変更して実施することができる。また、多重構造61,62は、2枚の壁部61a,62aからなる二重構造に限られるものではなく、例えば、3枚以上の複数の壁部からなる多重構造としてもよい。また、非背面カバーは、背面型給水ユニット30の背面、つまり、給水口31を有する面以外の面を覆うカバーであればよく、従って、背面型給水ユニット30の上面を覆う上面カバー21に限らず、例えば、側面を覆う側面カバー、前面を覆う前面カバー、下面を覆う下面カバーなどであってもよい。また、本実施形態は、回転槽の回転軸が水平または後方へ向かって下降傾斜する横軸型の、いわゆるドラム式の洗濯機にも適用することができる。
本実施形態係る洗濯機によれば、給水ユニット収容部に収容される背面型給水ユニットの背面、つまり、給水口を有する面を覆う背面カバーを他のカバーとは別部品として備えている。この構成によれば、給水口を上面に有する給水ユニットを想定して設計されたトップカバーに、給水口を背面に有する給水ユニットを取り付ける場合であっても、その給水口が存在する給水ユニットの背面を覆うことができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は洗濯機、11は洗濯機本体、12はトップカバー、20は給水ユニット収容部、21は上面カバー(非背面カバー)、22は背面カバー、30は背面型給水ユニット、31は給水口、40は孔部、41は蓋、61,62多重壁部、70は凸部、130は上面型給水ユニット、131給水口、を示す。

Claims (8)

  1. 洗濯機本体の上部を構成するトップカバーに、給水口を上面に有する上面型給水ユニットを取り付け可能に構成された洗濯機において、
    前記トップカバーに設けられる給水ユニット収容部と、
    前記給水ユニット収容部に収容されるものであって、給水口を背面に有する背面型給水ユニットと、
    前記給水ユニット収容部に収容される前記背面型給水ユニットの背面以外の面を覆う非背面カバーと、
    前記給水ユニット収容部に収容される前記背面型給水ユニットの背面を覆う背面カバーと、
    を備え、
    前記給水ユニット収容部と前記非背面カバーが連結可能であり、
    前記給水ユニット収容部と前記背面カバーが連結可能であり、
    前記非背面カバーと前記背面カバーが連結可能であり、
    前記背面カバーは、前記背面型給水ユニットに連結可能である洗濯機。
  2. 前記背面カバーは、多数の壁部により構成される多重壁部を備える請求項に記載の洗濯機。
  3. 前記背面カバーは、少なくとも前記背面型給水ユニットの給水口の周囲に前記多重壁部を備える請求項に記載の洗濯機。
  4. 前記非背面カバーは、多数の壁部により構成される多重壁部を備える請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記非背面カバーは、少なくとも前記背面型給水ユニットの給水口の周囲に前記多重壁部を備える請求項に記載の洗濯機。
  6. 前記背面型給水ユニットの給水口の周面に凸部が設けられており、
    前記多重壁部を構成する前記壁部により前記凸部が挟まれている請求項からの何れか1項に記載の洗濯機。
  7. 前記背面型給水ユニットは、高さ寸法が最も短くなる状態で前記給水ユニット収容部に収容されている請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
  8. 前記背面型給水ユニットの給水口を挿通可能な複数の孔部と、
    前記孔部に着脱可能に取り付けられる蓋と、
    を備える請求項1からの何れか1項に記載の洗濯機。
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