JP7006984B1 - 情報処理装置、方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがよりいっそう物件を探すことが容易になるようにする技術を提供するプログラム、方法および情報処理装置を提供する。【解決手段】家探支援プログラムは、プロセッサに、端末装置に地図を表示しS501、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けS502~S504、指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるS505。【選択図】図5

Description

本開示は、情報処理装置、方法、プログラムに関する。
ユーザは、引っ越し等に伴い新しい物件を探すことがある。この場合、多くのユーザは、限られた情報から賃貸物件を探し、不動産業者と交渉をする必要がある。
このため、ユーザが自分で物件を探すのではなく、ユーザが希望条件を開示して、不動産業者から提案を受けたいというニーズがある。
特開2001-344329号公報(特許文献1)には、賃貸物件を探しているユーザが希望条件をデータベースに登録し、不動産業者が条件に合う物件を調整してユーザに通知する技術について記載されている。
特開2001-344329号公報
しかし、特許文献1では、ユーザが登録した希望条件に適した物件の提案を不動産業者が行う旨が記載されているが、ユーザが地域の希望を指定しようとすると、最寄り駅の指定に限られるなど、地域を起点に条件を柔軟に指定することが難しい。
そこで、本開示において、ユーザがよりいっそう物件を探すことが容易になる技術を提供する。
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに処理を行わせるためのプログラムが提供される。プロセッサは、地図を表示するステップと、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップと、指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、を実行させる。
一実施形態によると、プロセッサを備えるコンピュータに処理を行わせるための方法が提供される。方法は、プロセッサが、地図を表示するステップと、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップと、指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、を実行する。
一実施形態によると、制御部を備える情報処理装置が提供される。制御部は、地図を表示するステップと、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップと、指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、を実行する。
本開示によれば、ユーザから、地図上で住みたい地点・エリアの指定を受け付けたうえで、希望する不動産物件の入力を受け付けることとなるため、ユーザが物件を探す操作がよりいっそう容易になる。
家探支援システム1の全体の構成を示す図である。 端末装置10のブロック図である。 サーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶するデータの構造を示す図である。 ユーザが家探しをする場合の端末装置10Aおよびサーバ20の動作を示すフローチャートである。 ユーザが家探しをする場合のサーバ20および端末装置10Bの動作を示すフローチャートである。 目的地を指定する画面例等を示す図である。 物件の希望条件を入力する画面例等を示す図である。 不動産業者の端末装置10Bにおいて表示される問い合わせ一覧表示の画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<1 家探支援システム全体の構成図>
図1は、家探支援システム1の全体の構成を示す図である。
図1に示すように、家探支援システム1は、複数の端末装置(図1では端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
以下の説明において、端末装置10Aは、家探しを行うユーザが操作する端末であり、端末装置10Bは、不動産業者が操作する端末であるものとする。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、ストレージ16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1の家探支援システム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス131およびディスプレイ132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス131と、ディスプレイ132とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス131は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部191と、送受信部192と、データ処理部193と、表示制御部194としての機能を発揮する。
入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部192は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部193は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
報知制御部194は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース281と、物件データベース282と、不動産業者データベース283、地図データ284等を記憶する。
ユーザ情報データベース281は、家探支援プログラムの各ユーザの情報を記憶するデータベースである。
物件データベース282は、家探支援プログラムが取り扱う不動産物件の情報を記憶するデータベースである。
不動産業者データベース283は、家探支援プログラムが通信する不動産業者の情報を記憶するデータベースである。
地図データ284は、ユーザが家探しを行う際に表示される地図のデータを記憶するデータベースである。
記憶部202が記憶する上記各データベースの詳細は後に詳しく説明する。
制御部203は、操作内容取得モジュール2041と、受信制御モジュール2042と、送信制御モジュール2043と、ユーザ処理モジュール2044と、不動産業者処理モジュール2045と、で構成される。
操作内容取得モジュール2041は、ユーザの操作内容を取得する。
受信制御モジュール2042は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2043は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
ユーザ処理モジュール2044は、家探しを行うユーザが操作する端末装置に対する処理を行うモジュールである。例えば、ユーザ処理モジュール2044は、端末装置に表示された地図上でユーザが家探しを行えるようにするための各種機能を提供する。
不動産業者処理モジュール2045は、不動産業者が操作する端末装置に対する処理を行うモジュールである。例えば、不動産業者処理モジュール2045は、家探支援システム1を通じて家探しを行うユーザが指定した物件の希望条件(家賃や間取りなど)を不動産業者に共有し、紹介可能な物件をユーザに提示できるようにするための機能を提供する。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース281、物件データベース282、不動産業者データベース283のデータ構造を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース281のレコードのそれぞれは、ユーザを識別する情報(ユーザID)それぞれについて、項目「ユーザ名」と、項目「年齢」と、項目「現住所」と、項目「地理指定履歴」と、項目「お気に入り物件履歴」と、項目「問い合わせ物件履歴」等のフィールドを含む。
項目「ユーザ名」は、家探しを行うユーザの名前を示す。
項目「年齢」は、家探しを行うユーザの年齢を示す。
項目「現住所」は、家探しを行うユーザの現在の住所を示す。
項目「地理指定履歴」は、家探しを行うユーザが端末装置上で指定した地理的な情報の履歴を示す。地理指定とは、地図上で指定された地点または範囲のことであり、同ユーザが指定を行った日時の情報を含んでいる。
項目「お気に入り物件履歴」は、家探支援システム1を通じて不動産業者から提案された複数の物件のうち、家探しを行うユーザが登録したお気に入りの物件の履歴を示す。サーバ20は、項目「お気に入り物件履歴」において、家探しを行うユーザから、物件をお気に入りに登録するための操作を受け付けたタイミング(日時等)と関連付けて、お気に入りの物件の情報を保持することとしてもよい。
項目「問い合わせ物件履歴」は、家探支援システム1を通じて不動産業者から提案された複数の物件のうち、家探しを行うユーザが不動産業者に問い合わせを行った物件の履歴を示す。サーバ20は、項目「お気に入り物件履歴」において、ユーザが物件の問い合わせを受け付けたタイミングと関連付けて、当該問い合わせを行った物件の情報を保持することとしてもよい。
このようなユーザ情報データベース281において、たとえばユーザIDが「ユーザ01」であるレコードは、ユーザ名が「A」、年齢が「18」、現住所が「XXXX」、地理指定履歴が「2020/09/01,地点01」、お気に入り物件履歴が「物件01,物件02」、問い合わせ物件履歴が「物件02」である。
物件データベース282のレコードのそれぞれは、物件を識別する情報(物件ID)それぞれについて、項目「物件名」と、項目「住所」と、項目「緯度経度」と、項目「家賃」と、項目「入居可否」と、項目「間取り」等のフィールドを含む。
項目「物件名」は、物件の名称を示す。
項目「住所」は、物件の住所(所在地)を示す。
項目「緯度経度」は、物件のGPS座標を示す。
項目「家賃」は、物件の家賃を示す。
項目「入居可否」は、物件に入居可能であるか否かと、入居可能となる日時を示す。
項目「間取り」は、物件の間取りと、ルームシェアの可否を示す。
このような物件データベース282において、例えば、物件IDが「物件01」であるレコードは、物件名が「A」、住所が「住所01」、緯度経度が「G01」、家賃が「¥70,000」、入居可否が「可,2020/3/15~」、間取りが「1K,1F,ルームシェア不可」である。
不動産業者データベース283のレコードのそれぞれは、不動産業者を識別する情報(業者ID)それぞれについて、項目「業者名」と、項目「住所」と、項目「連絡日時」と、項目「物件」と、項目「ユーザ」と、項目「メッセージ」等のフィールドを含む。
項目「業者名」は、不動産業者の名称を示す。項目「住所」は、不動産業者の住所(所在地)を示す。項目「連絡日時」は、不動産業者がユーザに対して物件に関する連絡を行った日時を示す。
項目「物件」は、不動産業者がユーザに対して提案した物件を示す。この物件は、物件データベース282に登録された物件IDを持つ。
項目「ユーザ」は、不動産業者が物件を提案したユーザを示す。このユーザは、ユーザ情報データベース281に登録されたユーザIDを持つ。
項目「メッセージ」は、不動産業者がユーザに対して物件に関する連絡を行う際にユーザの端末装置に表示されるメッセージを示す。
例えば、業者IDが「業者01」であるレコードは、業者名が「A」、住所が「住所03」、連絡日時が「2020/09/02」、物件が「物件01,物件02」、ユーザが「ユーザ01」、メッセージが「物件01と物件02があり、ご紹介可能です。」である。
<3 動作>
以下、図5のフローチャートを参照して、ユーザが家探しをする場合の端末装置10Aおよびサーバ20の動作を説明する。
ステップS501において、端末装置10Aの制御部190は、ディスプレイ132に地図を表示する。
地図の表示方法としては、ユーザの日々の生活に関係し得るものが最低限表示される一般的なものでよい。具体的には、地名や公共施設または商業施設、道路、鉄道交通機関などが表示される。地図の表示モードを変更することで、地形や衛星写真画像を表示できることが好ましい。表示される地図は、ユーザがタッチ・センシティブ・デバイス131を指で操作し、またはマウスを操作することにより、ディスプレイ132の画面上でスクロールすることができる。
ステップS502において、端末装置10Aは、ユーザから目的地の入力を受け付けて、その目的地をディスプレイ132に表示する。目的地は、新居を探す目的となる場所等のことである。目的地は、例えば進学する学校であったり、就職先の会社であったりする。ユーザは、目的地に通学・通勤することを念頭において家を探すことになる。なお目的地は複数であってもよい。進学または就職等により、ユーザは、不案内な場所で新居を探すことを想定する。このようなユーザは、目的地周辺エリアの家賃相場や、目的地に向かうルート(経路)を把握できていない場合が多い。
ステップS503において、端末装置10Aは、ユーザが地図を表示する範囲を変更する操作を受け付けて、表示している地図の範囲に関連する情報(家賃相場)を表示する。上述したように地図はスクロールすることができ、この操作により地図を表示する範囲が変更される。家賃相場の表示は、地図のスクロールに連動して更新される。
ステップS504において、端末装置10Aは、地図と関連付けて軌跡または地点を指定する操作をユーザから受け付けること等により、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けて、目的地までの経路を地図上に表示する。地図上の任意の地点または範囲は、地図上の目的地の比較的近辺で、ユーザが住む場所として興味を持った場所のことである。この指定は、ユーザが地図上の地点または範囲を指で長押しまたはタップし、またはマウスポインタでクリック操作をすること等の、ポインティングデバイスで画面上の位置をユーザが指定することで行われる。目的地までの経路が地図上に表示されることにより、通勤・通学の所要時間や、鉄道・バスなどの乗り換えの有無などを把握することができる。
ステップS503で表示される家賃相場と、ステップS504で表示される経路とを参考にして、ユーザは家探しを行うことができる。例えば学校や会社等の目的地が中心街に位置する場合、目的地に近くなるほど通勤・通学時間は短くなるが家賃相場は高くなり、目的地から遠ざかるほど家賃相場は低くなるが通勤・通学時間は長くなることが一般的である。
ステップS505において、端末装置10Aは、ステップS504で受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付ける。希望物件の条件とは、たとえば家賃(または家賃の上限もしくは下限)や、階数、間取り、築年数、最寄り駅までの所要時間、建物内施設(オートロック)その他、賃貸物件を検索する際の希望条件が含まれる。
ステップS506において、サーバ20は、ステップS505においてユーザが指定した物件の希望条件を端末装置10Aから受信する。サーバ20は、受信した希望条件の情報をユーザ情報データベース281に登録する。サーバ20に登録された希望物件の情報は、対応可能な一または複数の不動産業者に共有され、端末装置10Bを通じて不動産業者側から参照可能となる。
次に、図6のフローチャートを参照して、ユーザが端末装置10Aを通じて希望物件の条件指定を行った後の、サーバ20および端末装置10Bの動作を説明する。
ステップS601において、サーバ20の制御部203は、ユーザ情報データベース281を参照して、ユーザが指定した地点または範囲に対応する不動産業者を特定する。ユーザが指定した地点または範囲を含む地域について、たとえば全国展開するような大規模の不動産業者であれば、その地域をカバーする支店や店舗が選ばれる。また、ユーザが指定した地点または範囲を含む地域について取り扱い可能な物件の案件情報を持つ、少なくとも一または複数の任意の不動産業者が選択されてもよい。そのような不動産業者は、あらかじめ不動産業者データベース283に登録されている。
サーバ20は、ユーザの現住所と、ユーザが指定した地点または範囲とに基づいて、不動産業者を特定してもよい。例えば、ユーザの現住所を基準として、物件が遠隔地の場合(例えば北海道から東京への進学・就職など)には、家探しをするユーザの現住所に近い不動産業者と、希望条件の物件を取り扱い可能な不動産業者の二社(または二店舗)で対応可能としてもよい。前者の不動産業者から後者の不動産業者に案件情報が移管されるようにしてもよい。
ステップS602において、サーバ20は、ステップS601で特定した不動産業者の端末装置10Bに、ユーザの希望条件を通知する。サーバ20は、同一の物件を取り扱い可能な複数の不動産業者の端末装置10Bに通知を行ってもよい。これによれば、ユーザが複数の不動産業者の店舗に来店して、それぞれの業者に同じ物件の希望条件等を伝える手間が軽減される。同一の物件を取り扱い可能な二社について、一社は担当者の都合等によりその案件を担当できないが、もう一社はその案件を担当可能であるかもしれない。
また、サーバ20は、複数のユーザからの異なる物件希望条件を同一の不動産業者の端末装置10Bに通知してもよい。これによれば、ユーザの来店を不要にして、不動産業者は複数の賃貸案件に効率よく対応可能となる。
ステップS603において、不動産業者の端末装置10Bの制御部190は、物件の希望条件をサーバ20から受信する。サーバ20から不動産業者の端末装置10Bに通知される情報は、物件の希望条件に加え、ユーザが住みたい地点または範囲の情報を含む。不動産業者の端末装置10Bのディスプレイ132には、これらの情報が地図上に表示されてもよいし、文字情報としてリスト表示されてもよい。
ここで、ユーザの希望条件に適う物件がある場合、すなわちそのような賃貸物件の案件情報が存在し、かつ対応可能である場合には、不動産業者は、その物件をユーザに提案することを決める。この場合の動作は、案件の担当者が目視かつ手動で指示してもよい。すなわち、端末装置10Bは、不動産業者から、ユーザに提案する物件を指定する操作を受け付ける。この他に、サーバ20または端末装置10Bが、ユーザの希望条件に基づいて物件検索にヒットした案件を、自動的に(すなわち、不動産業者が物件を指定する操作によらずとも)ユーザに提案すると決定してもよい。サーバ20または端末装置10Bは、ユーザが指定した地点または範囲に対応する複数の物件のうち、当該ユーザに提案する物件を特定し、特定した物件を端末装置10Bに表示させる等により、不動産業者に提示してもよい。
ステップS604において、不動産業者の端末装置10Bは、ステップS603において決定された、ユーザに提案する物件の情報をサーバ20に送信する(物件の提案)。不動産業者の次のアクションは、当該物件の提案に反応したユーザからの、(好ましくは案件の成約に向けた)問い合わせを待ち受けることである(後述するステップS609)。
ステップS605において、サーバ20は、ステップS604の処理により端末装置10Bから受信した物件提案に係る情報を登録することにより、不動産業者データベース283を更新する。
ステップS606において、サーバ20は、不動産業者から提案された物件をユーザの端末装置10Aに通知する。サーバ20からユーザの端末装置10Aへの提案物件の通知は、たとえば電子メール、メッセンジャーアプリケーション、ブラウザ等により行われてもよい。
ステップS607において、家探をしているユーザの端末装置10Aは、サーバ20から通知された物件の問い合わせ操作をユーザから受け付ける。このとき、端末装置10Aは、ユーザが住んでみたい地点または範囲において当該ユーザが希望する条件に該当する物件の情報をディスプレイ132に表示する。物件の問い合わせは、1件のみでなく複数の物件について行ってもよい。
ここで、端末装置10Aにより表示された物件について、ユーザが端末装置10Aを操作して問い合わせを行ったとする。
ステップS608において、サーバ20は、ステップS607の問い合わせに係る物件を登録することにより、ユーザ情報データベース281を更新する。問い合わせを行ったユーザの次のアクションは、この問い合わせに対する不動産業者からの回答を待つことである。
ステップS609において、サーバ20は、ユーザ情報データベース281に基づき、ステップS607のユーザからの問い合わせを不動産業者の端末装置10Bに通知する。不動産業者は、この通知に対して回答をする。すなわち、端末装置10Bは、不動産業者から、サーバ20からの通知に対して回答をする操作を受け付ける。回答の内容は、物件の内見や詳細な打ち合わせのスケジュール予約等、賃貸契約に向けた具体的なものとなる。なお、サーバ20から不動産業者の端末装置10Bへの通知、および不動産業者からのユーザへの回答は、電子メールにより行われてもよい。
不動産業者サイドにとっては、実際の来店までに大まかな希望条件はすでに取得できていることになる。なお、部屋を探しているユーザが不動産業者の店舗に来店することなく、以後の契約の締結段階までをオンラインで行えるようにしてもよい。具体的には、物件の内見(鍵の手配を含む)、不動産業者への正式な申込み、重要事項説明、賃貸借契約、火災保険契約その他各種契約の締結、不動産業者からの仲介手数料の請求および支払等をオンラインで行えるようにしてもよい。このために外部のサービスを利用してもよい。
<4 画面例>
図7および図8は、端末装置10Aのディスプレイ132に表示される画面例を示す図である。
図7の画面例(A)は、地図上で目的地を指定する画面700Aを示す。画面700Aは、図5のステップS501、S502に対応する。まず、家探しをするユーザは、画面700Aの地図上の地点を指でタップする、あるいはマウスカーソルでクリック操作をすることにより、目的地701を指定する。
目的地701は、たとえば進学先の学校や就職先の会社など、このたびの転居の目的となる場所である。目的地701を地図上の起点として、ユーザは新居を探すことになる。またユーザは、目的地周辺の地理に不案内であることを想定する。
なお、地図上で任意の地点をタップまたはクリックすることで目的地701を指定する方法の他に、名称や住所を入力して検索することにより目的地701を指定する方法が用いられてもよい。
図7の画面例(B)は、家賃相場表示モードの画面700Bを示す。画面700Bは、図5のステップS503に対応する。
画面700Bに示すように、端末装置10Aは、ディスプレイ132において、地図上の目的地701の周辺の家賃相場702,703,・・・706を表示する。この表示によれば、ユーザは、目的地701に近い西側のエリアは東側のエリアと比べて家賃相場が高いことが分かる。そこで、ユーザは例えば東側のエリアで物件を探すことにしたとする。ここで、端末装置10Aが、ユーザから、地図を東側のエリア方向にスクロールする操作を受け付けることに応答して、当該操作に伴って地図上の東側のエリアを表示しつつ、当該東側のエリアの家賃相場を表示する。
なお、端末装置10Aは、地図の表示倍率を拡大または縮小する操作に連動して、家賃相場の表示を更新することとしてもよい。また、ユーザが家賃(予算)を考慮せずに物件を探す場合もあり得る。この場合は、端末装置10Aは、ユーザから、家賃相場表示モードをオフ(非表示)にする操作を受け付けることにより、家賃相場の情報を表示しないこととしてもよい。
図7の画面例(C)は、地図上で住みたいところにピンを立てる画面700Cを示す。画面700Cは、図5のステップS404に対応する。
地図上でユーザが住みたいところを指でタップ(あるいはタップして長押し)し、あるいはマウスカーソルでクリック操作を行うことにより、端末装置10Aは、地点の指定を示すピン708を、当該指定した地図上の座標と関連付けて表示する。
ユーザは、このピン708をドラッグ操作することにより、同図に示すように移動させることもできる。すなわち、端末装置10Aは、ユーザから、ピン708を指定する操作に続いて画面700Cにおいて座標を更新する操作(ドラッグ操作、タップ操作等)を受け付けることにより、当該更新後の座標と、ピン708とを関連付けることとしてもよい。これにより、ユーザは、地図を視認しつつ、地図上の地点の指定を容易に行うことができる。
図7の画面例(D)は、アプローチを表示する画面700Dを示す。画面700Dは、図5のステップS404に対応する。端末装置10Aは、ユーザが住みたいところのピン708を指定する操作に応答して、このピン708の地点から目的地701に至るアプローチ709を表示する。アプローチ709は、地図上の経路を示す。またアプローチ709は徒歩、自転車、自動車、鉄道やバスなどの公共交通機関といった種々の経路を含む。端末装置10Aは、これらの異なる種類の経路を区別可能なように、色を変えたり線種を変えたりして表示することとしてもよい。またアプローチ709には、所要時間や乗り換えなどをあわせて表示することとしてもよい。
以上のようにアプローチ709を表示することにより、ユーザは、毎日の通学・通勤を地図上で想定しながら物件を探すことができる。移動手段、距離、乗り換え数、所要時間等に応じて、複数の異なるアプローチを提示してもよいことは言うまでもない。
端末装置10Aは、画面700Cに示したように住みたいところのピン708をユーザが移動させる操作に応答して、当該移動後のピン708の座標に基づいて、アプローチ709の表示を更新する。
図8の画面例(A)は、物件の希望条件を入力する画面800Aを示す。画面800Aは、図5のステップS505に対応する。
端末装置10Aは、住みたいところの地点の指定を示すピン708に関連付けて、ユーザから、画面800Aを通じて物件の家賃や間取りなどの希望条件を入力する操作を受け付ける。上述したように、希望物件の条件とは、たとえば家賃(または家賃の上限もしくは下限)や、階数、間取り、築年数、最寄り駅までの所要時間、建物内施設(オートロック)その他、賃貸物件を検索する際の希望条件が含まれる。
端末装置10Aは、ユーザから、物件の希望条件を入力する操作を受け付けるための実行ボタン801への操作に応答して、サーバ20を介した不動産業者への物件の問い合わせを実行する。すなわち、端末装置10Aは、不動産業者に対し、ユーザによって指定された地点またはその近辺において、当該ユーザによって入力された条件を満たし、かつ取り扱いが可能な物件があるかどうかの問い合わせを行う。このため、ユーザの端末装置10Aは、ユーザによって指定された地点および希望条件等の情報をサーバ20へ送信する。
このように問い合わせがオンラインで行われることにより、ユーザは、先々の予定であっても気軽に問い合わせができ、十分に時間をかけて希望をもれなく伝えることができる。
図9は、不動産業者の端末装置10Bにおいて表示される、問い合わせ一覧表示の画面例900を示す図である。
端末装置10Bは、複数のユーザが問い合わせのために立てたピン901~904を地図上に表示する。本実施形態によれば、地図上には、広告反響による問い合わせよりも比較的豊富に案件が存在する状況となりうる。また、希望に添える自信がある業者のみがアクションを起こす状況が生まれ得る。
<5 変形例>
<5.1 範囲指定モード>
上記の画面例700Cは、ユーザが住みたい地点をピン708で指定するものであったが、地点ではなく範囲で指定できるようにしてもよい(範囲指定モード)。図8の画面例(B)は、範囲指定モードの画面800Bを示す。この画面800Bは、図5のステップS504、S505に対応する。端末装置10Aは、ユーザから、ディスプレイ132に表示された地図上を指でなぞる操作(例えば、当該範囲指定モードにおいて、ユーザのドラッグ操作にかかわらず地図を移動させないこと等としつつ、地図上でタッチ位置をなぞる操作)を受け付ける。なお、ユーザのドラッグ操作に応答して地図の表示を更新しつつ、ユーザが地図上をなぞった軌跡を記録することとしてもよい。端末装置10Aは、ユーザが地図上でタッチ位置を移動させた軌跡等により、範囲802を指定する操作を受け付ける。なお、範囲802の指定は、ユーザがマウス操作、タッチパッドへの操作等のポインティングデバイスへの操作により受け付けることとしてもよい。また上述の地点を示すピン708と同様に、範囲802はドラッグ操作により地図上で移動可能としてもよい。すなわち、端末装置10Aは、ユーザが地図上で描いた軌跡に基づき範囲802を表すオブジェクトを表示しつつ、当該オブジェクト自体を地図上で移動させる操作を別途受け付けることとしてもよい。
範囲指定モードによれば、ユーザは、一定の広がりのある範囲として、住みたいところを指定することができる。
<5.2 ストリート表示(3D)モード>
上記の実施形態は、端末装置10Aに表示された地図を手掛かりにユーザが住みたいところを指定して家探しを行うものであった。地図は平面に描いた図であって、その地域の街並みや雰囲気までは地図ではよくわからない。
図8の画面例(C)は、ストリート表示(3D)モードの画面800Cを示す。画面800Cは、図5のステップS504に対応する。ユーザが住みたいところを探すときに、同図に示すような3D画像803を表示してもよい。
具体的には、3D画像803は、たとえば実写画像を平面に投影した疑似的な三次元画像である。端末装置10Aは、例えば、地図上の各座標で撮影された360度画像を、ユーザが指定した座標に基づきディスプレイ132に3D画像803として表示することとしてもよい。3D表示の視点は、地図上の任意の地点に設定され、移動可能である。
ユーザが画面のタップ操作やマウス操作を行うことにより、3D表示の視点が移動して、3D画像803は更新される(すなわち場所移動する)。
ストリート表示(3D)モードにおいてユーザが地図の地点を移動させて表示範囲を切り替えた操作に応答して、当該操作により地点を移動させた経路を、上述した<5.1 範囲指定モード>における「軌跡」として受け付けてもよい。なお、上記のように説明した、ユーザが描く「軌跡」は、必ずしも線で閉じられていなくとも、上記のように範囲802として端末装置10Aがユーザの指定を受け付けることとしてもよい。
このような地図の3D画像803によれば、ユーザは、あたかもその地域に足を運んで街並みなどの実際の住環境を眺めながら、住みたいところの地点や範囲を指定することができる。
なお、3D画像803は、VR(Virtual Reality)に用いられるヘッドマウントディスプレイを用いて表示してもよい。
<5.3 目的地について>
上記の実施形態では、まず目的地を指定したのちにユーザが住みたいところの地点(または範囲)を指定する構成を説明したが、これらの指定順序を逆にしてもよい。目的地を指定する前に、ユーザは、まず住みたいところを指定する。住みたいところの指定がなされると、次に目的地の指定操作を受け付ける。このような構成であっても、上述した実施形態と同様に、目的地と住みたい地点または範囲との地理的位置関係、ならびに家賃相場やアプローチを把握しながら、ユーザは住みたいところを探すことができる。
実施の形態によっては、目的地の指定それ自体が省略され得る。この場合であっても、地点または範囲を指定したうえで、物件の希望条件の指定を受け付けて、家探しを行う最低限の機能を実現することができる。
<5.4 提案を希望しないエリア>
ユーザは家を探すときに、住むところとしては、上り坂は避けたい、飲食店が多い通りは避けたいなどの希望を持つことがある。ユーザが、そのような不所望のエリアを明示的に指定できることとしてもよい。
具体的には、図5のステップS505等において、ユーザが物件の提案を希望しない地点または範囲の指定を受け付けてもよい。サーバ20は、この指定を希望条件に含めて不動産業者の端末装置10Bに送信する。
そうすると、不動産業者はユーザが望まないエリアの物件の提案を行わずに済むことになる。ユーザは、来店時に口頭で伝えにくいようなネガティブな希望をスムーズに不動産業者に伝えることができる。
<5.5 希望条件に関連する情報表示>
図5の動作は、希望する物件の条件を入力するステップS505の前に、家賃相場や経路(アプローチ)を表示する(ステップS503,S504)こととして説明した。本変形例ではステップS503,S504を行わずに次の順序で処理が行われてもよい。
サーバ20は、ステップS505の希望条件の指定を受け付けることに応答して、当該指定された条件に関連する情報を、指定された地点または範囲と関連付けて地図に表示する。関連する情報とは、具体的には上述した家賃の相場や経路(アプローチ)であるが、これらに限定されない。サーバ20は、指定された地点または範囲、あるいは希望条件に関連する任意の情報を表示してもよい。
<5.6 ルームシェアの提案>
同一の地点または範囲において家を探しているユーザが複数いる場合には、家探支援システム1がいわゆる「ルームシェア」を提案してもよい。一般的にルームシェアによれば条件の良い物件に低予算で住むことができる。
家探支援システム1を利用して、ルームシェアを希望している「ユーザ01」と、同じくルームシェアを希望している別の「ユーザ02」とが家探しを行っているとする。
「ユーザ01」に対するルームシェアの提案は次のとおりである。
(1)サーバ20は、「ユーザ02」が地図において指定した位置または範囲と、(2)当該位置または範囲に関連付けられる、「ユーザ02」が指定した物件の第1条件との少なくともいずれかを「ユーザ01」に提示する。
「ユーザ01」が物件の希望条件を指定する際に、サーバ20は、「ユーザ02」が指定した位置または範囲と、物件の第1条件との少なくともいずれかと関連付けて、「ユーザ01」が物件について希望する第2条件の指定を受け付ける。すなわち、「ユーザ01」が「ユーザ02」とのルームシェアを希望しているという希望条件がサーバ20により受け付けられる。
そしてサーバ20は、「ユーザ01」が指定した地点または範囲、および、当該地点または範囲と関連付けられる第2条件に対し不動産業者からの物件の提案、すなわちルームシェア物件の提案を受け付ける。「ユーザ02」に対しては、上記第1条件に基づいて、同一物件のルームシェアの提案があわせてなされる。
<5.7 コミュニティ情報>
家探しをするユーザ間のコミュニティ情報(いわゆる「口コミ情報」)を共有できるように機能を追加してもよい。このため、ユーザ情報データベース281または物件データベース282において、ユーザからのコメント、質問および回答などの情報を記憶するフィールドを追加してもよい。ユーザが家探しを行っているときに、その地域や物件に関するコミュニティ情報を参照できてもよい。具体的には、たとえば家賃相場を表示しているときにコミュニティ情報を表示してもよい。
そうすると、家探しをしているユーザは、その地域や物件に関して具体的かつ客観的な情報を幅広く収集して、家探しの参考とすることができる。
<5.8 その他>
過去に利用したユーザを対象にアンケート等を行って、サーバ20は不動産業者ごとにスコアリングを行う。端末装置10Aは、家探しをしているユーザにスコアリング結果を提示する。
サーバ20が不動産業者データベース283から不動産業者ごとに賃貸契約等の成約率を求めて、これをシステムの管理者に提示してもよい。また、ユーザ情報データベース281に基づく成約データをもとに、サーバ20が地域住民の属性データ(例:学生街など)を求めて、マーケティング利用等のために提示してもよい。
以上説明した実施形態によれば、条件を柔軟に指定して希望する物件を容易に探すことができる。
なお、上記実施形態では、ユーザが賃貸の新居物件を探しており、不動産業者が賃貸物件を仲介する場合を例に挙げて説明したが、賃貸サービスのみならず分譲マンションや戸建て住宅の販売サービスにも本発明は適用可能である。また、不動産業における仲介や販売とは別のサービス業に適用してもよい。たとえば旅行者や出張者が、不慣れな場所において宿泊先のホテルや旅館を探す場合に、観光地や会場等の目的地へのアプローチや宿泊料金相場等を把握しながら望みの空き室を探すようなサービスにも本発明を適用することができる。
<6 付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1) プロセッサ(19,29)を備えるコンピュータ(10,20)に処理を行わせるためのプログラムが提供される。このプログラムは、プロセッサ(19,29)に、地図を表示するステップ(S501)と、地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップ(S502~S504)と、指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップ(S505)と、を実行させる。
(付記2) 地点または範囲の指定を受け付けるステップ(S502~S504)において、ユーザが地図と関連付けて軌跡を指定する操作を受け付けることに応答して、当該軌跡を、地図上の範囲(802)の指定として受け付ける、付記1のプログラム。
(付記3) コンピュータ(10,20)はポインティングデバイス(131)を備えており、地点または範囲の指定を受け付けるステップ(S502~S504)において、画面に表示される地図に対してユーザがポインティングデバイス(131)によりドラッグする操作に応答して、当該ドラッグ操作により指定される画面上の位置に基づき軌跡を特定する、付記2のプログラム。
(付記4) 地図を表示するステップ(501)において、地図を平面状に表示する第1モードまたは地図を立体的に表示する第2モード(800C)により地図を表示し、地点または範囲の指定を受け付けるステップ(S502~S504)において、第2モード(800C)においてユーザが地図の地点を移動させて表示範囲を切り替えた操作に応答して、当該操作により地点を移動させた経路を軌跡として受け付ける、付記2のプログラム。
(付記5) 地図を表示するステップ(S501)において、軌跡(802)を第1モードにおいて表示する、付記4のプログラム。
(付記6) 地点または範囲の指定を受け付けるステップ(S502~S504)において、ユーザが物件の提案を希望しない地点または範囲の指定をユーザから受け付ける、付記1から5のいずれかのプログラム。
(付記7) プロセッサ(19,29)に、さらに、ユーザが地点または範囲と関連付けて条件の指定を受け付けることに応答して、当該指定された条件に関連する情報(700B,700D)を、指定された地点または範囲と関連付けて地図に表示するステップを実行させる、付記1から6のいずれかのプログラム。
(付記8) 条件の指定を受け付けるステップ(S505)において、条件の指定としてユーザから少なくとも希望する家賃の情報の指定(800A)を受け付け、ユーザに指定された地点または範囲と関連付けて、当該地点または範囲の家賃の相場に関する情報(700B)を表示する、付記7のプログラム。
(付記9) プロセッサ(19,29)に、さらに、ユーザが指定した地点または範囲、および、当該地点または範囲と関連付けられる条件に対し不動産業者からの物件の提案を受け付けるステップ(S604)と、当該提案をユーザに提示するステップ(S607)と、を実行させる、付記1から8のいずれかのプログラム。
(付記10) プロセッサ(19,29)に、さらに、ユーザとは異なる他のユーザが地図において指定した位置または範囲と、当該位置または範囲に関連付けられる他のユーザが指定した物件の第1条件との少なくともいずれかをユーザに提示するステップを実行させ、物件の条件の指定を受け付けるステップ(S505)において、他のユーザが指定した位置または範囲と、第1条件との少なくともいずれかと関連付けて、ユーザが物件について希望する第2条件の指定を受け付け、プロセッサ(19,29)に、さらに、ユーザが指定した地点または範囲、および、当該地点または範囲と関連付けられる第2条件に対し不動産業者からの物件の提案を受け付けるステップを実行させる、付記1から8のいずれかのプログラム。
1 家探支援システム、10 端末装置、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 ストレージ、19 プロセッサ、20 サーバ、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、81 無線基地局、82 無線LANルータ

Claims (12)

  1. プロセッサを備えるコンピュータに処理を行わせるためのプログラムであって、前記プロセッサに、
    ユーザが操作するコンピュータのディスプレイに地図を表示するステップと、
    前記地図上の任意の地点または範囲指定する操作をユーザから受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、
    前記受け付けた不動産物件の条件を、前記コンピュータの記憶部に記憶させるステップと、
    記憶された前記不動産物件の条件に基づいて、前記ユーザが指定した地点または範囲に対応する不動産業者を特定するステップと、
    特定された前記不動産業者に、前記不動産物件の条件を通知するステップと、
    前記不動産物件の条件に対し前記不動産業者からのユーザに提案する物件を指定する操作を受け付けるステップと、
    当該提案する物件の情報を前記ディスプレイに表示するステップと、を実行させる、プログラム。
  2. 前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記ユーザが前記地図と関連付けて軌跡を指定する操作を受け付けることに応答して、当該軌跡を、前記地図上の範囲の指定として受け付ける、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータはポインティングデバイスを備えており、
    前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    画面に表示される前記地図に対して前記ユーザが前記ポインティングデバイスによりドラッグする操作に応答して、当該ドラッグ操作により指定される前記画面上の位置に基づき前記軌跡を特定する、請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記地図を表示するステップにおいて、
    前記軌跡を、地図を平面状に表示するモードにおいて表示する、請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記ユーザが物件の提案を希望しない地点または範囲の指定を前記ユーザから受け付ける、請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザが前記地点または範囲と関連付けて前記条件の指定を受け付けることに応答して、当該指定された条件に関連する情報を、前記指定された前記地点または範囲と関連付けて前記地図に表示するステップを実行させる、請求項1から5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記条件の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記条件の指定として前記ユーザから少なくとも希望する家賃の情報の指定を受け付け、
    前記ユーザに指定された地点または範囲と関連付けて、当該地点または範囲の家賃の相場に関する情報を表示する、請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザとは異なる他のユーザが前記地図において指定した位置または範囲と、当該位置または範囲に関連付けられる前記他のユーザが指定した物件の第1条件との少なくともいずれかを前記ユーザに提示するステップを実行させ、
    前記物件の条件の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記他のユーザが指定した前記位置または範囲と、前記第1条件との少なくともいずれかと関連付けて、前記ユーザが物件について希望する第2条件の指定を受け付け、
    前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザが指定した地点または範囲、および、当該地点または範囲と関連付けられる前記第2条件に対し不動産業者からの物件の提案を受け付けるステップを実行させる、請求項1から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. プロセッサを備えるコンピュータに処理を行わせるための方法であって、前記方法は、前記プロセッサが、
    ユーザが操作するコンピュータのディスプレイに地図を表示するステップと、
    前記地図上の任意の地点または範囲指定する操作をユーザから受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、
    前記受け付けた不動産物件の条件を、前記コンピュータの記憶部に記憶させるステップと、
    記憶された前記不動産物件の条件に基づいて、前記ユーザが指定した地点または範囲に対応する不動産業者を特定するステップと、
    特定された前記不動産業者に、前記不動産物件の条件を通知するステップと、
    前記不動産物件の条件に対し前記不動産業者からのユーザに提案する物件を指定する操作を受け付けるステップと、
    当該提案する物件の情報を前記ディスプレイに表示するステップと、を実行する、方法。
  10. 制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    ユーザが操作するコンピュータのディスプレイに地図を表示するステップと、
    前記地図上の任意の地点または範囲指定する操作をユーザから受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、
    前記受け付けた不動産物件の条件を、前記コンピュータの記憶部に記憶させるステップと、
    記憶された前記不動産物件の条件に基づいて、前記ユーザが指定した地点または範囲に対応する不動産業者を特定するステップと、
    特定された前記不動産業者に、前記不動産物件の条件を通知するステップと、
    前記不動産物件の条件に対し前記不動産業者からのユーザに提案する物件を指定する操作を受け付けるステップと、
    当該提案する物件の情報を前記ディスプレイに表示するステップと、を実行する、情報処理装置。
  11. プロセッサを備えるコンピュータに処理を行わせるためのプログラムであって、前記プロセッサに、
    地図を表示するステップと、
    前記地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、を実行させ、
    前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記ユーザが前記地図と関連付けて軌跡を指定する操作を受け付けることに応答して、当該軌跡を、前記地図上の範囲の指定として受け付け、
    前記地図を表示するステップにおいて、
    前記地図を立体的に表示するモードにより前記地図を表示し、
    前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記地図を立体的に表示するモードにおいて前記ユーザが前記地図の地点を移動させて表示範囲を切り替えた操作に応答して、当該操作により前記地点を移動させた経路を前記軌跡として受け付ける、プログラム。
  12. プロセッサを備える情報処理装置であって、前記プロセッサは、
    地図を表示するステップと、
    前記地図上の任意の地点または範囲の指定をユーザから受け付けるステップと、
    前記指定を受け付けた地点または範囲と関連付けて、ユーザが希望する不動産物件の条件の指定を受け付けるステップと、を実行し、
    前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記ユーザが前記地図と関連付けて軌跡を指定する操作を受け付けることに応答して、当該軌跡を、前記地図上の範囲の指定として受け付け、
    前記地図を表示するステップにおいて、
    前記地図を立体的に表示するモードにより前記地図を表示し、
    前記地点または範囲の指定を受け付けるステップにおいて、
    前記地図を立体的に表示するモードにおいて前記ユーザが前記地図の地点を移動させて表示範囲を切り替えた操作に応答して、当該操作により前記地点を移動させた経路を前記軌跡として受け付ける、情報処理装置。
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