JP7008962B2 - 扉の開閉装置 - Google Patents
扉の開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7008962B2 JP7008962B2 JP2018014744A JP2018014744A JP7008962B2 JP 7008962 B2 JP7008962 B2 JP 7008962B2 JP 2018014744 A JP2018014744 A JP 2018014744A JP 2018014744 A JP2018014744 A JP 2018014744A JP 7008962 B2 JP7008962 B2 JP 7008962B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- latch
- lock
- trigger
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
また、同時に、カムプレートの回動は、扉の戸先面からデッドボルトを出没させる。
なお、上方ロッドと下方ロッドは扉の上辺部と下辺部からそれぞれ突出しているので、扉を閉じようとする者には、上方ロッドと下方ロッドの突出に気付き難く、そのまま扉を閉めてしまう可能性が大きい。
戸口枠の開口を開閉する揺動可能な扉と、
前記扉の所定高さ位置に設けられた操作ハンドルと、
前記扉の上辺部と下辺部の少なくとも一方から出没可能なロック係合部材と、
前記操作ハンドルの回動を伝動して前記ロック係合部材の出没動作に変換する伝動変換機構と、を備え、
閉扉時に前記操作ハンドルの係合操作により前記伝動変換機構を介して前記扉から突出した前記ロック係合部材が、前記戸口枠に設けられたロック受部に係合されることでロック状態とし、
開扉時に前記操作ハンドルのロック解除操作により前記伝動変換機構を介して前記扉に没入した前記ロック係合部材が、前記ロック受部から離脱することでロック解除状態とする扉の開閉装置において、
前記扉に進退移動自在に設けられ、進行移動することでロック解除状態にある前記操作ハンドルの係合操作を規制してラッチ状態とし、退行移動することでラッチ状態を解除するラッチ係止部材と、
前記扉に設けられ前記扉が前記戸口枠の開口を開閉したときに作動するトリガー作動部材と、
開扉時に作動した前記トリガー作動部材が前記ラッチ係止部材に作用して前記ラッチ係止部材を進行移動させてラッチ状態とし、閉扉時に作動した前記トリガー作動部材が前記ラッチ係止部材に作用して前記ラッチ係止部材を退行移動させてラッチ状態を解除するラッチ装置と、
を備えたことを特徴とする。
したがって、誤った係合操作によりロック係合部材が扉の上辺部と下辺部の少なくとも一方から突出し、ロック係合部材が突出したまま扉が閉じられることでロック係合部材がロック係合部材の戸口枠に衝接する事態を、回避することができる。
前記トリガー作動部材は、前記扉から出没自在で付勢手段により突出方向に付勢され、閉扉時に前記戸口枠のトリガー受部に接して前記付勢手段の付勢力に抗して移動して前記扉内に没入し、開扉時に前記トリガー受部から離れて前記付勢手段の付勢力により扉から突出し、
前記ラッチ装置は、開扉時に前記扉から突出した前記トリガー作動部材が前記ラッチ係止部材を進行移動させてラッチ状態とし、閉扉時に前記扉内に没入した前記トリガー作動部材が前記ラッチ係止部材を退行移動させてラッチ状態を解除するようにしてもよい。
なお、閉扉時には扉内に没入したトリガー作動部材がラッチ係止部材を退行移動させてラッチ状態を解除するので、ロック解除状態にある操作ハンドルの係合操作が可能で、係合操作によりロック係合部材を戸口枠に形成されたロック受部に係合してロック状態とすることができる。
前記トリガー作動部材は、前記扉の上辺部または下辺部で上下方向に出没自在に配設され、
前記トリガー受部は、前記トリガー作動部材に対応して前記戸口枠の上側水平枠部または下側水平枠部に設けられるようにしてもよい。
前記操作ハンドルのハンドル回動軸部にハンドル回動部材が嵌着され、
前記扉に立設された支軸に被回動部材が回動自在に軸支され、
前記被回動部材に前記ロック係合部材が突設され、
前記被回動部材の回動により前記ロック係合部材が旋回して前記扉の上辺部または下辺部から出没し、
前記伝動変換機構は、前記ハンドル回動部材と前記被回動部材がロッド部材により連結されて四節リンク機構を構成し、
前記ラッチ装置は、前記伝動変換機構の水平方向側方に隣接して配置されるようにしてもよい。
前記ラッチ装置は、
前記トリガー作動部材の上下方向の突出移動を前記ラッチ係止部材の水平方向の進行移動に変換し、前記トリガー作動部材の上下方向の没入移動を前記ラッチ係止部材の水平方向の退行移動に変換し、
前記ラッチ係止部材は、進行移動することでロック解除状態にある前記ロッド部材の被係止部に係止して係合操作を規制してラッチ状態とし、
前記ラッチ係止部材は、退行移動することでラッチ状態を解除するようにしてもよい。
前記ラッチ装置は、
前記トリガー作動部材を一体に支持して上下方向に出没させる滑動部材に、上下方向の出没移動方向に対して斜めの傾斜角度をもつ傾斜案内溝が形成され、
水平方向に進退移動する前記ラッチ係止部材に突設された係合ピンが、前記傾斜案内溝に摺動自在に係合し、
前記トリガー作動部材の上下方向の出没移動により上下移動する前記滑動部材の前記傾斜案内溝に前記係合ピンが案内されて水平方向に移動し、前記係合ピンとともに前記ラッチ係止部材が水平方向に進退移動するようにしてもよい。
したがって、誤った係合操作によりロック係合部材が扉の上辺部と下辺部の少なくとも一方から突出し、ロック係合部材が突出したまま扉が閉じられることでロック係合部材が戸口枠に衝接する事態を、回避することができる。
図1は、本発明を適用した一実施の形態に係る扉の開閉装置10を備えた扉8および戸口4の開扉時の建物の内側から視た概観図である。
本実施の形態に係る扉8は、片扉である。
本建物1は倉庫等の大型の建物で、使用される扉8も重量があり、戸口4を閉塞する扉8を建物1の外側に揺動することで、戸口4を開くことができる。
建物1の外壁3に戸口枠5で仕切られて矩形に開口した戸口4が形成され、扉8が建物1の外側を揺動して同戸口4を開閉する。
なお、戸口枠5にはクッション部材7が張り巡らされており、閉扉時に扉8の周辺突条部8pがクッション部材7に押圧されて、戸口4を液密に閉塞する(図5,図8,図9参照)。
扉8の内側面8iには、扉8の戸先8aに沿って開閉装置10が設けられている。
図5および図7を参照して、扉8の所定高さ位置に外内一対の外側操作ハンドル11と内側操作ハンドル12が、扉8の外側と内側にそれぞれ設けられている。
外側操作ハンドル11と内側操作ハンドル12は、棒状のハンドルである。
したがって、外内一対の外側操作ハンドル11と内側操作ハンドル12は、互いに同一方向に向いて、それぞれ扉8の外側面8o,内側面8iに沿って、ハンドル回動軸16を介して一体に回動する。
ロックローラ14は、ハンドル回動部材13の外周部からハンドル回動軸16に直交する方向に突出する支軸14aに回転自在に軸支されている(図5,図6参照)。
一方の支持ピン15aは、ハンドル回動軸16に関して内側操作ハンドル12と反対側に位置し、他方の支持ピン15bは、ハンドル回動軸16に関して内側操作ハンドル12と同じ側に位置する。
図7および図8を参照して、変形菱形をした上側被回動部材23における支軸22に関して対称位置にある左右端部にそれぞれ支持ピン25a,25bが扉8の内側面8iに向けて突設され、上側被回動部材23における支持ピン25a,25bの間の下側の端部に支持ピン25cが扉8の内側面8iに向けて突設されている。
ロックローラ24は、上側被回動部材23における支持ピン25a,25bの間の上側の端部に径方向外側に向けて突設されている。
したがって、上側被回動部材23は下側端部の支持ピン25cが圧縮ばね26により上方に付勢された状態で回動して、左右端部の支持ピン25a,25bを支軸22を中心に互いに上下反対方向に揺動させることができる。
戸口枠5における扉8の上辺部8bに対向する上側水平枠部5bには、扉8の上辺部8bから突出するロックローラ24を挿入可能な横長矩形のロック受部であるローラ受口29hを有するローラ受部材29が取り付けられている。
ローラ受部材29は、鉛直枠部5aに取り付けられた前記ローラ受部材19と略同じであり、ローラ受部材19のローラ受口19hと同じ形状のローラ受口29hが形成されている。
変形菱形をした下側被回動部材33における支軸32に関して対称位置にある左右端部にそれぞれ支持ピン35a,35bが扉8の内側面8iに向けて突設され、支持ピン35a,35bの間の上側の端部に支持ピン35cが扉8の内側面8iに向けて突設されている。
ロックローラ34は、下側被回動部材33における支持ピン35a,35bの間の下側の端部に径方向外側に向けて突設されている。
したがって、下側被回動部材33は上側端部の支持ピン35cが圧縮ばね36により下方に付勢された状態で回動して、左右端部の支持ピン35a,35bを支軸32を中心に互いに上下反対方向に揺動させることができる。
戸口枠5における扉8の下辺部8cに対向する下側水平枠部5cには、扉8の下辺部8cから突出するロックローラ34を挿入可能な横長矩形のロック受部であるローラ受口39hを有するローラ受部材39が取り付けられている。
ローラ受部材39は、鉛直枠部5aに取り付けられた前記ローラ受部材19と略同じであり、ローラ受部材19のローラ受口19hと同じ形状のローラ受口39hが形成されている。
上側ロッド部材27aの下端部分27asと上端部分27auが、それぞれ支持ピン15a,25aに軸支され、上側ロッド部材27bの下端部分27bsと上端部分27buが、それぞれ支持ピン15b,25bに軸支されている。
該四節リンク機構20は、操作ハンドル12の揺動(すなわちハンドル回動部材13の回動)を伝動して上側被回動部材23を回動(すなわちロックローラ24を旋回)してロックローラ24の扉8の上辺部8bからの出没動作に変換する伝動変換機構である。
下側ロッド部材37aの上端部分37au(上側ロッド部材27aの下端部分27asと一体に形成)と下端部分37asが、それぞれ支持ピン15a,35aに軸支され、下側ロッド部材37bの上端部分37bu(上側ロッド部材27bの下端部分27bsと一体に形成)と下端部分37bsが、それぞれ支持ピン15b,35bに軸支されている。
該四節リンク機構30は、操作ハンドル12の揺動(すなわちハンドル回動部材13の回動)を伝動して下側被回動部材33を回動(すなわちロックローラ34を旋回)してロックローラ34の扉8の下辺部8cからの出没動作に変換する伝動変換機構である。
同時に、ハンドル回動部材13の回動は、下側ロッド部材37a,37bを介して下側被回動部材33に伝達され、下側被回動部材33をハンドル回動部材13と同じ方向に同じ角度回動する。
操作ハンドル12を下方に揺動することで、操作ハンドル12の基端側のハンドル回動部材13が回動して、ハンドル回動部材13に突設されたロックローラ14が、旋回して扉8の戸先8aから突出して、戸口枠5の鉛直枠部5aに取り付けられたローラ受部材19のローラ受口19hに挿入されて、前記したように戸口4を液密に確固として閉塞するロック状態とする。
また同時に、ハンドル回動部材13の回動が四節リンク機構30により下側被回動部材33に伝動されて下側被回動部材33が回動し、下側被回動部材33に突設されたロックローラ34が、旋回して扉8の下辺部8cから突出して、戸口枠5の下側水平枠部5cに取り付けられたローラ受部材39のローラ受口39hに挿入されてロック状態とする。
したがって、扉8は戸口4を液密に確固として閉塞することができる。
図3および図4を参照して、扉8の内側面8iに、錠ケース41が2本の上側ロッド部材27a,27b間に配設されている。
シリンダ錠42は、扉8に貫装されており、外側面8oに錠口部42aが露出しており、内側面8iにシリンダカム42cが突設されている。
シリンダ錠42に鍵を挿入して操作すると、シリンダカム42cが回動してカム片42ctがカムフォロワ43の歯部43tに噛み合い、回動軸44を作動レバー45とともに回動する。
回動軸44の内側端部にサムターン46が突設され、サムターン46の回動操作により直接回動軸44を作動レバー45とともに回動することができる。
なお、作動レバー45の先端部には、圧縮ばね47の付勢力が上方向に働いている。
したがって、上側ロッド部材27aの被係止突起27pが錠係止部材48に当接して、上側ロッド部材27aの下降が規制される施錠状態にある。
なお、サムターン46の解錠操作によっても施錠状態を解除することができる。
図13ないし図17を参照して、ラッチ装置50には、互いに対向する側板51a,51bと両側板51a,51bを連結する連結板51cとでチャンネル状に形成されたラッチケース51の開口部に同じくチャンネル状をした裏板52が蓋をするように嵌合して支持フレームが形成されている。
ラッチケース51の側板51a,51bの屈曲した端部が扉8の内側面8iに当接して固着されてラッチ装置50が取り付けられる。
また、滑動部材53には上部のラッチケース51の側板51aに沿った部分が切り欠かれ、この切欠き部にトリガー作動部材54が一体に嵌着されている。
滑動部材53の裏板52に沿った面には、図15に示すように、斜め約45度に傾斜した傾斜案内溝53vが形成されている。
ラッチ係止部材56を貫通した係合ピン57の一方の突出した部分が、裏板52の切欠き52hを通って滑動部材53の裏板52に沿った面に形成された傾斜案内溝53vに係合している。
このとき、ラッチ係止部材56は進行移動して上側ロッド部材27bの方に突出しており、ラッチ係止部材56に貫装された係合ピン57が滑動部材53の傾斜案内溝53vの最低部位に係合して滑動部材53およびトリガー作動部材54のこれ以上の上昇が規制されている。
したがって、上側ロッド部材27bの被係止突起27qがラッチ係止部材56に当接して、上側ロッド部材27bの下降が規制されるラッチ状態にある。
すなわち、操作ハンドル12の基端側のハンドル回動部材13に突設されたロックローラ14が、戸口枠5の鉛直枠部5aに取り付けられたローラ受部材19のローラ受口19hに挿入して係合され、同時に、四節リンク機構20を介して回動した上側被回動部材23に突設されたロックローラ24が、戸口枠5の上側水平枠部5bに取り付けられたローラ受部材29のローラ受口29hに挿入して係合され、さらに四節リンク機構30を介して回動した下側被回動部材33に突設されたロックローラ34が、戸口枠5の下側水平枠部5cに取り付けられたローラ受部材39のローラ受口39hに挿入して係合されて、扉8を閉じ側に押え、扉8の周辺突条部8pがクッション部材7に強く押圧されて、扉8が戸口4を液密に確固として閉塞したロック状態となっている。
なお、建物1の内側でサムターン46を施錠操作しても同様に施錠状態とすることができる。
したがって、上側ロッド部材27bの被係止突起27qがラッチ係止部材56に当接して、上側ロッド部材27bの下降が規制されるラッチ状態となる。
したがって、開扉時に外側操作ハンドル11および内側操作ハンドル12が下方に揺動操作(ロック操作)されることを防止することができる。
なお、図7に示されるように、閉扉時には扉内に没入したトリガー作動部材54がラッチ係止部材56を退行移動させてラッチ状態を解除するので、ロック解除状態にある操作ハンドル11,12のロック操作が可能で、ロック操作によりロックローラ24,34を戸口枠5に形成されたローラ受口29h,39hに係合してロック状態とすることができる。
図18は、閉扉時の建物の内側から視た扉および戸口枠の正面図である。
床102から立設された外壁103に戸口枠105で仕切られて矩形に開口した戸口を、左右両扉8,108が開閉自在で、図18は、閉じた状態を示している。
すなわち、扉8は、内側操作ハンドル12の揺動操作を被回動部材23,33に伝動してロックローラ24,34の出没動作に変換する四節リンク機構(伝動変換機構)20,30とともに錠装置40およびラッチ装置50が設けられている。
戸口枠105には、ロックローラ24,34に対向してローラ受口29h,39hが設けられている。
なお、内側操作ハンドル12の基端側のハンドル回動部材13には、ロックローラ14が突設されている。
左側の扉108には、右側の扉8とは略左右対称に、内側操作ハンドル112、内側操作ハンドル112の揺動操作を被回動部材123,133に伝動してロックローラ124,134の出没動作に変換する四節リンク機構120,130を備える開閉装置110およびラッチ装置150が設けられている。
戸口枠105には、ロックローラ124,134に対向してローラ受口129h,139hが設けられている。
また、左側の扉108には、錠装置は設けられていない。
外側操作ハンドルも存在しない。
内側操作ハンドル12の基端側のハンドル回動部材13に突設されたロックローラ14に対向するローラ受口119hは、左側の扉108の戸先108aに設けられている。
したがって、建物の外側からは、鍵を使用して解錠しない限り外側操作ハンドルを操作することはできない。
その後、左側の扉108の内側操作ハンドル112を上方に揺動する操作をして、ロックローラ124,134を同時に旋回して、各ローラ受口129h,139hから抜いてロック解除状態として、左側の扉108を外側に揺動して開く。
同様に、左側の扉108が開くと、ラッチ装置150は、トリガー作動部材154が上方に突出することで、ラッチ係止部材156が進行移動し、ロック操作が規制されるラッチ状態となるので、誤って内側操作ハンドル112を下方に揺動するロック操作が防止される。
したがって、扉108が開いた状態で開閉装置110のロックローラ124,134が、扉108から突出することはなく、ロックローラ124,134が突出したまま扉108が閉じられることで、ロックローラ124,134が戸口枠105に衝接するのを回避することができる。
また、扉8が開いた状態で開閉装置10のロックローラ14,24,34が、扉8から突出することはなく、ロックローラ14,24,34が突出したまま扉8が閉じられることで、ロックローラ14,24,34が扉108の戸先108aおよび戸口枠105に衝接するのを回避することができる。
そこで、ラッチ状態とする2つの変形例を、図19と図20にそれぞれ示し説明する。
なお、図19および図20は、前記実施の形態の図11が対応する図であり、同じ部材は同じ符号を用いて説明する。
また、ロック係合部材は、ロックローラのほかロックロッドやロックバーなどのロック係合部材でもよい。
10…開閉装置、11…外側操作ハンドル、12…内側操作ハンドル、13…ハンドル回動部材、14…ロックローラ、15a,15b…支持ピン、16…ハンドル回動軸、19…ローラ受部材、19h…ローラ受口、
20…四節リンク機構(伝動変換機構)、21…基盤、22…支軸、23…上側被回動部材、24…ロックローラ、25a,25b,25c…支持ピン、26…圧縮ばね、27a,27b…上側ロッド部材、27q…被係止突起、29…ローラ受部材、29h…ローラ受口、
30…四節リンク機構(伝動変換機構)、31…基盤、32…支軸、33…下側被回動部材、34…ロックローラ、35a,35b,35c…支持ピン、36…圧縮ばね、37a,37b…下側ロッド部材、38…、39…ローラ受部材、39h…ローラ受口、
40…錠装置、41…錠ケース、42…シリンダ錠、42c…シリンダカム、42ct…カム片、43…カムフォロワ、43t…歯部、44…回動軸、45…作動レバー、46…サムターン、47…圧縮ばね、48…錠係止部材、48v…凹部、
50…ラッチ装置、51…ラッチケース、52…裏板、53…滑動部材、53v…傾斜案内溝、54…トリガー作動部材、55…圧縮ばね、56…ラッチ係止部材、57…係合ピン、58…、59…トリガー受板、
102…床、105…戸口枠、106…蝶番、108…扉、108a…戸先、
110…開閉装置、112…内側操作ハンドル、113…ハンドル回動部材、119h…ローラ受口、
120…四節リンク機構、123…被回動部材、124…ロックローラ、129h…係合受口、
130…四節リンク機構、133…被回動部材、134…ロックローラ、139h…係合受口、
150…ラッチ装置、154…トリガー作動部材、156…ラッチ係止部材、159…トリガー受板、
25bx…支持ピン、56x…ラッチ係止部材、
23y…上側被回動部材、23yh…切欠き、56y…ラッチ係止部材。
Claims (5)
- 戸口枠(5)の開口を開閉する揺動可能な扉(8)と、
前記扉(8)の所定高さ位置に設けられた操作ハンドル(11,12)と、
前記扉(8)の上辺部(8b)と下辺部(8c)の少なくとも一方から出没可能なロック係合部材(24,34)と、
前記操作ハンドル(11,12)の回動を伝動して前記ロック係合部材(24,34)の出没動作に変換する伝動変換機構(20,30)と、を備え、
閉扉時に前記操作ハンドル(11,12)の係合操作により前記伝動変換機構(20,30)を介して前記扉(8)から突出した前記ロック係合部材(24,34)が、前記戸口枠(5)に設けられたロック受部(29h,39h)に係合されることでロック状態とし、
開扉時に前記操作ハンドル(11,12)のロック解除操作により前記伝動変換機構(20,30)を介して前記扉(8)に没入した前記ロック係合部材(24,34)が、前記ロック受部(29h,39h)から離脱することでロック解除状態とする扉の開閉装置において、
前記扉(8)に進退移動自在に設けられ、進行移動することでロック解除状態にある前記操作ハンドル(11,12)の係合操作を規制してラッチ状態とし、退行移動することでラッチ状態を解除するラッチ係止部材(56)と、
前記扉(8)に設けられ前記扉(8)が前記戸口枠(5)の開口を開閉したときに作動するトリガー作動部材(54)と、
開扉時に作動した前記トリガー作動部材(54)が前記ラッチ係止部材(56)に作用して前記ラッチ係止部材(56)を進行移動させてラッチ状態とし、閉扉時に作動した前記トリガー作動部材(54)が前記ラッチ係止部材(56)に作用して前記ラッチ係止部材(56)を退行移動させてラッチ状態を解除するラッチ装置(50)と、
を備え、
前記操作ハンドル(11,12)のハンドル回動軸(16)にハンドル回動部材(13)が嵌着され、 前記扉(8)に立設された支軸(22,32)に被回動部材(23,33)が回動自在に軸支され、
前記被回動部材(23,33)に前記ロック係合部材(24,34)が突設され、
前記被回動部材(23,33)の回動により前記ロック係合部材(24,34)が旋回して前記扉(8)の上辺部(8b)と下辺部(8c)の少なくとも一方から出没し、
前記伝動変換機構(20,30)は、前記ハンドル回動部材(13)と前記被回動部材(23,33)がロッド部材(27a,27b,37a,37b)により連結されて四節リンク機構を構成し、
前記ラッチ装置(50)は、前記伝動変換機構(20,30)の水平方向側方に隣接して配置されることを特徴とする扉の開閉装置。 - 前記ラッチ装置(50)は、
前記トリガー作動部材(54)の上下方向の突出移動を前記ラッチ係止部材(56)の水平方向の進行移動に変換し、前記トリガー作動部材(54)の上下方向の没入移動を前記ラッチ係止部材(56)の水平方向の退行移動に変換し、
前記ラッチ係止部材(56)は、進行移動することでロック解除状態にある前記ロッド部材(27a,27b,37a,37b)の被係止部(27q)に係止して係合操作を規制してラッチ状態とし、
前記ラッチ係止部材(56)は、退行移動することでラッチ状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の扉の開閉装置。 - 前記ラッチ装置(50)は、
前記トリガー作動部材(54)を一体に支持して上下方向に出没させる滑動部材(53)に、上下方向の出没移動方向に対して斜めの傾斜角度をもつ傾斜案内溝(53v)が形成され、
水平方向に進退移動する前記ラッチ係止部材(56)に突設された係合ピン(57)が、前記傾斜案内溝(53v)に摺動自在に係合し、
前記トリガー作動部材(54)の上下方向の出没移動により上下移動する前記滑動部材(53)の前記傾斜案内溝(53v)に前記係合ピン(57)が案内されて水平方向に移動し、前記係合ピン(57)とともに前記ラッチ係止部材(56)が水平方向に進退移動することを特徴とする請求項2に記載の扉の開閉装置。 - 前記トリガー作動部材(54)は、前記扉(8)から出没自在で付勢手段(55)により突出方向に付勢され、閉扉時に前記戸口枠(5)のトリガー受部(59)に接して前記付勢手段(55)の付勢力に抗して移動して前記扉内に没入し、開扉時に前記トリガー受部(59)から離れて前記付勢手段(55)の付勢力により扉から突出し、
前記ラッチ装置(50)は、開扉時に前記扉(8)から突出した前記トリガー作動部材(54)が前記ラッチ係止部材(56)を進行移動させてラッチ状態とし、閉扉時に前記扉内に没入した前記トリガー作動部材(54)が前記ラッチ係止部材(56)を退行移動させてラッチ状態を解除することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の扉の開閉装置。 - 前記トリガー作動部材(54)は、前記扉(8)の上辺部(8b)または下辺部(8c)で上下方向に出没自在であり、
前記トリガー受部(59)は、前記トリガー作動部材に対応して前記戸口枠(5)の上側水平枠部(5b)または下側水平枠部(5c)に設けられることを特徴とする請求項4に記載の扉の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014744A JP7008962B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014744A JP7008962B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 扉の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019132026A JP2019132026A (ja) | 2019-08-08 |
JP7008962B2 true JP7008962B2 (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=67546624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018014744A Active JP7008962B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 扉の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7008962B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000345757A (ja) | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Kg Parutekku Kk | 吊り戸の振れ止め装置 |
JP2009127245A (ja) | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Kawaguchi Giken Inc | 引戸錠装置 |
JP2010222907A (ja) | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Koyo Sangyo Co Ltd | グレモンハンドルのロックシステム |
JP2010270493A (ja) | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Kyoritsu Sash Kk | ドア取付構造 |
JP2012149437A (ja) | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Shibutani:Kk | トリガー装置 |
JP5698965B2 (ja) | 2010-12-14 | 2015-04-08 | 積水化学工業株式会社 | 延伸ポリブチレンテレフタレートの製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514699Y2 (ja) * | 1975-06-30 | 1980-04-03 | ||
JPS5441894U (ja) * | 1977-08-25 | 1979-03-20 | ||
JPS5698965U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | ||
JPS6037566U (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-15 | 渋谷金属産業株式会社 | グレモントリガ−装置 |
JP5950316B1 (ja) * | 2015-06-04 | 2016-07-13 | いわきエンジニアリング株式会社 | 二軸ヒンジ装置 |
-
2018
- 2018-01-31 JP JP2018014744A patent/JP7008962B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000345757A (ja) | 1999-06-08 | 2000-12-12 | Kg Parutekku Kk | 吊り戸の振れ止め装置 |
JP2009127245A (ja) | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Kawaguchi Giken Inc | 引戸錠装置 |
JP2010222907A (ja) | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Koyo Sangyo Co Ltd | グレモンハンドルのロックシステム |
JP2010270493A (ja) | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Kyoritsu Sash Kk | ドア取付構造 |
JP5698965B2 (ja) | 2010-12-14 | 2015-04-08 | 積水化学工業株式会社 | 延伸ポリブチレンテレフタレートの製造方法 |
JP2012149437A (ja) | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Shibutani:Kk | トリガー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019132026A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6961239B2 (ja) | 止めラッチを有するラッチ構成 | |
US20090013605A1 (en) | Opening and closing device for lift-up sliding doors and windows | |
JP5031706B2 (ja) | 建具 | |
US11821238B2 (en) | Push pad exit device for emergency door egress | |
WO2007063278A1 (en) | Child safety gate assemblies | |
US20140318018A1 (en) | Mechanical swing gate | |
EP1891292B1 (en) | Opening and closing device for lift-up sliding doors and windows | |
JP7008962B2 (ja) | 扉の開閉装置 | |
KR101256040B1 (ko) | 슬라이딩 도어 핸들 | |
JP4823874B2 (ja) | 電気錠 | |
KR101738140B1 (ko) | 초기 개폐 기능을 갖는 미닫이문용 수동 잠금장치 | |
KR101206563B1 (ko) | 창호용 잠금장치 | |
KR101739932B1 (ko) | 창호용 잠금장치 | |
KR100681423B1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
JP6375090B2 (ja) | 開き扉の施解錠機構 | |
KR20160016112A (ko) | 로테이터블 래치볼트를 갖는 도어락 | |
US6283513B1 (en) | Locking device for a two-door unit of swinging type | |
US10344508B2 (en) | Handle for a door or window with two or three point latch | |
KR100748712B1 (ko) | 건물용 출입문개폐장치 | |
JP4384579B2 (ja) | ドアガード | |
JP4106946B2 (ja) | 建築用シャッター装置における施錠装置 | |
JP4441236B2 (ja) | 物品収納什器の施解錠装置 | |
KR200419785Y1 (ko) | 미닫이문의 잠금장치 | |
JP4416711B2 (ja) | 建具 | |
JP2528753B2 (ja) | 窓障子の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210819 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211229 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7008962 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |