JP7002531B2 - 半永続的な測定基準信号(mrs)構成 - Google Patents

半永続的な測定基準信号(mrs)構成 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、その両方が本出願の譲受人に譲渡され、その内容全体が参照により本明細書に含まれる、2016年7月28日に出願された「Semi-Persistent Measurement Reference Symbol (MRS) Measurement」と題する米国仮特許出願第62/368,106号の利益を主張する、2017年7月25日に出願された米国出願第15/658,682号の優先権を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ビーム選択およびビーム改善のための半永続的な測定基準シンボル構成に関する。
音声、データなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために、ワイヤレス通信システムが広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンストシステム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンク上および逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(または、ダウンリンク)とは、基地局(たとえば、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイント(AP)、基地局トランシーバ(BST)、送受信ポイント(TRP))から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(または、アップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立され得る。
本開示のシステム、方法、およびデバイスは各々、いくつかの態様を有し、それらのうちの単一の態様だけが、その望ましい属性を担うわけではない。以下の特許請求の範囲によって表現される本開示の範囲を限定することなく、いくつかの特徴がここで簡単に説明される。この説明を考察した後、詳細には「発明を実施するための形態」と題するセクションを読んだ後、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワークにおけるアクセスポイントとステーションとの間の改善された通信を含む利点をどのようにもたらすのかが理解されよう。
本開示のいくつかの態様は、一般に、ビーム選択およびビーム改善のための半永続的な基準シンボル(RS)構成に関する。
本開示のいくつかの態様は、送受信ポイント(TRP)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、基準シンボル(RS)構成をユーザ機器(UE)へ送信することであって、RS構成を送信することが、UE用のRSトレーニングをアクティブ化することとは無関係であることと、RS構成を送信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをUEへ送信することと、RS構成に基づいて周期的にRSをUEへ送信することと、送信されたRSに基づく測定報告をUEから受信することとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、概して、送受信ポイント(TRP)から基準シンボル(RS)構成を受信することであって、RS構成を受信することが、RSトレーニングのアクティブ化とは無関係であることと、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをTRPから受信することと、RS構成に基づいて周期的にTRPからRSを受信することと、受信されたRSに基づく測定報告をTRPへ送信することとを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、プロセッサであって、基準シンボル(RS)構成をユーザ機器(UE)へ送信することであって、RS構成を送信することが、UE用のRSトレーニングをアクティブ化することとは無関係であることと、RS構成を送信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをUEへ送信することと、RS構成に基づいて周期的にRSをUEへ送信することと、送信されたRSに基づく測定報告をUEから受信することとを行うように構成されたプロセッサ、ならびにプロセッサに結合されたメモリを含む。
本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は、概して、送受信ポイント(TRP)から基準シンボル(RS)構成を受信することであって、RS構成を受信することが、RSトレーニングのアクティブ化とは無関係であることと、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをTRPから受信することと、RS構成に基づいて周期的にTRPからRSを受信することと、受信されたRSに基づく測定報告をTRPへ送信することとを行うように構成されたプロセッサを含む。
態様は、一般に、添付の図面を参照しながら本明細書で十分に説明され、添付の図面によって示される、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、および処理システムを含む。
添付の図とともに本発明の特定の例示的な態様の以下の説明を検討すれば、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が当業者に明らかとなろう。本開示の特徴が以下のいくつかの態様および図面に対して説明されることがあるが、本開示のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の態様は、いくつかの有利な特徴を有するものとして説明され得るが、そのような特徴のうちの1つまたは複数はまた、本明細書で説明する本開示の様々な態様に従って使用され得る。同様に、例示的な態様は、デバイス、システム、または方法の態様として以下で説明され得るが、そのような例示的な態様が様々なデバイス、システム、および方法において実施され得ることを理解されたい。
本開示の上記の特徴が詳細に理解され得るように、上記で簡単に要約したより具体的な説明が、態様を参照することによって行われることがあり、態様のうちのいくつかは添付の図面に示される。しかしながら、説明が他の等しく効果的な態様に通じることがあるので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではない。
本開示のいくつかの態様によるワイヤレス通信ネットワークの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局(BS)の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマットを概念的に示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ワイヤレスデバイスにおいて利用され得る様々な構成要素を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、分散型無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)の例示的な論理アーキテクチャを示す図である。 本開示のいくつかの態様による、分散型RANの例示的な物理アーキテクチャを示す図である。 本開示のいくつかの態様によるダウンリンク(DL)セントリックサブフレームの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様によるアップリンク(UL)セントリックサブフレームの一例を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、送受信ポイント(TRP)によって実行される例示的な動作を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、UEによって実行される例示的な動作を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、RSトレーニングを構成およびアクティブ化するためのTRPとUEとの間の例示的なメッセージ交換を示すコールフロー図である。 本開示のいくつかの態様による、スケジュールされたRS送信期間の間のTRPとUEとの間でのデータの例示的な送信を示すコールフロー図である。
理解を容易にするために、可能な場合、図に共通する同一要素を指定するために、同一の参照番号が使用されている。一実施形態で開示する要素が、特定の記載なしに他の実施形態において有益に利用され得ることが企図される。
本開示の態様は、ビーム管理および改善プロシージャにおいて使用される、測定基準シンボル(MRS)またはチャネル状態情報基準シンボル(CSI-RS)などの、基準シンボル(RS)の半永続的な構成に関する。本明細書で説明するように、高周波(たとえば、28GHzであり、ミリ波(mmWave)と呼ばれることがある)におけるスペクトル帯域は、マルチGbpsデータレートを配送することが可能な広い帯域幅、ならびに容量を増大させ得る極めて高密度な空間再使用をもたらす。mmWaveが動作する、より高い周波数において、短い波長が、比較的小さいフォームファクタでの多数のアンテナ素子を可能にする。mmWaveのこの特性は、伝搬損失および経路損失の課題を克服するために、より大きいエネルギーを送り得るとともに受信し得る指向性ビームを形成するために活用され得る。これらのビームはまた、空間再使用のために利用され得る。
mmWave通信は、大量の帯域幅の利用可能性に起因して、セルラーネットワークにギガビット速度をもたらす。ミリ波システムが直面する大きい経路損失という固有の課題は、3Gおよび4Gシステムには存在しないハイブリッドビームフォーミング(アナログおよびデジタル)などの新たな技法を必要とする。
本明細書で説明する態様は、測定基準信号(MRS)の半永続的な構成を生成するための方法および装置を提供する。本明細書でさらに詳細に説明するように、MRSの半永続的な構成は、MRSトレーニングのアクティブ化とは別個に実行され得る。MRSおよびMRSトレーニングのための半永続的な構成を使用することによって、ノードBは、UEにおける測定を明示的にトリガする必要がなく、そのことは、いくつかのシナリオにおいて、トリガメッセージを送信する際の障害、ならびにノードBおよびUEにおいて選択されるビームの不整合を回避し得る。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のネットワークなどの、様々なワイヤレス通信ネットワークのために使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、時分割同期CDMA(TD-SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方において、ダウンリンク上でOFDMAを、またアップリンク上でSC-FDMAを採用するE-UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上述のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術のために使用され得る。明快のために、本技法のいくつかの態様がLTE/LTEアドバンストに対して以下で説明され、LTE/LTEアドバンスト用語が以下の説明の大部分において使用される。LTEおよびLTE-Aは、概してLTEと呼ばれる。
UEのいくつかの例は、セルラーフォン、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、タブレット、ラップトップコンピュータ、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスまたは医療機器、生体センサー/生体デバイス、装着型デバイス(スマートウォッチ、スマート衣料、スマートグラス、スマートリストバンド、スマート宝飾品(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽デバイスもしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素または車両センサー、スマートメーター/スマートセンサー、産業用製造装置、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体または有線媒体を介して通信するように構成されている任意の他の好適なデバイスを含み得る。いくつかのUEは、発展型または拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、またはいくつかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどのリモートデバイスなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、有線通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの、接続性を提供し得る。
本明細書では、一般に3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に関連する用語を使用して態様が説明され得るが、本開示の態様が、5G以降などの、他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得ることに留意されたい。
例示的なワイヤレス通信ネットワーク
図1は、本開示の態様が実践され得る例示的なワイヤレス通信ネットワーク100を示す。本明細書で提示する技法は、半永続的な測定基準シンボル(MRS)構成および測定のために使用され得る。
たとえば、NB110(eNB、BS、AP、TRP)は、UEから第1のビームを介してメッセージ(たとえば、MRS測定報告)を受信し得、第1のビームをさらに改善するための、またはNB110とUEとの間で通信するためのビームを切り替えるための、少なくとも1つの信号を送信し得る。それに対応して、UE120は、第1のビームを介してメッセージ(たとえば、MRS測定報告)を、また(たとえば、NB110から受信されたビーム切替えメッセージの中で示される)第2のビームを介して後続のメッセージを、NBへ送信し得る。
ネットワーク100は、LTEネットワーク、または何らかの他のワイヤレスネットワークであってよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかの発展型ノードB(eNB)110および他のネットワークエンティティを含み得る。eNBは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、ノードB、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。各eNBは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、その用語が使用されるコンテキストに応じて、eNBのカバレージエリア、および/またはこのカバレージエリアをサービスしているeNBサブシステムを指すことができる。
eNBは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:Closed Subscriber Group)の中のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセル用のeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセル用のeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。フェムトセル用のeNBは、フェムトeNBまたはホームeNB(HeNB)と呼ばれることがある。図1に示す例では、eNB110aはマクロセル102a用のマクロeNBであってよく、eNB110bはピコセル102b用のピコeNBであってよく、eNB110cはフェムトセル102c用のフェムトeNBであってよい。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、eNBまたはUE)からデータの送信を受信でき、そのデータの送信を下流局(たとえば、UEまたはeNB)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであり得る。図1に示す例では、中継局110dは、eNB110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロeNB110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継eNB、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのeNB、たとえば、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、中継eNBなどを含む、異種ネットワークであってよい。これらの異なるタイプのeNBは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有し得る。たとえば、マクロeNBは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有し得るが、ピコeNB、フェムトeNB、および中継eNBは、もっと低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有し得る。
ネットワークコントローラ130は、eNBのセットに結合し得、これらのeNBのための協調および制御を行い得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを経由してeNBと通信し得る。eNBはまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインのバックホールを経由して直接または間接的に互いに通信し得る。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)はワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されてよく、各UEは固定またはモバイルであってよい。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、ステーションなどと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)ステーション、タブレット、カメラ、ゲーミングデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブックなどであってよい。図1において、両矢印を有する実線は、UEとサービングeNBとの間の所望の送信を示し、サービングeNBは、ダウンリンク上および/またはアップリンク上でUEをサービスするように指定されたeNBである。両矢印を有する破線は、UEとeNBとの間の潜在的に干渉する送信を示す。
図2は、図1における基地局/eNBのうちの1つおよびUEのうちの1つであってよい、基地局/eNB110およびUE120の設計のブロック図を示す。基地局110はT個のアンテナ234a~234tが装備されてよく、UE120はR個のアンテナ252a~252rが装備されてよく、ただし、一般にT≧1かつR≧1である。
基地局110において、送信プロセッサ220は、データソース212から1つまたは複数のUEのためのデータを受信し得、UEから受信されたCQIに基づいてUEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)を選択し得、UEのために選択されたMCSに基づいてUEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し得、すべてのUEのためのデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、(たとえば、SRPIなどのための)システム情報、および制御情報(たとえば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングなど)を処理し得、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、CRS)および同期信号(たとえば、PSSおよびSSS)用の基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに提供し得る。各変調器232は、(たとえば、OFDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a~234tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信信号を、それぞれ、復調器(DEMOD)254a~254rに提供し得る。各復調器254は、その受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得し得る。各復調器254は、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルをさらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し得、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し得、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し得、UE120のための復号データをデータシンク260に提供し得、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI、Rnnなどを決定し得る。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを備える報告用の)制御情報を、受信および処理し得る。プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号用の基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ得、(たとえば、SC-FDM、OFDMなどのために)変調器254a~254rによってさらに処理され得、基地局110へ送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され得、復調器232によって処理され得、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され得、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号データおよび復号された制御情報を取得し得る。プロセッサ238は、復号データをデータシンク239に、また復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含んでよく、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130へ通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
コントローラ/プロセッサ240および280は、それぞれ、基地局110およびUE120における動作を、半永続的な測定基準シンボル(MRS)構成および測定に対して本明細書で提示する技法を実行するように導き得る。
図2に示す1つまたは複数のモジュールは、本明細書で説明するとともに図6~図10に示す動作を実行するように構成され得る。eNBにおいて、コントローラ/プロセッサ240、スケジューラ246、mod/demod232、および/またはアンテナ234は、記載および説明する動作を実行するように構成され得る。UEにおいて、コントローラ/プロセッサ280、mod/demod254、およびアンテナ252は、記載および説明する動作を実行するように構成され得る。
メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンク上および/またはアップリンク上のデータ送信に対してUEをスケジュールし得る。
図3は、LTEにおけるFDDのための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対する送信タイムラインは、無線フレームという単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してよく、0~9というインデックスを有する10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0~19というインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図3に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスに対して7個のシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスに対して6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームの中の2L個のシンボル期間は、0~2L-1というインデックスが割り当てられてよい。
LTEでは、eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅の中心において、ダウンリンク上で1次同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)および2次同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)を送信し得る。PSSおよびSSSは、図3に示すように、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5の中の、それぞれ、シンボル期間6および5の中で送信され得る。PSSおよびSSSは、セル探索およびセル捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、eNBによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS:Cell-specific Reference Signal)を送信し得る。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間の中で送信されてよく、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用され得る。eNBはまた、いくつかの無線フレームのスロット1の中のシンボル期間0~3の中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送信し得る。PBCHは、いくつかのシステム情報を搬送し得る。eNBは、いくつかのサブフレーム中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)上で、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)などの他のシステム情報を送信し得る。eNBは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間の中で物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であってよい。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間の中でPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロットの中の12本のサブキャリアをカバーし得、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間の中の1本のサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であってよい1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11の中でアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によって事前に知られている信号であり、パイロットと呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に基づいて生成される、セルにとって固有の基準信号である。図4において、ラベルRaを有する所与のリソース要素に対して、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されてよく、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されなくてよい。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナのために使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11の中でアンテナ0および1から送信されてよく、シンボル期間1および8の中でアンテナ2および3から送信されてよい。サブフレームフォーマット410と420の両方に対して、CRSは、セルIDに基づいて決定され得る均等に離間したサブキャリア上で送信され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じかまたは異なるサブキャリア上で送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方に対して、CRSのために使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
LTEにおけるPSS、SSS、CRS、およびPBCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP TS 36.211に記載されている。
LTEにおけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々に対して、インターレース構造が使用され得る。たとえば、0~Q-1というインデックスを有するQ個のインターレースが規定されてよく、ただし、Qは、4、6、8、10、またはいくつかの他の値に等しくてよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間しているサブフレームを含み得る。詳細には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでよく、ただし、q∈(0,...,Q-1)である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンク上およびアップリンク上でのデータ送信に対してハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえばeNB)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正しく復号されるか、またはいくつかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送ってよい。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレームの中で送られてよい。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレームの中で送られてよい。
UEは、複数のeNBのカバレージ内に位置することがある。これらのeNBのうちの1つが、UEをサービスするために選択され得る。サービングeNBは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの、様々な基準に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR:Signal-to-Noise-And-Interference Ratio)もしくは基準信号受信品質(RSRQ:Reference Signal Received Quality)、またはいくつかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉eNBからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
図5は、図1に示すワイヤレス通信システム100内で採用され得るワイヤレスデバイス502において利用され得る様々な構成要素を示す。ワイヤレスデバイス502は、本明細書で説明する様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス502は、基地局110、またはワイヤレスノードのいずれか(たとえば、120)であってよい。たとえば、ワイヤレスデバイス502は、図6~図10に示す動作および技法ならびに本明細書で説明する他の動作を実行するように構成され得る。
ワイヤレスデバイス502は、ワイヤレスデバイス502の動作を制御するプロセッサ504を含み得る。プロセッサ504は、中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。メモリ506は、読取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含んでよく、命令およびデータをプロセッサ504に提供する。メモリ506の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでよい。プロセッサ504は、通常、メモリ506内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を実行する。メモリ506の中の命令は、本明細書で説明する方法を実施するように実行可能であり得る。プロセッサ504のいくつかの非限定的な例は、Snapdragon(登録商標)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理などを含み得る。
ワイヤレスデバイス502はまた、ワイヤレスデバイス502と遠隔地との間のデータの送信および受信を可能にするための送信機510および受信機512を含み得るハウジング508を含んでよい。送信機510および受信機512は、トランシーバ514に組み合わせられてよい。単一の送信アンテナまたは複数の送信アンテナ516が、ハウジング508に取り付けられてよく、トランシーバ514に電気的に結合されてよい。ワイヤレスデバイス502はまた、複数の送信機、複数の受信機、および複数のトランシーバを含んでよい(図示せず)。ワイヤレスデバイス502はまた、ワイヤレスバッテリー充電機器を含むことができる。
ワイヤレスデバイス502はまた、トランシーバ514によって受信された信号のレベルを検出および定量化しようとして使用され得る信号検出器518を含み得る。信号検出器518は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当りのエネルギー、電力スペクトル密度、および他の信号などの信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス502はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)520を含み得る。
ワイヤレスデバイス502の様々な構成要素は、バスシステム522によって一緒に結合されてよく、バスシステム522は、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。プロセッサ504は、以下で説明する本開示の態様に従って、ビーム改善を実行するために、メモリ506の中に記憶された命令にアクセスするように構成され得る。
マッシブMIMO
複数アンテナ(多入力多出力(MIMO))技術は、ワイヤレス通信にとって一般的になりつつあり、たとえば、ロングタームエボリューション(LTE)やWi-Fiなどのワイヤレスブロードバンド規格に組み込まれている。MIMOでは、送信機/受信機に多くのアンテナが装備されればされるほど、可能な信号経路(たとえば、空間ストリーム)がより多くなり、データレートおよびリンク信頼性という観点で性能がより良好になる。増大した数のアンテナはまた、ハードウェアの増大した複雑さ(たとえば、無線周波数(RF)増幅器フロントエンドの数)、ならびに両端における信号処理の増大した複雑さおよびエネルギー消費を伴うことがある。
マッシブMIMOは、コヒーレントにかつ適応的に動作させられ得る極めて多数のサービスアンテナ(たとえば、数百個または数千個)の使用を必要とし得る。追加のアンテナは、信号エネルギーの送信および受信を、空間のより小さい領域の中に集束させる助けとなり得る。このことは、特に多数のユーザ端末(たとえば、数十個または数百個)の同時スケジューリングと組み合わせられたとき、スループットおよびエネルギー効率における非常に大きい改善につながることができる。マッシブMIMOは、時分割複信(TDD)動作において、かつ周波数分割複信(FDD)動作においても適用され得る。
例示的なニューラジオ(NR)/5G無線アクセスネットワーク(RAN)アーキテクチャ
本明細書で説明する例の態様はLTE技術に関連することがあるが、本開示の態様は、NR技術または5G技術などの他のワイヤレス通信システムとともに適用可能であり得る。
ニューラジオ(NR)は、(たとえば、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのエアインターフェース以外の)新たなエアインターフェースまたは(たとえば、インターネットプロトコル(IP)以外の)固定トランスポートレイヤに従って動作するように構成された無線を指すことがある。NRは、アップリンク上およびダウンリンク上でサイクリックプレフィックス(CP)を有するOFDMを利用し得、時分割複信(TDD)を使用する半二重動作のためのサポートを含み得る。NRは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービスターゲットの広い帯域幅(たとえば、80MHzを越える)、ミリ波(mmW)ターゲットの高いキャリア周波数(たとえば、60GHz)、マッシブMTC(mMTC)ターゲットの後方互換性のないMTC技法、および/またはミッションクリティカルターゲットの超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)サービスを含み得る。
100MHzという単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。一例では、NRリソースブロック(RB)は、0.1msの持続時間にわたってサブキャリア帯域幅が75kHzの、または1msの持続時間にわたって帯域幅が15kHzの、12本のサブキャリアに広がり得る。各無線フレームは、長さが10msの10個または50個のサブフレームからなり得る。各サブフレームは、長さが0.2msであり得る。各サブフレームは、データ送信用のリンク方向(すなわち、DLまたはUL)を示してよく、サブフレームごとのリンク方向は、動的に切り替えられてよい。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含み得る。NR用のULサブフレームおよびDLサブフレームは、図8および図9に関して以下でより詳細に説明されるようであってよい。
ビームフォーミングがサポートされてよく、ビーム方向は動的に構成され得る。プリコーディングを伴うMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、8個までのストリームのマルチレイヤDL送信、およびUE当り2個までのストリームを伴う、最大8本の送信アンテナをサポートし得る。UE当り2個までのストリームを伴うマルチレイヤ送信がサポートされ得る。複数のセルのアグリゲーションが、最大8個のサービングセルとともにサポートされ得る。代替として、NRは、OFDMベースのインターフェースとは異なるエアインターフェースをサポートし得る。
NR RANは、中央ユニット(CU)および分散ユニット(DU)を含み得る。NR BS(たとえば、gNB、5GノードB、ノードB、送受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP))は、1つまたは複数のBSに相当し得る。NRセルは、アクセスセル(ACell:Access Cell)またはデータ専用セル(DCell:Data Only Cell)として構成され得る。たとえば、RAN(たとえば、中央ユニットまたは分散ユニット)は、セルを構成することができる。DCellは、キャリアアグリゲーションまたはデュアル接続性のために使用されるセルであってよく、初期アクセス、セル選択/再選択、またはハンドオーバのためには使用されないことがある。場合によっては、DCellは同期信号(SS)を送信しないことがあり、-場合によっては、DCellはSSを送信することがある。NR BSは、セルタイプを示すダウンリンク信号をUEへ送信し得る。セルタイプ指示に基づいて、UEはNR BSと通信し得る。たとえば、UEは、示されたセルタイプに基づいて、セル選択用、アクセス用、ハンドオーバ用、および/または測定用と見なすべきNR BSを決定し得る。
図6は、本開示の態様による、分散型RAN600の例示的な論理アーキテクチャを示す。5Gアクセスノード606は、アクセスノードコントローラ(ANC)602を含み得る。ANCは、分散型RAN600の中央ユニット(CU)であってよい。次世代コアネットワーク(NG-CN:Next Generation Core Network)604へのバックホールインターフェースは、ANCにおいて終端し得る。隣接する次世代アクセスノード(NG-AN:Next Generation Access Node)へのバックホールインターフェースは、ANCにおいて終端し得る。ANCは、(BS、NR BS、ノードB、5G NB、AP、またはいくつかの他の用語で呼ばれることもある)1つまたは複数のTRP608を含み得る。上記で説明したように、TRPは、「セル」と互換的に使用され得る。
TRP608は分散ユニット(DU)であってよい。TRPは、1つのANC(ANC602)または2つ以上のANC(図示せず)に接続され得る。たとえば、RAN共有、サービスとしての無線(RaaS:Radio as a Service)、およびサービス固有ANC配置に対して、TRPは2つ以上のANCに接続され得る。TRPは、1つまたは複数のアンテナポートを含み得る。TRPは、UEへのトラフィックを個別に(たとえば、動的選択)または一緒に(たとえば、同時送信)サービスするように構成され得る。
ローカルアーキテクチャ600は、フロントホール定義(fronthaul definition)を示すために使用され得る。異なる配置タイプにわたるフロントホーリング解決策(fronthauling solution)をサポートするアーキテクチャが定義され得る。たとえば、アーキテクチャは、送信ネットワーク能力(たとえば、帯域幅、レイテンシ、および/またはジッタ)に基づき得る。アーキテクチャは、機能および/または構成要素をLTEと共有し得る。態様によれば、次世代AN(NG-AN)610は、NRとのデュアル接続性をサポートし得る。NG-ANは、LTEおよびNRのために共通フロントホールを共有し得る。
アーキテクチャは、TRP608間の協働を可能にし得る。たとえば、協働は、TRP内でかつ/またはANC602を経由してTRPにわたって事前定されてよい。態様によれば、TRP間インターフェースは必要とされなくてよい/存在しなくてよい。
態様によれば、分割された論理機能の動的構成がアーキテクチャ600内に存在してよい。PDCP、RLC、MACプロトコルは、適応的にANCまたはTRPに配置されてよい。
図7は、本開示の態様による、分散型RAN700の例示的な物理アーキテクチャを示す。集中型コアネットワークユニット(C-CU:Centralized Core Network Unit)702は、コアネットワーク機能をホストし得る。C-CUは中央に配置されてよい。C-CU機能は、ピーク容量を処理するように(たとえば、アドバンストワイヤレスサービス(AWS:Advanced Wireless Services)に)オフロードされ得る。集中型RANユニット(C-RU:Centralized RAN Unit)704は、1つまたは複数のANC機能をホストし得る。随意に、C-RUは、コアネットワーク機能を局所的にホストし得る。C-RUは分散型配置を有してよい。C-RUは、ネットワーク縁部により近くてよい。分散ユニット(DU)706は、1つまたは複数のTRPをホストし得る。DUは、無線周波数(RF)機能を有するネットワークの縁部に位置してよい。
図8は、DLセントリックサブフレームの一例を示す図800である。DLセントリックサブフレームは、制御部分802を含み得る。制御部分802は、DLセントリックサブフレームの初期部分すなわち冒頭部分の中に存在し得る。制御部分802は、DLセントリックサブフレームの様々な部分に対応する様々なスケジューリング情報および/または制御情報を含み得る。いくつかの構成では、制御部分802は、図8に示すように、物理DL制御チャネル(PDCCH)であってよい。DLセントリックサブフレームはまた、DLデータ部分804を含み得る。DLデータ部分804は、時々、DLセントリックサブフレームのペイロードと呼ばれることがある。DLデータ部分804は、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)から従属エンティティ(たとえば、UE)へDLデータを通信するために利用される通信リソースを含み得る。いくつかの構成では、DLデータ部分804は、物理DL共有チャネル(PDSCH)であってよい。
DLセントリックサブフレームはまた、共通UL部分806を含み得る。共通UL部分806は、時々、ULバースト、共通ULバースト、および/または様々な他の好適な用語として呼ばれることがある。共通UL部分806は、DLセントリックサブフレームの様々な他の部分に対応するフィードバック情報を含み得る。たとえば、共通UL部分806は、制御部分802に対応するフィードバック情報を含み得る。フィードバック情報の非限定的な例は、ACK信号、NACK信号、HARQインジケータ、および/または様々な他の好適なタイプの情報を含み得る。共通UL部分806は、ランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)プロシージャ、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)、および様々な他の好適なタイプの情報に関する情報などの、追加または代替の情報を含み得る。図8に示すように、DLデータ部分804の末尾は、共通UL部分806の冒頭から時間的に分離され得る。この時間分離は、時々、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の好適な用語として呼ばれることがある。この分離は、DL通信(たとえば、従属エンティティ(たとえば、UE)による受信動作)からUL通信(たとえば、従属エンティティ(たとえば、UE)による送信)へのスイッチオーバーのための時間を与える。上記がDLセントリックサブフレームの一例にすぎず、類似の特徴を有する代替構造が、必ずしも本明細書で説明する態様から逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解されよう。
図9は、ULセントリックサブフレームの一例を示す図900である。ULセントリックサブフレームは、制御部分902を含み得る。制御部分902は、ULセントリックサブフレームの初期部分すなわち冒頭部分に存在し得る。図9における制御部分902は、図8を参照しながら上記で説明した制御部分802と類似であってよい。ULセントリックサブフレームはまた、ULデータ部分904を含み得る。ULデータ部分904は、時々、ULセントリックサブフレームのペイロードと呼ばれることがある。UL部分とは、従属エンティティ(たとえば、UE)からスケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)へULデータを通信するために利用される通信リソースを指すことがある。いくつかの構成では、制御部分902は、物理DL制御チャネル(PDCCH:Physical DL Control Channel)であってよい。
図9に示すように、制御部分902の末尾は、ULデータ部分904の冒頭から時間的に分離され得る。この時間分離は、時々、ギャップ、ガード期間、ガードインターバル、および/または様々な他の好適な用語として呼ばれることがある。この分離は、DL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる受信動作)からUL通信(たとえば、スケジューリングエンティティによる送信)へのスイッチオーバーのための時間を与える。ULセントリックサブフレームはまた、共通UL部分906を含み得る。図9における共通UL部分906は、図8を参照しながら上記で説明した共通UL部分806と類似であってよい。共通UL部分906は、追加または代替として、チャネル品質インジケータ(CQI)、サウンディング基準信号(SRS)、および様々な他の好適なタイプの情報に関する情報を含み得る。上記がULセントリックサブフレームの一例にすぎず、類似の特徴を有する代替構造が、必ずしも本明細書で説明する態様から逸脱することなく存在し得ることを、当業者は理解されよう。
いくつかの状況では、2つ以上の従属エンティティ(たとえば、UE)が、サイドリンク信号を使用して互いに通信することがある。そのようなサイドリンク通信の現実世界の適用例は、公共安全、近接サービス、UEからネットワークへの中継、車両間(V2V)通信、インターネットオブエブリシング(IoE:Internet of Everything)通信、IoT通信、ミッションクリティカルメッシュ、および/または様々な他の好適な適用例を含み得る。概して、サイドリンク信号とは、スケジューリングエンティティがスケジューリング目的および/または制御目的で利用されることがあっても、スケジューリングエンティティ(たとえば、UEまたはBS)を通じてその通信を中継することなく、ある従属エンティティ(たとえば、UE1)から別の従属エンティティ(たとえば、UE2)へ通信される信号を指すことがある。いくつかの例では、サイドリンク信号は、(通常は無認可スペクトルを使用するワイヤレスローカルエリアネットワークとは異なり)認可スペクトルを使用して通信されてよい。
例示的な半永続的な基準シンボル(RS)構成および測定
UEとTRPとの間の通信用のビームペアリングを決定する際に使用されるビーム管理プロシージャでは、測定基準信号(MRS)(チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)とも呼ばれる)またはサウンディング基準信号(SRS)などの基準信号が、UEへ送信され得る。それに応答して、UEは、受信されたRS(たとえば、周期的に受信されたSRS、特定のUEに向けられたCSI-RS(MRS)など)に基づいて、測定報告を生成し得る。RSは、一貫した測定値をTRPが取得することが可能になり得る半静的(たとえば、経時的に同じパターン)であってよく、または動的であってもよい(たとえば、UEごとにオンデマンドで構成されてもよい)。
場合によっては、TRPは、測定トリガをUEへ送信することによって、UEから測定値を取得する。測定トリガは、概して、UEが、現在または後続のサブフレームにおけるいくつかのシンボルの中で送信されるRS(たとえば、周期的に受信されるSRS、特定のUEに向けられたCSI-RS(MRS)など)に対して、測定を実行すべきことを示す。測定トリガは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上またはメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)(MAC-CE)の中で送信され得る。
場合によっては、CSI-RS(MRS)の受信に応答して、UEは、受信されたCSI-RS(MRS)を測定し、測定基準信号受信電力(MRS-RP)および測定基準信号識別子(MRS-ID)のうちの1つまたは複数を含む報告を生成する。報告は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を介してUEからTRPへ送信され得る。TRPは、受信された報告を使用して、後続の通信のために使用すべきTRPおよびUE用のビームペアを決定し、ビーム選択をUEへ(たとえば、ビーム切替えメッセージの中で)通信することができる。
UEが高速で移動しつつある極めて動的な場合には、そのような状況ではサービングビームが急速に劣化し得るので、TRPがUEからRS測定値を取得すべき時間ごとの測定トリガの送信は、失敗することがある。追加として、PDCCH上での測定トリガの送信かつ/またはMAC-CEを使用する測定トリガの送信は、TRPとUEとの間で通信する際にオーバーヘッドの量を増大させることがある。たとえば、TRPがターゲットUEへ送信すべきデータを有しない場合、またはTRPが他のUEへの送信をスケジュールし、かつターゲットUEをスケジュールするための十分な時間がないとき、PDCCH上での測定トリガの送信かつ/またはMAC-CEを使用する測定トリガの送信は、オーバーヘッドを増大させることがある。さらに、ビーム切替え指示は、UEによって明示的に確認応答されないことがあり、または確認応答された場合、より多数の確認応答イベントに起因して確認応答メッセージのうちのいくつかが失われることがある。失われたビーム切替えメッセージは、TRPとUEとを不整合させることがあり、そのことが、ビーム回復プロシージャおよびTRPとUEとの間でのビーム回復プロシージャの実行によって引き起こされることがある、追加のオーバーヘッドをトリガすることがある。
MRS測定を要求することに関与するオーバーヘッドの量を低減するとともに(たとえば、UEがMRSの受信に失敗することに起因して)MRSトレーニングが失敗する可能性を低くするために、本開示の態様は、MRS測定のアクティブ化とは別個にMRS測定を構成するための、半永続的なMRS構成を使用し得る。半永続的なMRS構成は、たとえば、TRPがMRSを送信する周期性、MRSが送信されるサブフレームにおけるトレーニングのために使用されるシンボルの個数、(たとえば、非アクティビティタイマーの持続時間の間にTRPがMRSを送信しないこと、または非アクティビティタイマーの持続時間の間にUEがMRSを検出しないことから)非アクティビティタイマーが満了する場合に半永続的なMRS構成の満了を示す非アクティビティタイマーなどを含み得る。説明したように、UEへのMRS構成の送信は、MRSトレーニングのアクティブ化とは無関係に実行されてよく、これにより、RS測定が要求される先のUEにおける測定トリガの送信(および、場合によっては不確実な受信)を伴わずに、TRPがMRSトレーニングを構成および開始することが可能になり得る。
場合によっては、半永続的なMRS構成は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して送信され得る。半永続的なMRS構成の送信は、TRPがターゲットUEへ送信すべき他のデータを有しないとき、あるいは他のUEがスケジュールされ、かつターゲットUEに対してPDCCHおよび/またはMAC-CE送信をスケジュールするための十分な時間がない場合、PDCCHおよび/またはMAC-CEシグナリングを介してMRSトリガメッセージを送信する際のオーバーヘッドを低減し得る。
図10は、本開示の一態様による、MRS測定の半永続的な構成のためにTRPによって実行され得る例示的な動作を示す。図示したように、動作1000は、1002において開始し、ここで、TRPは、MRS構成をユーザ機器(UE)へ送信する。上記で説明したように、MRS構成の送信は、UE用のMRSトレーニングをアクティブ化することとは無関係であってよい。MRS構成は、上記で説明したように、MRSが送信される周期性を示す情報、(たとえば、UEにおけるMRSの最後の受信に対する)MRS構成の満了時間を示す非アクティビティタイマーなどを含み得る。
1004において、TRPは、MRS構成の送信の後、MRSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをUEへ送信する。1006において、TRPは、MRS構成に基づいて周期的にMRSをUEへ送信する。上記で説明したように、TRPは、MRS構成の中で示されるサブフレーム(たとえば、シンボル)の中の1つまたは複数のロケーションにおいて、MRS構成の中で示される周期性に従ってMRSを送信し得る。1008において、TRPは、送信されたMRSに基づく測定報告をUEから受信する。
図11は、本開示の一態様による、TRPから受信される半永続的なMRS構成に基づいてMRS測定を実行するためにUEによって実行され得る例示的な動作を示す。図示したように、動作1100は、1102において開始し、ここで、UEは、MRS構成をTRPから受信する。MRS構成を受信することは、MRSトレーニングのアクティブ化とは無関係であってよい。
1104において、UEは、MRS構成を受信した後、MRSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをTRPから受信する。MRSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージをUEが受信すると、UEは、MRS構成の中で示される周期性およびロケーションに基づいて、MRSを求めて1つまたは複数のサブフレームを監視することができる。
1106において、UEは、MRS構成に基づいて周期的にMRSを受信する。1108において、UEは、受信されたMRSに基づく測定報告をTRPへ送信する。TRPへの測定報告の送信は、MRS構成の中で示されるUEへTRPがMRSを送信する周期性に基づいて、一定の間隔で行われてよい。
UEによって送信された測定報告に基づいて、TRPは、後続の送信において使用するためにTRPおよびUEによって使用されるべきビームのセットを決定することができる。ビームの新たなセットを通信するために、TRPは、明示的なビーム切替えメッセージをUEへ送信することができる。ビーム切替えメッセージは、たとえば、PDCCHを介して送信されてよい。受信しているUEは、PUCCH上で送信されるACKを用いてビーム切替えメッセージに応答し得る。
場合によっては、TRPは、UEの進行方向および速度に関連するビーム切替えパターンのセットを事前に決定し得る。たとえば、TRPが、UEが特定の方向に特定の速度で移動中であることを示す情報を有する場合、TRPは、ビーム切替えパターンを予測することができる。予測を使用すると、TRPは、(たとえば、既定のビーム切替えパターンおよび進行方向に従って)周期的にビームを切り替えるようにUEに命令することができる。
図12は、本開示の一態様による、半永続的なMRS構成を使用してMRS測定を実行するためにTRPとUEとの間で交換されるメッセージの例示的なコールフロー1200を示す。上述のように、TRPは、TRPへ送信され得るMRSに対する測定報告を生成するためにUEが使用できる、MRSの周期性およびロケーションを示すMRS構成を送信することができる。受信される生成された測定報告に基づいて、TRPは、通信のためにTRPおよびUEによって使用されるべきビームのセットを決定することができ、ビーム切替えメッセージをUEへ送信することができ、UEは、ビーム切替えメッセージを明示的に確認応答することができる。
図示したように、UEは、MRSの周期性およびロケーションを示すMRS構成1202を受信することができるが、MRSトレーニングをアクティブ化する必要はない。その後、別個のMRSアクティブ化メッセージ1204の中で、UEは、MRSトレーニングがアクティブであるという指示を受信することができる。MRS構成1202の中の周期性およびロケーション情報に基づいて、UEは、TRPから送信されるMRSを求めて監視することができる。
UEは、概して、サブフレームの1つまたは複数のシンボルの中でTRPからMRS1206を受信する。1208において、UEは、受信されたMRSに基づいてチャネル測定を実行し、測定報告1210を生成し、測定報告1210は、TRPへ送信される。場合によっては、UEは、追加として、MRSトレーニングが非アクティブ化されていると想定すべきかどうかを決定する際に使用される非アクティビティタイマーを、MRSの受信に基づいてリセットしてよい。TRPは、測定報告を使用して、後続の通信のためにUEおよびTRPが使用できるビームのセットを示すビーム切替え指示メッセージ1212を生成することができる。ビーム切替え指示メッセージ1212に基づいて、UEは、1214において、TRPと通信するためのビームを切り替え、確認応答1216をTRPへ送信する。
後続の時間期間の中では、(たとえば、MRS構成1202およびMRSアクティブ化メッセージ1204の中で)MRSが以前に構成されておりMRSトレーニングが以前にアクティブ化されているので、TRPは、MRSトリガメッセージをUEへ送信することなくMRS1218をUEへ送信し得る。UEは、1220において、受信されたMRSに基づいてチャネル測定を実行し、TRPへの送信のために測定報告1222を生成する。TRPから送信され測定報告1222に基づいて生成されるビーム切替え指示メッセージ1224は、1226において、TRPと通信するためのビームを切り替えるとともにビーム切替え指示メッセージ1224の確認応答1228をTRPへ送信するように、UEを促し得る。このコールフローは、TRPが(明示的に、または非アクティビティタイマー期間にわたってMRSを送信しないことによってのいずれかで)MRSトレーニングを非アクティブ化するまで継続してよい。
場合によっては、TRPは、MRSがUEへ送信されるように構成されている時間期間の間にデータ送信をスケジュールし得る。MRSトレーニングがアクティブである間にデータ送信が実行されることをUEに知らせるために、TRPは、PDCCHメッセージを使用してUEに通知することができる。PDCCHメッセージは、データを有するUEをスケジュールするために、セル無線ネットワーク一時識別情報(C-RNTI)を使用し得る。場合によっては、MRSがUEへ送信されるように構成されている時間期間の間にデータ送信がスケジュールされると、TRPは、その時間期間の間、MRSの送信をスキップすることができる。
図13は、本開示の一態様による、スケジュールされたMRS送信期間の間にデータ送信をスケジュールするための、TRPとUEとの間の例示的なメッセージフロー1300を示すコールフロー図である。
図示したように、UEは、MRS測定のためにTRPによって送信されるMRS信号の少なくとも周期性およびロケーションを示すMRS構成1302を受信し得る。その後、UEは、MRSトレーニングがアクティブであることを示すMRSアクティブ化メッセージ1304を受信し得る。
MRSトレーニングがアクティブである間、UEは、MRS送信期間の間にデータ送信をスケジュールするメッセージ1306を受信し得る。メッセージに基づいて、1308において、UEは、MRS送信期間の間、チャネル測定をスキップする(たとえば、示されたロケーションにおけるMRSを復号しようと試みなくてよい)。UEは、その後、データ送信1310を受信し得る。
その後、次にスケジュールされたMRS送信期間において、UEは、MRS構成1302の中で示されたサブフレームの中のロケーションにおいてMRS1312を受信する。1314において、UEは、受信されたMRSに基づいてチャネル測定を実行し、測定報告1316を生成した後、測定報告1316をTRPへ送信する。それに応答して、TRPは、ビーム切替え指示1318を送信してよく、UEは、1320において、ビーム切替え指示1318を受信および使用して、TRPと通信するためのビームを切り替える。UEは、ビーム切替え指示1318の確認応答1322をTRPへ送信する。MRS測定およびビーム切替えは、TRPが(明示的に、または非アクティビティタイマーの持続時間にわたってMRSを送信しないことによって)MRSトレーニングを非アクティブ化するまで継続してよい。
上記で説明したように、MRS構成は、非アクティビティタイマーを含み得る。TRPがMRSトレーニングを構成しない場合、または非アクティビティタイマーの持続時間にわたってMRSの送信をスキップすると、UEは、MRSトレーニングプロシージャが非アクティブ化されていると想定してよい。場合によっては、TRPは、MRSトレーニングの非アクティブ化を示すメッセージを送信することによって、MRSトレーニングプロシージャを明示的に非アクティブ化することができる。メッセージは、たとえば、PDCCH上で送信されてよい。MRSトレーニングが非アクティブ化されているとUEが決定すると、UEが、前に受信したMRS構成の中で示されたロケーションおよび周期性でMRSを復号しようと試みる必要はない。
場合によっては、MRSトレーニングは、UEのためのデータ送信によって達成される必要がなく、MRSは、サブフレーム全体を使用する必要がない。そのような場合、サブフレームの残りの部分(すなわち、MRSのために使用されない部分)は、他のUEへの送信をスケジュールするために使用されてよい。他のUEへの送信をスケジュールするのに専用であるサブフレームの部分を示すために、スケジューリング許可が使用され得る。MRSトレーニングがそれに対してアクティブであるUEは、MRSを含むサブフレームの部分がUEにおいて受信されるようにスケジュールされる前に、MRSトレーニングのためにウェイクアップし得る。
上記は(チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)とも呼ばれる)測定基準信号(MRS)の範囲の中で説明されるが、基準信号の送信を構成することおよび基準信号を送信することに対して本明細書で説明する技法が、他のタイプの基準信号に適用され得ることを認識されたい。
本明細書で使用するとき、項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)をカバーするものとする。
本明細書で使用する「識別すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「識別すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造においてルックアップすること)、確認することなどを含み得る。また、「識別すること」は、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリの中のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「識別すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含み得る。
場合によっては、フレームを実際に通信するのではなく、デバイスは、送信または受信のためにフレームを通信するためのインターフェースを有してよい。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信用のRFフロントエンドにフレームを出力してよい。同様に、フレームを実際に受信するのではなく、デバイスは、別のデバイスから受信したフレームを取得するためのインターフェースを有してよい。たとえば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信用のRFフロントエンドからフレームを取得(または受信)してよい。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えられてよい。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正されてよい。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア/ファームウェアの構成要素および/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示される動作がある場合、それらの動作は対応する相対物のミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々なハードウェアおよび/またはソフトウェア/ファームウェアの構成要素および/またはモジュールを含み得る。一般に、図に示される動作がある場合、それらの動作は、任意の好適な対応する相対物のミーンズプラスファンクション構成要素によって実行され得る。
情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの組合せによって表されてよい。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せとして実装され得ることを、当業者はさらに諒解されよう。ハードウェアとソフトウェア/ファームウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能に関して上記で説明されている。そのような機能がハードウェアとして実装されるのか、それともソフトウェア/ファームウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。
本開示に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
本開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェア/ファームウェアモジュールにおいて、またはそれらの組合せにおいて具現化され得る。ソフトウェア/ファームウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、相変化メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取るとともに記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICの中に存在してよい。ASICはユーザ端末の中に存在してよい。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、個別の構成要素としてユーザ端末の中に存在してよい。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア/ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェア/ファームウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されてよく、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD/DVDまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得るとともに、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェア/ファームウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示のこれまでの説明は、任意の当業者が本開示を作製または使用できるようにするために提供される。本開示の様々な修正が当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものでなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信ネットワーク、ワイヤレスネットワーク
102a マクロセル
102b ピコセル
102c フェムトセル
110 基地局
120 ユーザ機器
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信多入力多出力プロセッサ
232 変調器/復調器
234 アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252 アンテナ
254 変調器/復調器
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 送信多入力多出力プロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
502 ワイヤレスデバイス
504 プロセッサ
506 メモリ
508 ハウジング
510 送信機
512 受信機
514 トランシーバ
516 送信アンテナ
518 信号検出器
520 デジタル信号プロセッサ
522 バスシステム
600 分散型RAN
602 アクセスノードコントローラ
604 次世代コアネットワーク
606 5Gアクセスノード
608 送受信ポイント
610 次世代アクセスノード
700 分散型RAN
702 集中型コアネットワークユニット
704 集中型RANユニット
706 分散ユニット
800 DLセントリックサブフレーム
802 制御部分
804 DLデータ部分
806 共通UL部分
900 ULセントリックサブフレーム
902 制御部分
904 ULデータ部分
906 共通UL部分
1000 動作
1100 動作
1200 コールフロー
1300 メッセージフロー

Claims (15)

  1. 送受信ポイント(TRP)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    半永続的な基準シンボル(RS)構成をユーザ機器(UE)へ送信するステップであって、前記RS構成を送信するステップが、前記UE用のRSトレーニングをアクティブ化することとは無関係である、ステップと、
    前記RS構成を送信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージを前記UEへ送信するステップであって、RSトレーニングの前記アクティブ化は、前記UEにおけるRS測定をアクティブ化する、ステップと、
    前記RS構成に基づいて周期的にRSを前記UEへ送信するステップと、
    前記送信されたRSに基づく測定報告を前記UEから受信するステップと、
    RSトレーニングを非アクティブ化すべき、前記RS構成によって示された非アクティビティタイマー期間にわたってRSの送信をスキップするステップと
    を備える方法。
  2. 前記RSが測定基準シンボル(MRS)を備え、かつ、前記RS構成が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用して送信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RS構成が、RS信号が送信される周期性、サブフレームの中のトレーニングシンボルの個数およびロケーション、ならびに非アクティビティタイマー期間のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  4. RSトレーニングのアクティブ化を示す前記メッセージが、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で送信されるメッセージを備える、あるいは、RSトレーニングのアクティブ化を示す前記メッセージが、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)の中に含まれる指示を備える、請求項1に記載の方法。
  5. RSトレーニングがアクティブでありRSが送信されるべき期間の間にデータ送信をスケジュールするステップと、
    RSが送信されるべき前記期間の間、RSの送信をスキップするステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信された測定報告に少なくとも部分的に基づいて、ビーム切替え指示を前記UEへ送信するステップであって、前記ビーム切替え指示は、既定のビーム切替えパターンおよび前記UEの進行方向に基づく、ステップと、
    前記ビーム切替え指示に対して前記UEから確認応答を受信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための方法であって、
    送受信ポイント(TRP)から半永続的な基準シンボル(RS)構成を受信するステップであって、前記RS構成を受信するステップが、RSトレーニングのアクティブ化とは無関係である、ステップと、
    前記RS構成を受信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージを前記TRPから受信するステップであって、RSトレーニングの前記アクティブ化は、前記UEにおけるRS測定をアクティブ化する、ステップと、
    前記RS構成に基づいて周期的に前記TRPからRSを受信するステップと、
    前記受信されたRSに基づく測定報告を前記TRPへ送信するステップと、
    前記RS構成によって示された非アクティビティタイマー期間にわたってRSが送信されていないことを検出した後、RSトレーニングが非アクティブ化されていると決定して、前記UEにおけるRS測定を非アクティブ化するステップと
    を備える方法。
  8. 前記RSが測定基準シンボル(MRS)を備え、かつ、前記RS構成が、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して受信される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記RS構成が、RS信号が送信される周期性、サブフレームの中のトレーニングシンボルの個数およびロケーション、ならびに非アクティビティタイマー期間のうちの1つまたは複数を備える、請求項7に記載の方法。
  10. RSトレーニングのアクティブ化を示す前記メッセージが、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で送信されるメッセージを備える、あるいは、RSトレーニングのアクティブ化を示す前記メッセージが、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)の中に含まれる指示を備える、請求項7に記載の方法。
  11. RSトレーニングがアクティブであり前記TRPからRSが受信されるべき期間の間にデータ送信がスケジュールされるという指示を、受信するステップと、
    RSが受信されるべき前記期間の間、測定報告を生成するためのRSの復号をスキップするステップと
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記送信された測定報告に基づくビーム切替え指示を前記TRPから受信するステップであって、前記ビーム切替え指示は、既定のビーム切替えパターンおよび前記UEの進行方向に基づく、ステップと、
    前記ビーム切替え指示への確認応答を前記TRPへ送信するステップと
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  13. 送信受信(TRP)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    半永続的な基準シンボル(RS)構成をユーザ機器(UE)へ送信することであって、前記RS構成を送信することが、前記UE用のRSトレーニングをアクティブ化することとは無関係であることと、
    前記RS構成を送信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージを前記UEへ送信することと、
    前記RS構成に基づいて周期的にRSを前記UEへ送信することと、
    前記送信されたRSに基づく測定報告を前記UEから受信することと、
    RSトレーニングを非アクティブ化すべき、前記RS構成によって示された非アクティビティタイマー期間にわたってRSの送信をスキップすることとを行うように構成されたプロセッサ、ならびに
    前記プロセッサに結合されたメモリ
    を備える装置。
  14. 前記プロセッサが、
    前記受信された測定報告に少なくとも部分的に基づいて、ビーム切替え指示を前記UEへ送信し、
    前記ビーム切替え指示に対して前記UEから確認応答を受信し、
    RSトレーニングがアクティブでありRSが送信されるべき期間の間にデータ送信をスケジュールし、
    RSが送信されるべき前記期間の間、RSの送信をスキップするようにさらに構成される、
    請求項13に記載の装置。
  15. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のための装置であって、
    送受信ポイント(TRP)から半永続的な基準シンボル(RS)構成を受信することであって、前記RS構成を受信することが、RSトレーニングのアクティブ化とは無関係であることと、
    前記RS構成を受信した後、RSトレーニングのアクティブ化を示すメッセージを前記TRPから受信することであって、RSトレーニングの前記アクティブ化は、前記UEにおけるRS測定をアクティブ化する、ことと、
    前記RS構成に基づいて周期的に前記TRPからRSを受信することと、
    前記受信されたRSに基づく測定報告を前記TRPへ送信することと、
    前記RS構成によって示された非アクティビティタイマー期間にわたってRSが送信されていないことを検出した後、RSトレーニングが非アクティブ化されていると決定することとを行うように構成されたプロセッサ、ならびに
    前記プロセッサに結合されたメモリ
    を備える装置。
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