JP7014018B2 - 管制装置 - Google Patents

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Description

本開示は、自動運転車の遠隔制御に関する。
特許文献1は、自動運転車が遠隔制御対象エリアに進入した場合に、オペレータが遠隔制御装置を用いて、自動運転車を遠隔制御することを開示している。
特開2017-147626号公報
上記先行技術の場合、遠隔制御を必要とする自動運転車に対して、どのようにオペレータを割り当てるのかについて考慮されていない。本開示は、上記を踏まえ、円滑な交通流が実現できるように、自動運転車に対してオペレータを割り当てることを解決課題とする。
本開示の一形態は、通信部(830)を搭載した複数の自動運転車(800)と通信する通信装置(24)を備え、前記自動運転車を遠隔制御するためにオペレータによってインターフェース(120)に入力される指令を受け付け、前記通信装置を用いて前記自動運転車を遠隔制御する管制装置(20)であって;前記複数の自動運転車のうち、遠隔制御の対象となる自動運転車である対象車を特定する特定部(S221)と;前記対象車の周辺の交通状況に基づき、前記対象車の遠隔制御に掛かる作業時間及び優先度を算出する算出部(S231,S232,S252,S260)と;前記対象車に対して遠隔制御を実行する順序である処理順序を、前記算出部による算出結果を用いて決定する決定部(S272)と;前記決定部によって決定された処理順序に従って、遠隔制御の作業を前記オペレータに割り当てる割当部(S340)と;を備える管制装置である。
この形態によれば、遠隔制御に掛かる作業時間及び優先度を算出し、当該作業時間および優先度に基づき処理順序を決定し、当該処理順序に従って、遠隔制御の作業を前記オペレータに割り当てるので、円滑な交通流が実現される。
管制装置および遠隔制御装置の内部構成を示すブロック図。 自動運転車の内部構成を示すブロック図。 割当処理を示すフローチャート。 処理順序決定処理を示すフローチャート。 遠隔制御を必要としている領域を含む地図。 領域Xにおける交通状況を示す図。 領域Yにおける交通状況を示す図。 領域Zにおける交通状況を示す図。 遠隔制御の様子を示すシーケンスチャート。 自動運転車、並びに管制装置及びオペレータの役割分担を示す図。 処理順序決定処理を示すフローチャート。 オペレータによる作業の割り当てを示す図。 処理順序決定処理を示すフローチャート。 オペレータによる作業の割り当てを示す図。 作業の割り当て決定するためのコスト計算の様子を示す図。 割当処理を示すフローチャート。 領域Xにおける遠隔制御の様子を示す図。 領域Xにおける遠隔制御の様子を示す図。 領域Xにおける遠隔制御の様子を示す図。
図1に示すように、管制装置20は、CPU22と、通信装置24と、記憶装置26とを備える。通信装置24は、複数の自動運転車800および複数の手動運転車900との無線通信、並びに複数の遠隔制御装置100との有線通信を実行する。なお、遠隔制御装置100との通信は、無線通信でもよい。記憶装置26は、半導体メモリなどの非遷移的実行的記憶媒体を含む。記憶装置26には、地図データベース28と、後述する各種処理を実行するためのプログラム29が記憶されている。
遠隔制御装置100は、通信装置110と、インターフェース120とを備える。通信装置110は、管制装置20との通信を実行する。インターフェース120は、入出力用のマンマシンインターフェースである。具体的には、通信装置110を介して取得される自動運転車800及び手動運転車900によって収集された情報等をオペレータに通知すると共に、オペレータによる操作入力を取得し、通信装置110を介して管制装置20に送信する。本実施形態において、遠隔制御装置100は、所定数(例えば10)、用意されている。
図2に示すように、自動運転車800は、センサ類810と、自己位置推定部820と、通信部830と、駆動部840と、制御部850とを備える。
センサ類810は、内界センサ及び外界センサを含む。内界センサは、自車の走行速度、操舵角等の情報を取得する。外界センサは、カメラ、LIDAR、ミリ波レーダ、超音波ソナー等から構成され、自車周辺の情報を収集する。以下、センサ類810によって収集された情報を、センシングデータともいう。
自己位置推定部820は、自動運転車800の自己位置を推定する。具体的には、自己位置推定部820は、GNSSを用いた自己位置の測位と、オドメトリとを併用する。オドメトリは、自己位置推定部820に含まれるジャイロセンサや加速度センサ等を用いて、自己位置を推定する手法である。他の実施形態においては、GNSSを用いた自己位置の測位と、オドメトリとの何れかを用いてもよい。通信部830は、管制装置20が有する通信装置24と通信する。通信部830は、センシングデータを、管制装置20に送信する。また、通信部830は、管制装置20から送信される遠隔制御のための情報を受信する。
駆動部840は、加速機構、減速機構、操舵機構等から構成され、自動運転車800の走行を実現する。
制御部850は、1つ又は複数のECUから構成される。制御部850は、記憶装置851を備える。記憶装置851には、ID852と、地図データベース853とが記憶されている。ID852は、管制装置20が自動運転車を識別するための情報である。地図データベース853には、地図情報が格納されている。
制御部850は、センサ類810と自己位置推定部820とから取得した情報を用いて、駆動部840を制御することによってレベル4の自動運転を実現するための処理を実現する。具体的には、現在地および目的地から走行計画を決定し、信号、先行車両等の情報を取得することによって、駆動部840を用いて加減速や操舵を自動で実行する。このため、自動運転車800は、ドライバが乗っていなくても走行することができる。
さらに、制御部850は、センシングデータと、現在地を示す位置情報と、走行計画と、ID852と、走行データとを繰り返し通信部830を用いて管制装置20に送信する。以下、このように送信される情報をまとめて、車両情報とも言う。なお、走行データとは、センサ類810及び自己位置推定部820によって収集されたデータから求められる走行軌跡や車両速度などの走行に関するデータの総称である。
さらに、制御部850は、通信部830を介して遠隔制御指示を受信した場合、その指示に従って駆動部840を制御する。
手動運転車900は、自動運転車800と同様な構成を有する。このため、手動運転車900は、車両情報を通信部によって管制装置20に送信する。但し、手動運転車900は、自律運転および遠隔制御による走行を何れも実行しない。つまり、手動運転車900は、ドライバによる運転によって走行する。なお、手動運転車900は、位置情報や車速が把握できればよいので、センサ類810に含まれる全ての構成が必須である訳ではない。上記の「同様な構成」は、少なくとも、位置情報や車速を取得し、管制装置20に送信するための構成を有することを意味する。
CPU22は、図3に示す割当処理を繰り返し実行する。CPU22は、割当処理を開始すると、S200として、処理順序決定処理を実行する。図4に示すように、まず、CPU22は、S211として、自動運転車800及び手動運転車900から取得した車両情報を解析する。続いてCPU22は、S221として、遠隔制御が必要な自動運転車800を、S211において解析した情報を元に特定する。なお、本実施形態において「遠隔制御」という場合、遠隔監視を含む。遠隔制御は、自動運転車800が自律走行できない状況において、自動運転車800に適切な指示を出すことで遠隔走行させることである。遠隔監視は、危険性の有無等を、車両情報に基づきオペレータが監視することである。
例えば図5に示す領域Xにおいて、図6に示すように手信号による交通整理が実行されている場合、ドライバが乗っていない自動運転車800A,800Eは、遠隔制御を必要とする。なお、手動運転車900B,900C,900Dは、自動運転車800Aが停車している限り、前進することはできない。同様に、手動運転車900F,900Gは、自動運転車800Eが停車している限り、前進することはできない。
また、図5に示す領域Yにおいて、図7に示すように、故障車などの障害物によって道路が塞がれている場合、ドライバが乗っていない自動運転車800Hは、遠隔制御を必要とする。
また、図5に示す領域Zにおいて、図8に示すように、信号が無い十字路において4台の自動運転車800I,800J、800K、800Lが停止した場合に、通常の交通ルールが適用されると交差点に進入できないとき、遠隔制御を必要とする。図8に示す場合、ドライバが乗っていない自動運転車800I,800J、800Lが直進しようとしており、自動運転車800Kが右折しようとしているので、信号が無いと、通常の交通ルール(例えば左方優先(道路交通法第36条))では、自動運転車800I,800J、800K、800Lの何れも交差点に進入できない。
CPU22は、上記のように遠隔制御が必要な自動運転車800を、自動運転車800の停車時間や、自動運転車800のセンサ類810としてのカメラによる撮像結果の解析等によって特定する。なお、他の実施形態においては、自動運転車800が自律走行できなくなった場合に、自動運転車800が管制装置20に遠隔支援を要求してもよい。
次に、CPU22は、S231に進み、遠隔制御に掛かる作業時間を算出する。遠隔制御に掛かる作業時間については、遠隔制御を必要としている自動運転車800の走行経路周辺の交通状況と、後述する図9のS483で記憶した情報とを基に算出される。つまり、CPU22は、例えば、工事などによる交通規制が実施されている区間で、自律走行ができずに停車している場合に、S483で記憶された情報の中から類似した状況の情報を検索し、その情報を基に作業時間を算出する。
次に、CPU22は、S260として、運用ポリシーを反映した優先度を、遠隔制御が必要な自動運転車800毎に算出する。
次に、CPU22は、S271として、運用ポリシーを反映した優先度および作業時間に基づき、遠隔制御の処理順序を決定し、処理順序決定処理を終える。本実施形態においては、交通流への影響度を最小化することが運用ポリシーとして採用されている。
本実施形態において、交通流への影響度は、以下の3つのパラメータを考慮して評価される。1つ目は、遠隔制御を待っている自動運転車800が原因となって、現に走行できなくなっている車両(以下、待機車両)の数である。待機車両の数が多ければ多いほど、交通流への影響度が大きいと見なす。ここでいう車両とは、自動運転車800及び手動運転車900を含む。CPU22は、自動運転車800及び手動運転車900から収集した車両情報に含まれる走行速度や位置情報に基づき、待機車両の数を把握する。待機車両が自動運転車800又は手動運転車900のどちらであるかによって、重み付けを行って、交通流への影響度を計算しても良い。
2つ目は、待機車両が今までに待機した時間である。この時間が長ければ長いほど、交通流への影響が大きいと見なす。
3つ目は、遠隔制御を必要とする自動運転車800が位置している道路に流入する車両の台数から、当該道路から流出する台数を引いた台数で評価する。この台数が多ければ多いほど、交通流への影響が大きいと見なす。この台数で評価することによって、道路の車線数や交通状況を考慮した影響を評価ができる。例えば、複数車線の道路で1車線を自動運転車が塞いでいる場合、道路が空いていれば手動運転車は迂回走行が可能なので周囲の交通流への影響は小さい。逆に道路が混んでいれば手動運転車も回避行動を取れないため交通流への影響が大きいといった評価ができる。
なお、他の実施形態では、上記3つのパラメータのうち、何れか1つ以上を考慮して交通流への影響度を評価してもよい。
CPU22は、例えば、1つ目のパラメータを採用し、既存の交通流である手動運転車900への影響をより考慮するように重み付けを行う場合、自動運転車800Aが交通流への影響度が一番高く、その次が800E、その次が800I、800J、800K、800Lが同順で、800Hが一番低いと評価する。次に、CPU22は、交通流への影響度の評価結果に基づいて、例えば、遠隔制御の処理順序を800A、800E、800I、800J、800K、800L、800Hの順と決定する。
処理順序決定処理を終えると、CPU22は、S310として、遠隔制御が必要な自動運転車800のうち、オペレータが割り当てられていない自動運転車800が有るかを判定する。CPU22は、S310でYESと判定すると、S320に進む。
CPU22は、S320として、オペレータの割当て状況を確認する。例えば、遠隔制御が終了したオペレータがいれば、そのオペレータの状況は、割当不可能から割当可能に変更されるので、このような変更を確認する。
次に、CPU22は、S330として、割当可能なオペレータが存在するかを判定する。割当可能なオペレータが存在しない場合、CPU22は、S330でNOと判定し、S320に戻る。
一方、割当可能なオペレータが存在する場合、CPU22は、S330でYESと判定し、S340に進む。CPU22は、S340に進むと、S200で決定した処理順序に従って、自動運転車800にオペレータを割り当てる。その後、S310に戻る。S310においてNOと判定すると、CPU22は、割当処理を終える。
このように本実施形態においては、原則、遠隔制御を必要とする自動運転車800があり、且つ割当が無いオペレータがいれば、割当が実行される。このため、割当可能なオペレータが7人いれば、領域X、Y、Zで停車している全ての自動運転車800にオペレータを割り当てられることになる。但し、割当可能なオペレータが常に7人以上いる訳ではないので、遠隔制御を必要としている自動運転車800の数が、作業可能なオペレータの数よりも多い場合は、上記のようにして決定された処理順序に従ってオペレータが割り当てられる。
例えば領域Xで停車している自動運転車800A,800Eを遠隔制御する場合、オペレータ1は、自動運転車800A,800Eから取得した前方の撮像画像を見ることで手信号を視認して、自動運転車800Aを遠隔制御の対象に決定する。
図9に示すように、或る1台の自動運転車800を対象にした遠隔制御を開始すると、その自動運転車800を対象とした遠隔制御を終了すべきとオペレータが判断するまで、S410~S470が繰り返される。
まず、S410として、自動運転車800が車両情報を管制装置20に送信する。管制装置20は、受信した車両情報と、道路交通情報とを、遠隔制御装置100に送信する(S420)。道路交通情報とは、遠隔制御の対象としている自動運転車800が位置する領域付近の地図データや交通状況などである。交通状況には、例えば、工事の場所や区間等の交通規制情報や、渋滞情報などが含まれる。
遠隔制御装置100は、車両情報及び道路交通情報を受信すると、S430として、インターフェース120に表示する。例えば、前方の撮像画像や車速などを表示し、さらに、制御対象車の周辺の地図を表示する。
オペレータ1は、S440として、インターフェース120に表示された情報を視認して、状況を確認する。続いてオペレータ1は、S450として、インターフェース120を通じて遠隔制御のための操作入力を実行する。
ここで、遠隔制御のための操作入力について、図10を用いて説明する。まず、自律走行の場合を説明する。自律走行の場合、走行計画、判断、ウェイポイント生成、走行軌跡生成および車両制御を全て、自動運転車800の制御部850が実行する。走行計画は、センシングデータに基づき、走行計画を立案することである。判断は、走行計画に従った走行の可否を判断することである。ウェイポイント生成は、決定した走行計画通りに走行するため、タイムステップ毎に通過する地点を計算し、ウェイポイント集合を生成することである。走行軌跡生成は、ウェイポイントを拘束条件として実際に走行する走行軌跡を生成することである。車両制御は、決定した走行軌跡に沿って走行する際の車両制御(例えばステアリング、加減速等)を制御することである。
遠隔制御を実行する場合、上記した工程の少なくとも何れかについて、管制装置20から指示する。何れの工程を指示するかによって、承認型、修正型、指示・提示型、遠隔操縦型に分類される。本実施形態においては、承認型が採用されている。他の実施形態では、修正型、指示・提示型、遠隔操縦型の何れかでもよい。
承認型は、自動運転車800の立案した走行計画が、交通ルールから逸脱する場合や、外界(例えば交通整理員)との意思疎通を必要とする場合は、オペレータが走行可否を判断する。承認型の場合、遠隔走行させるのに必要な情報は、オペレータが承認した自動運転車の挙動、つまりウェイポイント情報である。
修正型は、自動運転車が走行計画を立案できない場合や、立案した走行計画での走行が困難と判断した場合は、オペレータが走行計画を修正する。例えば「右に1m、オフセットして走行しろ」等と指示する。自動運転車は、このような指示を受けると、その指示に従って自身のウェイポイントを修正する。修正型の場合、遠隔走行させるのに必要な情報は、オペレータが自動運転車に指示した挙動、つまり修正後のウェイポイント情報である。
指示・提示型は、オペレータが、ウェイポイントとして、自動運転車に走行すべき地点情報を指示する。この指示をする場合、登録済み走行データを利用したり、直前に同一地点を走行したコネクテッドカーの走行データを利用したり、遠隔制御対象のセンシングデータ等に基づきオペレータが設定したりすることができる。指示・提示型の場合、遠隔走行させるのに必要な情報は、オペレータが入力したウェイポイント情報である。
遠隔操縦型は、オペレータがドライバの代わりとなり、遠隔制御対象である自動運転車のセンシングデータ等を監視しながら、ステアリング、アクセル、ブレーキ等を操作する。遠隔操縦型の場合、遠隔走行させるのに必要な情報は、走行軌跡及び各地点における車速情報である。
遠隔制御装置100は、操作入力を受けると、S460として、遠隔制御の指示情報を管制装置20に送信する。管制装置20は、遠隔制御の指示を受信すると、S470として、その指示に従って自動運転車800を遠隔制御する。
上記したステップを必要に応じて繰り返すことによって、例えば図6に示すように、自動運転車800Aが破線の位置に到達した場合、オペレータ1は、S475として、遠隔制御を終了する旨を、インターフェース120を通じて入力する。
遠隔制御装置100は、遠隔制御を終了する旨の入力を受けると、S480として、遠隔制御を終了する旨を管制装置20に通知する。管制装置20は、遠隔制御を終了する旨の通知を受けると、S483として、遠隔制御を実施した位置および作業時間を記憶する。
さらに管制装置20は、S485として、自動運転車800に遠隔制御を終了する旨を通知する。その後、管制装置20は、S490として、オペレータの割当状況を更新する。一方、自動運転車800は、S495として、自律運転を再開する。
このようにして1台の自動運転車800の遠隔制御が終了した場合、管制装置20は、同じ領域において遠隔制御を必要とする自動運転車800を対象とした遠隔制御のための処理を開始する。例えば、図6に示す領域Xの場合、自動運転車800Aが自動運転を再開した後、遠隔制御の対象を自動運転車800Eに変更する。
オペレータ1は、S440として、自動運転車800Eが従うべき手信号によって走行が許可されているのか、禁止されているのかをインターフェース120を通じて確認する。オペレータ1は、自動運転車800Eの走行が許可されたことを確認した場合、S450として、操作入力を実行する。そして、オペレータ1が自動運転車800Eの遠隔制御を終了すべきであると判断すると、S475~S495が実行される。そして、領域Xにおいて遠隔制御を必要としている自動運転車800は存在しなくなるので、オペレータ1は、領域Zで停車している自動運転車800の遠隔制御を開始する。
図8に示す領域Zの場合、例えば、自動運転車800J及び800Lに交差点を同時期に直進することを許可した後、自動運転車800Iに交差点の直進を許可すれば、遠隔制御が必要な状況は解消する。そこで、管制装置20は、自動運転車800J、800L、800Iを順に遠隔制御対象に選定する。
図7に示す領域Yの場合、自動運転車800Hを、対向車との衝突を回避しつつ、対向車線を走行させて障害物を通過するように遠隔制御を実行すれば、遠隔制御が必要な状況は解消する。
本実施形態によれば、運用ポリシーを反映した優先度および作業時間に基づき処理順序が決定する。このため、遠隔制御を必要としている自動運転車800の数が、作業可能なオペレータの数よりも多い場合に、交通流への影響が小さくなるように、オペレータを割り当てることができる。
実施形態2を説明する。実施形態2の説明は、実施形態1と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態1と同じである。
本実施形態においては、図11に示すように、処理順序決定処理において、CPU22は、S260の次にS262として、グループ化を実行する。グループ化は、遠隔制御を必要とする原因が共通する自動運転車800が1つのグループに属するように実行される。例えば、図6の領域Xにおいて、自動運転車800A,800Eは、遠隔制御を必要とする原因が共通するので、グループ化される。また、図8の領域Zにおいて、自動運転車800I,800J、800K、800Lは、遠隔制御を必要とする原因が共通するので、グループ化される。遠隔制御を必要とする原因が共通することは、自動運転車800及び手動運転車900それぞれの車両情報に含まれる位置情報から特定される。
次にCPU22は、S264に進み、グループ毎の処理順序を決定する。前述した3つのパラメータを考量した結果、上記した3つの場合、最も処理順序が高いのは領域X、次に領域Z、次に領域Yと評価する。
次にCPU22は、S271に進み、グループ毎の処理順序を反映させて、制御対象車の処理順序を決定する。
図12を用いて、グループ毎の処理順序が反映された場合において、割当可能なオペレータが1人の例について説明する。割当可能なオペレータが1人の場合、管制装置20は、処理順序が高い領域で停車している自動運転車800から順に、オペレータ(具体的にはオペレータ1)を割り当てる。つまり、図12に示すように、管制装置20は、まずオペレータ1に領域Xを担当させ、次に領域Z、最後に領域Yを担当させる。
一方、図12に示すように、割当可能なオペレータが2人、存在する場合、管制装置20は、オペレータ1に領域Xを担当させ、オペレータ2に領域Zを担当させる。そして、オペレータ1,2のうち、担当する領域の遠隔制御が早く終了した方に、領域Yを担当させる。本実施形態においては、領域Xよりも領域Zの方が早く遠隔制御が終了するので、管制装置20は、オペレータ2に領域Yを担当させる。
また、図12に示すように、割当可能なオペレータが3人、存在する場合、管制装置20は、オペレータ1に領域Xを担当させ、オペレータ2に領域Zを担当させ、オペレータ3に領域Yを担当させる。
本実施形態によれば、グループ化を利用することによって、オペレータを効率的に割り当てることができる。
実施形態3を説明する。実施形態3の説明は、実施形態2と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態2と同じである。
実施形態3においては、処理順序決定処理の内容が実施形態2と異なる。図13に示すように、S211及びS221は、実施形態1及び2と同じである。
S221を終えると、CPU22は、S232に進み、S221で特定した自動運転車800について、交通流に与える影響度、及び遠隔制御に掛かる作業時間を算出する。交通流に与える影響度、及び遠隔制御に掛かる作業時間の算出は、実施形態1と同様な手法で算出される。
次に、CPU22は、S242に進み、車両情報を送信している自動運転車800のうち、近い将来に遠隔制御が必要になる自動運転車800を予測する。S242には、自動運転車800から送信される走行計画が用いられる。つまり、走行計画を考慮することによって、遠隔制御が必要となる区間を走行することが予測できる。
次に、CPU22は、S252に進み、S242で予測した遠隔制御が必要になる状況が発生する時刻と、交通流に与える影響度と、遠隔制御に掛かる作業時間とを予測する。CPU22は、遠隔制御が必要になる状況が発生する時刻を、走行計画に加え、車両情報に含まれる走行速度の情報などから予測する。
次に、CPU22は、S262に進み、実施形態2と同様にグループ化を実行する。最後に、CPU22は、S272に進み、運用ポリシーに基づいて処理順序を決定する。例えば、図14に示すように、領域αで時刻Taから遠隔制御が必要になると予測され、その後、領域βで時刻Tbから遠隔制御が必要になると予測され、その後、領域γで時刻Tcから遠隔制御が必要になると予測される状況を想定する。これらの予測は、時刻T0の時に実行されたものである。以下、領域αでの遠隔制御のためのオペレータの作業を、タスクαともいう。領域β,γについても同様にタスクβ,γともいう。
交通流に与える影響度は、領域γが最も大きく、次いで領域β、次いで領域αである。交通流に与える影響度は、S232及びS252において自動運転車800及び手動運転車900について1台ずつ予測した影響度を統計処理(例えば積算)することによって算出される。このような状況で、1人のオペレータ1が、タスクα、β、γを担当する場合を考える。
本実施形態においては、図15に示すコスト計算を実施し、最小コストとなる順序で作業を割り当てる。具体的には、図15に示すように、或るタスクが発生してから着手するまでの遅延時間に、そのタスクの優先度を乗じた値を、そのタスクのコストとして、全タスクのコストを積算する。優先度の値が大きければ大きいほど、優先度が高いことを意味する。例えば、タスクαの優先度を1、タスクβの優先度を2、タスクγの優先度を3とする。そして、タスクの発生順に、タスクα,β,γの順に作業をすると仮定すると、タスクαのコストは1分×1=1であり、タスクβのコストは1分×2=2であり、タスクγのコストは7分×3=21なので、合計は24になる。
同様なコスト計算を全通りについて実施すると、α,γ,βの順に実施する場合、コストの合計値が17で最小になる。このため、CPU22は、図14に示すように、α,γ,βの順に実施することを決定する。
以上に説明した本実施形態によれば、さらに交通流への影響を小さくすることができる。
実施形態4を説明する。実施形態4の説明は、実施形態3と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態3と同じである。
実施形態4においては、図16に示すように、割当処理の内容が実施形態3と異なる。処理順序決定処理を終えると、CPU22は、S303に進み、グループ毎の割当人数を決定する。S303について、図17を例に用いて説明する。
図17は、図6と同様、領域Xにおいて、手信号による交通整理が実施されている状況を示す。但し、図17では、交通整理の影響を受けている車両は、全て自動運転車800である。このような状況において、本実施形態におけるCPU22は、7人のオペレータが割当可能であるとしても、割当人数を7人よりも少ない人数に決定する。具体的には、2人に決定する。
その後、CPU22は、S313に進み、割当人数が不足しているグループが有るかを判定する。割当人数が不足しているグループが有れば、CPU22は、S313でYESと判定し、実施形態3と同じくS320~S340を実行する。割当人数が不足しているグループが無ければ、CPU22は、S313でNOと判定し、割当処理を終える。図17に示す状況の場合、2人のオペレータが割り当てられれば、割当処理が終了する。
図17,図18を用いて、グループ内における割当の変更を説明する。図17,図18には、自動運転車800A~800Gが示されている。図17では、自動運転車800Aの符号の末尾に1が記されている。この1は、自動運転車800Aにオペレータ1が割り当てられていることを示す。同様に、自動運転車800B2は、自動運転車800Bにオペレータ2が割り当てられていることを示す。この割当は、CPU22が実行する。
自動運転車800A1は、図17に示す状況においては、反対車線を走行している。遠隔制御は、自動運転車800A1が交通整理員の前に位置している時から開始されている。オペレータ1は、自動運転車800A1を自動運転が再開できる状態になるまで遠隔監視を実行する。オペレータ2は、自動運転車800B2を交通整理員の前まで移動させた後、停車させて、自動運転車800B2の車両情報に含まれる前方の撮像画像によって、手信号を確認する。
その後、CPU22は、図18に示すように、自動運転車800Eをオペレータ1に割り当て、オペレータ2が自動運転車800B2に対して反対車線の走行を許可したことを確認後、自動運転車800Cをオペレータ2に割り当てる。
オペレータ1は、自動運転車800E1の車両情報に含まれる前方の撮像画像によって、手信号を確認する。手信号によって停車が指示されている間、オペレータ1は、自動運転車800E1の停車を続行する。
オペレータ2が自動運転車800B2に対して反対車線の走行を許可すると、自動運転車800Bは、オペレータの割り当てが無い状態で、遠隔制御によって走行する。このような遠隔制御を実施するために、CPU22は、自動運転車800A1に対してオペレータ1が入力した操作を、記憶装置26に記憶させる。そして、オペレータ2が自動運転車800B2に対して反対車線の走行を許可した時点で、CPU22は、記憶装置26に記憶された操作を呼び出し、自動運転車800Bに送信する。このようにして、自動運転車800Bは、自動運転車800Aと同じ経路を走行することによって、オペレータの割り当てが無くても、遠隔制御によって走行することができる。
オペレータ2は、自動運転車800B2に対して反対車線の走行を許可すると、自動運転車800C2を対象にして、自動運転車800B2と同じ入力操作をする。その後、オペレータ2は、自動運転車800D2を対象にして、自動運転車800C2と同じ入力操作をする。これによって、自動運転車800D2は、図19に示すように、自動運転車800Dとして走行する。CPU22は、オペレータ2を、当該グループの割当から外す。
自動運転車800Dが領域Xを通過すると、自動運転車800E1に停車を指示していた交通整理員は、走行を許可する。オペレータ1は、その許可を確認すると、自動運転車800E1の走行を開始するための操作入力を実行する。自動運転車800E1は、交通整理員が車道から歩道に移動すれば、直進するだけで領域Xを通過できる。このため、自動運転車800E1の走行開始後、オペレータ1は、遠隔制御の終了をインターフェース120に入力する。その後、CPU22は、オペレータ1を、当該グループの割当から外し、領域Xについての処理を終了する。
本実施形態によれば、必要以上にオペレータを割り当てることを回避できる。つまり、自動運転車800A~Gの全てにオペレータを割り当てても、例えば、自動運転車800F,800Gに割り当てられたオペレータは、自動運転車800Eが停車している間、待機しているだけになる。本実施形態によれば、このような状況を回避し、オペレータの効率的な割当、且つ円滑な遠隔制御が可能になる。
実施形態5を説明する。実施形態5の説明は、実施形態2と異なる点を主な対象とする。特に説明しない点については、実施形態2と同じである。
本実施形態においては、S271におけるグループの処理順序の決定において、グループ内で優先度が最も高い自動運転車800を特定し、その優先度をグループ間で比較することによって、グループ毎の処理順序を決定する。
本実施形態において、各自動運転車800の優先度は、以下の6つの項目を総合して決定される。なお、他の実施形態においては、以下の6つの項目の少なくとも何れか1つ考慮して、優先度を決定してもよい。
1つ目の項目は、自動運転車800が公共交通機関との接続交通手段である場合における接続時間の短さである。接続時間が短ければ短いほど、優先度が高くなる。上記の接続交通手段である場合とは、例えば、自動運転車800に乗っている人が、最寄駅まで自動運転車800に乗って移動した後、鉄道に乗り換えて移動する場合である。この項目を考慮することによって、いわゆるラストワンマイルの移動手段としての信頼性が高まる。
2つ目の項目は、自動運転車800の搭乗者が支払った金額の多寡である。搭乗者は、自身が所有するスマートフォン等を用いて、管制装置20の管理者に金額を支払うことができる。支払った金額が多ければ多いほど、優先度が高くなる。この項目を考慮することによって、自動運転車800のシェアカーとしてのサービス品質が向上する。
3つ目の項目は、搭乗者の健康状態である。つまり、搭乗者の健康状態が悪ければ悪いほど、優先度が高くなる。搭乗者の健康状態は、CPU22が、各種センサから得られた情報に基づき判断する。各種センサとは、例えば、心拍、体温、呼吸数等の計測器や、自動運転車に備えられた車内撮像用のカメラによる撮像結果である。CPU22は、撮像結果を、機械学習によって構築されたニューラルネットワークに入力することによって、健康状態を判断する。この項目を考慮することによって、人命に配慮した運用が可能になる。
4つ目の項目は、自動運転車800の搭乗者の待ち時間である。つまり、自動運転車800が遠隔制御を待っていることによって走行できなくなった時間の積算値である。この積算値は、搭乗者が替わった場合、ゼロにリセットされる。この項目を考慮することによって、搭乗者の不快度を低減できる。なお、他の実施形態では、積算値の代わりに、平均値などを用いてもよい。
5つ目の項目は、搭乗時に予測された到着時刻に対する、現在において予測されている到着時刻の遅れである。この遅れが大きければ大きいほど、優先度が高くなる。この項目を考慮することによって、定時運行率を高めることが可能になる。
6つ目の項目は、車両の危険度である。具体的には、衝突事故に遭い、エアバッグが作動している等の状況が検出された場合、優先度が高くなる。この項目を考慮することによって、搭乗者の安全性を考慮した運用が可能になる。
実施形態と請求項との対応関係を説明する。特定部はS221に、算出部はS231,S232,S252及びS260に、決定部はS272に、割当部にS340は、グループ化部はS262に対応する。
本開示は、本明細書の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、或いは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下の実施形態が例示される。
上記実施形態において、ソフトウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ハードウエアによって実現されてもよい。また、ハードウエアによって実現された機能及び処理の一部又は全部は、ソフトウエアによって実現されてもよい。ハードウエアとしては、例えば、集積回路、ディスクリート回路、または、それらの回路を組み合わせた回路モジュールなど、各種回路を用いてもよい。
管制装置が備える通信装置は、自動運転車および手動運転車と通信するものと、遠隔制御装置と通信するものとを別々に備えてもよい。
20 管制装置、24 通信装置、120 インターフェース、800 自動運転車、830 通信部

Claims (17)

  1. 通信部(830)を搭載した複数の自動運転車(800)と通信する通信装置(24)を備え、前記自動運転車を遠隔制御するためにオペレータによってインターフェース(120)に入力される指令を受け付け、前記通信装置を用いて前記自動運転車を遠隔制御する管制装置(20)であって、
    前記複数の自動運転車のうち、遠隔制御の対象となる自動運転車である対象車を特定する特定部(S221)と、
    前記対象車の周辺の交通状況に基づき、前記対象車の遠隔制御に掛かる作業時間及び優先度を算出する算出部(S231,S232,S252,S260)と、
    前記対象車に対して遠隔制御を実行する順序である処理順序を、前記算出部による算出結果を用いて決定する決定部(S272)と、
    前記決定部によって決定された処理順序に従って、遠隔制御の作業を前記オペレータに割り当てる割当部(S340)と、
    を備える管制装置。
  2. 前記通信装置は、前記自動運転車から前記通信部を介して、前記自動運転車の走行計画を取得し、
    前記算出部は、前記自動運転車が将来において遠隔制御の対象となる時刻を、前記走行計画を用いて予測することによって、将来において遠隔制御の対象となる前記自動運転車に掛かる作業時間及び優先度を算出し、
    前記決定部は、前記算出部による作業時間の算出結果に基づき、作業時間が複数の前記対象車で重複すると予測される場合は、遠隔制御を実行する処理順序を、前記算出部による優先度の算出結果を用いて決定する
    請求項1に記載の管制装置。
  3. 前記算出部は、過去に遠隔制御を実施した位置及びその作業時間を記憶し、当該記憶した情報を前記算出に用いる
    請求項1から請求項2までの何れか一項に記載の管制装置。
  4. 前記対象車が複数である場合、前記複数の対象車それぞれの位置情報を用いて、前記複数の対象車を少なくとも1つのグループにグループ化するグループ化部(S262)を備え、
    前記決定部は、前記グループが複数ある場合、前記グループ毎の処理順序を決定する
    請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の管制装置。
  5. 前記インターフェース及び前記オペレータは、複数、用意されており、
    前記割当部は、同一の前記グループに属する前記対象車が複数の場合、当該対象車の数よりも少ない数の前記オペレータを、前記複数の自動運転車の遠隔制御の作業に割り当てる
    請求項4に記載の管制装置。
  6. 前記同一のグループに属する自動運転車として、第1車両と、前記第1車両の後続車である第2車両とが含まれる場合、前記第1車両に指令を送信した後、同じ指令を前記第2車両に送信する
    請求項5に記載の管制装置。
  7. 前記決定部は、前記グループ内で最も高い優先度が高い前記対象車を特定し、当該特定された対象車の優先度を前記グループ間で比較することによって、前記グループ毎の処理順序を決定する
    請求項4から請求項6までの何れか一項に記載の管制装置。
  8. 前記算出部は、交通流への影響度に基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項7までの何れか一項に記載の管制装置。
  9. 前記算出部は、前記交通流への影響度を、前記対象車が遠隔制御によって走行を開始するまで、走行できない車両の台数によって評価する
    請求項8に記載の管制装置。
  10. 前記算出部は、前記交通流への影響度を、前記対象車が遠隔制御によって走行を開始するまで走行できない車両の待ち時間によって評価する
    請求項8から請求項9までの何れか一項に記載の管制装置。
  11. 前記算出部は、前記対象車が位置している道路に流入する車両の台数から、当該道路から流出する車両の台数を引いた数によって評価する
    請求項8から請求項10までの何れか一項に記載の管制装置。
  12. 前記算出部は、前記対象車が公共交通機関との接続交通手段である場合、接続時間に基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項11までの何れか一項に記載の管制装置。
  13. 前記算出部は、前記対象車の搭乗者が、前記管制装置の管理者に支払った金額に応じて前記優先度を算出する
    請求項1から請求項12までの何れか一項に記載の管制装置。
  14. 前記算出部は、前記対象車の搭乗者の健康状態に基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項13までの何れか一項に記載の管制装置。
  15. 前記算出部は、前記対象車が遠隔制御を待つことによって停車していた時間のうち、搭乗者が乗っていた時間に基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項14までの何れか一項に記載の管制装置。
  16. 前記算出部は、前記対象車の搭乗者が搭乗した時点において予想されていた目的地への到着時刻に対する、現時点において予想される目的地への到着時刻の遅れに基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項15までの何れか一項に記載の管制装置。
  17. 前記算出部は、前記対象車の危険度に基づき前記優先度を算出する
    請求項1から請求項16までの何れか一項に記載の管制装置。
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