JP7019999B2 - 基地局及び端末選択方法 - Google Patents

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Description

開示の技術は、基地局及び端末選択方法に関する。
従来、基地局が、通信が可能な複数の端末から、通信対象の端末を選択するスケジューリングに関する技術が知られている。例えば、通信が可能な複数の端末から、優先度が最大である多重数の端末の組合せを選択した結果に基づいて、(多重数-1)の既に選択されている端末と空間多重したときに優先度が最大となる一端末を選択する技術が知られている。
また、Single User(SU)-Multi Input Multi Output(MIMO)基準の第1の送信ウェイト、及びMulti User(MU)-MIMOにおける端末との伝送容量を最大にする第2の送信ウェイトを算出する技術が知られている。この技術では、算出した第1の送信ウェイトと第2の送信ウェイトとの差分情報を端末に送信する。
また、SU-MIMOの方式で端末からフィードバックされた情報に基づいて、複数の端末から、MU-MIMOのスループットが最大である端末の組合せを選択する技術が知られている。
また、MU-MIMOにおいて、端末の受信Signal-to-Interference plus Noise power Ratio(SINR)を、射影チャネルベクトルから算出される直交係数を用いて算出する技術が知られている。
特開2013-128220号公報 特開2013-168751号公報 特表2013-502780号公報 特開2009-017011号公報
ところで、通信が可能な複数の端末から、メトリック値を用いて通信対象の端末を選択する場合、メトリック値には、端末の受信品質の推定誤差等の誤差が含まれる場合がある。この場合、誤差に起因して、適切な組合せの端末を選択できない結果、通信のスループットが低下してしまう。前述した各技術では、メトリック値に含まれる誤差については考慮されていない。
開示の技術は、一つの側面として、通信のスループットの低下を抑制することを目的とする。
開示の技術は、一つの態様として、通信が可能な複数の端末から、選択する端末の数に応じた誤差補正用のオフセット値を用いて算出されるメトリック値を用いて、通信対象の1以上の端末を選択する。そして、選択した端末に対する変調方式及び符号化率の少なくとも一方を決定する。
一つの側面として、通信のスループットの低下を抑制することができる、という効果を有する。
各実施形態に係る通信システムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る基地局の機能ブロック図である。 各実施形態に係る基地局のハードウェア構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る選択処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る基地局の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る選択処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、開示の技術の実施形態の例を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、開示の技術をダウンリンクの通信における端末のスケジューリングに適用した場合の形態例を説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る通信システム10の構成を説明する。図1に示すように、通信システム10は、基地局12、及びそれぞれ1つのアンテナ素子13を備えた複数の端末14を含む。端末14は、User Equipment(UE)とも呼ばれる。
基地局12には、複数のアンテナ素子15を備えた複数のRemote Radio Head(RRH)16が接続される。複数の端末14の各々は、基地局12がカバーするエリア内に位置し、基地局12との通信が可能とされる。基地局12と端末14とは、アンテナ素子13及びアンテナ素子15を介して、無線通信によって通信を行う。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る基地局12の機能的な構成を説明する。なお、本実施形態では、例えばMU-MIMO等の同じタイミングに同じ周波数で複数の端末14と通信する空間多重による通信対象の端末14を選択する場合の基地局12の機能的な構成を説明する。図2に示すように、基地局12は、Radio Frequency(RF)部20、チャネル推定部22、選択部24、ウェイト算出部26、推定値算出部28、決定部30、更新部32、生成部34、及び乗算部36を含む。
RF部20は、各アンテナ素子15に1対1で対応して設けられる。RF部20は、端末14から送信された信号を、アンテナ素子15を介して受信する。また、RF部20は、受信した信号に対し、アナログ信号をデジタル信号へ変換する処理、及び高速フーリエ変換等の定められた受信処理を行う。そして、RF部20は、受信処理を経た信号をチャネル推定部22に出力する。
また、RF部20は、後述する生成部34により生成され、かつ後述する乗算部36により送信ウェイトが乗算された送信対象のユーザデータに対し、逆高速フーリエ変換、及びデジタル信号をアナログ信号へ変換する処理等の定められた送信処理を行う。そして、RF部20は、送信処理を経たユーザデータを表す信号を、アンテナ素子15を介して送信する。
チャネル推定部22は、各RF部20に1対1で対応して設けられる。チャネル推定部22は、端末14から送信された既知のアップリンクの参照信号を用いて、チャネル推定を行う。また、チャネル推定部22は、チャネル対称性を考慮し、アップリンクの参照信号を用いたチャネルの推定値をダウンリンクのチャネルの推定値に変換し、変換して得られたチャネルの推定値を選択部24及びウェイト算出部26に出力する。なお、チャネル推定部22は、端末14が受信したダウンリンクの参照信号を用いてフィードバックした情報を用いて、チャネル推定を行ってもよい。
選択部24は、サブフレーム毎に、通信が可能な全ての端末14の中から、通信対象の1以上の端末14を選択することによって、スケジューリングを行う。本実施形態に係る選択部24は、選択済みの端末14の集合に対して、未選択の何れか1台の端末14を追加する処理を、所定の条件を満たすまで繰り返し行い、所定の条件を満たした時点の選択済みの端末14の集合を通信対象の端末14として選択する。なお、選択部24が選択する端末14の数は、同じタイミングに同じ周波数で複数の端末14と通信を行う空間多重における多重数である。
具体的には、k-1多重目までに選択済みの端末14の集合をA、未選択の端末14の集合をRとし、選択部24は、以下に示す推定値を算出する。すなわち、選択部24は、k多重目に、集合Rに含まれる端末14#nを集合Aに追加した場合における集合Aに含まれる端末14及び端末14#nの各端末14の受信品質の推定値を算出する。本実施形態では、選択部24は、端末14の受信品質の推定値として、SINRの推定値を、以下に示す(1)式に従って算出する。
Figure 0007019999000001
なお、(1)式は、演算量の低減のために行列演算を近似した近似式である。また、(1)式における
Figure 0007019999000002

は、k多重目に、端末14#nを集合Aに追加した場合における端末14#mのSINRの推定値を示す。また、(1)式におけるPtotalは、基地局12の総送信電力を示し、
σ は、端末14#mにおける干渉雑音電力を示す。なお、Ptotal及びσ は、既知の手法により予め求められる。また、|・|は、絶対値又は集合のサイズを示し、||・||は、ノルムを示す。また、(1)式におけるhは、端末14#iについて各チャネル推定部22によるチャネルの推定結果のベクトルであり、以下に示す(2)式で表される。
Figure 0007019999000003
なお、(2)式におけるhi,jは、端末14#iについて、アンテナ素子15#jを介して受信された参照信号を用いてチャネル推定部22により推定されたチャネルの推定結果を示す。また、(2)式におけるNtxは、アンテナ素子15の数を示す。
また、選択部24は、多重数kにおいて、集合Aに端末14#nを追加するか否かの判定に用いるメトリック値を以下に示す(3)式に従って算出する。
Figure 0007019999000004
なお、(3)式におけるMk,nは、多重数kにおいて、集合Aに端末14#nを追加するか否かの判定に用いるメトリック値を示す。また、(3)式におけるR()は、SINR値をデータレートに変換する関数であり、
Figure 0007019999000005

は、端末14#mの平均データレートである。また、(3)式におけるΔは、前述したSINRの推定値
Figure 0007019999000006

の誤差補正用のオフセット値であり、後述する更新部32により算出される。なお、Δの初期値は、0としてもよいし、コンピュータ・シミュレーションにより多重数(1以上最大多重数以下の整数値)毎に予め定めておいてもよい。
すなわち、選択部24は、k多重目において、集合Aに端末14#nを追加するか否かの判定に用いるメトリック値Mk,nとして、以下に示す合計値を算出する。この場合、選択部24は、メトリック値Mk,nとして、集合Aに含まれる端末14及び端末14#nの各端末14におけるオフセット値Δを用いて補正された瞬時スループットに対する平均スループットの比の合計値を算出する。
また、選択部24は、メトリック値Mk,nを、未選択の各端末14を集合Aに追加した場合について各々算出する。そして、選択部24は、算出したメトリック値Mk,nの最大値Mk,maxが、k-1多重目のメトリック値Mk-1,nの最大値Mk-1,max(すなわち、選択済みの端末14の集合Aのメトリック値)を超える場合に、メトリック値Mk,nを最大値Mk,maxとする端末14#nを集合Aに追加する。また、この場合、選択部24は、集合Rから端末14#nを削除する。
選択部24は、以上の処理をメトリック値の最大値Mk,maxが最大値Mk-1,max以下となるか、又は集合Aに含まれる端末14の数が最大多重数となるまで繰り返す。そして、選択部24は、最終的に集合Aに含まれる端末14を通信対象の端末14として選択する。以下では、選択部24により選択された端末14の数(すなわち、多重数)をNmuと表す。
また、選択部24は、最終的に集合Aに含まれる各端末14のSINRの推定値Γを保持する。この推定値Γは、集合Aに最後に追加された端末14を端末14#aとすると、以下に示す(4)式で表される。
Figure 0007019999000007
ウェイト算出部26は、選択部24により選択された端末14に対する送信ウェイトを算出する。本実施形態では、ウェイト算出部26は、Zero-Forcing(ZF)アルゴリズムを用いて、以下に示す(5)、(6)式に従って送信ウェイトWを算出する。
Figure 0007019999000008

Figure 0007019999000009
なお、(5)式におけるPは、送信ウェイトの電力値を規格化するための対角行列であり、規格化前の送信ウェイト
Figure 0007019999000010

を用いて、以下に示す(7)式で表される。また、(6)式におけるHは、選択部24により選択された端末14についての各チャネル推定部22によるチャネルの推定結果を連結した連結チャネル行列である。
Figure 0007019999000011
なお、(7)式における
Figure 0007019999000012

は、
Figure 0007019999000013

のi番目の列ベクトルを示す。
推定値算出部28は、ウェイト算出部26により算出された送信ウェイトWを用いて、選択部24により選択された各端末14の受信品質の推定値を算出する。本実施形態では、推定値算出部28は、端末14の受信品質の推定値として、SINRの推定値γを、以下に示す(8)式に従って算出する。
Figure 0007019999000014
決定部30は、推定値算出部28により算出された推定値γを用いて、選択部24により選択された端末14に対する変調方式及び符号化率(Modulation and Coding Scheme(MCS))を決定する。
更新部32は、選択部24により算出された第1の推定値Γと、推定値算出部28により算出された第2の推定値γとの差を用いて、選択部24により選択された端末14の数Nmuに応じたオフセット値ΔNmuを更新する。本実施形態では、更新部32は、以下に示す(9)、(10)式に従って、選択部24により選択された各端末14の第2の推定値γに対する第1の推定値Γの差δの合計値をNmuで除算することにより、オフセット値ΔNmuを算出する。すなわち、次回以降の選択部24による選択処理における上記(3)式におけるオフセット値Δが更新される。
Figure 0007019999000015

Figure 0007019999000016
なお、更新部32は、オフセット値Δを忘却平均してもよい。また、オフセット値Δが、多重数kが大きいほど、マイナスの符号であり、かつ絶対値が大きくなる傾向にある場合は、オフセット値Δkを、以下に示す(11)式に従って、
Figure 0007019999000017

に置き換えてもよい。すなわち、この場合、更新部32は、多重数kにおけるオフセット値Δkとして、k以下の多重数におけるオフセット値Δkの最小値を用いてもよい。
Figure 0007019999000018
生成部34は、決定部30により決定された変調方式及び符号化率に従って、ユーザデータを表すデジタル信号を生成する。乗算部36は、生成部34により生成されたデジタル信号に、ウェイト算出部26により算出された送信ウェイトWを乗算し、送信ウェイトWを乗算して得られた信号をRF部20に出力する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る基地局12のハードウェア構成を説明する。図3に示すように、基地局12は、Central Processing Unit(CPU)41、一時記憶領域としてのメモリ42、及び不揮発性の記憶部43を備える。また、基地局12は、コアネットワーク等に接続されるネットワークI/F44、及びLarge Scale Integration
(LSI)45を備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、ネットワークI/F44、及びLSI45は、バス46を介して互いに接続される。また、基地局12は、RRH16が備えるアンテナ素子15及び無線処理回路52を介して、端末14との通信を行う。
記憶部43は、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、及びフラッシュメモリ等によって実現することができる。記憶媒体としての記憶部43には、選択プログラム50が記憶される。CPU41は、選択プログラム50を記憶部43から読み出してメモリ42に展開して実行する。CPU41が、選択プログラム50を実行することによって、図2に示すチャネル推定部22、選択部24、ウェイト算出部26、推定値算出部28、決定部30、更新部32、生成部34、及び乗算部36として機能する。また、RF部20は、LSI45によって実現される。なお、CPU41は、ハードウェアプロセッサである。
また、選択プログラム50により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る基地局12の作用を説明する。基地局12が選択プログラム50を実行することで、図4に示す選択処理を実行する。図4に示す選択処理は、例えば、送信対象のユーザデータが発生した場合に実行される。
図4に示す選択処理のステップS10で、選択部24は、メトリック値Mk,nの最大値を格納するための変数Mmaxを0に初期化する。次のループL1内の処理は、多重数kを1から多重数の最大数Kmaxまでインクリメントしながら繰り返し実行される。また、次のループL2内の処理は、未選択の端末14の集合Rの各端末14#nを処理対象として繰り返し実行される。また、次のループL3内の処理は、集合Aに含まれる選択済みの端末14、及びループL2で処理対象とされた端末14#nの各端末14#mについて繰り返し実行される。
ステップS12で、選択部24は、端末14#mについてチャネル推定部22により予め推定されたチャネルの推定結果を用いて、上記(1)式に従って、端末14#mの受信品質の推定値
Figure 0007019999000019

を算出する。
次のステップS14で、選択部24は、多重数kに応じたオフセット値Δkを用いて、ステップS12で算出された推定値を補正した補正値
Figure 0007019999000020

を算出する。
ステップS16で、選択部24は、ステップS14で算出された補正値を用いて、上記(3)式に従って、メトリック値Mk,nを算出する。ステップS18で、選択部24は、ステップS16で算出されたメトリック値Mk,nの最大値Mk,maxが、Mmaxより大きいか否かを判定する。この判定が肯定判定となった場合、処理はステップS20に移行する。
ステップS20で、選択部24は、変数MmaxにステップS16で算出されたメトリック値Mk,nの最大値Mk,maxを格納する。また、選択部24は、メトリック値Mk,nが最大値Mk,maxである端末14を、集合Aに最後に追加した端末14#aとする。次のステップS22で、選択部24は、集合Aに端末14#aを追加する。また、選択部24は、集合Rから端末14#aを削除する。
一方、ステップS18の判定が否定判定となった場合、ループL1を抜けて、処理はステップS24に移行する。ステップS24で、選択部24は、多重数Nmuに、集合Aのサイズ、すなわち、選択した端末14の数を格納する。次のループL4内の処理は、集合Aの各端末14#m、すなわち、選択部24により選択された各端末14#mを処理対象として、繰り返し実行される。
ステップS26で、選択部24は、端末14#mについてステップS12で算出された推定値を、上記(4)式に従って、推定値Γとして保持する。ステップS28で、ウェイト算出部26は、上記(5)式に従って、選択部24により選択された端末14に対する送信ウェイトWを算出する。
次のループL5内の処理は、選択部24により選択された各端末14#mを処理対象として、繰り返し実行される。ステップS30で、推定値算出部28は、ステップS28で算出された送信ウェイトWを用いて、上記(8)式に従って、端末14#mの受信品質の推定値γを算出する。次のステップS32で、更新部32は、ステップS26で保持された第1の推定値ΓとステップS30で算出された第2の推定値γとの差δを、上記(10)式に従って算出する。
ステップS34で、更新部32は、ステップS32で算出された差δを用いて、上記(9)式に従って、多重数Nmuにおけるオフセット値ΔNmuを算出することによって、オフセット値ΔNmuを更新する。ステップS34で更新されたオフセット値ΔNmuは、次回以降に選択処理が実行される際のステップS14の処理で用いられる。
次のステップS36で、決定部30は、ステップS30で算出された推定値γを用いて、選択部24により選択された端末14に対する変調方式及び符号化率を決定する。次のステップS38で、生成部34は、ステップS36で決定された変調方式及び符号化率に従って、ユーザデータを表すデジタル信号を生成する。また、乗算部36は、生成部34により生成されたデジタル信号に、ステップS28で算出された送信ウェイトWを乗算し、送信ウェイトWを乗算して得られた信号をRF部20に出力する。RF部20は、乗算部36から入力されたユーザデータを表す信号に対し、上記定められた送信処理を行う。そして、RF部20は、送信処理を経たユーザデータを表す信号を、アンテナ素子15を介して送信する。ステップS38の処理が終了すると、選択処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、選択する端末14の数に応じたオフセット値を用いて、端末14の受信品質の推定値を補正し、補正して得られた推定値を用いてメトリック値を算出している。従って、適切な組合せの端末14が選択される結果、通信のスループットの低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、端末14の受信品質の第1の推定値を、演算量を低減させた近似式(上記(1)式)によって算出している。また、端末14の受信品質の第2の推定値を、送信ウェイトを用いて算出している。第1の推定値の算出処理は、上記選択処理のステップS12の処理により、多数の端末14の組合せについて行われる場合が多い。これに対し、第2の推定値の算出処理は、上記選択処理のステップS30の処理により、選択部24により選択された端末14の組合せについてのみ行われる。すなわち、本実施形態によれば、多数回算出される第1の推定値を、演算量を低減させた近似式で算出し、選択された端末14の組合せについて算出される第2の推定値を、近似式に比較して演算量は多いが推定精度が高い行列演算により算出している。
そして、本実施形態によれば、第1の推定値と第2の推定値との差を用いてオフセット値を算出している。従って、演算量を低減しつつ、通信のスループットの低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、選択済みの端末14の集合Aに、未選択の何れかの端末14を追加した場合におけるメトリック値の最大値が、選択済みの端末14のメトリック値以下である場合に、端末14の選択を打ち切っている。従って、全ての端末14の組合せについてメトリック値を算出し、算出したメトリック値が最大となる端末14の組合せを選択する場合に比較して、演算量を低減することができる。
[第2実施形態]
開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る通信システム10の構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。本実施形態では、基地局12がオフセット値を算出する際に、端末14からフィードバックされた情報を用いる点が第1実施形態とは異なっている。
まず、図5を参照して、本実施形態に係る基地局12の機能的な構成を説明する。なお、図5において、図2における機能部と同一の機能を有する機能部については図2と同一の符号を付して、説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態に係る基地局12は、RF部20、チャネル推定部22、選択部24、ウェイト算出部26、決定部230、更新部232、生成部34、乗算部36、及び受信処理部38を含む。
決定部230は、選択部24により保持された端末14の受信品質の推定値Γを用いて、選択部24により選択された端末14に対する変調方式及び符号化率を決定する。
受信処理部38は、選択部24により選択された端末14に対して決定部230により決定された変調方式及び符号化率を用いてユーザデータを送信した場合における端末14からの応答情報を、RF部20から受信する。なお、本実施形態では、端末14は、受信したユーザデータに対し、Cyclic Redundancy Check(CRC)を用いた検査を行う。そして、端末14は、受信したユーザデータが正常である場合、ユーザデータを正常に受信したことを示すACKnowledgement(ACK)を、応答情報として基地局12に返信する。一方、端末14は、受信したユーザデータに誤りを検出した場合、ユーザデータの受信が異常であることを示すNegative ACKnowledgement(NACK)を、応答情報として基地局12に返信する。
更新部232は、受信処理部38により受信された応答情報を用いて、選択部24により選択された端末14の数に応じたオフセット値を更新する。本実施形態では、更新部232は、以下に示す(12)式に従って、選択部24により選択された端末14の数Nmuに応じたオフセット値ΔNmuを算出することによって、オフセット値ΔNmuを更新する。
Figure 0007019999000021
なお、(12)式におけるTはBLock Error Rate(BLER)の目標値(0以上1以下の数値)であり、αはBLERを目標値に収束させる速度を調整するための係数である。また、(12)式におけるxは端末14#mからの応答情報を表し、応答情報がACKである場合にx=1となり、NACKである場合にx=0となる変数である。すなわち、本実施形態では、NACKが多いほど小さい値が直近のオフセット値ΔNmuに加算されることによって、オフセット値ΔNmuが更新される。
本実施形態に係る基地局12のハードウェア構成は、第1実施形態に係る基地局12と同じである。CPU41が、選択プログラム50を実行することによって、図5に示すチャネル推定部22、選択部24、ウェイト算出部26、決定部230、更新部232、生成部34、乗算部36、及び受信処理部38として機能する。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る基地局12の作用を説明する。基地局12が選択プログラム50を実行することで、図6に示す選択処理を実行する。図6に示す選択処理は、例えば、送信対象のユーザデータが発生した場合に実行される。なお、図6における図4と同一の処理を実行するステップについては図4と同一の符号を付して、説明を省略する。
図6に示す選択処理のステップS40で、決定部230は、ステップS26で保持された推定値Γを用いて、選択部24により選択された端末14に対する変調方式及び符号化率を決定する。次のステップS42で、生成部34は、ステップS40で決定された変調方式及び符号化率に従って、ユーザデータを表すデジタル信号を生成する。また、乗算部36は、生成部34により生成されたデジタル信号に、ステップS28で算出された送信ウェイトWを乗算し、送信ウェイトWを乗算して得られた信号をRF部20に出力する。RF部20は、乗算部36から入力されたユーザデータを表す信号に対し、上記定められた送信処理を行う。そして、RF部20は、送信処理を経たユーザデータを表す信号を、アンテナ素子15を介して送信する。
次のステップS44で、受信処理部38は、ステップS42で送信されたユーザデータに対する、選択部24により選択された各端末14からの応答情報を受信するまで待機する。受信処理部38が各端末14からの応答情報を受信すると、ステップS44の判定が肯定判定となり、処理はステップS46に移行する。ステップS46で、更新部232は、ステップS44で受信された応答情報を用いて、上記(12)式に従って、選択部24により選択された端末14の数Nmuに応じたオフセット値ΔNmuを算出することによって、オフセット値ΔNmuを更新する。ステップS46で更新されたオフセット値ΔNmuは、次回以降に選択処理が実行される際のステップS14の処理で用いられる。ステップS46の処理が終了すると、選択処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザデータを受信した端末14からフィードバックされた応答情報を用いて、オフセット値を更新している。従って、オフセット値が精度の良い値となる結果、通信のスループットの低下を抑制することができる。
なお、上記各実施形態では、端末14が1つのアンテナ素子13を備える場合について説明したが、これに限定されない。例えば、端末14が複数のアンテナ素子13を備えてもよい。この場合、各アンテナ素子13を端末14として見なして、上記各実施形態と同様の選択処理を実行する形態が例示される。この場合、1つのアンテナ素子13が選択された端末14については、選択された1つのアンテナ素子13に対してユーザデータを送信する形態が例示される。また、複数のアンテナ素子13が選択された端末14については、選択された複数のアンテナ素子13に対し、マルチストリームによりユーザデータを送信する形態が例示される。
また、端末14が複数のアンテナ素子13を備える場合、アンテナ素子13毎に受信品質の推定値を算出し、端末14の受信品質の推定値として、端末14が備える各アンテナ素子13について算出した推定値の平均値を用いる形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、決定部30、230が、変調方式及び符号化率の双方を決定する場合について説明したが、これに限定されない。決定部30、230が変調方式及び符号化率の何れか一方を決定する形態としてもよい。この場合、決定部30、230が決定しなかった変調方式及び符号化率の何れか他方は、予め定めておいてもよいし、公知の手法によって決定してもよい。
また、上記各実施形態では、開示の技術をダウンリンクにおける端末14の選択処理に適用した場合について説明したが、これに限定されない。開示の技術をアップリンクにおける端末14の選択処理に適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、端末14の受信品質を表す値として、SINR値を適用した場合について説明したが、これに限定されない。端末14の受信品質を表す値として、SINR値以外の受信品質を表す値を適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、選択プログラム50が、記憶部43に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。選択プログラム50は、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリ、メモリカード等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
通信が可能な複数の端末から、選択する端末の数に応じた誤差補正用のオフセット値を用いて算出されるメトリック値を用いて、通信対象の1以上の端末を選択する選択部と、
前記選択部により選択された端末に対する変調方式及び符号化率の少なくとも一方を決定する決定部と、
を含む基地局。
(付記2)
前記選択部は、チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の第1の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
前記選択部により選択された端末に対する送信ウェイトを算出するウェイト算出部と、
前記ウェイト算出部により算出された送信ウェイトを用いて、前記選択部により選択された端末の受信品質の第2の推定値を算出する推定値算出部と、
前記第1の推定値と前記第2の推定値との差を用いて、前記選択部により選択された端末の数に応じた前記オフセット値を更新する更新部と、
を更に含む付記1に記載の基地局。
(付記3)
前記選択部は、チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
前記選択部により選択された端末に対して前記決定部により決定された変調方式及び符号化率の少なくとも一方を用いてユーザデータを送信した場合における端末からの応答情報を用いて、前記選択部により選択された端末の数に応じた前記オフセット値を更新する更新部
を更に含む付記1に記載の基地局。
(付記4)
前記選択部は、選択済みの端末の集合に対して未選択の何れかの端末を追加した場合における端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値の最大値が、前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値を超える場合に前記メトリック値が最大となる未選択の端末を前記選択済みの端末の集合に追加する処理を、前記最大値が前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値以下となるか、又は、前記選択済みの端末の数が、前記選択する端末の最大数に達するまで繰り返すことによって、前記通信対象の1以上の端末を選択する、
付記1から付記3の何れか1項に記載の基地局。
(付記5)
前記選択する端末の数は、同じタイミングに同じ周波数で複数の端末と通信する空間多重における多重数である、
付記1から付記4の何れか1項に記載の基地局。
(付記6)
通信が可能な複数の端末から、選択する端末の数に応じた誤差補正用のオフセット値を用いて算出されるメトリック値を用いて、通信対象の1以上の端末を選択し、
選択した端末に対する変調方式及び符号化率の少なくとも一方を決定する、
処理を基地局が実行する端末選択方法。
(付記7)
チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の第1の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
選択した端末に対する送信ウェイトを算出し、
算出した送信ウェイトを用いて、選択した端末の受信品質の第2の推定値を算出し、
前記第1の推定値と前記第2の推定値との差を用いて、選択した端末の数に応じた前記オフセット値を更新する、
付記6に記載の端末選択方法。
(付記8)
チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
選択した端末に対して決定した変調方式及び符号化率の少なくとも一方を用いてユーザデータを送信した場合における端末からの応答情報を用いて、選択した端末の数に応じた前記オフセット値を更新する、
付記6に記載の端末選択方法。
(付記9)
選択済みの端末の集合に対して未選択の何れかの端末を追加した場合における端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値の最大値が、前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値を超える場合に前記メトリック値が最大となる未選択の端末を前記選択済みの端末の集合に追加する処理を、前記最大値が前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値以下となるか、又は、前記選択済みの端末の数が、前記選択する端末の最大数に達するまで繰り返すことによって、前記通信対象の1以上の端末を選択する、
付記6から付記8の何れか1項に記載の端末選択方法。
(付記10)
前記選択する端末の数は、同じタイミングに同じ周波数で複数の端末と通信する空間多重における多重数である、
付記6から付記9の何れか1項に記載の端末選択方法。
10 通信システム
12 基地局
14 端末
20 RF部
22 チャネル推定部
24 選択部
26 ウェイト算出部
28 推定値算出部
30、230 決定部
32、232 更新部
34 生成部
36 乗算部
38 受信処理部
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
50 選択プログラム

Claims (6)

  1. 同じタイミングに同じ周波数で複数の端末と通信する空間多重による通信対象の端末を選択する基地局であって、
    通信が可能な複数の端末から、選択する端末の数に応じた誤差補正用のオフセット値を用いて算出されるメトリック値を用いて、通信対象の1以上の端末を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された端末に対する変調方式及び符号化率の少なくとも一方を決定する決定部と、
    を含む基地局。
  2. 前記選択部は、チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の第1の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
    前記選択部により選択された端末に対する送信ウェイトを算出するウェイト算出部と、
    前記ウェイト算出部により算出された送信ウェイトを用いて、前記選択部により選択された端末の受信品質の第2の推定値を算出する推定値算出部と、
    前記第1の推定値と前記第2の推定値との差を用いて、前記選択部により選択された端末の数に応じた前記オフセット値を更新する更新部と、
    を更に含む請求項1に記載の基地局。
  3. 前記選択部は、チャネルの推定結果から近似式によって算出される端末の受信品質の推定値と前記オフセット値とを用いて、前記メトリック値を算出し、
    前記選択部により選択された端末に対して前記決定部により決定された変調方式及び符号化率の少なくとも一方を用いてユーザデータを送信した場合における端末からの応答情報を用いて、前記選択部により選択された端末の数に応じた前記オフセット値を更新する更新部
    を更に含む請求項1に記載の基地局。
  4. 前記選択部は、選択済みの端末の集合に対して未選択の何れかの端末を追加した場合における端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値の最大値が、前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値を超える場合に前記メトリック値が最大となる未選択の端末を前記選択済みの端末の集合に追加する処理を、前記最大値が前記選択済みの端末の数に応じた前記オフセット値を用いて算出される前記メトリック値以下となるか、又は、前記選択済みの端末の数が、前記選択する端末の最大数に達するまで繰り返すことによって、前記通信対象の1以上の端末を選択する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の基地局。
  5. 前記選択する端末の数は、同じタイミングに同じ周波数で複数の端末と通信する空間多重における多重数である、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の基地局。
  6. 同じタイミングに同じ周波数で複数の端末と通信する空間多重による通信対象の端末を選択する基地局が実行する端末選択方法であって、
    通信が可能な複数の端末から、選択する端末の数に応じた誤差補正用のオフセット値を用いて算出されるメトリック値を用いて、通信対象の1以上の端末を選択し、
    選択した端末に対する変調方式及び符号化率の少なくとも一方を決定する、
    末選択方法。
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