JP7017046B2 - 朱肉付き印鑑ケース - Google Patents

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本発明は、朱肉の交換をワンタッチで行うことができる朱肉付き印鑑ケースに関するものである。
従来から、印鑑を収納したケース本体と、このケース本体に被冠する朱肉を収納したキャップとからなる朱肉付き印鑑ケースは公知である。また、特許文献1や特許文献2に示されるように、必要に応じてキャップのボタンを押すことにより、朱肉を印鑑側へ移動させて印面にインキを付着させる機構も知られている。
しかしながら、特許文献1や特許文献2に示される朱肉付き印鑑ケースの場合、キャップ内に収納される朱肉は容量が小さいため、何回も使用しているとインキがなくなってしまうという問題があった。
そこで、例えばスポイド等によって朱肉にインキを補充することが考えられるが、全体に均一にインキを補充することは難しく、インキが多く溜まっている部分は印影が滲むという問題が生じた。また、キャップから朱肉を取り出して均一にインキを含浸させたり別の朱肉に交換したりしているが、ネジやバネ等の部品数が多く分解・組立作業が煩雑で長時間かかるという問題や、朱肉で手が汚れてしまうという問題があった。
実開平4-2644号公報 特開2000-229466号公報
本発明は上記のような従来の問題点を解決して、朱肉の交換をワンタッチで簡単に行うことができ、また部品の紛失や手の汚れ等の発生も防止することができる朱肉付き印鑑ケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の朱肉付き印鑑ケースは、印鑑を収納したケース本体と、このケース本体に被冠する朱肉を収納したキャップとからなる朱肉付き印鑑ケースであって、
前記キャップは、筒状のキャップ本体とこのキャップ本体の端部から中央に向けて軸方向に押し込み可能なキャップ中子からなるとともに、
このキャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されており、
前記キャップ中子を押し込むと前記朱肉が印鑑の印面に接触するように構成してあり、
さらに前記カートリッジケースはその軸部の天面がキャップ中子の天面に露出しており、該軸部を押圧することによりカートリッジケースの取外しを可能としたことを特徴とするものである。
好ましい実施形態によれば、前記カートリッジケースは、一端が開口された筒状ケース体と、他端の中央に立設された軸部とからなり、前記筒状ケース体の内部には朱肉が内蔵してあるものとするのが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
また、その他の好ましい実施形態によれば、前記カートリッジケースの軸部に凹部または凸部が形成され、一方、キャップ中子の中心部に形成した筒孔壁に凸部または凹部が形成されており、これらの凹部と凸部の係合によりカートリッジケースがキャップ中子に対して着脱自在とされているものとするのが好ましく、これを請求項3に係る発明とする。
請求項1に係る発明では、キャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されている構造としたので、朱肉のインキが少なくなった場合はキャップ中子の天面に露出している軸部を押圧することによりカートリッジケースを取外し、カートリッジケースを交換して新品の朱肉に交換すればよく、朱肉の交換作業をワンタッチで簡単かつ短時間に行うことができる。
また、請求項2に係る発明では、前記カートリッジケースは、一端が開口された筒状ケース体と、他端の中央に立設された軸部とからなり、前記筒状ケース体の内部には朱肉が内蔵してあるものとしたので、簡単な構造で安価なカートリッジケースとして提供することができ、また保管も便利である。
また、請求項3に係る発明では、カートリッジケースの軸部に凹部または凸部が形成され、一方、キャップ中子の中心部に形成した筒孔壁に凸部または凹部が形成されており、これらの凹部と凸部の係合によりカートリッジケースがキャップ中子に対して着脱自在とされているので、カートリッジケースの着脱を簡単に行うことができ、また手にインキが付着して汚れるのを防ぐことができる。
本発明の実施の形態を示す断面図である。 本発明の実施の形態を示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す斜視図である。 キャップ中子を押し込んだ状態を示す要部の拡大断面図である。 カートリッジケースを取り外した状態を示す要部の拡大断面図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明の実施の形態を示す断面図、図2は平面図、図3は斜視図である。図において、1はケース本体であり、2はケース本体1に被冠するキャップである。3は前記ケース本体1に収納される印鑑、1aはクリップである。また、4は前記キャップ2に収納される朱肉である。
前記キャップ2は、筒状のキャップ本体2aとこのキャップ本体2aの端部から中央に向けて軸方向に押し込み可能なキャップ中子5からなるとともに、このキャップ中子5の先端部には朱肉4を内蔵したカートリッジケース6が着脱自在に装着されている。前記キャップ中子5は、外周に装着されたコイルスプリング7の弾力に付勢されて天面5aが常にキャップ2の端部に合致した位置となるように調整されている。
このように構成したものでは、常時は、前記朱肉4の端面と印鑑3の印面3aの間には僅かな隙間(S)が形成されていて、インキが付着しない状態が保持されている(図1を参照)。一方、インキの補充が必要な場合は、前記キャップ中子5を軸方向に(図示のものでは、右側から左側に向けて矢印方向に)押し込むと、前記朱肉4が印鑑3の印面3aに接触して適量のインキを印鑑に付着させることができる(図4を参照)。
前記カートリッジケース6は、図5に示されるように、一端が開口された筒状ケース体8と、他端の中央に立設された軸部9とからなり、前記筒状ケース体8の内部には朱肉4が内蔵した構造となっている。また、このカートリッジケース6は、前記キャップ中子5の先端にワンタッチで簡単に着脱自在に装着できる構造となっている。
図示のものでは、前記カートリッジケース6の軸部9には凹部9aが形成され、一方、キャップ中子5の中心部に形成した筒孔壁5bには凸部5cが突設されており、前記凹部9aと凸部5cの係合によりカートリッジケース6がキャップ中子5に対して着脱自在な構造となっている。
なお、前記の係合構造は図示のものに限定されるものではなく、軸部9に凸部、筒孔壁5bに凹部を設けてもよく、また、その他の任意の係合形態を採用することができる。
以上のように構成された朱肉付き印鑑ケースでは、図1に示されるように、通常はケース本体1にキャップ2が被冠されており、印鑑の使用に際してキャップ2を外して使用する。
キャップ2が被冠されている場合は、コイルスプリング7の弾力により常にキャップ中子5の天面5aがキャップ2の端部に合致した位置となるように左方向へ付勢されており、朱肉4の端面と印鑑3の間には僅かな隙間(S)が形成されている。このため、印面3aにインキが付着することがない。
なお、キャップ中子5の下端に形成された突起10と、キャップ2の内側に形成された突起11とが係合する構造であり、コイルスプリング7に付勢されてもキャップ中子5の飛び出し位置量が無制限とならずに、所定の位置に規制される構造となっている(図1を参照)。
一方、繰り返し使用して印鑑にインキを付着させることが必要になった場合は、図4に示されるように、キャップ2を外す前にキャップ中子5を軸方向(矢印方向)に押し込むと、朱肉4が印鑑3の印面3aに接触してインキを付着させることができる。
即ち、前記カートリッジケース6の軸部9に形成された凹部9aと、キャップ中子5の筒孔壁5bに形成された凸部5cとの係合によりカートリッジケース6がキャップ中子5と一体となっているため、キャップ中子5の押し込みに連動して朱肉4も軸方向(矢印方向)に移動することとなる。
このように印鑑へのインキの付着は、キャップ中子5の天面5aを軸方向にワンプッシュするだけの簡単な操作で行うことができ、優れた使い勝手を発揮できる。
更に本発明では、図5に示されるように、朱肉4が内蔵したカートリッジケース6がキャップ中子5に対してワンタッチで簡単に着脱できる構造となっている。
即ち、前記カートリッジケース6の軸部9に形成した凹部9aと、キャップ中子5の筒孔壁5bに形成した凸部5cとが着脱自在に係合する構造となっており、天面5aに露出している軸部9の天面9bを先細の棒で押すと前記凹凸係合が外れて、カートリッジケース6を簡単に取り外すことができる。従って、使用済みのカートリッジケース6を取り外して新しいカートリッジケース6に交換すれば、インキを十分に貯留した朱肉4がリセットされることとなる。
また、手で押し込むことにより、カートリッジケース6を装着できなかった場合や、装着し忘れた場合でも、キャップ2を外からスライドプッシュすることで、カートリッジケース6の凹部9aとキャップ中子5の凸部5cとを嵌合することができるため、印鑑3にインキを付着させる動作によって前記凹部9aと凸部5cとを嵌合することができることとなる。このため、キャップ2を外した際に、カートリッジケース6の紛失やインキによる周囲への汚損を防止することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はキャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されている構造としたので、朱肉のインキが少なくなった場合はカートリッジケースを交換して新品の朱肉に交換すればよく、朱肉の交換作業をワンタッチで簡単かつ短時間に行うことができる。また、カートリッジケースの交換をキャップの内側へ向けて行うので、紛失することがなく、更には朱肉に手を触れることがないので交換作業で手が汚れることもなく便利である。
1 ケース本体
1a クリップ
2 キャップ
2a キャップ本体
3 印鑑
3a 印面
4 朱肉
5 キャップ中子
5a 天面
5b 筒孔壁
5c 凸部
6 カートリッジケース
7 コイルスプリング
8 筒状ケース体
9 軸部
9a 凹部
9b 先端部
10 突起
11 突起
S 隙間

Claims (3)

  1. 印鑑を収納したケース本体と、このケース本体に被冠する朱肉を収納したキャップとからなる朱肉付き印鑑ケースであって、
    前記キャップは、筒状のキャップ本体とこのキャップ本体の端部から中央に向けて軸方向に押し込み可能なキャップ中子からなるとともに、
    このキャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されており、
    前記キャップ中子を押し込むと前記朱肉が印鑑の印面に接触するように構成してあり、
    さらに前記カートリッジケースはその軸部の天面がキャップ中子の天面に露出しており、該軸部を押圧することによりカートリッジケースの取外しを可能としたことを特徴とする朱肉付き印鑑ケース。
  2. カートリッジケースは、一端が開口された筒状ケース体と、他端の中央に立設された軸部とからなり、前記筒状ケース体の内部には朱肉が内蔵してある請求項1に記載の朱肉付き印鑑ケース。
  3. カートリッジケースの軸部に凹部または凸部が形成され、一方、キャップ中子の中心部に形成した筒孔壁に凸部または凹部が形成されており、これらの凹部と凸部の係合によりカートリッジケースがキャップ中子に対して着脱自在とされている請求項2に記載の朱肉付き印鑑ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000229466A (ja) 1999-02-12 2000-08-22 Tanikawa Shoji Kk 印鑑ケース
US20040065219A1 (en) 1999-08-03 2004-04-08 Peter Wahler Golf ball stamping device

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