JP7014592B2 - 秤取構造及びマイクロチップ - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロチップ内に送液される液体を秤取するための秤取構造及び該秤取構造を有するマイクロチップに関する。
従来、流体が送液されるマイクロ流路が設けられたマイクロチップが種々提案されている。この種のマイクロチップは、核酸や酵素などの生体物質の分析や無機イオンの分析等に用いられている。
マイクロチップを用いて分析を行う場合、正確な反応や検査を行うためには、検体や試薬などの液体のマイクロチップへの導入量を制御する必要がある。特に、血液分析などの微量分析においては、検体や試薬などの液体を高精度に定量し、反応や検査を行うことが必要となる。検体や試薬などの液体を秤取する方法としては、ピペット(マイクロピペット)やシリンジなどの採取器具を用いて秤取する方法が一般的に知られている(特許文献1)。
特開2006-308419号公報
しかしながら、マイクロピペットなどの採取器具を用いて、検体や試薬などの液体を秤取し、マイクロチップに導入する操作は手間がかかるという問題がある。特に、マイクロチップに導入する液体に不純物が含まれる場合には、液体をフィルタなどに通した後に秤取する必要があり、より一層手間がかかるという問題がある。また、マイクロピペットのような採取器具を用いた場合、液体を正確に秤取することは困難であり、人為的なミスが発生することもある。
本発明の目的は、液体を簡便にかつ確実に秤取することを可能とする、秤取構造及び該秤取構造を有するマイクロチップを提供することにある。
本発明に係る秤取構造は、マイクロチップ内に送液される液体を秤取するための秤取構造であって、上端及び下端と前記上端及び前記下端を結ぶ内側面とを有し、前記上端に開口している、前記液体の受け皿部と、前記受け皿部の前記下端側に連ねられており、所定量の前記液体を貯留させ、秤取する、秤取部と、前記液体を前記秤取部に貯留させるための抵抗を与える、抵抗部と、前記秤取部を封止する、蓋部と、を備える。
本発明に係る秤取構造のある特定の局面では、前記受け皿部の前記内側面が、前記秤取部に向かって傾斜している部分を有する。
本発明に係る秤取構造の別の特定の局面では、前記受け皿部の前記下端を貫くように前記秤取部が連ねられている。
本発明に係る秤取構造の他の特定の局面では、前記蓋部が、前記秤取部を封止するように、先端に向かって突出している封止部を有する。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記封止部が、前記先端に開口する凹部を有する。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記秤取部の上端縁と前記受け皿部の前記内側面との間に溝部が設けられており、前記封止部の前記先端に、前記溝部に嵌合される筒状の突出部が設けられている。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記蓋部が、前記封止部の外側面とギャップを隔てて設けられている、筒状の壁部をさらに有する。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記蓋部が、前記受け皿部の前記開口を封止するように、前記受け皿部の外側面を覆う側面部をさらに有する。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記受け皿部の前記外側面に、前記蓋部の前記側面部に圧接される突起部が設けられている。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記蓋部が、前記受け皿部と連結されている。
本発明に係る秤取構造のさらに他の特定の局面では、前記蓋部が、前記受け皿部とは別部材として設けられている。
本発明に係るマイクロチップは、本発明に従って構成される秤取構造を有する、マイクロチップであって、前記蓋部、前記受け皿部、及び前記受け皿部の前記下端側に連ねられている貯留部を有する、キャップと、流体が送液されるマイクロ流路と、前記マイクロ流路の途中に設けられた流路抵抗部としての前記抵抗部とを有する、マイクロチップ本体と、を備え、前記キャップの前記貯留部に、前記マイクロチップ本体の前記マイクロ流路が連ねられており、前記貯留部と、前記貯留部及び前記抵抗部間の前記マイクロ流路とが、前記秤取部を構成している。
本発明に係るマイクロチップのある特定の局面では、前記抵抗部が、流路抵抗を増大させる流路拡大部である。
本発明に係るマイクロチップの他の特定の局面では、前記秤取部で秤取された前記液体を送液するための送液手段をさらに備える。
本発明によれば、液体を簡便にかつ確実に秤取することを可能とする、秤取構造を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを示す模式的斜視図である。 図1のA-A線に沿う部分を拡大して示す略図的断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを構成するマイクロチップ本体を拡大して示す模式的平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを構成する抵抗部を拡大して示す模式的平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを構成する抵抗部の変形例を示す略図的断面図である。 (a)~(c)は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを用いた液体の秤取方法を説明するための略図的断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的断面図である。 (a)は、本発明の第6の実施形態に係るマイクロチップを示す略図的断面図であり、(b)は、本発明の第6の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを下端側から視たときの模式的平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを示す模式的斜視図である。図2は、図1のA-A線に沿う部分を拡大して示す略図的断面図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。
図1及び図2に示すように、マイクロチップ1は、キャップ2と、マイクロチップ本体3とを備える。キャップ2は、マイクロチップ本体3内に検体や試薬などの液体を導入する液体導入部である。本実施形態において、キャップ2は、合成樹脂からなる。キャップ2は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、シクロオレフィンポリマーなどのポリオレフィンや、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)、PC(ポリカーボネート)、アクリロニトリル・スチレン(AS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメチルペンテン(TPX)等を用いることができる。もっとも、キャップ2は、エラストマーや金属などの他の部材により構成されていてもよい。キャップ2は、例えば、射出成形や、3Dプリンタ等により形成することができる。
図3に示すように、キャップ2は、受け皿部4、貯留部5、及び蓋部6を有する。受け皿部4は、上端4a、下端4b、内側面4c、及び外側面4dを有する。内側面4c及び外側面4dは、上端4a及び下端4bを結んでいる。
受け皿部4は、上端4aに開口している。また、受け皿部4の下端4b側に貯留部5が配置されている。本実施形態では、受け皿部4の鉛直方向下側に貯留部5が配置されている。もっとも、受け皿部4の鉛直方向下側に貯留部5が配置されていなくてもよいが、受け皿部4に導入された液体を貯留部5により一層確実に送液する観点からは、受け皿部4の鉛直方向下側に貯留部5が配置されていることが好ましい。
また、図2に示すように、本実施形態では、受け皿部4の内側面4cが、貯留部5側に向かって傾斜している。そのため、受け皿部4に導入された液体を貯留部5により一層確実に送液することができる。もっとも、本発明においては、受け皿部4の内側面4cが傾斜していなくてもよいが、受け皿部4に導入された液体を貯留部5により一層確実に送液する観点からは、受け皿部4の内側面4cの少なくとも一部が貯留部5側に向かって傾斜していることが好ましい。なお、図2に示す受け皿部4の傾斜角θは、好ましくは30°以上、好ましくは60°以下である。傾斜角θが上記範囲内にある場合、受け皿部4に導入された液体を貯留部5にさらに一層確実に送液することができる。なお、傾斜角θは、基板10の第1の主面10aと内側面4cとのなす角である。
本実施形態において、貯留部5は、受け皿部4の下端4bを貫くように連ねられており、一体的に構成されている。もっとも、貯留部5は、受け皿部4の下端4b以外の部分に連ねられていてもよいが、受け皿部4に導入された液体を貯留部5により一層確実に送液する観点からは、受け皿部4の下端4bを貫くように連ねられていることが好ましい。また、受け皿部4と貯留部5は、別部材として設けられていてもよいが、製造をより一層容易とする観点からは、受け皿部4と貯留部5が、一体的に構成されていることが好ましい。
本実施形態において、貯留部5は、略円筒状の形状を有しており、筒状体である。貯留部5により、受け皿部4を介して導入された検体や試薬などの液体を貯留させることができる。また、図2に示すように、受け皿部4の上端4aの直径Rは、貯留部5の貫通孔5aの上端5bにおける直径rより大きいことが望ましい。特に、比R/rが、2以上、5以下であることが好ましい。比R/rが上記範囲内にある場合、受け皿部4に導入された液体を貯留部5にさらに一層確実に送液することができる。
なお、本実施形態では、貫通孔5aが下端5c側、すなわちマイクロチップ本体3側に拡大するように、貯留部5の内側面5dが傾斜している部分を有している。そのため、後述する送液手段によって、より一層確実に下流側へ液体を送液することができる。もっとも、このような傾斜している部分は設けられていなくともよい。
図3に戻り、蓋部6は、連結部9を介して、受け皿部4に連結されている。もっとも、蓋部6は、受け皿部4に連結されていなくともよい。すなわち、蓋部6は、受け皿部4とは別部材として設けられていてもよい。
蓋部6は、封止部8を有する。本実施形態において、封止部8は、貯留部5の貫通孔5aを封止するように先端8aに向かって突出する突出部であり、略円柱状の形状を有している。また、封止部8は、先端8aに開口する凹部8bを有する。封止部8の先端8aに凹部8bを設けることにより、封止部8の柔軟性をより一層高めることができる。従って、封止部8が貯留部5に挿入される際に、貯留部5の内側面5dにより一層確実に圧接させることができ、貯留部5をより一層確実に封止することができる。
本実施形態において、蓋部6は、内側面である側面部6aを有する。蓋部6は、側面部6aにより受け皿部4の外側面4dを覆うことにより、受け皿部4の蓋をすることができ、受け皿部4の上端4aの開口を封止することができる。また、本実施形態において、受け皿部4は、外側面4dの上端4a側にリング状の第1の突起部4eを有している。第1の突起部4eは、受け皿部4の外側面4dが蓋部6の側面部6aに覆われる際に、蓋部6の側面部6aに圧接される部分である。従って、受け皿部4に第1の突起部4eを設けることにより、受け皿部4の開口をより一層確実に封止することができる。なお、本発明において、蓋部6は、貯留部5を封止できればよく、必ずしも側面部6aを有していなくともよい。同様に、受け皿部4は、第1の突起部4eを有していなくともよい。なお、図2において、第1の突起部4eは、図示を省略している。
図2に示すように、本実施形態では、このような受け皿部4、貯留部5及び蓋部6を有するキャップ2が、マイクロチップ本体3に連結されている。
マイクロチップ本体3は、基板10を有する。基板10は、矩形板状の形状を有する。基板10は、合成樹脂の射出成形体からなる。もっとも、基板10は、金属やエラストマーなどの他の部材により構成されていてもよい。また、基板10は、複数枚の合成樹脂のシートを積層することにより形成されていてもよい。
合成樹脂としては、特に限定されないが、熱可塑性樹脂であることが好ましい。なかでも、合成樹脂としては、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリジメチルシロキサン、シクロオレフィンポリマー、環状オレフィンコポリマー、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、又はアモルファスポリオレフィンであることがより好ましい。これらは、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
エラストマーとしては、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーなどが挙げられる。なかでも、スチレン系エラストマーであることが好ましい。これらは、単独で使用することが望ましいが複数を併用してもよい。
基板10は、対向している第1の主面10a及び第2の主面10bを有する。第1の主面10a上に、カバーシート10Aが設けられている。また、第2の主面10b上に、ベースシート10Bが設けられている。カバーシート10A及びベースシート10Bは、それぞれ、上述の基板10の欄で列挙した合成樹脂のフィルムやエラストマーなどにより構成することができる。なお、基板10及びベースシート10Bは一体的に構成されていてもよい。また、基板10及びカバーシート10Aが一体的に構成されていてもよい。あるいは、基板10、カバーシート10A及びベースシート10Bが一体的に構成されていてもよい。
本実施形態では、基板10の貫通孔や凹部をカバーシート10Aやベースシート10Bで閉成することにより、マイクロチップ本体3内にマイクロ流路11、抵抗部7、ポンプ室15が形成されている。また、マイクロチップ本体3には、キャップ2の一部を嵌合させるための凹部3aが設けられている。凹部3aは、カバーシート10A及び基板10の一部を略円柱状にくり貫くことにより構成されている。図4に示すように、マイクロ流路11の一部は、凹部3aの底面3a1に開口している。この上に、キャップ2の貯留部5が載置されることにより、貯留部5とマイクロ流路11とが連結されている。
なお、本実施形態では、キャップ2の貯留部5が筒状体であり、貫通孔5aが下端5cに開口している。そして、貫通孔5aの下端5cにおける開口は、マイクロ流路11と連結される部分を除いて、凹部3aの底面3a1により閉成されている。それによって、貯留部5に液体を貯留させることができる。もっとも、本発明においては、貯留部5が容器状の形状を有しており、容器の底面においてマイクロ流路11と連結される部分のみが貫かれていてもよい。
マイクロ流路11は、流体が送液される流路である。より具体的に、マイクロ流路11とは、流体の搬送に際し、マイクロ効果が生じるような微細な流路をいう。このようなマイクロ流路11では、液体は、表面張力の影響を強く受け、通常の大寸法の流路を流れる液体とは異なる挙動を示す。
マイクロ流路11の横断面形状及び大きさは、上記のマイクロ効果が生じる流路であれば特に限定はされない。例えば、マイクロ流路11に流体を流す際、ポンプや重力を用いる場合には、流路抵抗を低下させる観点から、マイクロ流路11の横断面形状がおおむね長方形(正方形を含む)の場合には、小さい方の辺の寸法で、20μm以上が好ましく、50μm以上がより好ましく、100μm以上がさらに好ましい。マイクロチップ1を用いたマイクロ流体デバイスのより一層小型化の観点より、小さい方の辺の寸法で、5mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、500μm以下がさらに好ましい。
また、マイクロ流路11の横断面形状がおおむね円形の場合には、直径(楕円の場合には、短径)が、20μm以上が好ましく、50μm以上がより好ましく、100μm以上がさらに好ましい。上記マイクロ流体デバイスのより一層小型化の観点より、直径(楕円の場合には、短径)は、5mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましく、500μm以下がさらに好ましい。
一方、例えば、マイクロ流路11に流体を流す際、毛細管現象を有効に活用する場合には、マイクロ流路11の横断面形状がおおむね長方形(正方形を含む)の場合には、小さい方の辺の寸法で、5μm以上であることが好ましく、10μm以上であることがより好ましく、20μm以上であることがさらに好ましい。また、小さい方の辺の寸法で、200μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがさらに好ましい。
上述したように、マイクロ流路11は、キャップ2の貯留部5に連ねられている。また、マイクロ流路11は、ポンプ室側マイクロ流路11a及び抵抗部側マイクロ流路11bに分岐している。ポンプ室側マイクロ流路11aの下流側下端に、ポンプ室15が連ねられている。また、抵抗部側マイクロ流路11bの途中に、流路抵抗部としての抵抗部7が設けられている。本実施形態において、抵抗部7は、図5に平面図で示すように、マイクロ流路11の断面積が急激に大きくなる流路拡大部である。もっとも、抵抗部7は、逆にマイクロ流路11の断面積が小さくなるもの、パッシブバルブ、又はバルブなどであってもよい。また、抵抗部7は、表面処理により表面張力を調整する表面処理部を設けたものでもよい。あるいは、図6に変形例で示すように、マイクロ流路11内にフィルタ7aを詰めて抵抗を大きくしたものでもよく、特に限定されない。このようにフィルタ7aが抵抗部7を兼ねている場合、液体に含まれる不純物をより一層容易に除去することができる。
また、ポンプ室15には、送液手段として、マイクロポンプが設けられている。具体的には、マイクロポンプを用いて、マイクロ流路11に液体や空気、又は所定のガスを送り込むことにより、検体や試薬などの液体を抵抗部7より下流側へ送液する手段である。なお、マイクロポンプは、本実施形態のように、マイクロチップ本体3の内部に設けられていてもよいし、マイクロチップ本体3の外部に設けられていてもよい。
また、他の送液手段としては、ガス発生部材が挙げられる。ガス発生部材とは、光や熱等の外力によりガスを発生する部材である。ガス発生部材に所定のタイミングで外力を加えることによりガスを発生させ、抵抗部7側にガスを送り込むことができる。それによって、検体や試薬などの液体を抵抗部7より下流側へ送液することができる。ガス発生部材としては、例えば、ガス発生テープが挙げられる。ガス発生部材は、ポンプ室15内に配置されていてもよいし、ポンプ室15を封止するガス発生テープでもよい。
また、送液手段は、ポンプ室15を覆っているベースシート10Bを押圧することにより、検体や試薬などの液体を抵抗部7より下流側へ送液する手段であってもよい。また、ポンプ室15は、基板10の第1の主面10aに至っていてもよく、この場合、送液手段は、カバーシート10Aを押圧することにより、検体や試薬などの液体を抵抗部7より下流側へ送液する手段であってもよい。この場合、カバーシート10Aや、ベースシート10Bは、上述したエラストマーのような弾性部材や、上述した合成樹脂のフィルムなどにより構成されることが好ましい。また、カバーシート10Aや、ベースシート10Bは、エラストマーのような弾性部材であることがより好ましい。
さらに、送液手段は、マイクロチップ1を回転させ遠心分離により送液する手段であってもよい。この場合、ポンプ室15を覆っているベースシート10Bに空気を通す貫通孔が設けられていてもよい。
以下、図7(a)~(c)を参照して、マイクロチップ1を用いた液体の秤取方法について、詳細に説明する。
まず、ノズル、スポイト、ピペットなどの採取器具を用いて受け皿部4に検体や試薬などの液体12を滴下する。それによって、図7(a)に示すように、貯留部5に液体12を貯留させる。この際、採取器具は、液体12を移動させる機能を有する器具を広く用いることができ、必ずしも秤量を機能とする器具を用いずともよい。なお、貯留部5に液体12を貯留させる際、マイクロ流路11の抵抗部7に至るまでの部分も液体12で満たされることとなる。なお、本実施形態では、ポンプ室15までのポンプ室側マイクロ流路11aには、図示しない流路抵抗部を設けることによって、液体12がポンプ室側マイクロ流路11a側へ送液されるのが防止されている。
次に、図7(b)に示すように、蓋部6の封止部8を貯留部5の貫通孔5aにわずかに挿入する。それによって、貯留部5の貫通孔5aを封止する。従って、封止部8の形状は、特に断面形状が、貫通孔5aの形状に対応した形状とされている。また、封止部8の断面の面積は、貫通孔5aの断面積と同じか、あるいは封止部8を貫通孔5aに挿入できる範囲においてわずかに大きいことが好ましい。その場合、貯留部5をより一層確実に封止することができる。
次に、図7(c)に示すように、ポンプ室15のマイクロポンプを用いて、液体12を抵抗部7より下流側に押し出す。それによって、液体12を抵抗部7より下流の反応室などの各部屋に送液することができる。このように、本実施形態では、マイクロポンプなどの送液手段を用いて、ガスなどの圧力により液体12を下流側に送液することができる。もっとも、本発明においては、先端8aに向かって突出している封止部8を貯留部5に圧入することにより、液体12を下流側に押し出してもよい。このように、封止部8は、液体12を下流側に押し出す押し出し部を兼ねていてもよい。
なお、マイクロチップ1では、貯留部5と、抵抗部7までの抵抗部側マイクロ流路11bとにより、秤取部が構成されている。従って、本実施形態では、貯留部5の貫通孔5a内の体積と、抵抗部7に至るまでの抵抗部側マイクロ流路11bの体積との和が秤取される体積となる。具体的には、図7(b)に示す一点鎖線B-BとC-Cとの間の液体12の体積が、秤取される体積となる。また、本実施形態では、図示しない流路抵抗部により、ポンプ室側マイクロ流路11aへ液体12が送液されるのを防止し、それによって秤取される体積を上記範囲内の体積と定めている。もっとも、秤取される液体12を正確に定められる場合は、流路抵抗部を設けずポンプ室側マイクロ流路11aの体積を秤取部で秤取される体積に含めてもよい。
また、受け皿部4に滴下される液体12の体積は、特に限定されないが、例えば、100μL~200μLとすることができる。秤取される液体12の体積は、特に限定されないが、例えば、70μL~80μLとすることができる。
上記のように、マイクロチップ1では、蓋部6に設けられた封止部8により秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。そして、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。従って、マイクロピペットなどの採取器具を用いて、検体や試薬などの液体12を秤取し、マイクロチップに導入する操作のように手間がかからない。また、秤取部において所定量の液体12を確実に秤取できるので、マイクロピペットのような採取器具を用いた場合のように人為的なミスも発生し難いし、液体12をより正確に秤取することができる。よって、マイクロチップ1では、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。図8に示すように、第2の実施形態のマイクロチップを構成するキャップ22では、封止部8が略六角柱の形状を有している。また、封止部8の先端8aに凹部8bが設けられていない。
また、キャップ22では、封止部8の形状に対応するように、貯留部5の貫通孔5aの形状も略六角柱とされている。また、受け皿部4の内側面4cの平面形状や、蓋部6の側面部6aの平面形状も六角形とされている。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態においても、蓋部6に設けられた封止部8により貯留部5を含む秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。また、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。よって、第2の実施形態においても、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。なお、第2の実施形態のように、封止部8や貯留部5の貫通孔5aは、略多角形の角柱状であってもよく、形状は特に限定されない。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。図9に示すように、第3の実施形態のマイクロチップを構成するキャップ32では、蓋部6における封止部8の先端8aに、筒状の突出部8cが設けられている。封止部8の先端8aにおいて、底面8dの上に側壁としての突出部8cが設けられることにより、凹部8bが形成されている。
また、キャップ32においては、貫通孔5aの上端縁に、受け皿部4の下端4bよりも上端4a側に突出している突出部5eが設けられている。突出部5eと受け皿部4の内側面4cとの間に、溝部13が設けられている。キャップ32では、この溝部13に封止部8の筒状の突出部8cが嵌合され、それによって貯留部5が封止される。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
第3の実施形態においては、溝部13に封止部8の筒状の突出部8cを嵌合させることで、貯留部5を含む秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。また、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。よって、第3の実施形態においても、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。なお、この場合、秤取される体積は、貯留部5の貫通孔5aの体積及び抵抗部7までの抵抗部側マイクロ流路11bの体積に、封止部8の底面8dと突出部8cとで囲まれる部分の体積が加えられたものとなる。
また、第3の実施形態では、蓋部6に設けられた封止部8の筒状の突出部8cを溝部13に嵌合させるので、貯留部5を含む秤取部で秤取される液体12にコンタミをより一層混入し難くすることができる。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的斜視図である。図10に示すように、第4の実施形態のマイクロチップを構成するキャップ42では、蓋部6が、筒状の壁部14を有する。筒状の壁部14は、封止部8の外側面8eとギャップを隔てて設けられている。
また、キャップ42においても、貫通孔5aの上端縁に、受け皿部4の下端4bよりも上端4a側に突出している突出部5eが設けられている。突出部5eと受け皿部4の内側面4cとの間に、溝部13が設けられている。封止部8を貯留部5にわずかに挿入する際に、この溝部13に筒状の壁部14が挿入されることになる。なお、封止部8の先端8aには、凹部8bが設けられていない。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
第4の実施形態においても、蓋部6に設けられた封止部8により貯留部5を含む秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。また、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。よって、第4の実施形態においても、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。
また、第4の実施形態では、封止部8の周囲に筒状の壁部14が設けられている。そのため、封止部8にコンタミが付着し難く、貯留部5を含む秤取部で秤取される液体にコンタミをより一層混入し難くすることができる。
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを拡大して示す模式的断面図である。図11に示すように、第5の実施形態のマイクロチップを構成するキャップ52では、受け皿部4の外側面4dの下端4bに、さらにリング状の第2の突起部4fが設けられている。第2の突起部4fは、受け皿部4の外側面4dが蓋部6の側面部6aにより覆われる際に、蓋部6の側面部6aに圧接される部分である。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
第5の実施形態においても、蓋部6に設けられた封止部8により貯留部5を含む秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。また、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。よって、第5の実施形態においても、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。
また、第5の実施形態では、受け皿部4の下端4b側にさらに第2の突起部4fが設けられているので、蓋部6により受け皿部4を封止した際に固定強度をより一層高めることができる。
(第6の実施形態)
図12(a)は、本発明の第6の実施形態に係るマイクロチップを示す模式的断面図である。図12(b)は、本発明の第6の実施形態に係るマイクロチップを構成するキャップを下端側から視たときの模式的平面図である。
図12(a)に示すように、第6の実施形態のマイクロチップ61では、貯留部5の下端5cが、基板10の第2の主面10bに至っている。そして、図12(b)に示すように、貯留部5の下端縁5fには、マイクロ流路11と貯留部5の貫通孔5aとの間を貫くように、連結口5g,5hが設けられている。それによって、貯留部5とマイクロ流路11が連ねられている。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
第6の実施形態においても、蓋部6に設けられた封止部8により貯留部5を含む秤取部を封止し、秤取部において所定量の液体12を秤取することができる。また、秤取された液体12を送液手段により下流側に容易に送液することができる。よって、第6の実施形態においても、液体12を簡便にかつ確実に秤取することができる。
なお、第1~第6の実施形態では、受け皿部4、貯留部5及び蓋部6を有するキャップが、抵抗部7を有するマイクロチップ本体3に連結されたマイクロチップについて説明した。もっとも、本発明においては、受け皿部4、秤取部、蓋部6及び抵抗部7を備える秤取構造が設けられていればよく、その態様は特に限定されない。
例えば、キャップ2とマイクロチップ本体3が連結されていなくてもよい。すなわち、キャップ2とマイクロチップ本体3が別部材として設けられていてもよい。その場合、キャップ2とマイクロチップ本体3が、使用時に連結されて用いられてもよい。
1,61…マイクロチップ
2,22,32,42,52…キャップ
3…マイクロチップ本体
3a…凹部
3a1…底面
4…受け皿部
4a…上端
4b…下端
4c…内側面
4d,8e…外側面
4e…第1の突起部
4f…第2の突起部
5…貯留部
5a…貫通孔
5b…上端
5c…下端
5d…内側面
5e,8c…突出部
5f…下端縁
5g,5h…連結口
6…蓋部
6a…側面部
7…抵抗部
7a…フィルタ
8…封止部
8a…先端
8b…凹部
8d…底面
9…連結部
10…基板
10a…第1の主面
10b…第2の主面
10A…カバーシート
10B…ベースシート
11…マイクロ流路
11a…ポンプ室側マイクロ流路
11b…抵抗部側マイクロ流路
12…液体
13…溝部
14…壁部
15…ポンプ室

Claims (13)

  1. マイクロチップ内に送液される液体を秤取するための秤取構造であって、
    上端及び下端と前記上端及び前記下端を結ぶ内側面とを有し、前記上端に開口している、前記液体の受け皿部と、
    前記受け皿部の前記下端側に連ねられており、所定量の前記液体を貯留させ、秤取する、秤取部と、
    前記液体を前記秤取部に貯留させるための抵抗を与える、抵抗部と、
    前記秤取部を封止する、蓋部と、
    を備え
    前記蓋部が、前記秤取部を封止するように、先端に向かって突出している封止部を有し、
    前記封止部によって前記秤取部が封止される場合に、前記秤取部において所定量の液体が秤取される、秤取構造。
  2. 前記受け皿部の前記内側面が、前記秤取部に向かって傾斜している部分を有する、請求項1に記載の秤取構造。
  3. 前記受け皿部の前記下端を貫くように前記秤取部が連ねられている、請求項1又は2に記載の秤取構造。
  4. 前記封止部が、前記先端に開口する凹部を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の秤取構造。
  5. 前記秤取部の上端縁と前記受け皿部の前記内側面との間に溝部が設けられており、
    前記封止部の前記先端に、前記溝部に嵌合される筒状の突出部が設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の秤取構造。
  6. 前記蓋部が、前記封止部の外側面とギャップを隔てて設けられている、筒状の壁部をさらに有する、請求項のいずれか1項に記載の秤取構造。
  7. 前記蓋部が、前記受け皿部の前記開口を封止するように、前記受け皿部の外側面を覆う側面部をさらに有する、請求項1~のいずれか1項に記載の秤取構造。
  8. 前記受け皿部の前記外側面に、前記蓋部の前記側面部に圧接される突起部が設けられている、請求項に記載の秤取構造。
  9. 前記蓋部が、前記受け皿部と連結されている、請求項1~のいずれか1項に記載の秤取構造。
  10. 前記蓋部が、前記受け皿部とは別部材として設けられている、請求項1~のいずれか1項に記載の秤取構造。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載の秤取構造を有する、マイクロチップであって、
    前記蓋部、前記受け皿部、及び前記受け皿部の前記下端側に連ねられている貯留部を有する、キャップと、
    流体が送液されるマイクロ流路と、前記マイクロ流路の途中に設けられた流路抵抗部としての前記抵抗部とを有する、マイクロチップ本体と、
    を備え、
    前記キャップの前記貯留部に、前記マイクロチップ本体の前記マイクロ流路が連ねられており、
    前記貯留部と、前記貯留部及び前記抵抗部間の前記マイクロ流路とが、前記秤取部を構成している、マイクロチップ。
  12. 前記抵抗部が、流路抵抗を増大させる流路拡大部である、請求項11に記載のマイクロチップ。
  13. 前記秤取部で秤取された前記液体を送液するための送液手段をさらに備える、請求項11又は12に記載のマイクロチップ。
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