JP7006357B2 - 鉄道車両用の揺動抑制装置およびそれを含む鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両用の揺動抑制装置およびそれを含む鉄道車両 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道車両用の揺動抑制装置、およびそれを含む鉄道車両に関する。
鉄道車両では、進行に伴って、スウェイングやヨーイングなどの車体運動が生じる。ヨーイングは、鉛直方向の軸を中心とする車体の回転振動である。スウェイングは、左右への車体の揺れである。この明細書では、スウェイングおよびヨーイングをまとめて揺動という場合がある。
上記のような車体運動が生じると、乗り心地が悪化する。そのため、乗り心地を向上させるには、車体運動を抑制する必要がある。車体運動を抑制させる技術として、従来から様々な技術が提案されている。
特開2004-90849号公報(特許文献1)は、鉄道車両の揺動を低減するための技術を開示する。この技術による鉄道車両は、床下を横断する空気流を遮断する部材を備える。特開2007-139100号公報(特許文献2)は、振動の伝達と衝撃とを緩和する緩衝ゴムを有する車両の防振装置を開示している。特開2009-149304号公報(特許文献3)は、鉄道車両のアンチローリング装置を開示している。このアンチローリング装置は、オン/オフ切換え機構を含む。
特開2012-19661号公報(特許文献4)は、リニアアクチュエータを含む鉄道車両用の揺動制御装置を開示している。その揺動制御装置は、リニアアクチュエータと、そのリニアアクチュエータの駆動をアクティブに制御する制御装置とを含む。リニアアクチュエータを用いる揺動制御装置は、リニアアクチュエータを制御するための装置が不可欠である。そのため、そのような揺動制御装置は高価になる。さらに、そのような揺動制御装置では、車体運動を正しく検知することが必須となる。
特開2004-90849号公報 特開2007-139100号公報 特開2009-149304号公報 特開2012-19661号公報
上記の状況から、現在、電気的な制御ではなくて信頼性の高い安価な機械的制御が、揺動制御装置に求められている。本発明は、電気的な制御を必須としない、鉄道車両用の揺動抑制装置を提供することを目的の1つとする。
本発明の一実施形態による揺動抑制装置は、第1および第2の台車を含む鉄道車両の車体の揺動を、流体を用いて抑制する、鉄道車両用の揺動抑制装置である。この装置は、第1のピストンを含む第1の圧力機器、第2のピストンを含む第2の圧力機器、および、第1の圧力機器内の流体と第2の圧力機器内の流体とが移動可能なように第1の圧力機器と第2の圧力機器とを結ぶ配管、を含む。車体の幅方向における車体に対する第1の台車の相対位置の変動に応じて第1のピストンに荷重が加わるように、第1の圧力機器は第1の台車と車体とに接続されている。車体の幅方向における車体に対する第2の台車の相対位置の変動に応じて第2のピストンに荷重が加わるように、第2の圧力機器は第2の台車と車体とに接続されている。第1および第2の圧力機器はそれぞれ独立な、流体圧ダンパーまたは流体圧シリンダである。
本発明の一実施形態による鉄道車両は、第1の台車、第2の台車、および車体を含む鉄道車両である。この鉄道車両は、本実施形態による鉄道車両用の揺動抑制装置を含む。
本発明によれば、電気的な制御を必須としない、鉄道車両用の揺動抑制装置が得られる。そのため、本発明によれば、より安価で信頼性が高い揺動抑制装置を実現することが可能である。さらに、本発明によれば、特定の揺動を選択的に抑制することが可能である。
図1は、第1実施形態の揺動抑制装置の構成を模式的に示す図である。 図2は、図1に示した装置の一部を模式的に示す図である。 図3は、第2実施形態の揺動抑制装置の構成を模式的に示す図である。 図4は、図3に示した装置の一部を模式的に示す図である。 図5は、第3実施形態の揺動抑制装置の構成を模式的に示す図である。 図6は、実施形態のバリエーションについて説明する図である。 図7は、実施形態の他のバリエーションについて説明する図である。 図8は、車体のスウェイング加速度の経時変化についての解析結果を示すグラフである。 図9は、車体のスウェイングのパワースペクトル密度(PSD)についての解析結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の実施形態について例を挙げて説明するが、本発明は以下で説明する例に限定されない。以下の説明では、具体的な数値や材料を例示する場合があるが、本発明の効果が得られる限り、他の数値や材料を適用してもよい。
(揺動抑制装置)
本実施形態の揺動抑制装置は、鉄道車両用の揺動抑制装置である。この装置は、第1および第2の台車を含む鉄道車両の車体の揺動を、流体を用いて抑制する。この装置は、第1のピストンを含む第1の圧力機器、第2のピストンを含む第2の圧力機器、および配管を含む。配管は、第1の圧力機器内の流体と第2の圧力機器内の流体とが移動可能なように、第1の圧力機器と第2の圧力機器とを結ぶ。第1および第2の圧力機器はそれぞれ独立な、流体圧ダンパーまたは流体圧シリンダである。典型的には、第1および第2の圧力機器がともに流体圧ダンパーであるか、または、第1および第2の圧力機器がともに流体圧シリンダである。本実施形態で用いられる流体は非圧縮性流体(非圧縮性を有する液体または気体)であればよい。典型的には、流体はオイルである。流体がオイルである場合、圧力機器は油圧機器である。この場合、流体圧ダンパーは油圧ダンパーであり、流体圧シリンダは油圧シリンダである。
以下では、車体の幅方向における車体に対する第1の台車の相対位置を「相対位置(P1)」と称する場合があり、車体の幅方向における車体に対する第2の台車の相対位置を「相対位置(P2)」と称する場合がある。
相対位置(P1)の変動に応じて第1のピストンに荷重が加わるように、第1の圧力機器は第1の台車と車体とに接続されている。この荷重は、第1のピストンの移動方向(シリンダチューブ内を第1のピストンが移動する方向)への荷重である。
同様に、相対位置(P2)の変動に応じて第2のピストンに荷重が加わるように、第2の圧力機器は第2の台車と車体とに接続されている。この荷重は、第2のピストンの移動方向(シリンダチューブ内を第2のピストンが移動する方向)への荷重である。
圧力機器は、通常、シリンダチューブと、シリンダチューブ内に配置されるピストンと、ピストンに接続されたロッドとを含む。流体圧シリンダは、流体室(流体が配置される空間)が1つである単動形であってもよいし、流体室が2つである複動形であってもよい。流体圧ダンパーは、通常、ピストンを挟んで2つの流体室を含み、それらの2つの流体室はオリフィスでつながっている。オリフィスにおける流体抵抗によって、緩衝機能が生じる。流体がオイルである場合、流体圧シリンダ(油圧シリンダ)の流体室および流体圧ダンパー(油圧ダンパー)の流体室は油室(オイルが配置される空間)である。
一例では、圧力機器のロッドが台車枠に接続され、シリンダチューブが車体に接続される。他の一例では、ロッドが車体に接続され、シリンダチューブが台車枠に接続される。圧力機器と台車との接続箇所、および、圧力機器と車体との接続箇所から選ばれる少なくとも1つの接続箇所には、ゴムブッシュや軸受(たとえば球面軸受)などが配置されてもよい。圧力機器が流体圧シリンダである場合、上記少なくとも1つの接続箇所には流体圧ダンパーが配置されてもよい。すなわち、流体圧シリンダは、流体圧ダンパーを介して台車枠または車体に接続されてもよい。
車体と圧力機器との接続の例には、車体に接続された中心ピンに圧力機器が接続される場合が含まれる。
配管には、流体の圧力を実質的に損失させることなく流体を移動させることが可能な配管が用いられる。配管は、少なくとも一部がフレキシブルな配管であることが好ましい。また、配管自体にオリフィスと同様の機能(意図的に圧力損失を生む機能)を追加してもよい。
本実施形態の装置の3つの例(第1~第3の例)について、以下に説明する。第1の例の装置を「装置(D1)」と称し、第2の例の装置を「装置(D2)」と称し、第3の例の装置を「装置(D3)」と称する場合がある。以下の説明では、鉄道車両の進行方向に対して左側の方向および右側の方向のいずれか一方を第1の方向とし他方を第2の方向とする。
第1の例の装置(D1)は、以下の構成(1)および(2)を有する。後述するように、装置(D1)によれば、スウェイングを選択的に抑制できる。
(1)第1の台車が車体に対して第1の方向に移動したときに第1のピストンが第1の圧力機器内の流体を配管側に向かって押すように、第1の圧力機器が第1の台車および車体に接続されている。
(2)第2の台車が車体に対して第1の方向に移動したときに第2のピストンが第2の圧力機器内の流体を配管側に向かって押すように、第2の圧力機器が第2の台車および車体に接続されている。
第2の例の装置(D2)は、以下の構成(3)および(4)を有する。後述するように、装置(D2)によれば、ヨーイングを選択的に抑制できる。
(3)第1の台車が車体に対して第1の方向に移動したときに第1のピストンが第1の圧力機器内の流体を配管側に向かって押すように、第1の圧力機器が第1の台車および車体に接続されている。
(4)第2の台車が車体に対して第2の方向に移動したときに第2のピストンが第2の圧力機器内の流体を配管側に向かって押すように、第2の圧力機器が第2の台車および車体に接続されている。
第1および第2の圧力機器から選ばれる少なくとも一方は複動形の流体圧シリンダであってもよい。複動形の流体圧シリンダは、キャップ側の流体室とロッド側の流体室とを含む。ここで、ロッド側とは、ピストンに接続されたロッド(ピストンロッド、コネクティングロッド)が存在する側を意味する。キャップ側とは、ピストンを挟んでロッド側とは反対の側を意味する。
第3の例の装置(D3)は、以下の構成(5)~(7)を有する。後述するように、装置(D3)によれば、スウェイングの抑制とヨーイングの抑制とを随時切り替えることができる。
(5)第1の圧力機器は、キャップ側の第1の流体室とロッド側の第2の流体室とを含む。
(6)配管は、第1の流体室に接続された第1の配管、第2の流体室に接続された第2の配管、および第2の圧力機器に接続された第3の配管を含む。
(7)装置(D3)は、第1の配管と第3の配管とを接続する第1の接続状態と、第2の配管と第3の配管とを接続する第2の接続状態とを切り替える切り替え器をさらに含む。
第3の例の装置(D3)の好ましい一例は、以下の構成(5a)~(7a)を有する。
(5a)第1の圧力機器は、キャップ側の第1の流体室とロッド側の第2の流体室とを含み、第2の圧力機器は、キャップ側の第3の流体室とロッド側の第4の流体室とを含む。
(6a)配管は、第1の流体室に接続された第1の配管、第2の流体室に接続された第2の配管、第3の流体室に接続された第3の配管、および第4の流体室に接続された第4の配管を含む。
(7a)この装置は、第1の配管と第3の配管とを接続し第2の配管と第4の配管とを接続する第1の接続状態と、第1の配管と第4の配管とを接続し第2の配管と第3の配管とを接続する第2の接続状態とを切り替える切り替え器をさらに含む。
装置(D3)で用いられる圧力機器には、複動形の流体圧シリンダを用いてもよいし、流体圧ダンパーを用いてもよい。切り替え器は、上記の切り替えを実現できるものであればよい。切り替え器に特に限定はなく、流路を切り替えるための公知の弁などを用いてもよい。
(鉄道車両)
本実施形態の鉄道車両は、第1の台車、第2の台車、および車体を含む。この鉄道車両は、本実施形態の揺動抑制装置を含む。上述したように、本実施形態の揺動抑制装置によれば、スウェイングおよびヨーイングを選択的に抑制できる。
本実施形態の揺動抑制装置は、単独で用いられてもよいし、他の揺動抑制装置とともに用いられてもよい。たとえば、第1の例の装置(D1)はスウェイングを選択的に抑制するため、スウェイング以外の揺動を抑制する装置と組み合わせて用いてもよい。あるいは、第2の例の装置(D2)はヨーイングを選択的に抑制するため、ヨーイング以外の揺動を抑制する装置と組み合わせて用いてもよい。本実施形態の揺動装置と組み合わせて用いられる他の揺動抑制装置は、アクティブ制御の装置であってもよい。
なお、現状の鉄道車両では、揺動を抑制するために中心ピンに油圧ダンパーが接続されている場合がある。その油圧ダンパーを、本実施形態の第1および第2の流体圧ダンパーとして用いることが可能である。その場合、従来の鉄道車両にわずかな変更を加えるだけで本実施形態の揺動抑制装置を実現できる。
以下では、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施形態は例示であり、以下の実施形態の構成の少なくとも一部を、上述した構成に置き換えることができる。以下の説明では、同様の部分に同一の符号を付して重複する説明を省略する場合がある。
(第1実施形態)
第1実施形態では、上述した第1の例の装置(D1)の一例について説明する。図1は、第1実施形態の揺動抑制装置100、第1の台車11、および第2の台車12の配置を模式的に示す上面図である。鉄道車両は、第1の台車11、第2の台車12、車体(図示せず)、および装置100を含む。なお、台車がボルスタ付き台車であるかボルスタレス台車であるかにかかわらず、空気ばねの左右変位が生じる位置に揺動抑制装置100は設置される。たとえば、ボルスタ付き台車の場合、揺動抑制装置100の一端は台車側のゆれまくらに接続される。車体傾斜台車の場合、揺動抑制装置100の一端は台車側の傾斜梁に接続される。
図1では、進行方向FW(矢印FW)側の台車を第1の台車11としているが、進行方向FW側の台車を第2の台車としてもよい。第1の台車11および第2の台車12はそれぞれ、複数(たとえば2つ)の車軸Axを有する。それぞれの車軸Axには、2つの車輪Whが配置される。車軸Axは、側梁Sb、横梁Cb、牽引装置(図示せず)などを介して、中心ピンCpに接続されている。図1には、台車11および12の構造部材(台車枠11aおよび12a)が、側梁Sbおよび横梁Cbを含む一例について示しているが、本発明はこれに限定されない。
中心ピンCpは、車体の構体(台枠)に接続されている。レール1上を走る台車が中心ピンCpを牽引することによって、車体が進行する。換言すれば、中心ピンCpと車体とは実質的に一体となって移動する。一方、車体への衝撃の軽減や乗り心地の向上のため、台車の動きが中心ピンCpを介して車体に直接伝えられることはない。台車の動きは、ゴムブッシュやダンパーなどを介して中心ピンCpに伝えられる。そのため、台車に対する車体(中心ピンCp)の相対位置は、台車の動きによって変動する。鉄道車両は複数の台車を含むため、それぞれの台車と車体との相対位置が変動することによって、ヨーイングやスウェイングなどの揺動が生じる。
装置100は、第1の油圧機器110、第2の油圧機器120、およびそれらを接続する配管101を含む。第1実施形態では、油圧機器110および120はともに、中心ピンCpに対して、車体(鉄道車両)の幅方向DCの同じ側に配置されている。ここで幅方向DCとは、図1に示すように、水平方向で且つ進行方向FWに対して垂直な方向を意味する。図1には、油圧機器110および120がともに、中心ピンCpに対して、左方向DL(進行方向FWに向かって左側の方向)に配置されている一例を示す。油圧機器110および120はともに、中心ピンCpに対して、右方向DR(進行方向FWに向かって右側の方向)に配置されてもよい。
第1の油圧機器110の構成を、図2に模式的に示す。図1および図2では、第1および第2の油圧機器110および120がともに油圧シリンダである場合の一例を示す。
油圧機器110は、シリンダチューブ(第1のシリンダチューブ)111、ピストン(第1のピストン)112、およびロッド113を含む。油圧機器110は、単動式の油圧シリンダであり、1つの油室111a(オイルが出入りする空間)を有する。配管101は、油室111aに接続されている。
車体の幅方向DCにおける車体に対する第1の台車11の相対位置(P1)は、車両の進行の際に変化する。油圧機器110は、相対位置(P1)の変動に応じて第1のピストン112に荷重が加わるように、第1の台車11と車体(中心ピンCp)とに接続されている。具体的には、ロッド113の一端は台車枠11a(図2では側梁Sb)に接続されている。シリンダチューブ111は、中心ピンCpに接続されている。すなわち、シリンダチューブ111は、中心ピンCpを介して車体に接続されている。
台車11が車体に対して左方向DLに移動すると、ピストン112が引かれる。配管101内のオイルが自由に移動可能な場合、ピストン112が引かれるのに伴って、配管101内のオイルが油室111aに移動する。一方、台車11が車体に対して右方向DRに移動すると、ピストン112が押される。配管101内のオイルが自由に移動可能な場合、ピストン112が押されるのに伴って、油室111a内のオイルが配管101に移動する。
第1の油圧機器110と同様に、第2の油圧機器120は、第2のシリンダチューブ、第2のピストン、およびロッドを含む。第2の油圧機器120も、第1の油圧機器110と同様に、台車枠12aおよび車体(中心ピンCp)に接続されている。すなわち、油圧機器120は、相対位置(P2)の変動に応じて第2のピストンに荷重が加わるように、第2の台車12と車体(中心ピンCp)とに接続されている。
上述したように、油圧機器と台車との間の接続箇所、および、油圧機器と車体(たとえば中心ピンCp)との接続箇所には、ゴムブッシュや球面軸受などが配置されてもよい。
装置100では、油圧機器110および120がともに、台車が右方向DRに移動したときに、油圧機器内のオイルを配管101へ送り出す力が働くように配置されている。この装置100において、車体に対して第1の台車11が左方向DLに移動し、車体に対して第2の台車12が右方向DRに移動する場合について考える。この場合、油圧機器110では配管101からオイルを引き込む力が働き、油圧機器120では配管101へオイルを送り出す力が働く。そのため、相対位置(P1)の移動量と相対位置(P2)の移動量とが同じであれば、油圧機器110で生じる力と油圧機器120で生じる力とは干渉することなく配管101内をオイルが流れる。すなわち、装置100は、第1の台車11と第2の台車12とが逆方向に移動することを積極的には抑制しない。換言すれば、装置100は、ヨーイング(鉛直軸を中心とする車体の回転)を積極的には抑制しない。
次に、装置100において、台車11および12がともに左方向DLに移動する場合について考える。この場合、油圧機器110および120ではともに、配管101からオイルを引き込む力が働く。その結果、油圧機器110で生じる力と油圧機器120で生じる力とが干渉するため、ピストン112および122の移動が妨げられる。台車11および12がともに右方向DRに移動する場合、油圧機器110および120ではともに、配管101へオイルを送り出す力が働く。その結果、油圧機器110で生じる力と油圧機器120で生じる力とが干渉するため、ピストン112および122の移動が妨げられる。すなわち、装置100は、第1の台車11と第2の台車12とが同じ方向に移動することを抑制する。換言すれば、装置100は、スウェイング(幅方向DCへの車体の平行移動)を抑制する。以上のように、装置100によれば、スウェイングを選択的に抑制することが可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態では、上述した第2の例の装置(D2)の一例について説明する。図3は、第2実施形態の揺動抑制装置100a、第1の台車11、および第2の台車12の配置を模式的に示す上面図である。装置100aは、装置100と比較して、第2の油圧機器120の配置のみが装置100とは異なるため、重複する説明を省略する。
油圧機器120は、中心ピンCpに対して右方向DRの側に配置されている。すなわち、装置100aでは、第1の油圧機器110と第2の油圧機器120とは、反対向きに配置されている。装置100aでも、装置100と同様に、第1の油圧機器110の油室と第2の油圧機器120の油室とが配管101によって接続されている。
第2の油圧機器120の構成を、図4に模式的に示す。図3および図4では、第1および第2の油圧機器110および120がともに油圧シリンダである場合の一例を示す。
油圧機器120は、シリンダチューブ(第2のシリンダチューブ)121、ピストン(第2のピストン)122、およびロッド123を含む。油圧機器120は、単動式の油圧シリンダであり、1つの油室121aを有する。ロッド123の一端は台車枠12a(図4では側梁Sb)に接続されている。シリンダチューブ121は、中心ピンCpに接続されている。すなわち、シリンダチューブ121は、中心ピンCpを介して車体に接続されている。配管101は、油室121aに接続されている。
装置100aでは、台車の動きによってピストンに生じる力の方向が油圧機器110と油圧機器120との間で逆となるように、油圧機器110および120が配置されている。すなわち、装置100aでは、第1の台車11が右方向DRに移動したときに第1のピストン112がオイルを配管101側に向かって押し、第2の台車12が左方向DLに移動したときに第2のピストン122がオイルを配管101側に向かって押す。
装置100aにおいて、第1の台車11および第2の台車12がともに左方向DLに移動する場合について考える。この場合、油圧機器110では配管101からオイルを引き込むが働き、油圧機器120では配管101へオイルを送り出す力が働く。そのため、相対位置(P1)の移動量と相対位置(P2)の移動量とが同じであれば、油圧機器110で生じる力と油圧機器120で生じる力とは干渉することなく配管101内をオイルが流れる。すなわち、装置100aは、第1の台車11と第2の台車12とが同じ方向に移動することを積極的には抑制しない。換言すれば、装置100aは、スウェイングを積極的には抑制しない。
次に、装置100aにおいて、第1の台車11が左方向DLに移動し、第2の台車12が右方向DRに移動する場合について考える。この場合、油圧機器110および120ではともに、配管101からオイルを引き込む力が働く。その結果、油圧機器110で生じる力と油圧機器120で生じる力とが干渉するため、ピストン112および122の移動が妨げられる。すなわち、装置100aは、第1の台車11と第2の台車12とが異なる方向に移動することを抑制する。換言すれば、装置100aは、ヨーイングを抑制する。以上のように、装置100aによれば、ヨーイングを選択的に抑制することが可能である。
なお、第1実施形態および第2実施形態の装置において、油圧機器の接続対象物を変えることも可能である。たとえば、第1実施形態において、第1の油圧機器110のシリンダチューブ111側を台車枠に接続し、ロッド113を車体に接続することが可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第3の例の装置(D3)の一例として、上記構成(5a)~(7a)を有する装置について説明する。第3実施形態の揺動抑制装置100bの主要部を、図5に模式的に示す。
装置100bは、配管101、第1の油圧機器110、第2の油圧機器120、および切り替え器130を含む。配管101は、第1の配管101a、第2の配管101b、第3の配管101c、および第4の配管101dを含む。
第1および第2の油圧機器110および120は、複動形の油圧シリンダであり、第2の油室を備える点のみが上記実施形態で説明した油圧機器とは異なる。そのため、重複する説明を省略する場合がある。
第1の油圧機器110は、シリンダチューブ(第1のシリンダチューブ)111、ピストン(第1のピストン)112、およびロッド113を含む。油圧機器110は、複動式の油圧機器であり、キャップ側の第1の油室111aおよびロッド113側の第2の油室111bを有する。第1の油室111aには、第1の配管101aが接続されている。第2の油室111bには、第2の配管101bが接続されている。
第2の油圧機器120は、シリンダチューブ(第2のシリンダチューブ)121、ピストン(第2のピストン)122、およびロッド123を含む。油圧機器120は、複動式の油圧機器であり、キャップ側の第3の油室121aおよびロッド123側の第4の油室121bを有する。第3の油室121aには、第3の配管101cが接続されている。第4の油室121bには、第4の配管101dが接続されている。
切り替え器130は、以下の第1の接続状態と第2の接続状態との接続状態の間で配管の接続を切り替える。
(第1の接続状態)第1の配管101aと第3の配管101cとが接続され、第2の配管101bと第4の配管101dとが接続される。
(第2の接続状態)第1の配管101aと第4の配管101dとが接続され、第2の配管101bと第3の配管101cとが接続される。
第1の接続状態にある装置100bは、第1の例の装置(D1)と同様の機能を有する。第2の接続状態にある装置100bは、第2の例の装置(D2)と同様の機能を有する。切り替え器130によって第1の接続状態と第2の接続状態とを切り替えることによって、ヨーイングの抑制とスウェイングの抑制とを選択的に行うことが可能である。
上記実施形態では、油圧機器として油圧シリンダを用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、油圧機器として油圧ダンパーを用いても同様に実施が可能である。油圧機器として油圧ダンパーを用いることによって、油圧機器に緩衝機能(振動減衰機能)を持たせることができる。油圧機器として油圧ダンパーを用いる場合、オリフィスにおける抵抗を変えることによって、緩衝機能の程度を変えることができる。そのため、揺動抑制機能と緩衝機能とのバランスを考慮して油圧ダンパーを選択することによって、車体の揺動をより効果的に抑制することが可能となる。
油圧ダンパーを用いる場合の一例を、図6に示す。図6は、図2に示した第1の油圧機器110(油圧シリンダ)を油圧ダンパーに置き換えた例である。
図6に示す油圧機器210は、シリンダチューブ(第1のシリンダチューブ)211、ピストン(第1のピストン)212、およびロッド213を含む。油圧機器210は、油圧ダンパーであり、ピストン212を挟んで配置された2つの油室(第1の油室211aおよび第2の油室211b)を有する。第1の油室211aはキャップ側の油室であり、第2の油室211bはロッド側の油室である。第1の油室211aと第2の油室211bとは、オリフィス212cによってつながっている。図6に示す一例では、オリフィス212cはピストン212に形成されている。
図6に示す一例では、配管101が、キャップ側の第1の油室211aに接続されている。このように接続することによって、第1実施形態で説明した装置100と同様に機能させることができる。また、配管101をロッド側の第2の油室211bに接続することによって、第2実施形態で説明した装置100aと同様に機能させることが可能である。
第2実施形態で説明した装置においても、図6に示した油圧ダンパーを油圧機器として用いることができる。同様に、第3実施形態で説明した装置についても、図6に示した油圧ダンパーを油圧機器として用いることができる。この場合、第1の油室211aに第1の配管(第3の配管)を接続し、第2の油室211bに第2の配管(第4の配管)を接続すればよい。
油圧機器として油圧ダンパーを用いる場合、2つの台車で用いられる2つの油圧機器の一方のみを油圧ダンパーとし、他方を油圧シリンダとすることによって、上述した装置(D3)を実現することが可能である。たとえば、第1実施形態および第2実施形態の第1の油圧機器110に、油圧ダンパーを用いてもよい。第1実施形態の第1の油圧機器110を油圧ダンパーに置き換えた装置(D3)の一例の一部を、図7に示す。
図7の装置では、第1の油圧機器210が油圧ダンパーであり、キャップ側の第1の油室211aとロッド側の第2の油室211bとを含む。配管101は、第1の油室211aに接続された第1の配管101a、第2の油室211bに接続された第2の配管101b、および第2の油圧機器120に接続された第3の配管101cを含む。図7の装置は切り替え器130を含む。切り替え器130は、第1の配管101aと第3の配管101cとを接続する第1の接続状態と、第2の配管101bと第3の配管101cとを接続する第2の接続状態とを切り替える。第1の接続状態の場合、第1実施形態の装置100と同様の機能を奏する。第2の接続状態の場合、第2実施形態の装置100aと同様の機能を有する。このように、切り替え器130によって第1の接続状態と第2の接続状態とを切り替えることによって、ヨーイングの抑制とスウェイングの抑制とを所望のタイミングで切り替えることが可能である。すなわち、図7の装置でも、第3実施形態の装置100bと同様の効果が得られる。
本発明について、実施例によってさらに詳細に説明する。この実施例では、本発明のヨーイング抑制装置の効果を検証するために、鉄道車両用の動解析ツール(Simpack Rail)を用いて解析を行った。この解析では、スウェイングを選択的に抑制することが可能な第1実施形態の揺動抑制装置を用いることによる効果について評価した。ただし、第1および第2の油圧機器として、減衰係数が35400N・s/mである油圧ダンパーを用いると仮定した。そして、スウェイングについてのみ、減衰係数が105400N・s/mで減衰するとしてシミュレーションを行った。
この実施例では、本実施形態の揺動抑制装置を用いた車両(本発明例)と、それを用いない従来の車両(従来例)とについて、車体のスウェイング加速度の経時変化、および、車体のスウェイングのパワースペクトル密度(PSD)を求めた。それらの結果を図8および図9に示す。
図8および図9に示すように、本発明例のスウェイング加速度およびPSDは、従来例のそれらよりも小さかった。この結果は、本発明の揺動抑制装置によって車体の揺動が効果的に抑制されることを示している。
本発明は、鉄道車両用の揺動抑制装置およびそれを用いた鉄道車両に利用できる。
11:第1の台車
12:第2の台車
11a、12a:台車枠
100、100a、100b:揺動抑制装置
101:配管
110:第1の油圧機器(油圧シリンダ)
111、121:シリンダチューブ
111a、111b、121a、121b:油室
112、122:ピストン
113、123:ロッド
120:第2の油圧機器(油圧シリンダ)
130:切り替え器
210:油圧機器(油圧ダンパー)
Cp:中心ピン(車体)
DC:幅方向
FW:進行方向

Claims (4)

  1. 第1および第2の台車を含む鉄道車両の車体の揺動を、流体を用いて抑制する、鉄道車両用の揺動抑制装置であって、
    第1のピストンを含む第1の圧力機器、
    第2のピストンを含む第2の圧力機器、および、
    前記第1の圧力機器内の前記流体と前記第2の圧力機器内の前記流体とが移動可能なように前記第1の圧力機器と前記第2の圧力機器とを結ぶ配管、を含み、
    前記車体の幅方向における前記車体に対する前記第1の台車の相対位置の変動に応じて前記第1のピストンに荷重が加わるように、前記第1の圧力機器は前記第1の台車と前記車体とに接続されており、
    前記車体の幅方向における前記車体に対する前記第2の台車の相対位置の変動に応じて前記第2のピストンに荷重が加わるように、前記第2の圧力機器は前記第2の台車と前記車体とに接続されており、
    前記第1および第2の圧力機器はそれぞれ独立な、流体圧ダンパーまたは流体圧シリンダであり、
    前記第1の圧力機器は、キャップ側の第1の流体室とロッド側の第2の流体室とを含み、
    前記第2の圧力機器は、キャップ側の第3の流体室とロッド側の第4の流体室とを含み、
    前記配管は、前記第1の流体室に接続された第1の配管、前記第2の流体室に接続された第2の配管、前記第3の流体室に接続された第3の配管、および前記第4の流体室に接続された第4の配管を含み、
    前記第1の配管と前記第3の配管とを接続し前記第2の配管と前記第4の配管とを接続する第1の接続状態と、前記第1の配管と前記第4の配管とを接続し前記第2の配管と前記第3の配管とを接続する第2の接続状態とを切り替える切り替え器をさらに含む、鉄道車両用の揺動抑制装置。
  2. 請求項に記載の、鉄道車両用の揺動抑制装置であって、
    前記流体がオイルである、鉄道車両用の揺動抑制装置。
  3. 請求項に記載の、鉄道車両用の揺動抑制装置であって、
    前記流体が非圧縮性流体である、鉄道車両用の揺動抑制装置。
  4. 第1の台車、第2の台車、および車体を含む鉄道車両であって、
    請求項1~のいずれか1項に記載の鉄道車両用の揺動抑制装置を含む、鉄道車両。
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