JP7017046B2 - 朱肉付き印鑑ケース - Google Patents
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前記キャップは、筒状のキャップ本体とこのキャップ本体の端部から中央に向けて軸方向に押し込み可能なキャップ中子からなるとともに、
このキャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されており、
前記キャップ中子を押し込むと前記朱肉が印鑑の印面に接触するように構成してあり、
さらに前記カートリッジケースはその軸部の天面がキャップ中子の天面に露出しており、該軸部を押圧することによりカートリッジケースの取外しを可能としたことを特徴とするものである。
図1は、本発明の実施の形態を示す断面図、図2は平面図、図3は斜視図である。図において、1はケース本体であり、2はケース本体1に被冠するキャップである。3は前記ケース本体1に収納される印鑑、1aはクリップである。また、4は前記キャップ2に収納される朱肉である。
なお、前記の係合構造は図示のものに限定されるものではなく、軸部9に凸部、筒孔壁5bに凹部を設けてもよく、また、その他の任意の係合形態を採用することができる。
キャップ2が被冠されている場合は、コイルスプリング7の弾力により常にキャップ中子5の天面5aがキャップ2の端部に合致した位置となるように左方向へ付勢されており、朱肉4の端面と印鑑3の間には僅かな隙間(S)が形成されている。このため、印面3aにインキが付着することがない。
なお、キャップ中子5の下端に形成された突起10と、キャップ2の内側に形成された突起11とが係合する構造であり、コイルスプリング7に付勢されてもキャップ中子5の飛び出し位置量が無制限とならずに、所定の位置に規制される構造となっている(図1を参照)。
即ち、前記カートリッジケース6の軸部9に形成された凹部9aと、キャップ中子5の筒孔壁5bに形成された凸部5cとの係合によりカートリッジケース6がキャップ中子5と一体となっているため、キャップ中子5の押し込みに連動して朱肉4も軸方向(矢印方向)に移動することとなる。
このように印鑑へのインキの付着は、キャップ中子5の天面5aを軸方向にワンプッシュするだけの簡単な操作で行うことができ、優れた使い勝手を発揮できる。
即ち、前記カートリッジケース6の軸部9に形成した凹部9aと、キャップ中子5の筒孔壁5bに形成した凸部5cとが着脱自在に係合する構造となっており、天面5aに露出している軸部9の天面9bを先細の棒で押すと前記凹凸係合が外れて、カートリッジケース6を簡単に取り外すことができる。従って、使用済みのカートリッジケース6を取り外して新しいカートリッジケース6に交換すれば、インキを十分に貯留した朱肉4がリセットされることとなる。
また、手で押し込むことにより、カートリッジケース6を装着できなかった場合や、装着し忘れた場合でも、キャップ2を外からスライドプッシュすることで、カートリッジケース6の凹部9aとキャップ中子5の凸部5cとを嵌合することができるため、印鑑3にインキを付着させる動作によって前記凹部9aと凸部5cとを嵌合することができることとなる。このため、キャップ2を外した際に、カートリッジケース6の紛失やインキによる周囲への汚損を防止することができる。
1a クリップ
2 キャップ
2a キャップ本体
3 印鑑
3a 印面
4 朱肉
5 キャップ中子
5a 天面
5b 筒孔壁
5c 凸部
6 カートリッジケース
7 コイルスプリング
8 筒状ケース体
9 軸部
9a 凹部
9b 先端部
10 突起
11 突起
S 隙間
Claims (3)
- 印鑑を収納したケース本体と、このケース本体に被冠する朱肉を収納したキャップとからなる朱肉付き印鑑ケースであって、
前記キャップは、筒状のキャップ本体とこのキャップ本体の端部から中央に向けて軸方向に押し込み可能なキャップ中子からなるとともに、
このキャップ中子の先端部には朱肉を内蔵したカートリッジケースが着脱自在に装着されており、
前記キャップ中子を押し込むと前記朱肉が印鑑の印面に接触するように構成してあり、
さらに前記カートリッジケースはその軸部の天面がキャップ中子の天面に露出しており、該軸部を押圧することによりカートリッジケースの取外しを可能としたことを特徴とする朱肉付き印鑑ケース。 - カートリッジケースは、一端が開口された筒状ケース体と、他端の中央に立設された軸部とからなり、前記筒状ケース体の内部には朱肉が内蔵してある請求項1に記載の朱肉付き印鑑ケース。
- カートリッジケースの軸部に凹部または凸部が形成され、一方、キャップ中子の中心部に形成した筒孔壁に凸部または凹部が形成されており、これらの凹部と凸部の係合によりカートリッジケースがキャップ中子に対して着脱自在とされている請求項2に記載の朱肉付き印鑑ケース。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017176708A JP7017046B2 (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 朱肉付き印鑑ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017176708A JP7017046B2 (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 朱肉付き印鑑ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019051641A JP2019051641A (ja) | 2019-04-04 |
JP7017046B2 true JP7017046B2 (ja) | 2022-02-08 |
Family
ID=66014041
Family Applications (1)
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JP2017176708A Active JP7017046B2 (ja) | 2017-09-14 | 2017-09-14 | 朱肉付き印鑑ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7017046B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000229466A (ja) | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Tanikawa Shoji Kk | 印鑑ケース |
US20040065219A1 (en) | 1999-08-03 | 2004-04-08 | Peter Wahler | Golf ball stamping device |
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2017
- 2017-09-14 JP JP2017176708A patent/JP7017046B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2000229466A (ja) | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Tanikawa Shoji Kk | 印鑑ケース |
US20040065219A1 (en) | 1999-08-03 | 2004-04-08 | Peter Wahler | Golf ball stamping device |
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Publication number | Publication date |
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JP2019051641A (ja) | 2019-04-04 |
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