JP7001105B2 - メッセージ配信装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、メッセージを配信する、メッセージ配信装置、方法および記録媒体に関する。
メッセージ配信装置がメッセージをユーザ端末へ配信する際、ユーザ端末の在圏状態等によりメッセージの配信に失敗する場合がある。
メッセージ配信の成功率を向上するために、多くのメッセージ配信装置は、メッセージの配信に失敗した場合に、配信に失敗したメッセージを再送する。
また、特許文献1に記載の方法では、送信履歴情報を参照して、成功率が高い送信先へのデータを優先して送信する。これにより、全体の送信成功率を向上することが可能になる。
特開2003-309710号公報
しかし、メッセージを配信する際には、通信帯域や金額等のコストが必要となる。そのため、配信に失敗したメッセージを配信に成功まで再送すると、メッセージの到達性を向上することができるが、配信に要するコストが増加する。また、特許文献1のように、成功率が低い送信先にもデータを送信すると、投入したコストに対する到達性向上の効果が小さくなってしまう場合もある。
本発明の目的は、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることを可能にする、メッセージ配信装置、方法および記録媒体を提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明のメッセージ配信装置は、メッセージを配信するメッセージ配信手段と、前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶手段へ記憶させる履歴管理手段と、前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信手段へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のメッセージ配信方法は、メッセージを配信し、前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させ、前記メッセージの前記配信に失敗したとき、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断し、前記再送を行うと前記判断をしたとき、前記メッセージの前記再送を行うことを特徴とする。
また、本発明のメッセージ配信プログラムは、コンピュータに、メッセージを配信するメッセージ配信機能と、前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させる履歴管理機能と、前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信機能へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断機能とを実現させることを特徴とする。
本発明のメッセージ配信装置、方法および記録媒体により、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
本発明の第一の実施形態のメッセージ配信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態のメッセージ配信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信装置の履歴記憶部が記憶する履歴の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージに関する情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の通信キャリアごとの配信コストの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のメッセージ配信装置の動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態のメッセージ配信装置10の構成例を示す。本実施形態のメッセージ配信装置10は、メッセージ配信部11、履歴記憶部12、履歴管理部13および再送判断部14により構成される。
メッセージ配信部11は、メッセージを配信する部分である。履歴管理部13は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴を履歴記憶部12へ記憶させる部分である。再送判断部14は、メッセージの配信に失敗したときに、履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、メッセージ配信部11へ、メッセージの再送を指示する部分である。
このようにメッセージ配信装置10を構成することによって、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
次に、図2に本実施形態のメッセージ配信装置10の動作の例を示す。
メッセージ配信部11は、メッセージを配信する(ステップS101)。履歴管理部13は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴を履歴記憶部12へ記憶させる(ステップS102)。再送判断部14は、メッセージの配信に失敗したとき、履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断する(ステップS103)。メッセージ配信部11は、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う(ステップS104)。
このように動作することによって、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、SMS(Short Message Service)を配信するメッセージ配信装置10について、より具体的に説明する。
まず、図3に本実施形態のメッセージ配信システムの構成例を示す。本実施形態のメッセージ配信システムは、メッセージ配信装置10、通信キャリア装置50および端末70により構成される。メッセージ配信装置10はSMS配信を行うSMS配信基盤装置である。メッセージ配信装置10は、端末70へ向けてSMSを配信するため、まず、ネットワーク40を介して通信キャリア装置50へSMSの配信依頼を実施する。通信キャリア装置50は、通信キャリアネットワーク60を介して端末70へSMSを配信する。また、通信キャリア装置50は、端末70へのSMSの配信結果(成功/失敗)をメッセージ配信装置10へ通知する。
次に、図1を用いて、本実施形態のメッセージ配信装置10の構成例について説明する。
メッセージ配信部11は、メッセージを配信する部分である。本実施形態の場合、メッセージ配信部11は通信キャリア装置50へSMSの配信依頼を行い、通信キャリア装置50から配信結果を受信する。また、メッセージ配信部11は、再送判断部14が再送を行うと判断したとき、メッセージの再送を行う。
履歴管理部13は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴を履歴記憶部12へ記憶させる部分である。本実施形態では、履歴管理部13は、配信に成功するまでの配信試行回数を履歴記憶部12に記憶させるものとする。たとえば、メッセージ配信部11が一つのメッセージに対して合計三回の配信を試行して、三回目に配信に成功した場合、履歴管理部13は「3」を履歴記憶部12へ記憶させる。また、メッセージ配信部11が配信を試行した結果成功に至らなかった場合には、履歴管理部13は、それまでの配信の試行回数によらず、「0」を履歴記憶部12へ記憶させる。履歴記憶部12は、この試行回数を、メッセージの宛先ごと(SMSの場合には電話番号ごと)に記憶する。
図4に履歴記憶部12が記憶している履歴の例を示す。この例では、履歴記憶部12は各宛先に対して過去5回分の試行回数の履歴を記憶しているが、履歴記憶部12は、任意の数の履歴を記憶することが可能である。
再送判断部14は、メッセージの配信に失敗したとき、履歴記憶部12に記憶されている履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断する部分である。本実施形態では、再送判断部14は、履歴に基づいて、再送ポイントを算出する。再送ポイントは、各メッセージについて、再送の優先度を表す指標である。本実施形態では、再送ポイントは、対象の宛先に対する配信の成功率が高くなるほど、大きくなるものとする。
そして、再送ポイントは配信の成功率が低くなるほど、小さくなり、再送を行いたい度合いが小さくなる。そのため、本実施形態では、再送判断部14は、再送ポイントが第一のしきい値以下のメッセージについては、再送を行わずに破棄すると判断し、再送ポイントが第一のしきい値より大きいメッセージについて、再送を行うと判断する。このようにすることで、メッセージ配信部11は配信成功率が低い宛先へのメッセージの再送を行わなくなるため、成功率が低い宛先へメッセージを再送するコストを削減することが可能になる。
次に、再送ポイントの算出方法について説明する。
再送判断部14は、履歴に基づいて再送ポイントを算出する。また、再送判断部14は、履歴に加えて、メッセージの即時性や配信にかかるコストを考慮して再送ポイントを算出しても良い。メッセージの即時性を考慮する場合、即時性が高いメッセージについては、再送時には意味のないメッセージになっている可能性が高いため、再送判断部14は、即時性が高いほど、再送ポイントを小さくする。また、コストを考慮する場合、コストが高いメッセージの配信をなるべく少なくした方が全体コストを低減できるため、再送判断部14は、コストが大きくなるほど、再送ポイントを小さくする。
本実施形態では、再送判断部14は、履歴、メッセージの即時性、配信にかかるコストに基づいて、たとえば、式1を用いて再送ポイントを算出する。
再送ポイント=配信成功率×即時性×(1/コスト) (式1)
再送判断部14は、履歴記憶部12の履歴に基づいて配信成功率を算出する。配信成功率は、平均試行回数の逆数(1/平均試行回数)を計算することで、平均試行回数は、配信に成功するまでの試行回数を、配信に成功した回数で割ることで、算出することができる。たとえば、図4のように過去5回分の履歴が履歴記憶部12に記憶されているとき、ユーザAの平均試行回数は、9/5で算出することができる。そのため、ユーザAの配信成功率は5/9となる。ユーザBのように、一度も配信に成功していない場合は、再送判断部14は、式1の配信成功率の値を0とする。
また、再送判断部14は、配信するメッセージを受け付けた際に得られる、配信するメッセージに関する情報に基づいて、即時性の値を算出する。たとえば、図5のように、メッセージ配信部11は、各メッセージに対して、宛先、配信先キャリア、即時性の情報をメッセージ配信の要求元(メッセージ配信アプリケーションなど)から受信するものとする。そして、図5のように、即時性が「なし」と「即時」の2種類である場合、再送判断部14は、メッセージの即時性が「なし」の場合には式1の即時性の値を1、メッセージの即時性が「即時」の場合には式1の即時性の値を0とする。なお、即時性「なし」は、配信メッセージの情報が、すぐに配信しなくても意味があることを示す。また、即時性「即時」は、配信メッセージの内容が、たとえば地震速報など、すぐに配信しなければ意味をなさないものを示す。
また、再送判断部14は、所定の条件に基づいて、配信にかかるコストの値を決定する。たとえば、メッセージ配信装置10が図6のような通信キャリアごとの配信コストの対応表をあらかじめ記憶しておき、メッセージの配信先キャリアに対応するコストの値を再送判断部14が対応表から取得する。たとえば、図5によるとメッセージaの配信先キャリアは通信キャリアXであるため、再送判断部14は図6から通信キャリアXに対応する配信コスト10を取得する。
上述の方法で再送判断部14が図5のメッセージaの再送ポイントを算出すると、再送ポイント=(1/1.8)×1×(1/10)=1/18となる。そして、再送判断部14は、再送ポイントと第一のしきい値(配信無効上限値)とを比較し、再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、再送を行うとの判断を行う。また、再送ポイントが第一のしきい値以下のとき、再送を行わないとの判断を行う。
また、再送判断部14は、再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、さらに、再送ポイントに応じて、メッセージの再送を行うタイミングを決定しても良い。再送ポイントは、再送したい度合いが高いほど大きくなる。そのため、たとえば、再送判断部14は、第一のしきい値より大きな第二のしきい値(即時配信判断値)と再送ポイントとを比較し、再送ポイントが第二のしきい値以下のとき、「所定の待ち時間が経過してからメッセージを再送する」と判断する。また、再送ポイントが第二のしきい値より大きいときは、再送判断部14は、「待機をせずにメッセージを再送する」と判断する。そしてメッセージ配信部11は再送判断部14が決定したタイミングでメッセージの再送を行う。
なお、上述の第一のしきい値および第二のしきい値については、固定値としても良いし、メッセージ配信装置10を運用する中で可変としても良い。たとえば、メッセージ配信装置10を運用する企業の期待する満足度やコストに応じて、運用中に第一のしきい値および第二のしきい値を変更できるようにすると良い。
また、上述の「待ち時間」については、所定の固定値であっても良いし、過去の配信履歴に応じて再送判断部14が決定しても良い。たとえば、夜間の試行回数が大きく日中の試行回数が小さい宛先がある場合、その宛先についての再送タイミングが日中になるようにすると、試行回数を少なくし、試行にかかるコストを低減することが可能になる。
あるいは、過去にキャリアへ配信依頼した時刻から、メッセージの破棄に至った時刻までの期間を、宛先ユーザがメッセージを受け取れない期間であったとみなし、再送判断部14がこの期間に基づいて再送待ち時間を決定することも可能である。たとえば、受信不可だった時間を再送待ち時間とすることができる。このようにすると、再送回数を減らし、再送にかかるコストを低減することが可能になる。
このようにメッセージ配信装置10を構成することによって、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
また、本実施形態では、メッセージ配信装置10は、再送を行うと判断したときに、さらに、再送ポイント(再送の優先度)に応じてメッセージの再送タイミングを判断する。これにより、優先度の低いメッセージの再送頻度を下げることになるため、メッセージ再送にかかるコストの増加をさらに抑えることが可能になる。
次に、図7を用いて本実施形態のメッセージ配信装置10の動作例について説明する。
まず、メッセージ配信装置10のメッセージ配信部11は、通信キャリア装置50へメッセージの配信依頼を行い、通信キャリア装置50が端末70へメッセージを配信する(ステップS201)。そして、通信キャリア装置50がメッセージの配信結果(成功/失敗)をメッセージ配信装置10へ通知する。
メッセージ配信装置10のメッセージ配信部11は配信結果を受信し、履歴管理部13が配信の成否に関する履歴を履歴記憶部12へ記憶させる(ステップS202)。
次に、再送判断部14は、メッセージの配信に失敗したとき(ステップS203でYES)、当該メッセージを再送するか否かを、履歴記憶部12の履歴に基づいて判断する(ステップS204)。
そして、再送判断部14が再送を行うと判断したとき(ステップS205でYES)、メッセージ配信部11は再度メッセージの配信を実施する(ステップS201)。再送判断部14が再送を行わないと判断したメッセージについては、メッセージ配信部11は再送せずに破棄する。
次に、図8に再送判断についての動作例を示す。図8の動作例は、図7のステップS204およびステップS205の動作の代わりにメッセージ配信装置10が実施する動作の例である。
再送判断部14は、メッセージの配信に失敗したとき(ステップS203でYES)、上述の方法で再送ポイントを算出する(ステップS301)。次に、再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき(ステップS302でYES)、再送判断部14は、再送を行うと判断する。そして、再送ポイントが第一のしきい値より大き第二のしきい値以下のとき(ステップS303でNO)、メッセージ配信部11は、所定の待ち時間分待機をしてから(ステップS304)、メッセージを再送する(ステップS201)。再送ポイントが第二のしきい値より大きいときは(ステップS303でYES)、メッセージ配信部11は、待機をせずにメッセージを再送する(ステップS201)。再送ポイントが第一のしきい値以下のときは(ステップS302でNO)、再送判断部14は再送を行わないと判断し、メッセージ配信部11はメッセージを破棄する。

なお、上述の説明では即時性をなし/即時の2種類としたが、即時性をなし/即時の2種類とするのではなく、再送待ち時間の許容時間として定義することも可能である。図9にこのときのメッセージ配信装置10の動作例を示す。図9は、図8のステップS303とステップS304の間にメッセージ配信装置10が実施する動作の例である。
たとえば、再送判断部14は式2を用いて再送ポイントを算出し(図8のステップS301)、さらに、所定の換算条件を使用して再送ポイントから待ち時間を算出する(ステップS401)。このとき、優先度が高いメッセージを早く再送できるよう、換算条件は、再送ポイントが大きいほど待ち時間が短くなるような条件にすると良い。
再送ポイント=配信成功率×(1/コスト) (式2)
そして、再送判断部14は、算出した待ち時間が許容時間より大きいとき(ステップS402でYES)、ステップS304での待ち時間を許容時間とする(ステップS403)。あるいは、図10のように、算出した待ち時間が許容時間より大きいとき(ステップS402でYES)、メッセージ配信部11は、メッセージを再送せずに破棄しても良い。待ち時間が許容時間以下のときは(ステップS402でNO)、メッセージ配信部11は、算出された待ち時間を経過した後にメッセージを再送する(ステップS304、ステップS201)。
このように動作することによって、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、メッセージ配信装置10は、メッセージの宛先の各々に対する配信の成否に関する履歴に基づいて、メッセージの再送を行うか否かを判断し、再送を行うと判断をしたとき、メッセージの再送を行う。これにより、メッセージ配信装置10は、再送するメッセージを減らすことになる。そのため、メッセージ再送にかかるコストの増加を抑えることが可能になる。
また、本実施形態では、メッセージ配信装置10は、再送を行うと判断したときに、さらに、再送ポイント(再送の優先度)に応じてメッセージの再送タイミングを判断する。これにより、優先度の低いメッセージの再送頻度を下げることになるため、メッセージ再送にかかるコストの増加をさらに抑えることが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態におけるメッセージ配信装置(10)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、メッセージ配信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、メッセージ配信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、メッセージ配信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図11は、本発明の各実施形態のメッセージ配信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94、不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態のメッセージ配信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、メッセージ配信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図11に例示した情報処理装置90によりメッセージ配信装置を構成し、このメッセージ配信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、メッセージ配信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、メッセージ配信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、メッセージ配信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用してメッセージ配信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
メッセージを配信するメッセージ配信手段と、
前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶手段へ記憶させる履歴管理手段と、
前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信手段へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断手段と
を備えることを特徴とするメッセージ配信装置。
(付記2)
前記再送判断手段は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行う
ことを特徴とする付記1に記載のメッセージ配信装置。
(付記3)
前記再送ポイントは、前記配信にかかるコストが大きいほど小さくなる
ことを特徴とする付記2に記載のメッセージ配信装置。
(付記4)
前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
ことを特徴とする付記2あるいは付記3に記載のメッセージ配信装置。
(付記5)
前記メッセージ配信手段は、前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
ことを特徴とする付記2から付記4のいずれかに記載のメッセージ配信装置。
(付記6)
前記再送判断手段は、前記再送ポイントに基づいて前記待ち時間を算出し、算出した前記待ち時間が前記メッセージの許容時間を超える場合に前記メッセージの前記再送までの前記待ち時間を前記許容時間に決定する、あるいは、前記メッセージを前記再送しないと決定する
ことを特徴とする付記5に記載のメッセージ配信装置。
(付記7)
メッセージを配信し、
前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させ、
前記メッセージの前記配信に失敗したとき、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断し、
前記再送を行うと前記判断をしたとき、前記メッセージの前記再送を行う
ことを特徴とするメッセージ配信方法。
(付記8)
前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行う
ことを特徴とする付記7に記載のメッセージ配信方法。
(付記9)
前記再送ポイントは、前記配信にかかるコストが大きいほど小さくなる
ことを特徴とする付記8に記載のメッセージ配信方法。
(付記10)
前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
ことを特徴とする付記8あるいは付記9に記載のメッセージ配信方法。
(付記11)
前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
ことを特徴とする付記8から付記10のいずれかに記載のメッセージ配信方法。
(付記12)
前記再送ポイントに基づいて前記待ち時間を算出し、算出した前記待ち時間が前記メッセージの許容時間を超える場合に前記メッセージの前記再送までの前記待ち時間を前記許容時間に決定する、あるいは、前記メッセージを前記再送しないと決定する
ことを特徴とする付記11に記載のメッセージ配信方法。
(付記13)
コンピュータに、
メッセージを配信するメッセージ配信機能と、
前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させる履歴管理機能と、
前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信機能へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断機能と
を実現させることを特徴とするメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記14)
前記再送判断機能は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行う
ことを特徴とする付記13に記載のメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記15)
前記再送ポイントは、前記配信にかかるコストが大きいほど小さくなる
ことを特徴とする付記14に記載のメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記16)
前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
ことを特徴とする付記14あるいは付記15に記載のメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記17)
前記メッセージ配信機能は、前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
ことを特徴とする付記14から付記16のいずれかに記載のメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記18)
前記再送判断機能は、前記再送ポイントに基づいて前記待ち時間を算出し、算出した前記待ち時間が前記メッセージの許容時間を超える場合に前記メッセージの前記再送までの前記待ち時間を前記許容時間に決定する、あるいは、前記メッセージを前記再送しないと決定する
ことを特徴とする付記17に記載のメッセージ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2018年1月18日に出願された日本出願特願2018-006435を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 メッセージ配信装置
11 メッセージ配信部
12 履歴記憶部
13 履歴管理部
14 再送判断部
40 ネットワーク
50 通信キャリア装置
60 通信キャリアネットワーク
70 端末
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (10)

  1. メッセージを配信するメッセージ配信手段と、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶手段へ記憶させる履歴管理手段と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信手段へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断手段と
    を備え、
    前記再送判断手段は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記メッセージ配信手段は、前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
    ことを特徴とするメッセージ配信装置。
  2. メッセージを配信するメッセージ配信手段と、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶手段へ記憶させる履歴管理手段と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信手段へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断手段と
    を備え、
    前記再送判断手段は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
    ことを特徴とするメッセージ配信装置。
  3. メッセージを配信するメッセージ配信手段と、
    前記メッセージの前記配信に成功するまでの配信試行回数の履歴を前記メッセージの宛先ごとに履歴記憶手段へ記憶させる履歴管理手段と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信手段へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断手段と
    を備えることを特徴とするメッセージ配信装置。
  4. 前記再送判断手段は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項に記載のメッセージ配信装置。
  5. メッセージを配信し、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させ、
    前記メッセージの前記配信に失敗したとき、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断し、
    前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記再送を行うと前記判断をしたとき、前記メッセージの前記再送を行い、
    前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
    ことを特徴とするメッセージ配信方法。
  6. メッセージを配信し、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させ、
    前記メッセージの前記配信に失敗したとき、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断し、
    前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記再送を行うと前記判断をしたとき、前記メッセージの前記再送を行い、
    前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
    ことを特徴とするメッセージ配信方法。
  7. メッセージを配信し、
    前記メッセージの前記配信に成功するまでの配信試行回数の履歴を前記メッセージの宛先ごとに履歴記憶部へ記憶させ、
    前記メッセージの前記配信に失敗したとき、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断し、
    前記再送を行うと前記判断をしたとき、前記メッセージの前記再送を行う
    ことを特徴とするメッセージ配信方法。
  8. コンピュータに、
    メッセージを配信するメッセージ配信機能と、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させる履歴管理機能と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信機能へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断機能と
    を実現させ
    前記再送判断機能は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記メッセージ配信機能は、前記再送ポイントが前記第一のしきい値より大きく第二のしきい値以下のとき、所定の待ち時間が経過してから前記再送を行い、前記再送ポイントが前記第二のしきい値より大きいとき、待機をせずに前記再送を行う
    ことを特徴とするメッセージ配信プログラム。
  9. コンピュータに、
    メッセージを配信するメッセージ配信機能と、
    前記メッセージの宛先の各々に対する前記配信の成否に関する履歴を履歴記憶部へ記憶させる履歴管理機能と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信機能へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断機能と
    を実現させ、
    前記再送判断機能は、前記履歴に基づいて、前記メッセージの前記宛先への前記配信の成功率が高くなるほど大きくなる再送ポイントを算出し、前記再送ポイントが第一のしきい値より大きいとき、前記再送を行うとの前記判断を行い、
    前記再送ポイントは、前記メッセージの即時性が高い場合に小さくなり、前記即時性が低い場合に大きくなる
    ことを特徴とするメッセージ配信プログラム。
  10. コンピュータに、
    メッセージを配信するメッセージ配信機能と、
    前記メッセージの前記配信に成功するまでの配信試行回数の履歴を前記メッセージの宛先ごとに履歴記憶部へ記憶させる履歴管理機能と、
    前記メッセージの前記配信に失敗したときに、前記履歴に基づいて、前記メッセージの再送を行うか否かを判断した結果が肯定的であった場合に、前記メッセージ配信機能へ、前記メッセージの前記再送を指示する再送判断機能と
    を実現させることを特徴とするメッセージ配信プログラム。
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