JP7009585B2 - その粘度に基づく母材または管引抜のための機器及び方法 - Google Patents
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Description
(1)Fh+Fp+Fg=0
(2)Fh=-(Fg+Fp)
したがって、保持力Fhは、ストランド110に加えられる重力Fgと引張力Fpとの代数和を求めることによって計算されてもよい。次いで、保持力Fhを計算することによって、形成領域210の有効粘度が求められてもよい。
(3)m=L×A×ρ
(4)Fg=m×g=L×A×ρ×g
ストランド110の断面積A及び密度ρは、特定のプロセス及びガラス材料について、一定であり、あらかじめ決められている。いくつかの実施形態において、断面積Aは、ゲージ410、420で求めてもよい、または確認してもよい。例示的な実施形態において、断面積Aは、約1cm2~約400cm2の範囲でもよい。シリカガラスストランドの密度ρは典型的に、約2.2g/cm3である。しかしながら、たとえばシリカ以外の材料から作られるガラスストランドのために、より大きい、そしてより小さい断面積及び密度が明確に意図される。管について、断面積Aは管の中空内部を含まないことに留意されたい(たとえば、外径d1及び内径d2を有する管については、A=π[(d1/2)2-(d2/2)2])。ストランドの長さLは、ストランド110が形成される速度を測定すること、または、追跡システム510(図1)を使用してストランド110の端部115の位置を求めることのいずれかによって、求められる。追跡システム510は、カメラ視覚システム、レーザシステム、または、ストランド110の端部115の垂直位置を求める機械的装置を含んでもよい。図2は、追跡システム510を単一の構成部品のみ含むものとして示すが、追跡システム510は、複数の構成部品、たとえば、ストランド110に沿って垂直に配列される一連のカメラを含んでもよい。
(5)|S×A|=|上向き力|=|下向き力|
(6)(上向き力)=Fh-(点より上のストランド重量)=Fh-|x×A×ρ×g|
(7)(上向き力)=Fh+(x×A×ρ×g)。
(8)S×A=Fh+(x×A×ρ×g)
(9)Fh=(S×A)-(x×A×ρ×g)
Claims (17)
- ガラス母材または管の形成領域を加工プロセスにより加工している間、前記形成領域の粘度を測定する方法であって、前記加工プロセスは、
加熱領域でバルクガラス部材を加熱することと、
前記加熱領域内の熱を補正することによって、ストランドに加えられる保持力を制御することと、
引張力を前記ストランドに加えるように構成される引張装置を使用することと、
前記引張装置の前記引張力を調整し、前記バルクガラス部材の前記形成領域から前記ストランドを一定速度で引き抜き、一定の引き抜く速度を維持することと、
を含み、前記方法は、
前記引張力を決定することと、
前記ストランドに加えられる重力を計算することと、
前記保持力、前記重力および前記引張力の合計がゼロに維持されることに基づいて、前記形成領域によって前記ストランドに加えられる前記保持力を計算することと、
前記保持力を前記形成領域の粘度と関連付けることと、
を含む、
方法。 - 前記保持力は、前記保持力に基づいて前記バルクガラス部材の前記加熱を調整することによって、前記ガラス母材または管の加工プロセスを制御するために使用される、
請求項1に記載の方法。 - 前記重力を決定することは、
前記ストランドの長さを決定することと、
前記ストランドの質量を計算することと、
を含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、
前記引張装置に印加される電圧を測定することと、
前記引張装置によって前記ストランドに加えられるトルクを測定することと、
前記電圧および前記トルクから前記引張力を計算することと、
を含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、前記引張装置に取り付けられるロードセルの出力を測定することを含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記引張装置は、前記ストランドを締め付け、垂直に移動させる把持装置を含む、
請求項1に記載の方法。 - 前記保持力を計算することは、
前記加熱領域以下の点で前記ストランドの応力誘起複屈折を測定することと、
前記測定された応力誘起複屈折に対応する前記点で前記ストランドに加えられる力の量を決定することと、
前記加熱領域と前記点との間で前記ストランドの重量の重力効果に対する前記力の量を補正することによって前記保持力を計算することと、
を含み、
前記点が前記形成領域にある場合、補正は、ゼロである、
請求項1に記載の方法。 - 前記ストランドの前記応力誘起複屈折を測定することは、
センサと偏光光源との間に前記ストランドを位置決めすることと、
前記偏光光源から前記ストランド上に偏光を発することと、
前記センサによって前記ストランドを通る前記偏光の透過の程度を測定することと、
を含む、
請求項7に記載の方法。 - 前記ストランドは、前記点で前記ストランドのほぼアニール温度である、
請求項7に記載の方法。 - ガラス部材の細長いストランドを製造する方法であって、前記方法は、
加熱領域を有し、前記ストランドが一定速度で引き抜かれる前記ガラス部材を加熱するように構成される装置と、引張力を前記ストランドに加えるように構成される引張装置と、を提供することと、
前記加熱領域内の前記ガラス部材を加熱し、前記ガラス部材内の形成領域を作成し、前記形成領域内の熱を補正することによって、前記ストランド上の保持力を制御することと、
前記引張装置の前記引張力を調整し、一定の引き抜く速度を維持することと、
前記引張力を決定することと、
前記ストランドに加えられる重力を計算することと、
前記保持力、前記重力および前記引張力の合計がゼロに維持されることに基づいて、前記保持力を計算することと、
を含む、
方法。 - 前記保持力を計算することは、前記重力および前記引張力の代数和を決定することを含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記保持力を計算することは、
前記形成領域以下の点で前記ストランドの応力誘起複屈折を測定することと、
前記測定された応力誘起複屈折に対応する前記点で前記ストランドに加えられる力の量を決定することと、
前記加熱領域と前記点との間で前記ストランドの重量の重力効果に対する前記力の量を補正することと、
を含み、
前記点が前記形成領域にある場合、補正は、ゼロである、
を含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記ストランドの前記応力誘起複屈折を測定することは、
センサと偏光光源との間に前記ストランドを位置決めすることと、
前記偏光光源から前記ストランド上に偏光を発すること、
前記センサによって前記ストランドを通る前記偏光の透過の程度を測定することと、
を含む、
請求項12に記載の方法。 - 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、
前記引張装置に印加される電圧を測定することと、
前記引張装置によって前記ストランドに加えられるトルクを測定することと、
前記電圧および前記トルクから前記引張力を計算することと、
を含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記引張装置によって前記ストランドに加えられる前記引張力を決定することは、前記引張装置に取り付けられるロードセルの出力を測定することを含む、
請求項10に記載の方法。 - 前記引張装置は、把持装置を含み、前記把持装置は、アームを有し、前記ストランドを締め付け、前記加熱領域の下で移動させるように構成され、
前記ロードセルは、前記把持装置の前記アームに取り付けられる、
請求項15に記載の方法。 - 前記ストランドは、質量を有し、
前記ストランドに加えられる前記重力を計算することは、重力定数を乗じた前記ストランドの前記質量を計算することを含む、
請求項10に記載の方法。
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