JP7010656B2 - コリオリ振動ジャイロスコープに関するジャイロ・レート計算のためのシステムおよび方法 - Google Patents

コリオリ振動ジャイロスコープに関するジャイロ・レート計算のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

例示的な実施形態は一般にコリオリ振動ジャイロスコープの較正に関し、特に、デュアル・バイアス電圧測定値によるコリオリ振動ジャイロスコープの較正に関する。
ジャイロスコープは、デバイスまたはマシンの方位を決定するために航空宇宙、海上および防衛業界を含む多くの業界で長く使用されてきている。近年、ジャイロスコープはまた、消費者電子機器、特にスマートフォンおよび全地球測位システム受信機におけるアプリケーションに見いだされる。今日一般的に使用されているジャイロスコープの1分類は、コリオリ振動ジャイロスコープ(コリオリ共鳴ジャイロスコープまたは振動構造ジャイロスコープとしても知られる)である。コリオリ振動ジャイロスコープは、それらのスピニング機械ジャイロスコープの片方と異なり、固体であり、振動構造を用いて動作して、当該ジャイロスコープの回転の速度を決定する。コリオリ振動ジャイロスコープの当該振動構造は、コリオリ振動ジャイロスコープの方位が変化する際にコリオリ効果によりサポートされるコリオリ振動ジャイロスコープに作用する力に起因してコリオリ振動ジャイロスコープの方位が変化したとしても、同一の面で振動し続ける。当該コリオリ効果に起因して支持物に作用する力を測定することで、コリオリ振動ジャイロスコープの回転速度を決定でき、ついでコリオリ振動ジャイロスコープの方位を決定することもできる。
しかし、コリオリ振動ジャイロスコープはドリフト誤差を経験することがあり、この場合、機器スケール・ファクタが崩壊しており、一定の出力を与えることはもはやできない。従来、ドリフト誤差を経験するコリオリ振動ジャイロスコープは、当該ドリフトおよび当該崩壊したスケール・ファクタを補正するための外部基準で較正または再較正することができる。しかし、多くの状況では、コリオリ振動ジャイロスコープの配備後に再較正するための外部基準は利用可能でない。これは特に、ミサイルシステム、宇宙船または一度配備されると再較正のために容易に回収できない他のデバイスまたはマシンにおいて当てはまる。従来型の較正技術は単にこれらのアプリケーションに対して十分ではない。
歴史的に、機械スピニング・マスジャイロスコープに関して、「車輪速度変調」と呼ばれる較正の代替的な方法が実験対象であった。「車輪速度変調」は、ケース回転が無い状態で方位決定を提供することの実証に成功し、ドリフト誤差をある程度最小化するためのランプ境界を提供した。「車輪速度変調」該動作は、ジャイロスコープ角度モーメントの規模と無関係な機構により生成された機械ジャイロスコープのスピニング・マスに適用される異なるトルクに基づく。当該スピニング・ジャイロスコープ・マスの速度およびモーメントを変調することで、当該機械ジャイロスコープのドリフトを決定するために使用できるジャイロスコープの出力に基づいてバイアスを決定することができる。2つの異なるトルク測定値が同時に求められると、定数であるバイアス変形を決定することができる。当該定数のバイアス変形は、角速度入力の現場導出値を可能とする。
しかし、研究室における「車輪速度変調」の成功にもかかわらず、この技術は現実的でないかもしれない。機械ジャイロスコープにおけるスピニング・マスの速度の変調に対応するために、「車輪速度変調」の方法は相対的に低速である。なぜならば、機械ジャイロスコープのスピニング・マスに適用される差分トルクが所望の車輪速度変調をもたらすのには時間がかかるからである。また、機械ジャイロスコープのスピニング・マスの速度を変調する際の反復可能性という課題があり、これは「車輪速度変調」の広範囲の展開を非現実的なものとする。
本開示の1つまたは複数の態様によれば、第1の電圧入力をコリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給するステップと、第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給するステップであって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、ステップと、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に起因する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差分を検出するステップと、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを応答および補正項における差の関数として決定するステップとを含む方法を提供する。
本開示の1つまたは複数の態様によれば、コリオリ振動ジャイロスコープと、第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給し、第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給するように構成された電圧入力供給器であって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、電圧入力供給器と、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に起因する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差分を検出して、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを、応答および補正項における差の関数として決定するように構成されたコントローラとを備えるシステムを提供する。
本開示の1つまたは複数の態様によれば、コリオリ振動ジャイロスコープに対する第1のバイアス電圧での第1の電圧入力および第2のバイアス電圧での第2の電圧入力に対するスケール・ファクタを決定するステップと、第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第1の応答を検出するステップと、第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第2の応答を検出するステップと、第1の応答および第2の応答の差分、第1の電圧入力および第2の電圧入力に対する当該スケール・ファクタ、および当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを用いて、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの差分の関数を表す補正項を決定するステップとを含む方法を提供する。
このように本開示の例を一般的な言葉で説明したので、次に添付図面を参照する。添付図面は必ずしも正しい縮尺では描かれておらず、同じ参照番号は幾つかの図面にわたって同一のまたは同様な部分を示す。
本開示の1つまたは複数の態様に従うコリオリ振動ジャイロスコープシステムのブロック図である。 本開示の1つまたは複数の態様に従うコリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを計算するための例示的な流れ図である。 本開示の1つまたは複数の態様に従うコリオリ振動ジャイロスコープの補正項を計算するための例示的な流れ図である。 本開示の1つまたは複数の態様に従う航空宇宙のビークルの略図である。
以下の説明では、当該開示された概念の徹底的な理解を提供するために多数の特定の詳細が説明されている。当該概念を、これらの特定の一部または全部なしに実施してもよい。他のインスタンスでは、既知のデバイスおよび/またはプロセスの詳細は、本開示を不必要に不明瞭するのを回避するために省略されている。幾つかの概念を特定の例と関連して説明するが、これらの例は限定を意図しないことは理解される。
本明細書での「1例」または「1態様」への言及は、当該例または態様と関連して説明された1つまたは複数の特徴、構造、または特徴が少なくとも1つの実装に含まれることを意味する。本明細書の様々な場所における「1例」または「1態様」というフレーズは、同一の例または態様を参照してもよいししなくてもよい。
特に断らない限り、「第1の」、「第2の」、「第3の」等の用語はラベルとして使用されるにすぎず、序数的、位置的、または階層的な要件を、これらの用語が参照するアイテムに課すものではない。さらに、例えば、「第2の」アイテムへの言及は、例えば、「第1の」またはより低い番号のアイテム、および/または、例えば、「第3の」またはより高い番号のアイテムの存在を要求または除外するものではない。
図1を参照すると、コリオリ振動ジャイロスコープ(CVG)システム100が示されている。本開示の諸態様は、当該CVGに対する当該スケール・ファクタ(複数可)が崩壊しているかまたはジャイロスコープのドリフトが発生している場合のコリオリ振動ジャイロスコープの回転速度を決定するためのシステムを提供し、これは上述の従来のジャイロスコープ較正方法の欠点を解決する。1態様では、CVGシステム100は、CVG支持物105に接続されたコリオリ振動ジャイロスコープ101、電圧入力供給器102、電圧検出器103、およびコントローラ104を含む。1態様では、CVG101は半球共振器ジャイロスコープである。しかし、他の態様では、CVG101は、音叉ジャイロスコープ、円筒振動ジャイロスコープ、微小電気機械(MEM)ジャイロスコープ、圧電ジャイロスコープ、またはコリオリ効果の原理で動作する任意の適切なコリオリ振動ジャイロスコープまたは固体ジャイロスコープを含むことができる。
1態様では、電圧入力供給器102はCVG101に接続され、第1の電圧をCVG101に第1のバイアス電圧Pで供給し、第2の電圧入力をCVG101に第2のバイアス電圧P’で供給するように構成される。第2のバイアス電圧P’は第1のバイアス電圧Pと異なる。1態様では、電圧入力供給器102により供給される第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’はそれぞれ、CVG101の異なる、それぞれの予め決定されたスケール・ファクタS、S’に関連付けられる。1態様では、例えばP’=P/S’である。
1態様では、CVG101は、第1のバイアス電圧Pに応答して第1の応答Vを(電圧出力の形態で)出力し、第2のバイアス電圧P’に応答して第2の応答V’を(異なる電圧出力の形態で)出力するように構成される。1態様では、CVG101により出力された第1の応答Vおよび第2の応答V’の各々は電圧検出器103により検出され、電圧検出器103はコントローラ104と通信する。1態様では、電圧検出器103はスタンドアロンのセンサである。しかし、他の態様では、電圧検出器103は(図1の点線で示すように)コントローラ104の一部である。1態様では、コントローラ104は(電圧検出器103と関連して)、それぞれ第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に起因するCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’の差分を検出し決定するように構成される。1態様では、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に起因するCVG101の第1の応答V、および第2の応答V’の差は、コントローラ104(および電圧検出器103)により決定されるように、第1のバイアス電圧Pでの第1の応答Vから第2のバイアス電圧P’での第2の応答V’へのCVG101の電圧出力の変化として表される。CVG101の電圧出力のこの変化は、CVG101への共通電圧入力に対する第1の応答Vに対応する第1のスケール・ファクタSおよび第2の応答V’に対応する第2のスケール・ファクタSを提供する。1態様では、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に対するCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’の差は定数である。
1態様では、コントローラ104はまた、第1の応答Vおよび第2の応答V’における差ならびに補正項Cの関数としてCVG101のジャイロ・レートΩを決定するように構成される。CVG101のジャイロ・レートΩはCVG101の回転率であり、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’でのCVG101のスケール・ファクタS、S’と独立である。補正項Cは、第1のおよび第2の応答VおよびV’および第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’でのCVG101の初期入力速度に基づく予め決定された定数値である。
1態様では、CVG101の動作の間に、CVG101のバイアス(例えば、入力慣性率がゼロであるときの非零ジャイロ・レートΩ)および第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’は、CVG101、温度または環境変化または他の因子の拡張された利用を含む幾つかの因子に起因してドリフトしてもよい。1態様では、コントローラ104は、第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’に付与されたドリフトおよびCVG101のバイアスと独立に、CVG101のジャイロ・レートΩおよび補正項Cを決定するように構成される。1態様では、コントローラ104は、以下で導出されるモデルにより当該ジャイロ・レートおよび補正項Cを決定するように構成される。
1態様では、以下で表すように、コリオリ振動ジャイロスコープに対する閉ループスケール・ファクタに対するIEEE標準的1431-2004モデルを考える。
式:SV=[ω+D][1+10-6εk]-1
Sは電圧出力に対するスケール・ファクタ(例えば、スケール・ファクタSおよびS’)であり、Vはボルトでの電圧出力(例えば、第1の応答Vおよび第2の応答V’)であり、Dはドリフト速度(°/h)であり、εkはスケール・ファクタ誤差(ppm)であり、ωは当該慣性入力(°/h)である。
1態様では、式1を
式2:V=Ω+Df
と一般化することができる。Dfは、例えば、予め決定されたバイアス電圧Pに応答する予め決定された電圧出力Vでの、CVG101の機器バイアスを表す。1態様では、式2は機械ジャイロスコープに対するモデルと類似である。即ち、
式3:T=H*Ω+Df
である。Tはトルクを表す。
1態様では、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’がCVG101に印加されると、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に対して生ずるCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’を、上述された式2に基づく2つの異なる式4および式5として表すことができる。
式4:V0=Ω+Df
式5:V0’=Ω+D’f
Dfは、第1のバイアス電圧Pに応答した第1の応答VでのCVG101の機器バイアスを表し、D’fは、第2のバイアス電圧P’に応答した第2の応答V’での機器バイアスを表し、補正項Cを、
式6:Df-D’f=C
と定義することができる。
補正項Cは、式6で説明したように、現場または工場で較正された定数である。式4および式5がジャイロ・レートΩに対して共に解かれたとき、式6が与えられると、式7および式8が導出され、これによりコントローラ104はCVG101に対するジャイロ・レートΩを決定することができる。
式7:Ω=(V0-V0’-C)/2
ここで、(V0-V0’-C)は半スケール・ファクタ変化のために2で除されている。
式7のより一般的な形式を式8として表すことができる。
Figure 0007010656000001
スケール・ファクタの変化は定数であり、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、Vは第1のバイアス電圧Pでの第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧P’での第2の応答であり、Cは補正項である。1態様では、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に対するCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’の間の差分は定数である。1態様では、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に対するCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’を所与とし、第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’を所与として式8を適用することによって、コントローラ104は、CVG101のジャイロ・レートΩを、第1のスケール・ファクタSの較正および第2のスケール・ファクタS’の較正と独立に決定することができる。CVG101の時間依存機器バイアスは第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’を均等にシフトさせる。
1態様では、第1のスケール・ファクタSの較正および第2のスケール・ファクタS’の較正およびCVG101の時間依存機器バイアスと独立にジャイロ・レートΩを取得できることを示すために、例示的な目的のためにのみ以下の例が提供される。以下で提供する全ての番号および図面は例示的な目的のためにすぎない。
第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’があり、入力ジャイロ・レートΩが与えられ、
Figure 0007010656000002
であり、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’はそれぞれ例えば、
Figure 0007010656000003
の第1のスケール・ファクタSおよび例えば、
Figure 0007010656000004
の第2のスケール・ファクタS’を有し、入力ジャイロ・レートΩは例えば、
Figure 0007010656000005
(CVG101の予期されるパルス速度出力または出力ジャイロ・レートΩ’である)であると仮定すると、Pは例えば160/1であり、P’は例えば160/0.4である。したがって、P*S=160およびP’*S’=160である。第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’にそれらのそれぞれのスケール・ファクタS、S’を乗ずる場合、当該予期されるジャイロ・レートΩは両方に対して
Figure 0007010656000006
である。
*S=(160/1)*1=160
’*S’=(160/0.4)*0.4=160
時間依存機器バイアスBおよびB’が当該計算に導入された場合、第1の応答Vおよび第2の応答V’に対応する測定された電圧出力M、Mはそれぞれもはや160に等しくない。
例示的な第1の機器バイアス
Figure 0007010656000007
および例示的な第2の機器バイアス
Figure 0007010656000008
が与えられると、
=(P+B)*S=165
=(P’+B’)*S’=161.2
である。上で示すように、式4および式5を知り、式6が与えられると、第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’を、
=P+B=165
’=P’+B’=403
と表すことができる。
第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’を式6に適用することによって、補正項Cを導出することができる。
C=B-B’=2
第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’およびスケール・ファクタS、S’および当該補正項の例示的な値を適用することによって、出力ジャイロ・レートΩ’をコントローラ104により、
Figure 0007010656000009
と決定することができる。
したがって、出力ジャイロ・レートΩ’は入力ジャイロ・レートΩと同一であり、第1のスケール・ファクタSの較正、第2のスケール・ファクタS’の較正およびCVG101の時間依存機器バイアス(例えば、B0、B0’)と独立に式8から決定されることができる。
したがって別の態様では、別の例が以下で例示的な目的で提供される。以下で提示する全ての番号および図面例示的な目的のためにすぎない。
第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’があり、
Figure 0007010656000010
の入力ジャイロ・レートΩが与えられ、
Figure 0007010656000011
であり、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’はそれぞれ例えば、
Figure 0007010656000012
の第1のスケール・ファクタSおよび、例えば、
Figure 0007010656000013
の第2のスケール・ファクタS’を有すると仮定すると、Pは例えば、100/1.5(または約66.667)であり、P’は例えば100/3(または約33.333)である。上述のように第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’にそれらのそれぞれのスケール・ファクタS、S’を乗ずる場合、予期されるジャイロ・レートΩは両方に対して
Figure 0007010656000014
である。
第1のバイアス電圧Pに対して
Figure 0007010656000015
のバイアスBおよび第2のバイアス電圧P’に対してバイアスB’のような例示的な第1のおよび第2の機器バイアスが提供され、導入されるとき、第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’を
=P+B=66.667+0.9=67.567
’=P’+B’=33.333+1.1=34.433
のように計算することができる。
第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’を式6に適用することによって、補正項Cを導出することができる。
C=B0-B0’=0.9-1.1=-0.2
第1の電圧応答Vおよび第2の電圧応答V’、スケール・ファクタS、S’および当該補正項の例示的な値を適用することによって、出力ジャイロ・レートΩ’をコントローラ104により、
Figure 0007010656000016
と決定することができる
再度、出力ジャイロ・レートΩ’は入力ジャイロ・レートΩと同一であり、第1のスケール・ファクタSの較正、第2のスケール・ファクタの較正S’およびCVG101の時間依存機器バイアス(例えば、B0、B0’)と独立に式8から決定されることができる。
図2を参照すると、ジャイロ・レートΩを決定する方法が示されている。ブロック201で、第1の電圧入力が、電圧入力供給器102により第1のバイアス電圧でCVG101に印加される。ブロック202で、第2の電圧入力が、電圧入力供給器102により第2のバイアス電圧でCVG101に印加される。以前に示したように、第1の電圧入力および第2の電圧入力は互いに異なる。
ブロック203で、コントローラ104(および電圧検出器103)は、第1のバイアス電圧Pおよび第2のバイアス電圧P’に対するCVG101の第1の応答Vおよび第2の応答V’の差分を検出するように構成される。1態様では、CVG101の応答における差は、第1のバイアス電圧Pでの第1の電圧出力(例えば、第1の応答V)から第2のバイアス電圧P’での第2の電圧出力(例えば、第2の応答V’)へのCVG101の電圧出力の変化として表され、CVG101への共通電圧入力に対する、第1の応答Vに対応する第1のスケール・ファクタSおよび第2の応答V’対応する第2のスケール・ファクタS’を提供する。1態様では、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対するCVG101の応答における差は定数である。ブロック204で、当該コントローラは、上で提供した式1を用いて、第1の応答Vおよび第2の応答V’における差および補正項Cの関数としてCVG101のジャイロ・レートΩを決定するように構成される。1態様では、第1のバイアス電圧Pに応答したCVG101による第1の応答Vおよび第2のバイアス電圧P’に応答した第2の応答V’および補正項Cは、第1の応答Vおよび第2の応答V’に応答する時間依存機器バイアスの和を表す。さらに、1態様では、ジャイロ・レートΩはCVG101のスケール・ファクタと独立に決定される。1態様では、コントローラ104はさらに、第1の応答Vおよび第2の応答V’における差および補正項Cの関数として、第1のスケール・ファクタの較正Sおよび第2のスケール・ファクタの較正S’と独立に、CVG101のジャイロ・レートを決定する。当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’を均等にシフトさせる。
図3を参照すると、補正項Cを決定する方法が示されている。ブロック301で、コントローラ104は、CVG101に対する第1のバイアス電圧Pでの第1の電圧入力および第2のバイアス電圧P’での第2の電圧入力に対するスケール・ファクタS、S’を決定する。1態様では、これはコントローラ104に既知であるかまたは事前に計算されている。ブロック302で、電圧入力供給器102は第1の電圧入力をCVG101に第1のバイアス電圧Pで提供する。コントローラ104および電圧検出器103は、第1の電圧入力に応答してCVG101の第1の応答Vを検出する。
ブロック303で、電圧入力供給器102は、第2の電圧入力をCVG101に第2のバイアス電圧P’で提供する。コントローラ104および電圧検出器103は、第2の電圧入力に応答してCVG101の第2の応答V’を検出する。ブロック304で、当該コントローラは、第1の応答Vおよび第2の応答V’の差分、第1の電圧入力および第2の電圧入力に対して計算されたスケール・ファクタS、S’、およびCVG101のジャイロ・レートΩを使用して、第1の応答および第2の応答における時間依存機器バイアスの差分の関数を表す補正項Cを決定する。補正項Cを計算するためのモデルを以下のように導出してもよい。1態様では、コントローラ104は上述の式1に基づいて補正項Cを決定する。式1を式8に書き換えることができ、式8は補正項Cを
Figure 0007010656000017
のように表す。
ジャイロ・レートΩは、第1のスケール・ファクタSの較正および第2のスケール・ファクタの較正S’と独立にコントローラ104により決定される。時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’を均等にシフトさせる。ジャイロ・レートΩは第1のスケール・ファクタSおよび第2のスケール・ファクタS’の較正と独立なので、CVG101のドリフトは崩壊した第1のスケール・ファクタおよび崩壊した第2のスケール・ファクタと独立に決定されることができる。
図1および4に示すように、1態様では、CVGシステム100は、予め決定された移動経路または軌道に沿ってビークル10を誘導するためにビークル10に組み込まれる(以下でさらに詳細に説明する)。1態様では、CVGシステム100はビークル10のナビゲーション・システム15の一部である。ここで、ビークル10は、ナビゲーション・システム15およびCVGシステム100を使用して、ビークル10を第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される。ビークル10は例示的な目的のため航空宇宙のビークルとして表されているが、他の態様では、ビークル10はまた、海中ビークル、自動車ビークル、水陸両用ビークルまたは任意の他の適切なビークルであってもよい。さらに他の態様では、ビークル10はまた、自動運転および自己平衡型ビークルのような遠隔制御されたクアッドコプタまたは自律または準自律ビークルのような消費者電子ビークルを含んでもよい。1態様では、ナビゲーション・システム15はジャイロスコープであることができるが、他の態様では、ナビゲーション・システム15はCVGシステム100を、より大きなナビゲーション・システム(例えば、全地球測位システムナビゲーション・システム)のコンポーネントとして備える。1態様では、ビークル10はまた、図4で示すように、航空宇宙のビークルコントローラ401、推進システム402、制御面403および例えば、CVGシステム100の電圧入力供給器102に電力を提供する電源404を備える。1態様では、コントローラ104は、ナビゲーション・システム15に対するコントローラの一部であるか、または、ビークル10に対する航空宇宙のビークルコントローラ401の一部である。さらに他の態様では、コントローラ104は、ナビゲーション・システム15に対する当該コントローラまたはビークル10に対する航空宇宙のビークルコントローラ401と通信する。1態様では、ナビゲーション・システム15およびCVGシステム100は、航空宇宙のビークルコントローラ401と通信し、航空宇宙のビークルコントローラ401は、推進システム402および制御面403と通信する。1態様では、航空宇宙のビークルコントローラ401は、ナビゲーション・システム15およびCVGシステム100からのフィードバックを使用して、推進システム402および制御面403の動作を制御し、飛行中のビークル10の軌道を制御するように構成される。他の態様では、航空宇宙のビークルコントローラ401はまた、制御面403および推進システム402からのフィードバックをナビゲーション・システム15およびCVGシステム100に飛行中に提供して、コースに対する補正または調節を提供するように構成される。さらに他の態様では、本明細書で説明したナビゲーション・システム15およびCVGシステム100は、(点線で示すように)航空宇宙のビークルコントローラ401の一部であり、推進システム402および/または制御面403と直接通信する。さらに他の態様では、ナビゲーション・システム15およびCVGシステム100は当該推進システムおよび/または制御面403と直接通信する。任意数の他のシステムを含めてもよい。本発明の原理を、例えば、パーソナル電子(全地球測位システム受信機またはスマートフォン)を含む他の業界に適用してもよい。
1つまたは複数の本開示の諸態様に従って、以下が提供される。
A1:第1の電圧入力をコリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給するステップと、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給するステップであって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、ステップと、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出するステップと、
当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを応答および補正項における差の関数として決定するステップと、
を含む、方法。
A2:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項A1に記載の方法。
A3:当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートは当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定される、項A1に記載の方法。
A4:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項A1に記載の方法。
A5:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項A1に記載の方法。
A6:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000018
から決定され
は第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項A5に記載の方法。
A7:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、請求項A6に記載の方法。
A8:当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、応答および当該補正項の当該差の関数として決定し続けるステップであって、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、ステップをさらに含む、項A5に記載の方法。
A9:ビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするステップをさらに含む、項A1に記載の方法。
B1:コリオリ振動ジャイロスコープと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給し、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給する
ように構成された電圧入力供給器であって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、電圧入力供給器と、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出し、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを、応答および補正項における差の関数として決定するように構成されたコントローラと、
を備える、ナビゲーション・システム。
B2:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項B1に記載のナビゲーション・システム。
B3:当該コントローラは、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定するように構成される、項B1に記載のナビゲーション・システム。
B4:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項B1に記載のナビゲーション・システム。
B5:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項B1に記載のナビゲーション・システム。
B6:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000019
から決定され、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項B5に記載のナビゲーション・システム。
B7:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、項B6に記載のナビゲーション・システム。
B8:当該コントローラは、応答および当該補正項の当該差の関数として、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを決定し続けるように構成され、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、項B5に記載のナビゲーション・システム。
B9:当該コントローラはビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される、項B1に記載のナビゲーション・システム。
C1:コリオリ振動ジャイロスコープと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給し、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給する
ように構成された電圧入力供給器であって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、電圧入力供給器と、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出し、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを、応答および補正項における差の関数として決定するように構成されたコントローラと、
を備えたナビゲーション・システムと、
を備える、ビークル。
C2:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項C1に記載のビークル。
C3:当該コントローラは、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定するように構成される、項C1に記載のビークル。
C4:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項C1に記載のビークル。
C5:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項C1に記載のビークル。
C6:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000020
から決定され、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項C5に記載のビークル。
C7:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、項C6に記載のビークル。
C8:当該コントローラは、応答および当該補正項の当該差の関数として、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを決定し続けるように構成され、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、項C5に記載のビークル。
C9:当該コントローラは当該ビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される、項C1に記載のビークル。
D1:コリオリ振動ジャイロスコープと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給し、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給する
ように構成された電圧入力供給器であって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、電圧入力供給器と、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出し、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを、応答および補正項における差の関数として決定するように構成されたコントローラと、
を備える、システム。
D2:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項D1に記載のシステム。
D3:当該コントローラは、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定するように構成される、項D1に記載のシステム。
D4:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項D1に記載のシステム。
D5:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項D1に記載のシステム。
D6:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000021
から決定され、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項D5に記載のシステム。
D7:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、項D6に記載のシステム。
D8:当該コントローラは、応答および当該補正項の当該差の関数として、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを決定し続けるように構成され、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、項D5に記載のシステム。
D9:当該コントローラはビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される、項D1に記載のシステム。
E1:コリオリ振動ジャイロスコープに対する第1のバイアス電圧での第1の電圧入力および第2のバイアス電圧での第2の電圧入力に対するスケール・ファクタを決定するステップと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第1の応答を検出するステップと、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第2の応答を検出するステップと、
第1の応答および第2の応答の差分、第1の電圧入力および第2の電圧入力に対する当該スケール・ファクタおよび当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを用いて、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの差分の関数を表す補正項を決定するステップと、
を含む、方法。
E2:当該補正項(C)は式
Figure 0007010656000022
から決定され、Sは第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタであり、S’は第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、請求項E5に記載の方法。
さらに、本開示は以下の項に従う実施形態を含む。
項1:第1の電圧入力をコリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給するステップと、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給するステップであって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、ステップと、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出するステップと、
当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを応答および補正項における差の関数として決定するステップと、
を含む、方法。
項2:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項1に記載の方法。
項3:当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートは当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定される、項1または2に記載の方法。
項4:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
項5:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項1乃至4の何れか1項に記載の方法。
項6:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000023
から決定され、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項5に記載の方法。
項7:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、項6に記載の方法。
項8:当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、応答および当該補正項の当該差の関数として決定し続けるステップであって、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、ステップをさらに含む、項5乃至6の何れか1項に記載の方法。
項9:ビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするステップをさらに含む、項1乃至8の何れか1項に記載の方法。
項10:コリオリ振動ジャイロスコープと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で供給し、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で供給する
ように構成された電圧入力供給器であって、第2のバイアス電圧は第1のバイアス電圧と異なる、電圧入力供給器と、
当該コリオリ振動ジャイロスコープの、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する応答における差分を検出し、当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを、応答および補正項における差の関数として決定するように構成されたコントローラと、
を備える、システム。
項11:当該コリオリ振動ジャイロスコープは、第1のバイアス電圧に応答して第1の応答を出力し、第2のバイアス電圧に応答して第2の応答を出力し、当該補正項は、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの和を表す、項10に記載のシステム。
項12:当該コントローラは、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを、当該コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタと独立に決定するように構成される、項10乃至11の何れか1項に記載のシステム。
項13:当該補正項は、第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧での当該コリオリ振動ジャイロスコープの初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、項10乃至12の何れか1項に記載のシステム。
項14:第1のバイアス電圧での第1の応答から第2のバイアス電圧での第2の応答への当該コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力における変化は、当該コリオリ振動ジャイロスコープへの共通電圧入力に対する第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタおよび第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタを提供する、項10乃至13の何れか1項に記載のシステム。
項15:当該ジャイロ・レート(Ω)は式
Figure 0007010656000024
から決定され、Sは第1のスケール・ファクタであり、S’は第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項14に記載のシステム。
項16:第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における当該差は定数である、項15に記載のシステム。
項17:当該コントローラは、応答および当該補正項の当該差の関数として、第1のスケール・ファクタの較正および第2のスケール・ファクタの較正と独立に、当該コリオリ振動ジャイロスコープの当該ジャイロ・レートを決定し続けるように構成され、当該時間依存機器バイアスは、第1のスケール・ファクタおよび第2のスケール・ファクタを均等にシフトさせる、項14乃至16の何れか1項に記載のシステム。
項18:当該コントローラはビークルを当該コリオリ振動ジャイロスコープで第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される、項10乃至17の何れか1項に記載のシステム。
項19:コリオリ振動ジャイロスコープに対する第1のバイアス電圧での第1の電圧入力および第2のバイアス電圧での第2の電圧入力に対するスケール・ファクタを決定するステップと、
第1の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第1のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第1の応答を検出するステップと、
第2の電圧入力を当該コリオリ振動ジャイロスコープに第2のバイアス電圧で提供し、当該コリオリ振動ジャイロスコープの第2の応答を検出するステップと、
第1の応答および第2の応答の差分、第1の電圧入力および第2の電圧入力に対する当該スケール・ファクタおよび当該コリオリ振動ジャイロスコープのジャイロ・レートを用いて、第1の応答および第2の応答における当該時間依存機器バイアスの差分の関数を表す補正項を決定するステップと、
を含む、方法。
項20:当該補正項(C)は式
Figure 0007010656000025
から決定され、Sは第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタであり、S’は第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタであり、(1/S)-(1/S’)は第1のバイアス電圧および第2のバイアス電圧に対する当該コリオリ振動ジャイロスコープの応答における差であり、Vは第1のバイアス電圧での第1の応答であり、V’は第2のバイアス電圧での第2の応答であり、Cは補正項である、項19に記載の方法。
多数のコンポーネント、特徴、および機能を含むシステムおよび方法の異なる例および態様を本明細書で開示した。本明細書で開示したシステムおよび方法の様々な例および態様は、他の例の何れかのコンポーネント、特徴、および機能および本明細書で開示したシステムおよび方法の諸態様の何れかを任意の組合せで含んでもよく、かかる可能性の全ては本開示の趣旨および範囲内にあると意図されていることは理解されるべきである。
本明細書で説明した多くの修正および他の本開示の例は、以上の説明および当該添付図面で提示された教示事項の利益を有する本開示が関係する当業者に想到される。
したがって、本開示は開示された特定の実施形態に限定されず、修正および他の実施形態は添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれると意図されていることは理解される。さらに、以上の説明および当該添付図面は要素および/または機能の特定の例示的な組合せの文脈で例示的な実施形態を説明するが、要素および/または機能の異なる組合せは添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく代替的な実装により提供されてもよいことは理解されるべきである。
102 電力入力供給器
103 電圧
104 コントローラ

Claims (16)

  1. 第1の電圧入力をコリオリ振動ジャイロスコープ(101)に第1のバイアス電圧(P)で供給するステップと、
    第2の電圧入力を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)に第2のバイアス電圧(P’)で供給するステップであって、前記第2のバイアス電圧(P’)は前記第1のバイアス電圧(P)と異なる、ステップと、
    前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)が、前記第1のバイアス電圧(P )に応答して第1の応答(V )および前記第2のバイアス電圧(P ’)に応答して第2の応答(V ’)を出力するステップと、
    前記第1のバイアス電圧(P)および前記第2のバイアス電圧(P’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における差を検出するステップと、
    前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)のジャイロ・レート(Ω)を応答および補正項(C)の差の関数として決定するステップであって、前記補正項(C)は、前記第1の応答(V )および前記第2の応答(V ’)における時間依存機器バイアスの和を表す、ステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の前記ジャイロ・レート(Ω)は前記コリオリ振動ジャイロスコープのスケール・ファクタ(101)と独立に決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記補正項(C)は、前記第1のバイアス電圧(P)および前記第2のバイアス電圧(P’)での前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のバイアス電圧(P’)での第2の応答への前記第1のバイアス電圧(P)での第1の応答からの前記コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力(101)における変化は、共通電圧入力に対する前記第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタ(S)および前記第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタ(S’)を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)に提供する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記ジャイロ・レート(Ω)は式
    Figure 0007010656000026
    から決定され、
    は前記第1のスケール・ファクタ(S )であり、S ’は前記第2のスケール・ファクタ(S ’)であり、(1/S )-(1/S ’)は前記第1のバイアス電圧(P )および前記第2のバイアス電圧(P ’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における差であり、V は前記第1のバイアス電圧(P )での前記第1の応答であり、V ’は前記第2のバイアス電圧(P ’)での前記第2の応答であり、Cは前記補正項(C)である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のバイアス電圧(P )および前記第2のバイアス電圧(P ’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における前記差は定数である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の前記ジャイロ・レート(Ω)を、応答および前記補正項の差の関数として、前記第1のスケール・ファクタ(S)の較正および前記第2のスケール・ファクタの較正(S’)と独立に決定するのを継続するステップであって、前記時間依存機器バイアスは前記第1のスケール・ファクタ(S)および前記第2のスケール・ファクタ(S’)を均等にシフトさせる、ステップをさらに含む、請求項4乃至6の何れか1項に記載の方法。
  8. ビークル(10)を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)で第1の位置から第2の位置にナビゲートするステップをさらに含む、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  9. 第1の電圧入力をコリオリ振動ジャイロスコープ(101)に第1のバイアス電圧(P)で供給し、
    第2の電圧入力を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)に第2のバイアス電圧(P’)で供給する
    ように構成された電圧入力供給器(102)であって、前記第2のバイアス電圧(P’)は前記第1のバイアス電圧(P)と異なる、電圧入力供給器(102)と、
    前記第1のバイアス電圧(P )に応答して第1の応答(V )および前記第2のバイアス電圧(P ’)に応答して第2の応答(V ’)を出力するように構成された前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)と、
    前記第1のバイアス電圧(P)および前記第2のバイアス電圧(P’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における差を検出し、前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)のジャイロ・レート(Ω)を応答および補正項(C)の差の関数として決定するように構成されたコントローラ(104)であって、前記補正項(C)は、前記第1の応答(V )および前記第2の応答(V ’)における時間依存機器バイアスの和を表す、コントローラ(104)と、
    を備える、システム(100)
  10. 前記コントローラ(104)は、前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の前記ジャイロ・レート(Ω)を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)のスケール・ファクタと独立に決定するように構成される、請求項に記載のシステム(100)。
  11. 前記補正項(C)は、前記第1のバイアス電圧(P)および前記第2のバイアス電圧(P’)での前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の初期電圧出力および初期入力速度に基づく予め決定された定数値である、請求項9または10の何れか1項に記載のシステム(100)。
  12. 前記第1のバイアス電圧(P)での第1の応答から前記第2のバイアス電圧(P’)での第2の応答への前記コリオリ振動ジャイロスコープの電圧出力(101)における変化は、前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)への共通電圧入力に対する前記第1の応答に対応する第1のスケール・ファクタ(S)および前記第2の応答に対応する第2のスケール・ファクタ(S’)を提供する、請求項乃至11の何れか1項に記載のシステム(100)。
  13. 前記ジャイロ・レート(Ω)は式
    Figure 0007010656000027
    から決定され、
    は前記第1のスケール・ファクタ(であり、S’は前記第2のスケール・ファクタ(S’)であり、(1/S)-(1/S’)は前記第1のバイアス電圧(P)および前記第2のバイアス電圧(P’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における差であり、Vは前記第1のバイアス電圧(P)での前記第1の応答であり、V’は前記第2のバイアス電圧(P’)での前記第2の応答であり、Cは前記補正項(C)である、請求項12に記載のシステム(100)。
  14. 前記第1のバイアス電圧(P )および前記第2のバイアス電圧(P ’)に対する前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の応答における前記差は定数である、請求項13に記載のシステム(100)。
  15. 前記コントローラ(104)は、前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)の前記ジャイロ・レート(Ω)を、応答および前記補正項(C)の差の関数として、前記第1のスケール・ファクタ(S)の較正および前記第2のスケール・ファクタ(S’)の較正と独立に決定するのを継続するように構成され、前記時間依存機器バイアスは、前記第1のスケール・ファクタ(S)および前記第2のスケール・ファクタ(S’)を均等にシフトさせる、請求項12乃至14の何れか1項に記載のシステム(100)。
  16. 前記コントローラ(104)はビークル(10)を前記コリオリ振動ジャイロスコープ(101)で第1の位置から第2の位置にナビゲートするように構成される、請求項9乃至15の何れか1項に記載のシステム(100)。
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