JP7016413B2 - システムメッセージ伝送方法、装置及びシステム - Google Patents

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Description

この出願は、通信技術の分野に関し、特に、システムメッセージ伝送方法、装置及びシステムに関する。
移動通信標準組織である第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project, 3GPP)は、狭帯域のモノのインターネット(Narrowband Internet of Things, NB-IoT)技術を提案している。NB-IoTは、周波数分割複信(Frequency Division Duplex, FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex, TDD)をサポートする。
FDD NB-IoTでは、システム情報ブロックタイプ1(System Information Block type1, SIB1)の周期は2560msである。SIB1は、無線フレーム内のサブフレーム4上で伝送され、1つおきの無線フレームに現れる。SIB1の1つのトランスポートブロック(Transport Block, TB)は、8個のサブフレームを占有する。したがって、SIB1の1回の完全な伝送は、16個の連続する無線フレームを占有する必要がある。さらに、SIB1の繰り返し数は、4、8又は16でもよく、繰り返しのコピーは、2560msの周期内で等しい間隔で分散される。FDD NB-IoTでは、異なるセルのSIB1は、2560msの周期内で異なるリソース位置で伝送され、それにより、異なるセルのSIB1sの伝送の間の相互干渉が回避できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、周波数内ネットワーキング及びセルの間の時間同期のシナリオにおいて特に重要である。
TDD NB-IoTでは、アップリンクダウンリンクサブフレーム構成は、TDDロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)システムのいくつかのアップリンクダウンリンクサブフレーム構成をサポートする。アンカーキャリア上に、狭帯域プライマリ同期信号(Narrowband Primary Synchronization Signal, NPSS)、狭帯域セカンダリ同期信号(Narrowband Secondary Synchronization Signal, NSSS)及び狭帯域物理ブロードキャストチャネル(Narrowband Physical Broadcast Channel, NPBCH)が存在する。アンカーキャリア上では、NSSSは、偶数フレームのサブフレーム0上で伝送される。SIB1の周期もまた2560msである。SIB1の1つのトランスポートブロックは8個のサブフレームを占有する。SIB1がアンカーキャリア上の奇数フレームのサブフレーム0上でSIB1が伝送され、繰り返し数が16であるとき、偶数フレームのサブフレーム0がNSSSにより占有されるので、異なるセルのSIB1は、同じリソース位置でのみ伝送できる。したがって、セルのSIB1の伝送の間の相互干渉の問題が引き起こされる。
この出願は、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避し、SIB1の伝送信頼性を改善するためのシステムメッセージ伝送方法、装置及びシステムを提供する。
第1の態様によれば、この出願は、システムメッセージ伝送方法を提供する。当該方法は、
第1の通信デバイスにより、MIBメッセージを構成するステップであり、
MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、
第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む、ステップと、
第1の通信デバイスにより、MIBメッセージを第2の通信デバイスに送信するステップと、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送するステップと
を含む。
第1の通信デバイスは、MIBメッセージを構成し、MIBメッセージは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報、例えば、スケジューリング情報と、第1の情報と、キャリアの動作モードとのうちいずれか1つ以上を搬送してもよいので、第2の通信デバイスは、MIBメッセージに基づいてSIB1を受信する。第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される情報を柔軟に構成してもよい。さらに、MIBメッセージを構成するとき、第1の通信デバイスは、構成又は暗示の指示を通じて、1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのリソース位置が異なることを確保することを考慮してもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含み、状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることとのうち1つを含むか、或いは、状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることとのうち1つを含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することと、
第1の通信デバイスが、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び状態情報に追加する。状態情報は、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用されるキャリアを柔軟に構成できることを確保できる。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのキャリア位置が異なることを確保するために、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、或いは、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を更に含み、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することは、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することを含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含み、時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、第1の通信デバイスにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含み、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第1の通信デバイスにより、周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含み、伝送モード情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第1の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含み、伝送モード情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送が、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とするか否かを示すために使用され、伝送リソースは、サブフレーム、無線フレーム、ハイパーフレーム、シンボル又はスロットのうち1つであり、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第1の通信デバイスにより、リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含む。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値は第2の状態に対応し、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることであり、スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、第1の通信デバイスにより、繰り返し数が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定することと、第1の通信デバイスにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと、
第1の通信デバイスが非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、SIB1を伝送するために使用される状態情報に基づいて決定され、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、スケジューリング情報内の繰り返し数が第1の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含み、スケジューリング情報内の繰り返し数が第2の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む第1の情報とを含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること
を含み、
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することは、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
第1の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含む。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、
第1の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む、ことと、
第1の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであると決定すること、及び、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、第1の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1に伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、第1の通信デバイスにより、伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定すること、及び、
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含み、
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することは、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含み、周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、
アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、
第1の通信デバイスにより、アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
第1の通信デバイスにより、周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
第2の態様によれば、この出願は、システムメッセージ伝送方法を提供する。当該方法は、
第2の通信デバイスにより、第1の通信デバイスからマスター情報ブロックMIBメッセージを受信するステップであり、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む、ステップと、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信するステップと
を含む。
第1の通信デバイスは、MIBメッセージを構成し、MIBメッセージは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報、例えば、スケジューリング情報と、第1の情報と、キャリアの動作モードとのうちいずれか1つ以上を搬送してもよいので、第2の通信デバイスは、MIBメッセージに基づいてSIB1を受信する。第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される情報を柔軟に構成してもよい。さらに、MIBメッセージを構成するとき、第1の通信デバイスは、構成又は暗示の指示を通じて、1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのリソース位置が異なることを確保することを考慮してもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含み、
状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることとのうち1つを含むか、或いは、
状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることとのうち1つを含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することと、
第2の通信デバイスが、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び状態情報に追加する。状態情報は、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用されるキャリアを柔軟に構成できることを確保できる。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのキャリア位置が異なることを確保するために、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、或いは、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を更に含み、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することは、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することを含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含み、時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、
第2の通信デバイスにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含み、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、
アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第2の通信デバイスにより、周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含み、伝送モード情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第2の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信し、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数と基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含み、伝送モード情報は、リソース指示情報を含み、リソース指示情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送が、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とするか否かを示すために使用され、伝送リソースは、サブフレーム、無線フレーム、ハイパーフレーム、シンボル又はスロットのうち1つであり、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第2の通信デバイスにより、リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、
第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含む。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値は第2の状態に対応し、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることであり、
スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、繰り返し数が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定することと、
第2の通信デバイスにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと、
第2の通信デバイスが、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、SIB1を伝送するために使用される状態情報に基づいて決定され、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、
スケジューリング情報内の繰り返し数が第1の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含み、
スケジューリング情報内の繰り返し数が第2の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む第1の情報とを含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること
を含み、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含む。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む、ことと、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1に受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含み、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含み、周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、
アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、
第2の通信デバイスにより、アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
第2の通信デバイスにより、周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することと
を含む。
第3の態様によれば、この出願は、システムメッセージ伝送装置を提供する。システムメッセージ伝送装置は第1の通信デバイスであり、システムメッセージ伝送装置は、
マスター情報ブロックMIBメッセージを構成するように適合された処理モジュールであり、
MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、
第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む、処理モジュールと、
MIBメッセージを第2の通信デバイスに送信するように適合された送信モジュールと
を含み、
処理モジュールは、送信モジュールを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送するように更に適合される。
同じ発明概念に基づいて、当該装置の問題解決原理は、第1の態様の方法の設計の解決策に対応する。したがって、当該装置の実現方式については、方法の実現方式を参照し、繰り返しの部分は再び説明しない。
第4の態様によれば、この出願は、システムメッセージ伝送装置を提供する。システムメッセージ伝送装置は第2の通信デバイスであり、システムメッセージ伝送装置は、
第1の通信デバイスからマスター情報ブロックMIBメッセージを受信するように適合された受信モジュールであり、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む、受信モジュールと、
受信モジュールを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信するように適合された処理モジュールと
を含む。
同じ発明概念に基づいて、当該装置の問題解決原理は、第2の態様の方法の設計の解決策に対応する。したがって、当該装置の実現方式については、方法の実現方式を参照し、繰り返しの部分は再び説明しない。
第5の態様によれば、この出願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは第1の通信デバイスであり、通信デバイスは、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサにより実行できるコンピュータプログラムとを含む。プロセッサは、第1の態様によるシステムメッセージ伝送方法のステップを実現するように、コンピュータプログラムを実行する。
第6の態様によれば、この出願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは第2の通信デバイスであり、通信デバイスは、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサにより実行できるコンピュータプログラムとを含む。プロセッサは、第2の態様によるシステムメッセージ伝送方法のステップを実現するように、コンピュータプログラムを実行する。
第7の態様によれば、この出願は、通信システムを提供する。通信システムは、第5の態様による通信デバイスと、第6の態様による通信デバイスとを含む。
第8の態様によれば、この出願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは、第1の態様による方法を実行するように構成された少なくとも1つの処理要素(又はチップ)を含む。
第9の態様によれば、この出願は、通信デバイスを提供する。通信デバイスは、第2の態様による方法を実行するように構成された少なくとも1つの処理要素(又はチップ)を含む。
第10の態様によれば、この出願は、プログラムを提供する。プログラムは、通信デバイスのプロセッサにより実行されるときに、第1の態様による方法を実行するように適合される。
第11の態様によれば、この出願は、プログラムを提供する。プログラムは、通信デバイスのプロセッサにより実行されるときに、第2の態様による方法を実行するように適合される。
第12の態様によれば、この出願は、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、第10の態様によるプログラムを含む。
第13の態様によれば、この出願は、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、第11の態様によるプログラムを含む。
第14の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体内の命令が通信デバイスのプロセッサにより実行されるとき、通信デバイスは、第1の態様による方法を実行することが可能になる。
第15の態様によれば、この出願は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体内の命令が通信デバイスのプロセッサにより実行されるとき、通信デバイスは、第2の態様による方法を実行することが可能になる。
この出願のこれらの態様又は他の態様は、以下の(いくつかの)実施形態の説明において、より明確になりより理解可能になる。
この出願による通信システムの概略図である。 この出願の実施形態によるシステムメッセージ伝送方法のシグナリング図である。 この出願に従ってSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報の凡例である。 この出願によるスタンドアローン動作モードの凡例である。 この出願によるガードバンド動作モードの凡例である。 この出願による帯域内動作モードの凡例である。 この出願によるシステムメッセージ伝送モードの概略図である。 この出願による他のシステムメッセージ伝送モードの概略図である。 この出願の実施形態によるシステムメッセージ伝送装置の概略構造図である。 この出願の他の実施形態によるシステムメッセージ伝送装置の概略構造図である。 この出願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。 この出願の他の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。
この出願は、NB-IoTシステム、LTEシステム又はLTEアドバンスド(LTE Advanced, LTE-A)システムに主に適用される。この出願はまた、通信システム内のエンティティが情報を送信でき、通信システム内の他のエンティティが情報を受信できるという前提で、他の通信システムにも適用されてもよい。
図1に示すように、第1の通信デバイスの例はネットワークデバイスであり、第2の通信デバイスの例は端末デバイスであり、第1の通信デバイス及び第2の通信デバイスは、通信システムを形成する。通信システムにおいて、この出願の実施形態において提供される以下の技術的解決策を実現するために、端末デバイスは、ネットワークデバイスのカバレッジ内に位置し、ネットワークデバイスと通信する。第1の通信デバイスは、ネットワークデバイスに限定されない点に留意すべきである。同様に、第2の通信デバイスは、端末デバイスに限定されない。
この出願において、実施形態は、ネットワークデバイス及び端末デバイスを参照して理解され得る。ネットワークデバイス及び端末デバイスは、ライセンス帯域又はアンライセンス帯域上で動作してもよい。
端末デバイスはまた、ユーザ機器(User Equipment, UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動コンソール、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、又はユーザ装置とも呼ばれてもよい。端末デバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network, WLAN)内のステーション(STATION, ST)でもよく、或いは、携帯電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol, SIP)電話、無線ローカルループ(Wireless Local Loop, WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)デバイス、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、又は次世代通信システム、例えば、第5世代(the fifth-generation, 5G)ネットワークにおける端末デバイス又は将来の進化型公衆陸上移動ネットワーク(public land mobile network, PLMN)における端末デバイスでもよい。
限定の代わりに一例として、この出願では、端末デバイスは、代替として、ウェアラブルデバイスでもよい。ウェアラブルデバイスはまた、ウェアラブルインテリジェントデバイスとも呼ばれてもよく、日常装着のインテリジェント設計においてウェアラブル技術を適用することにより開発された、眼鏡、手袋、時計、衣類及び靴のようなウェアラブルデバイスの一般用語である。ウェアラブルデバイスは、身体に直接装着できるか、或いはユーザの衣類又はアクセサリに組み込むことができるポータブルデバイスである。ウェアラブルデバイスは単なるハードウェアデバイスではなく、ソフトウェアサポート、データ相互作用及びクラウド相互作用を通じて強力な機能を実現するために使用される。一般的なウェアラブルインテリジェントデバイスは、スマートウオッチ又はスマートグラスのように、スマートフォンに依存することなく完全或いは部分的な機能を実現できる全装備の大型デバイスと、物理的兆候を監視するための様々なスマートバンド又はスマートジュエリーのように、1つのタイプのアプリケーションのみに焦点を当て且つスマートフォンのような他のデバイスと共に動作する必要があるデバイスとを含む。
さらに、ネットワークデバイスはまた、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network, RAN)デバイスとも呼ばれ、端末デバイスを無線ネットワークに接続するデバイスであり、LTEシステムにおける進化型ノードB(Evolved NodeB、eNB又はNodeB)、中継局又はアクセスポイント、5Gネットワークにおけるネットワークデバイス又は将来の進化型PLMNにおけるネットワークデバイス又はNRシステムにおける新無線ノードB(new radio NodeB, gNodeB)でもよい。これは、ここでは限定されない。
さらに、この出願の実施形態では、ネットワークデバイスは、セルのためのサービスを提供し、端末デバイスは、セル内で使用される伝送リソース(例えば、周波数領域リソース又はスペクトルリソース)を使用することにより、ネットワークデバイスと通信する。セルは、ネットワークデバイス(例えば、基地局)に対応するセルでもよく、セルは、マクロ基地局に属してもよく、或いは、スモールセル(small cell)に対応する基地局に属してもよい。ここでのスモールセルは、メトロセル(Metro cell)、マイクロセル(Micro cell)、ピコセル(Pico cell)、フェムトセル(Femto cell)等を含んでもよい。これらのスモールセルは、小さいカバレッジ及び低い伝送電力という特性を有し、高速データ伝送サービスを提供するのに適用可能である。
この出願の実施形態では、アンカーキャリアは、共通チャネル又は共通信号が伝送されると第2の通信デバイスが仮定するキャリアである。非アンカーキャリアは、共通チャネル又は共通信号が伝送されないと第2の通信デバイスが仮定するキャリアである。共通チャネルはセルレベルの共通チャネルであり、共通信号はセルレベルの共通信号である。NB-IoTシステムでは、アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH/SIB-NB伝送が実行されると第2の通信デバイスが仮定するキャリアであり、アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH/SIB-NB伝送が実行されないと第2の通信デバイスが仮定するキャリアである。代替として、NB-IoTシステムでは、アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されると第2の通信デバイスが仮定するキャリアであり、アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されないと第2の通信デバイスが仮定するキャリアである。
図2は、この出願の実施形態によるシステムメッセージ伝送方法のシグナリング図である。図2に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含む。
S201:第1の通信デバイスは、マスター情報ブロック(Master information block, MIB)メッセージを構成する。
MIBメッセージは異なる情報を搬送してもよく、以下のタイプが存在する。
タイプ1:MIBメッセージはSIB1のスケジューリング情報を含む。
タイプ2:MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含む。
タイプ3:MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、第1の情報とを含む。
タイプ4:MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、第1の情報と、キャリアの動作モードとを含む。
さらに、第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含んでもよい。
このステップにおいて、スケジューリング情報は、繰り返し数と、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズとを示すために使用される。具体的な指示方式は、別個の指示でもよく、トランスポートブロックサイズの値と、繰り返し数の値とを示してもよく、或いは、選択できるトランスポートブロックサイズのインデックスと、繰り返し数のインデックスとを示してもよい。具体的な指示方式は、共同の指示でもよく、選択できるトランスポートブロックサイズと繰り返し数との組み合わせのインデックスを示す。スケジューリング情報は、SIB1の伝送をスケジューリングするために使用される他の情報、例えば、SIB1の変調及び符号化方式(Modulation and Coding Scheme, MCS)を更に含んでもよい。
このステップにおいて、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モード又はSIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モード及びSIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含む。アンカーキャリアの動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む。アンカーキャリア及び非アンカーキャリアについては、帯域内動作モードは、この出願が適用されるシステムが他の通信システムの伝送帯域に展開されることを意味する。2つのシステムの物理セル識別子(Physical Cell Identifier, PCI)が同じであるか否かに基づいて、帯域内動作モードは、帯域内同一PCI及び帯域内異PCIに分類されてもよい。例えば、NB-IoTシステムがLTEシステムのガードバンドに展開される場合、帯域内動作モードは、NB-IoTシステムのPCIがLTEシステムのPCIと同じであるか否かに依存して、帯域内同一PCI及び帯域内異PCIに分類されてもよい。
非アンカーキャリアの動作モードは、キャリアの動作モードに基づいて、以下の方式で決定されてもよい。
方式1:キャリアの動作モードはアンカーキャリアの動作モードを含む。非アンカーキャリアの動作モードがアンカーキャリアの動作モードと同じであることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。したって、非アンカーキャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードに基づいて決定されてもよい。
方式2:キャリアの動作モードは、SIBを伝送するための非アンカーキャリアの動作モード情報を含む。SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報は、SIBを伝送するために使用する非アンカーキャリアの動作モードを示すために使用される。したがって、非アンカーキャリアの動作モードは、SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報に基づいて直接決定されてもよい。
方式3:キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報は、SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードがアンカーキャリアの動作モードと同じであるか否かを示すために使用される。したがって、非アンカーキャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIBを伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とに基づいて決定されてもよい。
この出願が適用されるシステムは、第1の通信システムとして示されると仮定される。LTEシステムでは、CRSは伝送帯域で伝送され、CRSはガードバンドでは伝送されない。第1の通信システムのアンカーキャリアの動作モードがガードバンド動作であり(すなわち、アンカーキャリアがLTEのガードバンドに展開される)、第1の通信システムの非アンカーキャリアの動作モードがガードバンド動作である(すなわち、アンカーキャリアがLTEのガードバンドに展開される)とき、LTE CRSポート数は、MIBメッセージで示される必要があり、新たなフィールドが指示のためにMIBメッセージに追加されてもよい。ガードバンド動作に対応するフィールド内の予備ビットが指示のために使用されてもよい。帯域内展開については、帯域内同一PCIは帯域内異PCIと区別されない。
NB-IoTを一例として使用すると、MasterInformationBlock-NBはMIBメッセージであり、operationModeInfoは動作モードに対応するフィールドであり、guardbandはガードバンド展開を示し、standaloneは独立展開を示し、inband-SamePCIは帯域内展開を示す。NB-IoTシステムのPCIはLTEシステムのPCIと同じである。inband-DifferentPCIについては、NB-IoTシステムのPCIはLTEシステムのPCIとは異なる。MIBメッセージ内の動作モードがガードバンド展開(guardband)であるとき、ガードバンド展開に対応するフィールドに3つの予備ビットが存在する。NB-IoTアンカーキャリアがガードバンド動作モードであり、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアが帯域内動作モード(inband-SamePCI及びinband-DifferentPCIのうち1つを含む)であるとき、予備ビットのうち1つは、LTE CRSポート数を示すために使用されてもよい。さらに、LTE CRSポート数を示すフィールドは、アンカーキャリアがガードバンド動作モードであり、非アンカーキャリアが帯域内動作モードであるときにのみ存在する。
MasterInformationBlock-NB::=SEQUENCE{

operationModeInfo-r13 CHOICE{
inband-SamePCI-r13 Inband-SamePCI-NB-r13,
inband-DifferentPCI-r13 Inband-DifferentPCI-NB-r13,
guardband-r13 Guardband-NB-r13,
standalone-r13 Standalone-NB-r13
},
spare BIT STRING (SIZE(11))
}

Guardband-NB-r13::=SEQUENCE{
rasterOffset-r13 ChannelRasterOffset-NB-r13,
spare BIT STRING (SIZE(3))
}
このステップについては、従来技術と同様に、MIBメッセージは、以降の通信プロセスの動作を確保するために、通信システムに関する基本的な情報を第2の通信デバイスに通知するための他の情報を更に搬送してもよい点に留意すべきである。
S202:第1の通信デバイスは、MIBメッセージを第2の通信デバイスに送信する。
対応して、第2の通信デバイスは、第1の通信デバイスからMIBメッセージを受信する。
S203:第1の通信デバイスは、SIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
具体的には、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
このステップについては、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報と、第1の情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること等が理解され得る。詳細な説明については、以降の実施形態を参照する。詳細は、ここでは説明しない。
対応して、第2の通信デバイスは、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信する。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、MIBメッセージを構成し、MIBメッセージは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報、例えば、スケジューリング情報と、第1の情報と、キャリアの動作モードとのうちいずれか1つ以上を搬送してもよいので、第2の通信デバイスは、MIBメッセージに基づいてSIB1を受信する。第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される情報を柔軟に構成してもよい。さらに、MIBメッセージを構成するとき、第1の通信デバイスは、構成又は暗示の指示を通じて、1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのリソース位置が異なることを確保することを考慮してもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
上記の実施形態は、MIBメッセージに含まれる情報及び/又は第1の情報に含まれる情報を区別することにより、以下に詳細に記載される。
実施形態では、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む。
状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることとのうち1つを含むか、或いは、状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることとのうち1つを含む。
この実施形態では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよく、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することと、第1の通信デバイスが、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することとを更に含む。
SIB1伝送に使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置が予め定義されているとき、第1の通信デバイスが、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、予め定義された周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアであると第1の通信デバイスが決定することを意味する点に留意すべきである。
状態情報に含まれる状態が、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることである場合、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定し、或いは、状態情報に含まれる状態が、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることである場合、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定し、或いは、状態情報に含まれる状態が、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることである場合、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することが理解され得る。
具体的な実現方式の中で、状態情報は、ビット幅が1ビット(bit)であるフィールドを使用することにより示されてもよい。フィールドの値の集合は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送され、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることであるか、或いは、フィールドの値の集合は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送され、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることである。代替として、フィールドの値は、ブール値、数字、文字、文字列等である。異なるブール値、及び数字、文字、文字列等の異なる値は、異なる意味を表す。一例では、フィールドの値が「0」であることは、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることを示し、フィールドの値が「1」であることは、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることを示す。一例では、フィールドの値が「0」であることは、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることを示し、フィールドの値が「1」であることは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることを示す。他の例では、フィールドの値が「anchor」であることは、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることを示し、フィールドの値が「non-anchor」であることは、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることを示す。
状態情報が、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることを示す場合、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
状態情報が、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることを示す場合、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよく、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
状態情報が、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることを示す場合、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することと、第2の通信デバイスが、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することとを更に含む。具体的な詳細については、第1の通信デバイスの関連説明を参照する。詳細は、ここでは再び説明しない。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び状態情報に追加する。状態情報は、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用されるキャリアを柔軟に構成できることを確保できる。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのキャリア位置が異なることを確保するために、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、或いは、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
この実施形態に基づいて、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を更に含む。SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置、無線フレーム位置、ハイパーフレーム位置、シンボル位置、スロット位置等のうち1つを含み、これらは、時間領域位置を示すために使用される情報である。SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、代替として、時間単位でもよい。
シンボル位置に対応するシンボルは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing, OFDM)シンボルと、スパースコード多元接続(Sparse Code Multiple Access, SCMA)シンボルと、フィルタリング直交周波数分割多重(Filtered Orthogonal Frequency Division Multiplexing, F-OFDM)シンボルと、非直交多元接続(Non-Orthogonal Multiple Access, NOMA)シンボルとを含むが、これらに限定されない。シンボルは、実際の状況に基づいて具体的に決定されてもよく、詳細はここでは説明しない。
この場合、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することは、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定することを含んでもよい。時間領域位置情報により示される時間領域位置は、アンカーキャリア上に位置してもよく、或いは、非アンカーキャリア上に位置してもよい。
対応して、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することは、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定することを含む。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報、状態情報及び時間領域位置情報に追加する。状態情報は、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用されるキャリアを柔軟に構成できることを確保できる。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための時間領域位置及び/又はキャリア位置が異なることを確保するために、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、或いは、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、時間領域位置情報は、異なるセルのSIBを伝送するための時間領域位置が異なることを確保できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
他の実施形態では、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含む。別段の定めがない限り、この出願における同じ名詞は、同じ意味を有することが理解されるべきである。例えば、ここでの「時間領域位置情報」及び上記の実施形態における「時間領域位置情報」は、同じ内容及び同じ意味を有する。
この実施形態では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよく、具体的には、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、第1の通信デバイスにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを更に含んでもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアは予め設定されてもよく、例えば、通信標準及び/又は通信プロトコルにおいて指定されてもよい。時間領域位置情報により示される時間領域位置は、アンカーキャリア上に位置してもよく、或いは、非アンカーキャリア上に位置してもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置が予め定義されているとき、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、予め定義された周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアであると第1の通信デバイスが決定することを意味する点に留意すべきである。
例えば、第1の通信デバイスは、時間領域位置情報により示される時間領域位置において、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送するか、或いは、第1の通信デバイスは、時間領域位置情報により示される時間領域位置において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送するか、或いは、第1の通信デバイスは、時間領域位置情報により示される時間領域位置において、アンカーキャリア及びSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、第2の通信デバイスにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することとを更に含む。
SIB1がアンカーキャリア上でのみ或いは非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び時間領域位置情報に追加する。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための時間領域位置が異なることを確保するために、時間領域位置情報は、異なるセルのSIBを伝送するための時間領域位置が異なることを確保できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
更に他の実施形態では、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含む。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含む。周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数でもよい。リソースブロックは周波数領域リソースユニットであり、N個の連続するサブキャリア数でもよく、Nはプロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。LTEでは、リソースブロックはRBと省略されてもよい。すなわち、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域間隔、又は、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアのリソースブロック数でもよい。詳細については、図3を参照する。
アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置は、図3に示すように、以下の状態、すなわち、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの、アンカーキャリア上の高周波数位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの、アンカーキャリア上の低周波数位置とを少なくとも含んでもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよく、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第1の通信デバイスにより、周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することとを更に含む。言い換えると、非アンカーキャリアのみがSIB1を伝送するために使用される。
代替として、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよく、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第1の通信デバイスにより、周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、第1の通信デバイスにより、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することとを更に含む。言い換えると、SIB1は、アンカーキャリア及び非アンカーキャリアの双方で伝送される。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第2の通信デバイスにより、周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することとを更に含む。
SIBがアンカー上でのみ或いは非アンカー上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び周波数領域位置情報に追加する。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための周波数領域位置が異なることを確保するために、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、異なるセルのSIBが非アンカーキャリア上で伝送され、異なるセルが異なる非アンカーキャリアで構成されることを確保できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
更に他の実施形態では、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。
伝送モード情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含んでもよい。
この実施形態に対応して、第1の実現方式では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよく、具体的には、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第1の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを更に含む。
第2の実現方式では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよい。さらに、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを含む。
アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数は、従来技術を参照して決定されてもよい。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、具体的には、第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第2の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信し、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数と基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することとを更に含む。
SIBがアンカー上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報に追加する。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための周波数領域位置が異なることを確保するために、異なるセルのSIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが確保できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。繰り返し数は、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送信頼性を確保するために、基地局が非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の電力差に基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数を構成できるように構成されてもよい。
更に他の実施形態では、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。
この実施形態では、伝送モード情報は、リソース指示情報を含む。リソース指示情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送が、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とするか否かを示すために使用される。伝送リソースは、サブフレーム、無線フレーム、ハイパーフレーム、シンボル、スロット等のうち1つでもよい。
SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期は、SIB1の1つのTBを伝送するために必要な時間である。SIB1は、m個の無線フレーム内で1つのサブフレームを使用し、k個のサブフレームは、SIB1の1つのTBを伝送するために占有される必要があり、m及びkの双方は1よりも大きい正の整数であると仮定される。この場合、SIB1を1回伝送するための時間は、10×m×kミリ秒(ms)である。ここで、1つの無線フレームに対応する時間の例は10ミリ秒である。しかし、この出願はこれに限定されない。例えば、SIB1が2つの無線フレーム内で1つのサブフレームを使用し、SIB1を伝送するための1つのTBが8個のサブフレームを占有する必要がある場合、SIB1を一回伝送するための時間は10×2×8ms、すなわち、160msである。
SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とする点に留意すべきである。これは、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するために占有される伝送リソースがアンカーキャリア上でSIB1を伝送するために占有される伝送リソースよりも多いことを意味する。アンカーキャリア上の伝送により占有される伝送リソースは、単なる参照であり、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることを意味しない。例えば、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1は、2つの無線フレーム内で1つのサブフレームを占有する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、2つのサブフレームが2つの無線フレーム内で使用され、2つのサブフレームは同じ無線フレームに位置し、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、2つのサブフレームが2つの無線フレーム内で使用され、2つのサブフレームは異なる無線フレームで使用され、2つのサブフレームのサブフレーム番号は同じであるか、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、2つのサブフレームが2つの無線フレーム内で使用され、2つのサブフレームは異なる無線フレームに位置し、2つのサブフレームのサブフレーム番号は異なる。
ここで、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよい。さらに、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
第1の通信デバイスにより、リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、
第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を含む。
同様に、この実施形態では、アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数は、従来技術を参照して決定されてもよい。
第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、第1の情報とに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、第2の通信デバイスにより、リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することとを更に含む。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報については、アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの間の電力差が主に考慮される点に留意すべきである。
非アンカーキャリアの電力がアンカーキャリアの電力以上である場合、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数と同じ繰り返し数が使用されてもよい。例えば、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数が8である場合、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数もまた8である。
非アンカーキャリアの電力がアンカーキャリアの電力未満である場合、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し回数よりも大きい繰り返し数が使用される。例えば、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数が8である場合、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は16である。代替として、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じである場合、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多いサブフレームを使用する。例えば、非アンカーキャリア上で伝送されるSIB1の繰り返し数は8であり、160ms内で、SIB1は、アンカーキャリア上の8個のサブフレームを占有し、非アンカーキャリア上の16個のサブフレームを占有する。
SIBが非アンカー上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報及び非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報に追加する。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための周波数領域位置が異なることを確保するために、異なるセルのSIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが確保できる。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。伝送リソースは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送信頼性を確保するために、基地局が非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の電力差に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースを構成できるように構成されてもよい。
さらに、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることが予め設定されてもよい。繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値は第2の状態に対応し、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることであるか、或いは、第2の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることである。例えば、繰り返し数の集合は、少なくとも1つの繰り返し数を含み、繰り返し数は、4、8、16等でもよい。例えば、繰り返し数の集合に含まれる繰り返し数は4、8等である。さらに、スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用される。
ここで、実現方式では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよい。任意選択で、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、繰り返し数(スケジューリング情報内の繰り返し数である)が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定することと、第1の通信デバイスにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを含む。
第1の通信デバイスが、繰り返し数が第1の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第1の状態に基づいて、アンカーキャリア上でのみSIB1を第2の通信デバイスに伝送し、或いは、第1の通信デバイスが、繰り返し数が第2の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送し、或いは、第1の通信デバイスが、繰り返し数が第2の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第2の状態に基づいて、非アンカーキャリア上でのみSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
第1の通信デバイスが非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定する。
第1の通信デバイスが、繰り返し数が第1の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第1の状態に基づいて、アンカーキャリア上でのみSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
第1の通信デバイスが、繰り返し数が第2の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第2の状態に基づいて、非アンカーキャリア上でのみSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよく、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
第1の通信デバイスが、繰り返し数が第2の状態に対応すると決定した場合、第1の通信デバイスは、第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよく、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよい。第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、第2の通信デバイスにより、繰り返し数が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定することと、第2の通信デバイスにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと、第2の通信デバイスが、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することとを更に含む。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報を使用することにより繰り返し数を取得し、繰り返し数に基づいて構成を実行し、それにより、1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのキャリア位置が異なることを確保するように、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送でき、MIBシグナリングオーバヘッドが増加する。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
他の実現方式では、スケジューリング情報内の繰り返し数が第1の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含み、スケジューリング情報内の繰り返し数が第2の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む第1の情報とを含む。
この実現方式では、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよい。任意選択で、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、以下の具体的な実現方式、すなわち、
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること
を含む。
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することは、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置が予め定義されているとき、第1の通信デバイスが、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、予め定義された周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアであると第1の通信デバイスが決定することを意味する点に留意すべきである。
対応して、第2の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することでもよく、スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを更に含む。
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
上記の他の実現方式に基づいて、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含むことが理解され得る。
この実施形態では、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、以下の具体的な実現方式を含んでもよい。
第1の実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードはスタンドアローン動作モードであり、第1の通信デバイスは、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
スタンドアローン動作モードにおいて、スタンドアローン周波数帯域が使用される。例えば、NB-IoTでは、図4に示すように、1つ以上のキャリアが伝送に使用される。
第2の実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードはガードバンド動作モード又は帯域内動作モードであり、第1の通信デバイスは、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
ガードバンド動作モードにおいて、NB-IoTでは、LTEガードバンドで使用されていない1つ以上のリソースブロックが伝送に使用され、図5に示すように、リソースブロックの1つの帯域幅は180kHzである。LTEチャネル帯域幅は、LTEガードバンドと、LTE伝送帯域幅とを含む。
帯域内動作モードにおいて、NB-IoTでは、LTE伝送帯域幅内の1つ以上のリソースブロックが伝送に使用され、図6示すように、リソースブロックの1つの帯域幅は180kHzである。
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、SIB1は、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上で第2の通信デバイスに伝送される。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、SIB1は、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第2の通信デバイスに伝送される。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズ及び繰り返し数に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、SIB1は、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第2の通信デバイスに伝送される。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよく、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と同じでもよく、或いは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数と異なってもよい点に留意すべきである。例えば、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1の繰り返し数は、スケジューリング情報により示される繰り返し数よりも大きくてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。
この実施形態における第1の実現方式について、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と同じ数の伝送リソースを使用してもよい。この実施形態における第2の実現方式について、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを使用してもよい。
例えば、繰り返し数の集合は、少なくとも1つの繰り返し数を含み、繰り返し数は、4、8、16等でもよい。例えば、繰り返し数の集合に含まれる繰り返し数が4、8及び16である場合、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は4及び8であり、繰り返し数の集合内の残りの繰り返し数の値は16である。
NB-IoTシステムを一例として使用すると、繰り返し数の集合に含まれる繰り返し数が4、8及び16である場合、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数は4及び8であり、繰り返し数の集合内の残りの繰り返し数の値は16である。MIBメッセージ内にあるSIB1の、スケジューリング情報で示される繰り返し数が4又は8である場合、SIB1はアンカーキャリア上でのみ伝送され、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレーム位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよく、例えば、サブフレーム0でもよい。MIBメッセージ内にあるSIB1の、スケジューリング情報で示される繰り返し数が16である場合、SIB1は非アンカーキャリア上でのみ伝送され、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義される。例えば、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアは、アンカーキャリアに対してアンカーキャリアの高周波数位置にあり、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアは、アンカーキャリアの隣接RB上にあるか、或いは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアは、アンカーキャリアに対してアンカーキャリアの低周波数位置にあり、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアは、アンカーキャリアの隣接RB上にある。非アンカーキャリアの動作モードを決定する方式は、上記に記載されている。キャリアの動作モードに基づいて、非アンカーキャリアの動作モードがスタンドアローン動作モードであると決定された場合、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、MIBメッセージ内にあるSIB1の、スケジューリング情報で示される繰り返し数と同じであり、すなわち、16である。160ms内にアンカーキャリア上でSIB1を伝送するために使用される伝送リソースと比較して、1つのサブフレームが、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するために占有され、サブフレーム位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよく、例えば、サブフレーム0、サブフレーム5又はサブフレーム9でもよい。キャリアの動作モードに基づいて、非アンカーキャリアの動作モードがガードバンド動作モード又は帯域内動作モードであると決定された場合、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、MIBメッセージ内にあるSIB1の、スケジューリング情報で示される繰り返し数と同じであり、すなわち、16である。160ms内にアンカーキャリア上でSIB1を伝送するために使用される伝送リソースと比較して、より多くのリソースが、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するために使用される。使用される伝送リソース数及び伝送リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。例えば、SIB1は、サブフレーム0及びサブフレーム5、又はサブフレーム5及びサブフレーム9、又はサブフレーム0及びサブフレーム9を使用することにより非アンカーキャリア上で伝送される。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
対応して、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、
第2の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含んでもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報、キャリアの動作モード及び状態情報に追加する。状態情報は、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用されるキャリアを柔軟に構成できることを確保できる。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するためのキャリア位置が異なることを確保するために、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、或いは、いくつかのセルでは、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよく、いくつかの他のセルでは、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが構成されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
更に他の実施形態では、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。
第1の通信デバイスが、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することでもよい。任意選択で、第1の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することは、具体的には、以下の具体的な実現方式を含む。
第1の具体的な実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードであり、第1の通信デバイスは、スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであると決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するか、或いは、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送し、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
第2の具体的な実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードであり、第1の通信デバイスは、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1に伝送するか、或いは、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送し、伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
第3の具体的な実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードは、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードであり、第1の通信デバイスは、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードについて、非アンカーキャリアのパワースペクトル密度は、通常では、アンカーキャリアのパワースペクトル密度以下である。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送信頼性を確保するために、このように決定された非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数は、アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数よりも大きい。
第4の具体的な実現方式では、第1の通信デバイスは、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定し、決定される動作モードは、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードであり、第1の通信デバイスは、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定し、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送し、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードについて、非アンカーキャリアのパワースペクトル密度は、通常では、アンカーキャリアのパワースペクトル密度以下である。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送信頼性を確保するために、このように決定された非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数は、アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数よりも大きい。
第1の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することは、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置が予め定義されているとき、第1の通信デバイスがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、予め定義された周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアがSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアであると第1の通信デバイスが決定することを意味する点に留意すべきである。
SIBが非アンカー上でのみ或いは非アンカー上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが、プロトコルを使用することにより予め定義されている場合、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の伝送リソース及び繰り返し数は、非アンカーキャリアの動作モードに結び付けられてもよい。非アンカーキャリア上のSIB1の具体的な繰り返し数及び伝送リソースは、プロトコルを使用することにより予め定義される。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、具体的には、
第2の通信デバイスにより、キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1に受信すること、又は、第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
第2の通信デバイスにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を含んでもよい。
第2の通信デバイスにより、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することは、第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することを含む。
第1の通信デバイスにより実行されるステップは、第2の通信デバイスにより実行されるステップに対応することが習得できる。
この実施形態では、1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための時間領域位置及び/又はキャリア位置が異なることを確保するために、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア上で伝送されることが予め定義されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。さらに、この実施形態では、MIBシグナリングオーバヘッドを低減するために、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の伝送リソース又は繰り返し数は、キャリアの動作モードに結び付けられる。
第1の情報が、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含むことに基づいて、任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含む。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報に含まれるパラメータは、上記のものと同じであり、詳細は、ここでは再び説明しない。
この場合、第1の通信デバイスにより、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、第1の通信デバイスにより、アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、第1の通信デバイスにより、周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することとを含んでもよい。
第2の通信デバイスにより、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することは、第2の通信デバイスにより、アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、第2の通信デバイスにより、周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することとを含んでもよい。
SIBが非アンカー上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることは、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、プロトコルを使用することにより予め定義されてもよい。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置及び非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための時間領域リソース位置は、同じでもよく或いは異なってもよい。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを示すために使用される。第1の通信デバイスは、スケジューリング情報により示されるトランスポートブロックサイズに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する。
この実施形態では、従来技術と同様に、第1の通信デバイスは、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、他の情報を更に参照してもよい点に留意すべきである。例えば、NB-IoTでは、MIBメッセージで示される動作モード情報は、CRSポート数のような情報を更に含んでもよい。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソース位置がSIB1について考慮される必要がある。リソースマッピング中に、CRSにより占有されるリソースが回避され、CRSにより占有されるリソースはCRSポート数に関係する。したがって、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、SIB1の伝送モードを決定するとき、第1の通信デバイスは、MIBメッセージで示される動作モード情報を更に参照してもよい。
この実施形態では、第1の通信デバイスは、SIB1を伝送するために使用される様々な異なる情報をスケジューリング情報、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報及び非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報に追加する。1つの周期内で異なるセルのSIB1を伝送するための周波数領域位置が異なることを確保するために、異なるセルのSIB1が非アンカーキャリア上で伝送されることが確保でき、異なるセルが異なる非アンカーキャリアで構成されてもよい。このタイプの干渉分離メカニズムは、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避でき、それにより、SIB1の伝送信頼性が改善できる。伝送リソースは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送信頼性を確保するために、基地局が非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の電力差に基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための伝送リソースと、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数とを構成できるように構成されてもよい。
以下に、いくつかの具体的な実現方式を例として使用することにより、上記の実施形態について説明する。
[実現方式1]
SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることが、プロトコルを使用することにより予め定義される。アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数が16であるとき、アップリンク及びダウンリンクサブフレームにおいて、サブフレーム0以外のダウンリンクサブフレームが利用可能であるように構成され、利用可能なダウンリンクサブフレームは、非マルチメディアブロードキャストサービス単一周波数ネットワーク(Multimedia Broadcast multicast service Single Frequency Network, MBSFN)サブフレームであり、或いは、利用可能なダウンリンクサブフレームがMBSFNサブフレームに比較的小さい影響を有するとき(例えば、より多くのダウンリンクサブフレームを有する構成において)、SIB1は、ダウンリンクサブフレームを使用することによりアンカーキャリア上で伝送され、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、MIBメッセージで示され、言い換えると、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含む。
Figure 0007016413000001
現在、TDD LTEはアップリンクダウンリンクサブフレーム構成0~6をサポートしている。表1において、「D」は、ダウンリンク伝送に使用されるダウンリンクサブフレームを表し、「U」は、アップリンク伝送に使用されるアップリンクサブフレームを表し、「S」は、スペシャルサブフレームを表す。表1から、TDD LTEの7個のアップリンクダウンリンクサブフレーム構成において、連続するアップリンクサブフレームの数は、1、2又は3でもよいことが習得できる。
表1から、SIB1を伝送するために使用できるサブフレームは、サブフレーム0と、サブフレームと3、サブフレーム4と、サブフレーム6と、サブフレーム7と、サブフレーム8とを含むことが習得できる。具体的な実現方式の中で、SIB1を伝送するために使用できる上記の6個のサブフレームを示すために3つのビットが使用されてもよく、或いは、標準プロトコルの合意又はオペレータの合意を使用することにより、上記の6個のサブフレームの中で4つのサブフレームが決定されてもよく、4つのサブフレームは、サブフレーム0を少なくとも含む。このように、2つのビットが、SIB1を伝送するために使用されるサブフレームを示すために使用されてもよく、或いは、1つのビットが、SIB1を伝送するために使用されるサブフレームを示すために使用されてもよい。例えば、「0」は、SIB1がアンカーキャリアのサブフレーム0上で伝送されることを示し、「1」は、SIB1がアンカーキャリアのサブフレームX上で伝送されることを示す。サブフレームXは、サブフレーム0以外のダウンリンクサブフレームである。したがって、サブフレームXは、サブフレーム3と、サブフレーム4と、サブフレーム6と、サブフレーム7と、サブフレーム8とのうちいずれか1つでもよい。サブフレームXは、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。上記のサブフレームにおいて、サブフレーム6は、非MBSFNサブフレームである。したがって、MBSFNサブフレーム構成への影響を低減するために、サブフレームXはサブフレーム6でもよい。
この実現方式では、具体的には、表2に示すように、2つのビットがSIB1の伝送を示すために使用されてもよい。SIB1は、2つの無線フレーム内の1つのサブフレームを占有する。
さらに、他の繰り返し数、例えば、4及び8について、第1の通信デバイスの構成の柔軟性を改善するために、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報はまた、MIBメッセージを使用することにより示されてもよい。
上記の方式では、SIB1は、アンカーキャリア上での伝送中にサブフレーム0とは異なる他のサブフレームとして構成されてもよく、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉が回避でき、したがって、SIB1の伝送信頼性が改善できる。
Figure 0007016413000002
この出願におけるいずれかの表、例えば、表1について、フィールド値と意味との間の対応関係は、表に示されているものに限定されない点に留意すべきである。例えば、フィールド値「0」とフィールド値「1」との意味が交換されてもよい。
[実現方式2]
第1の情報において、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることが予め定義される。SIB1の伝送の繰り返し数がNであるとき、Nの値は、例えば、4、8又は16を含む。いくつかのSIB1はアンカーキャリア上で伝送されてもよく、いくつかの他のSIB1は非アンカーキャリア上で伝送されてもよい。アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数はN/2であり、SIB1はサブフレーム0上で伝送される。第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含む。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアがアンカーキャリアの高周波数位置にあること、又は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアがアンカーキャリアの低周波数位置にあることを示すために使用される。アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの間の電力差を考慮して、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を更に含んでもよい。このように、アンカーキャリアのサブフレーム0上のSIB1の伝送の繰り返し数が低減され、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されてもよく、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避する。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームYは、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームYは、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。この実現方式では、具体的には、表3に示すように、2つのビットがSIB1の伝送を示すために使用されてもよい。SIB1は、2つの無線フレーム内の1つのサブフレームを占有する。
Figure 0007016413000003
[実現方式3]
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義される。SIB1の伝送の繰り返し数がNであり、Nの値が例えば4、8又は16を含むとき、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報とを含む。第1の情報は、別個に示されてもよく、或いは、一緒に示されてもよい。アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの間の電力差を考慮して、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を更に含んでもよい。SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されるとき、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレーム位置を示す。SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されるとき、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0上で伝送される。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報は、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含む。
上記の方式では、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0とは異なる他のサブフレーム上で伝送されてもよく、SIB1は、非アンカーキャリア上で伝送されてもよく、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避する。
例えば、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレームX1上で伝送される。サブフレームX1は、サブフレーム0以外のダウンリンクサブフレームであり、具体的には、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム6、サブフレーム7及びサブフレーム8のうち1つでもよい。サブフレームX1は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。上記のサブフレームにおいて、サブフレーム6は非MBSFNサブフレームである。したがって、MBSFNサブフレーム構成への影響を低減するために、サブフレームX1はサブフレーム6でもよい。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームY1は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームY1は、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。表4に示すように、2つのビットがSIB1の伝送の具体的な実現方式を示すために使用されてもよい。SIB1は、2つの無線フレーム内の1つのサブフレームを占有する。
Figure 0007016413000004
[実現方式4]
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義される。SIB1の伝送の繰り返し数はNであり、Nの値は、例えば、4、8又は16を含む。第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とを含む。第1の情報は、別個に示されてもよく、或いは、一緒に示されてもよい。アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの間の電力差を考慮して、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を更に含んでもよい。SIB1を伝送するために使用される状態情報に含まれる状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることを示す。SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレーム位置を示す。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報は、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、リソース指示情報とを含む。
上記の方式では、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0とは異なる他のサブフレーム上で伝送されてもよく、SIB1は、非アンカーキャリア上で伝送されてもよく、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避する。
例えば、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレームX2上で伝送される。サブフレームX2は、サブフレーム0以外のダウンリンクサブフレームであり、具体的には、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム6、サブフレーム7及びサブフレーム8のうち1つでもよい。サブフレームX2は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。上記のサブフレームにおいて、サブフレーム6は非MBSFNサブフレームである。したがって、MBSFNサブフレーム構成への影響を低減するために、好ましくは、サブフレームX2はサブフレーム6でもよい。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームY2は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームY2、サブフレームY21及びサブフレームY22は、それぞれ、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。表5に示すように、2つのビットがSIB1の伝送の具体的な実現方式を示すために使用されてもよい。SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とする点に留意すべきである。例えば、非アンカーキャリア上で、SIB1は、2つの無線フレーム内の2つのサブフレームを使用し、2つのサブフレームは、同じ無線フレームに位置するか、或いは、非アンカーキャリア上で、SIB1は、2つの無線フレーム内の2つのサブフレームを使用し、2つのサブフレームは、異なる無線フレームに位置する。
Figure 0007016413000005
[実現方式5]
SIB1の繰り返し数はNであり、Nの値は、例えば、4、8又は16を含む。第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とを含む。アンカーキャリアと非アンカーキャリアとの間の電力差を考慮して、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を更に含む。SIB1を伝送するために使用される状態情報に含まれる状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されること、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることを示す。アンカーキャリア上でSIB1を伝送するための位置は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報は、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、リソース指示情報とを含む。
このように、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0とは異なる他のサブフレーム上で伝送されてもよく、SIB1は、非アンカーキャリア上で伝送されてもよく、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避し、SIB1の伝送信頼性を改善する。
例えば、非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームY3は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームY3は、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。表6に示すように、2つのビットがSIB1の伝送の具体的な実現方式を示すために使用されてもよい。
Figure 0007016413000006
さらに、MIBメッセージシグナリングオーバヘッドを低減するために、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つは、MIBメッセージ内の他の情報に結び付けられることにより暗示的に示されてもよく、或いは、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、MIBメッセージ内で明示的に示される必要はない。
例えば、キャリアの動作モードについて、NB-IoTが帯域内動作モード及びガードバンド動作モードを含むとき、アンカーキャリアの電力は非アンカーキャリアの電力よりも高い。したがって、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されるとき、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数よりも大きいか、或いは、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送の繰り返し数と同じである。しかし、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送は、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とする。伝送リソースは、例えば、サブフレームである。
したがって、実現方式2について、表7に示すように、キャリアの動作モードを参照して、SIB1の伝送の具体的な実現方式は1つのビットにより示されてもよい。
Figure 0007016413000007
実現方式3について、キャリアの動作モードを参照して、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットは、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。表8に示すように、SIB1の伝送の具体的な実現方式は、2つのビットを使用することにより示されてもよい。
Figure 0007016413000008
実現方式4について、キャリアの動作モードを参照して、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットは、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよい。表9に示すように、SIB1の伝送の具体的な実現方式は、2つのビットを使用することにより示されてもよい。
Figure 0007016413000009
[実現方式6]
SIB1の繰り返し数Nは、MIBメッセージ内のSIB1のスケジューリング情報に基づいて取得されてもよい。繰返し数NがN0未満であるとき、N0はタイミング要件に基づいて設定されてもよい。SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0上でのみ伝送され、繰り返し数はNである。繰り返し数NがN0以上であるとき、SIB1は、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送される。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報は、キャリアの動作モードに結び付けられる。例えば、Nの値は4、8、又は16を含み、N0は16でもよい。
キャリアの動作モードがスタンドアローン動作モードであるとき、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0上で伝送され、繰り返し数はN/2であるか、或いは、SIB1は、非アンカーキャリアのサブフレームY4上で伝送され、繰り返し数はN/2である。
キャリアの動作モードが帯域内動作モード又はガードバンド動作モードであるとき、SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0上で伝送され、繰り返し数はN/2であるか、或いは、SIB1は、非アンカーキャリアのサブフレームY4上で伝送され、繰り返し数はNである。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームY4は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームY4は、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。
[実現方式7]
SIB1の繰り返し数Nは、MIBメッセージ内のSIB1のスケジューリング情報に基づいて取得されてもよい。繰返し数NがN1未満であるとき、N1はタイミング要件に基づいて設定されてもよい。SIB1は、アンカーキャリアのサブフレーム0上でのみ伝送され、繰り返し数はNである。繰り返し数NがN1以上であるとき、SIB1は、非アンカーキャリア上でのみ伝送される。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報は、キャリアの動作モードに結び付けられる。例えば、Nの値は4、8、又は16を含み、N1は16でもよい。
キャリアの動作モードがスタンドアローン動作モードであるとき、SIB1は、非アンカーキャリアのサブフレームY5上で伝送され、繰り返し数はNである。
動作モードが帯域内動作モード又はガードバンド動作モードであるとき、SIB1は、非アンカーキャリアのサブフレームY5上で伝送され、繰り返し数は2Nであるか、或いは、SIB1は、非アンカーキャリアの同じ無線フレーム内にあるサブフレームY51及びサブフレームY52上で伝送され、繰り返し数はNである。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するためのサブフレームY5は、標準プロトコルを使用することにより、或いは、オペレータによって予め定義されてもよく、サブフレームY5、サブフレームY51及びサブフレームY52は、それぞれ、サブフレーム0、サブフレーム1、サブフレーム3、サブフレーム4、サブフレーム5、サブフレーム6、サブフレーム7、サブフレーム8又はサブフレーム9でもよい。
この出願の前述の実施形態では、MIBメッセージにおいて、SIB1がアンカーキャリアのサブフレーム0とは異なる他のサブフレーム上で伝送されてもよく、SIB1が非アンカーキャリア上で伝送されてもよいことが示され、それにより、異なるセルのSIB1の伝送の間の相互干渉を回避し、SIB1の伝送信頼性を改善する。さらに、MIBメッセージのシグナリングオーバヘッドは、合意を通じて、或いは、MIBメッセージ内の他の情報を使用することにより実行される暗示の指示を通じて低減されてもよい。
SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送される場合、図7に示すように、SIB1は、サブフレームレベル、無線フレームレベル及びアンカーキャリア上のSIB1の単一の伝送の繰り返し周期レベルに基づいて、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で交互に伝送される。このように、SIB1は、時間でよりコンパクトに伝送される。これは、遅延と消費電力とを低減するのに役立つ。
代替として、図8に示すように、アンカーキャリア上のSIB1の伝送と非アンカーキャリア上のSIB1の伝送との間の時間差は、少なくとも1つの周期の長さである。このように、SIB1は、アンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で順次に伝送され、複雑性は低い。
以下は、この出願の装置の実施形態であり、装置の実施形態は、上記の方法の実施形態を実行するために使用されてもよい。装置の実施形態に開示されていない詳細については、方法の実施形態を参照する。
図9は、この出願の実施形態によるシステムメッセージ伝送装置の概略構造図である。図9に示すように、システムメッセージ伝送装置90は、処理モジュール91と、送信モジュール92とを含む。システムメッセージ伝送装置90は、具体的には、上記の実施形態における第1の通信デバイスでもよい。
処理モジュール91は、マスター情報ブロックMIBメッセージを構成するように適合される。MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含む。第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む。
送信モジュール92は、MIBメッセージを第2の通信デバイスに送信するように適合される。
処理モジュール91は、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送するように更に適合される。
この実施形態における装置は、上記の実施形態において提供されるシステムメッセージ伝送方法において第1の通信デバイスにより実行されるステップを実行するように適合されてもよい。これらの具体的な実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む。状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることとのうち1つを含むか、或いは、状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることとのうち1つを含む。
処理モジュール91は、具体的には、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送するように適合されてもよい。非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、処理モジュール91は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合されてもよい。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を更に含む。SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含む。
この場合、第1の通信デバイスが、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定するとき、処理モジュール91は、具体的には、スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、送信モジュール92を使用することにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することを決定するように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含む。時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含む。
処理モジュール91は、具体的には、SIB1を伝送するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、送信モジュール92を使用することにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送することとを行うように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含む。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含む。周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数である。
処理モジュール91は、具体的には、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送すること、又は、送信モジュールを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を行うように適合されてもよい。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。伝送モード情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含む。
処理モジュール91は、具体的には、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
送信モジュール92を使用することにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を行うように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。伝送モード情報は、リソース指示情報を含む。リソース指示情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送が、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とするか否かを示すために使用される。伝送リソースは、サブフレーム、無線フレーム、ハイパーフレーム、シンボル又はスロットのうち1つである。
処理モジュール91は、具体的には、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、
送信モジュール92と、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースとを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、送信モジュール92と、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースとを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を行うように具体的に適合されてもよい。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値は第2の状態に対応し、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることである。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用される。
処理モジュール91は、具体的には、
繰り返し数が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定し、
送信モジュール92を使用することにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送する
ように適合されてもよい。
非アンカーキャリア上でSIB1を伝送することを決定するとき、処理モジュール91は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、SIB1を伝送するために使用される状態情報に基づいて決定され、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることである。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用される。スケジューリング情報内の繰り返し数が第1の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含む。スケジューリング情報内の繰り返し数が第2の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む第1の情報とを含む。
処理モジュール91は、具体的には、
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、送信モジュール92を使用することにより、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること
を行うように適合される。
非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するとき、処理モジュール91は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
さらに、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。
処理モジュール91が、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送するように適合されることは、具体的には、
キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を第2の通信デバイスに伝送すること
である。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。
処理モジュール91は、具体的には、
キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む、ことと、
スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであると決定すること、及び、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を伝送すること、又は、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1に伝送すること、又は、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定すること、及び、
送信モジュール92を使用することにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
送信モジュール92を使用することにより、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送すること、及び、送信モジュール92を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上でSIB1を第2の通信デバイスに伝送することと
を行うように適合される。
非アンカーキャリア上でSIB1を伝送するとき、処理モジュール91は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
さらに、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含む。周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含む。周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数である。
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定するとき、処理モジュール91は、具体的には、
アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することと
を行うように適合される。
図10は、この出願の他の実施形態によるシステムメッセージ伝送装置の概略構造図である。図10に示すように、システムメッセージ伝送装置90は、受信モジュール11と、処理モジュール12とを含む。システムメッセージ伝送装置10は、具体的には、上記の実施形態における第2の通信デバイスでもよい。
具体的には、受信モジュール11は、第1の通信デバイスからマスター情報ブロックMIBメッセージを受信するように適合される。
MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報を含むか、或いは、MIBメッセージは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含む。第1の情報は、以下の情報、すなわち、SIB1を伝送するために使用される状態情報と、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報とのうち少なくとも1つを含む。
処理モジュール12は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、或いは、スケジューリング情報と、キャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信するように適合される。
この実施形態における装置は、上記の実施形態において提供されるシステムメッセージ伝送方法において第2の通信デバイスにより実行されるステップを実行するように適合されてもよい。これらの具体的な実現原理及び技術的効果は同様であり、詳細はここでは再び説明しない。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む。状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されることとのうち1つを含むか、或いは、状態情報は、以下の状態、すなわち、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることと、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることとのうち1つを含む。
処理モジュール12は、具体的には、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するように適合されてもよい。
非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、処理モジュール12は、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を更に含む。SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含む。
スケジューリング情報と、状態情報とに基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、処理モジュール12は、具体的には、
スケジューリング情報と、状態情報と、時間領域位置情報とに基づいて、受信モジュール11を使用することにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報を含む。時間領域位置情報は、以下の位置、すなわち、サブフレーム位置と、無線フレーム位置と、ハイパーフレーム位置と、シンボル位置と、スロット位置とのうち1つを含む。
処理モジュール12は、
SIB1を受信するために使用されるキャリアを決定することであり、キャリアは、アンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを含む、ことと、
受信モジュール11を使用することにより、時間領域位置情報により示され且つアンカーキャリア及び/又はSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある時間領域位置において、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を含む。SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含む。周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数である。
処理モジュール12は、具体的には、
SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
周波数領域位置情報と、アンカーキャリアとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア及び周波数領域位置に対応し且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。伝送モード情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を含む。
処理モジュール12は、具体的には、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
受信モジュール11を使用することにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信し、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、繰り返し数と基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
任意選択で、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送モード情報を含む。伝送モード情報は、リソース指示情報を含む。リソース指示情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであるとき、SIB1がアンカーキャリア上で一回伝送される繰り返し周期において、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送が、アンカーキャリア上のSIB1の伝送よりも多い伝送リソースを必要とするか否かを示すために使用される。伝送リソースは、サブフレーム、無線フレーム、ハイパーフレーム、シンボル又はスロットのうち1つである。
処理モジュール12は、具体的には、
SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアを決定することと、
リソース指示情報に基づいて、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースを決定することと、
受信モジュール11と、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースとを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信し、受信モジュール11と、SIB1を伝送するために使用され且つSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上にある伝送リソースとを使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値は第2の状態に対応し、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア及び非アンカーキャリア上で伝送されることである。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用される。
処理モジュール12は、具体的には、
繰り返し数が第1の状態又は第2の状態に対応すると決定することと、
受信モジュール11を使用することにより、第1の状態又は第2の状態に基づいて、アンカーキャリア及び/又は非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することを決定するとき、処理モジュール12は、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
任意選択で、繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、第1の状態は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、SIB1を伝送するために使用される状態情報に基づいて決定され、第2の状態は、SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることである。スケジューリング情報は、SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用される。スケジューリング情報内の繰り返し数が第1の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードとを含む。スケジューリング情報内の繰り返し数が第2の状態に対応するとき、MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される状態情報を含む第1の情報とを含む。
処理モジュール12は、具体的には、
スケジューリング情報内の繰り返し数がいくつかの繰り返し数の値に属するとき、受信モジュール11を使用することにより、いくつかの繰り返し数の値に対応する第1の状態と、スケジューリング情報とに基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
スケジューリング情報内の繰り返し数が他の繰り返し数の値に属するとき、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること
を行うように適合される。
非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信するとき、処理モジュール12は、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
さらに、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。
処理モジュール12が、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、キャリアの動作モードと、第1の情報内にあり且つSIB1を伝送するために使用される状態情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信するように適合されることは、具体的には、
キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
である。
任意選択で、キャリアの動作モードは、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、キャリアの動作モードは、アンカーキャリアの動作モードと、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モード情報とを含む。
処理モジュール12は、具体的には、
キャリアの動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つを含む、ことと、
スタンドアローン動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数がアンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と同じであると決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、繰り返し数とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、受信モジュール11を使用することにより、繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
スタンドアローン動作モードに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースがアンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1に受信すること、又は、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、受信モジュール11を使用することにより、伝送リソースと、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数を決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、受信モジュール11を使用することにより、非アンカーキャリア上のSIB1の繰り返し数と、スケジューリング情報とに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
ガードバンド動作モード又は帯域内動作モードに基づいて、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースを決定すること、及び、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、又は、
受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報に基づいて、アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信すること、及び、受信モジュール11を使用することにより、スケジューリング情報と、非アンカーキャリア上のSIB1の伝送リソースとに基づいて、非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信することと
を行うように適合される。
非アンカーキャリア上で第1の通信デバイスからSIB1を受信するとき、処理モジュール12は、SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定するように更に適合される。
さらに、第1の情報は、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含む。周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、アンカーキャリアに対するSIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの相対位置と、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアとアンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含む。周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数である。
SIB1を受信するために使用される非アンカーキャリアを決定するとき、処理モジュール12は、具体的には、アンカーキャリアと、非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とに基づいて、SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定し、周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定するように適合される。
図11は、この出願の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。図11に示すように、通信デバイス20は、メモリ21と、プロセッサ22とを含む。ここでの通信デバイスは、上記の第1の通信デバイスとして理解されてもよい。
メモリ21は、プロセッサ22により実行できるコンピュータプログラムを記憶する。
プロセッサ22は、上記の方法の実施形態において第1の通信デバイスにより実行されるステップを実現するように、コンピュータプログラムを実行する。
図12は、この出願の他の実施形態による通信デバイスの概略構造図である。図12に示すように、通信デバイス30は、メモリ31と、プロセッサ32とを含む。ここでの通信デバイスは、上記の第2の通信デバイスとして理解されてもよい。
メモリ31は、プロセッサ32により実行できるコンピュータプログラムを記憶する。
プロセッサ32は、上記の方法の実施形態において第2の通信デバイスにより実行されるステップを実現するように、コンピュータプログラムを実行する。
この出願は、第1の通信デバイス側の方法を実行するように適合された少なくとも1つの処理要素(又はチップ)を含む通信デバイスを更に提供する。
この出願は、第2の通信デバイス側の方法を実行するように適合された少なくとも1つの処理要素(又はチップ)を含む通信デバイスを更に提供する。
この出願は、コンピュータプログラムを更に提供する。端末デバイスのプロセッサにより実行されたとき、プログラムは、上記の方法の実施形態において第1の通信デバイスにより実行されるステップを実行するように構成される。
この出願は、コンピュータプログラムを更に提供する。ネットワークデバイスのプロセッサにより実行されたとき、プログラムは、上記の方法の実施形態において第2の通信デバイスにより実行されるステップを実行するように構成される。
この出願は、コンピュータプログラムプロダクトを更に提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラム(すなわち、実行可能命令)を含む。コンピュータプログラムは、読み取り可能記憶媒体に記憶される。第1の通信デバイス又は第2の通信デバイスの少なくとも1つのプロセッサは、読み取り可能記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取ってもよく、少なくとも1つのプロセッサは、コンピュータプログラムを実行し、それにより、第1の通信デバイス又は第2の通信デバイスは、上記の実現方式において提供される方法を実行する。
この出願は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体内の命令が通信デバイスのプロセッサにより実行されたとき、通信デバイスは、上記の方法の実施形態のいずれか1つにおいて第1の通信デバイスにより実行されるステップを実行することが可能になる。
この出願は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能記憶媒体内の命令が通信デバイスのプロセッサにより実行されたとき、通信デバイスは、上記の方法の実施形態のいずれか1つにおいて第2の通信デバイスにより実行されるステップを実行することが可能になる。
この出願は、図11に示す通信デバイス20と、図12に示す通信デバイス30とを含む通信システムを更に提供する。
上記の説明は、この出願の単に具体的な実現方式であり、この出願の保護範囲を制限することを意図するものではない。この出願に開示された技術的範囲内で、当業者により容易に理解される如何なる変更又は置換も、本出願の保護範囲に含まれるものとする。したがって、この出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。

Claims (13)

  1. システムメッセージ伝送方法であって、
    第1の通信デバイスにより、マスター情報ブロック(MIB)メッセージを構成するステップであり、
    前記MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、狭帯域のモノのインターネットのシステムについてのキャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、
    前記第1の情報は、以下の情報、すなわち、前記SIB1を伝送するために使用される状態情報と、前記SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、前記SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とのうち少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記第1の通信デバイスにより、前記MIBメッセージを第2の通信デバイスに送信するステップと、
    前記第1の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報に基づいて、或いは、前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モード及び前記第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送するステップと
    を含み、
    繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、前記第1の状態は、前記SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
    前記繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報に基づいて決定され、前記第2の状態は、前記SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、前記SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
    前記スケジューリング情報は、前記SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記第1の状態に対応するとき、前記MIBメッセージは、前記SIB1の前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードとを含み、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記第2の状態に対応するとき、前記MIBメッセージは、前記SIB1の前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報を含む前記第1の情報とを含み、
    前記第1の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報に基づいて、前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送することは、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記いくつかの繰り返し数の値に属するとき、前記いくつかの繰り返し数の値に対応する前記第1の状態と、前記スケジューリング情報とに基づいて、前記アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記他の繰り返し数の値に属するとき、前記スケジューリング情報に基づいて、前記アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送すること、又は、前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記第1の情報内にあり且つ前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報とに基づいて、前記非アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送すること
    を含み、
    前記第1の通信デバイスにより、前記非アンカーキャリア上で前記SIB1を伝送することは、前記第1の通信デバイスにより、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアを決定することを含む、方法。
  2. 前記キャリアの前記動作モードは、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、前記キャリアの前記動作モードは、前記アンカーキャリアの動作モードと、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
    前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記第1の情報内にあり且つ前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報とに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送することは、
    前記第1の通信デバイスにより、前記キャリアの前記動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、前記決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
    前記第1の通信デバイスにより、前記スタンドアローン動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースが前記アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、前記第1の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報と、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の前記伝送リソースとに基づいて、前記非アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送すること、又は、
    前記第1の通信デバイスにより、前記ガードバンド動作モード又は前記帯域内動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースを決定することと、
    前記第1の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報と、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の前記伝送リソースとに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上で前記SIB1を前記第2の通信デバイスに伝送することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の情報は、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含み、前記周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、
    アンカーキャリアに対する前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの相対位置と、
    前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアと前記アンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、前記周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
    前記第1の通信デバイスにより、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアを決定することは、
    前記第1の通信デバイスにより、前記アンカーキャリアと、前記非アンカーキャリアの前記周波数領域位置情報とに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
    前記第1の通信デバイスにより、前記周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することと
    を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されると前記第2の通信デバイスが仮定するキャリアであり、前記非アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されないと前記第2の通信デバイスが仮定するキャリアである、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の方法。
  5. システムメッセージ受信方法であって、
    第2の通信デバイスにより、第1の通信デバイスからマスター情報ブロック(MIB)メッセージを受信するステップであり、前記MIBメッセージは、SIB1のスケジューリング情報と、狭帯域のモノのインターネットのシステムについてのキャリアの動作モード及び第1の情報のうち少なくとも1つとを含み、前記第1の情報は、以下の情報、すなわち、前記SIB1を伝送するために使用される状態情報と、前記SIB1を伝送するために使用される時間領域位置情報と、前記SIB1を伝送するために使用される非アンカーキャリアの周波数領域位置情報とのうち少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記第2の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モード及び前記第1の情報のうち少なくとも1つとに基づいて、前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信するステップと
    を含み、
    繰り返し数の集合内のいくつかの繰り返し数の値は第1の状態に対応し、前記第1の状態は、前記SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
    前記繰り返し数の集合内の他の繰り返し数の値に対応する第2の状態は、前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報に基づいて決定され、前記第2の状態は、前記SIB1が非アンカーキャリア上でのみ伝送されること、又は、前記SIB1がアンカーキャリア上でのみ伝送されることであり、
    前記スケジューリング情報は、前記SIB1を伝送するために使用されるトランスポートブロックサイズと、繰り返し数とを決定するために使用され、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記第1の状態に対応するとき、前記MIBメッセージは、前記SIB1の前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードとを含み、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記第2の状態に対応するとき、前記MIBメッセージは、前記SIB1の前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報を含む前記第1の情報とを含み、
    前記第2の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報に基づいて、前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信することは、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記いくつかの繰り返し数の値に属するとき、前記いくつかの繰り返し数の値に対応する前記第1の状態と、前記スケジューリング情報とに基づいて、前記アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信すること、又は、
    前記スケジューリング情報内の前記繰り返し数が前記他の繰り返し数の値に属するとき、前記スケジューリング情報に基づいて、前記アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信すること、又は、前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記第1の情報内にあり且つ前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報とに基づいて、前記非アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信すること
    を含み、
    前記第2の通信デバイスにより、前記非アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信することは、前記第2の通信デバイスにより、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアを決定することを含む、方法。
  6. 前記キャリアの前記動作モードは、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モード情報を含むか、或いは、前記キャリアの前記動作モードは、前記アンカーキャリアの動作モードと、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モード情報とを含み、
    前記スケジューリング情報と、前記キャリアの前記動作モードと、前記第1の情報内にあり且つ前記SIB1を伝送するために使用される前記状態情報とに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信することは、
    前記第2の通信デバイスにより、前記キャリアの前記動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの動作モードを決定することであり、前記決定される動作モードは、スタンドアローン動作モードと、ガードバンド動作モードと、帯域内動作モードとのうち1つである、ことと、
    前記第2の通信デバイスにより、前記スタンドアローン動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースが前記アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースと同じであると決定すること、及び、前記第2の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報と、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の前記伝送リソースとに基づいて、前記非アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信すること、又は、
    前記第2の通信デバイスにより、前記ガードバンド動作モード又は前記帯域内動作モードに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の伝送リソースを決定することと、
    前記第2の通信デバイスにより、前記スケジューリング情報と、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上の前記SIB1の前記伝送リソースとに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリア上で前記第1の通信デバイスから前記SIB1を受信することと
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1の情報は、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの周波数領域位置情報を更に含み、前記周波数領域位置情報は、以下のパラメータ、すなわち、
    アンカーキャリアに対する前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの相対位置と、
    前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアと前記アンカーキャリアとの間の周波数領域オフセットとのうち少なくとも1つを含み、前記周波数領域オフセットは、周波数領域間隔又はリソースブロック数であり、
    前記第2の通信デバイスにより、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアを決定することは、
    前記第2の通信デバイスにより、前記アンカーキャリアと、前記非アンカーキャリアの前記周波数領域位置情報とに基づいて、前記SIB1を伝送するために使用される前記非アンカーキャリアの周波数領域位置を決定することと、
    前記第2の通信デバイスにより、前記周波数領域位置に対応する非アンカーキャリアを決定することと
    を含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されると前記第2の通信デバイスが仮定するキャリアであり、前記非アンカーキャリアは、NPSS/NSSS/NPBCH伝送が実行されないと前記第2の通信デバイスが仮定するキャリアである、請求項5乃至7のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された第1の通信デバイス。
  10. 請求項5乃至8のうちいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された第2の通信デバイス。
  11. コンピュータ読み取り可能命令を含むコンピュータプログラムであって、
    通信デバイスが前記コンピュータ読み取り可能命令を読み取って実行したとき、前記通信デバイスは、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータプログラム
  12. コンピュータ読み取り可能命令を含むコンピュータプログラムであって、
    通信デバイスが前記コンピュータ読み取り可能命令を読み取って実行したとき、前記通信デバイスは、請求項5乃至8のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータプログラム
  13. 請求項9に記載の第1の通信デバイスと、請求項10に記載の第2の通信デバイスとを含む通信システム。
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