JP7006797B2 - 方位検出システム、方位検出方法、及び方位検出プログラム - Google Patents

方位検出システム、方位検出方法、及び方位検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、対象エリアにおける車両の方位を検出する技術に関する。
特開2017-117188号公報には、駐車場内において車両を精度良く誘導する車両誘導システムが開示されている。以下、背景技術において括弧内に付す符号は、参照する文献における参照符号である。駐車場(10)の床面(地表面)には、駐車場(10)内の位置を示すマーカー(20)が複数箇所に設けられている(描かれている)。車両(1)は、進行方向に存在するマーカー(20)を車載のカメラ(3)によって撮影して位置情報を認識する。車両(1)は、マーカー(20)との相対位置を算出し、誘導の開始位置である待機枠(15)を原点として駐車場(10)内の現在位置を特定する。
マーカー(20)は、仮想走行ライン(14)に沿って設けられているが、車両(1)の進行方向が常に仮想走行ライン(14)に沿って走行するとは限らず、例えば車両(1)の方位や、車両(1)の進行経路なども考慮しなければ、位置の誤差が大きくなる可能性がある。従って、マーカー(20)などの認識対象物が写った周辺画像に基づいて車両の方位をより精度よく検出する技術が求められる。
特開2017-117188号公報
上記背景に鑑みて、車両に搭載されたカメラにより撮影された周辺画像に基づいて、精度良く車両の方位を検出する技術を提供することが望まれる。
上記に鑑みた、対象エリアにおける車両の方位を検出する方位検出システムは、1つの態様として、
前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得部と、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理部と、
前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部と、
前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出部と、を備え、
前記方位検出部は、
前記画像処理部により認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理部により認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
方位検出システムの技術的特徴は、後述する実施形態の説明において例示する種々の付加的特徴も含めて、方位検出方法や方位検出プログラムにも適用可能である。例えば、方位検出方法は、上述した方位検出システムの特徴を備えた各種のステップを有することができる。また、方位検出プログラムは、上述した方位検出システムの特徴を備えた各種の機能をコンピュータに実現させることが可能である。当然ながらこれらの方位検出方法及び方位検出プログラムも、方位検出システムと同様の作用効果を奏することができる。
1つの好適な態様として、対象エリアにおける車両の方位を検出する方位検出方法は、
前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得ステップと、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理ステップと、
前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出ステップと、を備え、
前記方位検出ステップでは、
前記画像処理ステップにより認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理ステップにより認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部から取得した、前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
前記対象物情報記憶部から取得した、前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
また、1つの好適な態様として、対象エリアにおける車両の方位を検出する機能をコンピュータに実現させる方位検出プログラムは、
前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得機能と、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理機能と、
前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出機能と、を備え、
前記方位検出機能では、
前記画像処理機能により認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理機能により認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部から取得した、前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
前記対象物情報記憶部から取得した、前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
これらの構成によれば、複数の認識対象物(第1認識対象物,第2認識対象物)と車両との相間関係(第1相対関係情報、第2相対関係情報)に基づき、車両の方位を精度良く特定することができる。例えば、単一の認識対象物に基づいて車両の方位を検出する場合には、当該認識対象物の延伸方向など、認識対象物の形状も考慮した画像処理を行って角度(方向)を検出する必要がある。このため、画像処理の負荷が増大したり、認識対象物の角度(方向)を演算する際の誤差によって、車両の方位の精度が低下したりする可能性がある。しかし本構成によれば、複数の認識対象物と車両との相間関係を用いて、車両の方位を検出するので、誤差が少なくなり、精度を向上させることができる。また、単一の認識対象物から車両の方位を検出する必要がないため、例えば、認識対象物として点状のものも設定可能であり、画像処理の負荷を低減することもできる。また、対象物情報記憶部も、対象物絶対位置情報として認識対象物の位置の情報を記憶すれば足り、方位の情報を記憶する必要がない。従って、対象物情報記憶部のようなデータベースの容量も低減される。本構成によれば、このように軽い演算負荷で精度良く認識可能な複数の認識対象物と車両との相関関係と、第1認識対象物の対象物絶対位置情報と、第2認識対象物の対象物絶対位置情報とに基づくことにより、精度良く車両の絶対方位情報を演算することができる。以上、本構成によれば、車両に搭載されたカメラにより撮影された周辺画像に基づいて、精度良く車両の方位を検出する技術を提供することができる。
方位検出システム、方法、プログラムのさらなる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下の記載から明確となる。
方位検出システムの構成を模式的に示すブロック図 駐車場内における車両の一例を示す平面図 車両方位を検出する手順を説明する図 車両方位を検出する手順を説明する図 車両方位を検出する手順を説明する図 車両方位を検出する手順を説明する図 車両方位を検出する手順を説明する図 車両方位を検出する手順の一例を示すフローチャート カメラと認識対象物との位置関係の他の例を示す平面図 認識対象物の他の例を示す平面図
以下、対象エリアにおける車両の方位を検出する方位検出システム、方位検出方法、及び方位方位検出プログラムの実施形態を、図面を参照して説明する。本明細書では、図2等に示すように、対象エリアとして、ショッピングセンターやアミューズメントパークなど、多数の駐車区画205が地表面に設けられた駐車場200を例示し、当該駐車場200において車両100の絶対方位情報を検出する形態を例として説明する。絶対方位情報には、少なくとも車両100の絶対方位の情報を含み、さらに絶対位置の情報を含んでいてもよい。尚、ここでは、対象エリアとして、限られた領域である駐車場を例示し、絶対方位情報は、それぞれの駐車場における基準座標系(方位を含む)に基づく絶対方位や絶対座標である。しかし、対象エリアは、全地球を対象としてもよく、例えば絶対座標は緯度・経度、絶対方位は地磁気に基づくものであってもよい。
図1のブロック図は、方位検出システム1の構成を模式的に示している。図1に示すように、方位検出システム1は、周辺画像取得部3と、画像処理部4と、走行軌跡記憶部5と、対象物情報記憶部6と、方位検出部7とを有している。周辺画像取得部3は、車両100に搭載されたカメラ2(車載カメラ)に接続され、カメラ2により撮影された車両100の周辺の画像である周辺画像IM(図2等参照)を取得する。方位検出部7は、車載システム8に接続され、特定した車両100の絶対方位情報を車載システム8に提供する。方位検出システム1によって検出された車両の絶対方位情報(絶対方位、絶対位置)は、ナビゲーションシステム81や駐車支援システム82に利用される。方位検出システム1は、例えば、マイクロコンピュータやDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサを中核として構成され、これらのプロセッサやメモリなどの周辺回路を含むハードウェアと、プログラムやパラメータなどのソフトウェアとの協働によって実現される。
画像処理部4は、対象エリア(ここでは駐車場200)における位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物OBJを周辺画像IMから認識すると共に、認識された認識対象物OBJと車両100との相対位置及び相対方位を演算する。対象物情報記憶部6は、認識対象物OBJの対象物絶対位置情報が記憶されたデータベース(DB)である。走行軌跡記憶部5は、車両100の走行軌跡K(図2等参照)を記憶する。方位検出部7は、対象エリア(ここでは駐車場200)における車両100の方位を示す絶対方位を含む情報、又は、絶対方位及び対象エリア(ここでは駐車場200)における車両100の位置を示す絶対位置を含む情報、である絶対方位情報を演算する。
詳細は、図3~図7の説明図、図8のフローチャートも参照して後述するが、方位検出部7は、画像処理部4により認識された認識対象物(第1認識対象物、第2認識対象物)に関する情報(第1相対関係情報、第2相対関係情報)と、第1認識対象物の対象物絶対位置情報と、第2認識対象物の対象物絶対位置情報と、地点間走行軌跡KTとに基づいて、絶対方位情報を演算して、対象エリアにおける車両100の方位を少なくとも特定する(検出する)。ここで、第1認識対象物TP1(図2参照)は、画像処理部4により認識された認識対象物OBJの1つである。第2認識対象物TP2(図2参照)は、画像処理部4により認識された認識対象物OBJの1つであり、第1認識対象物TP1とは異なる認識対象物OBJである。
第1相対関係情報は、第1認識対象物TP1と車両100との相対位置及び相対方位を示す情報である。第2相対関係情報は、第2認識対象物TP2と車両100との相対位置及び相対方位を示す情報である。なお、第1相対関係情報と第2相対関係情報とは、異なる地点で取得される。地点間走行軌跡KTは、走行軌跡記憶部5に記憶された走行軌跡Kの内、第1認識対象物TP1を認識した地点である第1地点P1と第2認識対象物TP2を認識した地点である第2地点P2との間の走行軌跡Kである。方位検出システム1は、第1地点P1における車両100の絶対方位情報、及び、第2地点P2における車両100の絶対方位情報、及び、地点間走行軌跡KT上の任意の地点における車両100の絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。尚、第1地点P1及び第2地点P2は、地点間走行軌跡KTに含まれるため、地点間走行軌跡KT上の任意の地点には、第1地点P1及び第2地点P2も含まれる。
方位検出システム1は、GPS受信機91が受信した情報や、方位センサ92、回転センサ93(車輪の回転速度や回転量などを検出するセンサ)などが検出した情報に基づいて車両100の自律航行制御を行う自律航行制御部9と協働している。画像処理部4は、自律航行制御部9から車両100の位置情報を取得することもできる。走行軌跡記憶部5は、自律航行制御部9からの情報に基づき、車両100の走行軌跡Kを記憶する。また、走行軌跡記憶部5は、自律航行制御部9からの情報の他、画像処理部4による認識対象物OBJの認識結果に基づいて走行軌跡Kを補正して更新してもよい。
以下、駐車場200において車両100の方位を検出する手順について説明する。図2は、駐車場200内に存在する車両100の一例を示している。カメラ2は、車両100の側方を撮影するサイドカメラである。車両100には、前方を撮影するフロントカメラ、後方を撮影するバックカメラ等も搭載されている場合があり、これらをカメラ2として利用してもよい。本実施形態では、サイドカメラを用いているが、サイドカメラは、フロントカメラやバックカメラと比較して、地表面に対する光軸の俯角や仰角が小さい状態でほぼ水平に設置される。従って、周辺画像IMにおける歪みが少なく、種々の画像処理に適している。
図2において、点Qは、カメラ2の基準位置を示している。図2~図7を参照して説明する例では、基準となるカメラ2は、車両100の左方を撮影する左サイドカメラである。図中の点Pは、車両100の基準位置を示している。車両100におけるカメラ2の設置位置は既知であるから、カメラ2の周辺画像IMにおける画像座標系において車両100の基準位置(P)と、認識対象物OBJとの関係を求めることができる。本実施形態では、認識対象物OBJは、駐車場200において駐車区画205を形成する区画線210の端部である。
図2に示すように、画像処理部4は、第1地点P1において取得された周辺画像IMから第1認識対象物TP1を認識し、第2地点P2において取得された周辺画像IMから第2認識対象物TP2を認識する。車両100は、第1地点P1から第2地点P2まで、走行軌跡Kに沿って移動している。画像処理部4は、第1地点P1及び第2地点P2のそれぞれにおいて、認識対象物OBJ(TP1,TP2)と車両100(P1,P2)との相対位置及び相対方位を演算する。
本実施形態のように、対象エリアが特定の駐車場200である場合には、まず、対象エリア内であるか否かが判定され(図8:#1)、対象エリア内である場合には、周辺画像IMが取得され(図8:#2(周辺画像取得ステップ/機能))、画像処理(図8:#3(画像処理ステップ/機能))及び車両の方位を検出する処理(図8:#4~#11(方位検出ステップ/機能))が行われる。
周辺画像IMが取得されると、画像処理部4は、周辺画像IMから認識対象物OBJを認識する(図8:#3)。上述したように、認識対象物OBJは、駐車場200において駐車区画205を形成する区画線210の端部である。画像処理部4は、エッジ検出などの公知の画像処理アルゴリズムを用いて、区画線210の端部を検出する。尚、区画線210の端部の位置情報は、対象物絶対位置情報として対象物情報記憶部6に記憶されており、後述するように、方位検出部7により利用される。
画像処理部4は、さらに、認識された認識対象物OBJと車両100との相対位置及び相対方位を演算する(図8:#3)。対象エリアが特定の駐車場200である場合、絶対位置、絶対方位は当該駐車場200に対して設定された基準位置及び基準方位に基づいて特定される。一方、画像処理部4が、認識対象物OBJを認識した際に当該認識対象物OBJに対して特定される座標は、車両100の基準位置(P)に基づく座標系における座標である。この座標系は、車両100におけるいわゆるローカル座標系(絶対座標によって補正されていない状態)である。ローカル座標系において第1地点P1の座標(平面座標)は(LX1,LY1)であり、方位(第1ローカル方位LD1)は、(θ1’)である。また、第2地点P2の座標は(LX2,LY2)であり、方位(第2ローカル方位LD2)は(θ2’)である。
上述したように、カメラ2は車両100に搭載されており、カメラ2により撮影された周辺画像IMの画像座標系において車両100の基準位置(P)は既知である。従って、画像処理部4は、画像座標系を用いて、第1地点P1における第1認識対象物TP1の車両100に対する相対位置及び相対方位、第2地点P2における第2認識対象物TP2の車両100に対する相対位置及び相対方位を演算する。これらの相対位置は、ローカル座標系において特定される。
図3に示すように、第1認識対象物TP1のローカル座標は、(LXT1,LYT1)であり、第2認識対象物TP2のローカル座標は、(LXT2,LYT2)である。尚、相対方位は、例えば第2地点P2の座標(LX2,LY2)と第2認識対象物TP2の座標(LXT2,LYT2)との関係から導くことができる。例えば、第2地点P2における車両100と第2認識対象物TP2との相対角φ(第2相対角φ2)は“(LY2-LY1)/(LX2-LX1)”のアークタンジェントにより演算することができる。さらに、第2地点P2における車両100の方位(θ2’)も考慮して、相対角を求めてもよい。第1地点P1における第1相対角(不図示)も同様である。
自律航行制御部9は、対象エリアにおける車両100の絶対座標を例えばGPSの精度、及び、方位センサ92や回転センサ93の精度の範囲内で特定しており、方位検出部7は、その絶対座標の情報を取得することができる。この絶対座標を仮絶対座標と称する。
方位検出部7は、ローカル座標を仮絶対座標に当てはめる。
図4に示すように、第1地点P1におけるローカル座標(LXT1,LYT1)は仮絶対座標(WX1’,WY1’)に当てはめられる。上述したように、第1認識対象物TP1のローカル座標は、第1地点P1における車両100のローカル座標から導かれる。従って、第1認識対象物TP1の仮絶対座標は車両100の仮絶対座標(WX1’,WY1’)から導く事ができ、第1認識対象物TP1の仮絶対座標は(WXT1’,WYT1’)と当てはめられる。第2地点P2における車両100の仮絶対座標(WX1’,WY1’)、及び第2認識対象物TP2の仮絶対座標は(WXT2’,WYT2’)も同様に当てはめられる。
上述した第1地点P1における車両100のローカル座標、仮絶対座標、第1ローカル方位LD1、第1認識対象物TP1のローカル座標、仮絶対座標、相対角は、第1認識対象物TP1と車両100との相対位置及び相対方位を示す第1相対関係情報に相当する。また、第2地点P2における車両100のローカル座標、仮絶対座標、第2ローカル方位LD2、第2認識対象物TP2のローカル座標、仮絶対座標、相対角は、第2認識対象物TP2と車両100との相対位置及び相対方位を示す第2相対関係情報に相当する。
画像処理部4は、認識対象物OBJが周辺画像IMに含まれていたか否か(認識対象物OBJを認識したか否か)を判定し(図8:#4)、認識対象物OBJがあった場合には、上述した相対位置、相対方位をメモリやレジスタなどの一時記憶部(不図示)に記憶させる(図8:#5)。
画像処理部4は、走行軌跡記憶部5から走行軌跡Kを取得し(図8:#6)、相対位置及び相対方位に基づいて走行軌跡Kを更新する(図8:#7)。車両100は、第1地点P1を通った後、第2地点P2を通る。従って、第1地点P1においては、第1地点P1における相対位置及び相対方位に基づいて、第1地点P1までの走行軌跡Kが更新される。第2地点P2においては、第1地点P1を経由して、第2地点P2に至るまでの走行軌跡Kが第2地点P2における相対位置及び相対方位によって更新される。
方位検出部7は、認識対象物OBJの検出が2回目以上であるか否かを判定する(図8:#8)。例えば、第2地点P2において第2認識対象物TP2が検出された場合、既に第1認識対象物TP1が検出されている。従って、第2認識対象物TP2が検出された時には、認識対象物OBJの検出が2回目以上である。方位検出部7は、前回((n-1)回目)に検出された認識対象物OBJ(ここでは第1認識対象物TP1)の情報(第1相対関係情報)と、今回(n回目)に検出された認識対象物OBJ(ここでは第2認識対象物TP2)の情報(第2相対関係情報)と、第1地点P1から第2地点P2までの走行軌跡K(地点間走行軌跡KT)とをリンクさせる(図8:#9)。即ち、図4に示すように、第1相対関係情報(第1地点P1における車両100と第1認識対象物TP1との相対関係を示す情報)と、第2相対関係情報(第2地点P2における車両100と第2認識対象物TP2との相対関係を示す情報)と、地点間走行軌跡KTに基づく地点間相対情報(第1地点P1と第2地点P2との相間関係を示す情報)とが、仮絶対座標上においてリンクされる。そして、これらリンクされる情報に基づいて、対象物間相対関係情報(第1認識対象物TP1と第2認識対象物TP2との相対関係を示す情報)が演算される。
次に、方位検出部7は、認識対象物OBJの仮絶対座標を、認識対象物OBJの対象物絶対位置情報のデータベースである対象物情報記憶部6に記憶された情報と照合する(図8:#10)。そして、方位検出部7は、照合結果に基づいて、地点間走行軌跡KT上の任意の地点(第1地点P1及び第2地点を含む地点)における車両100の絶対方位情報を算出する(図8:#11)。
具体的には、図5及び図6に示すように、方位検出部7は、対象物情報記憶部6から、第1認識対象物TP1の仮絶対座標に最も近い座標値を有する認識対象物OBJの対象物絶対位置情報を取得して、第1認識対象物TP1の仮絶対座標(WXT1’,WYT1’)を当該象物絶対位置情報に含まれる絶対座標(WXT1,WYT1)に置き換える。
上述したように、第1認識対象物TP1を検出した第1地点P1と、第2認識対象物TP2を検出した第2地点P2とは、走行軌跡Kを介してリンクされている。走行軌跡Kが正確であれば、第1認識対象物TP1の座標をデータベースと照合した絶対座標に置き換えると、第2認識対象物TP2の座標もデータベース上の絶対座標に一致する。しかし、自律航行制御部9の精度等の影響で、図6に示すように、第1認識対象物TP1の座標をデータベースと照合した絶対座標に置き換えた時点では、第2認識対象物TP2の座標がデータベース上の絶対座標に一致しない場合がある。
そこで、図7に示すように、方位検出部7は、対象物情報記憶部6から、第2認識対象物TP2の仮絶対座標に最も近い座標値を有する認識対象物OBJの対象物絶対位置情報を取得して、第2認識対象物TP2の仮絶対座標(WXT2’,WYT2’)を当該象物絶対位置情報に含まれる絶対座標(WXT2,WYT2)に置き換える。図6に示すように、第1認識対象物TP1の座標をデータベースと照合した絶対座標に置き換えた時点では、第1地点P1及び第2地点P2における車両100の方位(θ1’,θ2’)は、ローカル方位(LD1,LD2)のままである(仮絶対座標系の基準方位に対する偏向角が(θ1’,θ2’)である)。図7に示すように、第2認識対象物TP2の座標もデータベースと照合した絶対座標に置き換えると、走行軌跡Kも補正される。そして、補正された走行軌跡Kに応じて、第1地点P1及び第2地点P2における車両100の絶対方位(WD1,WD2)が算出される(絶対座標系の基準方位に対する偏向角(θ1,θ2)が算出される。)。
上述したように、方位検出部7は、第1相対関係情報と、第2相対関係情報と、第1地点P1と第2地点P2との相対関係を示す情報であり地点間走行軌跡KTに基づく地点間相対情報とに基づいて、第1認識対象物と第2認識対象物との相対関係を示す対象物間相対関係情報を演算する。つまり、図4に示すように、仮絶対座標系において第1地点P1と、第2地点P2と、地点間走行軌跡KTと、第1認識対象物TP1と、第2認識対象物TP2とが関連付けられる。換言すれば、車両100の側の情報である第1地点P1と、第2地点P2と、地点間走行軌跡KTとがリンクされた情報が、第1認識対象物TP1及び第2認識対象物TP2に関連付けられる。そして、対象物間相対関係情報を第1認識対象物及び第2認識対象物の対象物絶対位置情報に適合させることにより、第1地点P1及び第2地点P2における車両100の仮絶対座標系での情報が補正され、絶対座標系における絶対方位情報が演算される。
尚、図5~図7を参照し上述した形態では、先に第1認識対象物TP1を第1認識対象物TP1の対象物絶対位置情報に適合させ、その後、第2認識対象物TP2を第2認識対象物TP2の対象物絶対位置情報に適合させる形態を例示した。しかし、これに限らず、先に第2認識対象物TP2を第2認識対象物TP2の対象物絶対位置情報に適合させ、その後、第1認識対象物TP1を第1認識対象物TP1の対象物絶対位置情報に適合させてもよい。
また、上記においては、第1地点P1と第2地点P2との2箇所において車両100の絶対方位情報を演算する形態について説明したが、車両100の進行に合わせて、順次このような第1地点P1((n-1)番目の地点)と第2地点P2(n番目の地点)とを設定することで、走行軌跡Kに沿って高い精度の絶対方位情報を求め続けることができる。そして、対象エリアが駐車場200のような場合には、車両100の絶対方位情報が精度良く求められることによって、例えば、駐車区画205に対する自動駐車や、駐車区画205に対する駐車支援などを適切に実施することができる。
〔その他の実施形態〕
以下、その他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記においては、走行軌跡記憶部5に車両100の走行軌跡Kが記憶され、方位検出部7が、記憶された走行軌跡Kの内、第1地点P1と第2地点P2との間の地点間走行軌跡KTも用いて第1地点P1、第2地点P2、地点間走行軌跡KT上の任意の点、における絶対方位情報を演算する形態を例示した。しかし、精度が低下する可能性はあるが、走行軌跡K(地点間走行軌跡KT)を用いずに、第1地点P1及び第2地点P2における絶対方位情報が演算される形態であってもよい。この場合、方位検出システム1は、走行軌跡Kを記憶する走行軌跡記憶部5を備えていなくてもよい。
(2)上記においては、左サイドカメラにより撮影された周辺画像IMに基づいて、車両100の左側の認識対象物OBJを認識して車両100の方位を検出する手順について説明した。しかし、図9に示すように、左サイドカメラ(基準位置“Q1”)及び右サイドカメラ(基準位置“Q2”)により撮影された周辺画像IMに基づいて、車両100の左右の認識対象物OBJを認識して車両100の位置を特定してもよい。当然ながら、サイドカメラ以外のカメラ、例えばフロントカメラやバックカメラにより撮影された周辺画像IMを利用してもよい。
(3)上記においては、認識対象物OBJとして、駐車区画205を示す区画線210の端部(TP1,TP2)を例示した。しかし、例えば図10に示すように、駐車区画205に設置されたマーカーMKを認識対象物OBJとしてもよい。
(4)上記においては、複数台の駐車区画205を有する駐車場200を対象エリアとする形態を例示した。しかし、対象エリアは、駐車場に限らず任意の場所とすることができる。また、認識対象物についても、駐車区画205を区別するものに限らず、横断歩道などの路面に設置された地物とすることができる。
(5)上記においては、認識対象物OBJとして、駐車区画205の区画線210の端部、駐車区画205に設置されたマーカーMK、横断歩道など、路面に設置された標示地物を例示した。しかし、認識対象物OBJは、地表面に固定されていれば、標識や信号機など、立体地物であってもよい。
(6)認識対象物OBJが、画像処理部4が複数種の認識対象物OBJを認識する場合、例えば、認識対象物OBJが、駐車区画205の区画線210の端部以外のマーカーMK、道路標示などを含む場合、対象物情報記憶部6は、対象物絶対位置情報と、認識対象物OBJの種別を示す種別情報及び形状を特定する形状情報の少なくとも一方とを記憶すると好適である。この場合、画像処理部4は、認識対象物OBJの位置等の認識に加えて、認識対象物OBJの種別の認識も行う。そして、方位検出部7は、画像処理部4で認識された認識対象物OBJの種別に応じて、対象物情報記憶部6から対応する認識対象物OBJの対象物絶対位置情報を取得すると好適である。
(7)上記においては、絶対方位情報が、同一地点における絶対方位及び絶対位置の情報を有する形態を例示した。つまり、絶対方位は絶対位置における車両100の方位を示す情報であり、絶対位置は絶対方位が検出される地点での車両100の位置を示す情報である形態を例示した。しかし、絶対方位情報は、絶対方位の情報を少なくとも含んでいればよい。例えば、対象エリアが駐車場であり、絶対方位情報が駐車支援システムに用いられる場合、方位の誤差に比べて位置の誤差の方が、システムに与える影響が大きい。駐車区画205は、車両100の大きさに比べて、ある程度の余裕を持って設定されている。従って、車両100の位置に多少の誤差があっても、駐車区画205における車両100の左右の空き方のバランスが崩れたり、車両100の前後の空き方のバランスがくずれたりする程度である。しかし、車両100の方位に誤差があった場合には、車両100の進行(前進及び後退を含む)に伴って車両100の位置が大きくずれることになる。このため、駐車区画205の外(例えば通路)から駐車区画205に車両100を入庫させる際に、誤差が大きくなって車両100が駐車区画205に対して斜めに駐車されてしまう可能性もある。従って、絶対方位情報は、絶対方位の情報を少なくとも含んでいればよい。当然ながら、好ましくは、絶対方位の情報及び絶対位置の情報を共に含んでいるとよいが、コストや処理時間等も考慮して絶対方位情報に含まれる情報を設定することができる。
〔実施形態の概要〕
以下、上記において説明した方位検出システム(1)、方位検出方法、方位検出プログラムの概要について簡単に説明する。
1つの態様として、対象エリアにおける車両(100)の方位を検出する方位検出システム(1)は、
前記車両(100)に搭載されたカメラ(2)により撮影された前記車両(100)の周辺の画像である周辺画像(IM)を取得する周辺画像取得部(3)と、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物(OBJ)を前記周辺画像(IM)から認識すると共に、認識された前記認識対象物(OBJ)と前記車両(100)との相対位置及び相対方位を演算する画像処理部(4)と、
前記認識対象物(OBJ)の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部(6)と、
前記対象エリアにおける前記車両(100)の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出部(7)と、を備え、
前記方位検出部(7)は、
前記画像処理部(4)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つである第1認識対象物(TP1)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理部(4)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つであり前記第1認識対象物(TP1)とは異なる第2認識対象物(TP2)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記第1認識対象物(TP1)の前記対象物絶対位置情報と、
前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物(TP1)を認識した地点である第1地点(P1)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物(TP2)を認識した地点である第2地点(P2)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
方位検出システム(1)の態様は、以下に例示する種々の付加的特徴を有する態様も含めて、方位検出方法や方位検出プログラムにも適用可能である。例えば、方位検出方法は、上述した方位検出システム(1)の特徴的な態様を備えた各種のステップを有することができる。また、方位検出プログラムは、上述した方位検出システム(1)の特徴的な態様を備えた各種の機能をコンピュータに実現させることが可能である。当然ながらこれらの方位検出方法及び方位検出プログラムも、方位検出システム(1)と同様の作用効果を奏することができる。
1つの好適な態様として、対象エリアにおける車両(100)の方位を検出する方位検出方法は、
前記車両(100)に搭載されたカメラ(2)により撮影された前記車両(100)の周辺の画像である周辺画像(IM)を取得する周辺画像取得ステップ(#2)と、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物(OBJ)を前記周辺画像(IM)から認識すると共に、認識された前記認識対象物(OBJ)と前記車両(100)との相対位置及び相対方位を演算する画像処理ステップ(#3)と、
前記対象エリアにおける前記車両(100)の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出ステップ(#4~#11)と、を備え、
前記方位検出ステップ(#4~#11)では、
前記画像処理ステップ(#3)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つである第1認識対象物(TP1)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理ステップ(#3)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つであり前記第1認識対象物(TP1)とは異なる第2認識対象物(TP2)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記認識対象物(OBJ)の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部(6)から取得した、前記第1認識対象物(TP1)の前記対象物絶対位置情報と、
前記対象物情報記憶部(6)から取得した、前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物(TP1)を認識した地点である第1地点(P1)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物(TP2)を認識した地点である第2地点(P2)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
また、1つの好適な態様として、対象エリアにおける車両(100)の方位を検出する機能をコンピュータに実現させる方位検出プログラムは、
前記車両(100)に搭載されたカメラ(2)により撮影された前記車両(100)の周辺の画像である周辺画像(IM)を取得する周辺画像取得機能(#2)と、
前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物(OBJ)を前記周辺画像(IM)から認識すると共に、認識された前記認識対象物(OBJ)と前記車両(100)との相対位置及び相対方位を演算する画像処理機能(#3)と、
前記対象エリアにおける前記車両(100)の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出機能(#4~#11)と、を備え、
前記方位検出機能(#4~#11)では、
前記画像処理機能(#3)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つである第1認識対象物(TP1)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
前記画像処理機能(#3)により認識された前記認識対象物(OBJ)の1つであり前記第1認識対象物(TP1)とは異なる第2認識対象物(TP2)と前記車両(100)との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
前記認識対象物(OBJ)の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部(6)から取得した、前記第1認識対象物(TP1)の前記対象物絶対位置情報と、
前記対象物情報記憶部(6)から取得した、前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
前記第1認識対象物(TP1)を認識した地点である第1地点(P1)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物(TP2)を認識した地点である第2地点(P2)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する。
これらの構成によれば、複数の認識対象物(OBJ)(第1認識対象物(TP1),第2認識対象物(TP2))と車両(100)との相間関係(第1相対関係情報、第2相対関係情報)に基づき、車両(100)の方位を精度良く特定することができる。例えば、単一の認識対象物(OBJ)に基づいて車両(100)の方位を検出する場合には、当該認識対象物(OBJ)の延伸方向など、認識対象物(OBJ)の形状も考慮した画像処理を行って角度(方向)を検出する必要がある。このため、画像処理の負荷が増大したり、認識対象物(OBJ)の角度(方向)を演算する際の誤差によって、車両(100)の方位の精度が低下したりする可能性がある。しかし、本構成によれば、複数の認識対象物(OBJ)と車両(100)との相関関係を用いて、車両(100)の方位を検出するので、誤差が少なくなり、精度を向上させることができる。また、単一の認識対象物(OBJ)から車両(100)の方位を検出する必要がないため、例えば、認識対象物(OBJ)として点状のものも設定可能であり、画像処理の負荷を低減することもできる。また、対象物情報記憶部(6)も、対象物絶対位置情報として認識対象物(OBJ)の位置の情報を記憶すれば足り、方位の情報を記憶する必要がない。従って、対象物情報記憶部(6)のようなデータベースの容量も低減される。本構成によれば、このように軽い演算負荷で精度良く認識可能な複数の認識対象物(OBJ)と車両(100)との相関関係と、第1認識対象物(TP1)の対象物絶対位置情報と、第2認識対象物(TP2)の対象物絶対位置情報とに基づくことにより、精度良く車両(100)の絶対方位情報を演算することができる。以上、本構成によれば、車両(100)に搭載されたカメラ(2)により撮影された周辺画像(IM)に基づいて、精度良く車両(100)の方位を検出する技術を提供することができる。
ここで、前記方位検出部(7)は、前記第1相対関係情報と、前記第2相対関係情報と、前記第1認識対象物(TP1)の前記対象物絶対位置情報と、前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報と、さらに、前記第1地点(P1)と前記第2地点(P2)との相対関係を示す地点間相対情報と、に基づいて、前記車両(100)の前記絶対方位情報を演算すると好適である。
方位検出部(7)は、絶対座標系とは別のローカルな座標系ではあるが、第1相対関係情報と、第2相対関係情報と、地点間相対情報とに基づいて、第1認識対象物(TP1)と第2認識対象物(TP2)との相対関係を演算することができる。そして、方位検出部(7)は、この相対関係を、第1認識対象物(TP1)及び第2認識対象物(TP2)の対象物絶対位置情報に適合させることにより、絶対座標系において絶対方位情報を演算することができる。
また、前記方位検出部(7)が、前記第1相対関係情報と、前記第2相対関係情報と、前記第1認識対象物(TP1)の前記対象物絶対位置情報と、前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報と、さらに、前記第1地点(P1)と前記第2地点(P2)との相対関係を示す地点間相対情報と、に基づいて、前記車両(100)の前記絶対方位情報を演算する場合、前記方位検出部(7)は、前記第1相対関係情報と、前記第2相対関係情報と、前記地点間相対情報と、に基づいて、前記第1認識対象物(TP1)と前記第2認識対象物(TP2)との相対関係を示す対象物間相対関係情報を演算し、前記対象物間相対関係情報を前記第1認識対象物(TP1)及び前記第2認識対象物(TP2)の前記対象物絶対位置情報に適合させることにより、前記車両(100)の前記絶対方位情報を演算すると好適である。
第1相対関係情報と、第2相対関係情報と、地点間相対情報とを関連付けることにより、これら3つの情報が結びつけられた対象物間相対関係情報を得ることができる。このため、方位検出部(7)は、絶対座標系とは別のローカルな座標系ではあるが、第1認識対象物(TP1)と第2認識対象物(TP2)との相対関係を示す対象物間相対関係情報を精度良く演算することができる。さらに、方位検出部(7)は、この対象物間相対関係情報を、第1認識対象物(TP1)及び第2認識対象物(TP2)の対象物絶対位置情報に適合させることにより、絶対座標系において精度良く絶対方位情報を演算することができる。
また、前記車両(100)の走行軌跡(K)を記憶する走行軌跡記憶部(5)を備え、前記地点間相対情報は、前記走行軌跡記憶部(5)に記憶された前記走行軌跡(K)の内、前記第1地点(P1)と前記第2地点(P1)との間の地点間走行軌跡(KT)に基づいて取得され、 前記方位検出部(7)は、前記第1地点(P1)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、及び、前記第2地点(P2)における前記車両(100)の前記絶対方位情報、及び、前記地点間走行軌跡(KT)上の任意の地点における前記車両(100)の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算すると好適である。
この構成によれば、複数の認識対象物(OBJ)(第1認識対象物(TP1),第2認識対象物(TP2))と車両(100)との相間関係(第1相対関係情報、第2相対関係情報)、及び、それぞれの認識対象物(OBJ)を認識した地点間の車両(100)の走行軌跡(地点間走行軌跡(KT))に基づき、車両(100)の方位を精度良く特定することができる。また、第1地点(P1)及び第2地点(P2)に加えて、地点間走行軌跡(KT)上の任意の地点における絶対方位情報も特定することができる。また、方位検出部(7)が、上述したように、対象物間相対関係情報を演算する場合には、第1相対関係情報と、第2相対関係情報と、地点間走行軌跡(KT)に基づく地点間相対情報とを関連付けることにより、走行軌跡(K)を介して、これら3つの情報が結びつけられた対象物間相対関係情報を適切に得ることができる。
ここで、地点間走行軌跡(KT)は、前記車両(100)の位置及び方位の双方の軌跡を含むと好適である。
地点間走行軌跡(KT)が、第1地点(P1)から第2地点(P2)までの地点間走行経路(KT)の任意の点における車両(100)の位置及び方位の情報を含むことにより、方位検出部(7)は、第1地点(P1)から第2地点(P2)までの地点間走行経路(KT)の任意の点における車両(100)の絶対方位情報を精度良く演算することができる。
また、前記方位検出部(7)は、前記絶対方位を検出した地点での前記車両(100)の位置を示す絶対位置を含む情報として、前記絶対方位情報を演算すると好適である。
絶対方位情報が、絶対方位の情報に加えて絶対位置の情報も含むことで、絶対方位情報がより精度の高い情報となる。例えば、絶対方位情報がナビゲーションシステムや駐車支援システムに利用される場合に、有用な情報となる。
また、前記認識対象物(OBJ)は、地表面に固定された地物であると好適である。
周辺画像(IM)の画像座標系は、平面座標系(射影平面に対する射影座標系)であり、立体的な座標を特定する場合に比べて、予め規定された水平面における座標を特定する場合の方が高い精度を有する。地表面は、車両(100)にカメラ(2)を設置した際に、特定することが容易な水平面である。従って、地表面に固定された地物を認識対象物(OBJ)とすることによって、画像処理部(4)による認識対象物(OBJ)の認識精度を高く保ち、方位検出部(7)も精度良く車両(100)の絶対方位情報を演算することができる。
また、1つの態様として、前記対象エリアは、複数台の駐車区画(205)を有する駐車場(200)であり、前記カメラ(2)は前記車両(100)の側方を撮影するサイドカメラであり、前記認識対象物(OBJ)は、前記駐車区画(205)を示す区画線(210)の端部であると好適である。
対象エリアをある程度の領域に絞ることによって、対象エリアの中で精度良く車両(100)の絶対方位情報を演算することができる。また、駐車場(200)には、通常、複数台の駐車区画(205)が設けられ、それぞれの駐車区画(205)は例えば地表面に設定された区画線(210)などによって区画されている。従って、区画線(210)の少なくとも一部を認識対象物(OBJ)とすることで適切に認識対象物(OBJ)を設定することができる。また、区画線(210)の端部は、エッジ抽出などの比較的簡単な画像処理によって検出することができるので、画像処理の負荷を低減することもできる。また、駐車場(200)の中を車両(100)が走行する際には、多くの場合、車両(100)の側方に駐車区画(205)が存在する。カメラ(2)がサイドカメラであると、車両(100)が駐車場(200)の中を移動する際に、認識対象物(OBJ)としての区画線(210)を含む周辺画像(IM)を適切に撮影することが容易となる。
また、前記画像処理部(4)が複数種の前記認識対象物(OBJ)を認識する場合、前記対象物情報記憶部(6)は、前記対象物絶対位置情報と、前記認識対象物(OBJ)の種別を示す種別情報及び形状を特定する形状情報の少なくとも一方とを記憶すると好適である。
認識対象物(OBJ)は、単一の種類に限らず、複数の種類が設定されていてもよい。その場合には、対象物情報記憶部(6)が、対象物絶対位置情報の他、種別情報及び形状の少なくとも一方を記憶していることで、画像処理部(4)は、適切に認識対象物(OBJ)を認識することができる。
1 :方位検出システム
2 :カメラ
3 :周辺画像取得部
4 :画像処理部
5 :走行軌跡記憶部
6 :対象物情報記憶部
7 :方位検出部
100 :車両
200 :駐車場
205 :駐車区画
210 :区画線
IM :周辺画像
K :走行軌跡
KT :地点間走行軌跡
MK :マーカー(認識対象物)
OBJ :認識対象物
P1 :第1地点
P2 :第2地点
TP1 :第1認識対象物
TP2 :第2認識対象物

Claims (11)

  1. 対象エリアにおける車両の方位を検出する方位検出システムであって、
    前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得部と、
    前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理部と、
    前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部と、
    前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出部と、を備え、
    前記方位検出部は、
    前記画像処理部により認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
    前記画像処理部により認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
    前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
    前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
    前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する、方位検出システム。
  2. 前記方位検出部は、前記第1相対関係情報と、前記第2相対関係情報と、前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、さらに、前記第1地点と前記第2地点との相対関係を示す地点間相対情報と、に基づいて、前記車両の前記絶対方位情報を演算する、請求項1に記載の方位検出システム。
  3. 前記方位検出部は、前記第1相対関係情報と、前記第2相対関係情報と、前記地点間相対情報と、に基づいて、前記第1認識対象物と前記第2認識対象物との相対関係を示す対象物間相対関係情報を演算し、前記対象物間相対関係情報を前記第1認識対象物及び前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報に適合させることにより、前記車両の前記絶対方位情報を演算する、請求項2に記載の方位検出システム。
  4. 前記車両の走行軌跡を記憶する走行軌跡記憶部を備え、
    前記地点間相対情報は、前記走行軌跡記憶部に記憶された前記走行軌跡の内、前記第1地点と前記第2地点との間の地点間走行軌跡に基づいて取得され、
    前記方位検出部は、前記第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記地点間走行軌跡上の任意の地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する、請求項2又は3に記載の方位検出システム。
  5. 前記地点間走行軌跡は、前記車両の位置及び方位の双方の軌跡を含む、請求項4に記載の方位検出システム。
  6. 前記方位検出部は、前記絶対方位を検出した地点での前記車両の位置を示す絶対位置を含む情報として、前記絶対方位情報を演算する、請求項1から5の何れか一項に記載の方位検出システム。
  7. 前記認識対象物は、地表面に固定された地物である、請求項1から6の何れか一項に記載の方位検出システム。
  8. 前記対象エリアは、複数台の駐車区画を有する駐車場であり、前記カメラは前記車両の側方を撮影するサイドカメラであり、前記認識対象物は、前記駐車区画を示す区画線の端部である、請求項1から7の何れか一項に記載の方位検出システム。
  9. 前記画像処理部が複数種の前記認識対象物を認識する場合、前記対象物情報記憶部は、前記対象物絶対位置情報と、前記認識対象物の種別を示す種別情報及び形状を特定する形状情報の少なくとも一方と、を記憶する、請求項1から8の何れか一項に記載の方位検出システム。
  10. 対象エリアにおける車両の方位を検出する方位検出方法であって、
    前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得ステップと、
    前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理ステップと、
    前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出ステップと、を備え、
    前記方位検出ステップでは、
    前記画像処理ステップにより認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
    前記画像処理ステップにより認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
    前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部から取得した、前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
    前記対象物情報記憶部から取得した、前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
    前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する、方位検出方法。
  11. 対象エリアにおける車両の方位を検出する機能をコンピュータに実現させる方位検出プログラムであって、
    前記車両に搭載されたカメラにより撮影された前記車両の周辺の画像である周辺画像を取得する周辺画像取得機能と、
    前記対象エリアにおける位置情報が対象物絶対位置情報として特定されている認識対象物を前記周辺画像から認識すると共に、認識された前記認識対象物と前記車両との相対位置及び相対方位を演算する画像処理機能と、
    前記対象エリアにおける前記車両の方位を示す絶対方位を含む情報である絶対方位情報を演算する方位検出機能と、を備え、
    前記方位検出機能では、
    前記画像処理機能により認識された前記認識対象物の1つである第1認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第1相対関係情報と、
    前記画像処理機能により認識された前記認識対象物の1つであり前記第1認識対象物とは異なる第2認識対象物と前記車両との前記相対位置及び前記相対方位を示す第2相対関係情報と、
    前記認識対象物の前記対象物絶対位置情報を記憶する対象物情報記憶部から取得した、前記第1認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、
    前記対象物情報記憶部から取得した、前記第2認識対象物の前記対象物絶対位置情報と、に基づいて、
    前記第1認識対象物を認識した地点である第1地点における前記車両の前記絶対方位情報、及び、前記第2認識対象物を認識した地点である第2地点における前記車両の前記絶対方位情報、の少なくとも1つを演算する、方位検出プログラム。
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