JP7013899B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記半導体モジュールを冷却する冷却器(6)をさらに備え、上記放電抵抗モジュールを上記冷却器によって冷却するよう構成してあり、
複数の上記半導体モジュールと、複数の冷却管(60)とを備え、該複数の冷却管によって上記冷却器が構成され、上記半導体モジュールと上記冷却管とを積層してあると共に、上記放電抵抗モジュールを一対の上記冷却管によって挟持してある、電力変換装置(1)にある。
本発明の第2の態様は、スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(R A )と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(R B )と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記常時放電抵抗と上記急速放電抵抗とは、それぞれ半導体材料によって構成されている、電力変換装置(1)にある。
本発明の第3の態様は、スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(R A )と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(R B )と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子として、上アーム側に配された上アームスイッチング素子(21 H )と、下アーム側に配された下アームスイッチング素子(21 L )とを備え、上記放電抵抗モジュールは、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に並列接続した上記直列体とからなる放電回路(59)を2個備え、該2個の放電回路を直列に接続してある、電力変換装置(1)にある。
本発明の第4の態様は、スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(R A )と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(R B )と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記放電抵抗モジュールは一対の電極板(54)を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、導体からなり上記常時放電抵抗に直列接続した導体ブロック(55)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記導体ブロックとの間と、該導体ブロックと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層(56)が介在している、電力変換装置(1)にある。
本発明の第5の態様は、スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(R A )と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(R B )と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記放電抵抗モジュールは一対の電極板を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に直列接続したダイオード(57)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記ダイオードとの間と、該ダイオードと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層が介在している、電力変換装置(1)にある。
そのため、部品点数を低減することができる。これにより、電力変換装置の製造コストを低減することが可能になる。また、常時放電抵抗と、急速放電抵抗と、急速放電用スイッチング素子とをまとめて一つの部品(すなわち放電抵抗モジュール)にすると、これらを別々に形成した場合と比べて、部品全体の体積を小さくしやすくなる。そのため、電力変換装置を小型化することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記電力変換装置に係る実施形態について、図1~図11を参照して説明する。図1に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、制御回路基板3と、コンデンサ4と、放電抵抗モジュール5とを備える。半導体モジュール2は、スイッチング素子21(本形態ではIGBT)を内蔵している。制御回路基板3は、スイッチング素子21のオンオフ動作を制御する。コンデンサ4は、半導体モジュール2に加わる直流電圧を平滑化する。放電抵抗モジュール5は、コンデンサ4に蓄えられた電荷を放電するために設けられている。
そのため、部品点数を低減することができる。これにより、電力変換装置1の製造コストを低減することが可能になる。また、常時放電抵抗RAと、急速放電抵抗RBと、急速放電用スイッチング素子51をまとめて一つの部品(すなわち放電抵抗モジュール5)にすると、これらを別々に形成した場合と比べて、部品全体の体積を小さくしやすくなる。そのため、電力変換装置1を小型化することができる。
このようにすると、急速放電用ドライブ回路31と電圧測定回路32とが、それぞれ放電抵抗モジュール5に電気接続しているため、これらの回路31,32を互いに近い位置に形成することができる。そのため、制御回路基板3の面積を小さくすることができる。
すなわち、これらの回路31,32は高い電圧が加わるため、低圧領域SLと充分に絶縁させる必要がある。そのため、これらの回路31,32と低圧領域SLとの間に、絶縁領域ISを形成する必要がある。これに対して、高い電圧が加わる回路31,32同士は、それぞれの電位が大きく異ならないため、接近させることができる。そのため、高い電圧が加わる回路31,32同士を接近させて一まとめにし、低圧領域SLとなるべく隣り合わないようにすれば、絶縁領域ISを小さくすることができ、制御回路基板3の面積を小さくすることができる。
これに対して、本形態のように、急速放電抵抗RBと常時放電抵抗RAとを一つの部品(すなわち放電抵抗モジュール5)にし、この放電抵抗モジュール5から電圧検出用端子53P,53Nを突出させれば、図5に示すごとく、電圧測定回路32を急速放電用ドライブ回路31に近い位置に形成することができ、これら高い電圧が加わる回路31,32を一まとめにすることができる。したがって、個々の回路31,32が低圧領域SLと隣り合わずにすみ、広い絶縁領域ISを形成しなくてすむ。そのため、制御回路基板3の面積を小さくすることができる。
そのため、半導体モジュール2と放電抵抗モジュール5とを接近させることができる。したがって、図5に示すごとく、半導体モジュール2に接続したドライブ回路33と、放電抵抗モジュール5に接続した急速放電用ドライブ回路31および電圧測定回路32を、互いに近い位置に形成することができる。これらの回路31~33の電位は、互いに大きく異ならないため、個々の回路31~33を接近させても、短絡等の問題は特に生じない。そのため、これらの回路31~33を互いに接近させることにより、制御回路基板3にいわゆるデッドスペースが形成されることを抑制でき、制御回路基板3の面積をより小さくすることができる。
そのため、コンデンサ4の放電電流が流れて発熱した放電抵抗RA,RBを、冷却器6を用いて冷却することができる。
この場合は、半導体材料に添加する不純物の量を調整することにより、抵抗値を容易に調整することができる。そのため、放電抵抗モジュール5を設計しやすくなる。また、放電抵抗RA,RBの抵抗値を調整して、厚さを薄くすることができる。そのため、放電抵抗RA,RBを小型化でき、放電抵抗モジュール5を小型化することができる。
本形態は、放電抵抗モジュール5の冷却方法を変更した例である。図12に示すごとく、本形態の電力変換装置1は、実施形態1と同様に、複数の冷却管60を備える。これら複数の冷却管60によって、半導体モジュール2を冷却する冷却器6を構成してある。そして、半導体モジュール2と冷却管60とを積層すると共に、放電抵抗モジュール5を一対の冷却管60によって挟持してある。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、放電抵抗モジュール5の構成を変更した例である。図13、図14に示すごとく、本形態の放電抵抗モジュール5は、常時放電抵抗RAと、直列体50とからなる放電回路59を2個備える。そして、これら2個の放電回路59を直列に接続してある。また、実施形態1と同様に、本形態の半導体モジュール2は、上アーム側に配された上アームスイッチング素子21Hと、下アーム側に配された下アームスイッチング素子21Lとを備える。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、放電抵抗モジュール5の構造を変更した例である。図15に示すごとく、本形態の放電抵抗モジュール5は、実施形態1と同様に、一対の電極板54を備える。これら一対の電極板54の間に、常時放電抵抗RAと、導体ブロック55とが介在している。導体ブロック55は、導体(本形態では金属)からなり、常時放電抵抗RAに直列接続している。また、一対の電極板54のうち一方の電極板54Pと導体ブロック55との間に、これらを接続するはんだ層56が介在している。同様に、導体ブロック55と常時放電抵抗RAとの間、および常時放電抵抗RAと他方の電極板54Nとの間にも、はんだ層56が介在している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、放電抵抗モジュール5の構造を変更した例である。図16に示すごとく、本形態では、常時放電抵抗RAにダイオード57を直列接続してある。また、図17に示すごとく、本形態の放電抵抗モジュール5は、実施形態4と同様に、一対の電極板54P,54Nを備える。これら一対の電極板54P,54Nの間に、ダイオード57と放電抵抗モジュール5とが介在している。一対の電極板54のうち一方の電極板54Pとダイオード57との間には、これらを接続するはんだ層56が介在している。同様に、ダイオード57と常時放電抵抗RAとの間、および常時放電抵抗RAと他方の電極板54Nとの間にも、はんだ層56が介在している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、放電抵抗モジュール5の構成を変更した例である。図18に示すごとく、本形態の放電抵抗モジュール5は、感温ダイオード590を備える。また、制御端子53として、電圧検出用端子53P,53Nと、カソード端子53Kと、アノード端子53Aと、ゲート端子53Gと、センス端子53Sと、エミッタ端子53Eとを備える。カソード端子53K及びアノード端子53Aは、感温ダイオード590に接続している。制御回路基板3は、この感温ダイオード590の順方向電圧VFを測定することにより、放電抵抗モジュール5の温度を測定している。また、ゲート端子53G、センス端子53S、エミッタ端子53Eは、実施形態1と同様に、それぞれ急速放電用スイッチング素子51のゲート電極510G、センス電極510S、エミッタ電極510Eに接続している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、放電抵抗モジュール5の構成を変更した例である。図20に示すごとく、本形態の放電抵抗モジュール5は、実施形態6と同様に、感温ダイオード590を備える。また、放電抵抗モジュール5は、制御端子53として、電圧検出用端子53P,53Nと、カソード端子53Kと、アノード端子53Aと、ゲート端子53Gと、エミッタ端子53Eとを備える。すなわち、本形態の放電抵抗モジュール5は、実施形態6と比較して、センス端子53Sを備えていない。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
2 半導体モジュール
21 スイッチング素子
3 制御回路基板
4 コンデンサ
5 放電抵抗モジュール
51 急速放電用スイッチング素子
RA 常時放電抵抗
RB 急速放電抵抗
Claims (10)
- スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記半導体モジュールを冷却する冷却器(6)をさらに備え、上記放電抵抗モジュールを上記冷却器によって冷却するよう構成してあり、
複数の上記半導体モジュールと、複数の冷却管(60)とを備え、該複数の冷却管によって上記冷却器が構成され、上記半導体モジュールと上記冷却管とを積層してあると共に、上記放電抵抗モジュールを一対の上記冷却管によって挟持してある、電力変換装置(1)。 - 上記常時放電抵抗と上記急速放電抵抗とは、それぞれ半導体材料によって構成されている、請求項1に記載の電力変換装置。
- スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記常時放電抵抗と上記急速放電抵抗とは、それぞれ半導体材料によって構成されている、電力変換装置(1)。 - 上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子として、上アーム側に配された上アームスイッチング素子(21H)と、下アーム側に配された下アームスイッチング素子(21L)とを備え、上記放電抵抗モジュールは、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に並列接続した上記直列体とからなる放電回路(59)を2個備え、該2個の放電回路を直列に接続してある、請求項1~3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子として、上アーム側に配された上アームスイッチング素子(21 H )と、下アーム側に配された下アームスイッチング素子(21 L )とを備え、上記放電抵抗モジュールは、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に並列接続した上記直列体とからなる放電回路(59)を2個備え、該2個の放電回路を直列に接続してある、電力変換装置(1)。 - 上記放電抵抗モジュールは一対の電極板(54)を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、導体からなり上記常時放電抵抗に直列接続した導体ブロック(55)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記導体ブロックとの間と、該導体ブロックと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層(56)が介在している、請求項1~5のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記放電抵抗モジュールは一対の電極板(54)を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、導体からなり上記常時放電抵抗に直列接続した導体ブロック(55)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記導体ブロックとの間と、該導体ブロックと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層(56)が介在している、電力変換装置(1)。 - 上記放電抵抗モジュールは一対の電極板を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に直列接続したダイオード(57)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記ダイオードとの間と、該ダイオードと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層が介在している、請求項1~7のいずれか一項に記載の電力変換装置。
- スイッチング素子(21)を内蔵した半導体モジュール(2)と、
上記スイッチング素子のオンオフ動作を制御する制御回路基板(3)と、
上記半導体モジュールに加わる直流電圧を平滑化するコンデンサ(4)と、
該コンデンサに蓄えられた電荷を放電するための放電抵抗モジュール(5)とを備え、
該放電抵抗モジュールは、
上記コンデンサに並列接続され、該コンデンサに蓄えられた電荷を常時放電する常時放電抵抗(RA)と、
該常時放電抵抗よりも抵抗値が小さい急速放電抵抗(RB)と、該急速放電抵抗に直列に接続された急速放電用スイッチング素子(51)とからなり、上記常時放電抵抗に並列接続した直列体(50)と、
を内蔵しており、
上記放電抵抗モジュールは一対の電極板を備え、該一対の電極板の間に、上記常時放電抵抗と、該常時放電抵抗に直列接続したダイオード(57)とが介在しており、上記一対の電極板のうち一方の電極板と上記ダイオードとの間と、該ダイオードと上記常時放電抵抗との間と、該常時放電抵抗と他方の上記電極板との間に、それぞれはんだ層が介在している、電力変換装置(1)。 - 上記放電抵抗モジュールは、上記コンデンサの正電極(43P)および負電極(43N)にそれぞれ電気接続した、一対の電圧検出用端子(53P,53N)を備え、上記制御回路基板には、上記急速放電用スイッチング素子を駆動する急速放電用ドライブ回路(31)と、上記コンデンサの電圧を測定する電圧測定回路(32)とが形成され、上記一対の電圧検出用端子を上記電圧測定回路に接続してある、請求項1~9のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
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