JP7005444B2 - サーバ装置、制御システム、及び制御方法 - Google Patents

サーバ装置、制御システム、及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、サーバ装置、制御システム、及び制御方法に関する。
近年、工場や家庭等の施設(需要家)が有する蓄電装置を分散電源として用いて、複数の施設の蓄電装置を統合的に制御して仮想的な1つの発電所のように機能させる技術であるVPP(Virtual Power Plant)が注目されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-299251号公報
VPPのための制御を行うサーバ装置は、管理下の各施設に設けられた計測装置の計測データから潮流量(需要電力)又は逆潮流量の合算値を算出し、算出した合算値を、管理下の施設の潮流量又は逆潮流量を調整する制御に用いる。例えば、VPP制御を開始する前の合算値を、VPP制御をしない場合に想定される総潮流量(「ベースライン」と称される)として用いる。また、VPP制御を開始した後の合算値を実際の総潮流量(「実績値」と称される)として用いる。
しかしながら、サーバ装置の管理下の施設の中には、通信環境が不安定な施設が存在したり、通信機器(ルータ)等の電源が一時的にオフにされる施設が存在したりすることがある。また、計測装置又は蓄電装置が正しく設置されていない施設も存在しうる。このような施設を合算値の算出対象に含める場合、算出される合算値が不正確なものとなり、ベースライン及び実績値も不正確なものとなるため、サーバ装置が複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整する制御を精度よく行うことができなくなる問題がある。
そこで、本発明は、複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整する制御を精度よく行うことが可能なサーバ装置、制御システム、及び制御方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係るサーバ装置は、それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行う装置である。前記サーバ装置は、前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部とを備える。
第2の特徴に係る制御システムは、それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行うシステムである。前記制御システムは、前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定の条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部とを備える。
第3の特徴に係る制御方法は、それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行う方法である。前記制御方法は、前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定の条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外ステップと、前記複数の施設のうち前記除外ステップにより除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御ステップとを備える。
本発明によれば、複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整する制御を精度よく行うことが可能なサーバ装置、制御システム、及び制御方法を提供できる。
実施形態に係る制御システムの構成を示す図である。 実施形態に係る制御システムにおける施設の具体例を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置の構成を示す図である。 実施形態に係るデータベースに記憶されるVPP制御対象リストを示す図である。 実施形態に係るサーバ装置の基本動作例を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置におけるVPP制御対象の復帰動作例を示す図である。
一実施形態に係る制御システムについて図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
(制御システムの構成)
図1は、本実施形態に係る制御システム100の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係る制御システム100における施設300の具体例を示す図である。
図1に示すように、制御システム100は、サーバ装置200と、サーバ装置200により管理される複数の施設300とを有する。以下において、サーバ装置200の管理対象の施設300を管理下の施設と称することがある。
図1では、サーバ装置200の管理下の施設300として、施設300A乃至300Cが例示されている。各施設300は同様の構成であるため、図1では施設300A乃至300Cのうち施設300Aの構成のみを示している。各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300への電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110への電力の流れを逆潮流と称する。電力系統110から施設300への電力は、需要電力と称されることもある。電力系統110は、電力会社から切り離された地域内の需要家間で電力融通する場合における需要家外の送電網であってもよい。
サーバ装置200及び施設300は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、サーバ装置200と施設300との間の回線を提供すればよい。例えば、ネットワーク120は、インターネットを含んでもよい。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)等の専用回線を含んでもよい。
施設300は、計測装置310と、蓄電装置320と、太陽光発電装置330と、負荷機器340と、EMS350とを有する。
計測装置310は、潮流量及び逆潮流量の少なくとも一方に関する計測を行い、計測データをEMS350に送信する装置である。図2に示すように、計測装置310は、潮流量及び逆潮流量を計測して計測データを生成するスマートメータ311を含む。スマートメータ311は、EMS350を介して計測データをサーバ装置200に提供してもよいし、EMS350を介さずに計測データをサーバ装置200に提供してもよい。計測装置310は、電力系統110から施設300に流れる電流及び施設300から電力系統110に流れる電流の少なくとも一方を計測して計測データを生成する電流センサ312を含んでもよい。すなわち、電流センサ312は、スマートメータ311に対応して設けられる。電流センサ312は、逆潮流防止用のものであってもよいし、スマートメータ311のバックアップ用のものであってもよい。計測装置310は、蓄電装置320の充放電電力を計測する装置を含んでもよいし、太陽光発電装置330の発電電力を計測する装置を含んでもよいし、負荷機器340の消費電力を計測する装置を含んでもよい。
蓄電装置320は、充電及び放電を行う装置である。蓄電装置320は、分散電源の一例である。施設300において蓄電装置320はEMS350により制御される。蓄電装置320は、ピークカット及び/又は防災等の目的で導入されうる。例えば電気料金削減のためにピークカットを行う場合、電力需要の低い夜間に充電を行い、電力需要の高くなる時間帯に放電を行うことで、ピーク電力を下げる。一方、VPPにおいて、蓄電装置320は、EMS350を介してサーバ装置200により制御される。蓄電装置320は、リチウムイオン蓄電装置、鉛蓄電装置、又はニッケル・水素蓄電装置等である。蓄電装置320は、蓄電池セル及びPCS(Power Conditioning System)を有する。蓄電装置320は、蓄電残量を示すデータ、充放電量を示すデータ、動作モードを示すデータ、及び設定値を示すデータ等をEMS350に送信する。
本実施形態において、サーバ装置200により制御される分散電源が蓄電装置320である一例を説明するが、サーバ装置200により制御される分散電源が燃料電池装置であってもよい。燃料電池装置は、固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)、固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)、リン酸型燃料電池(PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC:Molten Carbonate Fuel Cell)等である。
太陽光発電装置330は、自然エネルギーを用いて発電を行う分散電源の一例である。図2に示すように、太陽光発電装置330は、太陽光モジュール331及びPCS332を含む。PCS332は、太陽光モジュール331の発電量を計測する装置を含み、発電量を示す計測データをEMS350に送信する。太陽光モジュール331の発電量を計測する装置は、計測装置310の一部とみなすことができる。
負荷機器340は、電力を消費する機器である。例えば、負荷機器340は、空調機器、照明機器、AV(Audio Visual)機器等である。
EMS350は、施設300の電力を管理する装置である。EMS350は、計測装置310の計測データ、蓄電装置320のデータ(蓄電残量データ、充放電量データ、動作モードデータ、及び設定値データ)、及び太陽光発電装置330の発電量データをサーバ装置200に定期的に送信する。これらのデータは、施設300に設けられたルータを介してサーバ装置200に提供されてもよいし、サーバ装置200とは別に設けられるデータ収集用のサーバを介してサーバ装置200に提供されてもよい。また、EMS350は、蓄電装置320の動作状態を制御する。EMS350は、負荷機器340の動作状態を制御してもよい。
EMS350と計測装置310との間の通信、EMS350と蓄電装置320との間の通信、及びEMS350と太陽光発電装置330との間の通信には、ECHONET Liteに準拠するプロトコル、SEP(Smart Energy Profile)2.0、KNX、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。
サーバ装置200は、管理下の各施設300の蓄電装置320を統合的に制御する装置である。サーバ装置200は、複数の施設300に対する電力管理を行う事業者、例えば、アグリゲータによって管理される。アグリゲータは、VPPにおいて、発電事業者、送配電事業者及び小売事業者等の電力事業者に対して、電力の需給バランスを取るための調整力を提供する事業者である。このようなアグリゲータはリソースアグリゲータと称されることがある。複数のリソースアグリゲータを統括する上位アグリゲータが存在することもある。
VPP制御において、サーバ装置200は、例えば太陽光発電装置330の発電量が少ない時間帯について、電力事業者又は上位アグリゲータからの潮流量(需要電力)の削減要請に応じて、要請された量の潮流を削減するように蓄電装置320を放電させる制御を行ってもよい。サーバ装置200は、太陽光発電装置330の発電量が多い時間帯について、電力事業者又は上位アグリゲータからの逆潮流量の削減要請に応じて、要請された量の逆潮流を削減するように蓄電装置320を充電させる制御を行ってもよい。
サーバ装置200は、管理下の各施設300のEMS350から各種データを定期的に取得する。サーバ装置200は、管理下の各施設の計測装置310の計測データから潮流量又は逆潮流量を算出する。例えば、潮流量は、蓄電装置320の放電に応じて低下し、蓄電装置320の充電に応じて増加し、太陽光発電装置330の発電に応じて低下し、負荷機器340の消費電力の増加に応じて増加する。サーバ装置200は、これらの各電力に基づいて潮流量又は逆潮流量を算出できる。ここで、スマートメータ311の計測データを取得できる場合には、スマートメータ311の計測データから潮流量又は逆潮流量を把握することも考えられるが、スマートメータ311の計測データが欠損することがある。このような欠損を補うために、スマートメータ311以外の計測装置の計測データも必要である。また、スマートメータ311の計測データを取得できても、その正当性を確認するために他の計測データも必要である。
サーバ装置200は、管理下の各施設300の潮流量又は逆潮流量の合算値に基づいて、管理下の各施設300の蓄電装置320に対する充放電制御を行う。例えば、サーバ装置200は、VPP制御を開始する前の合算値を、VPP制御をしない場合に想定される総潮流量(ベースライン)として用いて、要請された削減量とベースラインとから目標値を設定する。そして、サーバ装置200は、VPP制御を開始した後の合算値を実際の総潮流量(実績値)として用いて、実績値を目標値に近づけるように充放電制御を行う。
充放電制御を行うために、サーバ装置200は、蓄電装置320に対する制御を指示する制御メッセージをEMS350に送信する。サーバ装置200は、潮流の制御を要求する潮流制御メッセージ(例えば、DR;Demand Response)を送信してもよく、逆潮流の制御を要求する逆潮流制御メッセージを送信してもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよく、相対値(例えば、○○%)で表されてもよい。EMS350は、制御メッセージに従って蓄電装置320を制御する。
サーバ装置200とEMS350との間の通信には、Open ADR(Automated Demand Response)に準拠するプロトコル、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。
このように、サーバ装置200は、管理下の各施設300の計測データを取得し、取得した計測データから潮流量又は逆潮流量の合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、管理下の施設300の潮流量又は逆潮流量を目標値に調整するように、VPP制御対象施設の蓄電装置320に対する充放電制御を行う。
しかし、サーバ装置200の管理下の各施設300において、EMS350、蓄電装置320、ルータ等の機器は、施設300内のコンセントに接続されることがあり、ユーザによって電源をオフにされることがありうる。また、ルータの動作異常等によりEMS350とサーバ装置200との間の通信が途絶することがありうる。よって、通信の途絶を生じた施設が存在する場合、トータルの合算値として低めの実績となるが、通信が復旧した際に過去データを含めて送信されると、多めの実績に変化してしまう。
また、設置業者による電流センサ312の取り付け方向が反対であったり、電流センサ312の取り付け位置が誤っていたりするケースがある。例えば、電流センサ312が太陽光発電装置330よりも下流側(電力系統110から遠い側)に取り付けられてしまうと、電流センサ312が正しい計測を行うことができない。
さらに、蓄電装置320又は太陽光発電装置330の電力ラインの配線ミス等の設置ミスにより、蓄電装置320が正常に放電できないケースがある。そのような蓄電装置320については、サーバ装置200が意図したとおりの充放電動作を行うことができない。
本実施形態においては、サーバ装置200は、管理下の施設300それぞれの計測装置310の計測データ及び管理下の施設300それぞれの蓄電装置320に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、管理下の施設300のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する。
そして、サーバ装置200は、管理下の施設300のうち除外されていない算出対象施設(以下、「VPP制御対象施設」という)それぞれの計測装置310の計測データから潮流量又は逆潮流量の合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つのVPP制御対象施設の蓄電装置320に対する充放電制御を行う。これにより、サーバ装置200は、潮流量又は逆潮流量を調整する制御を精度よく行うことができる。
(サーバ装置の構成)
図3は、本実施形態に係るサーバ装置200の構成を示す図である。図2に示すように、サーバ装置200は、データベース210と、通信部220と、処理部230とを有する。
データベース210は、不揮発性メモリ又は/及びHDD等の記憶媒体によって構成されており、サーバ装置200によって管理される施設300に関するデータを記憶する。サーバ装置200によって管理される施設300は、アグリゲータと契約を有する施設300であってもよい。例えば、施設300に関するデータは、電力系統110から施設300に供給される潮流量(需要電力)であってもよい。施設300に関するデータは、施設300の蓄電装置320の種別、施設300の蓄電装置320のスペック等であってもよい。スペックは、蓄電装置320の定格放電電力(W)を含んでもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介してEMS350と通信を行う。通信部220は、各種データをEMS350から定期的に受信する。また、通信部220は、蓄電装置320に対する制御を指示する制御メッセージをEMS350に送信する。
処理部230は、メモリ及びCPU等によって構成されており、VPP制御対象施設の潮流量又は逆潮流量を目標値に調整するための処理を行う。処理部230は、取得部231と、予測部232と、制御部233と、除外部234と、復帰部235とを有する。取得部231、予測部232、制御部233、除外部234、及び復帰部235は、1つのCPUにより構成されてもよいし、複数のCPUにより構成されてもよい。例えば、制御部233を構成するCPUと除外部234を構成するCPUとが異なっていてもよい。
取得部231は、管理下の各施設300のEMS350から定期的にデータを取得する。例えば、取得部231は、計測装置310の計測データを定期的に取得する。取得部231は、取得したデータを管理下の施設300ごとにデータベース210に記憶させる。
予測部232は、管理下の施設300それぞれについて、第1期間における計測装置310の計測データの履歴に基づいて、第1期間よりも後の第2期間における計測データの予測値を算出する。予測部232は、潮流量の予測を行ってもよいし、負荷機器340の消費電力の予測を行ってもよいし、太陽光発電装置330の発電量の予測を行ってもよい。
制御部233は、管理下の各施設300の蓄電装置320に対する制御指示を行う。また、制御部233は、VPP制御とは別に、蓄電装置320の制御が可能な施設であるか否かを確認するために、管理下の各施設300の蓄電装置320を試験的に制御する。
除外部234は、管理下の各施設300の計測装置310の計測データ及び管理下の各施設300の蓄電装置320に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、管理下の施設300のうち所定条件を満たす施設300を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象(VPP制御対象)から除外する。以下において、かかる条件を「除外条件」と称する。除外部234は、施設300をVPP制御対象から除外すると、除外した施設300についてデータベース210のVPP制御対処リストを更新する。図4は、データベース210に記憶されるVPP制御対象リストの一例を示す図である。図4に示すように、VPP制御対象リストは、VPP制御対象(○)であるか又はVPP制御対象外(×)であるかを管理下の施設300ごとに記録したリストである。
制御部233は、VPP制御対象リストを参照し、管理下の施設300のうち除外部234により除外されていないVPP制御対象施設それぞれの計測装置310の計測データから合算値を算出し、算出した合算値に基づいて少なくとも1つのVPP制御対象施設の蓄電装置320に対する充放電制御を行う。上述したように、目標値は、例えば、電力事業者からの潮流量又は逆潮流量の削減要請量に応じて定められる。また、制御部233は、予測部232により得られた予測値も考慮して充放電制御を行ってもよい。
復帰部235は、除外部234によりVPP制御対象から除外された施設300が除外条件を満たさなくなった場合に、除外条件を満たさなくなってから所定期間が経過した施設300をVPP制御対象に戻す。復帰部235は、施設300をVPP制御対象に戻すと、VPP制御対象に戻した施設300についてデータベース210のVPP制御対処リストを更新する。
(サーバ装置の動作例)
まず、本実施形態に係るサーバ装置200の基本動作例について説明する。図5は、本実施形態に係るサーバ装置200の基本動作例を示す図である。
図5に示すように、ステップS1において、取得部231は、管理下の各施設300の計測装置310の計測データを定期的に取得する。
ステップS2において、除外部234は、取得部231が取得した計測データに基づいて、管理下の施設300のうち除外条件を満たす施設300をVPP制御対象から除外する。
例えば、除外部234は、管理下の施設300のうち、蓄電装置320が放電をするときに、潮流量が放電の前に比べて多い状況が一定時間(例えば、10分間)以上継続した施設300をVPP制御対象から除外する。蓄電装置320が放電をするときは負荷機器340の消費電力が放電電力で賄われるため、潮流量が増えることは想定し難い。よって、そのような施設300では設置ミスが生じている可能性があり、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、管理下の施設300のうち、蓄電装置320が充電をするときに、潮流量が充電の前に比べて少ない状況が一定時間(例えば、10分間)以上継続した施設300をVPP制御対象から除外してもよい。蓄電装置320が充電をするときは、潮流量が減ることは想定し難い。よって、そのような施設300では設置ミスが生じている可能性があり、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、管理下の施設300のうち、蓄電装置320の放電電力(W)が定格放電電力に対して所定の割合(例えば、60%)以下である間に、潮流量が一定値以上発生している施設300をVPP制御対象から除外してもよい。このようなケースでは、設置ミス等により蓄電装置320が適切な放電量を確保できないと想定されるため、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、スマートメータ311の計測データに対応する電力量と電流センサ312の計測データに対応する電力量との間に所定値以上の差がある施設300をVPP制御対象から除外してもよい。例えば、除外部234は、スマートメータ311の計測データから1日の逆潮流量の積算値を算出し、電流センサ312の計測データから1日の逆潮流量の積算値を算出し、これらの積算値に10%以上の差がある場合には、電流センサ312に設置ミスがあるとみなして、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、予測部232の予測誤差が一定値以上である施設300をVPP制御対象から除外してもよい。上述したように、予測部232は、管理下の施設300それぞれについて、第1期間における計測装置310の計測データの履歴に基づいて、第1期間よりも後の第2期間における計測データの予測値を算出する。除外部234は、第2期間において得られた計測データに対する予測値の誤差が一定値以上である施設300をVPP制御対象から除外してもよい。例えば、予測部232が潮流量の予測を行う場合、予測誤差が30%以上であれば、VPP制御対象から除外する。予測部232が太陽光発電装置330の発電量の予測を行う場合、予測誤差が20%以上であれば、VPP制御対象から除外する。このような施設300は計測データに規則性がない又は規則性が低いため、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、管理下の施設300のうち、単位時間あたりの計測データの送信回数(すなわち、送信頻度)が閾値を下回る施設300をVPP制御対象から除外してもよい。例えば、除外部234は、取得部231におけるデータ取得状況に基づき、1日あたりのデータ送信回数又は各時間帯あたりのデータ送信回数が設定閾値(例えば、99%)である施設300をVPP制御対象から除外する。このような施設300は、通信環境が不安定又は通信機器(ルータ)等の電源が一時的にオフにされる施設であると想定されるため、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
ここで、計測装置310には、太陽光発電装置330のPCS332に設けられる発電電力計測部が含まれうる。太陽光発電装置330のPCS332は、太陽光モジュール331の発電電力によって動作するため、発電が行われない期間においては発電電力の計測が行われない。よって、除外部234は、太陽光発電装置330が発電を行う時間帯に対応する計測データの送信回数が閾値を下回る施設300をVPP制御対象から除外する。すなわち、太陽光発電装置330が発電を行わない時間帯については除外判定の対象に含めない。例えば、日没後のみを対象とし、設定閾値を例えば33%に設定する。或いは、「日照時間(h)×60回×設定閾値」以下という条件であってもよい。但し、データ送信が1分ごとに行われると仮定している。
一方、ステップS3において、制御部233は、管理下の各施設300の蓄電装置320に対する制御指示を行う。制御部233は、テストモードとして、管理下の各施設300の蓄電装置320に対する制御指示を定期的に行ってもよい。制御部233は、制御指示に対する結果をEMS350から取得する。
ステップS4において、除外部234は、蓄電装置320に対する制御結果に基づいて、管理下の施設300のうち除外条件を満たす施設300をVPP制御対象から除外する。
ここで、除外部234は、管理下の施設300のうち制御指示に従った動作を行わない蓄電装置320を有する施設300をVPP制御対象から除外してもよい。例えば、制御指示が蓄電装置のモード(充電、放電)の変更である場合、モードの変更が行われない施設300をVPP制御対象から除外する。制御指示が蓄電装置320の充電量又は放電量の変更である場合、充電量又は放電量の変更が行われない施設300をVPP制御対象から除外する。制御指示が蓄電装置320の充電電力量設定値又は放電電力量設定値の変更である場合、充電電力量設定値又は放電電力量設定値の変更が行われない施設300をVPP制御対象から除外する。このような施設300では、サーバ装置200が意図したとおりの充放電動作が行われないため、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、制御指示に従った動作を行った後において制御指示以外の要因で動作を変更した蓄電装置320を有する施設300をVPP制御対象から除外してもよい。例えば、制御指示に従ってモードが変更された後、所定時間が経過する前にモードが変更された場合、ユーザ操作によりモードが変更されたと想定される。よって、このような施設300については、より正確なVPP制御を行うためにVPP制御対象から除外する。
除外部234は、蓄電装置320の自己検出によるエラーがサーバ装置200へ送信された場合に、当該蓄電装置320を有する施設300をVPP制御対象から除外してもよい。
ステップS5において、制御部233は、除外部234により除外されていないVPP制御対象施設それぞれの電力調整の可能量を取得する。電力調整の可能量は、例えば蓄電装置320の蓄電残量及び/又は負荷機器340の消費電力等に応じて定められる。
ステップS6において、制御部233は、VPP制御対象施設それぞれの計測装置310の計測データから合算値を算出し、算出した合算値と目標値との差を調整量として算出する。また、制御部233は、算出した調整量と、VPP制御対象施設それぞれの電力調整可能量とに基づいて、蓄電装置320を制御させるVPP制御対象施設を選択する。そして、制御部233は、選択したVPP制御対象施設のEMS350に対して、蓄電装置320の制御用の制御メッセージを送信する。
次に、本実施形態に係るサーバ装置200におけるVPP制御対象の復帰動作例について説明する。図6は、本実施形態に係るサーバ装置200におけるVPP制御対象の復帰動作例を示す図である。
図6に示すように、ステップS1及びS2の動作については、上述の基本動作例と同様である。
ステップS10において、復帰部235は、除外部234によりVPP制御対象から除外された施設300が、上述の除外条件をすべて満たさない期間が一定時間(例えば、3日)継続した場合に、当該施設300をVPP制御対象に戻す。
(実施形態のまとめ)
本実施形態に係るサーバ装置200は、管理下の施設300それぞれの計測装置310の計測データ及び管理下の施設300それぞれの蓄電装置320に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、管理下の施設300のうち除外条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象(VPP制御対象)から除外する。サーバ装置200は、管理下の施設300のうち除外されていないVPP制御対象施設それぞれの計測装置310の計測データから当該合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つのVPP制御対象施設の蓄電装置320に対する充放電制御を行う。これにより、VPP制御対象施設のトータルの合算値としてのズレの発生を抑えることができると共に、蓄電装置320の制御ができない施設300による誤差の発生を抑えることができる。よって、VPP制御対象施設の潮流量又は逆潮流量を目標値に調整する際の精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、施設300が太陽光発電装置330を有する一例について説明した。しかしながら、太陽光発電装置330以外の分散電源、例えば、風力、水力、地熱等の自然エネルギーを用いて発電を行う装置を用いてもよい。このような分散電源は、太陽電池装置、風力発電装置、水力発電装置、地熱発電装置等である。或いは、施設300は、発電を行う分散電源を有していなくてもよい。
上述の実施形態では、サーバ装置200は、データベース210を有する。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。データベース210は、インターネット上に設けられたクラウドサーバであってもよい。
上述の実施形態では特に触れていないが、施設300に設けられたEMS350は、必ずしも施設300内に設けられていなくてもよい。例えば、EMS350の機能の一部は、インターネット上に設けられたクラウドサーバによって提供されてもよい。すなわち、EMS350がクラウドサーバを含むと考えてもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
100:制御システム、110:電力系統、120:ネットワーク、200:サーバ装置、210:データベース、220:通信部、230:処理部、231:取得部、232:予測部、233:制御部、234:除外部、235:復帰部、300:施設、310:計測装置、311:スマートメータ、312:電流センサ、320:蓄電装置、330:太陽光発電装置、340:負荷機器、350:EMS

Claims (12)

  1. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行うサーバ装置であって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、
    前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部と、を備え
    前記分散電源は、蓄電装置であり、
    前記除外部は、前記蓄電装置が放電又は充電するときの前記潮流量に基づいて、前記複数の施設のうち前記所定条件を満たす前記施設を、前記合算値の算出対象から除外する、サーバ装置。
  2. 前記計測装置は、潮流量を計測し
    記除外部は、前記複数の施設のうち、前記蓄電装置が放電をするときに、前記潮流量が前記放電の前に比べて多い状況が一定時間以上継続した施設を前記合算値の算出対象から除外し、
    前記除外部は、前記複数の施設のうち、前記蓄電装置が充電をするときに、前記潮流量が前記充電の前に比べて少ない状況が一定時間以上継続した施設を前記合算値の算出対象から除外する、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記計測装置は、潮流量を計測し
    記除外部は、前記複数の施設のうち、前記蓄電装置の放電電力が定格放電電力に対して所定の割合以下である間に、前記潮流量が一定値以上発生している施設を前記合算値の算出対象から除外する、請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行うサーバ装置であって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、
    前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部と、を備え、
    前記計測装置は、潮流量及び逆潮流量を計測するスマートメータと、前記スマートメータに対応して設けられた電流センサと、を有し、
    前記除外部は、前記スマートメータの計測データに対応する電力量と前記電流センサの計測データに対応する電力量との間に所定値以上の差がある施設を前記合算値の算出対象から除外する、サーバ装置。
  5. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行うサーバ装置であって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、
    前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部と、を備え、
    前記複数の施設それぞれについて、第1期間における前記計測装置の計測データの履歴に基づいて前記第1期間よりも後の第2期間における計測データの予測値を算出する予測部をさらに備え、
    前記除外部は、前記第2期間において得られた計測データに対する前記予測値の誤差が一定値以上である施設を前記合算値の算出対象から除外する、サーバ装置。
  6. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行うサーバ装置であって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、
    前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部と、を備え、
    前記除外部は、前記複数の施設のうち、単位時間あたりの前記計測データの送信回数が閾値を下回る施設を前記合算値の算出対象から除外する、サーバ装置。
  7. 前記計測装置が前記分散電源の出力電力により動作する装置を有する場合、前記除外部は、前記分散電源が電力を出力する時間帯に対応する前記計測データの送信回数が閾値を下回る施設を前記合算値の算出対象から除外する、請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御指示を行い、
    前記除外部は、前記複数の施設のうち前記制御指示に従った動作を行わない前記分散電源を有する施設を前記合算値の算出対象から除外する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  9. 前記除外部は、前記制御指示に従った動作を行った後において前記制御指示以外の要因で動作を変更した前記分散電源を有する施設を前記合算値の算出対象から除外する、請求項8に記載のサーバ装置。
  10. 前記除外部により前記合算値の算出対象から除外された施設が前記所定条件を満たさなくなった場合に、前記所定条件を満たさなくなってから所定期間が経過した施設を前記合算値の算出対象に戻す復帰部をさらに備える、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  11. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行う制御システムであって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定の条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外部と、
    前記複数の施設のうち前記除外部により除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御部と、を備え
    前記分散電源は、蓄電装置であり、
    前記除外部は、前記蓄電装置が放電又は充電するときの前記潮流量に基づいて、前記複数の施設のうち前記所定条件を満たす前記施設を、前記合算値の算出対象から除外する、制御システム。
  12. それぞれ分散電源及び計測装置を有する複数の施設の潮流量又は逆潮流量を調整するように、前記分散電源に対する制御を行う制御方法であって、
    前記複数の施設それぞれの前記計測装置の計測データ及び前記複数の施設それぞれの前記分散電源に対する制御結果の少なくとも一方に基づいて、前記複数の施設のうち所定の条件を満たす施設を潮流量又は逆潮流量の合算値の算出対象から除外する除外ステップと、
    前記複数の施設のうち前記除外ステップにより除外されていない算出対象施設それぞれの前記計測装置の計測データから前記合算値を算出し、算出した合算値に基づいて、少なくとも1つの前記算出対象施設の前記分散電源に対する制御を行う制御ステップと、を備え
    前記分散電源は、蓄電装置であり、
    前記除外ステップは、前記蓄電装置が放電又は充電するときの前記潮流量に基づいて、前記複数の施設のうち前記所定条件を満たす前記施設を、前記合算値の算出対象から除外するステップを含む、制御方法。
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