JP7009585B2 - その粘度に基づく母材または管引抜のための機器及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般に、ガラス母材または管を加工すること、特に、母材または管の粘度を制御することに関するものであり、母材または管は、母材または管に加えられる保持力を測定かつ計算することによって引き抜かれる。
光学母材、石英ガラス管、またはロッドは、下端が軟化し、ストランドを形成し始めるように、石英ガラス部材(たとえば、シリンダ、インゴット、または、シリンダ内に挿入されるコアロッドを有するつぶれていないロッドインシリンダ(RIC)アセンブリ)を縦向きの加熱帯に導入することによって製作される。次いで、ストランドは、引張装置、たとえば1つまたは複数の組の引張ホイールを含む装置に配置される。ストランドの引き抜きの速度は、引張ホイールの速度によって制御され、それは、形成帯温度または粘度、及びホイールによって支持されるストランドの重量に依存する下向き力または上向き力を加えてもよい。
繰り返し可能な製造プロセスを実現するために、形成帯における(すなわち、加熱帯での、または、加熱帯直下での)石英ガラス部材の粘度を、所定の母材または管寸法、スループット、及び部材形状のために制御しなければならない。炉温があまりに高いまたはあまりに低い(すなわち、ガラス粘度があまりに低いまたはあまりに高い)とき、コアロッドガラスは、光ファイバの用途に対して歪んだ許容できない導波路になるオーバークラッドガラスとは異なる速度で流れるため、これは特に、つぶれていないRICアセンブリからの母材引き抜きに適している。たとえば、ガラスが2000℃まで加熱されるとき、+/-10℃の変化は、粘度に大きな影響を与える。母材または管引抜を制御する現在の技術は、加熱帯より上のガラス温度、加熱帯より下のガラス温度、及び/または、加熱要素の外面の温度を測定する光高温計の使用を含む。しかしながら、測定される高温計温度は、高温計の観測におけるばらつき、高温計管上の障害、高温計レンズの清浄度、または、センサ自体の較正及び変動などの差異のために大きく変化する可能性があるため、母材または管引抜を制御する温度に基づく方法は信頼できない。粘度は温度と指数関係がある(たとえば、いくつかの場合においては、30℃の温度変化が200%の粘度変化をもたらす可能性がある)ため、測定温度における小さな誤差さえ、粘度、したがって形成挙動における大きなばらつきとなる。そのため、有効粘度、したがってより正確な絶対引抜温度を求めて、次いでそれを使用して母材または管引抜を制御することが望まれる。
本発明は、ガラス母材または管の加工プロセスの形成領域の有効粘度を求めるための方法を提供する。加工プロセスの間、バルクガラス部材は加熱され、ストランドがバルクガラス部材から引き抜かれる。引張装置は、上向き力または下向き力をストランドに加えることによってストランドを引き抜く速度を制御するために使用される。本発明はさらに、ある温度で形成領域におけるバルクガラス部材を加熱することと、形成領域でバルクガラス部材からストランドを引き抜くことと、ストランドをバルクガラス部材から引き抜く速度を制御するために引張装置を使用することと、軟化領域によって加えられる保持力を計算することと、保持力が形成領域の所望の粘度に基づく所望の保持力と等しいかどうかを判定することと、保持力が所望の保持力と等しくない場合に形成領域の温度を調整することとを含む、ガラスの細長い部材を製作する方法を提供する。本方法において、粘度は、バルクガラス部材によってストランドに加えられる保持力を計算することと、保持力を形成領域の粘度と関連付けることとによって測定される。
いくつかの実施形態において、保持力は、ストランドに加えられる重力を求めることと、引張装置によってストランドに加えられる引張力を求めることと、重力及び引張力に基づきバルクガラス部材によってストランドに加えられる保持力を計算することとによって計算される。保持力と、引張力と、重力との合計はゼロに等しい(一定の引抜速度で加速度がなく、したがって、ストランド上の正味の力がゼロであるため)。
いくつかの他の実施形態において、保持力は、加熱領域と引張装置との間の点でストランドの応力誘起複屈折を測定することと、測定された応力誘起複屈折に対応する点でストランドに加えられる力の量を求めることと、加熱領域とその点との間でストランドの重量の重力効果に対する力の量を補正することによって保持力を計算することとによって計算される。
形成領域の粘度に基づいて母材または管引抜を制御するための機器は、形成帯のすぐ上の、バルクガラス部材を加熱するための加熱帯と、引張装置によってストランドに加えられる力を求めるためのシステムと、ストランドの重量を求めるためのシステムとを含む。1つの実施形態において、引張装置によってストランドに加えられる力を求めるためのシステムは、引張装置のモータに印加される電圧を測定するための電圧計であり、ここで、電圧は引張装置によってストランドに加えられる力によって較正することができる。別の実施形態において、引張装置によってストランドに加えられる力を求めるためのシステムは、引張装置に取り付けられる1つまたは複数のロードセルである。
本発明は、添付の図面とともに読まれるとき、以下の詳細な説明から最も理解される。共通の実施に従って、図面の種々の特徴はスケールによらないことが強調される。逆に、種々の特徴の寸法は、明瞭にするために、任意に拡大または縮小される。以下の図が図面に含まれる。
本発明の実施形態による、ガラス母材または管を形成するための機器の概略図である。 本発明の実施形態による、図1の機器によって形成されるガラスストランドに加えられるさまざまな力を示す図である。 保持力(図3A)が、本発明の実施形態に従って、例示的な母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを示すグラフである。 引張装置力(図3B)が、本発明の実施形態に従って、例示的な母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを示すグラフである。 ストランド長さ(図3C)が、本発明の実施形態に従って、例示的な母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを示すグラフである。 ガラス温度(図3D)が、本発明の実施形態に従って、例示的な母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを示すグラフである。 引抜速度(図3E)が、本発明の実施形態に従って、例示的な母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを示すグラフである。
図1を参照すると、機器10は、バルクガラス部材120(たとえば、ガラスシリンダまたはインゴット)からガラスストランド110を形成するために使用されてもよい。加熱帯200でガラス部材120を加熱することによって、ガラス部材120の下端が軟化し、ストランド110を形成する。ストランド110を、複数の引張ホイール310を駆動するモータ305を含む引張装置300に入れてもよく、ここで、引張ホイール310は下向き力または上向き力のいずれかをストランド110に加え、ガラス部材120からの引き抜きの速度を制御する。下向き力は引き抜きの速度を増大させ、その一方で、上向き力は引き抜きの速度を減少させる。
図2を参照すると、実施形態は、ガラスストランド110上の形成領域210によって与えられる保持力Fを計算することによって形成領域210の粘度を求めるために機器10を採用している。形成領域210の保持力Fの大部分は、溶融ガラスの表面張力からの小さく、比較的一定の寄与を有するガラスの粘度による。粘度の温度に対する指数関数的な依存関係のため、形成領域の小さな絶対温度の変化でさえ、粘度の大きな変化をもたらし、その後、保持力Fの大きな変化をもたらすことがある。したがって、母材または管引抜のために、特に、クラッド対コアの比の最小の変形を必要とする導波路または光ファイバの用途のために、形成領域で保持力Fまたは有効粘度を制御することは、より正確で繊細な方法であり、従来の高温計に基づく温度測定及びその多くの不正確さを有する制御を使用することよりも、製造における高い品質及び歩留りを達成する。保持力Fが形成領域210の所望の粘度に基づく所望の保持力から逸脱する場合、加熱帯に供給する熱を補正して、形成領域210における所望の粘度を達成してもよい。
保持力Fを決定するために、ガラスストランド110に与えられる他のすべての力を考慮しなければならない。つまり、引張装置300によって加えられる引張力F、及び重力F(すなわち、形成領域210より下のストランド110の重量)である。引張力Fは、保持力Fと同方向の上向き力として図2に示されるが、上述のように、引張装置300は、下向き力または上向き力のいずれかをストランド110に加えることができる。そのため、式で使用されるとき、Fは、引張装置300が重力Fの反対方向に上向き力をストランド110に加えるとき正であり、引張装置300が重力Fと同じ方向に下向き力をストランド110に加えるとき負である(定義上、本明細書で負数である)ことが理解されよう。ガラスストランドがゼロ加速度の一定の速さで引き抜かれるため、ストランド110に加えられる正味の力がゼロであり(式1)、保持力は、ストランド110に作用する他の力の代数和の逆として計算されてもよい(式2)。
(1)F+F+F=0
(2)F=-(F+F
したがって、保持力Fは、ストランド110に加えられる重力Fと引張力Fとの代数和を求めることによって計算されてもよい。次いで、保持力Fを計算することによって、形成領域210の有効粘度が求められてもよい。
重力Fは、ストランド110の質量mに重力定数g(たとえば、約-9.81m/s、ここで、負号は重力加速度または重力が下向きであることを示す)を乗じたものを求めることによって計算されてもよい(式4)。ストランド110の質量mは、その断面積Aにストランド110の密度ρを乗じたものに、ストランド110の長さLを乗じたものに等しい(式3)。
(3)m=L×A×ρ
(4)F=m×g=L×A×ρ×g
ストランド110の断面積A及び密度ρは、特定のプロセス及びガラス材料について、一定であり、あらかじめ決められている。いくつかの実施形態において、断面積Aは、ゲージ410、420で求めてもよい、または確認してもよい。例示的な実施形態において、断面積Aは、約1cm~約400cmの範囲でもよい。シリカガラスストランドの密度ρは典型的に、約2.2g/cmである。しかしながら、たとえばシリカ以外の材料から作られるガラスストランドのために、より大きい、そしてより小さい断面積及び密度が明確に意図される。管について、断面積Aは管の中空内部を含まないことに留意されたい(たとえば、外径d及び内径dを有する管については、A=π[(d/2)-(d/2)])。ストランドの長さLは、ストランド110が形成される速度を測定すること、または、追跡システム510(図1)を使用してストランド110の端部115の位置を求めることのいずれかによって、求められる。追跡システム510は、カメラ視覚システム、レーザシステム、または、ストランド110の端部115の垂直位置を求める機械的装置を含んでもよい。図2は、追跡システム510を単一の構成部品のみ含むものとして示すが、追跡システム510は、複数の構成部品、たとえば、ストランド110に沿って垂直に配列される一連のカメラを含んでもよい。
ここで、典型的な母材または管引抜プロセスにおいて、一定の引抜速度(及び、ガラスストランド上のゼロの正味の力)を維持するために、ガラスストランド(L)の長さ及びその重量(F)をどちらも増加させ、引張装置力(F)も増加させなければならない(すなわち、より多くの上向き力を加えるが、温度または粘度に依存する保持力Fは一定にとどまる)ことに留意されたい。ストランド110は定期的に切られてもよく、その場合、引張力Fに対するより大きな調整が必要である。図3A~3Eは、保持力(F)、引張装置力(F)、ストランド長さ(L)、ガラス温度、及び引抜速度が、母材または管引抜プロセスの間、時間の関数としてどのように変化する可能性があるかを例示的に示す。引張装置力(F)及びストランド長さ(L)についての鋸歯状の挙動は、(a)引き抜きの間、引張装置によって保持されるストランドの長さ及び重量の増加、(b)それを支持し、一定の引抜速度を維持するのに必要な引張装置力の増加、及び、(c)ストランド110の定期的な切断及び除去のためである。
1つの実施形態において、引張力Fは、引張装置300に印加される電圧と、引張ホイール310のトルクとによって求められる。所定のモータについて、モータによって加えられるトルクは、モータに印加される電圧に基づいて求めることができる。トルクの大きさは、力の大きさと、トルクが測定されるところと力が加えられるところとの間の距離とに依存するため、トルクから、引張力Fが引張ホイール310の直径に基づいて計算されてもよい。引張装置300に印加される電圧は、引張装置に取り付けられる電圧計で測定されてもよい。
別の実施形態において、引張力Fは、引張装置300のフレーム315に直接取り付けられるロードセル320の出力を測定することによって求められる。ロードセル320は、引張ホイール310によって各ロードセル320の歪ゲージ(図示せず)に加えられる力を電気信号に変換するトランスデューサである。次いで、電気信号が測定されて、歪ゲージに加えられる力と相関してもよい。例示的なロードセルは、油圧式ロードセル、空気圧式ロードセル、及び歪ゲージロードセルを含む。別の実施形態において、引張装置300は、ストランドを締め付け、加熱帯200の下に設置されるタワー上を垂直に移動するチャックまたはクランプ(図示せず)などの把持装置を含んでもよい。このような実施形態において、引張力Fは、把持装置のアームまたは往復台にロードセル320を取り付けることで測定されてもよい。
別の実施形態において、保持力Fは、ストランド110内の応力誘起複屈折を測定することによって求めてもよい。機械的応力のために変形するとき、応力誘起複屈折はガラスなどの材料の屈折率の変化に関連する。機械的応力の程度が大きいほど、屈折率の変化は大きい。応力誘起複屈折の大きさを求めるために、センサ610を形成帯210に、またはその下、たとえば、形成帯210と引張装置300との間の距離xのところに設置してもよい。偏光光源(図示せず)により、ストランド110上に偏光を発し、ストランド110を通る透過の程度をセンサ610で測定してもよい。
距離xは好ましくは、機械的引張応力誘起複屈折が測定されるとき、ストランド110がまだほぼアニール温度にあるだけ十分に小さく維持される。距離xがあまりに大きい場合、ストランド110は形成帯210においてアニール温度から冷え始め、冷却の程度によって引き起こされる熱及び残留応力がストランド110に生じて、それを考慮しなければならず、力F、F、及びFから機械的誘起応力のみを求めることが非常に複雑になる。
上で論じられたように、ストランドは加速度のない一定の速さで引き抜かれるため、ストランド110上の正味の力はゼロである。そのため、ストランドに沿った各点で、上向き力と下向き力とは等しい大きさであるが、方向は反対である。反対の上向き力と下向き力とにより、2つの状況がもたらされる可能性がある。(1)ストランドが2つの端部でロープのように引っ張られて正応力になる引張。(2)ストランドが2つの端部で押されて負応力になる圧縮。引張であるか圧縮であるかにかかわらず、ストランド110がまだほぼアニール温度であるストランド110に沿った任意の点で、測定された機械的誘起応力Sの大きさにストランドの断面積Aを乗じたものは、その点でストランドに加えられる上向き力または下向き力の大きさに等しい。
(5)|S×A|=|上向き力|=|下向き力|
形成帯210の下の距離xでの、形成帯210と引張装置300との間の点については、上向き力は、式(6)に従って、保持力Fから、点より上のストランドの重量を引いたものに等しい。
(6)(上向き力)=F-(点より上のストランド重量)=F-|x×A×ρ×g|
gが負である上記の符号付与方法により、以下のようになる。
(7)(上向き力)=F+(x×A×ρ×g)。
ストランド上の正味の力がゼロであるため、上向き力の大きさは下向き力の大きさに等しく、式(7)は上向き力の式(5)に置換されて、式(8)としてもよい。式(8)を使用して、Fを式(9)によって求めてもよい。
(8)S×A=F+(x×A×ρ×g)
(9)F=(S×A)-(x×A×ρ×g)
式(8)に示されるように、xがゼロに近づくと、保持力Fは単にS×Aになる。その他の場合には、保持力Fは、S×Aに、点xより上のストランドの重量(すなわち、|x×A×ρ×g|)を加えたものである。
各項目からもたらされる応力誘起複屈折の量は、ストランド110の材料の知られている特性であり、重力効果または補正(すなわち、|x×A×ρ×g|)は、すべての知られている、基本的には一定の値(すなわち、x、A、ρ、及びg)から容易に求められるため、保持力Fは、測定された応力誘起複屈折(すなわち、S×A)をもたらす力の量を求めることによって導き出してもよい。換言すれば、本実施形態においては、保持力Fは、連続的に変化するガラスストランド長さLまたは引張力Fを直接測定する必要なしに、知られている距離xでのガラスストランド内の応力から求めてもよい。

Claims (17)

  1. ガラス母材または管の形成領域を加工プロセスにより加工している間、前記形成領域の粘度を測定する方法であって、前記加工プロセスは、
    加熱領域でバルクガラス部材を加熱することと、
    前記加熱領域内の熱を補正することによって、ストランドに加えられる保持力を制御することと、
    張力を前記ストランドに加えるように構成される引張装置を使用することと、
    前記引張装置の前記引張力を調整し、前記バルクガラス部材の前記形成領域から前記ストランドを一定速度で引き抜き、一定の引き抜く速度を維持することと、
    を含み、前記方法は、
    前記引張力を決定することと、
    前記ストランドに加えられる重力を計算することと
    前記保持力、前記重力および前記引張力の合計がゼロに維持されることに基づいて、前記形成領域によって前記ストランドに加えられる前記保持力を計算することと、
    記保持力を前記形成領域の粘度と関連付けることと、
    を含む、
    法。
  2. 前記保持力は、前記保持力に基づいて前記バルクガラス部材の前記加熱を調整することによって、前記ガラス母材または管の加工プロセスを制御するために使用される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記重力を決定することは、
    前記ストランドの長さを決定することと、
    前記ストランドの質量を計算することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、
    前記引張装置に印加される電圧を測定することと、
    前記引張装置によって前記ストランドに加えられるトルクを測定することと、
    前記電圧および前記トルクから前記引張力を計算することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、前記引張装置に取り付けられるロードセルの出力を測定することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記引張装置は、前記ストランドを締め付け、垂直に移動させる把持装置を含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記保持力を計算することは、
    前記加熱領域以下の点で前記ストランドの応力誘起複屈折を測定することと、
    前記測定された応力誘起複屈折に対応する前記点で前記ストランドに加えられる力の量を決定することと、
    前記加熱領域と前記点との間で前記ストランドの重量の重力効果に対する前記力の量を補正することによって前記保持力を計算することと、
    を含み、
    前記点が前記形成領域にある場合、補正は、ゼロである、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記ストランドの前記応力誘起複屈折を測定することは、
    センサと偏光光源との間に前記ストランドを位置決めすることと、
    前記偏光光源から前記ストランド上に偏光を発することと、
    前記センサによって前記ストランドを通る前記偏光の透過の程度を測定することと、
    を含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記ストランドは、前記点で前記ストランドのほぼアニール温度である、
    請求項7に記載の方法。
  10. ガラス部材の細長いストランドを製造する方法であって、前記方法は、
    加熱領域を有し、前記ストランドが一定速度で引き抜かれる前記ガラス部材を加熱するように構成される装置と、引張力を前記ストランドに加えるように構成される引張装置と、を提供することと
    記加熱領域内の前記ガラス部材を加熱し、前記ガラス部材内の形成領域を作成し、前記形成領域内の熱を補正することによって、前記ストランド上保持力を制御することと、
    前記引張装置の前記引張力を調整し、一定の引き抜く速度を維持することと、
    前記引張力を決定することと、
    前記ストランドに加えられる重力を計算することと、
    前記保持力、前記重力および前記引張力の合計がゼロに維持されることに基づいて、前記保持力を計算することと、
    を含む、
    法。
  11. 前記保持力を計算することは、前記重力および前記引張力の代数和を決定することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記保持力を計算することは、
    前記形成領域以下の点で前記ストランドの応力誘起複屈折を測定することと、
    前記測定された応力誘起複屈折に対応する前記点で前記ストランドに加えられる力の量を決定することと、
    前記加熱領域と前記点との間で前記ストランドの重量の重力効果に対する前記力の量を補正することと、
    を含み、
    前記点が前記形成領域にある場合、補正は、ゼロである、
    を含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. 前記ストランドの前記応力誘起複屈折を測定することは、
    センサと偏光光源との間に前記ストランドを位置決めすることと、
    前記偏光光源から前記ストランド上に偏光を発すること、
    前記センサによって前記ストランドを通る前記偏光の透過の程度を測定することと、
    を含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、
    前記引張装置に印加される電圧を測定することと、
    前記引張装置によって前記ストランドに加えられるトルクを測定することと、
    前記電圧および前記トルクから前記引張力を計算することと、
    を含む、
    請求項10に記載の方法。
  15. 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、前記引張装置に取り付けられるロードセルの出力を測定することを含む、
    請求項10に記載の方法。
  16. 前記引張装置は、把持装置を含み、前記把持装置は、アームを有し、前記ストランドを締め付け、前記加熱領域の下で移動させるように構成され、
    前記ロードセルは、前記把持装置の前記アームに取り付けられる、
    請求項15に記載の方法。
  17. 前記ストランドは、質量を有し、
    前記ストランドに加えられる前記重力を計算することは、重力定数を乗じた前記ストランドの前記質量を計算することを含む、
    請求項10に記載の方法。
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