JP6999702B2 - 無線通信デバイスのスケジューリング - Google Patents

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Description

本開示は、概して、無線通信の分野に関する。より詳細には、本開示は、無線通信デバイスのマルチユーザスケジューリングに関する。
直交周波数分割多重(OFDM)は、周波数選択性フェージング環境における広帯域システムによく適した通信方式である。例えば、ディープフェードまたは狭帯域干渉は、典型的には、OFDMシステムの少しの副搬送波にしか影響を与えず、そのような影響は、典型的には、前方誤り制御符号化によって軽減され得る。さらには、非常に急勾配のエッジを有するパワースペクトル密度プロファイルが、狭い副搬送波を使用して作成され得るため、OFDMは、効率的な帯域幅である。直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)は、OFDMのマルチユーザ版であり、多重アクセスは、副搬送波の独立セットを各ユーザに割り当てることによって達成される。
OFDMAを適用する例示的なシステムとしては、IEEE(米国電気電子技術者協会)によって開発された802.11規格、および3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって開発されたUMTS LTE(Universal Mobile Telecommunication System、Long-Term Evolution)のいくつかが挙げられる。
異なるセットの副搬送波が異なるユーザに割り当てられ、異なるユーザが異なる変調符号化方式(MCS)と関連付けられ得るOFDMAにおいて、最大送信電力選択は、典型的には、以下に詳細に述べられるように、EVM(エラーベクターマグニチュード)およびPAPR(ピーク対平均電力比)に依存する。
理想の送信器は、適用可能なMCSの正確な信号コンスタレーション点のみを送信する。しかしながら、実際の送信器の実装における様々な不完全性(例えば、非直線性、同相/直交相(I/Q)不均衡、位相雑音など)が、実際に送信された信号を、MCSの理想の信号コンスタレーション点から逸脱させる。EVMは、送信された信号が理想の信号コンスタレーション点に対してどれくらい変化するかの指標として使用され得、またそれにより、デジタル無線送信器の性能を定量化するために使用され得る。高次信号コンスタレーション(例えば、64-QAM、直交振幅変調、および256-QAM)は、典型的には、低次信号コンスタレーション(例えば、BPSK(2値位相シフトキーイング)およびQPSK(4値位相シフトキーイング))よりも著しく低いEVMを必要とする。表1はこれを、IEEE 802.11acの物理層におけるすべてのMCSについて相対信号コンスタレーション誤差の要件(EVMと関連付けられた表現である)を列挙することによって、例示する。
Figure 0006999702000001
高次信号コンスタレーションが使用されるときの特性である高PAPRは、典型的には、送信器の電力増幅器(PA)において達成され得る効率を低下させるが、これは、PAが、広い線形範囲を有する領域内で動作されなければならないため、またそのような領域が、典型的には、あまりに高い送信電力が使用される場合には達成不可能であるためである。したがって、OFDM信号(または高PAPRを有する他の信号)が送信されるときには、典型的には、送信電力バックオフが適用される必要がある。送信電力バックオフは、例えば、使用される平均送信電力と送信器と関連付けられた最大送信電力との不一致と定義され得る。
したがって、相対的に高次の信号コンスタレーションは、相対的に大きい電力バックオフが高PAPRに起因して必要とされるということをもたらし、高次変調形式の場合の(平均)送信電力は、多くの場合、低次の(ロバストな)変調形式の場合よりも数dB低い。したがって、および高次信号コンスタレーションの場合のEVMに対する相対的に厳しい要件に起因して、相対的に高次の信号コンスタレーションは、チャネル条件が有益であるときにのみ使用され得る。
OFDMAシステムにおいて、典型的には、異なる次数の変調形式が、異なるユーザに対して使用され得る。電力増幅器がOFDMAで動作されるとき、EVMに関して最も厳しい要件を有する変調が、電力バックオフを決定する。低次変調の性能は、電力バックオフが相対的に大きい場合には低下され得、大きい電力バックオフは、高次変調が別のユーザに対して同時に使用された結果であり得る。
Wo 2010/101497 A1は、異なる次数の変調を必要とするユーザを識別すること、ならびに同じ次数の変調を必要とするユーザへの送信を同じサブユニットへグループ化するように、異なるユーザへの送信を異なるサブユニットへグループ化することを開示している。
そのような手法は、常に効率的であるわけではない。例えば、グループ化は、小グループに起因して未使用の送信リソースをもたらし得る。
したがって、無線通信デバイス(ユーザ)のマルチユーザスケジューリングに対する代替的なまたは改善された手法が必要とされている。好ましくは、そのような手法は、送信リソースに関して効率的である。さらには、この手法は、1つのユーザのスループットが別のユーザの要件によって不必要に制限されないことを好ましくは達成すべきである。
用語「備える/備えること」は、本明細書内で使用される場合、述べられた機能、整数、ステップ、または構成要素の存在を指定するとされるが、1つまたは複数の他の機能、整数、ステップ、構成要素、またはそれらの群の存在または追加を排除しないということを強調したい。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、別途文脈により明白に示されない限り、複数形も同様に含むことが意図される。
いくつかの実施形態の目的は、上の欠点または他の欠点の少なくとも一部を解決もしくは軽減、緩和、または除去することである。
第1の態様によると、これは、送信のために複数の無線通信デバイスをスケジューリングする、アクセスポイントのための方法によって達成される。本方法は、複数の無線通信デバイスの各々に対して、それぞれの変調符号化方式(MCS:modulation and coding scheme)を選択すること(それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる)と、複数の無線通信デバイスを2つ以上のグループに分類すること(各グループが最大サイズを有する)と、異なるそれぞれの送信リソース上で無線通信デバイスの2つ以上のグループの各々をスケジューリングすることと、を含む。
分類することは、同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが同じグループに属するようにさせることと、(最大サイズが上記グループでは達成されない場合)第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる場合には、同じグループに属するようにさせることとを含む。グループ化基準は、少なくとも第1のそれぞれの電力バックオフに基づく。
第2のそれぞれの電力バックオフは、いくつかの実施形態によると、第1のそれぞれの電力バックオフよりも低い。いくつかの実施形態において、第2のそれぞれの電力バックオフは、第1のそれぞれの電力バックオフに等しい。さらにいくつかの実施形態において、第2のそれぞれの電力バックオフは、第1のそれぞれの電力バックオフよりも低いか、またはそれに等しい。
いくつかの実施形態において、本方法は、2つ以上のグループのスケジューリングに従って、複数の無線通信デバイスにデータを送信することをさらに含む。
いくつかの実施形態によると、異なる送信リソースは、異なる時間リソース、異なる周波数リソース、および異なる空間リソースのうちの1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態において、グループ化基準は、第1のそれぞれの電力バックオフと複数の無線通信デバイスのいずれかのそれぞれのMCSと関連付けられたそれぞれの電力バックオフとの間の任意の他の非ゼロの絶対差よりも小さい、第1のそれぞれの電力バックオフと第2のそれぞれの電力バックオフとの間の絶対差を含む。
アクセスポイントと第2の無線通信デバイスとの間の送信チャネルは、いくつかの実施形態によると、性能メトリックによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態において、グループ化基準は、性能メトリックしきい値よりも大きい性能メトリックを含み、性能メトリックしきい値は、第1のそれぞれの電力バックオフに基づく。
分類することは、いくつかの実施形態によると、第1のそれぞれの電力バックオフよりも低い新規の第1のそれぞれの電力バックオフと関連付けられた新規の第1のそれぞれのMCSを(第1の無線通信デバイスに対して)選択することをさらに含む。
いくつかの実施形態において、それぞれのMCSを(潜在的な第1の無線通信デバイスに対して)選択することは、
- 潜在的な第2の無線通信デバイスに対する1つまたは複数の既に選択された第2のそれぞれのMCS、および
- 選択されるべき第1のそれぞれの電力バックオフに基づいて潜在的な性能メトリックしきい値よりも大きい性能メトリック
のうちの少なくとも1つに基づいて、第1のそれぞれのMCSを選択することを含む。
第2の態様は、プログラム命令を含むコンピュータプログラムを有している、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である。コンピュータプログラムは、データ処理ユニットにロード可能であり、またコンピュータプログラムがデータ処理ユニットによって実行されるときに第1の態様による方法を実行させるように設定される。
第3の態様は、送信のために複数の無線通信デバイスをスケジューリングするための、アクセスポイントの装置である。本装置は、制御器を備え、本制御器は、複数の無線通信デバイスの各々に対する、それぞれの変調符号化方式(MCS)の選択(それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる)と、複数の無線通信デバイスの2つ以上のグループへの分類(各グループが最大サイズを有する)と、異なるそれぞれの送信リソース上での無線通信デバイスの2つ以上のグループの各々のスケジューリングとをさせるように設定される。
本制御器は、同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが同じグループに属するようにさせること、ならびに(最大サイズが上記グループでは達成されない場合)第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる場合には、同じグループに属するようにさせることによって分類をさせるように設定される。グループ化基準は、少なくとも第1のそれぞれの電力バックオフに基づく。
いくつかの実施形態において、本制御器は、2つ以上のグループのスケジューリングに従って、複数の無線通信デバイスへのデータの送信をさせるようにさらに設定される。
選択は、いくつかの実施形態において、セレクタ(例えば、選択回路、リンクアダプテーション回路)によって実施されてもよい。分類は、いくつかの実施形態において、ソータ(例えば、スケジューラ、スケジューリング回路)によって実施されてもよい。スケジューリングは、いくつかの実施形態において、スケジューラ(例えば、スケジューリング回路)によって実施されてもよい。送信は、いくつかの実施形態において、送信器(例えば、送信回路)によって実施されてもよい。
第4の態様は、送信のために複数の無線通信デバイスをスケジューリングするための、アクセスポイントの装置である。本装置は、複数の無線通信デバイスの各々に対して、それぞれの変調符号化方式(MCS)を選択するように設定される選択回路(それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる)と、複数の無線通信デバイスを2つ以上のグループに分類するように設定される分類回路(各グループが最大サイズを有する)と、異なるそれぞれの送信リソース上で無線通信デバイスの2つ以上のグループの各々をスケジューリングするように設定されるスケジューリング回路とを備える。
分類回路は、同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが同じグループに属するようにさせること、ならびに(最大サイズが上記グループでは達成されない場合)第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる場合には、同じグループに属するようにさせることによって分類するように設定される。グループ化基準は、少なくとも第1のそれぞれの電力バックオフに基づく。
第5の態様は、第3または第4の態様の装置を含むアクセスポイントである。
いくつかの実施形態において、上の態様のいずれかは、追加的に、他の態様のいずれかについて、上に説明されるような様々な機能のいずれかと同一の、またはそれに対応する機能を有し得る。
いくつかの実施形態の利点は、複数の無線通信デバイスの効率的なスケジューリングが提供されることである。効率は、例えば、以下の形のうちの1つまたは複数で現れる:
- 利用可能な送信ソースが、不必要に空のままにされない、
- ユーザが、可能なものよりも低い変調次数を使用することを不必要に強いられない、
- ユーザが、必要なものよりも大きい電力バックオフを使用することを不必要に強いられない。
さらなる目的、機能、および利点は、添付の図面に対してなされる参照と共に、実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるものとする。図面は、必ずしも縮尺通りではなく、むしろ、例示的な実施形態を示す際には強調される。
いくつかの実施形態が適用可能であり得る例示的なシナリオを示す概略図である。 いくつかの実施形態による例示的な方法ステップを示すフローチャートである。 いくつかの実施形態によるグループの例示的なスケジューリングを示す概略図である。 いくつかの実施形態による例示的な方法ステップを示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による例示的な装置を示す概略ブロック図である。 いくつかの実施形態による例示的なコンピュータ可読媒体を示す概略図である。
本開示の実施形態は、添付の図面を参照して以後より詳細に説明および例示されるものとする。しかしながら、本明細書に開示される解決策は、多くの異なる形態で実現され得、本明細書で明らかにされる実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。
以下において、複数の無線通信デバイス(本明細書では「ユーザ」および「STA」(Station(ステーション)の意)と同義に使用される)がダウンリンク送信のために効果的にスケジューリングされ得る実施形態が説明される。本実施形態は、典型的には、複数の無線通信デバイスにサーブするアクセスポイントによって実施される。
実施形態は、特に、OFDMAシステムにおいて適用可能であるが、実施形態は、異なるユーザが、異なる変調符号化方式(MCS)を有し得、少なくとも1つの送信リソースを共有し得る任意の多重アクセスシステムにおいても等しく適用可能であり得る。
一般的に、性能は、任意の好適な性能メトリックに従って定量化され得る。そのようなメトリックの例としては、限定されるものではないが、ビットエラーレート(BER)、ブロックエラーレート(BLER)、パケットエラーレート、信号対雑音比(SNR)、信号対干渉比(SIR)、信号対干渉対雑音比(SINR)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、参照信号受信電力(RSRP)、受信信号コード電力(RSCP)などが挙げられる。
また一般的に、およびいくつかの実施形態によると、送信は、ダウンリンク送信であってもよく、データは、ダウンリンクデータであってもよく、送信チャネルは、ダウンリンク送信チャネルを指してもよい。以下では、様々な実施形態を示すためにダウンリンク例が使用されるものとする。しかしながら、実施形態は、一般的には、他のマルチユーザスケジューリング状況にも適用可能である。
図1は、いくつかの実施形態が適用可能であり得る例示的なシナリオの概略図である。このシナリオでは、アクセスポイント100は、多重アクセス方式で(例えば、OFDMAを使用して)複数の無線通信デバイス110、120、130、140、150、および160にサーブする。リンクアダプテーションに起因して、無線通信デバイス110、120、130、140、150、および160のうちの1つまたはすべては、異なるMSCと関連付けられ得、そして異なるMCSは、上に説明されるように異なる電力バックオフと同様に関連付けられ得る。無線通信デバイス110、120、130、140、150、および160のスケジューリングに対する1つの手法は、複数の無線通信デバイスを2つ以上のグループに分類することであって、各グループ内のすべてのデバイスが同じMCSと関連付けられる、2つ以上のグループに分類すること、および各グループを別々の送信リソース上でスケジューリングすることである。しかしながら、そのような手法は、あるグループが1つまたは少数の無線通信デバイスしか含まない場合には、そのグループの送信リソースが完全には活用されない場合があるという点において非効率的であり得る。
図2は、いくつかの実施形態によるダウンリンク送信のために複数の無線通信デバイス(例えば、図1の無線通信デバイス110、120、130、140、150、および160)をスケジューリングする例示的な方法200を示す。本方法は、アクセスポイント(例えば、図1のアクセスポイント100)のためのものであり、またそれによって実施され得る。
ステップ210において、それぞれの変調符号化方式(MCS)が、複数の無線通信デバイスの各々に対して選択される。それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる。2つの異なるMCSが、同じまたは異なるそれぞれの電力バックオフと関連付けられてもよい。
ステップ220において、複数の無線通信デバイスは、2つ以上の(例えば、2つ、3つ、4つなど)グループに分類され、ステップ230において、無線通信デバイスの2つ以上のグループの各々は、異なるそれぞれの送信リソース上でスケジューリングされる。異なる送信リソースは、例えば、異なる時間リソース、異なる周波数リソース、および異なる空間リソースのうちの1つまたは複数を含み得る(例えば、アンテナダイバーシティ、多重入力多重出力(MIMO)技術、または同様のものによってもたらされる)。
任意選択のステップ240において、ダウンリンクデータは、2つ以上のグループのスケジューリングに従って、複数の無線通信デバイスに送信され得る。
図3は、いくつかの実施形態によるアクセスポイント(例えば、図1のアクセスポイント100)内のグループの例示的なスケジューリングの概略図である。この図は、送信リソースへの時間(t)-周波数(f)平面の分割を示す。この例では、各送信リソースは、周波数間隔381、382、383、384(例えば、OFDM内の副搬送波または副搬送波のセット)および/または時間間隔371、372、373(例えば、フレーム、サブフレームなど)によって規定される。例えば、周波数間隔および時間間隔によって規定される各送信リソースは、OFDM内のリソースユニット(RU)であってもよい。送信パケット301、302、303は、この例では時間間隔371、372、373の各々の間における送信のためにスケジューリングされる(図2のステップ230と比較)。
各送信パケット301、302、303は、異なる無線通信デバイス(例えば、図1の無線通信デバイス110、120、130、140、150、および160)向けのデータを含む。この目的のため、無線通信デバイスは、図4に関連して例示される様式で、まとめてグループ化されるか、または分類される(図2のステップ220と比較)。
図4は、複数の無線通信デバイスを2つ以上のグループに分類する例示的な方法420を示す。方法420は、例えば、図2のステップ220の部分として実施されてもよい。図4は、グループがステップ421によって示されるように連続して処理されるものとして示すが、これは決して限定ではないということに留意されたい。むしろ、グループへの分類は、いくつかの実施形態に従って任意の好適な順序で(例えば、すべてのグループについて並行して)実施されてもよい。
分類することは、同じ(第1の)それぞれのMCS、およびそれ故に同じ(第1の)それぞれの電力バックオフを有する(第1の)無線通信デバイスが、ステップ422によって示されるように同じグループに属するようにさせることを含む。
各グループは最大サイズを有する。最大サイズは、典型的には、グループがスケジューリングされるべき送信リソース(図2のステップ230と比較)に収容され得る送信されるべきダウンリンクデータの量に関して規定され得る(図3の301、302、303と比較)。したがって、複数の無線通信デバイスの各々が、送信されるべきダウンリンクデータの量と関連付けられる場合、グループの最大サイズは、そのグループに属するすべての無線通信デバイスと関連付けられたダウンリンクデータの総量が、送信リソースに収容され得るダウンリンクデータの量に等しいときに達成され得る。いくつかの実施形態において、グループは、そのグループの最大サイズが達成されるときに、フルと見なされ得る。いくつかの実施形態において、グループは、そのグループのダウンリンクデータの総量がグループの最大サイズよりも低いしきい値に達するときに、フルと見なされ得る。
ステップ423からのNパスによって示されるように、グループがフルでない場合、本方法は、ステップ424を継続する。ステップ423からのYパスによって示されるように、グループがフルである場合、本方法は、適切な場合には他のグループを処理するためにステップ421に戻る。
ステップ424において、グループ化基準が別の(第2の)無線通信デバイスについて満たされるかどうかが決定される。他の(第2の)無線通信デバイスは、別の(第2の)それぞれのMCS、および第1のそれぞれの電力バックオフよりも低い(または等しい)ことがある(第2の)それぞれの電力バックオフを有する。
グループ化基準が満たされると(ステップ424のYパス)、分類することは、ステップ425によって示されるように、他の(第2の)無線通信デバイスがそのグループに属するようにさせることを含む。次いで、本方法は、ステップ423に戻り、ここで、グループが現在フルであるか否かが決定される。
グループ化基準が満たされない場合(ステップ424のNパス)、本方法は、様々な実施形態に従って、以下の移行のうちの1つを実施することができる:
- 適切な場合に他のグループを処理するためにステップ421に戻る、
- グループ化基準がさらに別の無線通信デバイスについて満たされるかどうかを決定するためにステップ424に戻る、または
- ステップ426へと進む。
ステップ426への進行は、例えば、グループ化基準が複数の無線通信デバイスのいずれについても満たされない場合に適用可能であり得る。
ステップ426において、新規の(第1の)それぞれのMCSが、グループ内の(第1の)無線通信デバイスに対して選択される。新規のそれぞれのMCSは、以前の(第1の)それぞれの電力バックオフよりも低い新規の(第1の)それぞれの電力バックオフと関連付けられる。好ましくは、新規のそれぞれのMCSは、グループ化基準が、他の無線通信デバイスについて現在満たされるように選択され、この他の無線通信デバイスは、ステップ426の後にステップ425へと進む本方法によって示されるように、グループに追加され得る。
いくつかの実施形態において、ステップ426の原則は、図2の選択ステップ210において既に適用されている。次いで、(潜在的な第1の)無線通信デバイス(典型的には、高次変調と関連付けられるもの)に対するステップ210の選択は、以下のうちの少なくとも1つに基づく:
- (潜在的な第2の)無線通信デバイスに対する1つまたは複数の既に選択された(第2の)それぞれのMCS、および
- アクセスポイントと(潜在的な第2の)無線通信デバイスとの間のダウンリンク送信チャネルが、選択されるべき(第1の)それぞれの電力バックオフに基づいた潜在的な性能メトリックしきい値よりも大きいということを特徴とする性能メトリック。
したがって、それぞれのMCSは、グループ化基準が満たされるように、ステップ210(例えば、リンクアダプテーション)によって既に選択されていてもよい。
本明細書でさらに例示されるように、ステップ424のグループ化基準は、いくつかの基準のうちの1つ、またはいくつかの基準の任意の組合せを含み得る。一般的には、グループ化基準は、既にグループ内の無線通信デバイスの少なくとも(第1の)それぞれの電力バックオフに基づく。いくつかの実施形態において、グループ化基準はまた、アクセスポイントと第2の無線通信デバイスとの間のダウンリンク送信チャネルを特徴とする性能メトリックに基づいてもよい。
いくつかの実施形態において、グループ化基準は、第1のそれぞれの電力バックオフと複数の無線通信デバイスのいずれかのそれぞれのMCSと関連付けられたそれぞれの電力バックオフとの間の任意の他の非ゼロの絶対差よりも小さい、第1のそれぞれの電力バックオフと第2のそれぞれの電力バックオフとの間の絶対差を含み得る。したがって、これらの実施形態において、グループに追加される無線通信デバイスは、既にそのグループ内の無線通信デバイスに最も類似したそれぞれの電力バックオフを有するものである。
いくつかの実施形態において、グループ化基準は、性能メトリックしきい値よりも大きい性能メトリックを含み得、性能メトリックしきい値は、第1のそれぞれの電力バックオフに基づく。典型的には、これらの実施形態において、グループに追加される無線通信デバイスは、既にそのグループ内の無線通信デバイスのそれぞれの電力バックオフを取り扱うのに十分に良好なダウンリンクチャネルを有するものである。
性能メトリックは、チャネル品質、チャネル利得、信号対雑音比、信号対干渉比、信号対干渉対雑音比、チャネル品質インジケータ、パケットエラーレートなどを含むが、これらに限定されない、任意の好適なメトリックであってもよい。
図5は、ダウンリンク送信のために複数の無線通信デバイスをスケジューリングするための、いくつかの実施形態によるアクセスポイントの例示的な装置560を概略的に示す。例えば、装置560は、アクセスポイントに含まれ得、ならびに/または、図2および図4に関連して上に説明される方法ステップのうちの1つまたは複数を実施するように適合され得る。
例示的な装置560は、制御器(CNTRL)500を備える。さらには、装置560および/または制御器500は、セレクタ(SEL)510、ソータ(SORT)520、スケジューラ(SCH)550、および1つまたは複数の送信器(TX1、TX2)530、540のうちの1つまたは複数を備え得るか、または別途それらと関連付けられ得る。
制御器500は、複数の無線通信デバイスの各々に対する、それぞれの変調符号化方式(MCS)の選択(それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる)と、複数の無線通信デバイスの2つ以上のグループへの分類(各グループが最大サイズを有する)と、異なるそれぞれの送信リソース上での無線通信デバイスの2つ以上のグループの各々のスケジューリングをさせるように設定される(図2のステップ210、220、230と比較)。
制御器500はまた、2つ以上のグループのスケジューリングに従って、複数の無線通信デバイスへのダウンリンクデータの送信をさせるように設定され得る(図2のステップ240と比較)。
制御器500は、同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが同じグループに属するようにさせること、ならびに(最大サイズが上記グループでは達成されない場合)第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる場合には、同じグループに属するようにさせることによって分類をさせるように設定される(図4と比較)。
選択は、セレクタ510(例えば、選択回路、リンクアダプテーション回路、または同様のものを備え得る)によって実施されてもよい。分類は、ソータ520(例えば、分類回路を備え得る)によって、またはスケジューラ500(例えば、スケジューリング回路を備え得る)によって実施されてもよい。スケジューリングは、スケジューラ550(例えば、スケジューリング回路を備え得る)によって実施されてもよい。送信は、送信器530、540(例えば、送信回路を備え得る)によって実施されてもよい。
図3の例に戻り、無線通信デバイスが以下のようにMCS(またはむしろそれらの変調形式)と関連付けられると仮定する:110は256-QAMを使用し、120はQPSKを使用し、130は64-QAMを使用し、140は256-QAMを使用し、150はBPSKを使用し、160はBPSKを使用する。
先に述べたように、EVM要件に関連して電力バックオフを取り扱うために無線通信デバイスをスケジューリングする1つのやり方は、同じMCSを有する無線通信デバイスを一緒にグループ化することである。そのような手法は、この例では、256-QAM(110および140)のために1つ、64-QAM(130)のために1つ、QPSK(120)のために1つ、また160は大量のダウンリンクデータを有することからBPSK(150、160)のために2つという、5つのグループをもたらすことになる。これは、160を含むグループのパケットのみが送信容量を完全に利用することから、リソースの非効率的な使用をもたらすことになる。
いくつかの実施形態によると、より効率的な手法はまた、グループ化基準が満たされることを前提に、異なるMCSを有する無線通信デバイスを一緒にグループ化することである。
例えば、64-QAM(130)を使用する無線通信デバイスは、図3のパケット301に示されるように、256-QAM(110および140)を使用する無線通信デバイスと一緒にグループ化されてもよく、BPSK(150)を使用する無線通信デバイスは、図3のパケット302に示されるように、QPSK(120)を使用する無線通信デバイスと一緒にグループ化されてもよい。
後でさらに例示されるように、グループ化は、グループのすべてのメンバのEVM要件が、そのグループ内の最も高次の信号コンスタレーションによって課される電力バックオフの条件下で満たされることを確実にするために、ダウンリンクチャネル条件を考慮し得る。そのような手法は、追加的に、グループを満たすことを可能にするのに必要とされる場合に、グループ内の最も高次の信号コンスタレーションを調節することを含み得る。代替的に、グループ化は、ダウンリンクチャネル条件を考慮しなくてもよく、どの信号コンスタレーションが最も類似するかのみを考慮し得る。そのような手法において、グループのすべてのメンバのEVM要件が、そのグループ内の最も高次の信号コンスタレーションによって課される電力バックオフの条件下で満たされることが必ずしも確実にされなくてもよい。
本明細書に説明される様々な実施形態によると、アクセスポイントは、チャネル特性(例えば、チャネル利得)が知られているか否か、リンクアダプテーションが修正され得るか否か、および/または複数のアンテナが利用可能であるか否かに応じて、異なる挙動を適用してもよい。様々な実施形態のいくつかのさらなる説明的な例が、これより示される。
第1の例において、アクセスポイント(AP)におけるスケジューリングは、MCSおよびチャネル利得に基づいて行われ、2つのRUのみが、64-QAM(MCS5)変調パケット内で使用される。これは、2つのSTAのみが、このMCSをサポートするのに十分に良好なチャネル利得を有することが理由であり得る。別のSTAが存在する場合、そのチャネルは、16-QAM(MCS4、次に低いMCS)をサポートするのに必要とされるよりもはるかに良好であるが、64-QAM(MCS5)をサポートするのに十分に良好ではなく、APは、64-QAM(P64-QAM(MCS5)-P16-QAM(MCS4))に起因する過剰な電力バックオフが、16-QAM変調信号に害を及ぼす限り(すなわち、チャネル利得が電力バックオフを補償する限り)、64-QAM変調パケット上でこの16-QAM変調ユーザをスケジューリングすることができる。この例によると、異なるMCSを有するユーザは、電力バックオフ機序が性能を悪化させることなく同じパケット内でスケジューリングされ得、これが増大したRU使用比を結果としてもたらす。
第2の例において、BPSK(MCS0)は、1つのSTA(STA1)のために使用されることが意図される一方、64-QAM(MCS5)は、より好ましいチャネル条件を有する別のSTA(STA2)のためにスケジューリングされる。STA2のための受信成功に必要とされるバックオフを使用することが、STA1についてあまりに低い送信電力を引き起こすこと(およびSTA1のための受信成功を確実にするために小さいバックオフを使用することが、STA2についてあまりに高いEVM値を結果としてもたらすこと)が決定される場合、PAに対するバックオフの選択は、以下のように妥協策に基づいてもよい。まず、受信器電力について最も厳重な要件を有するSTA、すなわち、最小MCSを有するSTA(STA1)が考慮される。推定チャネル条件に基づいて、送信電力がこのSTAのために十分であることを確実にしながらどれくらいの追加のバックオフが使用され得るかが決定される。次いで、決定されたバックオフに基づいて、他のSTA(STA2)のためのMCSが選択される。この例では、STA1を考慮するときにPAを追加の2dBだけバックオフすることが可能であると仮定すると、これらの追加の2dBは、64-QAM(MCS5)がSTA2に対して使用することはできないが、16-QAM(MCS4)は可能であるということを結果としてもたらす。したがって、この例によると、異なるSTAのための共通のバックオフおよびMCSは、合同で最適化される。
第3の例において、APにおけるスケジューリングは、MCSのみを考慮しチャネル特性を考慮せずに行われる。すべてのRUが、256-QAM(MCS8)変調パケット内での送信のために使用されず、所与の時間においてサーブされるべきもう2つのSTA(BPSK(MCS0)変調されるものが1つ、64-QAM(MCS6)変調されるものが1つ)が存在する場合、APは、256-QAMパケット内でどのSTAを一緒にスケジューリングするかを決定するときに電力バックオフの差を考慮し得る。P256-QAM(MCS8)-PBPSK(MCS0)>P256-QAM(MCS8)-P64-QAM(MCS6)であるため、64-QAM(MCS6)変調されるSTAが、256-QAM(MCS8)変調パケット内での送信のために選択されるべきである。
第4の例において、STAのためのMCSを選択するためのAPのリンクアダプテーションアルゴリズムは、ACK/NACK統計情報(例えば、Minstrelで)などの従来のリンクパラメータだけでなく、他のSTAへ向けて送信するために現在使用されるMCSのセットも考慮する。例えば、リンクアダプテーションアルゴリズムが、任意の他のSTAのためにAPによって現在使用されていないMCSを出力する場合、APは、現在使用されているMCSのセットおよび/またはチャネル利得(第1の例で説明されるように)に基づいて異なるMCSを使用してもよい。APが変調64-QAM(MCS7)を有する2つのユーザにサーブし、リンクアダプテーションアルゴリズムが256-QAM(MCS8)を使用することを提案する別のユーザが存在する場合。この他のユーザが、2つの64-QAMユーザと一緒にスケジューリングされる場合、後者は、256-QAMに必要とされるより高いバックオフ電力によって害を及ぼされる場合がある。2つの64-QAM(MCS7)変調ユーザが共に、256-QAMに起因する過剰な電力バックオフを許容することができることが決定される場合、すべてのユーザが同じパケット内でスケジューリングされてもよく、256-QAMは、新規ユーザのために使用されてもよい(第1の例と比較)。64-QAM(MCS7)変調ユーザのうちの一方または両方が、256-QAMに起因する過剰な電力バックオフを許容することができないことが決定される場合、APは、すべてのユーザが同じパケット内でスケジューリングされ得るように、新規ユーザに対してより低い変調(例えば、64-QAM(MCS7))を選択することができる。
上に説明される例および実施形態の大半において、グループ同士の分離は、異なる時間で送信されるパケットに関するものであった。しかしながら、分離は、(代替的にまたは追加的に)他のやり方で達成されてもよい。
1つの例は、APが2つ以上のアンテナ、および2つ以上の送信器チェーン(例えば、MIMOおよび/または送信ダイバーシティ方式の他の形態をサポートするために)を有するときに適用可能であり、各送信器チェーンは、独立しており、かつ独自のPAを有し、送信器チェーンは、共通周波数ソース(PLLまたはXO)に時間および周波数が同期される。次いで、APは、別個の送信器チェーンに対する非常に異なるバックオフ要件で異なるRU割り当てを送信することを考慮し得、各送信器チェーンは、帯域幅の部分のみを送信する。この手法を使用することにより、各送信器チェーンに対して異なる電力バックオフを適用することが可能である。
説明された実施形態およびそれらの等価物は、ソフトウェアもしくはハードウェアまたはそれらの組合せで実現されてもよい。実施形態は、汎用回路によって実施されてもよい。汎用回路の例としては、デジタル信号プロセッサ(DSP)、中央処理ユニット(CPU)、コプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のプログラマブルハードウェアが挙げられる。代替的にまたは追加的に、実施形態は、特定用途向け集積回路(ASIC)などの特殊回路によって実施されてもよい。汎用回路および/または特殊回路は、例えば、アクセスポイント(例えば、ネットワークノード)などの装置と関連付けられ得るか、またはそれに含まれ得る。
実施形態は、本明細書に説明される実施形態のいずれかによる装置、回路、および/または論理を備える電子装置(アクセスポイントなど)に現れてもよい。代替的にまたは追加的には、電子装置(アクセスポイントなど)は、本明細書に説明される実施形態のいずれかによる方法を実施するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態によると、コンピュータプログラム製品は、例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)メモリ、プラグインカード、埋め込み型ドライブ、またはリードオンリメモリ(ROM)などのコンピュータ可読媒体を備える。図6は、コンパクトディスク(CD)ROM600の形態にある例示的なコンピュータ可読媒体を示す。コンピュータ可読媒体には、プログラム命令を含むコンピュータプログラムが格納されている。コンピュータプログラムは、例えばアクセスポイント610として含まれ得るデータプロセッサ(PROC)629内にロード可能である。データ処理ユニット内へロードされるとき、コンピュータプログラムは、データ処理ユニットと関連付けられた、またはそれに含まれるメモリ(MEM)630に格納されてもよい。いくつかの実施形態によると、コンピュータプログラムは、データ処理ユニット内へロードされ、それにより実行されるとき、例えば、図2および図4に示される方法のいずれかによる方法ステップを実行させ得る。
本明細書では様々な実施形態に対して参照がなされている。しかしながら、当業者は、特許請求項の範囲内に依然として入る、説明された実施形態に対する多数の変形を認識するものとする。例えば、本明細書に説明される方法実施形態は、特定の順序で実施されるステップにより例示的な方法を開示する。しかしながら、これらの一連の事象は、特許請求項の範囲から逸脱することなく別の順序で起こってもよいことが認識される。さらには、いくつかの方法ステップは、それらが連続して実施されるものとして説明されていたとしても、並行して実施されてもよい。
同じ様式で、実施形態の説明において、特定のユニットへの機能ブロックの区分は、限定することを決して意図しないことに留意されたい。対照的に、これらの区分は、単なる例である。1つのユニットとして本明細書に説明される機能ブロックは、2つ以上のユニットへと分けられてもよい。さらには、2つ以上のユニットとして実装されると本明細書に説明される機能ブロックは、より少ない(例えば、単一の)ユニットに合併されてもよい。
したがって、説明された実施形態の詳細は、説明の目的のために持ち出された単なる例であるということ、および特許請求項の範囲内に入るすべての変形がその中に包含されることが意図されるということを理解されたい。

Claims (16)

  1. 送信のために複数の無線通信デバイス(110、120、130、140、150、160)をスケジューリングする、アクセスポイント(100)のための方法であって、
    前記複数の無線通信デバイスの各々に対して、それぞれの変調符号化方式(MCS:modulation and coding scheme)を選択すること(210)であって、前記それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる、それぞれの変調符号化方式(MCS)を選択すること(210)と、
    前記複数の無線通信デバイスを2つ以上のグループに分類すること(220;420)であって、各グループが、最大サイズを有し、分類することが、
    同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが同じグループに属するようにさせること(422)、ならびに
    前記最大サイズが、前記グループでは達成されない(423)場合、第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる(424)場合には前記グループに属するようにさせること(425)であって、前記グループ化基準が、少なくとも前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づく、前記グループに属するようにさせること(425)
    を含む、2つ以上のグループに分類すること(220;420)と、
    異なるそれぞれの送信リソース(371、372、373)上で無線通信デバイスの前記2つ以上のグループの各々をスケジューリングすること(230)と
    を含む、方法。
  2. 前記異なる送信リソースが、異なる時間リソース、異なる周波数リソース、および異なる空間リソースのうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記グループ化基準が、前記第1のそれぞれの電力バックオフと前記複数の無線通信デバイスのいずれかのそれぞれのMCSと関連付けられたそれぞれの電力バックオフとの間の任意の他の非ゼロの絶対差よりも小さい、前記第1のそれぞれの電力バックオフと前記第2のそれぞれの電力バックオフとの間の絶対差を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記アクセスポイントと前記第2の無線通信デバイスとの間の送信チャネルが、性能メトリックによって特徴付けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記グループ化基準が、性能メトリックしきい値よりも大きい前記性能メトリックを含み、前記性能メトリックしきい値が、前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づく、請求項4に記載の方法。
  6. 前記分類すること(220)が、前記第1の無線通信デバイスに対して、前記第1のそれぞれの電力バックオフよりも低い新規の第1のそれぞれの電力バックオフと関連付けられた新規の第1のそれぞれのMCSを選択すること(426)をさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記それぞれのMCSを選択することが、潜在的な第1の無線通信デバイスに対して、
    - 潜在的な第2の無線通信デバイスに対して1つまたは複数の既に選択された第2のそれぞれのMCS、および
    - 選択されるべき前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づいて潜在的な性能メトリックしきい値よりも大きい前記性能メトリック
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記第1のそれぞれのMCSを選択することを含む、請求項4または5に記載の方法。
  8. プログラム命令を含むコンピュータプログラであって、前記コンピュータプログラムが、データ処理ユニットにロード可能であり、また前記コンピュータプログラムが前記データ処理ユニットによって実行されるときに請求項1から7のいずれか一項に記載の方法を実行させるように設定される、コンピュータプログラ
  9. 送信のために複数の無線通信デバイスをスケジューリングするための、アクセスポイントの装置であって、前記装置が、制御器(500)を備え、前記制御器(500)が、
    前記複数の無線通信デバイスの各々に対するそれぞれの変調符号化方式(MCS)の選択であって、前記それぞれのMCSの各々が、それぞれの電力バックオフと関連付けられる、選択と、
    前記複数の無線通信デバイスの、2つ以上のグループへの分類であって、各グループが、最大サイズを有し、前記制御器が、
    同じ第1のそれぞれのMCSおよび同じ第1のそれぞれの電力バックオフを有する第1の無線通信デバイスが、同じグループに属するようにさせること、ならびに
    前記最大サイズが、前記グループでは達成されない場合、第2のそれぞれのMCSおよび第2のそれぞれの電力バックオフを有する第2の無線通信デバイスが、グループ化基準が満たされる場合には前記グループに属するようにさせることであって、前記グループ化基準が、少なくとも前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づく、前記グループに属するようにさせることによって、前記分類をさせるように設定される、2つ以上のグループへの分類と、
    異なるそれぞれの送信リソース上での無線通信デバイスの前記2つ以上のグループの各々のスケジューリングと、をさせるように設定される、装置。
  10. 前記異なる送信リソースが、異なる時間リソース、異なる周波数リソース、および異なる空間リソースのうちの1つまたは複数を含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記グループ化基準が、前記第1のそれぞれの電力バックオフと前記複数の無線通信デバイスのいずれかのそれぞれのMCSと関連付けられたそれぞれの電力バックオフとの間の任意の他の非ゼロの絶対差よりも小さい、前記第1のそれぞれの電力バックオフと前記第2のそれぞれの電力バックオフとの間の絶対差を含む、請求項9または10に記載の装置。
  12. 前記アクセスポイントと前記第2の無線通信デバイスとの間の送信チャネルが、性能メトリックによって特徴付けられる、請求項9から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記グループ化基準が、性能メトリックしきい値よりも大きい前記性能メトリックを含み、前記性能メトリックしきい値が、前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づく、請求項12に記載の装置。
  14. 前記制御器が、前記第1の無線通信デバイスに対して、前記第1のそれぞれの電力バックオフよりも低い新規の第1のそれぞれの電力バックオフと関連付けられた新規の第1のそれぞれのMCSの選択をさせることによって、前記分類をさせるようにさらに設定される、請求項12または13に記載の装置。
  15. 前記制御器が、潜在的な第1の無線通信デバイスに対して、
    - 潜在的な第2の無線通信デバイスに対する1つまたは複数の既に選択された第2のそれぞれのMCS、および
    - 選択されるべき潜在的な前記第1のそれぞれの電力バックオフに基づいて潜在的な性能メトリックしきい値よりも大きい前記性能メトリック
    のうちの少なくとも1つに基づいた、潜在的な前記第1のそれぞれのMCSの選択をさせることによって、前記それぞれのMCSの選択をさせるように適合される、請求項12から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 請求項9から15のいずれか一項に記載の装置を含むアクセスポイント。
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