JP7010791B2 - 情報提供装置、中央監視装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報提供装置、中央監視装置及びプログラム、特に設備に関する情報の提供に関する。
ビル等の施設に設置されている設備の情報の収集と制御には、BAS(Building Automation System)を用いるのが一般的である。BASでは、各設備に内蔵されているセンサ若しくは設備に付随して設置されるセンサが取得したデータをそのまま収集して蓄積する。例えば、温度データであれば、1つの温度センサにより測定された温度データは、時系列に蓄積される。
分析や設備の制御を行うアプリケーションは、BASが収集したデータを利用するのが一般的である。この際、アプリケーションでは、個々のセンサによる測定データという粒度の細かいデータが必ずしも必要ではなく、例えばある部屋全体における温度など、複数のセンサを集約した情報をBASから取得したい場合がある。
特開2018-011270号公報 特開2007-193673号公報 特開2010-010939号公報 特開2012-153743号公報 特開2005-267594号公報
しかしながら、BASでは、上記のように各センサから収集したデータを個々に取り扱うものの、例えばある部屋の温度等複数のセンサからの測定データを集約して情報を提供するようなことはしていない。このため、アプリケーションは、データの取得先となる設備(センサ)を個々に指定することにより複数のデータを取得し、その取得したデータをデータ処理することによって所望の情報を生成する必要があった。
このように、アプリケーションでは、BASが保持管理している個々のデータ以外の形態で利用したい場合には自らデータ処理する必要があった。
本発明は、設備に関するデータにデータ処理を施すことによって、指定された情報を提供することを目的とする。
本発明に係る情報提供装置は、施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を受け付ける受付手段と、前記施設にある設備の中から前記情報提供要求で指定された設置場所及び情報の種類に基づきデータの取得先となる設備を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した設備から前記情報提供要求で指定された情報の種類に対応するデータを取得する取得手段と、前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記取得手段が取得したデータを処理するデータ処理手段と、前記データ処理手段によるデータ処理の結果を情報提供要求元に送る結果出力手段と、を有するものである。
また、前記データ処理手段は、前記抽出手段が複数の設備を抽出したことに伴い前記取得手段が複数のデータを取得した場合、前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記複数のデータを集約するものである。
また、前記抽出手段は、前記情報提供要求で指定された情報の種類の算出に必要なデータの種類を特定し、特定した種類のデータの取得先となる設備を抽出するものである。
本発明に係る中央監視装置は、上記記載の情報提供装置と、施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を前記情報提供装置にするアプリケーションを実行する実行手段と、前記施設に設置されている各設備の設置場所及び当該設備から取得可能なデータの種類を含む設備情報を記憶する情報記憶手段と、を有するものである。
また、前記施設に設置されている各設備からデータを収集する収集手段と、前記収集手段が収集したデータを蓄積するデータ記憶手段と、を有し、前記取得手段は、前記情報提供要求で指定された種類に該当するデータを前記データ記憶手段から抽出して取得するものである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を受け付ける受付手段、前記施設にある設備の中から前記情報提供要求で指定された設置場所及び情報の種類に基づきデータの取得先となる設備を抽出する抽出手段、前記抽出手段が抽出した設備から前記情報提供要求で指定された情報の種類に対応するデータを取得する取得手段、前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記取得手段が取得したデータを処理するデータ処理手段、前記データ処理手段によるデータ処理の結果を情報提供要求元に送る結果出力手段、として機能させるためのものである。
本発明によれば、設備に関するデータにデータ処理を施すことによって、指定された情報に加工して情報提供することができる。
また、指定された情報の種類に対応するデータが取得できない場合でも、その情報の生成に必要なデータの種類を特定し、特定した種類のデータを取得しデータ処理することで、指定された情報を提供することができる。
実施の形態1における情報提供装置を含む、ビルに設置されたシステムの概略的な全体構成図及び情報提供装置のブロック構成を示す図である。 実施の形態1における設備情報記憶部に記憶される設備情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態1における情報提供処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における情報提供装置のブロック構成図である。 実施の形態2における算出式情報記憶部に記憶される算出式情報のデータ構成例を示す図である。 実施の形態3における中央監視装置のブロック構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における情報提供装置10を含む、ビルに設置されたシステムの概略的な全体構成図及び情報提供装置10のブロック構成を示す図である。図1には、設備1、サーバ2及び情報提供装置10がLAN3に接続された構成が示されている。設備1は、ビルに設置され、BASにおいて監視対象となる複数の電気設備であり、例えば空調、照明等がある。ただ、本実施の形態の場合、設備1には、ビルの利用者によって利用される電気設備以外にも、電気設備の設置場所における環境、状態等を測定するセンサが含まれる。従って、設備1からデータを収集するという場合、当該設備1(当該設備1に内蔵されるセンサ)から収集する場合だけでなく、実際には当該設備1に付随して設置されるセンサから収集する場合を含む。
サーバ2は、設備1に関するデータを利用してビルに関する情報の分析や設備1の制御を行うが、情報の分析等は、アプリケーションを実行させて行う。
また、本実施の形態において取り扱う情報には、設備1から取得される(センサ等による測定により収集される)「データ」と、データを処理することによって生成される狭義の「情報」とがある。例えば、温度を表す情報の場合、設備1において温度センサによる測定により得られる温度は「データ」に該当し、温度データの平均値を算出するなどのデータ処理を施して得られる温度は狭義の「情報」に該当する。
情報提供装置10は、サーバ2で動作するアプリケーションからの要求に応じて分析等に必要なデータを設備1から取得してデータ処理を施し、その処理結果をアプリケーションに提供する情報処理装置である。また、各設備1は、種々のプロトコルに従って通信を行うため、情報提供装置10は、各設備1に準拠したプロトコルに従って当該設備1からデータを取得する。本実施の形態におけるアプリケーションは、情報提供装置10との間でデータの授受を行うので、情報提供装置10との間の通信プロトコルに従ってデータ通信を行えばよく、各設備1のプロトコルを意識する必要はない。
情報提供装置10は、サーバ2と同様にコンピュータにより実現される。すなわち、情報提供装置10は、CPU、ROM、記憶手段としてのRAM及びハードディスクドライブ(HDD)、LAN3を介して通信を行う通信手段としてのネットワークインタフェースを内部バスに接続して構成される。また、必要によりユーザインタフェースを設けてもよい。
図1に示すように、情報提供装置10は、要求受付部11、設備抽出部12、データ取得部13、データ処理部14、結果出力部15及び設備情報記憶部16を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図から省略している。
要求受付部11は、サーバ2で実行されるアプリケーションから送られてくる情報提供要求を受け付ける。情報提供要求には、施設における設備1の設置場所、当該設備1に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定される。設備抽出部12は、施設にある設備1の中から、要求受付部11が受け付けた情報提供要求で指定された設置場所及び情報の種類に基づきデータの取得先となる設備を抽出する。データ取得部13は、設備抽出部12が抽出した設備1から情報提供要求で指定された種類に対応するデータを取得する。データ処理部14は、情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従ってデータ取得部13が取得したデータを処理する。本実施の形態では、設備抽出部12が複数の設備1を抽出することに伴いデータ取得部13が複数のデータを取得する場合を例にして説明するが、データ処理部14は、情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従ってデータ取得部13が取得した複数のデータを集約する。結果出力部15は、データ処理部14によるデータ処理の結果を情報提供要求元であるアプリケーションに送る。
図2は、本実施の形態における設備情報記憶部16に記憶される設備情報のデータ構成例を示す図である。設備情報は、各設備1を識別する識別情報(設備ID)に、当該設備1から得られるデータの種類(種別)、当該設備1の設置場所、当該設備1のIPアドレス及び当該設備1がデータ通信に用いるプロトコルが対応付けして設定される。
情報提供装置10における各構成要素11~15は、情報提供装置10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、設備情報記憶部16は、情報提供装置10に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
本実施の形態においてサーバ2で実行されるアプリケーションは、設備1に関するデータを利用して分析や設備の制御を行うが、データを設備1から直接取得するのではなく、情報提供装置10に要求することによって情報提供装置10を介して取得することになる。特に、アプリケーションが所望する情報を設備1が提供していない場合、情報提供装置10は、アプリケーションからの要求に応じてアプリケーションに代わってデータを設備1から取得し、取得したデータをデータ処理することによってアプリケーションが所望する情報に加工してからアプリケーションに提供することを特徴としている。
以下、本実施の形態における情報提供処理について図3に示すフローチャートを用いて説明する。情報提供装置10は、アプリケーションからの情報提供要求に応じて設備1からデータを取得するが、ここでは、複数の設備1から複数のデータが取得される場合を例にして説明する。そして、情報提供装置10は、取得された複数のデータを1つの情報に集約して得られる情報をアプリケーションに提供する場合を例にして説明する。つまり、アプリケーションが情報提供装置10に要求するデータ処理は「集約」であることを前提として説明し、情報提供要求には、複数のデータをどのようにして集約するかという集約条件が指定されるものとして説明する。
要求受付部11は、サーバ2で実行されるアプリケーションから送信されてくる情報提供要求を受け付ける(ステップ111)。情報提供要求には、施設における設備1の設置場所、当該設備1に関する情報の種類、及び設備抽出部12が複数の設備1を抽出することに伴いデータ取得部13が複数のデータを取得した場合の当該複数のデータの集約条件が含まれる。ここでは、設備1の設置場所として「第1会議室」が、情報の種類として「温度」が、集約条件として「平均値」が、それぞれ指定されているとする。
続いて、設備抽出部12は、設備情報を検索することで、要求受付部11が受け付けた情報提供要求に指定されている設備1の設置場所及び情報の種類に合致する設備1を抽出する(ステップ112)。図2に示す設備情報のデータ設定例によると、種別が「温度」で設置場所が「第1会議室」である設備IDがS0001とS0002の設備1を抽出することになる。ここで抽出される設備1は、空調等の電気設備そのものではなく設備としての温度センサが抽出される場合がある。なお、1つの設備1も抽出できなかった場合、結果出力部15に処理結果としてその旨をアプリケーションに返させる。
続いて、データ取得部13は、設備抽出部12が抽出した設備1からデータを取得する(ステップ113)。ここで得られるデータは、現時点で設備1により測定された温度データである。
続いて、データ処理部14は、データ取得部13が取得したデータに対して、情報提供要求に指定されている集約条件に従ってデータ処理を行う(ステップ114)。ここでは、集約条件として「平均値」が指定されているので、平均値を算出することで得られた温度データを集約する。例えば、S0001の設備1から26.5度、S0002の設備1から25.5度という温度データが得られた場合、これらの平均値を算出することで26.0度という温度に関する情報を得る。なお、設備抽出部12が1つの設備1のみを抽出した場合、その設備1から得られたデータ値が平均値として取り扱われる。
続いて、結果出力部15は、データ処理部14によるデータ処理の結果(26.0度)をアプリケーションへ送信することによって情報を提供する(ステップ115)。なお、アプリケーションへ送信する情報には、処理結果に要求の内容(「第1会議室」、「温度」、「平均値」)を加えて構成してもよい。
以上のようにして、アプリケーションは、第1会議室に設置されている各設備1から個々に温度データを取得するのではなく、第1会議室に設置されている各設備1の温度データを集約して得られる「第1会議室の温度」という情報を取得することができる。
なお、本実施の形態では、集約条件として平均値が指定された場合を例にして説明したが、これに限る必要はなく、例えば、最大値、最小値、中間値等他の値を集約条件としてもよい。
また、本実施の形態では、アプリケーションが要求するデータ処理として集約を前提とし、情報提供要求には集約するための条件をアプリケーションが指定する場合を例にして説明したが、情報提供要求にデータ処理の内容として「集約」と指定させるようにしてもよい。
また、アプリケーションが要求する処理の内容は、ただ1つの情報を得る集約に限定する必要はない。例えば、指定された設備1の設置場所及び情報の種類に合致する複数の設備1から得られる複数のデータの中から最大値及び最小値を抽出するというように、複数の情報を処理結果として得るデータ処理を行うようにしてもよい。また、設置場所として複数の設置場所を指定してもよい。
実施の形態2.
図4は、本実施の形態における情報提供装置10のブロック構成図である。本実施の形態における情報提供装置10は、実施の形態1に算出式情報記憶部17を追加した構成を有している。算出式情報記憶部17に登録される算出式情報のデータ構成例を図5に示す。算出式情報は、情報の種類(種別)に、当該情報を算出するための計算式が対応付けして構成される。算出式情報記憶部17は、情報提供装置10に搭載されたHDDにて実現される。あるいは、RAM又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
実施の形態1においては、情報の種類として温度を例にして説明した。温度は、温度センサにより測定されるセンサデータでもある。これに対し、図5に例示した「不快指数」という情報は、センサによる測定により得られるデータではなく、図5に計算式を示したように、複数のデータを入力とし、計算により得られる情報である。本実施の形態では、このように、アプリケーションにより指定された情報の種類そのもののデータが設備1から取得できない場合にも対応可能としたことを特徴とする。
本実施の形態における情報提供処理の処理手順は、図3に示したフローチャートと同じでよい。以下、本実施の形態における情報提供処理について説明する。なお、実施の形態と同じ処理内容に関しては、説明を適宜省略する。
要求受付部11は、サーバ2で実行されるアプリケーションから送信されてくる情報提供要求を受け付ける(ステップ111)。受け付けた情報提供要求には、設備1の設置場所として「第1会議室」が、情報の種類として「不快指数」が、集約条件として「平均値」が、それぞれ指定されているとする。
続いて、設備抽出部12は、情報提供要求で指定された「不快指数」は、設備情報にはないので算出式情報を検索すると登録されていることがわかる。この場合、「不快指数」の計算式から取得すべき情報の種類として「温度」及び「湿度」を抽出する。この処理は、算出式情報に基づき情報の種類を「不快指数」から「温度」及び「湿度」に変換するともいえる。これにより、設備抽出部12は、設備情報を検索することで、要求受付部11が受け付けた情報提供要求に指定されている設備1の設置場所(「第1会議室」)及び変換後の情報の種類(「温度」又は「湿度」)に合致する設備1を抽出する(ステップ112)。図2に示す設備情報のデータ設定例によると、種別が「温度」で設置場所が「第1会議室」である設備IDがS0001、S0002及びS0004の設備1を抽出することになる。
続いて、データ取得部13が設備抽出部12により抽出された各設備1からデータを取得すると(ステップ113)、データ処理部14は、まず情報の種類「温度」に対して集約条件として指定されている平均値を算出する。この計算方法については、実施の形態1と同じでよい。一方、情報の種類「湿度」に対しても同様に処理するが、ここでは、湿度データは1つのみなのでその湿度データ値を平均値として取り扱うことになる。温度及び湿度の各平均値が求まると、不快指数の計算式に温度及び湿度の平均値を代入して不快指数を算出する(ステップ114)。
続いて、結果出力部15は、データ処理部14が求めた不快指数をアプリケーションへ送信することによって情報を提供する(ステップ115)。
本実施の形態によれば、設備1から直接得られない情報(不快指数)であっても、情報提供装置10は、予め用意された計算式に従って設備1から得られるデータの種類(温度及び湿度)に変換してデータを設備1から取得し、その取得したデータを処理することによってアプリケーションにより要求された情報(不快指数)を提供することができる。換言すると、従来の方法では、アプリケーションが温度及び湿度というセンサデータを取得して、不快指数を自ら計算しなければならなかったところを、本実施の形態においては、情報の種類に「不快指数」と指定さえすれば、不快指数という情報を取得することができる。
実施の形態3.
図6は、本実施の形態における中央監視装置20のブロック構成図である。上記各実施の形態では、アプリケーションを実行するサーバ2とアプリケーションからの要求に応じて情報を提供する情報提供装置10とを別の装置にて構成したが、本実施の形態では、これらの構成をBASにおける中央監視装置20に集約したことを特徴としている。
中央監視装置20は、BASにおいて設備1の監視を行う装置であり、実施の形態1における情報提供装置10が有する構成要素11~16と、サーバ2上で動作していたアプリケーションを実行するアプリケーション実行部18と、中央監視装置20が本来的に有する機能を発揮するための設備監視部21、設備制御部22、スケジュール設定部23及び設備データ蓄積部24を有している。実施の形態2において説明した算出式情報記憶部17を設けてもよい。
また、設備監視部21は、設備1の監視を行う。設備制御部22は、設備1の動作を制御する。スケジュール設定部23は、設備監視部21における設備1からのデータ収集や設備制御部22における制御スケジュールを設定する。そして、設備データ蓄積部24には、設備監視部21におけるデータ収集機能により収集される各設備1からのデータが蓄積される。
本実施の形態における動作は、基本的には実施の形態1と同じでよい。ただ、データ取得部13は、データを設備1から収集していたのに対し、設備データ蓄積部24から抽出することになる。ただ、設備データ蓄積部24には、データが定周期的に収集され格納されるので、所望する時間内のデータがまだ設備データ蓄積部24に格納されていない場合があり得る。この場合、データ取得部13は、実施の形態1と同様にデータを設備1から直接取得することになる。
本実施の形態においては、基本的には実施の形態1,2と同様に設備1から取得したデータをアプリケーションにより要求された情報に加工して渡すことができるが、本実施の形態では、設備1からのデータが時系列的に設備データ蓄積部24に格納されているので、アプリケーションが時系列データを取得して分析等を行いたい場合に容易に対応することができる。
1 設備、2 サーバ、10 情報提供装置、11 要求受付部、12 設備抽出部、13 データ取得部、14 データ処理部、15 結果出力部、16 設備情報記憶部、17 算出式情報記憶部、18 アプリケーション実行部、20 中央監視装置、21 設備監視部、22 設備制御部、23 スケジュール設定部、24 設備データ蓄積部。

Claims (6)

  1. 施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を受け付ける受付手段と、
    前記施設にある設備の中から前記情報提供要求で指定された設置場所及び情報の種類に基づきデータの取得先となる設備を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した設備から前記情報提供要求で指定された情報の種類に対応するデータを取得する取得手段と、
    前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記取得手段が取得したデータを処理するデータ処理手段と、
    前記データ処理手段によるデータ処理の結果を情報提供要求元に送る結果出力手段と、
    を有することを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記データ処理手段は、前記抽出手段が複数の設備を抽出したことに伴い前記取得手段が複数のデータを取得した場合、前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記複数のデータを集約することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記抽出手段は、前記情報提供要求で指定された情報の種類の算出に必要なデータの種類を特定し、特定した種類のデータの取得先となる設備を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供装置と、
    施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を前記情報提供装置にするアプリケーションを実行する実行手段と、
    前記施設に設置されている各設備の設置場所及び当該設備から取得可能なデータの種類を含む設備情報を記憶する情報記憶手段と、
    を有することを特徴とする中央監視装置。
  5. 前記施設に設置されている各設備からデータを収集する収集手段と、
    前記収集手段が収集したデータを蓄積するデータ記憶手段と、
    を有し、
    前記取得手段は、前記情報提供要求で指定された種類に該当するデータを前記データ記憶手段から抽出して取得することを特徴とする請求項4に記載の中央監視装置。
  6. コンピュータを、
    施設における設備の設置場所、当該設備に関する情報の種類、及びデータ処理の内容が指定されている情報提供要求を受け付ける受付手段、
    前記施設にある設備の中から前記情報提供要求で指定された設置場所及び情報の種類に基づきデータの取得先となる設備を抽出する抽出手段、
    前記抽出手段が抽出した設備から前記情報提供要求で指定された情報の種類に対応するデータを取得する取得手段、
    前記情報提供要求で指定されたデータ処理の内容に従って前記取得手段が取得したデータを処理するデータ処理手段、
    前記データ処理手段によるデータ処理の結果を情報提供要求元に送る結果出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
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