JP6189956B2 - 無線リソースを管理するためのネットワークノード及びネットワークノードにおける方法 - Google Patents

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Description

この開示は、1つの移動局が同時に受信する最大帯域幅が、当該移動局に割り当てられたすべての無線キャリヤを包含することができない場合の無線リソースを管理するための、ネットワークノードにおける方法に関する。
端末などの通信装置は、例えばユーザ装置(UE)、モバイル端末、ワイヤレス端末、および移動局(MS)またはそれらの少なくとも何れかとしても知られている。端末は、しばしばセルラ無線システムまたはセルラネットワークとも称されるセルラ通信ネットワークまたは無線通信システムの中で無線で通信することが可能とされる。通信は、セルラ通信ネットワークの中に含まれている無線アクセスネットワーク(RAN)及び場合によっては1つ以上のコアネットワーク経由で、例えば2つの端末の間、端末と通常の電話の間、および端末とサーバの間、またはそのいずれかで実行することができる。
端末はさらに、単にいくつかの例に言及すると、移動電話、携帯電話、無線機能を有するラップトップ、またはタブレットと称されることもある。現在のコンテキストの中の端末は、例えば、別の端末またはサーバなどの別のエンティティとRAN経由で音声およびデータまたはそのいずれかの通信が可能なポータブル機器、ポケット収納可能機器、ハンドヘルド機器、コンピュータ内蔵機器、または車両搭載移動機器であってもよい。
セルラ通信ネットワークは、セルエリアに分割される地理上の区域をカバーし、各セルエリアは、基地局たとえば、しばしば例えば"eNB"、"eノードB"、"ノードB""Bノード"またはBTS(ベーストランシーバステーション)と、用いられる技術および用語に応じて称される無線基地局(RBS)などのアクセスノードによってサービスされる。基地局は、送信電力およびそれによりセルサイズにも基づき、例えばマクロeノードB、ホームeノードB、またはピコ基地局などの異なるクラスのものであってもよい。セルは、基地局サイトで基地局によって提供される無線カバレージの地理上のエリアである。基地局サイトに位置させられた1つの基地局が1またはいくつかのセルにサービスしてもよい。さらに、各基地局は1またはいくつかの通信技術をサポートしてもよい。基地局は、基地局の範囲内の端末と、無線周波数で動作するエアインタフェース上で通信する。ここで開示するコンテキストの中で、語句ダウンリンク(DL)は基地局から移動局への伝送路のために使われる。語句アップリンク(UL)は、逆方向すなわち移動局からの基地局への伝送路のために使われる。
デュアルキャリヤダウンリンク(DCDL)は、3GPP Global System for Mobile communications (GSM) Enhanced Data rate for GSM Evolution (EDGE) Radio Access Network (GERAN) Rel-7の中で、3GPP TR45.912における実現可能性検討"Feasibility study for evolved GSM/EDGE Radio Access Network (GERAN)"において研究されたGERANエボリューションと呼ばれる機能のセットのひとつとして明記された。この機能は、ダウンリンク上で同じ移動局レシーバに対して送信される2つの並列なキャリヤを導入する。
DCDLの仕様画定作業は、主に、シングルキャリヤ送信を、並列に送信される2つの別個のキャリヤへと単純に拡張することによってプロトコル面に集中していた。従って、どのような無線周波数(RF)関連の要件も修正されなかった。これにより、事実上、2つの並列の受信チェインも端末に実装する必要があり、端末のアナログ部品に追加要件を加え、端末コストを増大させる。
しかし、Telefon AB LM Ericsson, ST-Ericsson SA、GERAN#55を出典とするGP-120691"Downlink Multi-carrier for GERAN"における提案などのマルチキャリヤDL提案は、他の広帯域技術から使用可能なものに基づいてより広いキャリヤ選択フィルタを利用させ、並列のキャリヤの受信のために別個の部品を不要にしている。より広いキャリヤ選択フィルタによって、費用効率が高い実装を可能とするために現在のRF要件を緩めるニーズがある。
ネットワークにどのようにマルチキャリヤ能力を信号で伝えるか、そしてまた、ある時点においてどのキャリヤを受信するかについての移動局とネットワークとの間の共通の理解を得るために規則のセットをどのように指定できるかについての解決法は以前から知られている。これは、最大のキャリヤセパレーションがキャリヤ選択フィルタより大きい場合に、帯域の効率的な利用のために重要である。
他の解決法は優先度を付けられたキャリヤに基づく。
これらの解決法は、良い意味で制限された移動局の受信帯域幅(BW)を利用する方法を検討している。一般化された問題そのものはきわめて困難になることがあり、同等の結果のために受入れ可能である次善の仕事をするであろう多くの簡素化した方法を考えることができる。
しかし、最近のより重要な考察の1つは、移動局の計算の複雑性を制限することである。従って、性能の観点から十分によいけれども移動局の計算複雑性が非常に小さい解決法は特に有益であろう。
GSM DLマルチキャリヤ機能によって、移動局はいくつかのキャリヤ周波数上で同時にデータを受信できる(例えばGP-120691、"Downlink Multi-carrier for GERAN", Telefon AB LM Ericsson, ST-Ericsson SA. GERAN#55を参照)。しかし、この機能は端末側の広帯域レシーバに基づき、それゆえ、これが可能な所で移動局の帯域幅は制限されるであろう。従って、所与のGSMセルコンフィギュレーションを受信するために搬送周波数がどれであるかを選ぶための方法が必要である。この問題はすでに対処されているけれども、既知の方法は、多数の受信キャリヤを保証しないであろうが、その一方で同時に小さい計算の複雑性を達成する。最適の選択を、キャリヤの最大値の受信を達成すると決定して、すべての可能なキャリヤの組み合わせを探索して最大のキャリヤ数の受信を達成する最適の選択を決定する力任せの方法はきわめてきびしくなることがあり、ネットワークまたは移動局の実装のどちらかにおいて望ましくないことがあり得る。
GSMにおける周波数ホッピング
GSM/EDGEにおいて割り当てられた特定のキャリヤのために使う無線リソースは、モバイルアロケーション(Mobile Allocation:MA)、モバイルアロケーションインデックスオフセット(Mobile Allocation Index Offset:MAIO)、およびホッピング割り当てのためのホッピングシーケンス番号(Hopping Sequence Number:HSN)と、非ホッピングチャネルのための絶対周波数無線チャネル番号(Absolute Frequency Radio Channel Number:ARFCN)によって決定される。
以下は、3GPP TS 45.002において概説された詳細な手順中の語による簡潔な説明である(3GPP TS 45.002の、例えばバージョン10.3.0、"Multiplexing and multiple access on the radio path"、セクション6.2を参照)。
MAは、移動局が、その割当て内でホップすべきであるARFCNのリストを含んでおり、HSNは、使用する擬似ランダムの、事前決定されたホッピングシーケンスを含んでいる。このホッピングシーケンスは同じHSNを割り当てられたすべての接続によって使われるであろう。割り当てられたチャンネルの間の直交性を保証するために、各チャンネルはMAIO(モバイルアロケーションインデックスオフセット)と呼ばれる、割り当てられたホッピングシーケンスに固有のオフセットを割り当てられる。或る時分割多元接続(TDMA)フレームの中で使うARFCNは次によって決定される:
mod (HSN(FN)+MAIO,N)
ここで、NはMAにおけるARFCNの数であり、FNはフレーム番号である。
GP-120691, "Downlink Multi-carrier for GERAN", Telefon AB LM Ericsson, ST-Ericsson SA. GERAN#55に概説されたマルチキャリヤ提案は、上記の説明された機能性を変更しないけれども、複数のキャリヤに適用するために概念を拡張している。すなわち、マルチキャリヤモードに割り当てられた移動局は、個々のフレームにおいて、割り当てられたキャリヤの数と同じ数の異なるARFCNを受信する可能性がある。この機能の最も直接的かつ、ありそうな実装は、全てのキャリヤについて同じHSNを用いるが、異なるMAIO値を割り当てることである。
また、シングルキャリヤ割り当てに比べて、受信した1つの無線ブロックのバースト間の結合があるであろう。すなわち、基本の送信フォーマット(無線ブロック)が、しばしば異なるARFCN上で4つのバーストで送信されるため、データブロック全体を受信可能とするために4つのバースト全てにおいて同じキャリヤを受信する必要がある。すなわち、断片的な無線ブロックの受信を避けるためである。断片的な無線ブロックが受信されるならば、無線ブロックによって搬送されたペイロードをデコードする可能性は、使われたチャネル符号化に依存する可能性がある。この依存性は、完全な無線ブロックのみが受信されるならば避けられ得る。
EP1786219は、EDGEデータ通信サービスを提供する通信システムなどのデータ無線通信システムにおける通信リソースの割り当てのための装置及び関連する方法を開示する。マルチキャリヤ無線リソース制御ロジック要素は、通信サービスを実行するために通信リソースの要求を解析するアナライザと、データの通信を行うことに利用される通信リソースを割り当てるリソースアロケータとを含む。通信リソースは複数のモバイルアロケーションインデックスオフセットにわたって割り当てられ、特定の通信サービスを実行するために割り当てられる通信リソースの量を増大させる可能性を高める。
従って、ここにおける実施形態の目的は、小さな計算の複雑性で、ワイヤレス無線ネットワークにおける無線リソースの管理を改善する方法を提供することである。
この実施形態の第1の面によると、この目的は、ネットワークノードにおける無線リソースを管理するための方法によって達成される。ネットワークノードはワイヤレス無線ネットワークに含まれる。移動局は、ワイヤレス無線ネットワークの中で動作するように構成される。移動局は、同時受信のための最大帯域幅と、キャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。このキャリヤは移動局に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は、第1のキャリヤリスト内のすべてのキャリヤを包含することはできない。ネットワークノードは1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除する。1つ以上のキャリヤの削除は、削除後に残るすべてのキャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ行われる。1つ以上の削除されるキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を持つ。残存キャリヤは、その移動局のための受信用のキャリヤを含む。
この実施形態の第2の面によると、目的は、移動局における無線リソースを管理するための方法によって達成される。移動局は、ワイヤレス無線ネットワークにおいて動作するように構成される。移動局は、同時受信のための最大帯域幅と、キャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。キャリヤは移動局に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は、第1のキャリヤリスト内のすべてのキャリヤを包含することはできない。移動局は1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除する。1つ以上のキャリヤの削除は、削除後に残るすべてのキャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ行われる。1つ以上の削除されるキャリヤは、優先度リストによれば最下位の優先度を持つ。残存キャリヤは、その移動局のための受信用のキャリヤを含む。移動局は決定したキャリヤでの無線受信を続行する。
この実施形態の第3の面によると、目的は、無線リソースを管理するためのネットワークノードによって達成される。ネットワークノードは、ワイヤレス無線ネットワークの中に含まれるように構成される。移動局は、ワイヤレス無線ネットワークの中で動作するように構成される。移動局は、同時受信のための最大帯域幅と、キャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。キャリヤは移動局に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は、第1のキャリヤリスト内のすべてのキャリヤを包含することはできない。ネットワークノードは削除回路を含む。削除回路は、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除するように構成される。1つ以上のキャリヤの削除は、削除後にすべてのキャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ実行されるよう構成される。1つ以上の削除されるキャリヤは、優先リストによれば最低優先度を持つ。残存キャリヤは、その移動局のための受信用のキャリヤを含む。
この実施形態の第4の面によると、目的は、無線リソースを管理するための移動局によって達成される。移動局は、ワイヤレス無線ネットワークの中で動作するように構成される。移動局は、同時受信のための最大帯域幅と、キャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。キャリヤは移動局に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は、第1のキャリヤリストのすべてのキャリヤを包含することはできない。移動局は、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除するよう構成された削除回路を含む。1つ以上のキャリヤの削除は、削除後に残るすべてのキャリヤを最大帯域幅が包含するまで、1キャリヤずつ実行されるよう構成される。1つ以上の削除されるキャリヤは、優先権リストに従って最低優先度を持つ。残存キャリヤは、その移動局のための受信用のキャリヤを含む。移動局は、決定したキャリヤで無線受信を続行するよう構成された受信回路をさらに含む。
移動局の最大帯域幅が、削除後に残るすべてのキャリヤを包含することができるまで、最下位の優先度を持つ第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することによって、計算の複雑さの低減を含め複雑さを減らしつつ移動局のための受信キャリヤを決定できる。
受信帯域幅が制限されている場合に受信するのはどのキャリヤかという問題に直面したときに、優先度を付けられたキャリヤのリストを持つ特許請求にかかる方法は、複雑性が小さいという利点を持っている。優先度リストと移動局の受信帯域幅とを与えられれば、移動局とネットワークの両者は、1つの無線ブロック期間にどのキャリヤをトラフィックのために使用するかを迅速かつ明確に決定できる。その結果、無線リソースを管理する改善された方法が提供され、その方法は、無線リソースの浪費を回避し、その一方移動局とネットワークの両方における実装の複雑さを小さく維持する。
添付図面は限定しない実施形態を説明しており、この開示のより一層の理解を提供するためにこの出願に含まれ、かつ、この出願に中に組み込まれてこの出願の一部を構成する。
いくつかの実施形態に従い、無線通信ネットワークの概略ブロック図を示す。 いくつかの実施形態に従い、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態に従い、MAIOに基づく優先度付けの実施形態を示す図である。 いくつかの実施形態に従い、選択アルゴリズムの一例におけるネットワークノードにおける方法の実装の実施形態を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態に従い、移動局における方法の実施形態を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態に従い、収集された現実のネットワークデータから、移動局の帯域幅制限による減縮済みキャリヤの数についての分析の実施形態を示す図である。 いくつかの実施形態に従って構成されたネットワークノードのブロック図である。 いくつかの実施形態に従って構成された移動局のブロック図である。
いくつかの実施形態によると、ネットワークノードおよびユーザノードまたはそのいずれかにおける方法が、規則のセットを提供することによって無線リソースを管理するために提供される。
これらの方法は、GSMにおける周波数ホッピングの上での機能を考慮して開発されている。それは以下で要約される。
実施形態は現在添付図面に関して以下でより十分に説明されるであろう。その図面において、特許請求された主題の例が示される。特許請求された主題はしかしさまざまな形式に具現化することができ、ここに記述された実施形態に制限されるものと解釈されるべきでない。むしろ、これらの実施形態は、この開示が完全で完成しており、特許請求された主題の範囲を当業者に伝えるように提供される。これらの実施形態が排他的ではないことはまた注目されるべきである。1つの実施形態のうちの構成要素は、他の実施形態に存在するあるいは利用されると暗黙に仮定し得る。
図1は、この実施形態を実施できるワイヤレス無線ネットワーク100を表している。ワイヤレス無線ネットワーク100は、例えば長期発展(LTE)(例えばLTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD−FDD))、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)TDD、汎欧州デジタル移動電話システム (GSM)ネットワーク、GSM/GSM発展のための拡張データレート(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)ネットワーク、EDGEネットワーク、例えばマルチ標準無線(MSR)基地局などの無線アクセス技術(RAT)の任意の組み合わせを含むネットワーク、マルチRAT基地局、または一般的な用語では任意のネットワークまたはシステムなどのネットワークで良い。
ワイヤレス無線ネットワーク100はネットワークノード110を含む。ネットワークノード110は、例えば、eNB、eNodeB、またはホームノードB、ホームeNodeB、フェムト基地局、BS、ピコBS、基地トランシーバー局 (BTS)または、ワイヤレス無線ネットワーク100内のデバイスまたはマシンタイプ通信装置の役を果たすことができる任意の他のネットワークユニットなどの基地局120であってよい。いくつかの特定の実施例の中で、基地局120は固定リレーノードまたは移動リレーノードであってよい。ワイヤレス無線ネットワーク100は、セルエリアに分割される地理上の区域をカバーし、各セルエリアが1つのネットワークノードによって提供されるが、1つのネットワークノードが1またはいくつかのセルをサービスすることができる。図1において示された例において、基地局120はセル130をサービスする。基地局120は、送信電力と、従ってまたセルサイズとに基づき、例えばマクロeNodeB、ホームeNodeB、またはピコ基地局などの異なるクラスをもっている可能性がある。一般に、ワイヤレス無線ネットワーク100は、セル130に類似したより多くのセルを含み、それらのそれぞれのネットワークノードによってサービスされる。これはシンプルさのために図1において示されない。ネットワークノード110は1またはいくつかの通信技術をサポートすることができ、その名前は使われた技術と用語に依存し得る。3GPP GERANにおいて、BTSまたは無線基地局(RBS)と称されることがある基地局120などのネットワークノードは、1つ以上のネットワーク135(例えばコアネットワークまたはインターネット)に直接接続することができる。ネットワークノード110はこれらの1つ以上のネットワークの中の任意のノードであってよい。例えば、GSMにおいて、基地局120は基地局コントローラ(BSC)140とコアネットワークノード150とに接続され得る。基地局120は、リンク151上で1つ以上のネットワーク135、例えばBSC140と通信することができる。BSC140はリンク152上でコアネットワークノード150と通信することができる。ここにおいて「ネットワーク」へのどのような参照でも、ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合に、違った形で言及されない限り、目立たずにネットワークノード110への参照を含むことが意図されている。
ネットワークノード110はまた、UE(すなわち移動局、遠隔計測ノード、車両内通信ノード、または無線ネットワークシステムにおいて通信している任意のタイプのノード)などのユーザノードであってもよい。これらのすべてのユーザノードはここでは移動局と呼ばれる。多くの移動局はワイヤレス無線ネットワーク100に置かれる。図1の例のシナリオの中で、1つの移動局だけが示された移動局160である。違った形で言及されない限り、ここでの「ユーザノード」「移動局」または「MS」へのどのような参照でも、目立たずに移動局160への参照を含むことを意図されている。移動局160は無線リンク170上でネットワークノード110と通信することができる。
移動局160は、例えば移動端末、ワイヤレス端末、および移動局またはその少なくともいずれかとしても知られているUEなどの無線通信デバイスである。このデバイスはワイヤレスであり、すなわちそれは、時々セルラ無線システムまたはセルラネットワークと称される無線通信ネットワークにおいて無線で通信することが可能とされる。通信は例えば2つのデバイスの間、デバイスと通常の電話の間、およびデバイスとサーバとの間、またはその少なくとも何れかで実行され得る。通信は例えばRANとことによるとワイアレスネットワークの中に含まれている1つ以上のコアネットワーク経由で実行されてもよい。
移動局160は、さらに、さらにいくつかの例に言及するためだけに、移動電話、携帯電話、または無線機能付きラップトップと称されることがある。現在のコンテキストにおいて、移動局160は、例えばポータブルデバイス、ポケット収納可能デバイス、ハンドヘルドデバイス、コンピュータに包含されたデバイス、または車両搭載移動デバイスであってよく、RAN経由で他のエンティティ例えばサーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、またはタブレットコンピュータなどの、時々無線機能付きのサーフプレート、マシンツーマシン(M2M)デバイス、プリンタやファイルストレージデバイスなどの無線機能を装備したデバイス、またはセルラ通信システムにおいて無線リンク上で通信が可能な任意の他の無線ネットワークユニットと呼ばれるエンティティと、音声およびデータ又はその両方の通信が可能である。
ここのいくつかの実施形態によると、例えば、移動局160は、キャリヤ選択フィルタが受信可能なものを越えて周波数において分離されたパケットデータ物理チャネル(PDCH)上で割り付けられたとき、下で説明されるように、捨てられるべき無線リソースはどれかについてのクリアかつ明白な一組の規則を持つことができる。
ここの以下でさらに詳細に説明されるいくつかの実施形態によると、移動局160は、その割り当てすなわち割り付けにおけるキャリヤ周波数の優先順位たとえばMAIOを知っていてよい。移動局160が、基本送信時間間隔(BTTI)コンフィギュレーションからの所与のTDMAフレームのセット、たとえば4つの連続したTDMAフレーム内の全ての必要なキャリヤ周波数上で無線ブロックを構成するデータを受信できないという状況が生じ得る場合にはいつでも、それはすべての残存する割り当て済みリソースが受信され得るまで、キャリヤ周波数を次々に破棄することができる。リソース利用が効率的なシステムを維持するために、ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、ネットワーク例えばネットワークノード110は、同じ単純なエクササイズを行って、モバイルたとえば移動局160がいずれにせよリッスンしていない可能性があり、その結果たとえばそれを受信するモバイルのために再送信しなければならない可能性のあるデータの送信を避ける。ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、移動局160およびネットワーク例えばネットワークノード110は、どの無線リソースが捨てる必要があるかもしれないものであるかについて共通の理解を持つために、優先順位およびその決定方法を仕様において指定し得る。その代わりに、ネットワークから移動局160に、用いる優先順位を信号伝達する手段が指定されてもよい。
移動局160すなわちMSなどの移動局が複数のキャリヤNを割り当てられ、かつ移動局160の受信帯域幅がMA(すなわち受信のための可能性のある絶対周波数チャネルのリスト)の範囲よりもよりも小さいと仮定すると、各無線ブロック期間の送信内でどのキャリヤを受信するか決定する手順は以下のセクションの中で説明される。
さらにいくつかの実施形態のより中で、以下が想定され得る。
1.ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、移動局160はネットワーク例えばネットワークノード110に、それが同時受信のためにサポートすることができる最大帯域幅について信号伝達することができる。
2.移動局160は、周波数ホッピングキャリヤに追随するために、各時分割多元接続(TDMA)フレームの間に、そのフィルタを再調整することができる。すなわち、考慮するARFCN/周波数の観点からは、各フレームの受信が別々であるとみなすことができる。
3.ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、移動局160は、ネットワーク例えばネットワークノード110に、それが同時受信のためのサポートするキャリヤの最大数について信号伝達することができる。
4.ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、移動局160は、そのタイムスロットクラス(例えば3GPP TS 45.002, version 10.3.0, "Multiplexing and multiple access on the radio path", Annex B参照)及び信号伝達されたキャリヤの最大数が与えられているならば、ネットワーク例えばネットワークノード110に、タイムスロットの最大値から減少したタイムスロットの数について信号伝達することができる。この信号伝達は移動局160のベースバンド能力、すなわち計算のパワーと関連していてもよい。
例えば、さらに下に説明された模範的な概要として、ここに開示した主題は以下のステップを含むことができる。
A.ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、ネットワーク例えばネットワークノード110は、たとえば移動局の一時ブロックフロー(TBF)割り付けに対するリソース割り当てすなわち割り付け処理において、キャリヤに優先度を付けることができる。
これは、キャリヤのMAIO、キャリヤあたり割り当てられたPDCHの数、ARFCN、予測スループットまたは同様のもののような量に基づいてもよい。
B.決定は移動局160に信号伝達される。
これは、決定するために利用できる量であり得るものを信号伝達することによって明示的にまたは暗黙に行うことができる。例は、割り当てられた、すなわち割り付けられたPDCHの数、MAIO番号、ARFCNまたは同様のものに基づくランキングであってよい。下で説明されたセクションの中で、優先度付けおよび信号伝達のさらなる詳細を見いだすことができる。
C.移動局160は、受信フィルタ帯域幅が不十分な場合に、廃棄されるべきキャリヤを選ぶために優先度リストを使うことができる。
キャリヤを選ぶ方法は下の選択アルゴリズム例のセクション、すなわち制限されたフィルタ帯域幅オペレーションのためのキャリヤ/リソースの選択アルゴリズム中で例証される。
D.ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合、ネットワークたとえばネットワークノード110は、移動局160がいずれにせよリッスンしない可能性がある無線リソースを浪費することを避けるために、優先度リストと移動局160のフィルタ帯域幅についての知識とを使うことができる。この場合、もし同じ無線リソース上でより多くのユーザが多重化されるならば、ネットワークは例えば他の移動局へとデータを送信できる。
ネットワークと移動局160両方が、移動局160が例えば仕様を通してどのように優先度リストを作成するであろうかを既に知っているならば、ステップAとBとはスキップできる。
無線リソースを管理するためのネットワークノード110における方法の実施形態の例は、今から図2において示したフローチャートに関して説明されるであろう。ネットワークノード110はワイヤレス無線ネットワーク100に含まれる。移動局160は、ワイヤレス無線ネットワーク100において動作するよう構成される。移動局160は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。キャリヤは移動局160に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することはできない。
この方法は以下のアクションを含み、どのアクションが任意の適当な順序ででもとられることができる。図2におけるいくつかのボックスの破線は、アクションが義務的でないことを示す。
アクション201
これはオプションのアクションである。ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである実施形態において、ネットワークノード110は、移動局160からの同時受信のために、移動局160によってサポートされた最大帯域幅を受信できる。受信は、例えば、移動局160から移動局160の無線アクセス能力を受信することによって実施されるか、または同様に実施できる。
アクション202
これはオプションのアクションである。ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである実施形態において、ネットワークノード110は、移動局160へのリソース割当のプロセスにおいて第1のキャリヤリストの中のキャリヤに優先度を付けることができ、この優先度付けは1つ以上の量に基づき、優先度付けにより優先度リストを含む決定がもたらされる。
いくつかの実施形態において、この1つ以上の量は、優先度を付けるキャリヤを有する明示的なリスト、MAIO、割り当て即ちキャリヤリソース割り付け、ARFCN、および割り付け順序すなわちキャリヤが割り付けられている順序、のうち1つを含んでよい。
上のB及びアクション202において述べたように、割り当てのキャリヤに優先度を付けるさまざまな方法があり得る。いくつかの優先度付けのほかにとりうる方法はここで概説される。仕様に影響力を持っているほかにとりうる方法をリストする。
1.優先度を付けるキャリヤを有する明示的なリスト
この代替方法は、量が、優先度を付けるキャリヤを有する明示的なリストである実施形態、例えば、優先度がリストの中に列挙され、かつ、移動局160によるさらなる導出を必要としなくともよい実施形態に対応している。
ネットワーク、例えばネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである場合のネットワークノード110は、優先度を付けるキャリヤの完全なリスト(すなわち第1のキャリヤリスト)を信号伝達することができる。リソース割当てすなわち割り付けが上述の説明に従うのであれば、キャリヤの違いは割り当てられたMAIO値にある可能性があり、それ故、優先度リストは割り当てられたMAIOと関連する可能性がある。さらにまた、非ホッピングチャネルはマルチキャリヤ割り当ての一部である可能性があり、その場合、固定されたARFCNのみが移動局160に知られている可能性があり、換言すれば、HSN、MA、またはMAIOは全く提供されない可能性がある。この場合に、非ホッピングチャネルは、移動局160に信号で伝達された優先度付けリストに含められている必要もあり得る。
1つの例において、MAIO=[0、1、2]を3つのキャリヤを有する移動局160に割り当てることができる。優先度付けリストは、MAIO=2を割り当てられたキャリヤが最も高い優先度を持っていることを示す[2、3、1]であるかもしれない。
別の例では、MAIO=[0、1、2]、およびARFCN=10を用いる非ホッピングチャネルを、3つのキャリヤを有する移動局160に割り当てることができる。すなわち全部で4つのキャリヤが移動局160に割り当てられる。優先度付けリストは、MAIO=2を割り当てられたキャリヤが最も高い優先度を持っていることを示す[4(非ホッピング)、2、3、1]であってもよい。非ホッピングチャネルは、もしあるなら、優先度付けリストの中で既知のポジションを割り当てることができる。
2.MAIOに基づいた優先度付け
このほかにとりうる方法は、量がMAIOである実施形態に対応している。
上述した周波数ホッピング機能を考慮すれば、MAがMAIO/キャリヤの数より長いと考えるならば、すなわち、上のモジュラス演算によるラップアラウンド効果が、避けられた最大範囲であるはずと考えるならば、キャリヤに対する連続的なMAIO値の割り当てがキャリヤ間の周波数の拡散を最小にするであろうことは明らかである。
従って、割り当ての大部分の中で、リストの中央でMAIOに低い優先度を設定することが帯域幅/周波数の観点から有益でないことは考えられる。ネットワークと移動局160に対する単純なアプローチは、従って、MAIO値に基づいてキャリヤに優先度を付け、最高または最低どちらかの割り当て済みMAIO値から始めてキャリヤを廃棄することであり得る。すなわちこれらの実施形態においては、優先度付けはMAIOから暗黙に導出でき、すなわちレガシー機能以上のどのような新しい情報も提供(すなわち移動局160に信号で伝達)されない可能性がある。
優先度付けが移動局160およびネットワークの両方に対してクリアである限り、このアプローチはまた、非ホッピングチャネルが移動局160割り当てられている場合にもサポートされ得る。例えば、非ホッピングチャネルは、常に最低または最高の優先権を割り当てることができる。
例えば、MAIO=[0、1、2]が3つのキャリヤを有する移動局160を割り当てられる。これは、用いる優先度付けリストが[1、2、3]であることを暗黙にネットワークと移動局160の両方に示す。
さらにMAIOで基づいた優先度付けに柔軟性を追加するために、反転されたMAIOの順序が使われるべきであるか否かを単一のビットで信号伝達する。すなわち'0'が、最低値を持つMAIOが最初に廃棄されることを示す一方、'1'が、最高値を持つMAIOが最初に廃棄されることを示す。いくつかの移動局が同じMAIO、HSN、およびMAを割り当てられて、かつそれらが同じ数のキャリヤと各キャリヤ上の無線リソースとを割り当てられるならば、異なるMAIO順序を提供することは、より効率的なリソース活用を保証することがあり得る。この原則は図3において説明され、それは下で説明されるであろう。
別の例において、MAIO=[0、1、2]が3つのキャリヤを持つ移動局160に割り当てられ、"MAIO順序"は'1'に設定される。これは、優先度付けリストが[3、2、1]であることをネットワークと移動局160の両方に示す。
3.割り当て、すなわちキャリヤリソース割り付けに基づいた優先度付け
このほかにとりうる方法は、量が割り当てである実施形態、すなわち各キャリヤに割り当てられたリソースの値に基づいた実施形態に対応している。
MAIOに基づいた割り当てすなわち割り付けにおいて、優先度付けは割り付けられたキャリヤの周波数割り当てに基づくと考えられるだけである。しかし、ネットワークは、信号伝達された移動局160のマルチスロットクラスに基づいて、各TDMAフレームの中の1つのキャリヤあたり複数のタイムスロット(TS)へと移動局160を割り当てる、すなわち割り付ける。ネットワークはそのとき、各無線ブロック期間に、割り当てられたすなわち割り付けられた多くともすべてのTS上で移動局160をスケジューリングすることができ、移動局160は、受信したキャリヤ上の割り当てられたすなわち割り付けられたTSそれぞれをいつでも処理することができる必要があることがある。
特に、ダウンリンクデュアルキャリヤ機能のために、そしてまたマルチキャリヤ機能の先取りのためにも、移動局160は、信号伝達されたマルチスロットクラスから導出された最大値から減らすために複数のTSを信号で伝達することができる。例えば、移動局160が、DLにおいて3つの割り当てられたキャリヤ上で4つのTSを受信できることを示しているマルチスロットクラスを信号伝達すると、また同時に3のタイムスロットの減少を信号伝達する(例えば、3GPP TS 45.002, version 10.3.0, "Multiplexing and multiple access on the radio path", Annex Bを参照)。これは事実上、ネットワークが、せいぜい4*3−3=9TSをDL上の移動局160に割り当てることを許されているだけである可能性があることを意味している。従って、セルにおける他の割り当てすなわち割り付けなどの他の面を無視すると、ネットワークは、異なるキャリヤの上の移動局160へのTSの非対称な割り当てすなわち割り付けを行うことを強いられることがある。その結果、リソースの多重化レートなどの他の面を無視すると、最も少ないTSが割り当てられた即ち割り付けられたキャリヤが最初に廃棄されてもよいことを保証することができるという現在の割り当てすなわち割り付けに基づくキャリヤの優先度付けは有益であり得る。このアプローチを用いた優先度付けの順序が、移動局160への明確な信号伝達なしに、データセッションの間に変更され得ること、すなわちリソースが再割り当てされたときに引き続き優先度付け順序が変わることに注意すべきかもしれない。すなわち、量が割り当てすなわち割り付けである実施形態において、優先度付けは各キャリヤの上で割り当てられたTSの数に基づき、この優先度付けは割り当てすなわち割り付けから暗黙に導出でき、すなわちレガシー機能以上のどのような新しい情報も提供(すなわち移動局160に信号で伝達)されない可能性がある。
例えば、MAIO=[0、1、2]が3つのキャリヤを有する移動局160に割り当てられる、すなわち割り付けられる。各MAIOについて、次のTSの数が移動局160に、例えばそれぞれのキャリヤ[4、3、2]のために割り当てられる、すなわち割り付けられる。これは、ネットワーク例えばネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、コアネットワークノード150のうちの1つである場合、ネットワーク110に対して、優先度付リストが[1、2、3]であることを暗黙裡に示すことができる。
4.ARFCNに基づいた優先度付け
この、ほかにとりうる方法は、量がARFCNである実施形態に対応している。
ネットワークが、キャリヤ周波数の異なるセットによりホップするようキャリヤを設定し、それからMAIOが再利用されるかもしれないので、MAIOはキャリヤを明確に特定しなくともよい。その場合に、ひとつのオプションは、例えば上で示された方程式の中でHSN(フレーム番号(FN))=0を仮定することによって、ホッピングシーケンスにおける特定のARFCNに基づいてキャリヤを優先度付けすることである。同様に、昇順のまたは降順の値に基づいて優先度を付けることができる。すなわちこれらの実施形態において、優先度付けは、事前定義されたFNで割り付けられたキャリヤによって用いられたARFCNに基づいてもよく、優先度付けはARFCNから暗黙に導出されてもよく、すなわちレガシー機能以上のどのような新しい情報も提供(すなわち移動局160に信号で伝達)されない可能性がある。
例えば、2つのホッピングのセットMA1およびMA2が非ホッピング周波数とともに定義されている。MA1={2、6、9、12}、MA2={15、17、19}、非ホッピング周波数、ARFCN=25。
MA1においてMAIO=[0、1]を、MA2においてMAIO=[2]を移動局160に割り当てられている、すなわち割り付けられていると仮定すると、結果として得られる優先度付け順序は(6.1における方程式の中でHSN(FN)=0とすると)、[2、6、19、25]である。このリストは昇順または降順で優先度を付けられてよい。
5.割り当てすなわち割り付け順序に基づいた優先度付け
この、ほかにとりうる方法は、量が割り当て順序である実施形態に対応している。
また別のオプションは、キャリヤに、それらが昇順または降順のいずれかの優先順で割り当てられた順序に基づいてキャリヤに優先度を付けることである。すなわちこれらの実施形態において、この優先度付けは割り当てから暗黙に導出でき、すなわちレガシー機能以上のどのような新しい情報も提供(すなわち移動局160に信号で伝達)されない可能性がある。
上でリストしたもの以外の他の優先度付けのほかにとりうる方法を用いることができる。それらを結合できることはまた注目されてよい。例えば、割り当てすなわちキャリヤリソース割り付けに基づいた優先度付けが用いられ、いくつかのキャリヤが同じTS割り当てを有するならば、最小/最大MAIOを持つキャリヤを最初に廃棄することができる。
アクション203
これはオプションのアクションである。ネットワークノード110が、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150のうちの1つである実施形態において、ネットワークノード110は暗黙にまたは明示的に移動局160に優先度リストを信号伝達することができる。
優先度付け方法は、一時ブロックフロー(TBF)セットアップで移動局160に明示的に信号伝達してよく、優先度付けの変更は、パケット関連制御チャネル(PACCH)のチャネルを使って、TBFの間に信号で伝達してもよい。その代わりに、データブロックまたは修正された無線リンク制御/媒体アクセス制御(RLC/MAC)ヘッダによって同時に転送され得る、再定義されたピギーバックAck/Nack(PAN)を用いてもよい。別のオプションは、システム情報の中で戦略をブロードキャストすることであってもよい。
アクション204
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、ネットワークノード110は、第1のキャリヤリストのすべてのキャリヤを移動局160の最大帯域幅が包含することができないことを計算できる。これは例えば、ずっと下に説明されたアルゴリズムの例によって実施されてもよい。
アクション205
ネットワークノード110は、第1のキャリヤリストからの1つ以上のキャリヤを削除する。その1つ以上のキャリヤの削除は、削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ行われ、1つ以上の削除するキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を持つ。これは例えば、ずっと下に説明されたアルゴリズム例によって実施することができる。
いくつかの実施形態の中で、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することはさらに、1つのキャリヤを第1のキャリヤから削除することを含んでもよい。削除されたキャリヤは優先度リストによれば最低の優先度を持ち、1つのキャリヤを削除することにより、最低優先度を持つキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られる。
これらの実施形態のいくつかにおいて、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、移動局160の最大帯域幅が減縮済みキャリヤリスト中のすべての残存キャリヤを包含するかどうかを計算することをさらに含んでよい。移動局160の最大帯域幅が減縮済みキャリヤリスト中のすべての残存キャリヤを包含することができない場合には、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することはさらに、1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるとネットワークノード110が計算するまで、最低の優先度を持つ1つ以上のキャリヤを減縮済みキャリヤから1つずつ削除することを含んでもよい。
残存キャリヤは、次のアクションにおいて説明されるように、移動局160のための受信キャリヤを含む。
アクション206
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができる場合に、ネットワークノード110は、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤが、移動局160のための受信キャリヤを含むと判定する。これは例えばずっと下に説明されたアルゴリズム例によって実施され得る。
ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140およびコアネットワークノード150のうちの1つである実施形態において、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができる場合に、ネットワークノード110は、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤが、ネットワークノード110のために移動局160に割り当てることが可能なキャリヤを含むと判断できる。
移動局160に割り当てられたキャリヤが、1つの無線ブロック期間内の、第1のバースト及び1つ以上の追加のバーストを含む複数のバースト(例えば4つのバースト)に割り当てられたいくつかの実施形態において、計算、削除、および判定は、第1のバーストについて実行されて、それから1つ以上の追加バーストのそれぞれのために実行されてよい。いくつかの実施形態の中で、無線ブロック期間の複数のバーストは4つのバーストである。
アクション207
これはオプションのアクションである。ネットワークノード110が移動局160であるいくつかの実施形態において、ネットワークノード110は削除されたキャリヤと関連付けられた1つ以上のタイムスロット上の無線受信を無効にすることができる。これは例えば以下のアルゴリズム例によって実施され得る。
上で参照した図3は、いくつかの実施形態によるMAIOに基づいた優先度付けの実施形態を示している図的表現である。この図は、移動局160などの第1の移動局MS1および移動局160などの第2の移動局に対するMAIOの割り当てに基づいた或るキャリヤの利用の確率を示す。ここでMS1およびMS2には異なるMAIO順が与えられている。実線によって表されているMS1は正常な順序を用い、破線によって表されているMS2は反転した順序を用いる。
制限的でない選択アルゴリズム例
上述したネットワークノード110中で手順を実施する1つの可能な方法が下で示されて、また図4に示されている。
アクション401。ネットワークノード110は移動局160の帯域幅「MS帯域幅」、優先権リスト、およびキャリヤリストを読むことができる。
アクション402。ネットワークノード110は、次のブロック期間について、移動局160の受信帯域幅「MS受信BW」が、キャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含するかどうかを計算できる。
アクション403。ネットワークノード110は、移動局160の受信帯域幅が、キャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することに成功したかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態の中で、このアクションはアクション206と一致してもよい。
アクション404。ネットワークノード110が、移動局160の受信帯域幅が、キャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包むことに成功しなかったと判定できる場合に、優先度リストに応じて、ネットワークノード110は最低優先度を持っているキャリヤをキャリヤリストから削除する。ネットワークノード110は、それから、キャリヤが削除されたキャリヤリストを用いて計算ステップを繰り返してもよい。
アクション405。ネットワークノード110が、移動局160の受信帯域幅が、キャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することに成功したと判定できる場合に、ネットワークノードが移動局110である実施形態において、ネットワークノード110は、キャリヤリストの中の残存キャリヤ上で無線受信を続行することができる。
ネットワークノード110が、移動局160の受信帯域幅がキャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することに成功しなかったと判定できるたびに、すなわち「成功か?」という質問への応答がノーのときにはいつでも、ネットワークノード110は、移動局160の受信帯域幅がキャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することに成功したとネットワークノード110が判定できるまで、削除(404)および計算(402)のアクションを繰り返すことができる。すなわち、このアルゴリズムは、移動局160の受信帯域幅がキャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することに成功したとネットワークノード110が判定できるまで、削除(404)、計算(402)および決定(403)のアクションを通してループしてもよい。
移動局160は、移動局160が、次の無線ブロック期間のために割り当てられたすなわち割り付けられたキャリヤ上で4つのバーストすべてを受信できるかどうかを判定することができる。
最初のバーストによって起動すると、ネットワークノード110は以下をすることができる。
1.判定:バーストのためのキャリヤは移動局160の受信帯域幅の中にあるか?
ノーならば、
i)最低優先度を持つキャリヤを無効にする。
ii)例えばバースト内で、この無線ブロック期間についての次の判定において更に考慮すべきものからキャリヤを削除する。このキャリヤと関連付けられたタイムスロットの上の無線受信を無効にする。
ii)1に行き、このバーストのための判定を再考する。
イエスならば、
代替方法1:
i)1に行き、次のバーストのために判定を行う。考慮すべきバーストがこれ以上ないのであれば、ステップ2に行く。
2.実行:無効にされていないキャリヤの上で、割り当てられたリソース上で、すなわち割り付けられたリソースのすべてのバーストを受信する。
代替方法2:
i)無効にされていないキャリヤの上で割り当てられた、すなわち割り付けられたリソース上で受信する。1に行き、次のバーストのために判定を行う。考慮すべきバーストがこれ以上ないのであれば、ステップ2に行く。
2.実行。
代替方法1による実施形態と代替方法2による実施形態は類似しているけれども、代替方法1は無線ブロック期間全体についてどのバーストを受信するかを事前に計算する一方、代替方法2は別個のバーストそれぞれのためにこの計算を分散するという相違がある。これは、相互バースト間関係を制限する移動局のレシーバの実装において有益であり得る。代替方法1は、すべてのバーストにおいて受信するキャリヤを含むのみのより狭いキャリヤ選択フィルタを許すことができる。また、いくつかのキャリヤについてはすべてのバーストを受信することが可能でないかもしれないことが無線ブロック期間の最初にすでに知られているので、いくつかの不要なバースト受信の試みを避けることができる。
制限的でないアルゴリズムの出力例
以下は、無線ブロック期間の複数のバーストが4つのバーストである実施形態において、どのように上述したアルゴリズムが、降順でランク付けされた3つのキャリヤ上で動作するか、および移動局160が30チャネルのバンド幅を受信するかについての例である。
バースト1
キャリヤ1はARFCN=10にあり、キャリヤ2はARFCN=30にあり、キャリヤ3はARFCN=50にある。
min([10、30、50])−max([10、30、50])<30か?(No)
最低優先度を持つキャリヤすなわちキャリヤ3を無効にする。
min([10、30])−max([10、30])<30か?(Yes)
バースト2へ進む。
バースト2:キャリヤ1はARFCN=5にあり、キャリヤ3はARFCN=25にあり、キャリヤ3は無効にされているため考慮されない。
min([5、25])−max([5、25])<30か?(Yes)
バースト3へ進む。
バースト3:キャリヤ1はARFCN=50にあり、キャリヤ2はARFCN=40にあり、キャリヤ3は無効にされているため考慮されない。
min([50、40])−max([50、50])<30か?(Yes)
バースト4へ進む。
バースト4:キャリヤ1はARFCN=55にあり、キャリヤ2はARFCN=10にあり、キャリヤ3は無効にされているため考慮されない。
min([55、10])−max([55、10])<30か?(No)
最低優先度の残存キャリヤ、すなわちキャリヤ2を無効にする。
min([55])−max([55])<30か?(Yes)
すべてのバーストを検討したなら、キャリヤ1上の受信のみを続行する。完了。
無線リソースを管理するための移動局160における方法の実施形態の例はこれから図5において示されたフローチャートに関して説明されるであろう。移動局160は、ワイヤレス無線ネットワーク100中で動作するよう構成される。移動局160は、同時受信のための最大帯域幅と、キャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持っている。キャリヤは移動局160に割り当てられた無線キャリヤである。最大帯域幅は第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することはできない。
この方法は以下のアクションを含み、そのアクションはどのような適当な順序ででもとられ得る。図5におけるいくつかのボックスの破線は、そのアクションが義務的でないことを示す。
アクション501
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、移動局160は、基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つであるネットワークノード110に対して、同時受信のための移動局160によってサポートされた最大帯域幅を送信することができる。これは、例えば、移動局160が無線アクセス能力をネットワークノード110に送信することによって実施することができる。
アクション502
これはオプションのアクションである。移動局160は、キャリヤの優先度リストを、ワイヤレス無線ネットワーク100に含まれた、基地局120、基地局コントローラ140およびコアネットワークノード150の1つであるネットワークノード110から暗黙にあるいは明示的に取得することができる。ここにおいてアクション202において前に説明したように、移動局160へのリソース割り付けのプロセスにおいて、キャリヤリスト中のキャリヤはネットワークノード110によって優先度が付けられており、この優先度付けは1以上の量に基づいており、1以上の量は、優先度を付けるキャリヤの明示的なリスト、MAIO、割当て、ARFCN、およびキャリヤの割り付け順序のうちの1つを含む。アクション203に関連して前に説明したように取得は実施し得る。
アクション503
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、移動局160は、移動局160の最大帯域幅が第1のキャリヤリストのすべてのキャリヤを包含することができないことを計算し得る。これは、アクション204に関連して前に説明したように実施し得る。
アクション504
移動局160は、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除する。この1つ以上のキャリヤの削除は、削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含するまで、1キャリヤずつ行われ、1つ以上の削除されるキャリヤは優先度リストによれば最低優先度を有する。これは、アクション205に関連して前に説明したように実施し得る。
いくつかの実施形態において、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、第1のキャリヤリストから1つのキャリヤの削除をさらに含んでもよい。削除されたキャリヤは優先権リストによる最低優先度を持ち、1つのキャリヤを削除することにより、最低優先度を持つキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られる。
これらの実施形態のいくつかにおいて、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、移動局160の最大帯域幅が、減縮済みキャリヤリスト内のすべての残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することを更に含み得る。移動局160の最大帯域幅が、減縮済みキャリヤリスト内の残存キャリヤすべてを包含することができない場合には、第1のキャリヤリストから1以上のキャリヤを削除することは、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することをネットワークノード110が計算するまで、減縮済みキャリヤリストから最低優先度を持つ1つ以上の更なるキャリヤを1つずつ削除することを含んでもよい。
残存キャリヤは、次のアクションで説明するように、移動局160のための受信キャリヤを含んでよい。
アクション505
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、1つ以上のキャリヤの削除205の後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含する場合、1つ以上のキャリヤの削除205の後のすべての残存キャリヤが、移動局160のための受信キャリヤを含むと移動局160が判定できる。これは、アクション206に関連して前に説明したように実施し得る。
アクション506
これはオプションのアクションである。このアクションにおいて、移動局160は削除されたキャリヤと関連付けられた1つ以上のタイムスロットの上の無線受信を無効にすることができる。これは、アクション207に関連してより前に説明したように実施し得る。
アクション507
移動局160は、判定したキャリヤ上での無線受信を続行する。これは例えば、無線リソース上の無線ブロックにより搬送される無線リンク制御(RLC)プロトコルデータユニット(PDU)を受信することによって実施し得る。
いくつかの実施形態において、移動局160に割り付けられたキャリヤが無線ブロック期間内の複数のバースト(例えば4つのバースト)に割り付けられ、その複数のバーストは第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、計算、削除、および判定は第1のバーストのために実行されて、それから1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行されてよい。これらの実施形態において、計算、削除、および判定が複数のバースト内のすべてのバーストのために実行された後に、続きが実行され得る。いくつかの実施形態において、無線ブロック期間の複数のバーストは4つのバーストである。
移動局160の受信帯域幅が制限される場合にどのキャリヤを受信するかの問題に直面した場合、優先度を付けられたキャリヤのリストとともに、図2および図4−5に関連して説明した方法の実施形態は以下の利点を持っている。
ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140およびコアネットワークノード150のうちの1つである場合、ネットワークノード110は、直接的な方法で、移動局160などの移動局が使う優先度リストに関して、セル例えばセル130内の無線リソース割り当てを適応させることができる。さらに最適化するために、ネットワークノード110は異なる優先度リストを移動局160などの異なる移動局に割り当ててもよい。
図2および図4−5に関連して説明された方法の実施形態は、特定のキャリヤを常に受信できることを保証してもよい。キャリヤ数を最大化することにのみ基づいた最適化された優先度付けが使われるならば、これは当てはまらない。特定のキャリヤの保証されている受信は、例えばUL上のペアになったキャリヤの使用を可能にする。それは、また、実施形態(例えば、定義済みの優先度付けされたキャリヤに基づく(すなわち依存する)DLマルチキャリヤ(DLMC)機能)の実施を容易にすることができる。
図2および図4−5に関連して説明された方法の実施形態は、単純な方法で、どのキャリヤが例えば移動局160により受信され得るかをネットワークに示すことができる。これは、多重化シナリオにおけるDLスケジューリング及び他の移動局の割当ての実施を容易にすることができる。
上述した利点は別として、図2および図4−5に関連して説明された方法の実施形態は、実際に設置したネットワークから収集された統計に基づいた、各データブロックについての最適化された選択を用いることと比較されてもよい。結果は図6に示されている。図6は、いくつかの実施形態にしたがって、収集された実際のネットワークデータからの、移動局の帯域幅制限に起因する減縮済みキャリヤの数についての分析の実施形態を示している図である。この図は、移動局160における帯域幅制限のために廃棄される必要の可能性があるキャリヤの数の確率「確率」軸と、「減縮済みキャリヤの数(0−>(最大値−1))」軸を示す。提供された例は帯域幅=10MHzかつキャリヤ数=4に関してである。この図は、最適化された手順と、ここに説明された優先度に基づいた提案方法との間の比較を示す。ドット付きの黒色のバーによって表され、「Optimum」としてラベル付けされた最適化された手順において、各キャリヤの組み合わせは、受信されるキャリヤの数を最大化するものを決定するために調査される。ここにおける優先度に基づいた提案された方法は、無地の黒色のバーによって表され、「Prio based」とラベル付されている。図において示された結果は、最適化された手順と提案された方法とが酷似していることを示す。
無線リソースを管理するために図2に関連して上述したネットワークノード110における方法のアクションを実行するために、ネットワークノード110は図7において示した以下の配置を有する。ネットワークノード110は、ワイヤレス無線ネットワーク100中に含まれるよう構成される。移動局160は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを有するワイヤレス無線ネットワーク100において動作するように構成され、そのキャリヤは移動局160に割り当てられた無線キャリヤであり、最大帯域幅は第1のキャリヤリストのすべてのキャリヤを包含することができるわけではない。
以下の機能のいくつかの詳細な説明は、ネットワークノード110について記述されたアクションに関連して上述したのと同じ説明に対応しており、従ってここで繰り返されないであろう。
ネットワークノード110は、第1のキャリヤリストから1以上のキャリヤを削除するよう構成された削除回路701を含み、1以上のキャリヤを削除することは、削除後のすべての残存キャリアを最大帯域幅が包含することができるまで1キャリヤずつ実行され、1つ以上の削除されるキャリヤは優先度リストによれば最低優先度を持っている。残存キャリヤは、移動局160のための受信キャリヤを含む。
いくつかの実施形態においては、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、第1のキャリヤリストから1つのキャリヤを削除することを含み、削除されるキャリヤは優先度リストによれば最低優先度を持っている。ここで1つのキャリヤを削除することにより、最低優先度を持っているキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られる。
これらの実施形態のいくつかにおいて、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除することは、移動局160の最大帯域幅が減縮済みキャリヤの中のすべての残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することをさらに含んでもよい。移動局160の最大帯域幅が減縮済みキャリヤの中のすべての残存キャリヤを包含することができない場合、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除することは、減縮済みキャリヤリストから最低優先度を持つ1つ以上の更なるキャリヤを、1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるとネットワークノード110が計算するまで、1つずつ削除することをさらに含んでもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード110はまた、移動局160へのリソース割り付け処理中に第1のキャリヤリストの中のキャリヤに優先度を付けるよう構成された優先度付け回路702を含んでもよく、ここで優先度付けは1つ以上の量に基づき、優先度付けにより優先度リストを含む決定が得られる。
いくつかの実施形態において、1つ以上の量は、優先度を付けるキャリヤを持つ明示的なリスト、モバイル割当てインデックスオフセット(MAIO)、割り当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、および割り付け順序のうちのひとつを含んでよい。
いくつかの実施形態においては、ネットワークノード110はまた、移動局160の最大帯域幅が第1のキャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算するよう構成された計算回路703を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード110はまた、移動局160の最大帯域幅が1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを包含することができる場合に、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤが移動局160のための受信キャリヤを含むと判定するよう構成された判定回路704をさらに含んでもよい。
ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである実施形態において、ネットワークノード110は、同時受信のために移動局160によってサポートされた最大帯域幅を移動局160から受信するよう構成された受信回路705を含んでもよい。
ネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つである実施形態において、ネットワークノード110は、移動局160に優先度リストを暗黙にまたは明示的に信号伝達するよう構成されたシグナリング回路706を含んでもよい。
ネットワークノード110が移動局160であるいくつかの実施形態において、ネットワークノード110は、削除されたキャリヤと関連付けられた1つ以上のタイムスロットの上での無線受信を無効にするよう構成された無効化回路707を含んでもよい。
移動局160に割り付けられたキャリヤが無線ブロック期間の中の複数のバーストに割り付けられているいくつかの実施形態において、複数のバーストは第1のバーストおよび1つ以上の追加のバーストとを含み、計算すること、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除すること、および判定することは、第1のバーストのために実行され、それから1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行されるよう構成され、計算すること、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除すること及び判定することが、複数のバーストの中のすべてのバーストについて実行された後で、続きが実行されるよう構成される。
ネットワークノード110中で無線リソースを管理するためのここの実施形態は、ここの実施形態の機能とアクションとを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図7に示したネットワークノード110中の処理回路708などの1つ以上のプロセッサを通して実施することができる。上述したプログラムコードはまた、たとえばネットワークノード110にロードされるときにここの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するためのデータキャリヤという形のコンピュータプログラム製品として提供できる。1つのそのようなキャリヤがCD ROMディスクという形であり得る。それはしかしメモリスティックなどの他のデータキャリヤによって実現可能であり得る。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上のピュアプログラムコードとして提供され、ネットワークノード110にダウンロードされてもよい。
ネットワークノード110は1つ以上の記憶装置を含むメモリ回路709をさらに含んでもよい。メモリ回路709は、ネットワークノード110において実行される際に、ここの方法を実行するアプリケーションに関連した処理回路708によって削除された又は優先度付けされた又は計算された又は判定された又は受信された又は信号伝達された情報、またはそれらが組み合わされた情報などのデータを格納するために用いられるよう配置されている。メモリ回路709は処理回路708と通信することができる。処理回路708によって処理された任意の他の情報もまたメモリ回路709に記憶することができる。
いくつかの実施形態において、同時受信のために移動局160によってサポートされた最大帯域幅などの情報は受信ポート710を通して受信してもよい。いくつかの実施形態において、受信ポート710は例えばネットワークノード110中の1つ以上のアンテナと接続されてもよい。他の実施形態においては、ネットワークノード110は、ワイヤレス無線ネットワーク100の中の別の組織からの情報を、受信ポート710を通して受信してもよい。受信ポート710が処理回路708と通信していてもよいので、受信ポート710はそのとき受信した情報を処理回路708に送信してもよい。受信ポート710は、また、他の情報を受信するよう構成することもできる。
ここに開示された方法に関連した処理回路708によって削除され、優先度付けされ、判定され、受信されおよび信号伝達された情報またはそのいずれかの情報は、前に述べたように、処理回路708及び受信回路710と通信することができるメモリ回路709に記憶してもよい。
処理回路708は、処理回路708及びメモリ回路709と通信できる送信ポート711を通して移動局160へ優先度リストなどの情報を信号伝達するように構成されてもよい。
当業者はまた、上述した削除回路701、優先度付け回路702、計算回路703、判定回路704、受信回路705、および信号伝達回路706が、アナログ回路とデジタル回路の組み合わせに属していてもよいこと、及び、(例えばメモリに格納された)ソフトウェア及びファームウェア又はそのいずれかが処理回路708などの1つ以上のプロセッサによって実行される場合に、ソフトウェア及びファームウェア又はそのいずれかとともに構成された1つ以上のプロセッサが上述したように実行すること、またはその両方を理解するであろう。他のデジタルハードウェアと同様に、これらプロセッサの1つ以上は、1つの特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよいし、又は、いくつかのプロセッサと様々なデジタルハードウェアとが、個別にパッケージされたか或いはシステムオンチップ(SoC)内へアセンブルされたいくつかの別々の部品に分散されてもよい。
無線リソースを管理するために図5に関連して上述した移動局160における方法のアクションを実行するために、移動局160は図8に示した以下の配置を含む。移動局160は、ワイヤレス無線ネットワーク100中で動作するよう構成される。移動局160は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを持ち、ここでキャリヤは、移動局160に割り付けられた無線キャリヤであり、最大帯域幅は第1のキャリヤリスト内のすべてのキャリヤを含むことはできない。
以下の機能のいくつかの詳細な説明は、移動局160について説明したアクションに関連して上に提供した同じ説明と対応しており、従ってここでは繰り返されないであろう。
移動局160は、第1のキャリヤから1つ以上のキャリヤを削除するよう構成された削除回路801を含み、1つ以上のキャリヤを削除することは、削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ実行されるよう構成され、削除される1つ以上のキャリヤは優先度リストによれば最低優先度を持っている。残存キャリヤは移動局160のための受信キャリヤを含む。
第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、第1のキャリヤリストから1つのキャリヤを削除することを含んでよく、削除されるキャリヤは優先度リストによれば最低優先度を持つ。ここで1つのキャリヤを削除することは、最低優先度を持っているキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られるよう構成される。
これらの実施形態のいくつかにおいて、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除することは、減縮済みキャリヤリストの中のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるかどうかの計算を更に含んでもよい。移動局160の最大帯域幅が減縮済みキャリヤリストの中のすべての残存キャリヤを包含することができない場合、第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、減縮済みキャリヤリストから最低優先度を持つ1つ以上の更なるキャリヤを、1つ以上の更なるキャリヤの削除の後で、減縮済みキャリヤリストの中のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができるまで、1つずつ削除することを更に含んでよい。
移動局160は、判定されたキャリヤ上で無線受信を続行するよう構成された受信回路802をさらに含む。
いくつかの実施形態において、移動局160は、移動局160の最大帯域幅が第1のキャリヤリストの中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算するよう構成された計算回路803を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、移動局160は、削除されたキャリヤと関連付けられた1つ以上のタイムスロットの上で無線受信を無効にするよう構成された無効化回路804を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、移動局160は、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを最大帯域幅が包含することができる場合に、1つ以上のキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤが移動局160のための受信キャリヤを含むと判定するよう構成された判定回路805を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、移動局160は、ワイヤレス無線ネットワーク100に含まれるネットワークノード110からキャリヤの優先度リストを、暗黙にまたは明示的に取得するよう構成された取得回路806を含んでもよく、ここでネットワークノード110が基地局120、基地局コントローラ140、およびコアネットワークノード150の1つであり、キャリヤリストの中のキャリヤが、移動局160へのリソース割り付け処理においてネットワークノード110により優先度付けされており、優先度付けは1つ以上の量に基づいており、1つ以上の量は、優先度を付けるキャリヤを持つ明示的なリスト、モバイルアロケーションインデックスオフセット(MAIO)、割当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、およびキャリヤ割当て順序のうちのひとつを含む。
いくつかの実施形態において、移動局160は、同時受信のために移動局160によってサポートされた最大帯域幅をネットワークノード110に送信するよう構成された送信回路807を含んでもよい。
移動局160に割り付けられたキャリヤが無線ブロック期間の中の複数のバーストに割り付けられているいくつかの実施形態において、複数のバーストは、第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、計算すること、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除すること、および判定することは、第1のバーストのために実行され、それから1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行されるよう構成され、計算すること、1つ以上のキャリヤを第1のキャリヤリストから削除すること及び判定することが、複数のバーストの中のすべてのバーストについて実行された後で、続きが実行されるよう構成される。
無線リソースを管理するためのここの実施形態は、ここの実施形態の機能とアクションとを実行するためのコンピュータプログラムコードとともに、図8に示した移動局160内の処理回路808などの1つ以上のプロセッサを通して実施されてもよい。上述したプログラムコードはまた、例えば移動局160にロードされるときにここの実施形態を実行するためのコンピュータプログラムコードを搬送するためのデータキャリアという形のコンピュータプログラム製品として提供できる。1つのそのようなキャリヤがCD−ROMディスクという形であり得る。それはしかしメモリスティックなどの他のデータキャリアによって実現可能であり得る。コンピュータプログラムコードはさらにサーバ上のピュアプログラムコードとして提供されて、移動局160にダウンロードされてもよい。
移動局160は1つ以上の記憶装置を含むメモリ回路809をさらに含んでもよい。メモリ回路809は、移動局160において実行される際に、ここの方法を実行するアプリケーションに関連した処理回路808によって削除された又は計算された又は無効にされた又は判定された又は取得された又は送信された情報、またはそれらが組み合わされた情報などのデータを格納するために用いられるよう配置されている。メモリ回路809は処理回路808と通信することができる。処理回路808によって処理された任意の他の情報もまたメモリ回路809に記憶することができる。
いくつかの実施形態において、優先度リストなどのネットワークノード110からの情報は受信ポート810を通して受信してもよい。いくつかの実施形態において、受信ポート810は例えば移動局160中の1つ以上のアンテナと接続されてもよい。他の実施形態においては、移動局160は、ワイヤレス無線ネットワーク100の中の別の組織からの情報を、受信ポート810を通して受信してもよい。受信ポート810が処理回路808と通信していてもよいので、受信ポート810はそのとき受信した情報を処理回路808に送信してもよい。受信ポート810は、また、他の情報を受信するよう構成することもできる。
ここの方法に関連した処理回路808によって削除され、計算され、判定され、取得されおよび送信された情報またはそのいずれかの情報は、前に述べたように、処理回路808及び受信回路810と通信することができるメモリ回路809に記憶してもよい。
処理回路808は、処理回路808及びメモリ回路809と通信できる送信ポート811を通して例えばネットワークノード110へ、同時受信のための移動局160によりサポートされた最大帯域幅などの情報を送信または信号伝達するようにさらに構成されてもよい。
当業者はまた、上述した削除回路801、受信回路802、計算回路803、無効化回路804、判定回路805、取得回路806、および送信回路807が、アナログ回路とデジタル回路の組み合わせに属していてもよいこと、及び、(例えばメモリに格納された)ソフトウェア及びファームウェア又はそのいずれかが処理回路808などの1つ以上のプロセッサによって実行される場合に、ソフトウェア及びファームウェア又はそのいずれかとともに構成された1つ以上のプロセッサが上述したように実行すること、またはその両方を理解するであろう。他のデジタルハードウェアと同様に、これらプロセッサの1つ以上は、1つの特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれてもよいし、又は、いくつかのプロセッサと様々なデジタルハードウェアとが、個別にパッケージされたか或いはシステムオンチップ(SoC)内へアセンブルされたいくつかの別々の部品に分散されてもよい。
ここの実施形態は上述の実施形態に制限されない。様々な代替方法、変更、および均等部が用いられてもよい。そのために、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲により定義される範囲を制限することとしてとられるべきでない。
様々な実施形態の上記の説明において、ここに使われた用語が、特定の実施形態だけを説明するためであり、制限していることを意図していないのは、理解されているはずである。異なる形で定義されない限り、ここに使われた技術用語と科学用語とを含むすべての用語は、ここではこれらの実施形態が属している技術分野の当業者により通常理解されるのと同じ意味を持っている。一般的に使われる辞書で定義された用語などの用語は、本明細書及び関連技術の文脈の中のそれらの意味と一致している意味を持つものとして解釈されるべきであり、かつ、ここに明確にそのように定義した、理想化されているか、或いは過度に形式的な意味で解釈されるべきでないこともまた理解されるであろう。
要素が、他の要素に「接続された」、「結合された」、「応答する」またはそれらのバリエーションで称される場合、それは、他の要素に直接接続されたか、結合されたか、または応答してもよいし、介在要素が存在してもよい。対照的に、要素が、他の要素に「直接接続された」、「直接結合された」、「直接応答する」、またはそれらのバリエーションで称される場合、介在要素は全く存在しない。同様な数は最後まで同様な要素を指す。さらに、ここで使用されたような、「結合された」、「接続された」、「応答する」、またはそれらのバリエーションは、無線で結合されたか、接続されたか、また応答することを含むことができる。ここに使われるように、文脈がはっきりとそうでないことを示さない限り、単数形「a」、「an」、および「the」は、複数形も含むことを意図している。公知の機能または構造は、簡潔さ又は明晰さ又はその両方のために詳細に記述されないことがある。用語は「及び/又は」は、関連付けられた羅列された1つ以上の用語のありとあらゆる組み合わせを含む。
ここに使われるように、用語「含む(comprise)」、「含んでいる(comprising)」、「含む(comprises)」、「含む(include)」、「含んでいる(including)」、「持つ(have)」、「持つ(has)」、「持っている(having)」、またはそれらのバリエーションは非制限的で、1つ以上の説明した特徴、整数、要素、ステップ、部品、または機能を含むが、1つ以上の他の特徴、整数、要素、ステップ、構成品、機能、またはそれらのグループの存在または追加を妨げない。さらに、ここに使われるように、ラテン慣用句「exempli gratia」から派生している一般的な略語「例えば(e.g.)」は一般の例または以前に言及された事項の例を導入するか、指定するために使われてもよく、そのような事項の制限であることを意図していない。ラテン慣用句「id est」から派生している一般的な略語「すなわち(i.e.)」は、より一般的な記述から特定の事項を指定するために使われてよい。
実施形態の例は、コンピュータで実現された方法、装置すなわちシステムおよび/またはデバイス、および/またはコンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート図に関連してここに説明される。ブロック図および/またはフローチャート図の中のブロックおよびブロック図および/またはフローチャート図の中のブロックの組み合わせは、1つ以上のコンピュータ回路によって実行されるコンピュータプログラム命令によって実現され得ることは理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/または他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に、マシンを作り出すために供給されてもよく、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを通して実行するその命令が、回路中のトランジスタ、メモリロケーション内の値および他のハードウェア要素を変形させて、ブロック図および/またはフローチャートのブロック内で特定された機能/アクションを実現し、それにより手段、すなわちブロック図および/またはフローチャートブロック内で特定された機能/アクションを実現するための機能性および/または構造を生成する。
コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の仕方で動作するよう指示できるこれらのコンピュータプログラム命令はまた、有形のコンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、ブロック図および/またはフローチャート図のブロックの中で指定された機能/アクションを実現する命令を含む製品を作り出す。
有形の一時的でないコンピュータ可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、または半導体のデータストレージシステム、装置、またはデバイスを含むことができる。コンピュータ可読媒体のより特定の例は以下を含むであろう。ポータブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)回路、読取り専用メモリ(ROM)回路、消去可能PROM(EPROMまたはフラッシュメモリ)回路、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、およびポータブルデジタルビデオディスク読取り専用メモリ(DVD/BlueRay)。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置に、コンピュータまたは他のプログラマブルの装置上で実行される一連の動作ステップにコンピュータで実現されるプロセスを生成させるべくロードすることができ、その結果、コンピュータまたは他のプログラマブルの装置上で実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートのブロックの中で指定された機能/アクションを実現するためのステップを提供する。それにより、実施形態はハードウェアおよび/またはソフトウェア(集合的に「回路」、「モジュール」、またはそのバリエーションと称されることがある信号処理プロセッサなどのプロセッサ上で動くファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む。)に具現化され得る。
いくつかの代替実装において、ブロックの中で述べた機能/アクションが、フローチャートの中で述べた異常を生じ得ることはまた注目されるべきである。例えば、連続で示された2つのブロックが、関係している機能性/アクションに依存して、実際には実質的に同時に実行されたり、或いはときには逆順に実行されることがある。さらに、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能性は、複数のブロックに分離されてもよく、かつ/または、フローチャートおよび/またはブロック図の2つ以上のブロックの機能性は少なくとも部分的に統合してもよい。最後に、他のブロックを、説明したブロックの間に追加/挿入してもよく、かつ/または、ブロック/動作は、範囲を逸脱せずに除外してもよい。さらに、通信の一次的な方向を示すために、いくつかの図は通信経路上の矢印を含むけれども、通信が描かれた矢印の逆方向に通信が生じ得ることは理解されるはずである。
さまざまな実施形態が上記の説明と図面とに関連してここに開示されている。これらの実施形態のすべての組み合わせとサブコンビネーションを文字通り説明し、図示することが過度にくどく、わかりにくいであろうことは理解されるであろう。従って、すべての実施形態は、すべての方法および/または組み合わせで結合されてもよく、現在の明細書はそのようなコンビネーションまたはサブコンビネーションについての特許請求の範囲をサポートするはずである。
略語
3GPP 第3世代のパートナーシップ計画
GERAN GSM/EDGE無線アクセスネットワーク
DL ダウンリンク
DCDL デュアルキャリヤダウンリンク
Rel−X リリースX
RF 無線周波数
BW 帯域幅
PDCH パケットデータ物理チャネル
MAIO モバイル割当てインデックスオフセット
MS 移動局
ARFCN 絶対無線周波数チャネル番号
HSN ホッピングシーケンス番号
FN フレーム番号
MA モバイル割当て
PACCH パケット関連制御チャネル
PAN ピギーバックAck/Nack
MCDL マルチキャリヤDL

Claims (32)

  1. 無線リソースを管理するためのネットワークノード(110)における方法であって、前記ネットワークノード(110)はワイヤレス無線ネットワーク(100)に含まれ、前記ワイヤレス無線ネットワーク(100)において動作するように構成された移動局(160)は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを有し、前記キャリヤは、前記移動局(160)に割り付けられた無線キャリヤであり、前記最大帯域幅は前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができず、
    前記方法は、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(205)を含み、
    前記1つ以上のキャリヤの削除は、前記削除すること(205)の後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ実行され、削除される前記1つ以上のキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を有しており、
    前記残存キャリヤは、前記移動局(160)のための受信すべきキャリヤを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算すること(204)を更に有し、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(205)は更に、
    前記第1のキャリヤリストから、前記優先度リストに応じて最低優先度を有する1つのキャリヤを削除することであって、前記1つのキャリヤを削除することにより、前記最低優先度を有するキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られることと、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することとを含み、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができない場合、前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(205)はさらに、前記減縮済みキャリヤリストから最低優先度を有する1つ以上の更なるキャリヤを、前記1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができることを前記ネットワークノード(110)が計算するまで、1つずつ削除することを更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上のキャリヤを削除すること(205)の後のすべての前記残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができる場合、前記1つ以上のキャリヤを削除すること(205)の後のすべての前記残存キャリヤが前記移動局のための受信キャリヤを含むと判定することを更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークノード(110)が、基地局(120)、基地局コントローラ(140)およびコアネットワークノード(150)の1つであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記移動局(160)へのリソース割り付けの処理において前記第1のキャリヤリスト中のキャリヤに優先度を付けること(202)であって、前記優先度を付けることは1つ以上の量に基づいており、前記優先度を付けることにより前記優先度リストを含む決定が得られることを更に有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記移動局(160)から、同時受信のための前記移動局(160)がサポートする前記最大帯域幅を受信すること(201)を更に有することを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記優先度リストを前記移動局(160)に暗黙にまたは明示的に信号送信すること(203)を更に有することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記1つ以上の量は、優先度を付けるキャリヤの明示的リスト、モバイルアロケーションインデックスオフセット(MAIO)、割り当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、および割り付け順序のひとつを含むことを特徴とする、請求項5を引用する請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記移動局(160)に割り付けられた前記キャリヤは、1つの無線ブロック期間内の複数のバーストに割り付けられ、前記複数のバーストは第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することは、前記第1のバーストのために実行され、その後、前記1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行され、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することが前記複数のバースト内のすべてのバーストのために実行された後に、続きが実行されることを特徴とする、請求項2を引用する請求項3をさらに引用する請求項4乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 無線リソースを管理するための移動局(160)における方法であって、前記移動局(160)はワイヤレス無線ネットワーク(100)内で動作するよう構成され、前記移動局(160)は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを有し、前記キャリヤは、前記移動局(160)に割り当てられた無線キャリヤであり、前記最大帯域幅は前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができず、
    前記方法は、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(504)であって、前記1つ以上のキャリヤの削除は、前記最大帯域幅が、前記削除すること(504)の後のすべての残存キャリヤを包含することができるまで、1キャリヤずつ実行され、削除される前記1つ以上のキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を有しており、前記残存キャリヤは、前記移動局(160)のための受信すべきキャリヤを含むところのことと、
    判定された前記キャリヤ上での無線受信を続行すること(507)と
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算すること(503)を更に有し、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(504)は更に、
    前記第1のキャリヤリストから、前記優先度リストに応じて最低優先度を有する1つのキャリヤを削除することであって、前記1つのキャリヤを削除することにより、前記最低優先度を有するキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られることと、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することとを含み、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができない場合、前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除すること(504)はさらに、前記減縮済みキャリヤリストから最低優先度を有する1つ以上の更なるキャリヤを、前記1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができることを前記移動局(160)が計算するまで、1つずつ削除することを更に有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記削除されたキャリヤに関連付けられた1つ以上のタイムスロット上での無線受信を無効にすること(505)を更に有することを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記1つ以上のキャリヤを削除すること(504)の後のすべての前記残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができる場合、前記1つ以上のキャリヤを削除すること(504)の後のすべての前記残存キャリヤが前記移動局のための受信キャリヤを含むと判定すること(506)を更に有することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ワイヤレス無線ネットワーク(100)に含まれたネットワークノード(110)からキャリヤの優先度リストを暗黙に又は明示的に取得すること(502)を更に有し、
    前記ネットワークノード(110)は、基地局(120)、基地局コントローラ(140)、およびコアネットワークノード(150)のひとつであり、前記第1のキャリヤリスト中のキャリヤは、前記移動局(160)へのリソース割り付けの処理において前記ネットワークノード(110)により優先度を付けられ、前記優先度を付けることは、優先度付けするキャリヤを持つ明示的リスト、モバイルアロケーションインデックスオフセット(MAIO)、割り当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)およびキャリヤ割り付け順序のうちのひとつを含む1つ以上の量に基づいていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 同時受信のための前記移動局(160)によりサポートされた前記最大帯域幅をットワークノード(110)に送信すること(501)を更に有することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記移動局(160)に割り付けられた前記キャリヤは、1つの無線ブロック期間内の複数のバーストに割り付けられ、前記複数のバーストは第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することは、前記第1のバーストのために実行され、その後、前記1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行され、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することが前記複数のバースト内のすべてのバーストのために実行された後に、続きが実行されることを特徴とする、請求項11を引用する請求項13をさらに引用する請求項14乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 無線リソースを管理するためのネットワークノード(110)であって、前記ネットワークノード(110)はワイヤレス無線ネットワーク(100)に含まれるよう構成され、前記ワイヤレス無線ネットワーク(100)において動作するように構成された移動局(160)は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを有し、前記キャリヤは、前記移動局(160)に割り付けられた無線キャリヤであり、前記最大帯域幅は前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができず、
    前記ネットワークノード(110)は、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除するよう構成された削除回路(701)を含み、
    前記1つ以上のキャリヤを削除することは、前記削除の後のべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ実行され、削除される前記1つ以上のキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を有しており、
    存キャリヤは、前記移動局(160)のための受信すべきキャリヤを含む
    ことを特徴とするネットワークノード(110)。
  18. 前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算するよう構成された計算回路(703)を更に有し、
    前記削除回路(701)における前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは、
    前記第1のキャリヤリストから、前記優先度リストによれば最低優先度を有する1つのキャリヤを削除することであって、前記1つのキャリヤを削除することは、前記最低優先度を有するキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られるよう構成されたことと、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することとを更に含み、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができない場合、前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することはさらに、前記減縮済みキャリヤリストから最低優先度を有する1つ以上の更なるキャリヤを、前記1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができることを前記ネットワークノード(110)が計算するまで、1つずつ削除することを更に含むことを特徴とする請求項17に記載のネットワークノード(110)。
  19. 前記1つ以上のキャリヤの削除の後のすべての前記残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができる場合、前記1つ以上のキャリヤの削除の後のすべての前記残存キャリヤが前記移動局のための受信キャリヤを含むと判定するよう構成された判定回路(704)を更に有することを特徴とする請求項17または18に記載のネットワークノード(110)。
  20. 前記ネットワークノード(110)が、基地局(120)、基地局コントローラ(140)およびコアネットワークノード(150)の1つであることを特徴とする請求項17乃至19のいずれか一項に記載のネットワークノード(110)。
  21. 前記移動局(160)へのリソース割り付けの処理において前記第1のキャリヤリスト中のキャリヤに優先度を付けるよう構成された優先度付け回路(702)であって、前記優先度を付けることは1つ以上の量に基づいており、前記優先度を付けることにより前記優先度リストを含む決定が得られる回路を更に有することを特徴とする請求項20に記載のネットワークノード(110)。
  22. 前記移動局(160)から、同時受信のための前記移動局(160)がサポートする前記最大帯域幅を受信するよう構成された受信回路(705)を更に有することを特徴とする請求項20又は21に記載のネットワークノード(110)。
  23. 前記優先度リストを前記移動局(160)に暗黙にまたは明示的に信号伝達するよう構成された信号伝達回路(706)を更に有することを特徴とする請求項20乃至22のいずれか一項に記載のネットワークノード(110)。
  24. 前記1つ以上の量は、優先度を付けるキャリヤの明示的リスト、モバイルアロケーションインデックスオフセット(MAIO)、割り当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)、および割り付け順序のひとつを含むことを特徴とする、請求項21を引用する請求項22又は23に記載のネットワークノード(110)。
  25. 前記移動局(160)に割り付けられた前記キャリヤは、1つの無線ブロック期間内の複数のバーストに割り付けられ、前記複数のバーストは第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することは、前記第1のバーストのために実行され、その後、前記1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行され、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することが前記複数のバースト内のすべてのバーストのために実行された後に、続きが実行されることを特徴とする、請求項18を引用する請求項19をさらに引用する請求項20乃至24のいずれか一項に記載のネットワークノード(110)。
  26. 無線リソースを管理するための移動局(160)であって、前記移動局(160)はワイヤレス無線ネットワーク(100)内で動作するよう構成され、前記移動局(160)は、同時受信のための最大帯域幅とキャリヤを含む第1のキャリヤリストとを有し、前記キャリヤは、前記移動局(160)に割り当てられた無線キャリヤであり、前記最大帯域幅は前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができず、
    前記移動局(160)は、
    前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除するよう構成された削除回路(801)であって、前記1つ以上のキャリヤを削除することは、前記削除の後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができるまで、1キャリヤずつ実行され、削除される前記1つ以上のキャリヤは、優先度リストによれば最低優先度を有しており、前記残存キャリヤは、前記移動局(160)のための受信すべきキャリヤを含むところの回路と、
    判定された前記キャリヤ上での無線受信を続行するよう構成された受信回路(802)と
    を含むことを特徴とする移動局(160)。
  27. 前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記第1のキャリヤリスト中のすべてのキャリヤを包含することができないことを計算するよう構成された計算回路(803)を更に有し、
    前記削除回路(801)において、前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することは更に、
    前記第1のキャリヤリストから、前記優先度リストに応じて最低優先度を有する1つのキャリヤを削除することであって、前記1つのキャリヤを削除することにより、前記最低優先度を有するキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを含む減縮済みキャリヤリストが得られることと、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができるかどうかを計算することとを含み、
    前記移動局(160)の前記最大帯域幅が前記減縮済みキャリヤリスト中のすべての前記残存キャリヤを包含することができない場合、前記第1のキャリヤリストから1つ以上のキャリヤを削除することはさらに、前記減縮済みキャリヤリストから最低優先度を有する1つ以上の更なるキャリヤを、前記1つ以上の更なるキャリヤの削除後のすべての残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができることを前記移動局(160)が計算するまで、1つずつ削除することを更に含むことを特徴とする請求項26に記載の移動局(160)。
  28. 前記削除されたキャリヤに関連付けられた1つ以上のタイムスロット上での無線受信を無効にする無効化回路(804)を更に有することを特徴とする請求項26または27に記載の移動局(160)。
  29. 前記1つ以上のキャリヤの削除の後のすべての前記残存キャリヤを前記最大帯域幅が包含することができる場合、前記1つ以上のキャリヤの削除の後のすべての前記残存キャリヤが前記移動局のための受信キャリヤを含むと判定するよう構成された判定回路(805)を更に有することを特徴とする請求項26乃至28のいずれか一項に記載の移動局(160)。
  30. 前記ワイヤレス無線ネットワーク(100)に含まれたネットワークノード(110)からキャリヤの優先度リストを暗黙に又は明示的に取得するよう構成された取得回路(806)を更に有し、
    前記ネットワークノード(110)は、基地局(120)、基地局コントローラ(140)、およびコアネットワークノード(150)のひとつであり、前記第1のキャリヤリスト中のキャリヤは、前記移動局(160)へのリソース割り付けの処理において前記ネットワークノード(110)により優先度を付けられ、前記優先度を付けることは、優先度付けするキャリヤを持つ明示的リスト、モバイルアロケーションインデックスオフセット(MAIO)、割り当て、絶対無線周波数チャネル番号(ARFCN)およびキャリヤ割り付け順序のうちのひとつを含む1つ以上の量に基づいていることを特徴とする請求項26乃至29のいずれか一項に記載の移動局(160)。
  31. 同時受信のための前記移動局(160)によりサポートされた前記最大帯域幅をットワークノード(110)に送信するよう構成された送信回路(807)を更に有することを特徴とする請求項26乃至30のいずれか一項に記載の移動局(160)。
  32. 前記移動局(160)に割り付けられた前記キャリヤは、1つの無線ブロック期間内の複数のバーストに割り付けられ、前記複数のバーストは第1のバーストと1つ以上の追加のバーストとを含み、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することは、前記第1のバーストのために実行され、その後、前記1つ以上の追加のバーストのそれぞれのために実行され、前記計算すること、前記削除すること、および前記判定することが前記複数のバースト内のすべてのバーストのために実行された後に、続きが実行されることを特徴とする、請求項27を引用する請求項29をさらに引用する請求項30乃至31のいずれか一項に記載の移動局(160)。
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