JP7002709B2 - 陽圧室内の不要物の排出方法、シェルター及び酸素カプセル - Google Patents

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本発明は、陽圧室内の不要物の排出方法、シェルター及び酸素カプセルに関するものである。
従来、密閉された室内を陽圧にすることは、例えばシェルターや、酸素カプセル等で行われている。陽圧にする理由としては、様々あるが、例えばシェルターの場合は、外部の有害物質が侵入することを防ぐなどの理由が挙げられる。また、酸素カプセルの場合は、酸素カプセル室内を陽圧にすることによって、室内の酸素分圧が上昇し、通常の呼吸で得られるよりも多くの酸素を身体に取り込むことができるなどの理由が挙げられる。
従来技術として、特許文献1では、外部空気が通過可能な通気口が形成されるシェルターと、前記シェルターに設置され、前記シェルター内に前記外部空気を送風する送風ユニットとを備えた陽圧シェルターが開示されている。特許文献1の発明によれば、送風ユニット等を活用し室内を陽圧に保つことで、内部への異物の侵入を防止でき、内部を衛生的に保つことができるとしている。
特開2014-43683号公報
しかし、特許文献1では、陽圧室内で、例えばエアコンのドレン水などの不要物が発生した場合には、シェルターの外に不要物を捨てに行かなければならず、室内の陽圧効果を持続させることができない。
本発明は、陽圧室の内部で発生した不要物を外部に排出することができる陽圧室内の不要物の排出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出方法であって、前記陽圧室は、前記不要物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記不要物を外部に排出することを特徴とする。
本発明によれば、陽圧室で発生した不要物を外部に排出することができる。
図1はシェルターの外観の斜視図である。 図2はシェルター内部の要部概略図である。 図3(A)は排出口の閉状態の概略図であり、図3(B)は排出口の開状態の概略図である。 図4は酸素カプセルの概略図である。
以下、本発明に係る陽圧室内の不要物の排出方法、シェルター及び酸素カプセルについて図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(第1の実施形態)
本発明は、陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出方法であって、前記陽圧室は、前記不要物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記不要物を外部に排出することを特徴とする。
以下、本発明における第1の実施形態について、シェルターを例に挙げて説明する。
本実施形態のシェルターは、内部を密閉するための1つ以上の壁と、内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、内部で発生した不要物を排出する開閉可能な排出口と、前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有する。
図1は、本実施形態のシェルターにおける外観斜視図であり、図2は、同シェルターにおける内部の要部概略図である。なお、制御部の図示は省略している。
図1には、側壁15、底壁16及び頂壁17から構成される陽圧室10と、側壁15に設けられ、陽圧室10内への出入を可能とするドア40と、陽圧室10の外部に設けられたコンプレッサー30が図示されている。
陽圧室10に設けられるドア40の大きさや個数は、特に制限されるものではなく、適宜変更することが可能である。ドア40が内開きや引き戸であれば、瓦礫などがドア40のすぐ側にあったとしても、内側からドアを開けやすくなる。
本実施形態のシェルターにおいて、内部が密閉されているとは、内部と外部が完全に連通していない状態のみを意味するのではなく、何らの操作を行わずに一定時間経過した後に、気圧の低下が特定の範囲以内であることを意味する。そのため、人間が出入りできるドアを設置した場合は言うまでもなく、コンプレッサー30からの気流の流入口や不要物を排出するための排出口を設けた場合も当然のことながら本発明に含まれるものである。
コンプレッサー30は陽圧付与手段の一つであり、陽圧室10の外部の空気を陽圧室10の内部に送り込み、陽圧室10の気圧(圧力)を陽圧に保つことができる。なお、陽圧とは、陽圧室10の内部の方が陽圧室10の外部と比べて気圧(圧力)が高い状態を指す。
コンプレッサー30、及び/又は、陽圧室10におけるコンプレッサー30の空気が送り込まれる流入口にはフィルターが設けられていることが好ましい。フィルターを設けることにより有害物質が除去された空気を陽圧室10に送り込むことができ、室外からの有害物質の流入を防ぐことができる。フィルターとしては、例えば活性炭素繊維製のフィルターなど、有害物質が除去できる任意のものを使用することができる。
また、コンプレッサー30が圧力制御していない間、陽圧室10の内部と外部が連通しないようにする機構が設けられていることが好ましい。例えば、コンプレッサー30が圧力制御している間に開き、圧力制御していない間は閉じる弁を設けること等が挙げられる。
陽圧室10内が陽圧になることで、室内の室温が上がりやすくなる。そのため、必要に応じて室内に冷房設備を設置して使用する。冷房設備を使用すると、空気中の水蒸気が凝縮されドレン水が発生する。なお、ドレン水とは、空気中の水蒸気が熱を失って凝縮した水のことであり、冷房設備内で圧縮され高温化した空気が配管内で自然冷却されて発生する。
図2には、冷房設備50と、ドレンホース51(不要物輸送部)と、ドレンタンク52(不要物貯蔵部)と、排出口53が図示されており、排出口53は破線で示されている。冷房設備50により発生したドレン水(不要物)は、ドレンホース51により輸送されてドレンタンク52に貯蔵される。
本実施形態では、陽圧室10の内部を陽圧に保った状態で、排出口53を開けてドレン水(不要物)を外部に排出する。陽圧室10内の陽圧が保たれている間に排出口53を開けることで、陽圧の効果によりドレン水を排出することができる。これにより、陽圧室10の外に出なくてもドレン水を排出することができる。また、ドレン水が排出されている間は陽圧の効果により陽圧室10内の密閉を保つことができるため、ドレン水を排出しても陽圧室10の外部の有害物質が陽圧室10内に流入することを防ぐことができる。
陽圧が保たれていない状態で排出口を開けると、不要物が排出されにくくなったり、陽圧室10の外部の有害物質が陽圧室10に流入したりしてしまう。
本実施形態において、不要物としては冷房設備により生じたドレン水を例に挙げているが、これに限られるものではない。例えば、髪や体を洗ったときの排水、飲食したときの排水等の他、人間の排泄物等が挙げられる。液体に限らず、固体であってもよい。
本実施形態では、不要物貯蔵部を有している場合の例を挙げて説明しているが、不要物貯蔵部を有していない場合も本発明に含まれる。例えばドレンホース51を直接、排出口53につないでもよい。
本実施形態において、コンプレッサー30(陽圧付与手段)は、排出口53が開いている間は圧力制御していることが好ましい。この場合、不要物の排出中に陽圧室10内の気圧が下がることをより防ぐことができる。
また、陽圧室10内には気圧を検知する気圧検知手段が設けられていてもよく、この場合、陽圧付与手段は、陽圧室内に設けられた気圧検知手段の検知内容に応じて陽圧室の圧力を制御することが好ましい。制御としては、例えば、陽圧室内の気圧が規定値よりも下がった場合に、陽圧付与手段が圧力制御し、陽圧室内の気圧を上げる。これにより、陽圧室内を陽圧のまま保ちやすくなる。なお、気圧検知手段としては、公知のものを用いることができる。
次に、排出口53の詳細について説明する。本実施形態の排出口53は、バルブにより開閉が制御されている。本実施形態に用いられるバルブを図3に示す。図3(A)は閉じた状態、図3(B)は開いた状態を模式的に示しており、図3は陽圧室10内部から見た場合の図である。
この例では、バルブ本体60にハンドル61が備え付けられており、ハンドル61を手動で操作することにより開閉を制御することができる。閉じた状態(図3(A))では、排出口53がシャッター部62により閉ざされ、開いた状態(図3(B))では、排出口53により陽圧室10の内外が連通される。
この例は、手動のボールバルブを用いた例であるが、これに限られるものではなく、この他にも例えば電源で開閉ができる電磁弁等が挙げられる。
なお、開閉可能な排出口とは、排出口そのものが開閉してもよいし、本実施形態のように、バルブ等の開閉制御部材により開閉する構成であってもよい。
また、陽圧室10の内部又は外部に、排出口53の開閉を制御する開閉制御部を設けてもよい。
開閉制御部は、適宜変更することが可能であるが、例えば排出口53の開口の大きさや排出口53の開閉のタイミングを制御することが挙げられる。
排出口53の開口の大きさを制御することにより、例えば不要物の種類や量に応じて開口の大きさを変更することができ、効率よく排出を行うことができる。
排出口53の大きさとしては、適宜変更することが可能である。
排出口53の開閉のタイミングを制御することにより、例えば陽圧室の内部が陽圧になっていないときは開かないようにすることができる。この場合、陽圧室の内部が陽圧になっていない状態で排出口53を開けたときに生じる事態、例えば有害物質が流入すること等をより確実に防ぐことができる。
また、上記の他にも、陽圧室の内部に気圧検知手段を設けて、気圧検知手段により検知した値が規定値よりを下回る場合、開閉制御部により排出口53が開かないように制御してもよい。この場合、陽圧室における気圧を高い状態のまま維持することができる。
また、その他の態様として、排出口は、不要物を排出するために開いた後、排出物貯蔵部内の不要物が全て排出される前に閉じるようにしてもよい。不要物が全て排出される前に排出口が閉じるので、陽圧室の内部の気圧が下がることをより確実に防ぐことができる。このような態様にするには、例えば排出部貯蔵部内の不要物の量を検知する検知手段を用いることが挙げられる。検知手段としては、例えばセンサ等が挙げられる。また、検知手段の検知内容に応じて排出口が閉じるように開閉制御部により制御してもよい。
また、その他にも、不要物貯蔵部の不要物が挿入される領域(例えば不要物貯蔵部の入り口)に開閉可能な弁を設けてもよく、排出口が開いている間は弁が閉じ、排出口が閉じている間は弁が開くようにしてもよい。このような構成とすることにより、陽圧室の内部の気圧が低下することをより確実に防ぐことができる。
本実施形態では、排出口53は側壁15に設けられているが、これに限られるものではなく、底壁16や頂壁17に設けてもよい。また、排出口53は複数設けられていてもよい。また、不要物貯蔵部は複数設けられていてもよい。
図2に示される例において、不要物搬送部としてのドレンホース51は冷房設備50にのみ連通しているが、これに限られるものではなく、例えば冷房設備50以外の設備に連通していてもよい。また、不要物搬送部は複数設けられていてもよい。
本実施形態のシェルターには、陽圧室の内部の気体を排出するための気体排出口を別途設けてもよい。陽圧付与手段が圧力制御している間に、気体排出口を開くことにより、陽圧室の内部の空気を効率良く入れ替えることができる。
本実施形態によれば、陽圧室の内部で発生した不要物を外部に排出することができるとともに、人間がシェルター内部で過ごした場合に発生する様々な不要物を排出することができ、より快適に滞在が可能なシェルターを提供することができる。また、これにより長期滞在する場合にもより快適に過ごすことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るその他の実施形態について説明する。本実施形態は酸素カプセルを例に挙げて説明する。上記実施形態と共通する事項については説明を省略し、上記実施形態で説明した事項のうち、本実施形態に適用可能な構成は本実施形態に含まれるものとする。
本実施形態の酸素カプセルは、内部を密閉するための1つ以上の壁と、内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、内部で発生した不要物を排出する開閉可能な排出口と、前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有し、内部の酸素濃度が外部の酸素濃度よりも高められている。
本実施形態の酸素カプセルを図4に模式的に示す。図4では、酸素カプセル本体71、コンプレッサー72(陽圧付与手段の一例)、排出口73、ドア76が図示されている。本実施形態では、酸素カプセル本体71が陽圧室に該当する。なお、制御部の図示は省略している。
本実施形態では、コンプレッサー72により酸素カプセル本体71が陽圧にされている。
内部の酸素濃度を外部の酸素濃度よりも高める方法としては、適宜変更することが可能であり、例えばコンプレッサーにより行う、コンプレッサーの設定を変更する、酸素濃度を高めることが可能なコンプレッサーを使用する、酸素濃縮器等の酸素付与手段を用いる等が挙げられる。
制御部としては、上記実施形態で説明した構成を適用することができる。例えば、酸素カプセル本体71の内部の気圧(圧力)に応じて排出口73の開閉のタイミングや開口の大きさを制御することや、酸素カプセル本体71の内部の気圧に応じて陽圧付与手段の圧付付与のタイミングを制御すること等が挙げられる。
また、本実施形態の酸素カプセルには、陽圧室の内部の気体を排出するための気体排出口を別途設けてもよい。気体排出口は、例えば緊急時に内部の気体を強制排出する機能をもたせてもよい。
本実施形態によれば、陽圧室の内部で発生した不要物を外部に排出することができるとともに、人間が酸素カプセル内部で過ごした場合に発生する様々な不要物を排出することができ、より快適に過ごすことが可能な酸素カプセルを提供することができる。
また、高気圧高濃度酸素の環境下で洗髪やマッサージなどが行えるため、育毛、発毛の効果が期待できるとともに、より健康になるための環境を提供することができる。洗髪やマッサージ等は自らが行ってもよいし、他者が行ってもよい。
1 シェルター
10 陽圧室
15 側壁
16 底壁
17 頂壁
30 コンプレッサー
40 ドア
50 冷房設備
51 ドレンホース
52 ドレンタンク
53 排出口
60 バルブ本体
61 ハンドル
62 シャッター部
70 酸素カプセル
71 酸素カプセル本体
72 コンプレッサー
73 排出口
76 ドア

Claims (12)

  1. 陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出装置であって、
    前記不要物は、前記陽圧室の内部の冷房設備により発生したドレン水、前記陽圧室内で髪又は体を洗った際に発生した排水、前記陽圧室内で飲食した際に発生する排水、及び人間の排泄物のうちの少なくとも1つを含む、液体物を含み、
    前記陽圧室は、当該陽圧室の内部に前記液体物を貯蔵する不要物貯蔵部を有し、
    前記陽圧室は、前記液体物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、
    前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記液体物を陽圧の効果により外部に排出することを特徴とする陽圧室内の不要物の排出装置。
  2. 圧力制御することにより前記陽圧室の内部を陽圧にする陽圧付与手段を、さらに備え、
    前記陽圧付与手段は、前記排出口が開いている間、圧力制御することを特徴とする請求項1に記載の陽圧室内の不要物の排出装置。
  3. 圧力制御することにより前記陽圧室の内部を陽圧にする陽圧付与手段と
    前記陽圧室内に設けられた気圧検知手段と、をさらに備え、
    前記陽圧付与手段は、前記気圧検知手段の検知内容に応じて前記陽圧室の圧力を制御することを特徴とする請求項1に記載の陽圧室内の不要物の排出装置。
  4. 前記排出口の開口の大きさを制御する開閉制御部を、さらに備える、請求項1~3のいずれかに記載の陽圧室内の不要物の排出装置。
  5. 前記開閉制御部は、前記陽圧室の内部が陽圧になっていないときは前記排出口を開かないように制御することを特徴とする請求項4に記載の陽圧室内の不要物の排出装置。
  6. 陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出装置であって、
    前記不要物は、液体物または固体物の少なくとも一方を含み、
    前記陽圧室は、当該陽圧室の内部に前記不要物を貯蔵する不要物貯蔵部を有し、
    前記陽圧室は、前記不要物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、
    前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記不要物を外部に排出すること、及び、前記不要物を排出するために前記排出口が開かれた後、前記不要物貯蔵部内の不要物が全て排出される前に前記排出口が閉じられることを特徴とする陽圧室内の不要物の排出装置。
  7. 陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出装置であって、
    前記不要物は、液体物または固体物の少なくとも一方を含み、
    前記陽圧室は、当該陽圧室の内部に前記不要物を貯蔵する不要物貯蔵部を有し、
    前記不要物貯蔵部は、前記不要物が挿入される領域に開閉可能な弁を有し、
    前記陽圧室は、前記不要物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、
    前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記不要物を外部に排出すること、及び、前記弁は、前記排出口が開いている間は閉じ、前記排出口が閉じている間は開いていることを特徴とする陽圧室内の不要物の排出装置。
  8. 陽圧室の内部で発生した不要物を排出する陽圧室内の不要物の排出装置であって、
    前記陽圧室の内部で発生した不要物は、液体物または固体物の少なくとも一方を含み、
    前記陽圧室は、前記不要物を排出する開閉可能な排出口が設けられており、
    前記陽圧室の内部に設けられた不要物輸送部を、さらに備え、
    前記不要物輸送部は、前記陽圧室の内部で発生した不要物を前記排出口に輸送し、
    前記陽圧室の内部を陽圧に保った状態で、前記排出口を開けて前記不要物を外部に排出することを特徴とする陽圧室内の不要物の排出装置。
  9. 内部を密閉するための1つ以上の壁と、
    内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、
    内部で発生した不要物を陽圧の効果により排出する開閉可能な排出口と、
    前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有し、
    前記不要物は、内部の冷房設備により発生したドレン水、内部で髪又は体を洗った際に発生した排水、内部で飲食した際に発生する排水、及び人間の排泄物のうちの少なくとも1つを含む、液体物を含み、
    内部に前記液体物を貯蔵する不要物貯蔵部を有することを特徴とするシェルター。
  10. 内部を密閉するための1つ以上の壁と、
    内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、
    内部で発生した不要物を排出する開閉可能な排出口と、
    前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有し、
    前記不要物は、液体物または固体物の少なくとも一方を含み、
    内部に設けられた不要物輸送部を、さらに備え、
    前記不要物輸送部は、前記不要物を前記排出口に輸送することを特徴とするシェルター。
  11. 内部を密閉するための1つ以上の壁と、
    内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、
    内部で発生した不要物を陽圧の効果により排出する開閉可能な排出口と、
    前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有し、
    内部の酸素濃度が外部の酸素濃度よりも高められており、
    前記不要物は、内部の冷房設備により発生したドレン水、内部で髪又は体を洗った際に発生した排水、内部で飲食した際に発生する排水、及び人間の排泄物のうちの少なくとも1つを含む、液体物を含み、
    内部に前記液体物を貯蔵する不要物貯蔵部を有することを特徴とする酸素カプセル。
  12. 内部を密閉するための1つ以上の壁と、
    内部を陽圧にするための陽圧付与手段と、
    内部で発生した不要物を排出する開閉可能な排出口と、
    前記陽圧付与手段の陽圧付与及び前記排出口の開閉のうちの少なくとも一方を制御する制御部と、を有し、
    内部の酸素濃度が外部の酸素濃度よりも高められており、
    前記不要物は、液体物または固体物のうちの少なくとも一方を含み、
    内部に設けられた不要物輸送部を、さらに備え、
    前記不要物輸送部は、前記不要物を前記排出口に輸送することを特徴とする酸素カプセル。
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